JP2525691B2 - 粉末状被覆材料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビン(「d」) - Google Patents

粉末状被覆材料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビン(「d」)

Info

Publication number
JP2525691B2
JP2525691B2 JP2509726A JP50972690A JP2525691B2 JP 2525691 B2 JP2525691 B2 JP 2525691B2 JP 2509726 A JP2509726 A JP 2509726A JP 50972690 A JP50972690 A JP 50972690A JP 2525691 B2 JP2525691 B2 JP 2525691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cabin
nozzle
cleaning
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2509726A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05500324A (ja
Inventor
ピンゲル,ヨアヒム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FARB TEC BESCHICHTUNG
Original Assignee
FARB TEC BESCHICHTUNG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FARB TEC BESCHICHTUNG filed Critical FARB TEC BESCHICHTUNG
Publication of JPH05500324A publication Critical patent/JPH05500324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525691B2 publication Critical patent/JP2525691B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/43Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by filtering the air charged with excess material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/43Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by filtering the air charged with excess material
    • B05B14/435Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by filtering the air charged with excess material with means for cleaning the filters by gas flow, e.g. blasts of air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/90Spray booths comprising conveying means for moving objects or other work to be sprayed in and out of the booth, e.g. through the booth
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/07Hoods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S55/00Gas separation
    • Y10S55/46Spray booths

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも1つの面状フィルタを含む、キ
ャビンから周囲環境へ導くべき粉末を含有する空気のろ
過のためのフィルタ配列と、この面状フィルタのための
クリーニング装置とを有し、クリーニング装置と面状フ
ィルタとの間に相対運動が起こるような、粉末状被覆材
料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビンに関
する。
元来、一般的であるフィルタクリーニング構成は機械
的手段(振動させること)又は圧力インパルス(フィル
タが固定しており且つノズルが固定している場合)によ
って動作していたが、清掃の程度に関しては満足できる
ものではなく、特に、敏感なフィルタに対する機械的な
ストレスが大きすぎた。これに対し、上記の種類のフィ
ルタ配列が開発されており、その場合、通常はノズルの
形態をとるクリーニング手段が移動し、フィルタは固定
している(ドイツ公開特許公報第3500005号)か、又は
フィルタが移動し、ノズルは固定しているかのいずれか
である。従来のフィルタクリーニング装置の主要な目的
は、動作中にフィルタを機能させた状態のままで清掃す
ること、すなわち、フィルタを再生することである。色
を変更するとき、特に色調に大きな相違があるときに
は、フィルタを全部交換しなければならない。
一般的に、ノズルに関しては2つのシステム、すなわ
ち、清浄空気の側から、従って、フィルタのキャビン内
部空間に向いていない裏側からフィルタを通して圧縮空
気を吹付ける構成(ドイツ公開特許公報第3318043号)
と、キャビン内部空間から、従って、「ほこり」の側か
ら吹込み空気によって動作される構成(ドイツ特許第30
23044号)とがある。
面状フィルタは、構成の大きさと比べてフィルタ面が
広いためにより高い分離効率が可能であるパトローネフ
ィルタに対して、相対的に安価に製造でき且つ色変更に
際して非常にすばやくフィルタを交換できる(たとえ
ば、縫い合わせフェルトフィルタの場合のマジックテー
プ留め)という利点を有し、そのため、部品の中程度の
広さの領域又は狭い領域を被覆すべきである場合には特
に有利である。有効性と、特にそのコストの有利さによ
って、様々な適用目的について種々の面状フィルタ構
造、すなわち、中でも紙フィルタ,布フィルタ,鉱物フ
ィルタ,金属フィルタ,さらには、プラスチックフィル
タが知られている。
紙フィルタや、鋭敏な布フィルタの場合の重大な問題
は、破損のおそれがあることから、クリーニング用ノズ
ルとフィルタ面とを機械的に接触させてはならないとい
う点である。そのために、このようなフィルタにおいて
は、ノズルをフィルタ面から離して移動させければなら
ない。従って、離れて通過するときに、色変更の際に必
要となるようなフィルタ面の100パーセントの清掃を行
うのは不可能である。さらに、たいていの場合、フィル
タの機械的支持構造はノズルクリーニングには妨げとな
っている。従って、先に示唆したように、比較的頻繁に
必要になると思われるキャビンの不可欠な色変更に際し
ては、そのようなフィルタを全て交換しなければならな
い。これに対し、通常の布フィルタではノズル面とフィ
ルタ面は接触しても良いので、効率は向上するのである
が、機械的妨害/汚損によってフィルタはごく簡単に汚
れてしまう。その上に、機械的摩耗の結果、糸くずが形
成されるので、クリーニング後、できる限り再利用すべ
きである粉末材料から別の作業工程によって、そのよう
な糸くずを取り除かなければならない。
このような公知の紙フィルタ及び布フィルタの欠点を
除くために、特に、色を変更するたびにフィルタの交換
が不可欠であるという欠点を回避するために、プラスチ
ックフィルタを適用する機会が多くなっている。ところ
が、プラスチックフィルタは、上述のようなノズルシス
テムと組み合わせると、一方では、フィルタ面から離れ
て案内されるノズルが必要とされる十分な清掃を行え
ず、これに対し、フィルタ表面に沿ってすべってゆくノ
ズルは時がたつにつれてプラスチックフィルタを汚損
し、特にすり減らしてしまうという理由により、ごく限
られた時間しか使用できない。この問題は、プラスチッ
クフィルタを−静力学的観点から−その強度を増すため
にキャビン側に波形の表面を有するように構成した場合
に、さらに重大なものとなる。
このようなプラスチックフィルタは一般にフィルタパ
ックとして取り付けられており、圧力インパルスによっ
て清掃される。そのため、隣接するフィルタ部分に除去
された粉末材料が当たるので、色を変更するときに必要
であるような所期の清掃は全く不可能である。
従って、本発明の基礎を成す課題は、冒頭に述べた種
類のキャビンの経済性を向上させるために、様々に異な
る種類の面状フィルタに対して普遍的に適用でき且つ色
を変更するときのフィルタ交換を回避するという目的を
もって十分に高い清掃効率を示す面状フィルタクリーニ
ング装置を提供することである。
本発明によれば、この課題は、面状フィルタの背面が
多数の互いに密封されたセル状セグメントに分割されて
おり、それらのセグメントには、フィルタの背面に対向
し、それぞれ少なくとも1つのセグメントに圧力を加え
る圧縮空気ノズルが少なくとも1つ関連配置されている
ことと、それらの圧縮空気ノズルはセグメントの領域全
体にわたって移動自在であるように配置されていること
により解決される。その場合、セグメントは所定の図式
に従って配列されているのが特に好ましい。
本発明に従って解決方法により、ほぼ平坦な配列のフ
ィルタをその表面の性質とは無関係に、すなわち、フィ
ルタ表面がその材料に関して特に鋭敏である否か、平坦
であるか又は波形であるか、有効フィルタ面を拡大する
ために波形形状、のこぎり歯形状又はその他の交互に現
れる形状を有しているか否かなどとは関係なく清掃する
ことができる。従って、セル状構成のクリーニング装置
を背面側に配置することにより、フィルタ表面に対する
クリーニング装置の相対運動に関する不均等又は他の何
らかの平面からの幾何学的偏差−それが構成上のもので
あれ、材料に起因するものであれ−を、フィルタの背後
の空間が多数の吸込みセルに分割されており、そこに、
クリーニング装置の動きに対する「静止平面」が得られ
るために補償できるのである。設定される課題ごと又は
所望のクリーニング効果ごとに、フィルタ表面の比較的
狭い部分をねらって圧力を加えることが可能でり、その
場合、個々のセルをそれぞれ取り囲むことができる枠状
の壁を利用した分割によって、さらにフィルタ面の機械
的支持が得られる。フィルタについて絶えず最適の有効
性を達成できるように、被覆工程を通して継続的にフィ
ルタの清掃を行うことができると特に有利である。所定
の図式に従ったセグメントの好ましい配列によりプログ
ラム制御が可能になり、また、被覆工程の間に、クリー
ニング用ノズルを圧縮空気を与えるべきセルの中の1つ
から隣接するセルへと連続して段階的に移動させること
ができる。連続するプロセスの中で、フィルタの吸込み
開口をも同時に形成するノズル用開口の大きさと配置が
ノズルのクリーニングインパルスの持続時間/長さを決
定する。
本発明は、構成の上で特に意義ある点として、ノズル
に、ノズルと共に移動自在であり、ノズルにより圧力を
加えられるセグメントをその他のセグメントに対して密
封する密閉カバー手段が関連配置されることにより実現
される。これにより、面状フィルタのクリーニング装置
は常にセル状セグメントの中の1つのみを自動的に覆
い、このセグメントの清掃時間中もキャビンは総じて動
作を続けられることが保証されるのである。
本発明の特に好ましい構成では、セル状セグメントは
圧縮空気ノズルのため、従って、特にノズルと共に動く
カバー手段のためのその開口の縁部で平面を規定してい
るべきであり、これにより、ノズルは、先に述べた、好
ましくは自動制御される移動プロセスの中で、フィルタ
面が全体として平坦であるか、又は何らかの起伏、湾
曲、交互に現れる輪郭形状の変化、あるいはフィルタの
拡張及び/又は他の何らかの手段でフィルタの機能改善
に役立つ、平面からは外れた形状を有する構成であるか
にかかわらず、フィルタの背面に作用することができ
る。言いかえれば、個々のセルの深さは互いにばらつい
ていても良く、開口を平面に配列することにより、クリ
ーニングノズルの動きに対してフィルタ表面の平坦さが
欠けていたとしても、それは補償される。
被覆用キャビンでは面状フィルタは、通常、垂直に配
置されるのであるが、その場合、セル状セグメントを垂
直又は水平の列又は行として配列すると特に好都合であ
り、そして、面状フィルタの高さと、所定の圧力関係に
従って、ノズルによりフィルタの高さ全体にわたり圧力
を加えることができるが、あるいは少なくともいくつか
の部分に細分して、垂直方向に、隣接する垂直の列に続
いてさらに走ってゆくまでノズルをそれらの部分に順次
向けてゆくことも可能である。
しかし、本発明は垂直の面状フィルタと組み合わせて
実現可能であるばかりでなく、他の任意の位置をとるこ
のようなフィルタ、たとえば、水平に配列された固定底
部面状フィルタと組み合わせても実現可能である。その
場合、キャビンは少なくとも一部が水平線に対して傾斜
して構成することができる底部フィルタを有していると
特に有利である。このようにすると、除去された粉末を
重力の作用によってそれぞれより低い位置にある場所へ
移送することができ、その場所には、粉末をキャビンの
外へ排出するために溝通路又は導管を設けて、粉末を受
け取れば良い。このとき、たとえば、底部フィルタを、
中心軸から外方へ屋根形に傾斜するフィルタ部分から形
成することが可能であり、清掃時には余分の粉末はそれ
らのフィルタ部分に沿って重力の作用により容易に外方
へすべってゆき、縁部領域で集中して回収された後、排
出される。そこで、キャビンは二重吸込み通路配列を具
備していると特に好都合であり、特定の好ましい実施形
態によれば、その吸込み通路配列は、キャビンの底部か
らキャビンの双方の垂直壁へ移行する領域にそれぞれ1
つの二重吸込み溝通路を含む。この場合、屋根形に傾斜
している底部フィルタから外方へ吹払われた又は運び出
された粉末材料を、垂直のフィルタから落下してくる粉
末と共に、キャビンのその他の吸込み系とは無関係に、
機能の上でほとんど妨げとならない側方の回収領域に直
接、集中して回収することができる。その一方で、その
ような二重吸込み系を設けずに、少なくとも一部が傾斜
している底部フィルタに少なくとも1つの粉末回収用溝
通路を形成することも可能であり、その溝通路は、キャ
ビンの構造に応じて又は粉末運び出しに関するその他の
便宜を考慮して、側壁に近い縁部領域にあっても良く、
底部フィルタの中央領域にあっても良い。いずれの場合
にも、底部フィルタには、そのような溝通路に向かって
傾斜する対応する領域が形成されており、溝通路におけ
る運び出しは送り出し方向に傾斜する溝通路−流体底部
により又は機械的搬送部材により実施可能である。言い
かえれば、これにより、フィルタから落下した粉末材料
又はこの目的に適する特別の装置によって除去された粉
末材料を排出し、たとえば、外部粉末容器の形態をとる
受け入れ装置へ、粉末のキャビン内部空間への堆積/沈
着の危険なく供給することが可能なのである。このよう
な二重吸込み系又は溝通路搬送系のもう1つの、著しい
利点は、あらゆるフィルタユニットに対して唯一つの中
央粉末容器を必要とするだけであるということにある。
そのため、複数のキャビンユニットを1列に配置した場
合でも、唯一つの粉末容器があれば十分である。
本発明の別の発展構成によれば、垂直の面状フィルタ
をほぼ平坦である主面と、その縁部から屈曲してキャビ
ン空間の中へ延出する2つの隣接面とを有するU字形に
配置されたフィルタとして構成することが可能である
が、ここでは、フィルタ平面の配置について、たとえば
V字形又は湾曲配置などの他の幾何学的形態をも考慮す
る。この実施例から、本発明によるクリーニング装置の
重要な利点が明白になる。すなわち、互いに角度を成し
て位置する、すなわち、共通の平面には延在していない
フィルタ面を背面側のセルによってクリーニング器具の
移動平面に関して機能の上では平坦に形成することが可
能になるのであり、そのため、クリーニング器具は直線
状に動くだけで良く、何らかの任意の曲線又はその他の
軌道に沿った運動を行う必要はなく、同時に、フィルタ
面の大きさを総体的に著しく増加させることができる。
このようなU字形に形成されたフィルタの場合、たとえ
ば、対称平面に関して、それぞれの側に1つずつ、合わ
せて2つのノズルを配置すると好都合であるが、それら
のノズルに対して1つの共通する駆動装置を設ければ良
い。同時に、Uフィルタの下方に、吹き払われた粉末が
直接に落下できる粉末容器を取り付けることが可能にな
る。
先に示唆した通り、ノズル−クリーニング装置を背面
側に置くことにより、幾何学的形状を様々に変えるとい
う手段で、清掃に関する問題を生じさせるおそれなく、
有効フィルタ面を大きく拡大することが可能である。そ
こで、面状フィルタは波形、あるいは交互にU字形又は
V字形の現れる形状、又はそれに類する形状の表面を有
するように形成できる。ここで、当然のことながら、フ
ィルタ面を有効に拡大するのに寄与する別の幾何学的形
状も考えられるが、それらについては詳細に挙げない。
ある1つのセルセグメントの清掃中に隣接するセグメ
ントの機能が何らかの原因で、たとえば、特にセルが垂
直に向いている場合に圧力ノズルによって吹き飛ばされ
た粉末がちょっど清掃したばかりの、既に再び通常動作
機能を果している隣接セグメントに吸い込まれてしまう
ことより害を受けるという事態を阻止するために、ノズ
ルに関連配置されているカバーは1つ又は複数のセルセ
グメントをあわせて覆うことができる。
前述のように、本発明による背面側のノズル構造を使
用してキャビンの稼働中に面状フィルタの清掃を継続し
て行うことができるが、その一方で、この装置を色変更
などに際してのキャビン壁面の清掃中に動作させること
も可能であるのは言うまでもない。そこで、キャビン
は、本発明による装置に加えて、キャビンの壁に付着し
ている粉末を機械的にかき落とす機械的クリーニング要
素、特に、スクレーパ要素、スクレーパリップ、ブラシ
などを有し、キャビンの内部空間を通って移動自在であ
るクリーニング装置を具備することができる。それらの
要素はある程度の弾性を有し且つフィルタの場合と同じ
ように、キャビンの壁に付着している粉末を機械的にか
き落とすように作用するのが好都合であり、その粉末は
空気の流れと共に吸い込むことによってキャビンの外へ
搬送できるので、考えうるあらゆる手動操作補助装置を
利用してキャビンを清掃する必要はもはやないのであ
る。そのようなクリーニング装置はそれと一体である吸
込み構成を具備していると非常に好都合である。特にこ
のような構成において、クリーニング装置と圧縮空気ノ
ズルとを互いに同期して、清掃すべきフィルタ面の全面
にわたって移動自在であるように配置すると、除去した
粉末を、場合によっては付加的な二重吸込み通路系を介
して、共通の粉末容器の中へ集中して導く、すなわち、
回収することができる。
総じて、本発明は、稼働中及び/又は色変更時にフィ
ルタを継続的に且つ徹底的に清掃することが可能であ
り、セルシステムと比べてフィルタを迅速に容易に交換
できるように配置すべきであるようなクリーニング装置
を企図している。当然のことながら、本発明によるクリ
ーニング装置の適用目的は、使用されるフィルタ材料
と、経済性を考慮した上でのフィルタの再生と、色交換
時のフィルタ交換を不要にするという意味での完全清掃
である。従って、色調の数が少ないときにはフィルタを
交換するほうが経済的であるということができ、たとえ
ば、きわめて差の激しい色調に対しては圧縮空気だけで
は全く十分には清掃されないと思われる縫い合わせフェ
ルトフィルタなどが使用される。
本発明のその他の利点及び実施形態又は実施可能性
は、概略図面に図示されている実施例についての以下の
説明から明らかになる。図面中、 図1は、U字形面状フィルタに対応する本発明による
圧縮空気ノズル構造を有し、ノズルに対する圧力受けセ
グメントが水平に並んでいるような断続動作用の粉末被
覆キャビンをキャビンカバーを取り外した状態で示す平
面図、 図2は、図1のII-IIに沿ったキャビンの横断面図、 図3は、図1のIII-III断面図、 図4は、平坦なフィルタと共に圧縮空気ノズル構造を
詳細に示す図3のIV-IV拡大断面図、 図5は、ノズルの変形構成と、交互に現れるV字形の
形状を有する拡張されたフィルタ面を有する面状フィル
タとを示す図4に類似した横断面、 図6は、圧力受けセグメントが垂直に並んでいる平坦
な面状フィルタと、底部フィルタと、二重吸込み通路と
を有する連続動作形キャビン(継続稼働)のための本発
明の変形実施例形態を示す図、 図7は、キャビンの内部空間を通って移動自在である
(図6には示されていない)キャビンクリーニング装置
をさらに組み合わせて示す図6のVII-VIIに沿った拡大
詳細断面図、 図8は、さらに別の変形セル配列を伴うキャビンの側
断面図、 図9は、中央粉末用溝通路を有する、図6に示した実
施形態の変形例を示す図である。
図1から図3に示す粉末被覆のためのキャビン1はキ
ャビン内部空間10を規定している。このキャビン内部空
間10は、それぞれ安定した壁材料、特に、プラスチッ
ク、薄板金、好ましくは高級鋼薄板などの材料から成る
複数のキャビンカバー16を含む壁11によって密封状態で
包囲されている。ここでは、手動操作被覆用キャビン、
すなわち、工作物の不連続な移動を伴うキャビンとして
構成されているキャビン1は、キャビン底部14の下方に
設けられた固定支持フレーム12に載置されており、キャ
ビンの前面には、キャビン内部空間に挿入された対象物
を、ここでは図を見やすくするために被覆すべき対象物
自体と同じようにほとんど図示されてはいない従来のス
プレーガンによって被覆するときに利用する開口13が設
けられている。キャビン1の背面にはフィルタ2の配列
を含むフィルターハウジング部があり、ここでは、フィ
ルタの配列は、複数個のパトロールフィルタ21を含む後
置フィルタ手段を有する平面フィルタ22として設けられ
ている。余分の被覆材料、すなわち、被覆すべき工作物
の表面に付着していない被覆材料を平面フィルタ22まで
送り出すために、フィルタ配列2は、パトローネフィル
タ21に付属する通路系501を有する吸込み送風器50を含
む吸込み装置5と接続している。吸い込まれて、フィル
タ22及び21の中又はその表面で余分の粉末を除去された
空気を周囲空気に放出することができる。フィルタで分
離された粉末のために粉末受け6が設けられており、こ
こでは、粉末受けは、詳細には図示されていないろ過装
置及び粉末をスプレーガンに供給するためのインゼクタ
を有し、平面フィルタ22でできた粉末を粉末供給部へ戻
すことにより回収する働きをする粉末受け取り容器62
と、後清掃用パトローネフィルタ21の下方の粉末回収タ
ンク61とを含む。この回収タンク61はごみ容器を形成す
ることができる。
本発明の基本的な思想は、矢印Rにより指示する平面
フィルタ22の背面に配置され、一般に、ここでは2本の
圧力ノズル71を含めた圧力ノズル装置を、一様に構成さ
れる圧力受けセグメント72のセル状配列と組み合わせて
含むクリーニング装置7を形成することである。外方に
向かっては閉鎖されている個々のセグメント72は、この
実施例では水平に配列しており、ノズル71に対応する開
口721を有すると共に、互いにセグメント壁722により密
閉されている。開口721の外でも、これらのセグメント
は同様に密閉壁を具備している。2本の圧力ノズル71は
共に高さを調整自在であるので、個々のセグメント72に
順次段階的に圧力を加えてゆき、それにより、平面フィ
ルタ22を通常のフィルタ方向とは逆にキャビン空間の中
へ向かって清掃することができる。ノズル71による圧力
を受けないセグメント72は通常通りに動作する。すなわ
ち、それらのセグメントは吸込み送風機50により発生さ
れる負圧の作用を受けている。これにより、フィルタ22
を通った空気は後清掃のためにパトローネフィルタ21に
吸い込まれ、そこから残留粉末は粉末受け6に入り、清
浄な排気が周囲に出ることになる。
特に図1と図2を併せて見ると明らかであるように、
平面フィルタはU字形に形成されており、主平面221又
はその縁部222から隣接平面223がキャビン空間10へ延出
している。この隣接平面223によって、フィルタ22の有
効面は相当に広くなる。ノズル71によりフィルタ22の背
面に吹付けられる圧縮空気のことを考慮して、フィルタ
の背面全体に一様な流れ関係、従って、一様な圧力関係
を発生させるために、セルは、図示するように、ノズル
からの距離が増すにつれて細くなる流動に好都合な横断
面をもって構成されており、それにより、フィルタにお
ける流れ速度は均一になる。
この実施例から認められるように、本発明によるクリ
ーニング器具を利用すると、粉末被覆工程の間に面状フ
ィルタを継続して一様に清掃でき、それにより、フィル
タの効率の向上を達成できるばかりでなく、構成の上で
容易に清掃可能である屈曲したフィルタ拡張面によって
フィルタ面の拡張をも同時に得ることができるのであ
る。言いかえれば、クリーニングノズル71の動きに関す
る限り、フィルタの屈曲した部分も図示されているキャ
ビン形状によって清掃機能については「平坦」に形成さ
れているのと同じであり、クリーニング器具は曲線状の
動き又は他の何らかの折れ曲がる動きをする必要はな
く、全く直線的に動くことができる。
このような実施形態のもう1つの利点は、粉末容器62
を面状フィルタ22のすぐ下方に配置でき、そのため、清
掃時にキャビン空間10の中へ押し戻された粉末は粉末容
器62へ直接落下できるということである。図示する通
り、この容器は相応して円錐形に形成されているので、
粉末はその最も深い場所に堆積し、そこから適切に排出
して、スプレーガンへ直接に供給することも容易な構成
によって実現できるのである。
図4は、ノズル用開口の周囲にカバー73が形成されて
おり、セグメント72の背面に沿って移動する圧力ノズル
71の機能を詳細に示す。セグメント72に開口721が設け
られており、セグメント72は互いにセグメント壁722に
よって密封されているので、セグメントはほぼ閉鎖さ
れ、ノズルに対しては開いているが、前面は面状フィル
タ22により覆われているセルを形成する。圧力ノズル71
が圧力を加えているとき、ノズル用開口を取り囲むカバ
ー73によって少なくとも1つのセグメント72がそれぞれ
完全に密閉されるため、そのセグメントでは、吸込み送
風機50により発生される負圧は作用せず、空気がフィル
タ22に吹付け、フィルタの表面やその内部に付着してい
る粉末をキャビン空間の中へ一掃する。
開口を有するセグメント壁721により規定される平面
に対して圧力ノズル71を固定位置決めすることが不可欠
であり、ばね711がその働きをする。
図から明らかであるが、壁722は安定したフレームシ
ステム又はフレーム機構を形成し、フィルタの支持に大
きく貢献している。
図5からは、図4と比べて、二通りの意味で異なって
いるノズルシステムの実施形態、すなわち、クリーニン
グ圧力が低い場合に適するノズル71を有する実施形態が
認められ、このノズル71は、その時点で圧力を加えるべ
きセグメントの両側に位置するセグメントをその開口72
1をもあわせて覆うように、著しく広いカバー73によっ
て取り囲まれている。このようにすると、その時点で清
掃すべきセグメントに隣接する2つの(カバー73の大き
さによっては3つ以上の)セグメントに吸込み送風機の
作用が及ばなくなり、実質的に圧力を受けない状態とな
る。そこで、比較的低い圧力の下でキャビン空間に排除
された粉末が直ちに隣接するセグメントに再び吸い取ら
れるということは確実になくなり、従って、実施された
ばかりの清掃工程を少なくとも部分的に無効にしてしま
うようなこともない。セグメント72が水平に配列してい
る場合、圧力ノズル71を上から下へ走らせれば、粉末は
重力の作用によりいずれにせよ下方へ落下してゆき、場
合によっては隣接する、次に清掃すべきセグメントの領
域に達するだけであるので、この問題は決定的な意味を
もたないが、図5に示すような、隣接するセグメントを
覆う幅の広いカバーの構成は、セルセグメントが垂直に
配列している場合には非常に重要である。
さらに、図5は、本発明によるクリーニング器具を使
用すると、フィルタの表面を交互に現れるV字形、U字
形、正弦波形などの配列によって、クリーニング性能を
劣化させずにかなり拡大できることを示している。それ
どころか、このように有効性に関して大きく改良された
フィルタの一様な清掃が行われるのであり、既に示唆し
た通り、フィルタは背面側の壁722のフレーム機構によ
ってさらに強く支えられるために、実質的にそれぞれの
目的に適合するあらゆるフィルタ材料をその特性とは無
関係に利用することができる。
図6は、側方の面状フィルタ22と、傾斜したフィルタ
部分241により屋根形に形成されている底部フィルタ24
とを有する連続動作型キャビンの変形構成を示す。2つ
のフィルタ22及び24には、対応する吸込みセグメント配
列72を伴う1つのノズル71がそれぞれ関連配置されてお
り、それらのセグメント72は面状フィルタ22の領域では
垂直に配列し、底部フィルタの領域では(紙面に対し垂
直である)キャビンの動作方向に対して垂直に位置して
いる。面状フィルタ22の下縁部と、フィルタ部分241の
双方の長手方向縁部とに沿って、それぞれ、二重吸込み
通路系53の二重吸込み溝通路531が延出している。この
吸込み装置の変形例によれば、一方では、被覆すべき工
作物が受け取らず、また、フィルタ22,24にも到達しな
かった材料を直接に吸い込むことができ、二重通路系
は、同時に、圧力ノズル71によりフィルタから除去され
る材料を伴ってゆく。言いかえれば、この二重吸込み通
路系はキャビン1の主要動作中、すなわち、被覆中のみ
ならず、以下にさらに詳細に説明するクリーニング装置
4を使用するクリーニングのときにも、除去すべき材料
を受け入れる。この目的のために、二重吸込み通路系53
はキャビンの外にある負圧発生構造、たとえば、サイク
ロンと接続している。従って、全体的な排気の流れは2
つの気流に分割されており、一方の気流は被覆動作時に
フィルタ要素22及び/又は24を通ってキャビンの外へ導
かれ、他方の気流は、二重吸込み溝通路531を経て、被
覆動作時に特に下部角領域の中で浮遊している粉末又は
クリーニング動作時にフィルタから分離された、除去す
べき粉末をキャビンの外に配設された、ここには図示さ
れていない粉末容器へ搬送する。そこには、粉末を分離
して、周囲環境に排出されるべき空気を得るための追加
フィルタ面が設けられている。このような吸込み流れ分
割の利点は、十分な清掃性能を達成するために、先に述
べたように面状フィルタを非常に大きく構成しなければ
ならないが、原則として、そのようにして必要となるフ
ィルタの広さに比較してキャビンの壁は著しく拡張しな
くとも良いということである。1つ又は複数の外部フィ
ルタを配置することが可能であるために、パトローネフ
ィルタと比べて−大きさに関して−低い面状フィルタの
分離性能を補償することができる。もう1つの利点は、
あらゆるフィルタユニットに対して場合によっては唯一
つの中央粉末容器があれば良いこと、すなわち、複数の
キャビンユニットを1列に並べたときでも中央粉末容器
が1つあれば十分であり、それにより、今日通常見られ
る公知の搬送手段、たとえば、キャビンの振動底部、流
体底部、インゼクタによる搬送などが不要になるという
ことである。
図7は、さらに別の可能な変形例を示す。この実施形
態では、背面側のノズル清掃を、キャビン空間10を通っ
て移動自在であり、面状フィルタを含めてキャビン壁の
清掃を行うべきクリーニング装置4と組み合わせてい
る。ここでは、クリーニング装置4はごく概略的に示さ
れているだけであり、図6からわかるようにキャビンの
横断面にほぼ適合する形態を有し且つキャビン壁に対し
て作用間隙43を残している支持体1を含む。この間隙の
中には、支持体41の周囲に2つのリムの形態をとって固
定され、移動方向Bに対して傾斜しており且つ移動方向
Bの作用に関しては、一致しているスクレーパリップ42
1を有する弾性クリーニング要素42があり、それらのク
リーニング要素はキャビン壁に付着している粉末材料を
機械的にかき取る。
かき取られたか又は他の何らかの方法で除去された粉
末材料は通路53,531を通って排出されるか、又はクリー
ニング要素42のリムの間に吸込み通路451が配設されて
いれば、クリーニング装置4の中にもそのような二重吸
込み系を配置できるので、その通路を通って排出され
る。それら2つの配置可能な二重吸込み装置を切り換え
られるようにすると好都合である。面状フィルタの清掃
についていえば、図7に示すような構成は、特に、フィ
ルタの表面がたとえば図5の態様に従った輪郭形状を有
して平坦な形状ではなく、また、クリーニング装置4と
圧力ノズル71が互いに同期して移動し、それにより、ま
さに、吸込み通路451により示唆されるような一体の二
重吸込み装置を伴う吸込み壁45としてクリーニング装置
4を形成すれば、フィルタから圧力ノズルにより吹き飛
ばされた材料をその吸込み装置によって直接捕捉して、
排出することができる場合には好都合である。
図8には、面状フィルタークリーニング装置7が水平
線に対して斜めに配列されたセルセグメント72を伴って
形成されているようなキャビン装置を示す。このセグメ
ント配列の変形例では、圧力ノズル71を最上部領域及び
最下部領域まで都合良く到達させ、効果を発揮させるこ
とが特に容易に可能になる。
図6の、場合によってはクリーニング装置4を伴うキ
ャビンの実施形態からわかるように、連続動作形キャビ
ンとして適用される場合、キャビンは、たとえば、トロ
リーコンベヤ401(単に概略的に示してある)によって
妨害なく工作物を搬送するための出口通路40を具備して
いる。
図9に示す変形実施例の場合、図6の実施例とは異な
り、二重通路吸込み装置の代わりに、側部の面状フィル
タ22から内方へ粉末回収溝通路56に向かって傾斜してい
る底部24′が設けられている。この場合、圧力ノズル71
を下方角領域に特に有利な状態で配置することができる
ので、2つのそのようなノズルがあれば良い。図6に示
す中央のノズルを省略できるのは、外側の2つのノズル
が底部フィルタ24′のそれぞれの部分領域241′に合わ
せて圧力を加え、それらの領域に存在している粉末を粉
末回収溝通路56まで搬送させるからである。粉末をキャ
ビンの外へ運び出すために、この粉末回収溝通路を所望
の搬送方向に傾斜させて、流体化手段又は機械的送り出
し手段(こすり落としコンベヤ,スクレーコンベヤ又は
かき落としコンベヤ,ドクター)と組み合わせることが
できる。送り出し要素を圧力ノズル71と共通して駆動出
きると好都合であり、その場合、運動の結合を特に磁気
的に行うことが可能であるので、駆動要素を全てキャビ
ン内部空間の外に配置でき、キャビンの清掃時には全く
それらを考慮する必要がない。
さらに、フィルタ手段と、このような吹付け被覆用キ
ャビンにおいては通常見られるその他の要素との様々な
組み合わせが、たとえば、粉末の取り戻し(分離した後
の粉末の回収)に関しても可能であるのは自明であるこ
と、並びに、まず第1に、継続的な清掃と、動作中のみ
ならず、キャビン全体の清掃時の面状フィルタの再生と
を実施するためには、使用する面状フィルタに対する著
しく有効なクリーニング装置を提供することが重要であ
ることを指摘しておく。
また、セル状セグメント72を互いに分離している壁72
2の少なくとも一部をフィルタ材料から形成できると有
利であり、それにより、フィルタ側の角領域における清
掃汚点の形成について、セルの構成/製造による著しく
改善が得られることを示唆すべきであろう。
さらに、クリーニング装置4はクリーニング要素42に
少なくとも2つの互いに離間するリムを有するように構
成されると有利であるといえ、その場合、それらのリム
の間隔はセル、すなわち、圧力受けセグメント72の幅に
対応しているべきであろう。これにより、キャビンの最
終清掃時に、クリーニング装置の外側で粉末が隣接する
フィルタ面領域に堆積してしまうおそれは確実に回避さ
れる。クリーニング要素42は、先に述べた通り、スクレ
ーパリップという好ましい形態で構成されると、移動方
向Bに対して垂直に周囲を中断なく取り囲むリムとして
配置でき、すなわち、傾斜位置を全くもたない。これに
より、最終清掃時にそれぞれのセル状セグメント72の欠
けるところのない機械的密封が得られるので、キャビン
の中に材料は全く残らないことになる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの面状フィルタを含み、キ
    ャビンから周囲環境へろ過された状態で導かれるべき粉
    末を含有する空気のためのフィルタ配列と、フィルタ面
    に圧力を加え、機能の上でフィルタ面に対向している少
    なくとも1つの圧縮空気ノズル(71)を含む面状フィル
    タ(22,24)のクリーニング装置(7)とを有し、クリ
    ーニング装置と面状フィルタとの間に相対運動が起こる
    ような対象物を粉末被覆材料で吹付け被覆するためのキ
    ャビンにおいて、 a)面状フィルタ(22)は多数の互いに密封されたセル
    状セグメント(72)に分割されていることと、 b)圧縮空気ノズル(71)はそれぞれ少なくとも1つの
    セグメントに圧力を加えるものとしてセグメントの領域
    に関連配置されていることと、 c)圧縮空気ノズル・クリーニング装置(7)は面状フ
    ィルタ(22,24)の背後の清浄気体領域にのみ配置され
    ていることと、 d)圧縮空気ノズル(71)は、ノズルと共に直接に移動
    自在であり、それぞれノズルにより圧力を加えられてい
    るセグメント(72)と、そのセグメントにすぐ隣合う1
    つ又は複数のセグメント(72)を密封する密封カバー手
    段(73)を含むこと を特徴とするキャビン。
JP2509726A 1989-06-16 1990-06-15 粉末状被覆材料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビン(「d」) Expired - Lifetime JP2525691B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE8907537 1989-06-16
DE8907537.4U 1989-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05500324A JPH05500324A (ja) 1993-01-28
JP2525691B2 true JP2525691B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=6840295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2509726A Expired - Lifetime JP2525691B2 (ja) 1989-06-16 1990-06-15 粉末状被覆材料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビン(「d」)

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5279631A (ja)
EP (1) EP0478646B1 (ja)
JP (1) JP2525691B2 (ja)
KR (1) KR960013924B1 (ja)
AT (1) ATE114256T1 (ja)
AU (1) AU647029B2 (ja)
BR (1) BR9007449A (ja)
CA (1) CA2059284A1 (ja)
DE (2) DE9006886U1 (ja)
DK (1) DK0478646T3 (ja)
ES (1) ES2065536T3 (ja)
HU (1) HU207003B (ja)
LT (1) LT3587B (ja)
LV (1) LV11010B (ja)
RU (1) RU2072902C1 (ja)
WO (1) WO1990015669A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4116897A1 (de) * 1991-05-23 1992-11-26 Wurster Gerd Kabine zum spritzlackieren und farbpulverbeschichten
DE4134701C2 (de) * 1991-10-21 1996-06-05 Gema Volstatic Ag Pulver-Sprühbeschichtungseinrichtung mit alternativ austauschbaren Filter- und Zykloneinheiten
DE9203366U1 (de) * 1992-03-10 1992-08-27 Farb-Tec Gesellschaft für Beschichtungskabinen Systeme mbH, 2000 Hamburg Reinigungsvorrichtung für eine Kabine zum Sprühbeschichten von Werkstücken
DE9203367U1 (de) * 1992-03-10 1992-08-27 Farb-Tec Gesellschaft für Beschichtungskabinen Systeme mbH, 2000 Hamburg Reinigungsvorrichtung für eine Kabine zum Sprühbeschichten von Werkstücken mit pulverförmigen Beschichtungsmaterial
DE4300837A1 (de) * 1993-01-14 1994-07-21 Gema Volstatic Ag St Gallen Pulver-Sprühbeschichtungsanlage
US5634975A (en) * 1995-05-15 1997-06-03 Abb Flexible Automation Inc. Air distribution arrangement for paint spray booth
US5849053A (en) * 1997-09-16 1998-12-15 Napadow; Michael P. Energy conservation means for a controlled environment room
US6579336B1 (en) 2000-06-16 2003-06-17 Tri-Dim Filter Corporation Reversed cube air filter assembly
DE10065265A1 (de) * 2000-12-29 2002-07-04 Hans G Platsch Vorrichtung zum Bestäuben von Produkten
ITBO20030032U1 (it) * 2003-03-28 2004-09-29 Cefla Soc Coop Arl Impianto autopulente per il recupero a secco delle nebbie di lavorazionee nelle macchine automatiche per la spruzzatura di vernici acriliche con essicazione uv o di altri prodotti che comportano analoghe esigenz
US7779779B2 (en) * 2005-10-14 2010-08-24 The Boeing Company Spray booth
US10434804B2 (en) * 2008-06-13 2019-10-08 Kateeva, Inc. Low particle gas enclosure systems and methods
US12064979B2 (en) 2008-06-13 2024-08-20 Kateeva, Inc. Low-particle gas enclosure systems and methods
US9079209B2 (en) * 2010-10-08 2015-07-14 Ok Ryul Kim Apparatus for power coating
DE102011108631A1 (de) * 2011-07-27 2013-01-31 Eisenmann Ag Verfahren und Vorrichtung zum Abscheiden von Overspray sowie Anlage mit einer solchen
DE102012217579A1 (de) 2012-09-27 2014-03-27 Skz - Kfe Ggmbh Kunststoff-Forschung Und -Entwicklung Zuführvorrichtung zur Zuführung von Fasern bei der Herstellung von faserverstärkten Kunststoffen
DE102013004082A1 (de) 2013-03-11 2014-09-11 Eisenmann Ag Verfahren zum Betreiben einer Oberflächenbehandlungsanlage, Satz von Filtermodulen und Oberflächenbehandlungsanlage
EP3087623B1 (en) 2013-12-26 2021-09-22 Kateeva, Inc. Thermal treatment of electronic devices
MX2017014737A (es) 2015-05-22 2018-03-23 Duerr Systems Ag Sistema de recubrimiento y metodo de operacion asociado.
US10549307B2 (en) * 2016-03-16 2020-02-04 Baking Innovations LLC Multi function ductless folding utility enclosure
US11878316B2 (en) * 2020-12-15 2024-01-23 Gallagher-Kaiser Corporation Sliding drawer dry filtration system for a paint booth

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2516680A (en) * 1945-05-11 1950-07-25 Oliver G Culpepper Apparatus for removing impurities from air
US2906371A (en) * 1957-10-28 1959-09-29 W W Sly Mfg Company Dust bag for dust filter
DE1404894B2 (de) * 1960-04-11 1972-01-27 Lufttechnische Gesellschaft mbH, 7000 Stuttgart Vorrichtung zum auffangen und ausscheiden von faserflug und staub im abluftkanal von belueftungs oder klimaanlagen in textilbetrieben insbesondere spinnereien und webereien
CH502117A (de) * 1968-05-30 1971-01-31 Intensiv Filter Gmbh Vorrichtung zur Staubabscheidung
US3595180A (en) * 1969-02-10 1971-07-27 Module Computer Corp Adjustable height device for data processing equipment
DE2262084C2 (de) * 1972-12-19 1981-12-10 Kálmán 7553 Muggensturm Andrásfalvy Vorrichtung zur Pulverrückgewinnung aus einem Pulver-Luftgemisch, insbesondere in Anlagen zur elektrostatischen Pulverbeschichtung
CH617871A5 (en) * 1977-02-15 1980-06-30 Gema Ag Electrostatic powder-coating system
DE2731123C2 (de) * 1977-07-09 1987-01-22 INTERESCO International Research Corp., Vaduz Sprühkabine
US4230032A (en) * 1979-04-16 1980-10-28 Perryman Albert A Spray booth with ventilation
US4277264A (en) * 1979-12-26 1981-07-07 Schomann, Inc. Filter cleaning arrangement
DE3229717A1 (de) * 1982-08-10 1984-02-16 ESB Elektrostatische Sprüh- und Beschichtungsanlagen G.F. Vöhringer GmbH, 7758 Meersburg Pulverspruehkabine
DE3318043A1 (de) * 1983-05-18 1984-11-22 Martin 3108 Winsen Becker Einrichtung zum beschichten von gegenstaenden
DE3500005A1 (de) * 1985-01-02 1986-07-10 ESB Elektrostatische Sprüh- und Beschichtungsanlagen G.F. Vöhringer GmbH, 7758 Meersburg Beschichtungskabine zum ueberziehen der oberflaeche von werkstuecken mit beschichtungspulver

Also Published As

Publication number Publication date
BR9007449A (pt) 1992-06-16
CA2059284A1 (en) 1990-12-17
LT3587B (en) 1995-12-27
LV11010A (lv) 1996-02-20
RU2072902C1 (ru) 1997-02-10
ES2065536T3 (es) 1995-02-16
JPH05500324A (ja) 1993-01-28
EP0478646B1 (de) 1994-11-23
DK0478646T3 (da) 1995-05-15
AU647029B2 (en) 1994-03-17
HUT59851A (en) 1992-07-28
LTIP1496A (en) 1995-06-26
ATE114256T1 (de) 1994-12-15
DE9006886U1 (de) 1990-10-18
EP0478646A1 (de) 1992-04-08
US5279631A (en) 1994-01-18
LV11010B (en) 1996-04-20
KR920702637A (ko) 1992-10-06
AU5925090A (en) 1991-01-08
KR960013924B1 (ko) 1996-10-10
HU905641D0 (en) 1992-04-28
DE59007776D1 (de) 1995-01-05
HU207003B (en) 1993-03-01
WO1990015669A1 (de) 1990-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2525691B2 (ja) 粉末状被覆材料によって対象物を吹付け被覆するためのキャビン(「d」)
US4514875A (en) High capacity filter for floor cleaning machines and the like
US4770118A (en) Coating booth for applying a coating powder to the surface of workpieces
US4378728A (en) Coating booth for electrostatic application of pulverized materials
EP1007222B1 (en) Improvements relating to powder spray coating
US4245551A (en) Coating booth for electrostatic application of pulverized materials
US4506625A (en) Powder spray chamber
JP2559077B2 (ja) 粉体塗装物質で物品を吹付け塗装するためのブース(“b”)
EP0723481B1 (en) Powder recovery module
US5958093A (en) Self-cleaning filter for pneumatic circuits
GB1299522A (en) Screening apparatus for granular materials
GB2198058A (en) Filter
JPH0256945B2 (ja)
CN1120979A (zh) 旋风收集系统
JPH09156748A (ja) ベルトコンベヤのエヤジェット式クリーナ
JP2003107190A (ja) 核燃料物質含有ダスト捕集装置
SU988702A1 (ru) Устройство дл очистки ленты конвейера
JPH0691228A (ja) 石炭の分級方法
RU2218996C1 (ru) Установка напыления со сменной камерой
RU2210640C2 (ru) Устройство для очистки и обеспыливания клочков текстильных волокон
GB2413481A (en) Cleaning apparatus for tunnels
SU1467093A1 (ru) Сепаратор дл хлопка-сырца
JPH0847654A (ja) 電気集塵機
JPH06198113A (ja) 集塵装置のバグフィルタ
JPH06304869A (ja) 微粒子噴射加工装置