JP2524900B2 - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
- Publication number
- JP2524900B2 JP2524900B2 JP3069008A JP6900891A JP2524900B2 JP 2524900 B2 JP2524900 B2 JP 2524900B2 JP 3069008 A JP3069008 A JP 3069008A JP 6900891 A JP6900891 A JP 6900891A JP 2524900 B2 JP2524900 B2 JP 2524900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact spring
- jack
- signal processing
- contact
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミキサ−等の信号処理
装置に関する。
装置に関する。
【0002】マルチチャンネルテープレコーダ(マルチ
トラックレコーダ)におけるミキサー部にインサーショ
ン(挿入)端子又はジャックを設け、ここにエフェクト
回路(エフェクター)を選択的に接続することは公知で
ある。エフェクターは音声信号に対して何らかの効果を
与えるためのものであり、周波数特性を変えるイコライ
ザ回路、波形に歪みを与える回路等から成る。
トラックレコーダ)におけるミキサー部にインサーショ
ン(挿入)端子又はジャックを設け、ここにエフェクト
回路(エフェクター)を選択的に接続することは公知で
ある。エフェクターは音声信号に対して何らかの効果を
与えるためのものであり、周波数特性を変えるイコライ
ザ回路、波形に歪みを与える回路等から成る。
【0003】信号伝送路にエフェクターを選択的に接続
するために、伝送路に接続されたインサーション・ジャ
ックに図7に示すようにステレオプラグ1を挿入し、こ
のステレオプラグ1のチップ2とリング3に信号伝送線
4、5の一端をそれぞれ接続し、各信号伝送線4、5の
他端に第1及び第2のモノラルプラグ6、7を接続し、
エフェクター8の入力ジャック9に第1のモノラルプラ
グ6を挿入し、出力ジャック10に第2のモノラルプラ
グ7を挿入することによりエフェクター8をミキサー回
路の伝送ラインに直列に接続する方法が知られている。
なお、ステレオプラグ1のチップ2はミキサー回路内で
分断された信号伝送ラインの一方に接続され、リング3
は分断された信号伝送ラインの他方に接続される。
するために、伝送路に接続されたインサーション・ジャ
ックに図7に示すようにステレオプラグ1を挿入し、こ
のステレオプラグ1のチップ2とリング3に信号伝送線
4、5の一端をそれぞれ接続し、各信号伝送線4、5の
他端に第1及び第2のモノラルプラグ6、7を接続し、
エフェクター8の入力ジャック9に第1のモノラルプラ
グ6を挿入し、出力ジャック10に第2のモノラルプラ
グ7を挿入することによりエフェクター8をミキサー回
路の伝送ラインに直列に接続する方法が知られている。
なお、ステレオプラグ1のチップ2はミキサー回路内で
分断された信号伝送ラインの一方に接続され、リング3
は分断された信号伝送ラインの他方に接続される。
【0004】従来の高級なミキサーは、エフェクターの
1種であるイコライザ(周波数補償回路)を各チャンネ
ルに備えている、
1種であるイコライザ(周波数補償回路)を各チャンネ
ルに備えている、
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミキサー回
路等の信号処理回路の信号伝送ラインにエフェクター8
を選択的に接続するために図7に示すような特殊な二股
状コードを使用すれば、接続が面倒であるばかりでなく
コスト高になる。また、ミキサ−の各チャンネルのイコ
ライザを同時に使用することはまれであるので、イコラ
イザの利用率が極めて低かった。
路等の信号処理回路の信号伝送ラインにエフェクター8
を選択的に接続するために図7に示すような特殊な二股
状コードを使用すれば、接続が面倒であるばかりでなく
コスト高になる。また、ミキサ−の各チャンネルのイコ
ライザを同時に使用することはまれであるので、イコラ
イザの利用率が極めて低かった。
【0006】そこで、本発明の目的は、エフェクター等
の信号処理回路の選択的接続を容易に達成することがで
きる信号処理装置を提供することにある。本発明の別の
目的は、信号処理回路の選択的接続が容易であると共
に、信号処理回路の利用率を高めることができる信号処
理装置を提供することにある。
の信号処理回路の選択的接続を容易に達成することがで
きる信号処理装置を提供することにある。本発明の別の
目的は、信号処理回路の選択的接続が容易であると共
に、信号処理回路の利用率を高めることができる信号処
理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1番目の目的を達
成するための第1番目の発明は、伝送ラインと、前記伝
送ラインに選択的に直列接続するための信号処理回路
と、前記伝送ラインに設けられた第1のジャックと、前
記信号処理回路に設けられた第2のジャックと、前記第
1及び第2のジャックに挿入される第1及び第2のプラ
グを備えた接続具とから成り、前記第1及び第2のプラ
グはチップとリングとをそれぞれ備え、前記第1のジャ
ックは、前記第1のプラグのチップに接続される第1の
接触バネと、前記第1のプラグのリングに接続される第
2の接触バネと、前記第1のプラグが前記第1のジャッ
クに未挿入の時には前記第1の接触バネと前記第2の接
触バネとの間を電気的に接続し、前記第1のプラグが前
記第1のジャックに挿入された時には前記第1の接触バ
ネと前記第2の接触バネとの電気的接続を解除するよう
に構成された接点とを備え、前記第1及び第2の接触バ
ネを接続するために分断された前記伝送ラインの一方に
前記第1の接触バネが接続され、分断された前記伝送路
の他方に前記第2の接触バネが接続され、前記第2のジ
ャックは、前記第2のプラグのチップに接続される第3
の接触バネと、前記第2のプラグのリングに接続される
第4の接触バネとを備え、前記第3の接触バネは前記信
号処理回路の一対の端子の一方に接続され、前記第4の
接触バネは前記一対の端子の他方に接続されていること
を特徴とする信号処理装置に係わるものである。なお、
請求項2に示すように中継装置を設け、ここに第2及び
第3のジャクを設けることができる。
成するための第1番目の発明は、伝送ラインと、前記伝
送ラインに選択的に直列接続するための信号処理回路
と、前記伝送ラインに設けられた第1のジャックと、前
記信号処理回路に設けられた第2のジャックと、前記第
1及び第2のジャックに挿入される第1及び第2のプラ
グを備えた接続具とから成り、前記第1及び第2のプラ
グはチップとリングとをそれぞれ備え、前記第1のジャ
ックは、前記第1のプラグのチップに接続される第1の
接触バネと、前記第1のプラグのリングに接続される第
2の接触バネと、前記第1のプラグが前記第1のジャッ
クに未挿入の時には前記第1の接触バネと前記第2の接
触バネとの間を電気的に接続し、前記第1のプラグが前
記第1のジャックに挿入された時には前記第1の接触バ
ネと前記第2の接触バネとの電気的接続を解除するよう
に構成された接点とを備え、前記第1及び第2の接触バ
ネを接続するために分断された前記伝送ラインの一方に
前記第1の接触バネが接続され、分断された前記伝送路
の他方に前記第2の接触バネが接続され、前記第2のジ
ャックは、前記第2のプラグのチップに接続される第3
の接触バネと、前記第2のプラグのリングに接続される
第4の接触バネとを備え、前記第3の接触バネは前記信
号処理回路の一対の端子の一方に接続され、前記第4の
接触バネは前記一対の端子の他方に接続されていること
を特徴とする信号処理装置に係わるものである。なお、
請求項2に示すように中継装置を設け、ここに第2及び
第3のジャクを設けることができる。
【0008】上記第2番目の目的を達成するための第2
番目の発明は、第1及び第2の信号入力端子と、第1及
び第2の信号出力端子と、前記第1及び第2の信号入力
端子と前記第1及び第2の信号出力端子との間にそれぞ
れ設けられた第1及び第2の信号処理回路と、前記第1
の信号入力端子と前記第1の信号出力端子との間の第1
の信号伝送ラインに切換回路を介して選択的に接続され
る第3の信号処理回路と、前記第2の信号入力端子と前
記第2の信号出力端子との間の第2の信号伝送ラインに
接続された第1のジャックと、前記第3の信号処理回路
に接続された第2のジャックとを備えており、且つ前記
第1及び第2のジャックに第1及び第2のプラグを挿入
してこれ等の相互間を接続することによって前記第3の
信号処理回路を前記第2の信号伝送ラインに直列に接続
する時には前記切換回路によって前記第3の信号処理回
路を前記第1の信号伝送ラインから切り離すように構成
されていることを特徴とする信号処理装置に係わるもの
である。
番目の発明は、第1及び第2の信号入力端子と、第1及
び第2の信号出力端子と、前記第1及び第2の信号入力
端子と前記第1及び第2の信号出力端子との間にそれぞ
れ設けられた第1及び第2の信号処理回路と、前記第1
の信号入力端子と前記第1の信号出力端子との間の第1
の信号伝送ラインに切換回路を介して選択的に接続され
る第3の信号処理回路と、前記第2の信号入力端子と前
記第2の信号出力端子との間の第2の信号伝送ラインに
接続された第1のジャックと、前記第3の信号処理回路
に接続された第2のジャックとを備えており、且つ前記
第1及び第2のジャックに第1及び第2のプラグを挿入
してこれ等の相互間を接続することによって前記第3の
信号処理回路を前記第2の信号伝送ラインに直列に接続
する時には前記切換回路によって前記第3の信号処理回
路を前記第1の信号伝送ラインから切り離すように構成
されていることを特徴とする信号処理装置に係わるもの
である。
【0009】
【作用】第1番目の発明における第1及び第2のプラグ
として汎用のステレオプラグを使用することができる。
第1及び第2のジャックと第1及び第2のプラグとの結
合によって信号処理回路が接続されるので、この接続が
容易に達成される。請求項2に示す中継装置の第3のジ
ャックは別の信号回路の追加接続を可能にする。
として汎用のステレオプラグを使用することができる。
第1及び第2のジャックと第1及び第2のプラグとの結
合によって信号処理回路が接続されるので、この接続が
容易に達成される。請求項2に示す中継装置の第3のジ
ャックは別の信号回路の追加接続を可能にする。
【0010】第2番目の発明における第3の信号処理回
路はジャックを有しているので、これを第2の信号伝送
ラインに対して容易に接続することができる。これによ
り、第3の信号処理回路を第1及び第2の信号処理回路
で択一的に使用することが可能になり、利用率が高くな
る。
路はジャックを有しているので、これを第2の信号伝送
ラインに対して容易に接続することができる。これによ
り、第3の信号処理回路を第1及び第2の信号処理回路
で択一的に使用することが可能になり、利用率が高くな
る。
【0011】
【実施例】次に、図1〜図4を参照して本発明の実施例
に係わるミキサーを説明する。
に係わるミキサーを説明する。
【0012】図1はミキサーの要部を示す。ここには第
1及び第2チャンネルが示されているのみであるが、実
際の装置は更に多くのチャンネルを有する。
1及び第2チャンネルが示されているのみであるが、実
際の装置は更に多くのチャンネルを有する。
【0013】マイクロホン等の音声信号源を接続するた
めのジャック構成の第1及び第2の入力端子11、12
と第1及び第2の出力端子13、14の間には第1及び
第2の信号処理回路15、16、第1及び第2のバッフ
ァ回路17、18及び第1及び第2のマスタフェーダー
(master fader )19、20が順次に接続されてい
る。また、第1チャンネルの第1のバッファ回路17と
第1のマスタフェーダー19との間に第3の信号処理回
路21が接続されている。
めのジャック構成の第1及び第2の入力端子11、12
と第1及び第2の出力端子13、14の間には第1及び
第2の信号処理回路15、16、第1及び第2のバッフ
ァ回路17、18及び第1及び第2のマスタフェーダー
(master fader )19、20が順次に接続されてい
る。また、第1チャンネルの第1のバッファ回路17と
第1のマスタフェーダー19との間に第3の信号処理回
路21が接続されている。
【0014】第1及び第2の信号処理回路15、16
は、第1及び第2の信号伝送ライン22、23に順に接
続された入力ゲイン調整器24、25と、ジャック2
6、27と、フェーダー28、29と、バッファ回路3
0、31と、パン(pan )32、33とから成る。パン
32、33の出力はマスタバス34、35にそれぞれ接
続されている。マスタバス34、35はバッファ回路1
7、18に接続されている。
は、第1及び第2の信号伝送ライン22、23に順に接
続された入力ゲイン調整器24、25と、ジャック2
6、27と、フェーダー28、29と、バッファ回路3
0、31と、パン(pan )32、33とから成る。パン
32、33の出力はマスタバス34、35にそれぞれ接
続されている。マスタバス34、35はバッファ回路1
7、18に接続されている。
【0015】ジャック26、27は、チップと呼ばれて
いる金属製の第1の接触バネ38と、リングと呼ばれて
いる金属製の第2の接触バネ39と、金属製のスリーブ
40と、伝送路形成スイッチとして働く接点41とをそ
れぞれ有する。第1の信号伝送ライン22はゲイン調整
器24の出力段で一方のライン22aと他方のライン2
2bとに分断され、一方のライン22aがジャック26
の第1の接触バネ38に接続され、他方のライン22b
が第2の接触バネ39及び接点41に接続されている。
第2の伝送ライン23はゲイン調整器25の出力段で一
方のライン23aと他方のライン23bとに分断され、
一方のライン23aがジャック27の第1の接触バネ3
8に接続され、他方のライン23bが第2の接触バネ3
9及び接点41に接続されている。なお、ジャック2
6、27の接点41はプラグ非挿入時に第1の接触バネ
38に接触して分断された伝送ライン22aと22b及
び23a、と23bを接続し、プラグ挿入時には第1の
接触バネ38が接点41から離間する。2つのジャック
26、27は一般のステレオジャックに接点41による
スイッチ機能を付加してエフェクターの挿入を可能にし
たものであるので、これ等をインサーションジャックと
呼ぶことにする。
いる金属製の第1の接触バネ38と、リングと呼ばれて
いる金属製の第2の接触バネ39と、金属製のスリーブ
40と、伝送路形成スイッチとして働く接点41とをそ
れぞれ有する。第1の信号伝送ライン22はゲイン調整
器24の出力段で一方のライン22aと他方のライン2
2bとに分断され、一方のライン22aがジャック26
の第1の接触バネ38に接続され、他方のライン22b
が第2の接触バネ39及び接点41に接続されている。
第2の伝送ライン23はゲイン調整器25の出力段で一
方のライン23aと他方のライン23bとに分断され、
一方のライン23aがジャック27の第1の接触バネ3
8に接続され、他方のライン23bが第2の接触バネ3
9及び接点41に接続されている。なお、ジャック2
6、27の接点41はプラグ非挿入時に第1の接触バネ
38に接触して分断された伝送ライン22aと22b及
び23a、と23bを接続し、プラグ挿入時には第1の
接触バネ38が接点41から離間する。2つのジャック
26、27は一般のステレオジャックに接点41による
スイッチ機能を付加してエフェクターの挿入を可能にし
たものであるので、これ等をインサーションジャックと
呼ぶことにする。
【0016】第3の信号処理回路21は、イコライザ回
路(周波数補償回路)42と、2つのジャック43、4
4と、切換回路45とから成る。ジャック43はチップ
と呼ばれている金属製の第3の接触バネ46と、リング
と呼ばれている金属製の第4の接触バネ47と、金属製
のスリーブ48とから成る一般のステレオ用のジャック
である。このジャック43をインサーションジャック2
6、27と区別するために入出力ジャックと呼ぶことに
する。
路(周波数補償回路)42と、2つのジャック43、4
4と、切換回路45とから成る。ジャック43はチップ
と呼ばれている金属製の第3の接触バネ46と、リング
と呼ばれている金属製の第4の接触バネ47と、金属製
のスリーブ48とから成る一般のステレオ用のジャック
である。このジャック43をインサーションジャック2
6、27と区別するために入出力ジャックと呼ぶことに
する。
【0017】ジャック44はインサーションジャック2
6、27と同一構造であって、チップとしての第1の接
触バネ38と、リングとしての第2の接触バネ39と、
スリーブ40と、接点41を有する。このジャック44
は更に別のエフェクターを接続する時に使用される。
6、27と同一構造であって、チップとしての第1の接
触バネ38と、リングとしての第2の接触バネ39と、
スリーブ40と、接点41を有する。このジャック44
は更に別のエフェクターを接続する時に使用される。
【0018】切換回路45は、接点a、b、c、d、
e、fと、可動接触子g、h、iとを有する。第1の可
動接触子gは接点a、bのいずれか一方に接触し、第2
の可動接触子hは接点c、dのいずれか一方に接触し、
第3の可動接触子iは接点e、fのいずれか一方に接触
する。3つの可動接触子g、h、iは連動するように構
成され、イコライザ回路42を別のチャンネルに接続す
る時に図3に示すように接点a、c、eに投入され、イ
コライザ回路42を第1チャンネルに接続する時には図
1に示すように接点b、d、fに投入される。なお、切
換回路45を接点a〜fに対応する6個のアナログスイ
ッチに置き換えることができる。
e、fと、可動接触子g、h、iとを有する。第1の可
動接触子gは接点a、bのいずれか一方に接触し、第2
の可動接触子hは接点c、dのいずれか一方に接触し、
第3の可動接触子iは接点e、fのいずれか一方に接触
する。3つの可動接触子g、h、iは連動するように構
成され、イコライザ回路42を別のチャンネルに接続す
る時に図3に示すように接点a、c、eに投入され、イ
コライザ回路42を第1チャンネルに接続する時には図
1に示すように接点b、d、fに投入される。なお、切
換回路45を接点a〜fに対応する6個のアナログスイ
ッチに置き換えることができる。
【0019】第3の信号処理回路21内の接続関係を詳
しく説明すると、イコライザ回路42の入力端子42a
は第3の可動接触子iに接続され、イコライザ回路42
の出力端子42bはインサーションジャック44の第1
の接触バネ(チップ)38に接続されている。切換回路
45の第1及び第6の接点a、fはバッファ回路17に
それぞれ接続され、第2及び第3の接点b、cはインサ
ーションジャック44の第2の接触バネ(リング)39
にそれぞれ接続されている。第4及び第5の接点d、e
は入出力ジャック43の第3の接触バネ(チップ)にそ
れぞれ接続されている。第1の可動接触子gはマスタフ
ェーダー19に接続され、第2の可動接触子hは入出力
ジャック43の第4の接触バネ(リング)47に接続さ
れている。インサーションジャック44の接点41は第
2の接触バネ39に接続され、プラグ非挿入時に第1の
接触バネ38に接触している。
しく説明すると、イコライザ回路42の入力端子42a
は第3の可動接触子iに接続され、イコライザ回路42
の出力端子42bはインサーションジャック44の第1
の接触バネ(チップ)38に接続されている。切換回路
45の第1及び第6の接点a、fはバッファ回路17に
それぞれ接続され、第2及び第3の接点b、cはインサ
ーションジャック44の第2の接触バネ(リング)39
にそれぞれ接続されている。第4及び第5の接点d、e
は入出力ジャック43の第3の接触バネ(チップ)にそ
れぞれ接続されている。第1の可動接触子gはマスタフ
ェーダー19に接続され、第2の可動接触子hは入出力
ジャック43の第4の接触バネ(リング)47に接続さ
れている。インサーションジャック44の接点41は第
2の接触バネ39に接続され、プラグ非挿入時に第1の
接触バネ38に接触している。
【0020】図2はインサーションジャック26又は2
7と入出力ジャック43に挿入される第1及び第2のプ
ラグ47、48を有する接続コード49を原理的に示
す。第1及び第2のプラグ47、48は一般のステレオ
プラグであり、互いに電気的に絶縁されたチップ50
と、リング51と、スリーブ52とをそれぞれ有する。
2つのプラグ47、48のチップ50は信号線53で相
互に接続され、2つのリング51は信号線54で接続さ
れ、2つのスリーブ52はシールド導体55によって接
続されている。
7と入出力ジャック43に挿入される第1及び第2のプ
ラグ47、48を有する接続コード49を原理的に示
す。第1及び第2のプラグ47、48は一般のステレオ
プラグであり、互いに電気的に絶縁されたチップ50
と、リング51と、スリーブ52とをそれぞれ有する。
2つのプラグ47、48のチップ50は信号線53で相
互に接続され、2つのリング51は信号線54で接続さ
れ、2つのスリーブ52はシールド導体55によって接
続されている。
【0021】
【動作】入力端子11、12にマイクロホン等の信号源
を接続し、出力端子13、14にテープレコーダを接続
して多トラック磁気テープに第1及び第2チャンネルの
音声信号を記録する際に、イコライザ回路42を第1チ
ャンネルで使用する場合には、図1に示すように可動接
触子g、h、iを接点b、d、fに投入する。これによ
り、バッファ回路17の出力は、接点fと可動接触子i
とイコライザ回路42とインサーションジャック44の
第1の接触バネ38と接点41と接点bと可動接触子g
とを通ってマスタフェーダー19に接続される。即ちイ
コライザ回路42がマスタバス34の信号伝送路に直列
に接続される。
を接続し、出力端子13、14にテープレコーダを接続
して多トラック磁気テープに第1及び第2チャンネルの
音声信号を記録する際に、イコライザ回路42を第1チ
ャンネルで使用する場合には、図1に示すように可動接
触子g、h、iを接点b、d、fに投入する。これによ
り、バッファ回路17の出力は、接点fと可動接触子i
とイコライザ回路42とインサーションジャック44の
第1の接触バネ38と接点41と接点bと可動接触子g
とを通ってマスタフェーダー19に接続される。即ちイ
コライザ回路42がマスタバス34の信号伝送路に直列
に接続される。
【0022】イコライザ回路42を第2チャンネルで使
用する時には、切換回路45の可動接触子g、h、iを
図3に示すように接点a、c、eに投入し、更に、第2
チャンネルのインサーションジャック27にコード49
の第1のプラグ49aを挿入し、第3の信号処理回路2
1の入出力ジャック43にコード49の第2のプラグ4
9bを挿入する。この結果、図3に示すように、第1の
プラグ49aのチップ50がインサーションジャック2
7の第1の接触バネ(チップ)38に接触し、リング5
1が第2の接触バネ(リング)39に接触し、接点41
は第1の接触バネ38から離間する。また、第2のプラ
グ49aのチップ50は入出力ジャック43の第3の接
触バネ(チップ)46に接触し、リング51は第4の接
触バネ(リング)47に接触する。これにより、信号入
力端子23、ゲイン調整器25、第1の接触バネ38、
第1のプラグ49aのチップ50、信号線53、第2の
プラグ49bのチップ50、第3の接触バネ46、接点
e、可動接触子i、イコライザ回路42、インサーショ
ンジャック44の第1の接触子38、接点41、接点
c、可動接触子h、入出力ジャック43の第4の接触子
47、第2のプラグ49bのリング51、信号線54、
第1のプラグ49aのリング51、第1の接触バネ3
9、フェーダー29、バッファ回路31、パン33、バ
ッファ回路17、18、マスタフェーダー19、20及
び出力端子13、14から成る回路が成立する。即ちイ
コライザ回路42が信号伝送ライン23に直列に接続さ
れる。
用する時には、切換回路45の可動接触子g、h、iを
図3に示すように接点a、c、eに投入し、更に、第2
チャンネルのインサーションジャック27にコード49
の第1のプラグ49aを挿入し、第3の信号処理回路2
1の入出力ジャック43にコード49の第2のプラグ4
9bを挿入する。この結果、図3に示すように、第1の
プラグ49aのチップ50がインサーションジャック2
7の第1の接触バネ(チップ)38に接触し、リング5
1が第2の接触バネ(リング)39に接触し、接点41
は第1の接触バネ38から離間する。また、第2のプラ
グ49aのチップ50は入出力ジャック43の第3の接
触バネ(チップ)46に接触し、リング51は第4の接
触バネ(リング)47に接触する。これにより、信号入
力端子23、ゲイン調整器25、第1の接触バネ38、
第1のプラグ49aのチップ50、信号線53、第2の
プラグ49bのチップ50、第3の接触バネ46、接点
e、可動接触子i、イコライザ回路42、インサーショ
ンジャック44の第1の接触子38、接点41、接点
c、可動接触子h、入出力ジャック43の第4の接触子
47、第2のプラグ49bのリング51、信号線54、
第1のプラグ49aのリング51、第1の接触バネ3
9、フェーダー29、バッファ回路31、パン33、バ
ッファ回路17、18、マスタフェーダー19、20及
び出力端子13、14から成る回路が成立する。即ちイ
コライザ回路42が信号伝送ライン23に直列に接続さ
れる。
【0023】イコライザ回路42を第1チャンネルのイ
ンサーションジャック26に接続することもできる。こ
の時には、第1のプラグ47を第1のインサーションジ
ャック26に挿入すればよい。
ンサーションジャック26に接続することもできる。こ
の時には、第1のプラグ47を第1のインサーションジ
ャック26に挿入すればよい。
【0024】イコライザ回路42以外のディストーショ
ン等の効果を与えるためのエフェクターを第1又は第2
チャンネルに接続することができる。図4はエフェクタ
ー60を第1チャンネルのインサーションジャック26
に接続する方法を原理的に示す。エフェクター60に含
まれているエフェクト回路61は入出力ジャック62に
接続されている。入出力ジャック62は図1の入出力ジ
ャック43と同一構造のものであり、第3の接触バネ
(チップ)46と第4の接触バネ(リング)47とスリ
ーブ48とを有し、第3の接触バネ(チップ)46がエ
フェクト回路61の入力端子に接続され、第4の接触バ
ネ(リング)47がエフェクト回路61の出力端子に接
続されている。図4のインサーションジャック26と入
出力ジャック62とは図2のステレオプラグ47、48
を有するコード49で接続される。これにより、出力端
子13にエフェクト回路61の効果を伴なった信号を
得、これをテープレコーダ63に記録することができ
る。
ン等の効果を与えるためのエフェクターを第1又は第2
チャンネルに接続することができる。図4はエフェクタ
ー60を第1チャンネルのインサーションジャック26
に接続する方法を原理的に示す。エフェクター60に含
まれているエフェクト回路61は入出力ジャック62に
接続されている。入出力ジャック62は図1の入出力ジ
ャック43と同一構造のものであり、第3の接触バネ
(チップ)46と第4の接触バネ(リング)47とスリ
ーブ48とを有し、第3の接触バネ(チップ)46がエ
フェクト回路61の入力端子に接続され、第4の接触バ
ネ(リング)47がエフェクト回路61の出力端子に接
続されている。図4のインサーションジャック26と入
出力ジャック62とは図2のステレオプラグ47、48
を有するコード49で接続される。これにより、出力端
子13にエフェクト回路61の効果を伴なった信号を
得、これをテープレコーダ63に記録することができ
る。
【0025】図1の第3の信号処理回路21のインサー
ションジャック44に図4のエフェクター61を接続す
ることができる。この場合には第3の信号処理回路21
のインサーションジャック44に図2の第1のプラグ4
7を挿入し、図4のエフェクター60の入出力ジャック
62に図2の第2のプラグ48を挿入する。この結果、
イコライザ回路42とエフェクト回路61との直列接続
回路が形成される。図1に示すように、第3の信号処理
回路21に入出力ジャック43とインサーションジャッ
ク44との両方を設けると、種々の信号処理を容易に達
成することが可能になる。
ションジャック44に図4のエフェクター61を接続す
ることができる。この場合には第3の信号処理回路21
のインサーションジャック44に図2の第1のプラグ4
7を挿入し、図4のエフェクター60の入出力ジャック
62に図2の第2のプラグ48を挿入する。この結果、
イコライザ回路42とエフェクト回路61との直列接続
回路が形成される。図1に示すように、第3の信号処理
回路21に入出力ジャック43とインサーションジャッ
ク44との両方を設けると、種々の信号処理を容易に達
成することが可能になる。
【0026】
【別の実施例】図5に示す実施例では入力端子71と出
力端子72との間の信号伝送ライン73にインサーショ
ンジャック(第1のジャック)74と信号処理回路75
とを接続した構成の主信号処理装置76に対してエフェ
クト回路77を含む副信号処理装置78を接続する時
に、副信号処理装置78をパッチベイ(patch bay)7
9とエフェクター80とに分けて構成し、パッチベイ7
9にステレオ・入出力ジャック(第2のジャック)81
とステレオ・インサーションジャック(第3のジャッ
ク)82とモノラル・出力ジャック(第1の接続端子)
83とモノラル・入力ジャック(第2の接続端子)84
とからなるジャック群を複数設け、エフェクター80に
モノラル・入力ジャック85とモノラル・出力ジャック
86とを設けている。図5のインサーションジャック7
4は図1のインサーションジャック26と同一構造を有
する。パッチベイ79の入出力ジャック81及びインサ
ーションジャック82は図1の入出力ジャック43及び
インサーションジャック26と同一構造を有する。従っ
て、インサ−ションジャック(第1のジャック)74の
各部には図1のインサ−ションジャック26と同一の符
号を付し、入出力ジャック(第2のジャック)81の各
部にも図1の入出力ジャック43と同一の符号を付し、
インサ−ションジャック(第3のジャック)82の各部
にはダッシュを付けて図1のインサ−ションジャック2
6と同一の符号を付してこれ等の説明を省略する。な
お、図5のパッチベイ79のインサ−ションジャック8
2の接触バネ38' 及び39' を第5及び第6の接触バ
ネと呼ぶことができる。入出力ジャック81の第4の接
触バネ(リング)47はインサーションジャック82の
接点41に接続されている。出力ジャック83は入出力
ジャック81の第3の接続バネ(チップ)46に接続さ
れ、入力ジャック84は短絡保護用抵抗Rを介してイン
サーションジャック82の第5の接触バネ(チップ)3
8' に接続されている。エフェクト回路77は入力ジャ
ック85と出力ジャック86に接続されている。エフェ
クト回路77を信号伝送ライン73に接続する時には、
インサーションジャック74と入出力ジャック81とを
図2のステレオプラグ47、48を有するコード49で
接続し、出力ジャック83と入力ジャック85との間及
び出力ジャック86と入力ジャック84との間をモノラ
ルプラグを有するコードでそれぞれ接続する。図5の方
式によれば、普通の構造のエフェクタ−80であって
も、パッチベイ79を中継装置として使用してミキサ−
等の主信号処理回路76に容易に接続することができ
る。また、パッチベイ79のステレオジャック(第3の
ジャック)82に更に別の信号処理回路を追加接続する
ことができる。
力端子72との間の信号伝送ライン73にインサーショ
ンジャック(第1のジャック)74と信号処理回路75
とを接続した構成の主信号処理装置76に対してエフェ
クト回路77を含む副信号処理装置78を接続する時
に、副信号処理装置78をパッチベイ(patch bay)7
9とエフェクター80とに分けて構成し、パッチベイ7
9にステレオ・入出力ジャック(第2のジャック)81
とステレオ・インサーションジャック(第3のジャッ
ク)82とモノラル・出力ジャック(第1の接続端子)
83とモノラル・入力ジャック(第2の接続端子)84
とからなるジャック群を複数設け、エフェクター80に
モノラル・入力ジャック85とモノラル・出力ジャック
86とを設けている。図5のインサーションジャック7
4は図1のインサーションジャック26と同一構造を有
する。パッチベイ79の入出力ジャック81及びインサ
ーションジャック82は図1の入出力ジャック43及び
インサーションジャック26と同一構造を有する。従っ
て、インサ−ションジャック(第1のジャック)74の
各部には図1のインサ−ションジャック26と同一の符
号を付し、入出力ジャック(第2のジャック)81の各
部にも図1の入出力ジャック43と同一の符号を付し、
インサ−ションジャック(第3のジャック)82の各部
にはダッシュを付けて図1のインサ−ションジャック2
6と同一の符号を付してこれ等の説明を省略する。な
お、図5のパッチベイ79のインサ−ションジャック8
2の接触バネ38' 及び39' を第5及び第6の接触バ
ネと呼ぶことができる。入出力ジャック81の第4の接
触バネ(リング)47はインサーションジャック82の
接点41に接続されている。出力ジャック83は入出力
ジャック81の第3の接続バネ(チップ)46に接続さ
れ、入力ジャック84は短絡保護用抵抗Rを介してイン
サーションジャック82の第5の接触バネ(チップ)3
8' に接続されている。エフェクト回路77は入力ジャ
ック85と出力ジャック86に接続されている。エフェ
クト回路77を信号伝送ライン73に接続する時には、
インサーションジャック74と入出力ジャック81とを
図2のステレオプラグ47、48を有するコード49で
接続し、出力ジャック83と入力ジャック85との間及
び出力ジャック86と入力ジャック84との間をモノラ
ルプラグを有するコードでそれぞれ接続する。図5の方
式によれば、普通の構造のエフェクタ−80であって
も、パッチベイ79を中継装置として使用してミキサ−
等の主信号処理回路76に容易に接続することができ
る。また、パッチベイ79のステレオジャック(第3の
ジャック)82に更に別の信号処理回路を追加接続する
ことができる。
【0027】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでは
なく、例えば次の変形例が可能である。図6に示すよう
にエフェクター60のエフエクト回路61に入出力ジャ
ック62aの他に入力端子90と出力端子91を接続す
ることができる。入出力端子62aは図1の入出力端子
63と同様に第3の接触バネ(チップ)46と第4の接
触バネ(リング)47とスリーブ48の他に、接点9
2、93を有する。接点92、93はジャック62aに
ステレオプラグが挿入されていない時に第3及び第4の
接触バネ46、47に接触し、プラグが挿入された時に
離間する。なお、図6のエフェクター60に図1のイン
サーションジャック44に相当するものを付加すること
ができる。
なく、例えば次の変形例が可能である。図6に示すよう
にエフェクター60のエフエクト回路61に入出力ジャ
ック62aの他に入力端子90と出力端子91を接続す
ることができる。入出力端子62aは図1の入出力端子
63と同様に第3の接触バネ(チップ)46と第4の接
触バネ(リング)47とスリーブ48の他に、接点9
2、93を有する。接点92、93はジャック62aに
ステレオプラグが挿入されていない時に第3及び第4の
接触バネ46、47に接触し、プラグが挿入された時に
離間する。なお、図6のエフェクター60に図1のイン
サーションジャック44に相当するものを付加すること
ができる。
【0028】標準プラグに限ることなく、ミニプラグを
使用するように構成することもできる。
使用するように構成することもできる。
【0029】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、信号伝
送ラインに対する信号処理回路の選択的接続を容易に達
成することができる。請求項2の発明によれば、第3の
信号処理回路の選択的接続を容易に達成することができ
且つ第3の信号処理回路の利用率を高めることができ
る。
送ラインに対する信号処理回路の選択的接続を容易に達
成することができる。請求項2の発明によれば、第3の
信号処理回路の選択的接続を容易に達成することができ
且つ第3の信号処理回路の利用率を高めることができ
る。
【図1】本発明の実施例に係わるミキサ−を示す回路図
である。
である。
【図2】図1の回路で使用するプラグを備えたコードを
原理的に示す図である。
原理的に示す図である。
【図3】図1において第2及び第3の信号処理回路をコ
ードで接続した状態を示す回路図である。
ードで接続した状態を示す回路図である。
【図4】インサーションジャックとエフェクターとの関
係を示すブロック図である。
係を示すブロック図である。
【図5】別の実施例の信号処理装置を示す回路図であ
る。
る。
【図6】変形例のエフェクターを示すブロック図であ
る。
る。
【図7】従来のエフェクターの接続を示す図である。
【符号の説明】 21 信号処理回路 26 インサーションジャック 42 イコライザ回路 43 入出力ジャック 44 インサーションジャック 49 コード
Claims (3)
- 【請求項1】 伝送ラインと、前記伝送ラインに選択的
に直列接続するための信号処理回路と、前記伝送ライン
に設けられた第1のジャックと、前記信号処理回路に設
けられた第2のジャックと、前記第1及び第2のジャッ
クに挿入される第1及び第2のプラグを備えた接続具と
から成り、前記第1及び第2のプラグはチップとリング
とをそれぞれ備え、前記第1のジャックは、前記第1の
プラグのチップに接続される第1の接触バネと、前記第
1のプラグのリングに接続される第2の接触バネと、前
記第1のプラグが前記第1のジャックに未挿入の時には
前記第1の接触バネと前記第2の接触バネとの間を電気
的に接続し、前記第1のプラグが前記第1のジャックに
挿入された時には前記第1の接触バネと前記第2の接触
バネとの電気的接続を解除するように構成された接点と
を備え、前記第1及び第2の接触バネを接続するために
分断された前記伝送ラインの一方に前記第1の接触バネ
が接続され、分断された前記伝送路の他方に前記第2の
接触バネが接続され、前記第2のジャックは、前記第2
のプラグのチップに接続される第3の接触バネと、前記
第2のプラグのリングに接続される第4の接触バネとを
備え、前記第3の接触バネは前記信号処理回路の一対の
端子の一方に接続され、前記第4の接触バネは前記一対
の端子の他方に接続されていることを特徴とする信号処
理装置。 - 【請求項2】 伝送ラインと、前記伝送ラインに選択的
に直列接続するための信号処理回路と、前記伝送ライン
と前記信号処理回路との間に接続される中継装置と、前
記伝送ラインに設けられた第1のジャックと、前記中継
装置に設けられた第2及び第3のジャックと、前記中継
装置に設けられた前記信号処理回路を接続するための第
1及び第2の接続端子又はジャックと、前記第1及び第
2のジャックに挿入される第1及び第2のプラグを備え
た接続具とから成り、前記第1及び第2のプラグはチッ
プとリングとをそれぞれ備え、前記第1のジャックは、
前記第1のプラグのチップに接続される第1の接触バネ
と、前記第1のプラグのリングに接続される第2の接触
バネと、前記第1のプラグが前記第1のジャックに未挿
入の時には前記第1の接触バネと前記第2の接触バネと
の間を電気的に接続し、前記第1のプラグが前記第1の
ジャックに挿入された時には前記第1の接触バネと前記
第2の接触バネとの電気的接続を解除するように構成さ
れた接点とを備え、前記第1及び第2の接触バネを接続
するために分断された前記伝送ラインの一方に前記第1
の接触バネが接続され、分断された前記伝送路の他方に
前記第2の接触バネが接続され、前記第2のジャック
は、前記第2のプラグのチップに接続される第3の接触
バネと、前記第2のプラグのリングに接続される第4の
接触バネとを備え、前記第3のジャックは前記第1のフ
ラグと同一構造の第3のプラグを挿入することができる
ように前記第1及び第2の接触バネと同一構造の第5及
び第6の接触バネと前記接点と同一構造の接点を有し、
前記第3の接触バネは前記第1の接続端子又はジャック
に接続され、前記第4の接触バネは前記第3のジャック
の前記第6の接触バネ及び前記接点に夫々接続され、前
記第3のジャックの前記第5の接触バネは前記第2の接
続端子又はジャック接続されていることを特徴とする信
号処理装置。 - 【請求項3】 第1及び第2の信号入力端子と、第1及
び第2の信号出力端子と、前記第1及び第2の信号入力
端子と前記第1及び第2の信号出力端子との間にそれぞ
れ設けられた第1及び第2の信号処理回路と、前記第1
の信号入力端子と前記第1の信号出力端子との間の第1
の信号伝送ラインに切換回路を介して選択的に接続され
る第3の信号処理回路と、前記第2の信号入力端子と前
記第2の信号出力端子との間の第2の信号伝送ラインに
接続された第1のジャックと、前記第3の信号処理回路
に接続された第2のジャックとを備えており、且つ前記
第1及び第2のジャックに第1及び第2のプラグを挿入
してこれ等の相互間を接続することによって前記第3の
信号処理回路を前記第2の信号伝送ラインに直列に接続
する時には前記切換回路によって前記第3の信号処理回
路を前記第1の信号伝送ラインから切り離すように構成
されていることを特徴とする信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069008A JP2524900B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069008A JP2524900B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281634A JPH04281634A (ja) | 1992-10-07 |
JP2524900B2 true JP2524900B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=13390141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069008A Expired - Lifetime JP2524900B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524900B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3069008A patent/JP2524900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04281634A (ja) | 1992-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5529513A (en) | Cable connector having removable coded rings | |
CA2530500A1 (en) | Electrical connectors having contacts that may be selectively designated as either signal or ground contacts | |
CA2392322A1 (en) | Differential signal electrical connectors | |
US20100073483A1 (en) | System and method for transmitting video from multiple video cameras over a single multiple pair, twisted pair cable | |
CA2169604A1 (en) | Primary Surge Protector for Broadband Coaxial System | |
JP2524900B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JPH0865799A (ja) | モノ/ステレオ切り替え回路 | |
JPH01205222A (ja) | コネクタ共用化装置 | |
ES1047528U (es) | Bloque para bornes de embornado rapido | |
US20220386050A1 (en) | State detection device for use in an audio interface | |
US5181000A (en) | Digital interference filter for audio systems | |
CN113923564A (zh) | 音频处理装置及终端设备 | |
US20060268481A1 (en) | Electrical interface extension with isolation function | |
JPH01503823A (ja) | 大きさの異なる導線を用いて2つのオーディオコンポーネントを電気的に接続する装置 | |
US6973582B2 (en) | Audio signal output device in which optical signals are not output when a plug is not connected to an S/PDIF output terminal | |
US3037569A (en) | Magnetic recording and reproducing apparatus | |
JP3661427B2 (ja) | 信号切換装置 | |
RU2145757C1 (ru) | Соединительное устройство для коммутирования электрических сигналов | |
JPH05242930A (ja) | ピンジャック | |
JPS62256066A (ja) | 端末装置 | |
KR200247799Y1 (ko) | 브리지 앰프의 헤드 폰 연결 회로 | |
KR910002941Y1 (ko) | 송수신장치 | |
JPH0114984Y2 (ja) | ||
JPH0240563Y2 (ja) | ||
JPH1013998A (ja) | 音声信号出力装置 |