JP2524704Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2524704Y2
JP2524704Y2 JP1990120076U JP12007690U JP2524704Y2 JP 2524704 Y2 JP2524704 Y2 JP 2524704Y2 JP 1990120076 U JP1990120076 U JP 1990120076U JP 12007690 U JP12007690 U JP 12007690U JP 2524704 Y2 JP2524704 Y2 JP 2524704Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
front panel
main body
closing lid
body case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990120076U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0478425U (ja
Inventor
恒雄 尾串
久純 山岸
勲 臼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1990120076U priority Critical patent/JP2524704Y2/ja
Publication of JPH0478425U publication Critical patent/JPH0478425U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524704Y2 publication Critical patent/JP2524704Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ファンコンベクター、エアコン等の空気調
和機に関する。
(ロ)従来の技術 この種の空気調和機では、例えば、実公昭58−54574
号公報に開示されているように、空気吸込口及び空気吐
出口を有する前パネルを前面に配した本体ケース内に熱
交換器及び送風ファンを設け、送風ファンによって空気
吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気を熱交換器で
熱交換させた後、空気吐出口から温風として室内へ吐出
させていた。
上述した空気調和機では、フィルターが熱交換器の近
くの本体ケース内に配置されているため、このフィルタ
ーを掃除する場合は前パネルを本体ケースから外さなけ
ればならず、フィルターの掃除が面倒であるばかりでな
く、熱交換器が外部に露出するため、例えば、熱交換器
のフィンに手が触れて、手を切ったりする心配があっ
た。
そのため、近年では、前パネルの上部にフィルター挿
入口を設け、このフィルター挿入口からフィルターを出
し入れできるようにし、フィルターの掃除の簡便化を図
ると同時に、熱交換器に触れてケガをすることがないよ
うに配慮されている。しかしながら、上述したフィルタ
ー挿入口には、この挿入口を開閉する開閉蓋が設けられ
いるため、フィルター挿入口の閉塞時には開閉蓋を安定
状態で保持しないと、機器の運搬時に開閉蓋が回動して
破損する心配がある。そのため、構造が複雑になり、部
品点数が増加したり、パネルの組立て時間が長くなる欠
点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は上述の実情に鑑みてなされたものであり、フ
ィルター挿入口を開閉する開閉蓋の閉塞状態での保持を
確実に行なえるようにしつつ、その保持構造の簡略化を
図ることを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、空気吸込口及び空気吐出口を有する前パネ
ルを前面に配した本体ケースと、この本体ケース内の送
風通路に設けられた熱交換器及び送風ファンと、前パネ
ルの上部に設けられたフィルター挿入口と、このフィル
ター挿入口を開閉する回動自在な開閉蓋とを備え、前記
前パネルを本体ケースに固定するための固定具に、前記
開閉蓋の一部を係脱自在に係止する係止体が設けられて
いる構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、フィルター挿入口を開閉する
開閉蓋の一部が、固定具に設けられた係止体に係止する
ため、開閉蓋の閉塞状態が確実に保持され、運搬時等に
開閉蓋が回動しないようにできる。また、係止体が前パ
ネルを本体ケースに固定するための固定具に設けられて
いるので、開閉蓋の保持構造を簡略化でき、係止体を固
定するための専用の固定具が必要なくなり、前パネルを
本体ケースに組み付ける作業と同時に、係止体の取り付
け作業が完了するため、部品点数を削減できるととも
に、組立て作業性が高められる。
(ヘ)実施例 以下、本考案をファンコンベクターに適用した一実施
例について第1図ないし第6図の図面を参照に説明す
る。
図において、(1)はファンコンベクターの本体ケー
スであり、この本体ケース(1)内の送風通路(X)に
は温水を通す熱交換器(2)と送風ファン(3)が設け
られ、また、この本体ケース(1)の前面開口部には空
気吸込口(4)及び空気吐出口(5)を有する合成樹脂
製の前パネル(6)が着脱自在に取り付けられている。
(7)は前記本体ケース(1)の下部に装着された脚、
(8)は本体ケース(1)の天面に配置された表示部兼
用の操作部である。
前記前パネル(6)は、左パネル(6A)と右パネル
(6B)とこれらの中間に配される中間パネル(6C)とを
横並びに連結して構成され、そして、この前パネル
(6)の上部には横長のフィルター挿入口(9)が形成
されるとともに、このフィルター挿入口(9)を開閉す
る合成樹脂性の開閉蓋(10)が設けられている。また、
前記前パネル(6)の内面部の上部には鋼板製の連結補
強具(11)が固着され、この連結補強具(11)は第5図
に示すように各パネル(6A)(6B)(6C)にビス(12)
(12)止めされている。さらに、この連結補強具(11)
の両端部には第6図に示すように前記開閉蓋(10)の基
部を回動自在に支えるヒンジ(13)(13)が一体に設け
られ、さらに、これらのヒンジ(13)にはそれぞれ挿通
孔(14)(14)が設けられている。第6図中(15)(1
5)は前記挿通孔(14)に挿通させる合成樹脂製の軸受
け、(16)(16)は枢止具である。
(17)(17)は前記空気吸込口(4)の両側部に位置
するように前パネル(6)の内面部に装着されたフィル
ターガイドであり、これらフィルターガイド(17)(1
7)間には、第1図及び第2図に示すようにフィルター
挿入口(9)からフィルター(18)が出し入れ着脱自在
に挿入されている。そして、そのフィルター(18)上部
の略中央部には取っ手(18A)が設けられ、この取っ手
(18A)の上部は第2図に示すように前記開閉蓋(10)
の内側に臨ませてある。
(20)は前記開閉蓋(10)に対向するように前パネル
(6)上端部の内側に装着した鋼板製の固定板であり、
この固定板(20)の両端部は第5図に示すようにビス
(21)(21)により左パネル(6A)と右パネル(6B)に
それぞれ固定され、前記開閉蓋(10)と対向する適所に
は間隔を存して複数の透孔(22)(22)が設けられ、こ
の透孔(22)のうちの一つは長孔となっている。そし
て、その透孔(22)(22)を通してビス等の固定具(2
3)(23)を本体ケース(1)の前面上部の開口縁部(2
4)にネジ止めすることにより、前パネル(6)の上部
を本体ケース(1)に固定するようになっている。
また、第2図中の(25)(25)は前記固定具(23)
(23)を利用して固定板(20)の前面に固定された軟弾
性樹脂にてなる複数の係止体であり、この係止体(25)
は第3図に示すように中央部に前記固定具(23)を挿通
させる穴(26)を有し、前記フィルター挿入口(9)を
開閉蓋(10)で閉塞した際に、開閉蓋(10)の先端部の
一部を係脱自在に係止させ、開閉蓋(10)の閉塞状態を
本体ケース(1)の上部の開口縁部(24)と協働して保
持するものである。
第5図中の(27)(27)は左パネル(6A)と右パネル
(6B)のそれぞれの内面部に取り付けられた係止金具で
あり、この係止金具(27)(27)は、前記本体ケース
(1)前面の左右の開口縁部(24)に穿った縦長係止孔
(図示せず)に係合させるものである。また、第1図中
の(28)は前パネル(6)の下部を本体ケース(1)に
固定するビスである。
しかして、前パネル(6)は、係止金具(27)(27)
を本体ケース(1)の開口縁部(24)の縦長係止孔(図
示せず)に係合した後、あらかじめ係止体(25)を貫通
した固定具(23)を、本体ケース(1)の開口縁部(2
4)にネジ止めするとともに、下部を本体ケース(1)
にビス(28)止めすることにより、本体ケース(1)の
前面部に装着される。
また、フィルター(18)を掃除する際は、開閉蓋(1
0)を第2図の想像線で示すように回動させると、前パ
ネル(6)上部のフィルター挿入口(9)が開放され、
この状態で取っ手(18A)を持ち、フィルター(18)を
引き出し、掃除機等を使用して掃除を行なう。そして、
フィルター(18)の掃除が終了したならば、フィルター
挿入口(9)からファンコンベクター内部にフィルター
(18)を収納し、開閉蓋(10)を回動させてフィルター
挿入口(9)を閉塞する。この時、開閉蓋(10)の先端
部の一部は係止体(25)の上部に係止され、係止体(2
5)と本体ケース(1)の開口縁部(24)とにより保持
される。
本実施例によれば、前パネル(6)上端部の内側に装
着した固定板(20)を本体ケース(1)の開口縁部(2
4)に固定するためのビス等の固定具(23)に、フィル
ター挿入口(9)を開閉する回動自在な開閉蓋(10)の
先端部の一部を係脱自在に係止する係止体(25)を設け
ているので、フィルター挿入口(9)の閉塞時に開閉蓋
(10)の先端部は係止体(25)に係止され、係止体(2
5)と本体ケース(1)の開口縁部(24)との間に確実
に保持されるたえ、ファンコンベクターの運搬時等に開
閉蓋(10)が回動してしまう心配がなく、開閉蓋(10)
を運搬時等における衝撃から保護することができる。
また、係止体(25)が前パネル(6)を本体ケース
(1)に固定するためのビス等の固定具(23)に設けら
れ、開閉蓋(10)の保持構造は固定具(23)とシンプル
な形状の係止体(25)にて構成されているため、構成の
簡略化が図れ、しかも、係止体(25)を固定するための
専用の固定具を用意する必要がなく、その上、前パネル
(6)を本体ケース(1)に組み付けると作業と同時
に、係止体(25)の取り付け作業が完了するため、部品
点数が削減できるとともに、組立て作業性が高められ
る。
さらに、上述の実施例のものでは、係止体(25)が軟
弾性樹脂により作られているので、開閉蓋(10)が摩耗
したりキズが付くのを防止できるとともに、フィルター
挿入口(9)の開放時に係止体(25)に指が触れて怪我
をするような心配もない。
さらにまた、前パネル(6)の内部に装着した連結補
強具(11)の両端部には、開閉蓋(10)の基部を回動自
在に支えるヒンジ(13)(13)が一体に設けられている
ので、部品点数を一層削減できるとともに、ヒンジを組
み付ける作業も不要とすることができる。
尚、上述した実施例では、前パネル(6)を分割形成
した関係上、固定板(20)が前パネル(6)と別体であ
るが、固定板(20)が前パネル(6)と一体成形品であ
っても良い。
(ト)考案の効果 本考案は以上のように構成されているので、係止体に
より開閉蓋の閉塞状態を確実に保持しつつ、その保持構
造の簡略化を図り、部品点数を削減したり、組立て作業
性を高めることができ、コストが低廉で且つ組立て作業
性の良好な空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本考案の空気調和機をファンコンベクターに
適用した実施例に関するものであり、第1図はファンコ
ンベクターの縦断側面図、第2図は第1図の要部拡大断
面図、第3図は係止体の斜視図、第4図はファンコンベ
クターの斜視図、第5図は前パネルの背面図、第6図は
開閉蓋と連結補強具との関係を示す斜視図である。 (1)…本体ケース、(2)…熱交換器、(3)…送風
ファン、(4)…空気吸込口、(5)…空気吐出口、
(6)…前パネル、(9)…フィルター挿入口、(10)
…開閉蓋、(23)…固定具、(25)…係止体、(X)…
送風通路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吸込口及び空気吐出口を有する前パネ
    ルを前面に配した本体ケースと、この本体ケース内の送
    風通路に設けられた熱交換器及び送風ファンと、前パネ
    ルの上部に設けられたフィルター挿入口と、このフィル
    ター挿入口を開閉する回動自在な開閉蓋とを備え、前記
    前パネルを本体ケースに固定するための固定具に、前記
    開閉蓋の一部を係脱自在に係止する係止体が設けられて
    いることを特徴とする空気調和機。
JP1990120076U 1990-11-15 1990-11-15 空気調和機 Expired - Fee Related JP2524704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990120076U JP2524704Y2 (ja) 1990-11-15 1990-11-15 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990120076U JP2524704Y2 (ja) 1990-11-15 1990-11-15 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0478425U JPH0478425U (ja) 1992-07-08
JP2524704Y2 true JP2524704Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31868002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990120076U Expired - Fee Related JP2524704Y2 (ja) 1990-11-15 1990-11-15 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524704Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0478425U (ja) 1992-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100436142B1 (ko) 공기조화기의 실내기
KR100419202B1 (ko) 공기조화기
JP2524704Y2 (ja) 空気調和機
KR100814026B1 (ko) 공기조화기
KR101166378B1 (ko) 공기조화기
JPS6345619Y2 (ja)
JP2000065388A (ja) 空気調和機
KR100613507B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JP2536665Y2 (ja) 空気調和機
JP3048623B2 (ja) 空気調和機
JPH0419371Y2 (ja)
JPH0960913A (ja) 空気調和機の室内機
KR100246900B1 (ko) 공기조화기
KR0122726Y1 (ko) 공기조화기용 실내기의 흡입그릴 고정장치
KR19990018714U (ko) 공기조화기의 흡입그릴 착탈장치
JP3819836B2 (ja) 浴室暖房機
KR100436143B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JP2730636B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH089814A (ja) 愛玩動物用畜舎
KR100345004B1 (ko) 창문형 에어컨의 그릴 개폐장치
JPS6032494Y2 (ja) 窓取付け型空気調和機の排水構造
JPS6227777Y2 (ja)
KR200151084Y1 (ko) 공기 조화기의 실내측 열교환기 착탈 구조
JPH033868Y2 (ja)
JP2003074895A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees