JP2524489Y2 - 絞り弁レバーとアクチュエータ作動部材との係合構造 - Google Patents

絞り弁レバーとアクチュエータ作動部材との係合構造

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JP2524489Y2
JP2524489Y2 JP8073990U JP8073990U JP2524489Y2 JP 2524489 Y2 JP2524489 Y2 JP 2524489Y2 JP 8073990 U JP8073990 U JP 8073990U JP 8073990 U JP8073990 U JP 8073990U JP 2524489 Y2 JP2524489 Y2 JP 2524489Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエンジンの吸気通路に配置された蝶形絞り弁
の回動軸に固定され前記絞り弁が開く方向に付勢された
絞り弁レバーが、前記絞り弁が閉じる方向に付勢されて
アクセル操作によって回動するアクセルレバーと周方向
に当接して該アクセルレバーに追随してアクセル操作さ
れると共に、アクセル操作される回動位置よりも前記絞
り弁が閉じる方向にコンピュータ制御される蝶形絞り弁
開度制御装置であって、前記コンピュータ制御のための
アクチュエータの作動部材と前記絞り弁レバーとの係合
構造の簡素化に関する。
[従来技術] 前述した絞り弁レバーがアクセルレバーに追随してア
クセル操作されると共に、アクセル操作される回動位置
よりも絞り弁が閉じる方向にコンピュータ制御される蝶
形絞り弁開度制御装置が特願平1−307769号によって提
案されている。
第5図及び第6図によって構成の概略を説明する。第
5図及び第6図において符号1はエンジンの吸気通路、
2は蝶形絞り弁、(以下単に絞り弁と云う)、3は前記
絞り弁2の回動軸(図示してない)に固定された絞り弁
レバーで、該絞り弁レバー3は図示してないスプリング
によって前記絞り弁2が開く方向に付勢されている。4
は前記絞り弁2が閉じる方向に、図示してないスプリン
グによって付勢されているアクセルレバーでケーブル5
を介してアクセル操作される。
6は前記アクセルレバー4が固定されている回動軸
で、特願平1−307769号提案の構成では前記絞り弁2の
回動軸とは別体に形成されているが、絞り弁2の回動軸
と前記アクセルレバー4の回動軸6とを一体に形成し
て、該一体に形成した回動軸にアクセルレバー4を回動
自在に配置することもできる(例えば、実願平1−3458
1号)。図上で絞り弁レバー3とアクセルレバー4との
識別を容易にするために絞り弁レバー3の輪郭を細線で
画いてある。7は負圧で動作するコンピュータ制御のア
クチュエータで7−1が負圧室、7−2が大気圧室でダ
イアフラム7−3で区画されている。7−4はスプリン
グで図で云えば前記ダイアフラム7−3を下方に付勢す
るスプリング、7−5は一端が前記ダイアフラムに固定
された前記アクチュエータ7の作動部材で、他端に形成
された長孔7−6が前記絞り弁レバー3に固定されたピ
ン3−1と係合している。8は前記負圧室7−1と負圧
源とを導通遮断する第1の電磁弁、9は前記負圧室7−
1と大気との間を導通遮断する第2の電磁弁で、例えば
コンピュータ10が、前記エンジンを搭載している車両の
前車輪と後車輪の回転速度を入力し、回転速度差から車
輪と路面とのスリップを演算し、スリップが発生しなく
なるまでエンジンの出力を下げるために前記第1の電磁
弁8又は第2の電磁弁9をオン、オフして前記アクチュ
エータ7の負圧室7−1の負圧を制御し、作動部材7−
5が前記絞り弁レバー3を介して、前記絞り弁2に適正
な開度を与える。又車両のブレーキを一杯踏込んだとき
には、第1の電磁弁8を開き、第2の電磁弁9を閉じて
絞り弁2を閉じ、前記アクセルレバー4の戻しスプリン
グ(絞り弁2が閉じる方向に付勢するスプリング)が折
損して絞り弁2が閉じなくなったときにも安全を確保す
ることができる。
第5図は絞り弁2が中間開度にあり、アクチュエータ
7が全く動作していない状態を示し、絞り弁レバー3の
ピン3−1が作動部材7−5の長孔7−6の中央にある
から絞り弁レバー3は絞り弁2の全閉から全開に至る全
範囲にわたって、アクセルレバー4に追随して回動する
ことができる。
第6図はアクセルレバー4が第5図と同じ状態にあっ
ても車両の状態に対応してアクチュエータ7の負圧室7
−1内の負圧が強くなり、作動部材7−5が図で云えば
上方に引き上げられて絞り弁レバー3を介して絞り弁2
が閉じられた状態を示している。
第7図は第5図のVII−VII断面矢視図で、3が絞り弁
レバー、3−1が絞り弁レバー3に固定されたピン、3
−3が合成樹脂製のワッシャ、3−4が合成樹脂製の鍔
付筒状部材、3−5は前記合成樹脂製の鍔付筒状部材3
−4がピン3−1から脱落するのを防止するEリング、
7−5はアクチュエータ7の作動部材、7−6は長孔で
ある。
[考案が解決しようとする課題] 上述の構成の絞り弁開度制御装置を組み立てるとき、
前記絞り弁レバー3に固定されているピン3−1を前記
アクチュエータ7の作動部材7−5の長孔7−6に係合
させるためには、前記ピン3−1に合成樹脂製のワッシ
ャ3−3を挿入して、該ピン3−1を前記長孔7−6に
挿通し、合成樹脂製の鍔付筒状部材3−4を前記長孔7
−6及び前記合成樹脂製のワッシャ3−3と前記ピン3
−1との間に挿通し、該合成樹脂製の鍔付筒状部材3−
4が前記ピン3−1から脱落するのを防止するEリング
7−5を前記ピン3−1に取付ける工程を必要として工
数がかかる。(尚第5図から第7図に至る各図では合成
樹脂製の鍔付筒状部材3−4がピン3−1から脱落する
のを防止するためEリングを使用する構成となっている
が割ピンを使用することもできる。) 従ってピン3−1と長孔7−6とを係合させるための
作業、即ち前記絞り弁レバー3と前記アクチュエータ7
の作動部材7−5とを係合させるための作業を単純化し
て工数を低減することができる係合構造を得ることが本
考案の課題である。
[課題を解決するための手段] エンジンの吸気通路に配置された蝶形絞り弁の回動軸
に固定され前記絞り弁が開く方向に付勢された絞り弁レ
バーが、前記絞り弁を閉じる方向に付勢されてアクセル
操作によって回動するアクセルレバーと周方向に当接し
て該アクセルレバーに追随してアクセル操作されると共
に、アクセル操作される回動位置よりも前記絞り弁が閉
じる方向にコンピュータ制御される蝶形絞り弁開度制御
装置であって、前記コンピュータ制御のためのアクチュ
エータの作動部材と前記絞り弁レバーとの係合手段が、
何れか一方に形成された長孔と、他方に固定されたピン
と、前記長孔の内周面と前記ピンの外周面との間に介在
する合成樹脂製の鍔付筒状部材と、該合成樹脂製の鍔付
筒状部の鍔と協同して前記長孔が形成されている前記作
動部材または前記絞り弁レバーを摺動自在に挾持する合
成樹脂製ワッシャとからなるものにおいて、前記ピンの
固定側とは反対側の端部に鍔を形成し、前記絞り弁が全
閉で前記アクチュエータが動作していないとき、前記鍔
付筒状部材が位置する側の前記長孔端部に連通して前記
ピンの鍔または前記鍔付筒状部材の何れか大きい方の径
よりも大径の孔を開口して、前記ピンを前記絞り弁レバ
ーまたは前記作動部材に前記鍔付筒状部材と前記ワッシ
ャと共に組付け後、前記長孔に係合させることが出来る
構成とする。
[作用及び効果] 絞り弁を備えた吸気通路を構成する筺体に絞り弁レバ
ーをコンピュータ制御するアクチュエータを取付ける作
業の際、絞り弁レバー又はアクチュエータの作動部材の
何れか一方に、ピンと共に組み付けられた合成樹脂製の
ワッシャ及び鍔付筒状部材を、他方に形成された長孔と
連通する前記大径の孔に挿入するだけで、絞り弁レバー
とアクチュエータの作動部材との係合が完了し、前述し
た煩わしい作業を必要とせず工数低減の効果がある。
[実施例] 第1図及び第2図は絞り弁レバー側にピンを固定し、
アクチュエータ作動部材側に長孔を形成した場合の本考
案の絞り弁レバーとアクチュエータ作動部材との係合構
造における、それぞれ前記絞り弁レバーの、前記合成樹
脂製のワッシャと鍔付筒状部材と共に前記ピンが取付け
られている部分、及び前記アクチュエータ作動部材の前
記長孔が形成されている部分を示し、第1図において、
符号3は絞り弁レバー、3−1はピンで前記絞り弁レバ
ー3に固定されている側とは反対側の端部に鍔3−6が
形成されている。3−3は合成樹脂製のワッシャ、3−
4は合成樹脂製の鍔付筒状部材で、前記ピン3−1の端
部に形成されている鍔3−6によって脱落が防止される
から、第7図に示した構成の様なEリング3−5を取付
ける工程が不要となり、またピン3−1を絞り弁レバー
3に加締めによって固定する際に、同時に前記合成樹脂
製ワッシャと合成樹脂製の鍔付筒状部材3−4とを取付
けることが出来る。3−7はピン3−1を絞り弁レバー
3に固定するためのピン3−1の加締め部分を示す。
第2図において符号7−5はアクチュエータの作動部
材で長孔7−6が形成されていて、前記合成樹脂製の鍔
付筒状部材3−4が係合する。7−7は前記合成樹脂製
の筒状部材3−4の鍔、又は前記ピン3−1の鍔3−6
の、何れか大きい方の径よりも大径の、前記長孔7−6
に連通して形成された孔で、該大径の孔7−7から前記
ピン3−1の鍔3−6と合成樹脂製の鍔付筒状部材3−
4が第3図に矢印で示す様に挿通されて、前記長孔7−
6に導かれる。第3図におけるアクチュエータの作動部
材7−5は第2図のIII−III断面矢視図に相当する。第
2図に破線で示す円は前記合成樹脂製の鍔付筒状部材3
−4が前記長孔7−6内を、前記絞り弁2の開閉及び前
記アクチュエータの作動によって相対的に移動する両端
位置を示し、前記大径の孔7−7は前記合成樹脂製の鍔
付筒状部材3−4の移動範囲外に開口している。第4図
は第2図のIV−IV断面矢視図で、絞り弁レバー3がアク
チュエータ7の作動部材7−5の長孔7−6と係合して
いる状態を示し、第3図及び第4図中のその他の符号は
第1図中及び第2図中の符号と同一の部分を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図に至る各図は本考案の絞り弁レバーと
アクチュエータ作動部材との係合構造を示す図で、第1
図は絞り弁レバーの、アクチュエータ作動部材と係合す
る部分の構成を示す図、第2図はアクチュエータ作動部
材の絞り弁レバーが係合する長孔形成部分を示す図、第
3図は絞り弁レバーをアクチュエータの作動部材に係合
させる過程を示す図、第4図は絞り弁レバーとアクチュ
エータの作動部材とが係合しているときの第2図のIV−
IV断面矢視図である。第5図から第7図に至る各図は絞
り弁レバーとコンピュータで制御されるアクチュエータ
の作動部材との係合関係の従来構成を示し、第5図及び
第6図は全体構成を、第7図は絞り弁レバーのアクチュ
エータ作動部材と係合する部分の従来構成を示す図であ
る。 1…吸気通路、2…絞り弁、3…絞り弁レバー、3−1
…ピン、3−3…合成樹脂製のワッシャ、3−4…合成
樹脂製の鍔付筒状部材、3−6…ピン3−1の鍔、3−
7…加締め、7…アクチュエータ、7−5…作動部材、
7−6…長孔、7−7…大径の孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気通路(1)に配置された蝶
    形絞り弁(2)の回動軸に固定され前記絞り弁(2)が
    開く方向に付勢された絞り弁レバー(3)が、前記絞り
    弁(2)を閉じる方向に付勢されてアクセル操作によっ
    て回動するアクセルレバー(4)と周方向に当接して該
    アクセルレバー(4)に追随してアクセル操作されると
    共に、アクセル操作される回動位置よりも前記絞り弁
    (2)が閉じる方向にコンピュータ制御される蝶形絞り
    弁開度制御装置であって、前記コンピュータ制御のため
    のアクチュエータ(7)の作動部材(7−5)と前記絞
    り弁レバー(3)との係合手段が、何れか一方に形成さ
    れた長孔(7−6)と、他方に固定されたピン(3−
    1)と、前記長孔(7−6)の内周面と前記ピン(3−
    1)の外周面との間に介在する合成樹脂製の鍔付筒状部
    材(3−4)と、該合成樹脂製の鍔付筒状部材(3−
    4)の鍔と協同して前記長孔(7−6)が形成されてい
    る前記作動部材(7−5)または前記絞り弁レバー
    (3)を摺動自在に挾持する合成樹脂製のワッシャ(3
    −3)とからなるものにおいて、前記ピン(3−1)の
    固定側とは反対側の端部に鍔(3−6)を形成し、前記
    絞り弁(2)が全閉で前記アクチュエータ(7)が動作
    していないとき、前記鍔付筒状部材(3−4)が位置す
    る側の前記長孔(7−6)端部に連通して前記ピン(3
    −1)の鍔(3−6)または、前記鍔付筒状部材(3−
    4)の鍔の何れか大きい方の径よりも大径の孔を開口し
    て、前記ピン(3−1)を前記絞り弁レバー(3)また
    は前記作動部材(7−5)に前記鍔付筒状部材(3−
    4)と前記ワッシャ(3−3)と共に組付け後、前記長
    孔(7−6)に係合させることを可能とした絞り弁レバ
    ーとアクチュエータ作動部材との係合構造。
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