JP2525373B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JP2525373B2 JP2525373B2 JP61222712A JP22271286A JP2525373B2 JP 2525373 B2 JP2525373 B2 JP 2525373B2 JP 61222712 A JP61222712 A JP 61222712A JP 22271286 A JP22271286 A JP 22271286A JP 2525373 B2 JP2525373 B2 JP 2525373B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、同一のトランスから複数の電圧出力を取出
す電源装置に関する。
す電源装置に関する。
［発明の背景］ 従来、電子写真方式の複写機、プリンタ等において、
シーケンス制御用の低圧電源と露光用電源、帯電用高圧
電源は各々独立した電源装置として構成されていた。例
えば帯電用高圧電源は、安定化された低圧電源出力（一
般的には24V）を、DC−DCインバータで５〜9KVに昇圧す
るように構成されていた。このような従来の装置では、
トランス及び駆動回路を多数必要とし、又、電力効率を
低下するという欠点があった。
シーケンス制御用の低圧電源と露光用電源、帯電用高圧
電源は各々独立した電源装置として構成されていた。例
えば帯電用高圧電源は、安定化された低圧電源出力（一
般的には24V）を、DC−DCインバータで５〜9KVに昇圧す
るように構成されていた。このような従来の装置では、
トランス及び駆動回路を多数必要とし、又、電力効率を
低下するという欠点があった。
又、トランスを一体化すると電源投入と同時に高圧出
力が発生し、高圧制御が難しく、又安全性の面でも問題
があった。
力が発生し、高圧制御が難しく、又安全性の面でも問題
があった。
［目的］ 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、複数の電源のトランスを一体化して高効
率化、低価格化、小型化し且つ安全請を高めた電源装置
を提供することにある。
するところは、複数の電源のトランスを一体化して高効
率化、低価格化、小型化し且つ安全請を高めた電源装置
を提供することにある。
［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第１図は本発明による電源装置の一実施例である。
図中、１は電源用コンバータトランスT1のスイツチング
トランジスタTr1の駆動回路で、２はシーケンス制御用
電源（本実施例では24V）のレギユーレーター回路であ
る。コンバータトランスT1はギヤツプ３−１で１次巻線
L1、２次巻線Ｌ′１の低圧用ペア巻線部と１次巻線L2、
２次巻線Ｌ′２、３次巻線Ｌ″高圧用ペア巻線部に分離
される。Ｌ′２は高圧用の２次巻線で高圧ダイオードD1
及び高圧コンデンサC1で整流平滑されて高圧端子P5に高
圧が出力される。
る。第１図は本発明による電源装置の一実施例である。
図中、１は電源用コンバータトランスT1のスイツチング
トランジスタTr1の駆動回路で、２はシーケンス制御用
電源（本実施例では24V）のレギユーレーター回路であ
る。コンバータトランスT1はギヤツプ３−１で１次巻線
L1、２次巻線Ｌ′１の低圧用ペア巻線部と１次巻線L2、
２次巻線Ｌ′２、３次巻線Ｌ″高圧用ペア巻線部に分離
される。Ｌ′２は高圧用の２次巻線で高圧ダイオードD1
及び高圧コンデンサC1で整流平滑されて高圧端子P5に高
圧が出力される。
今、電源が投入されると、１次巻線L1に通電される。
２次巻線Ｌ′１は１次巻線L1に密結合されて巻かれてい
るので両端に概略26〜29VRMSの出力が得られ、D2で整流
後、レギユレータ回路２で24Vに安定化された後、出力
端子P3,P4を介して、シーケンス制御回路に供給され
る。
２次巻線Ｌ′１は１次巻線L1に密結合されて巻かれてい
るので両端に概略26〜29VRMSの出力が得られ、D2で整流
後、レギユレータ回路２で24Vに安定化された後、出力
端子P3,P4を介して、シーケンス制御回路に供給され
る。
このときスイツチS1は開放のままであるので、L2,L′
2,L″２巻線が巻かれた磁芯部の磁束は、ギヤツプ３−
１によって十分減衰される。L2,L′2,L″２巻線は、、
第３図に示す如く密結合されており、Ｌ′２巻線は高圧
巻線であり、Ｌ″２巻線はＬ′２巻線からの高圧出力の
制御用巻線である。
2,L″２巻線が巻かれた磁芯部の磁束は、ギヤツプ３−
１によって十分減衰される。L2,L′2,L″２巻線は、、
第３図に示す如く密結合されており、Ｌ′２巻線は高圧
巻線であり、Ｌ″２巻線はＬ′２巻線からの高圧出力の
制御用巻線である。
非コピー時には、Tr2はP6への制御信号により導通状
態になるのでL2巻線への誘起電圧は非常に小さくなり高
圧出力は、1KV以下になる。コピー時にはシーケンスコ
ントロール回路が働いて、スイツチS1が投入される。
態になるのでL2巻線への誘起電圧は非常に小さくなり高
圧出力は、1KV以下になる。コピー時にはシーケンスコ
ントロール回路が働いて、スイツチS1が投入される。
同時にトランジスタTr2は開放になり、L2巻線への通
電によりＬ′２巻線に予め設定された高電圧が誘起さ
れ、端子P5を介して帯電器に画像形成に必要な直流高圧
が給電される。
電によりＬ′２巻線に予め設定された高電圧が誘起さ
れ、端子P5を介して帯電器に画像形成に必要な直流高圧
が給電される。
第２図にトランスT1の実際の巻線の構造図を示す。第
１図に示したギヤツプ３−１は、実際にはA,B,C部のギ
ヤツプで構成される。Ｃ部のギヤツプはA,B部に対して
十分小さく設定されてスイツチS1遮断時にＬ′２巻線に
誘起される電圧を小さくしている。
１図に示したギヤツプ３−１は、実際にはA,B,C部のギ
ヤツプで構成される。Ｃ部のギヤツプはA,B部に対して
十分小さく設定されてスイツチS1遮断時にＬ′２巻線に
誘起される電圧を小さくしている。
第３図は１次側線をL1のみとして、高圧出力の制御を
高圧制御巻線Ｌ″２のみで行った例である。
高圧制御巻線Ｌ″２のみで行った例である。
又、第３図の例では帯電器の負荷電流を抵抗器R4で検
出して、誤差増幅器４で基準値と比較してトランジスタ
Tr2のベースに加えてトランジスタTr2のコレクタ電流、
即ち高圧制御巻線Ｌ″２の電流を変化させて、帯電器負
荷電流を安定化している。
出して、誤差増幅器４で基準値と比較してトランジスタ
Tr2のベースに加えてトランジスタTr2のコレクタ電流、
即ち高圧制御巻線Ｌ″２の電流を変化させて、帯電器負
荷電流を安定化している。
５はアナログスイツチ回路でP6への制御入力によって
非コピー時はTr2を導通し、コピー時はR4を流れる帯電
電流が所定電流になるように基準電圧を切換える。
非コピー時はTr2を導通し、コピー時はR4を流れる帯電
電流が所定電流になるように基準電圧を切換える。
第４図は、第３図の例における誤差増幅器４の出力を
PWM回路７に加えてトランジスタTr2をスイツチング制御
して効率をアツプさせたものである。
PWM回路７に加えてトランジスタTr2をスイツチング制御
して効率をアツプさせたものである。
前記実施例により明らかなように、低圧用電源と高圧
用電源と同一トランスから給電可能で、且つシーケンス
信号により高圧出力のタイミング制御が可能である。
用電源と同一トランスから給電可能で、且つシーケンス
信号により高圧出力のタイミング制御が可能である。
又、第3,4図の実施例では１次側の給電切換が省略で
きるのでより簡単になる。更に高圧出力の安定化制御が
可能となる。
きるのでより簡単になる。更に高圧出力の安定化制御が
可能となる。
尚、本実施例では、本発明を画像形成装置に応用した
場合を例にとり証明したが、これに限るものではなく同
一のトランスから高電圧と低電圧を取出すものであれ
ば、いずれにも応用可能である。
場合を例にとり証明したが、これに限るものではなく同
一のトランスから高電圧と低電圧を取出すものであれ
ば、いずれにも応用可能である。
［効果］ 以上の様に本発明によれば、トランスの磁芯をギヤツ
プにより分割し、その各々を高電圧部、低電圧部とし、
更に高電圧部も高圧出力用巻線と高圧制御用巻線を設け
たので、高効率化、低価格化、小型化が可能になるとと
に簡単な構成で高圧制御が行え、又安全性を高めること
も可能となる。
プにより分割し、その各々を高電圧部、低電圧部とし、
更に高電圧部も高圧出力用巻線と高圧制御用巻線を設け
たので、高効率化、低価格化、小型化が可能になるとと
に簡単な構成で高圧制御が行え、又安全性を高めること
も可能となる。
第１図は本発明の一実施例である電源装置のブロツク回
路図、第２図は第１図に示すコンバータトランスT1の断
面図、第３図及び第４図は本発明の他の実施例である電
源装置のブロツク回路図である。 T1……コンバータトランス S1……スイツチ L1,L2……１次巻線 Ｌ′1,L′２……２次巻線 Ｌ″２……３次巻線 １……スイツチングトランジスタ駆動回路 ２……レギユレータ回路 ４……誤差増幅器 ５……アナログスイツチ ７……PWM回路
路図、第２図は第１図に示すコンバータトランスT1の断
面図、第３図及び第４図は本発明の他の実施例である電
源装置のブロツク回路図である。 T1……コンバータトランス S1……スイツチ L1,L2……１次巻線 Ｌ′1,L′２……２次巻線 Ｌ″２……３次巻線 １……スイツチングトランジスタ駆動回路 ２……レギユレータ回路 ４……誤差増幅器 ５……アナログスイツチ ７……PWM回路
Claims (2)
- 【請求項１】同一のトランスから高電圧と低電圧を取出
す電源装置であって、ギヤツプによって分割されたトラ
ンスの磁芯の各々を高電圧部と低電圧部とし、更に前記
高圧部に高電圧出力用巻線と、高電圧制御用巻線を設
け、前記高電圧制御用巻線を流れる電流を制御すること
により、高圧出力の制御を行うことを特徴とする電源装
置。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、前記高電
圧部と低電圧部の１次巻線を選択的に通電することを特
徴とする電源装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61222712A JP2525373B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 電源装置 |
| DE3751770T DE3751770T2 (de) | 1986-09-20 | 1987-09-18 | Leistungsquellenapparat |
| EP87308300A EP0261894B1 (en) | 1986-09-20 | 1987-09-18 | Power source apparatus |
| US07/407,714 US4980811A (en) | 1986-09-20 | 1989-09-14 | Power source apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61222712A JP2525373B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377321A JPS6377321A (ja) | 1988-04-07 |
| JP2525373B2 true JP2525373B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=16786723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61222712A Expired - Fee Related JP2525373B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525373B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP61222712A patent/JP2525373B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377321A (ja) | 1988-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |