JP2524978B2 - 血小板機能阻止性モノクロ−ナル抗体フラグメント - Google Patents

血小板機能阻止性モノクロ−ナル抗体フラグメント

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JP2524978B2
JP2524978B2 JP61125962A JP12596286A JP2524978B2 JP 2524978 B2 JP2524978 B2 JP 2524978B2 JP 61125962 A JP61125962 A JP 61125962A JP 12596286 A JP12596286 A JP 12596286A JP 2524978 B2 JP2524978 B2 JP 2524978B2
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    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 血小板(トロンボサイト[thrombocyte]としても知
られる。)は、血液供給が潜在的な損失にさらされる場
合に、すなわち、外傷、擦過症およびその他の出血性損
傷などの場合に、血液の凝集を与えるようにヒト体内に
おいて機能する。血小板は、損なわれた血管と互いに迅
速に相互作用して、血球の漏出を防ぎ、そしてまた血管
系における「リーク」(漏洩)を塞ぐように網目上にか
らまったものとなる血餅の形成を促進する。しかしなが
ら、血栓症などのようないくつかの疾患状態において
は、血小板機能を阻止することが望ましくまた必要です
らある。これは、血栓が血管を塞ぎ得るものでありかつ
この血管から血液を供給される組織に損傷を起こす(例
えば、脈管手術後の心筋の梗塞、発作など)ため、ある
いは、血小板および他の血栓性物質が、血栓から解離し
てそしてからだの他の部位に供給される血管における下
流にとどまり得る(たとえば、肺塞栓症での静脈血栓
症、一時的乏血性発作、一過性黒内障、人工心臓からの
発作など)ためである。
(従来技術とその問題点) 血小板機能に逆作用することに現在用いられている製
薬剤は、効力および/または特異性の欠如を予儀なくさ
れている。これゆえ,血栓症で特徴ずけられる疾患にお
いて血小板機能を阻止する新らしいあるいは改良された
製薬剤に対する継続した必要性が存在している。
(発明の構成) 本発明は、血小板機能を阻止するモノクローナル抗体
フラグメント関するものである。このフラグメントは、
7E3モノクローナル抗体のタンパク質分解的消化、好ま
しくはパパインまたはペプシンでの消化によって得られ
たものである。7E3モノクローナル抗体は、以下の方法
において生成された。すなわちまずヒト血小板がマウス
中に注入された。該マウスの脾臓が、除去され、そして
レビーら[Levy et al.]の技法(カル.トップ.ミク
ロバイオル.イムノル.81,164(1978年)[Curr.Top.M
icrobiol.Immunol.81,164(1978)])の修正によっ
て、マウス骨髄腫と融合された。融合細胞は、インキュ
ベートされそして次にさらにHAT培地(非融合細胞は増
殖しない。)においてインキュベートされた。細胞は次
に限界希釈されそして抗フィブリノーゲンレセプター活
性に関するふるいわけ法においてスクリーニングされ
た。正常ヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し、血小
板無力症のヒト血小板あるいはGP II b/III a複合体がE
DTAで解離された後の血小板とは反応せず、そして非活
性化ヒト血小板とゆっくりと反応しまたADP活性化ヒト
血小板とより迅速に反応し、ADPにより誘導される血小
板とのフィブリノーゲンの相互作用を完全に阻止するも
のである、IgG1クラスの7E3と呼称される1つの特定の
クローンが選択された。(なお、マウスハイブリドーマ
7E3は、ATCCに寄託され、受託番号HB 8832を与えられ
た。) a)調製 7E3モノクローナル抗体は、以下に示される手順に従
い調製された。
クエン酸塩加血小板濃厚血漿がコーラーら[Coller e
t al.](ブロット、47,841(1976年)[Blood,47,841
(1976)])の方法にもとずいて調製され、適当な緩衝
液中に懸濁されそしてフロイント完全アジュバンドと混
合された。約1×108〜5×108の洗浄血小板の注射物
が、BALB/cマウス中へ腹腔内的に1週間間隔で6回注射
され、そして7回目のアジュバンドなしの同様の注射物
が同様の時間間隔で静脈内的に与えられた。3日後にマ
ウスは殺され、脾臓が除去され、細胞が分離されそして
レビーら(上記)の方法にもとずいてBALB/cマウス骨髄
腫系と融合された。この方法において3.9:1の比に脾細
胞と骨髄種細胞が、一緒にペレット化され、該ペレット
はRPMI1640培地中のポリエチレングリコール(35%)に
懸濁され、ここで細胞は、直ちに低速度で遠心分離され
た。溶液は次にRPMIを用いてそれの以前の濃度の約25%
へ希釈され、細胞は再懸濁され、再遠心分離されそして
上澄液が除去された。上澄液は次に5%CO295%空気の
雰囲気中で、胎児ウシ血清を追加されたRPMI1640培地に
おいてインキュベートされ、そしてその後の選択は、HA
T培地を添加しそして微小力価ウェル(窪み)中へ部分
標本化(アリコット化[aliquoting])することによる
通常の方法においてなされた。2週間後に、増殖を示し
たウェルの上澄液は、抗フィブリノーゲンレセプター活
性に関してスクリーニングされた。この方法によって得
られたクローンは、種々の品質に関して選択され、特
に、7E3は或る品質に関して選択された。
抗体はウェルあるいはフラスコ中にて上澄液から単離
された。あるいはまた、ハイブリドーマは、予めプロス
タン [prostane ]処理されたBALB/cラット中へ腹腔
内的に注射され、そして抗体は腹水から単離された。抗
体は、50%飽和硫酸アンモニウムを用いての沈澱により
精製され、リン酸ナトリウム緩衝液中に最初の容量の5
〜10%において再懸濁され、そして同じ緩衝液に対して
透析された。リン酸緩衝液で平衡化されたタンパク質A
−セファロースCL−4B[Sepharose CL−4B]におけるク
ロマトグラフィーが行なわれ、溶出は、0.1Mクエン酸緩
衝液でpHを減少させながらリン酸緩衝液を用いて行なわ
れた。7E3抗体は、pHが約6.0に減少した後に溶出した。
タンパク質溶出は、280nmでの紫外線分光学によって観
測された。
抗IgG1、抗IgG2a、抗IgG2b、抗IgG3、抗IgMおよび抗I
gA血清に対するオークタローニー免疫拡散検定は、IgG1
の独占的な存在を示した。
精製抗体は、次に低減された温度、好ましくは約0〜
10℃、より好ましくは4℃でpH3.5〜6.5の、好ましくは
約4.0のわずかに酸性の食塩水緩衝液に対して一晩透析
され、この後に、新たに調製されたペプシンが、抗体の
重量のほぼ2%に等しい量で添加された。得られた溶液
は次に約37℃で12〜24時間インキュベートされた。消化
は該溶液をPBS、pH7.4に対して透析することによって停
止された。ポリアクリルアミドゲル電気泳動による分析
は、消化が本質的に完全であることを示した。
幾分か異なる条件下において、Fabフラグメントが、
パパイン、その他のタンパク質分解性剤、すなわち、0.
1M酢酸塩、2mM EDTA、1mMシステインなどを用いての消
化によって調製され得、そしてpH4.5〜6、好ましくは
5.5において37℃で6〜8時間1重量%のパパインを用
いることなどがあげられる。
7E3モノクローナル抗体の得られたF(ab′)フラ
グメントは次に、残存する微量の完全7E3モノクローナ
ル抗体が除去されることを確実なものとするために、さ
らにタンパク質A−セファロースCL−4BもしくはDE−52
のような物質におけるクロマトグラフィーによって精製
されることができる。
実施例1 抗体製造 BALB/cマウス(ジャクソンラボラトリーズ、メイン州
バーハーバー[Jackson Laboratories,Bar Harbor,M
e.])は3×108洗浄血小板〔0.15M NaCl、10mMトリス
/Cl、10mM EDTA、pH7.4[TS−E]で2度洗浄されたク
エン酸塩加PRP(血小板濃厚血漿)〕がTS−E中に最初
の容量の1/10〜1/20に再懸濁されそして1:1の割合で完
全フロイントアジュバンドと混合されたものの0.2ml注
射物を、週1回の割合で6回腹腔内的に注射された。第
7週目の注射物は尾静脈内へ静脈内的に与えられ、そし
てこの注射物は、T−S(EDTA成分を除いたTS−E)中
に再懸濁された5×108洗浄血小板を含む0.3mlからなる
ものであった。該7つの血小板懸濁液のそれぞれが、異
なる供血者から得られた。最後の注射の3日後に、マウ
スは頚部脱臼によって殺されそして脾臓が除去された。
RPMI1640中への脾細胞の懸濁液が取り出した脾臓をかき
裂くことによって調製された。赤血球が塩化アンモニウ
ムで溶解された後に、脾細胞は、定型的に用いられる培
養培地(10%胎児ウシ血清、ペニシリン1000Uおよび1ml
当りストレプトマイシン100μgを付加されたRPMI164
0)中へ入れられ維持された際に、融合の1週間前まで1
0%DMSO、90%胎児ウシ血清中に冷凍されつづけていた
非分泌性BALB/cマウス骨髄腫細胞系(X63−Ag8.653)と
融合された。融合は、レビーら(上記)の方法の修正に
よって行なわれた。簡単には2.7×108の脾細胞と7×10
7の骨髄腫細胞をあわせてペレット化し、該ペレットはR
PMI培地中の35%ポリエチレングリコール2mlに穏やかに
懸濁されそして細胞は直ちに22℃にて500×gで6分間
遠心分離された。溶液は次にRPMI1640を用いて9%ポリ
エチレングリコールへと希釈され、細胞は再懸濁され、
そして直ちに22℃にて230×gで6分間遠心分離され
た。上澄流体は、次に吸い出され、そして融合細胞はRP
MI1640培地中に懸濁され、そして20%胎児ウシ血清およ
び10% 109培地(ナショナル コレクション オブ
タイプ カルチャーズ[National Collection of Type
Cultures])を付加された。細胞はフラスコ中に入れら
れ、5%CO2、95%空気の雰囲気下において37℃で一晩
インキュベートされた。次の日、培地は、ヒポキサンチ
ン(10-4M)、アミノプテリン(4×10-7M)およびチミ
ジン(1.6×10-5)を添加することによって首尾よく雑
種形成された細胞に関して選択的とされ、この後、細胞
は960コの微小力価ウェル(コースター、データ パッ
ケージング、マサチューセッツ州ケンブリッジ[Coste
r,Data Packaging,Cambridge,Ma.])中に部分標本化さ
れた。2週間後、575コのウェルが増殖を示し、そして5
9コのウェルからの上澄流体が抗フィブリノーゲンレセ
プター活性に関するふるいわけ法(下記参照のこと。)
において陽性であった。培養におけるさらに2週間の
後、陽性のクローンは24−微小力価皿(コースター)に
移され、アミノプリテンをなくす以外は上記したものと
同じ培地で使用された。クローンは拡張され、そして抗
フィブリノーゲンレセプター抗体を産生することを続け
た細胞は、90%胎児ウシ血清−10%DMSO中に懸濁されそ
して液体窒素中で冷凍された。このクローンは、限界希
釈技術およびソフト寒天培地での増殖の双方によって、
単クローン正を保証するために副次クローニングされ
た。
7E3抗体に富む腹水は、予めプリスタン処理されたBAB
L/cマウスの、0.15M NaCl、10mMリン酸ナトリウム、pH
7.4(PBS)中で2度洗浄された5×106ハイブリッド細
胞での腹腔内的注射によって調製された。
実施例2 ふるいわけ法 PRP(血小板濃厚血漿)(1当り3×1011の血小板
に調整されている)35μと検定されるべき上澄培養培
地(または腹水)35μが、丸底微小力価プレート(リ
ンブロ ケミカル カンパニー,コネチカット州ハムデ
ン[Linbro Chemical Co.,Hamden,Ct.]のウェル中にい
っしょにされて2〜60分間インキュベートされた。次に
フィブリノーゲンを被覆したビーズの懸濁液5μが添
加され、そしてプレートは280rpmで5分間回転器(テカ
ターV,アメリカン サイエンティフィック プロダク
ツ,ニュージャージー州エディソン[Tekator V,Americ
al Scientific Products,Edison,N.J.])において混合
された。ウェルは、拡大ミラー器具(コーク マイクロ
ティッター システム,ダイナテック ラボラトリーズ
インコーポレーテッド,バージニア州アレキサンドリ
ア[Cooke Microtiter System,Dynatech Laboratories,
Inc.,Alexandria,Va.])の手助けのもとに底部より観
察された。細胞を増殖するために用いられなかった、培
養培地を含有するウェルは、ビーズの顕著な凝集(4+
と評価される)を示し、一方、陽性クローンからの上澄
培養培地あるいはマウス腹水は凝集を阻止し、より低い
読み(0〜3+)となった。
実施例3 抗体精製 培養株上澄液は、4℃で50%飽和硫酸アンモニウムで
沈澱され、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液、pH8.0中にこ
れらの最初の容量の1/20〜1/10に再懸濁された。同じ緩
衝液に対する透析の後、試料はリン酸緩衝液で平衡化さ
れている(リン酸緩衝液およびクエン酸緩衝液、pH3.0
で洗浄された後)タンパク質A−セファロースCL−4Bの
0.8×15.9cmカラムへ適用された。カラムは、リン酸緩
衝液を用いて、溶離液の光学濃度がベースラインにもど
るまで溶離され、この後、段階的な溶離が、エイら[Ey
et al.](イムノケミストリー,15,429(1978年)[I
mmunochemistry,15,429(1978)])によって述べられ
るように、pH6.0、4.5、3.5、および3.0の0.1Mクエン酸
緩衝液を用いて行なわれた。7E3免疫グロブリンは、pH
6.0で溶離した。タンパク質溶離は280nmでの光学濃度に
よって監視され、そして適当な分画がプールされそして
0.05%アジ酸ナトリウムを含有するT−Sに対して透析
された。抗体濃度は280nmでの吸収によって評価され、
1%=15と推定された。
実施例4 フラグメントの調製 7E3モノクローナル抗体は、前記の実施例において述
べた手順に従って調製された。
精製された抗体は、次に0.2M塩化ナトリウム、0.2M酢
酸、pH4.0に対して約4℃で一晩透析され、その後、新
たに調製されたペプシン(1mg/ml)が抗体の重量のほぼ
2%に等しい量で添加された。得られた溶液は、次に37
℃で12〜24時間インキュベートされた。消化は該溶液を
PBS,pH7.4に対して透析することによって停止された。
ポリアクリルアミドゲル電気泳動による分析は、消化が
本質的に完全であったことを示した。
7E3モノクローナル抗体の得られたF(ab′)フラ
グメントは次に、残存する微量の完全7E3モノクローナ
ル抗体が除去されることを確実なものとするためにさら
にタンパク質A−セファロースCL−4BもしくはDE−52の
ような物質におけるクロマトグラフィーによって精製さ
れることができる。
実施例5 試験 このF(ab′)モノクローナル抗体フラグメント
は、次に以下の方法によって血小板機能阻止に関して試
験された。
3匹のイヌが用いられた。第1番目(No.1)のイヌ
は、1時間間隔で与えられた3回の注射で合計0.17mg/k
gのフラグメントを受けた。最後の注射の1時間後に抜
かれた血液試料は、第1a,b図に示されるように以下の点
を示した。すなわち、1)4m ADPによって誘導される凝
集の最大限度(Tmax)に61%の減少を有し;2)220,000/
μの血小板数(比較対照(t=0)=236,000)を有
し;そして3)血小板当り125I−7E3の45,000分子(比
較対照=56,400)が結合し、このことで7E3モノクロー
ナル抗体のF(ab′)フラグメントの11,000分子が血
小板当りに結合していることが示唆されている。第2番
目(No.2)のイヌは単回の0.57mg/kgの投与量を受け
た。1.5時間後、ADPに対するTmaxは68%近くまで減少
し、血小板当りに結合した125I−7E3の分子の数は59%
まで減少し(62,500から25,400へ)、4時間後でTmaxに
おける84%低減および結合分子における64%低減(22,5
00)がみられた。265,000の初期血小板数は1.5時間で25
3,000および4時間で213,000へ減少したが、20時間後に
は242,000へもどた。これらの結果は第2a,b図に示され
る。いずれのイヌも自然出血はなかった。
第3番目(No.3)のイヌは第3a,b図に示すように0.8m
g/kgのフラグメントを受けた。これらの試験結果は、7E
3モノクローナル抗体のF(ab′)フラグメントが、
深刻な血小板減少症を起こすことなく生体内で顕著に血
小板機能を阻止することを示すものである。
物質および方法の多くの変更が、この開示の目的およ
び意図より逸脱することなく行なわれ得ることは当業者
において明らかなことである。
実施例6 生体内試験 周期的血流減少モデルは、すでに詳細に述べられてい
る(フォルツ,ジェイ.ディー.、イー.ビー.クロウ
エル,ジュニア、およびジー.ジー.ラウエ、1976年,
プレートレット アグレジェーション イン パーシャ
リー オブストラクティッド ベッセル アンド イッ
ツス エリミネーション ウィズ アスピリン,サーキ
ュレーション 54:365〜370;フォルツ,ジェイ.ディ
ー.、1982年,エクスペリメンタル アルタリカル プ
レートレット トロンボシス,プレートレット インヒ
ビターズ アンド ゼア ポッシブル クリニカル レ
リーヴェンス,カルディオヴァスク.レブ.レプ・,3:3
70〜382;フォルツ,ジェイ.ディー.、ガラファー,ケ
イ.、およびラウエ,ジー.ジー.、1982年、ブロッド
フロウ リダクションズ イン ステノーズド カニ
ン コーナリー アルテリーズ:ヴァソパズム オア
プレートレット アグレゲーション,サーキュレーショ
ン 65:248〜255[Folts,J.D.,E.B.Crowell.Jr.,and G.
G.Rowe,1976,Platelet Aggregation in Partially Obst
ructed Vessels and its Elimination with Aspirin,Ci
rculation54:365−370;Folts,J.D.,1982,Experimential
Arterial Platelet Thrombosis,Platelet Inhibitor a
un their possible Clinical Relevance,Cardiovasc.Re
v.Rep.,3:370−382;Folts,J.D.,Gallagher,K.,and Row
e,G.G.,1982,Blood Flow Reductions in Stenosed Cani
ne Cornary Arteries:Vasopasm or Platelet Aggregati
on,Circulation65:248−255])、これらの開示は、関
連により本明細書中に組入れられる。簡単に述べると、
麻酔されたイヌの回旋冠状動脈あるいは麻酔されたサル
の頚動脈のいずれかが切開されそして、電磁消息子が血
液流を測定するこめにそれの上に置かれた。動脈は、動
脈の外側を取巻いて適当な内径の3〜4mm長の包囲プラ
スチック製筒状物を置くことによってほぼ70%狭窄され
る。血小板血栓形成による血液流における周期的減少が
次に、自発的にあるいは止血鉗子を用いての動脈の簡単
な(およそ1秒)クランピングによってもたらさせる付
加的な動脈内膜損傷の後に開始される。数分間以内に、
血管内の血液流は臨界レベルに減少し、その後、血液流
は、血小板血栓の自然的塞栓形成によってあるいは該筒
状物の穏やかな振盪により誘発される塞栓形成によっ
て、その最初のレベルに急激に復帰する。ひとたび起る
と、周期的流量減少は、何ら干渉がなされないと持続す
る。流量減少の頻度の大きさは、10分間静脈内的に0.5
μg/kg/分のエピネフィリンを注入することによって一
時的に高められ得る。
実験処方は、0.01容量の40%クエン酸ナトリウム(血
小板凝集および125I−7E3結合のため)であるいは0.37
容量の369mM EDTA(血小板計数のため)で抗凝固化さ
れる血液の試料を最初に得、そして次に外科手術が行な
われることにより構成された。週期的流量減少がもたら
された後、別の1組の血液試料が得られそして抗体(0.
7〜0.8mg/kg)が巨丸剤として静脈内的に注入された。
抗体を注入した30分後に最後の1組の試料が得られた。
血小板濃厚血漿における血小板計数は、希釈および赤血
球の溶解の後に顕微鏡を用いて行なわれ(ウノペット、
ベクトン−ディッキンソン[Unopet,Becton−Dickinso
n]、また全血血小板計数は電気抵抗微粒子カウンター
(S+IV、コールター エレクトロニックス、フィラデ
ルフィア州ハイアレイ[Coulter Electronics,Hialeah
FL])によって行なわれた。
結 果 血液流における週期的減少が、4匹のイヌおよび4匹
のサルにおいて得られた。4匹のイヌおよび4匹のサル
のすべてにおいてF(ab′)フラグメントの注入は、
週期的流量減少の完全な停止と、10分ないしそれ以下に
おける対照流速の回復をもたらした(第4図)。イヌに
おいては、冠状流の回復は、心筋虚血の逆転を示す心電
図におけるST部偏位の消失と相関するものであった。週
期的流量減少は、10分間の0.5ないし1μg/kg/分のエピ
ネフィリン注入、止血鉗子を用いての血管の再度の簡単
なクランピングによる動脈内膜損傷の増加、筒状物を介
しての電流(1〜2mA)の通過、あるいはこれらの刺激
の組合せによって復活させられることはできなかった
(第4図)。血管の組織学的検死解剖は、広範囲にわた
る動脈内膜損傷の存在を確認した。
ADP(≦25μM)に対する応答における血小板凝集
は、形状変化応答は完全に残っているものの、8匹のす
べての動物において抗体注入によって事実上廃された
(第5図)。125I−7E3抗体結合研究が1匹のイヌと1
匹のサルにおいてなされた。双方の動物においてGP II
b/III aレセプターの84%がF(ab′)フラグメント
によって阻止された(犬においては、血小板当りの結合
した125I−7E3の分子は注入前に34,300、注入後に5500
であり、またサルにおいては、注入前に49,700、注入後
に8,100であった)。血小板数は、試験された3匹の動
物において15%未満だけ減少した。いずれの動物も抗体
注入において心拍数および血圧に顕著な変化を示さなか
った。血液損失における客観的なデータが得られていな
いが、抗体注入後の手術部位からの過度の出血の明らか
な形跡はなかった。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第2a図および第3a図はそれぞれけ、予め与えら
れた間隔で、本発明のF(ab′)フラグメントで予め
処理された血液へのADP添加の1分後の血小板濃厚血漿
光学濃度における変化のプロットを示し、第1b図、第2b
図および第3b図はそれぞれ、本発明のフラグメント投与
後の或る間隔での血小板当りの結合した125I−7E3の分
子(x10-3)のプロットを示し、第4a〜d図は本発明の
F(ab′)フラグメントの投与後の大動脈血圧および
回旋血液流の1匹の試験犬に関するプロットの連続的セ
ットであり、また第5図は本発明のF(ab′)フラグ
メント注入前および後のADP応答の光学濃度/時間プロ
ットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Proc.Natl.Acad.Sc i.USA,82〔10〕(1985)P.3465 −3468 Thrombosis Res.,34 〔1〕(1984)P.35−49 J.Clin.Jnvest.,72 〔1〕(1983)P.325−338

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)血小板の機能を阻害し; (b)血栓形成を阻害し; (c)正常なヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し; (d)血小板無力症のヒト血小板またはGP II b/III a
    複合体がEDTAによって解離された後のヒト血小板とは反
    応せず; (e)不活性化血小板とはゆっくり反応し、ADP活性化
    血小板とはより迅速に反応し;さらに (f)ADPによって誘導される線維素原と血小板との相
    互作用を遮断する モノクローナル抗体フラグメントである、抗原結合部位
    を有し、マウス骨髄腫系細胞及びあらかじめヒト血小板
    で免疫処置されたマウスからの脾細胞のハイブリドーマ
    より得られるIgG1クラスのモノクローナル抗体由来であ
    るモノクローナル抗体フラグメント。
  2. 【請求項2】該ハイブリドーマがX63−Ag8.653BALB/cマ
    ウスの骨髄腫細胞とBALB/cマウスの脾細胞との融合によ
    って得られる、特許請求の範囲第1項に記載のモノクロ
    ーナル抗体フラグメント。
  3. 【請求項3】(Fab′)フラグメントまたはFabフラグ
    メントである特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    のモノクローナル抗体フラグメント。
  4. 【請求項4】(Fab′)フラグメントである特許請求
    の範囲第3項に記載のモノクローナル抗体フラグメン
    ト。
  5. 【請求項5】該ハイブリドーマがATCCの受託番号がHB
    8832である7E3と呼称されるものである、特許請求の範
    囲第1項から第4項のいずれかに記載のモノクローナル
    抗体フラグメント。
  6. 【請求項6】(a)血小板の機能を阻害し; (b)血栓形成を阻害し; (c)正常なヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し; (d)血小板無力症のヒト血小板またはGP II b/III a
    複合体がEDTAによって解離された後のヒト血小板とは反
    応せず; (e)不活性化血小板とはゆっくり反応し、ADP活性化
    血小板とはより迅速に反応し;さらに (f)ADPによって誘導される線維素原と血小板との相
    互作用を遮断する モノクローナル抗体フラグメントであり、抗原結合部位
    を有し、マウス骨髄腫系細胞及びあらかじめヒト血小板
    で免疫処置されたマウスからの脾細胞のハイブリドーマ
    より得られるIgG1クラスのモノクローナル抗体由来であ
    るモノクローナル抗体フラグメントを治療に有効な量含
    む血小板の凝集の処置または予防用薬剤組成物。
  7. 【請求項7】該ハイブリドーマがX63−Ag8.653BALB/cマ
    ウスの骨髄腫細胞とBALB/cマウスの脾細胞との融合によ
    って得られる、特許請求の範囲第6項に記載の薬剤組成
    物。
  8. 【請求項8】該モノクローナル抗体フラグメントが(Fa
    b′)フラグメントまたはFabフラグメントである特許
    請求の範囲第6項または第7項に記載の薬剤組成物。
  9. 【請求項9】該モノクローナル抗体フラグメントが(Fa
    b′)フラグメントである特許請求の範囲第8項に記
    載の薬剤組成物。
  10. 【請求項10】該ハイブリドーマがATCCの受託番号がHB
    8832である7E3と呼称されるものである、特許請求の
    範囲第6項から第9項のいずれかに記載の薬剤組成物。
  11. 【請求項11】(a)血小板の機能を阻害し; (b)血栓形成を阻害し; (c)正常なヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し; (d)血小板無力症のヒト血小板またはGP II b/III a
    複合体がEDTAによって解離された後のヒト血小板とは反
    応せず; (e)不活性化血小板とはゆっくり反応し、ADP活性化
    血小板とはより迅速に反応し;さらに (f)ADPによって誘導される線維素原と血小板との相
    互作用を遮断する、 モノクローナル抗体フラグメントであり、抗原結合部位
    を有し、マウス骨髄腫系細胞及びあらかじめヒト血小板
    で免疫処置されたマウスからの脾細胞のハイブリドーマ
    より得られるIgG1クラスのモノクローナル抗体由来であ
    るモノクローナル抗体フラグメントを、血小板の凝集の
    処置または予防を目的とした薬剤を調製するために使用
    する方法。
  12. 【請求項12】該ハイブリドーマがX63−Ag8.653BALB/c
    マウスの骨髄腫細胞とBALB/cマウスの脾細胞との融合に
    よって得られる、特許請求の範囲第11項に記載の方法。
  13. 【請求項13】該モノクローナル抗体フラグメントが
    (Fab′)フラグメントまたはFabフラグメントである
    特許請求の範囲第11項または第12項に記載の方法。
  14. 【請求項14】該モノクローナル抗体フラグメントが
    (Fab′)フラグメントである特許請求の範囲第13項
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】該ハイブリドーマがATCCの受託番号がHB
    8832である7E3と呼称されるものである、特許請求の
    範囲第11項から第14項のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】(a)血小板の機能を阻害し; (b)血栓形成を阻害し; (c)正常なヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し; (d)血小板無力症のヒト血小板またはGP II b/III a
    複合体がEDTAによって解離された後のヒト血小板とは反
    応せず; (e)不活性化血小板とはゆっくり反応し、ADP活性化
    血小板とはより迅速に反応し;さらに (f)ADPによって誘導される線維素原と血小板との相
    互作用を遮断する、モノクローナル抗体フラグメントで
    あり、抗原結合部位を有し、マウス骨髄腫系細胞及びあ
    らかじめヒト血小板で免疫処置されたマウスからの脾細
    胞のハイブリドーマより得られるIgG1クラスのモノクロ
    ーナル抗体由来であるモノクローナル抗体フラグメント
    の製造方法において、以下の連続的ステップよりなるこ
    とを特徴とする製造方法: i)マウスをヒト血小板で免疫処置し、 ii)該マウスより脾臓を除去し、脾細胞の懸濁液を調製
    し、 iii)該脾細胞を融合プロモーターの存在下でマウス骨
    髄腫細胞と融合させ、 iv)融合細胞を別々のウェルにおいて非融合骨髄腫細胞
    を支持しない培地中で希釈および培養し、 v)フィブリノーゲンレセプターに対する抗体の存在に
    関してハイブリドーマを含む各ウェルにおける上清を評
    価し、 vi)(a)血小板の機能を阻害し; (b)血栓形成を阻害し; (c)正常なヒト血小板とおよびイヌ血小板と反応し; (d)血小板無力症のヒト血小板またはGP II b/III a
    複合体がEDTAによって解離された後のヒト血小板とは反
    応せず; (e)不活性化血小板とはゆっくり反応し、ADP活性化
    血小板とはより迅速に反応し;さらに (f)ADPによって誘導される線維素原と血小板との相
    互作用を遮断する 抗体を産生するハイブリドーマを選択、クローニング
    し、 vii)該クローンの上清から抗体を回収しおよび/また
    は該クローンをマウスの腹腔内に移植し、目的とする抗
    体を含む悪性の腹水または血清を該マウスから集め、 viii)該抗体をパパインおよびペプシンからなる群から
    選ばれたタンパク質分解剤で消化し、 ix)フラグメントを分解混合物から回収する。
  17. 【請求項17】該ハイブリドーマがX63−Ag8.653BALB/c
    マウスの骨髄腫細胞とBALB/cマウスの脾細胞との融合に
    よって得られる、特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】該モノクローナル抗体フラグメントが
    (Fab′)フラグメントまたはFabフラグメントである
    特許請求の範囲第16項または第17項に記載の方法。
  19. 【請求項19】該モノクローナル抗体フラグメントが
    (Fab′)フラグメントである特許請求の範囲第18項
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】該ハイブリドーマがATCCの受託番号がHB
    8832である7E3と呼称されるものである、特許請求の
    範囲第16項から第19項のいずれかに記載の方法。
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