JP2525120Y2 - 妊婦用心音聴取器付き送話装置 - Google Patents

妊婦用心音聴取器付き送話装置

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JP2525120Y2
JP2525120Y2 JP13092090U JP13092090U JP2525120Y2 JP 2525120 Y2 JP2525120 Y2 JP 2525120Y2 JP 13092090 U JP13092090 U JP 13092090U JP 13092090 U JP13092090 U JP 13092090U JP 2525120 Y2 JP2525120 Y2 JP 2525120Y2
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嘉三 藤本
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嘉三 藤本
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は妊娠中の母親が、胎児の心音を聴取しなが
ら、自身のおなかに声と音楽を伝播させる装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来のこの種の装置としては、医学用の心音増巾記録
装置や、聴診器、超音波診断装置により胎児の健康状態
を音を使って観察したり、記録するものがしられてい
る。[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものは、心音を聞く医学専用の装
置や器具であり、異常を見付ける為の検査手段の装置で
ある為に、妊娠中の母親が毎日継続して胎児の心音を聴
取しつづける事が出来ず、あるいは又、胎児の心音を聴
取しながら、妊婦自身が音楽と合わせて歌を歌ったり、
おなかに向けて話し掛けたりする為の伝播装置でなかっ
たので、妊婦は病院に出掛けて産婦人科の医師による診
察の際に、僅かの間だけ心音を聞く事が出来るだけであ
り、その際に歌ったり音楽を聞きながら、おなかの胎児
にむけて話し掛ける事は出来ず、静粛に診療台で横臥し
ている事をもとめられていた。又妊婦用の音楽カセット
テープや映像カセットテープは、母親の目や耳を介して
聴視するものであり、カセットテープ再生装置やビデオ
テープ再生装置を用いて、その再生音楽や再生映像を室
内に座りながら、あるいは横臥しながら聴視して、出産
までの間の妊婦自身の気持ちの安寧を計るために使用し
ていたが、その際おなかの胎児への母親の声は、体内を
伝わって達し妊婦の周囲の音は、着衣と胎児を包む母体
で、減衰と濾波されて伝わっている事が知られている
が、妊婦自身の声や音楽を、母体のおなかの表面に直接
密着させて、伝播させる事により着衣の減衰と濾波を防
ぎ、且つ母体に密着させたマイクロフォン(2)から、
胎児の心音を継続して聴取しながら、同時にカセットテ
ープの音楽やCDの音楽を再生して聞き、その音楽に合わ
せて妊婦自身の歌う声を重ね合わせた音声を母体の腹部
に、直接伝播させる構成の装置はなかった。
[課題を解決するための手段] 本案は妊婦の腹部に密着させるマイクロフォンとスピ
ーカーを、一体にした腹あてを構成して腹部表面に伝わ
る音をマイクロフォンにより聴取ささせて、スピーカー
には増巾して混合させた外部オーディオ信号の音楽や音
声を、増巾器本体を介して発声させる様にして、同時に
妊婦の耳に一体して掛けられるイヤホンとマイクロフォ
ンに構成させたもののイヤホンへ、、腹あてのマイクロ
フォンからの音を増巾器を介して、イヤホンで聴取可能
に接続して、耳掛けに一体に取り付けたマイクからは妊
婦自身の声を送話可能に混合回路を介する増巾器本体に
接続させてその音声出力を腹あてのスピーカーへ供給す
る様に構成させた送話装置である。
[実施例] 本案をその実施例の図面に従って説明する。
第1図は、増巾器本体(14)と腹あて(13)とイヤホン
(9)マイクロフォン(1)一体の耳かけ(15)と、外
部オーディオ入力端子(6)(16)の関係模式図を示
し、増巾器本体(14)を中央にして左側を一次側とし、
右側を二次側にして構成させている。
スピーカー(7)とマイクロフォン(2)をともに、可
撓な基板(10)の両端に取り付けて、その周囲を多数の
穴(11)に穿設した柔軟な外殻(12)で被った腹あて
(13)に構成させて、妊婦のおなかの表面に密着可能
に、コルセット(19)に取り付けたり、腰ベルト(17)
に取り付けて装着出来るように構成したものを、2つの
独立した音声増巾回路(3)(4)を一体に収納させ
た、音声増巾器本体(14)の一次側に配置させ、マイク
ロフォン(2)を音声増巾回路(3)の入力側に接続し
て、音声増巾器本体(14)の二次側に配置させた音声増
巾回路(3)の出力側に可変抵抗器(8)を介して、イ
ヤホン(9)に接続させるとともに、音声増巾回路
(4)の出力側にスピーカー(7)を接続させて、他方
のマイクロフォン(1)と外部オーディオ入力端子
(6)(16)の雄型(16)の差し込みジャックと雌型
(6)の二つを音声増巾器本体(14)の二次側に配置さ
せるとともに音声増巾回路(4)の前段に接続させた混
合回路(5)の、入力側前段に配置して接続させた、ス
テレオ信号をモノラル信号にさせるRL混合回路(22)に
マイクロフォン(1)とともに並列に接続させた後、RL
混合回路の出力信号と、マイクロフォン(1)からの音
声入力信号を、並列に入力させて外部オーディオ入力端
子(6)(16)に接続して入力される音楽のオーディオ
信号とを混合して、次段の音声増巾回路(4)を介して
一次側のスピーカー(7)に出力させるように接続した
のち、マイクロフォン(1)とイヤホン(9)を耳かけ
(15)に一体に取り付けて、胎児の心音をイヤホン
(9)を介して、出力させる様に構成したものである。
第2図は、外部オーディオ入力端子(6)の雄形の差し
込みジャック(16)を使用する事により、他の携帯用の
カセットテープ再生装置やCD再生装置、ラジオやテレビ
のイヤホン端子に差し込むことにより、増巾器本体(1
4)を携帯用のカセットテープ再生装置や、CD再生装置
等と着脱可能に装着させた、複合した一体の携帯可能
な、心音聴取器付き送話装置を構成する事ができる。第
3図は、スピーカー(7)とマイクロホン(2)を有す
る腹あて(13)を妊婦用のコルセット(19)の内側に、
スピーカー(7)の正面を腹部に向けて着脱可能に取り
付ける事により、妊婦の腹部に密着させる事ができる。
第4図は、腹あて(13)の裏面に、腰ベルト(17)を取
り付けて、その両端にマジックファスナー()を、縫い
付けたものを妊婦の腰回りに、巻き付け可能に構成し、
腹あて(13)のスピーカー(7)の正面を腹部に向けて
装着する事により、妊婦の腹部に密着させることが出来
る。
[作用] 腹あて(13)の中の、可撓な基板(10)上の両端にス
ピーカー(7)とマイクロフォン(2)を取り付ける事
により、腹部の曲面に沿ってスピーカーとマイクロフォ
ンの正面を密着させることが出来る。その腹あて(13)
を、増巾器本体(14)の一次側に配置して接続し、二次
側には耳掛け(15)に送話用のマイク(1)とイヤホン
(9)を一体に取り付けたものと、外部オーディオ入力
端子(6)(16)を並列して、配置させ二つの独立した
マイクロフォン(1)(2)のそれぞれに、専用の独立
した音声増巾回路(3)(4)を接続して、そのうちの
少なくとも一つの音声増巾回路(4)は前段に混合回路
(5)を有して、その前段入力信号はマイクロフォン
(1)からの音声入力信号と、外部オーディオ入力端子
(6)(16)から取り込む入力信号で、例えば音楽のオ
ーディオ信号のモノラール信号とステレオ信号であるの
で、ステレオ信号はRチャンネルとLチャンネルを混合
させてモノラル信号にかえるRL混合回路(22)を介して
後、前記マイクロフォン(1)からの音声入力信号と、
並列に接続させて混合回路(5)を経て次段の音声増巾
回路(4)へ接続して、混合信号を増巾させて後、スピ
ーカー(7)に出力して、音を出させる構成であるの
で、腹あて(13)のスピーカー(7)にマイクロフォン
(1)からの、音声と外部オーディオ入力端子(6)
(16)に接続して入力する例えば音楽のオーディオ信号
を混合させて音声を出す事ができる。
また、耳かけ(15)のイヤホン(9)へは、腹あて
(13)のマイクロフォン(2)から聴取させる腹部表面
に伝播する音、例えば胎児の心音や母体の血流音、呼吸
音とスピーカー(7)からの音声を増巾して聞くことが
できる。第2図の増巾器本体(14)の雄型差し込みジャ
ック(16)を他の外部の携帯用の、オーディオ装置例え
ば、カセットテープ再生装置やCD再生装置、ラジオ、テ
レビのイヤホン端子に接続させて、一体の複合した携帯
可能な心音聴取器付き送話装置を形成させる事ができ
る。
第3図はコルセット(19)の内側に、腹あて(13)を
腹部表面に密着可能に、スピーカー(7)とマイクロフ
ォン(2)を正面にして取り付けたもので、変化する腹
部の曲面に常に密着させて、脱落することがなく、妊婦
の動きに影響されずに腹あて13の位置を保持させる事が
できる。第4図は腹あて(13)の裏面に腰ベルト(17)
を取り付けて、妊婦の腰回りに巻き付けられる様に、ベ
ルトの両端にマジックファスナー(18)を縫い付けた形
態であるので、コルセットをしなくても装着できる。
[効果] 以上の構成であるので、本装置を妊婦に装着して用い
れば以下の効果を奏する。
イ、妊婦の腹部から胎児の心音を、動きながらでも聴取
できるため、家庭内にあっても外出して歩行中であって
も継続して、母体内の胎児の心音を観察でき、胎児の異
常をいちはやく知る事ができるので、今迄の産院に行っ
て初めて胎児の心音停止や異常を遅れて発見する様な事
を防ぎ、迅速に手当てを病院でうけられ、健康なあかち
ゃんを生む為に役立つ。
ロ、妊婦の腹部に母親自身の声を、スペーカーを介して
体内へ、着衣の減衰や濾波を受けずに、伝させる事がで
きるので、音楽とともに話し掛けたり、音楽に合わせて
歌ったりして、母親の声を胎児を包む腹部に効果的に直
接伝させる事に効果を奏する。
ハ、増巾器本体を他の携帯用オーディオ再生装置と、一
体に装着して使用できるので、妊婦用の音楽カセットテ
ープや音楽CDを、従来の装置で再生させながらその装置
から、音声や音楽を導入して利用出来るので、便利であ
り妊婦の行動や姿勢を制限する事もなく装着して使用出
来るので長時間継続して胎児の心音を、聴取し観察出来
るので、出産までの間、妊婦の胎児への心配や負担を軽
減させて安心して胎児の発育を監視しながら、気持ちの
安寧を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、装置と回路の模式図 第2図は、装置の斜視図 第3図は、妊婦用のコルセット斜視図 第4図は、ベルト付き腹あての斜視図 図面で使用した番号 1、2……マイクロフォン 3、4……音声増巾回路 5……混合回路 6、16……外部オーディオ入力端子 8……可変抵抗器 7……スピーカー 9……イヤホン、10……基板 11……あな、12……外殻 13……腹あて、14……増巾器本体 15……耳かけ、16……差し込みジャック 17……腰ベルト、18……マジックファスナー 19……コルセット、20……マイクアーム 21……スイッチ、22……RL混合回路 23……外部オーディオ装置想像線 24……汗取り布、25……ボタン穴 26……掛ボタン 27……イヤホンコード、28……マイクロフォンコード 29……腹あて用信号コード 30……コルセット用引出しコード

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの独立したマイクロフォン(1)
    (2)のそれぞれに、独立して接続させた音声増巾回路
    (3)(4)を、増巾器本体(14)内に一体に収納させ
    てその少なくとも一つの音声増巾回路(4)は前段に混
    合回路(5)を有し、マイクロフォン(1)と外部オー
    ディオ入力端子(6)(16)を並列に接続して有するそ
    の音声増巾回路(4)の出力側に、スピーカー(7)を
    接続させるとともに、他方のマイクロフォン(2)を音
    声増巾回路(3)の入力側に接続し、その出力側に可変
    抵抗器(8)を介してイヤホン(9)に接続させた構成
    のマイクロフォン(2)とスピーカー(7)を共に可撓
    な基板(10)上の両端に取り付けて、その周囲を多数の
    穴(11)を穿設した柔軟な外殻(12)で被った構成の腹
    あて(13)を、増巾器本体(14)の一次側に接続し、そ
    の二次側にマイクロフォン(1)とイヤホン(9)を耳
    掛け(15)に一体に取り付けたものを接続させた構成
    の、妊婦用心音聴取器付き送話装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の腹あて(13)を、コル
    セット(19)の内側に取り付けた事を特徴とする妊婦用
    のコルセット。
  3. 【請求項3】請求項第1項記載の腹あて(13)に、マジ
    ックファスナー(18)を両端に有する腰ベルト(17)を
    取り付けた事を特徴とする妊婦用の腹あて(13)。
JP13092090U 1990-11-30 1990-11-30 妊婦用心音聴取器付き送話装置 Expired - Lifetime JP2525120Y2 (ja)

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JP2014050614A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Hoya Corp 生体音測定システム

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