JP2524183B2 - 揮発性成分含有物 - Google Patents
揮発性成分含有物Info
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、揮発性成分を含有する固形物に関する。
揮発性成分の保持には各成分の蒸気圧、比揮発度、保
持担体(食品の場合はその構成々分)の組成と構造、温
度など多くの因子が関与することが知られており、これ
までに、揮発性成分の保持機構や保持方法については多
くの報告が見られる〔杉沢ら;食品工業、第26巻、第6
号、第20(1983)、メイアー(Maier)ら;デイー シ
ルテルケ(Die Strke)第39巻、第126頁(1987)ほ
か〕。
持担体(食品の場合はその構成々分)の組成と構造、温
度など多くの因子が関与することが知られており、これ
までに、揮発性成分の保持機構や保持方法については多
くの報告が見られる〔杉沢ら;食品工業、第26巻、第6
号、第20(1983)、メイアー(Maier)ら;デイー シ
ルテルケ(Die Strke)第39巻、第126頁(1987)ほ
か〕。
工業的にも、揮発性成分の保持に関しては、特に食
品、飲料、香料分野において多大な関心が払われてお
り、例えば、液状食品や香料における乳化剤、増粘剤
(安定剤)の利用、濃縮、乾燥処理工程での凍結濃縮機
や凍結乾燥機の使用等、多くの事例が見られる。また、
粉末、顆粒状の食品や香料を製造する際には、この揮発
性成分の保持が特に大きな問題となり、より効率的に揮
発性成分を保持するべく、工程面からは、揮発性成分保
持機構の基礎論理〔選択拡散理論:シツセン(Thijsse
n)ら;ド エジエニエールス(De Ingenieurs)、第80
巻、Ch45、(1968)〕に基づく至適条件の設定、試料面
からは、高濃度溶液の調製や揮発性成分の包接を目的と
したβ−サイクロデキストリンの利用等多くの工夫がな
されている。これらの結果、揮発性成分の中でも比較的
沸点の高い物質については、かなり効率的に保持するこ
とが可能となつてきた。しかしながら、低沸点物質の保
持に関しては、上記の諸方法はほとんど効果がなく、非
常に難しいのが現状である。例えば、海藻や甲殻類など
多くの食品の特徴香であるジメチルスルフイドは、食品
香料として広範囲にわたつて使用されているが、極めて
揮発性が高く(沸点36.2℃)、また低分子であることか
ら、効率的に粉末化することは現状ではほとんど不可能
である。
品、飲料、香料分野において多大な関心が払われてお
り、例えば、液状食品や香料における乳化剤、増粘剤
(安定剤)の利用、濃縮、乾燥処理工程での凍結濃縮機
や凍結乾燥機の使用等、多くの事例が見られる。また、
粉末、顆粒状の食品や香料を製造する際には、この揮発
性成分の保持が特に大きな問題となり、より効率的に揮
発性成分を保持するべく、工程面からは、揮発性成分保
持機構の基礎論理〔選択拡散理論:シツセン(Thijsse
n)ら;ド エジエニエールス(De Ingenieurs)、第80
巻、Ch45、(1968)〕に基づく至適条件の設定、試料面
からは、高濃度溶液の調製や揮発性成分の包接を目的と
したβ−サイクロデキストリンの利用等多くの工夫がな
されている。これらの結果、揮発性成分の中でも比較的
沸点の高い物質については、かなり効率的に保持するこ
とが可能となつてきた。しかしながら、低沸点物質の保
持に関しては、上記の諸方法はほとんど効果がなく、非
常に難しいのが現状である。例えば、海藻や甲殻類など
多くの食品の特徴香であるジメチルスルフイドは、食品
香料として広範囲にわたつて使用されているが、極めて
揮発性が高く(沸点36.2℃)、また低分子であることか
ら、効率的に粉末化することは現状ではほとんど不可能
である。
前述のように、揮発性の高い化合物を粉末や顆粒に効
率良く保持することは非常に難しいのが実情である。し
かるに一方で、易揮発性成分は特徴的な香気特性を呈
し、かつ閾値の低いものが多いことから、食品や飲料の
香気成分としては非常に重要であり、食品関連業界で
は、易揮発性成分を効率的に保持した製品の製造方法の
開発が大きな課題となつている。
率良く保持することは非常に難しいのが実情である。し
かるに一方で、易揮発性成分は特徴的な香気特性を呈
し、かつ閾値の低いものが多いことから、食品や飲料の
香気成分としては非常に重要であり、食品関連業界で
は、易揮発性成分を効率的に保持した製品の製造方法の
開発が大きな課題となつている。
本発明は、従来技術の現状にかんがみてなされたもの
であり、その目的は、揮発性成分を効率的に保持した揮
発性成分含有物を提供することにある。
であり、その目的は、揮発性成分を効率的に保持した揮
発性成分含有物を提供することにある。
本発明を概説すれば本発明は揮発性成分含有物に関す
る発明であつて、固形物中の揮発性成分の前駆物質を加
熱処理することにより生成した揮発性成分が、該固形物
中に保持されていることを特徴とする。
る発明であつて、固形物中の揮発性成分の前駆物質を加
熱処理することにより生成した揮発性成分が、該固形物
中に保持されていることを特徴とする。
以下、本発明を具体的に説明する。
まず、本発明でいう揮発性成分とは、その前駆物質が
加熱されることにより分解、脱水、付加、縮合等の反応
を起こした結果、生成する揮発性の化合物のことであ
り、糖とアミノ酸との加熱反応により生成するアルデヒ
ドやピラジン類、あるいはジメチル−β−プロピオテチ
ンやメチルメチオニンスルホニウム塩の分解により生じ
るジメチルスルフイド、更には各種エステル類などがそ
の例として挙げられる。
加熱されることにより分解、脱水、付加、縮合等の反応
を起こした結果、生成する揮発性の化合物のことであ
り、糖とアミノ酸との加熱反応により生成するアルデヒ
ドやピラジン類、あるいはジメチル−β−プロピオテチ
ンやメチルメチオニンスルホニウム塩の分解により生じ
るジメチルスルフイド、更には各種エステル類などがそ
の例として挙げられる。
次に、これらの揮発性成分の前駆物質を含有する固形
物を製造するに当つては、その方法は特に限定されない
が、通常、噴霧乾燥機、凍結乾燥機、流動層乾燥機、流
動層造粒機等が使用される。なお、揮発性成分の前駆物
質を含有する固形物を製造するに際しては、得られた固
形物を加熱処理した時に生成する揮発性成分の保持性を
高めるために、糖類、β−サイクロデキストリン、アラ
ビアガム等の粉末化基剤を該揮発性成分前駆物質の溶液
に添加することが望ましい。また、ゼラチン等を被覆物
質としてマイクロカプセル化してもよい。一方として、
マルトデキストリン及びサイクロデキストリンを粉末化
基剤として使用してジメチル−β−プロピオテチンを噴
霧乾燥し、得られた粉末(ジメチル−β−プロピオテチ
ン2.3重量%含有)を60℃で36時間加熱した際、ジメチ
ル−β−プロピオテチンが加熱分解して生成したジメチ
ルスルフイドの粉末への保持率を表1に示す。
物を製造するに当つては、その方法は特に限定されない
が、通常、噴霧乾燥機、凍結乾燥機、流動層乾燥機、流
動層造粒機等が使用される。なお、揮発性成分の前駆物
質を含有する固形物を製造するに際しては、得られた固
形物を加熱処理した時に生成する揮発性成分の保持性を
高めるために、糖類、β−サイクロデキストリン、アラ
ビアガム等の粉末化基剤を該揮発性成分前駆物質の溶液
に添加することが望ましい。また、ゼラチン等を被覆物
質としてマイクロカプセル化してもよい。一方として、
マルトデキストリン及びサイクロデキストリンを粉末化
基剤として使用してジメチル−β−プロピオテチンを噴
霧乾燥し、得られた粉末(ジメチル−β−プロピオテチ
ン2.3重量%含有)を60℃で36時間加熱した際、ジメチ
ル−β−プロピオテチンが加熱分解して生成したジメチ
ルスルフイドの粉末への保持率を表1に示す。
粉末化基剤としてサイクロデキストリンを併用すると
揮発性成分の保持率が向上するのが判る。得られた揮発
性成分含有固形物を上の例のように加熱処理して揮発性
成分を生成させるが、その加熱処理の温度、時間条件
は、対象となる揮発性成分及びその前駆物質により様々
であり、特に限定はされないが、通常40℃〜200℃で30
秒〜6か月間処理する。この加熱処理により固形物内部
で生成した揮発性成分は、揮散することなく固形物中に
保持される。その加熱温度、時間条件の一例として、マ
ルトデキストリンを基材とする噴霧乾燥粉末中に保持さ
れたジメチル−β−プロピオテチン(4.32重量%)が で加熱処理されて生成したジメチルスルフイドの粉末へ
の保持率の時間経過を加熱処理時間(時又は週、横軸)
とジメチルスルフイド保持率(%、縦軸)との関係のグ
ラフとして第1図に示す。
揮発性成分の保持率が向上するのが判る。得られた揮発
性成分含有固形物を上の例のように加熱処理して揮発性
成分を生成させるが、その加熱処理の温度、時間条件
は、対象となる揮発性成分及びその前駆物質により様々
であり、特に限定はされないが、通常40℃〜200℃で30
秒〜6か月間処理する。この加熱処理により固形物内部
で生成した揮発性成分は、揮散することなく固形物中に
保持される。その加熱温度、時間条件の一例として、マ
ルトデキストリンを基材とする噴霧乾燥粉末中に保持さ
れたジメチル−β−プロピオテチン(4.32重量%)が で加熱処理されて生成したジメチルスルフイドの粉末へ
の保持率の時間経過を加熱処理時間(時又は週、横軸)
とジメチルスルフイド保持率(%、縦軸)との関係のグ
ラフとして第1図に示す。
このようにして得られた揮発性成分含有固形物は、必
要時に食品や飲料に添加することにより、該食品や飲料
中、あるいは摂食時の口中で基剤が溶解し、内部の揮発
性成分の香気が発現する。なお、該揮発性成分含有固形
物の保存安定性は、同種の揮発性成分を含有する液状物
と比較して格段に優れている。例えば、ジメチルスルフ
イドを1.0重量%含有する水溶液及び同量含有する噴霧
乾燥粉末(基剤:マルトデキストリン)を40℃の恒温器
中に放置し、ジメチルスルフイドの経時変化を見ると、
前者が3時間以内でほぼ0になるのに対し、後者では1
か月後でほぼ100%、3か月後でも約80%が残存してい
た。
要時に食品や飲料に添加することにより、該食品や飲料
中、あるいは摂食時の口中で基剤が溶解し、内部の揮発
性成分の香気が発現する。なお、該揮発性成分含有固形
物の保存安定性は、同種の揮発性成分を含有する液状物
と比較して格段に優れている。例えば、ジメチルスルフ
イドを1.0重量%含有する水溶液及び同量含有する噴霧
乾燥粉末(基剤:マルトデキストリン)を40℃の恒温器
中に放置し、ジメチルスルフイドの経時変化を見ると、
前者が3時間以内でほぼ0になるのに対し、後者では1
か月後でほぼ100%、3か月後でも約80%が残存してい
た。
以下、実施例によつて本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されない。
が、本発明はこれらに限定されない。
実施例1 ヒトエグサ乾物10kgに水300を加え、常温で1時間放
置後圧搾過を行つて、薄黄色の抽出液230を得た。
該抽出液を食品製造用活性炭「白鷲RM」〔武田薬品工業
(株)〕1.7kgで処理して、ジメチル−β−プロピオテ
チンを0.1重量%含有する無色、無臭の水溶液225を得
た。これにサイクロデキストリンを20重量%(固形物換
算)含有するオリゴ糖溶液「セルデツクスCH−20」〔日
本食品化工(株)〕4kgを添加、混合し、モービルマイ
ナー型スプレードライヤー(ニロアトマイザー社)を使
用して入口温度140℃、出口温度80℃で噴霧乾燥を行
い、白色の粉末5.5kg(ジメチル−β−プロピオテチン
4.0重量%含有)を得た。この粉末を80℃の恒温器中に
6時間放置することにより、ジメチル−β−プロピオテ
チンが分解して生成したジメチルスルフイドを1.54重量
%含有する粉末が得られた。このものは、庫内温度30℃
の保存庫に3か月保存後も同量のジメチルスルフイドを
含有しており、水に溶解することにより強い海苔様香気
を示した。
置後圧搾過を行つて、薄黄色の抽出液230を得た。
該抽出液を食品製造用活性炭「白鷲RM」〔武田薬品工業
(株)〕1.7kgで処理して、ジメチル−β−プロピオテ
チンを0.1重量%含有する無色、無臭の水溶液225を得
た。これにサイクロデキストリンを20重量%(固形物換
算)含有するオリゴ糖溶液「セルデツクスCH−20」〔日
本食品化工(株)〕4kgを添加、混合し、モービルマイ
ナー型スプレードライヤー(ニロアトマイザー社)を使
用して入口温度140℃、出口温度80℃で噴霧乾燥を行
い、白色の粉末5.5kg(ジメチル−β−プロピオテチン
4.0重量%含有)を得た。この粉末を80℃の恒温器中に
6時間放置することにより、ジメチル−β−プロピオテ
チンが分解して生成したジメチルスルフイドを1.54重量
%含有する粉末が得られた。このものは、庫内温度30℃
の保存庫に3か月保存後も同量のジメチルスルフイドを
含有しており、水に溶解することにより強い海苔様香気
を示した。
実施例2 実施例1と同様のヒトエグサ水抽出、活性炭処理液20
0にデキストリン粉末「パインデツクス#1」〔松谷
化学工業(株)〕2.7kgを添加、溶解し、実施例1と同
様の装置、条件で噴霧乾燥を行ない、白色の粉末4.95kg
(ジメチル−β−プロピオテチン4.0重量%含有)を得
た。この粉末を80℃で6時間処理することにより、ジメ
チルスルフイド1.11重量%含有する粉末が得られた。
0にデキストリン粉末「パインデツクス#1」〔松谷
化学工業(株)〕2.7kgを添加、溶解し、実施例1と同
様の装置、条件で噴霧乾燥を行ない、白色の粉末4.95kg
(ジメチル−β−プロピオテチン4.0重量%含有)を得
た。この粉末を80℃で6時間処理することにより、ジメ
チルスルフイド1.11重量%含有する粉末が得られた。
実施例3 デキストリン粉末「パインデツクス#1」800gを水2.
1溶解し、これにグルコール90gとL−ヒスチジン15g
を均一に溶解した後、実施例1と同様の装置、条件で噴
霧乾燥を行い、白色の粉末770gを得た。これを100℃の
乾燥機中に45分間放置することにより、グルコースとヒ
スチジンのアミノ−カルボニル反応が進行し、種々の揮
発性成分や反応重合物を含有する薄黄色の粉末が得られ
た。この粉末は、水に溶解することによりマルトール様
の甘い芳香を呈した。
1溶解し、これにグルコール90gとL−ヒスチジン15g
を均一に溶解した後、実施例1と同様の装置、条件で噴
霧乾燥を行い、白色の粉末770gを得た。これを100℃の
乾燥機中に45分間放置することにより、グルコースとヒ
スチジンのアミノ−カルボニル反応が進行し、種々の揮
発性成分や反応重合物を含有する薄黄色の粉末が得られ
た。この粉末は、水に溶解することによりマルトール様
の甘い芳香を呈した。
以上詳細に説明したように、本発明の揮発性成分含有
物は揮発性成分の前駆物質を含有する固形物を加熱する
という極めて簡便な操作で、飲食品の香気成分として重
要な揮発性成分を安定な状態で保持した固形物を効率良
く製造することを可能とした点で、顕著な効果を奏する
ものである。
物は揮発性成分の前駆物質を含有する固形物を加熱する
という極めて簡便な操作で、飲食品の香気成分として重
要な揮発性成分を安定な状態で保持した固形物を効率良
く製造することを可能とした点で、顕著な効果を奏する
ものである。
第1図は、マルトデキストリンを基剤とする粉末中に保
持されたジメチル−β−プロピオテチン(4.32重量%)
が、40、60、70、80℃で加熱された際に生成するジメチ
ルスルフイドの該粉末中への保持率を表したグラフであ
る。
持されたジメチル−β−プロピオテチン(4.32重量%)
が、40、60、70、80℃で加熱された際に生成するジメチ
ルスルフイドの該粉末中への保持率を表したグラフであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】固形物中の揮発性成分の前駆物質を加熱処
理することにより生成した揮発性成分が、該固形物中に
保持されていることを特徴とする揮発性成分含有物。 - 【請求項2】該揮発性成分がジメチルスルフイドである
請求項1記載の揮発性成分含有物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031819A JP2524183B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 揮発性成分含有物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031819A JP2524183B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 揮発性成分含有物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206959A JPH01206959A (ja) | 1989-08-21 |
JP2524183B2 true JP2524183B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=12341695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63031819A Expired - Lifetime JP2524183B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 揮発性成分含有物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524183B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246855A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Pokka Corp | 高品質な飲料・食品の製造方法 |
JPWO2021132200A1 (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP63031819A patent/JP2524183B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01206959A (ja) | 1989-08-21 |
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