JP2524533Y2 - 油分検知装置 - Google Patents
油分検知装置Info
- Publication number
- JP2524533Y2 JP2524533Y2 JP2132392U JP2132392U JP2524533Y2 JP 2524533 Y2 JP2524533 Y2 JP 2524533Y2 JP 2132392 U JP2132392 U JP 2132392U JP 2132392 U JP2132392 U JP 2132392U JP 2524533 Y2 JP2524533 Y2 JP 2524533Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- oil
- bilge
- water
- tank
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Removal Of Floating Material (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、船舶の機関室内での
ビルジ処理に使用する油分検知装置に関するものであ
る。
ビルジ処理に使用する油分検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の考案は、図2に示すよう
に、機関室内において、油分混入の恐れのない水Aは、
供給管31を流通してクリーンタンク32内へ流入し、
排出管33を流通して排出用ポンプ34にてクリーンタ
ンク32から吸引し、排出管35を流通して船外へ排出
するが、人為的ミス等で油分混入の恐れのある水Bは、
実際は油分が混入されてないかもしれないが、油分が含
まれているビルジとして取扱い、ビルジ管36を流通し
て油水分離器37で処理するものが知られている。
に、機関室内において、油分混入の恐れのない水Aは、
供給管31を流通してクリーンタンク32内へ流入し、
排出管33を流通して排出用ポンプ34にてクリーンタ
ンク32から吸引し、排出管35を流通して船外へ排出
するが、人為的ミス等で油分混入の恐れのある水Bは、
実際は油分が混入されてないかもしれないが、油分が含
まれているビルジとして取扱い、ビルジ管36を流通し
て油水分離器37で処理するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、機関室内の油分混入の恐れのある水は、全て油分
が含まれるビルジとして取扱うため、機関室内のビルジ
量を無駄に増大させ、かつ、油水分離器等の処理装置で
処理する量も増大し、該処理装置に負担がかかるという
問題点を有していた。
うに、機関室内の油分混入の恐れのある水は、全て油分
が含まれるビルジとして取扱うため、機関室内のビルジ
量を無駄に増大させ、かつ、油水分離器等の処理装置で
処理する量も増大し、該処理装置に負担がかかるという
問題点を有していた。
【0004】この考案は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、機関室内の油分混入の恐れがある水の油分の
有無の検知を行い、ビルジの油水分離処理または船外排
出とに選択可能にして、ビルジ量を削減し、油水分離器
等の処理装置の負担を軽減する油分検知装置を提供しよ
うとするものである。
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、機関室内の油分混入の恐れがある水の油分の
有無の検知を行い、ビルジの油水分離処理または船外排
出とに選択可能にして、ビルジ量を削減し、油水分離器
等の処理装置の負担を軽減する油分検知装置を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、機関室内の油分混入の恐れのない水が
流通する配管として、クリーンタンクに供給管と排出管
とを各々接続し、該排出管に接続する排出用ポンプを有
する船舶において、油分混入の恐れのある水が流通する
配管として、油分検知器を装備する小タンクに供給管を
接続し、該小タンクにビルジ管を接続して油水分離器に
連通する配管をすると共に、該小タンクに交通管を接続
して該クリーンタンクに連通して配管し、油分が検知さ
れるときにビルジ管を流通して油水分離器で処理を行う
配管と、油分が検知されないときにクリーンタンクに流
通する交通管とを設け、該ビルジ管および該交通管に各
々電磁弁を介在させ、油分濃度と該電磁弁の作動とを連
動させてなるものである。
に、この考案は、機関室内の油分混入の恐れのない水が
流通する配管として、クリーンタンクに供給管と排出管
とを各々接続し、該排出管に接続する排出用ポンプを有
する船舶において、油分混入の恐れのある水が流通する
配管として、油分検知器を装備する小タンクに供給管を
接続し、該小タンクにビルジ管を接続して油水分離器に
連通する配管をすると共に、該小タンクに交通管を接続
して該クリーンタンクに連通して配管し、油分が検知さ
れるときにビルジ管を流通して油水分離器で処理を行う
配管と、油分が検知されないときにクリーンタンクに流
通する交通管とを設け、該ビルジ管および該交通管に各
々電磁弁を介在させ、油分濃度と該電磁弁の作動とを連
動させてなるものである。
【0006】
【作用】小タンクに装備される油分検知器は、該小タン
ク内に流入する油分混入の恐れがある水の油分を検知
し、油水分離器で処理する配管またはクリーンタンクか
ら船外へ排出する配管の選択を可能にする。
ク内に流入する油分混入の恐れがある水の油分を検知
し、油水分離器で処理する配管またはクリーンタンクか
ら船外へ排出する配管の選択を可能にする。
【0007】ビルジ管および交通管に各々介在する電磁
弁は、小タンク内の水の検知結果に対応して、検知後の
該水を、油水分離器で処理する配管またはクリーンタン
クから船外へ排出する配管に選択して流通させる。
弁は、小タンク内の水の検知結果に対応して、検知後の
該水を、油水分離器で処理する配管またはクリーンタン
クから船外へ排出する配管に選択して流通させる。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を用いて説明すると、
図1に示すように、機関室内の油分混入の恐れのない水
Aが流通する配管として、クリーンタンク2には、供給
管1と排出管3とを各々接続し、排出管3には排出用ポ
ンプ4を接続し、排出用ポンプ4の出口側には排出管5
を接続する。
図1に示すように、機関室内の油分混入の恐れのない水
Aが流通する配管として、クリーンタンク2には、供給
管1と排出管3とを各々接続し、排出管3には排出用ポ
ンプ4を接続し、排出用ポンプ4の出口側には排出管5
を接続する。
【0009】このような配管を有する船舶において、油
分混入の恐れのある水Bが流通する配管として、油分検
知器8を装備する小タンク7に供給管6を接続し、小タ
ンク7にビルジ管12を接続して油水分離器13に連通
する配管をすると共に、小タンク7に交通管10を接続
してクリーンタンク2に連通して配管する。
分混入の恐れのある水Bが流通する配管として、油分検
知器8を装備する小タンク7に供給管6を接続し、小タ
ンク7にビルジ管12を接続して油水分離器13に連通
する配管をすると共に、小タンク7に交通管10を接続
してクリーンタンク2に連通して配管する。
【0010】この実施例において、油分混入の恐れのあ
る水Bは、供給管6を流通して小タンク7に入り、小タ
ンク7に装備される油分検知器8で油分が検知されたと
きは、電磁弁11が連動して開き、ビルジ管12を流通
して油水分離器13で処理を行い、油分検知器8で油分
が検知されなかったときは、電磁弁9が連動して開き、
クリーンタンク2に流込み、排出用ポンプ4の作動によ
り船外へ排出される。
る水Bは、供給管6を流通して小タンク7に入り、小タ
ンク7に装備される油分検知器8で油分が検知されたと
きは、電磁弁11が連動して開き、ビルジ管12を流通
して油水分離器13で処理を行い、油分検知器8で油分
が検知されなかったときは、電磁弁9が連動して開き、
クリーンタンク2に流込み、排出用ポンプ4の作動によ
り船外へ排出される。
【0011】
【考案の効果】この考案は、上記のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。機関室内の油分混
入の恐れのある水を油分検知器で油分の有無を検知する
ので、ビルジとして取扱う水を選別でき、機関室内のビ
ルジ量を大幅に削減し、かつ、油水分離器等の処理装置
で処理する量も削減し、該処理装置にかかる負担を軽減
する。
るので、次に記載する効果を奏する。機関室内の油分混
入の恐れのある水を油分検知器で油分の有無を検知する
ので、ビルジとして取扱う水を選別でき、機関室内のビ
ルジ量を大幅に削減し、かつ、油水分離器等の処理装置
で処理する量も削減し、該処理装置にかかる負担を軽減
する。
【図1】この考案に係る実施例の系統図を略示したので
ある。
ある。
【図2】従来の機関室内のビルジ処理の系統図を略示し
たものである。
たものである。
1 供給管 2 クリーンタンク 3 排出管 4 排出用ポンプ 5 排出管 6 供給管 7 小タンク 8 油分検知器 9 電磁弁 10 交通管 11 電磁弁 12 ビルジ管 13 油水分離器 A 油分混入の恐れのない水 B 油分混入の恐れのある水
Claims (1)
- 【請求項1】 機関室内の油分混入の恐れのない水が流
通する配管として、クリーンタンクに供給管と排出管と
を各々接続し、該排出管に接続する排出用ポンプを有す
る船舶において、油分混入の恐れのある水が流通する配
管として、油分検知器を装備する小タンクに供給管を接
続し、該小タンクにビルジ管を接続して油水分離器に連
通する配管をすると共に、該小タンクに交通管を接続し
て該クリーンタンクに連通して配管し、油分が検知され
るときにビルジ管を流通して油水分離器で処理を行う配
管と、油分が検知されないときにクリーンタンクに流通
する交通管とを設け、該ビルジ管および該交通管に各々
電磁弁を介在させ、油分濃度と該電磁弁の作動とを連動
させることを特徴とする油分検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132392U JP2524533Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 油分検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132392U JP2524533Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 油分検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620186U JPH0620186U (ja) | 1994-03-15 |
JP2524533Y2 true JP2524533Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=12051946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2132392U Expired - Lifetime JP2524533Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 油分検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524533Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101867022B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2018-07-24 | 대우조선해양 주식회사 | 선박용 제로 디스차지 시스템 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP2132392U patent/JP2524533Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620186U (ja) | 1994-03-15 |
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