JP2525038Y2 - 発光ダイオードを用いた患部治療用オムジ - Google Patents

発光ダイオードを用いた患部治療用オムジ

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JP2525038Y2
JP2525038Y2 JP1989058532U JP5853289U JP2525038Y2 JP 2525038 Y2 JP2525038 Y2 JP 2525038Y2 JP 1989058532 U JP1989058532 U JP 1989058532U JP 5853289 U JP5853289 U JP 5853289U JP 2525038 Y2 JP2525038 Y2 JP 2525038Y2
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JP
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sheet
light emitting
conductive pattern
emitting diode
light
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JP1989058532U
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秀和 小川
一夫 松浦
秀昭 塩田
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株式会社オムジ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、発光ダイオードを用いた患部治療用シート
に関するものである。
(従来の技術) 近時の技術進歩により、多くの商品が軽薄短小となっ
ているが、そのような商品に適用できるように、発光装
置においても、その全体をシート状に形成することによ
り、薄型化、小スペース化が図られている。
このようなシート状発光装置として、基板を合成樹脂
で構成したエレクトロルミネッセンスパネル(以下、単
にELパネルと言う)がある。このELパネルは、基板の表
側に、発光材料のりん等で形成された薄膜と透明な電極
用材料のITO(インジウムとすずの酸化物)等で形成さ
れた薄膜とを積層し、基板の裏側に薄膜状の電極を形成
したもので、基板の両側の電極に交流電圧を印加するこ
とによって、電極間に生じる交流電界により発光材料が
光るようになされたものである。また、基板の表側に積
層する発光材料や電極用材料の薄膜はスパッタリングに
よって形成しているため、基板の材料として耐熱性に優
れたPET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂
板を用いることにより、柔軟性を持たせていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のELパネルは、輝度が低く、また高
温度高湿度下においての寿命が短かいといった特性か
ら、液晶表示板のバックライトやインスツルメントパネ
ルのデジタル表示用等、その用途が限定されていた。ま
た、発光材料を交流電界によって発光させるため、屋外
の日照下で使用するような場合、発光状態が不明確にな
りやすいといった不都合があった。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、高輝
度、長寿命で幅広い用途に使用することができる発光ダ
イオードの特徴を生かした患部治療用シートを提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案の患部治療用シート
は、可撓性フィルムからなり、適所に透明の消毒パッド
が形成されるとともに、この消毒パッドを除いた表面に
粘着剤が塗布された表面シートと、導電パターンが形成
された絶縁性を有する可撓性フィルムからなる導電パタ
ーンシートと、発光ダイオードと、導電パターンシート
に接着配線されるシート状の電源と、表面シートの粘着
剤を保護する離型紙と、導電パターンシートと電源との
間を絶縁する絶縁シートとを備え、離型紙を剥がして表
面シートを人体に貼着することによって前記消毒パッド
が患部に当接されるとともに、この消毒パッドに対応す
る発光ダイオードが、導電パターンシートと電源との間
の絶縁シートを剥がすことによって導通して発光するよ
うになされたものである。
(作用) 離型紙を剥がして表面シートを人体に貼着することに
よって前記消毒パッドを患部に当接するとともに、この
消毒パッドに対応する発光ダイオードを、導電パターン
シートと電源との間の絶縁シートを剥がすことによって
導通させて発光させる。この際、発光ダイオードの光の
波長を、あらかじめ滅菌効果のある波長に特定しておく
ことで、滅菌効果のある光を患部に当てることができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、患部治療用シートの全体構成の概略を示し
ている。
すなわち、この患部治療用シートは、第1図ないし第
3図に示すように、発光ダイオード3をある限定した滅
菌効果のある波長で発光させることによって、患部治療
用シートの光源として用いたもので、表面シート1と、
導電パターンシート2と、発光ダイオード3と、電池4
と、離型紙5と、絶縁紙6とを具備している。
表面シート1は、例えばポリカーボネートフィルムや
ポリエステルフィルム等の可撓性フィルムで形成され、
該表面シート1の適所に発光ダイオード3の光りを透過
させることができる透明の消毒パッド11が形成されてい
る。また、この消毒パッド11を除く表面シート1の表面
に粘着剤7が付着されている。
導電パターンシート2は、絶縁性を有する可撓性フィ
ルムからなるもので、このフィルムは、例えばポリカー
ボネートフィルムやポリエステルフィルム等で形成して
いる。また、導電パターンシート2には、導電パターン
21を形成している。この導電パターン21は、例えば銀、
カーボン等の導電材料を可撓性フィルムに導電印刷する
ことによって構成している。また、導電パターンシート
2は、発光ダイオード3の接続部の一端に相当する位置
に孔20を穿設するとともに、表面に電池4を接着してい
る。
発光ダイオード3は、接続部の一端を前記導電パター
ンシート2に穿設した孔20に挿通し、該導電パターンシ
ート2の裏面に設けた電池4の表面の電極に接続し、他
端を導電パターン21に接続している。そして、導電パタ
ーンシート2から導出されたリード部22が電池4の裏面
に接着され、これによって発光ダイオード3がある限定
された滅菌効果のある波長で発光するように構成されて
いる。
なお、使用前の状態において、リード部22と電池4と
の接着部には、絶縁紙6を介在させ、使用前に発光ダイ
オード3が発光しないようにしておく。また、表面シー
ト1の表面にも、離けい紙5を貼着させて表面シート1
の粘着力が低下しないようにしておく。
このようにして構成したシート状発光装置は、表面シ
ート1の表面に貼着した離けい紙5を剥がし、粘着剤7
によって人体に貼着する。その後、リード部22と電池4
との間に介在させた絶縁紙6を剥がし、リード部22を電
池4に押圧して発光ダイオード3と電池4とを導通させ
て使用する。すなわち、発光ダイオード3が、人体に対
してある限定された滅菌効果のある波長で発光すること
となるため、この光によって患部が刺激され、治療効果
をもたらすこととなる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、滅菌効果のある
光を患部に当てることができるので、この発光ダイオー
ドの光によって患部治療を積極的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は患部治療用シートの全体構成の概略を示す斜視
図、第2図は第1図におけるI-I線断面図、第3図は導
電パターンシートに発光ダイオードを接続した状態を示
す平面図である。 1……表面シート 11……消毒パッド 2……導電パターンシート 21……導電パターン 3……発光ダイオード 4……電池(電源) 5……離型紙 6……絶縁紙 7……粘着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性フィルムからなり、適所に透明の消
    毒パッドが形成されるとともに、この消毒パッドを除い
    た表面に粘着剤が塗布された表面シートと、導電パター
    ンが形成された絶縁性を有する可撓性フィルムからなる
    導電パターンシートと、発光ダイオードと、導電パター
    ンシートに接着配線されるシート状の電源と、表面シー
    トの粘着剤を保護する離型紙と、導電パターンシートと
    電源との間を絶縁する絶縁シートとを備え、 離型紙を剥がして表面シートを人体に貼着することによ
    って前記消毒パッドが患部に当接されるとともに、この
    消毒パッドに対応する発光ダイオードが、導電パターン
    シートと電源との間の絶縁シートを剥がすことによって
    導通して発光するようになされたことを特徴とする発光
    ダイオードを用いた患部治療用シート。
JP1989058532U 1989-05-19 1989-05-19 発光ダイオードを用いた患部治療用オムジ Expired - Lifetime JP2525038Y2 (ja)

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JPH031458U JPH031458U (ja) 1991-01-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789276A (en) * 1980-11-26 1982-06-03 Alps Electric Co Ltd Photo chip element
JPS58157669U (ja) * 1982-04-16 1983-10-21 有限会社和幸産業 音成合成、メロデ−付カ−ド
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JPS6276551U (ja) * 1986-11-06 1987-05-16
JPH0197379U (ja) * 1987-12-18 1989-06-28

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