JP2524082B2 - コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置 - Google Patents

コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置

Info

Publication number
JP2524082B2
JP2524082B2 JP5180431A JP18043193A JP2524082B2 JP 2524082 B2 JP2524082 B2 JP 2524082B2 JP 5180431 A JP5180431 A JP 5180431A JP 18043193 A JP18043193 A JP 18043193A JP 2524082 B2 JP2524082 B2 JP 2524082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
mold
sample
concrete
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5180431A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0732346A (ja
Inventor
勲 諸戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Industry Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Industry Co Ltd filed Critical Shinwa Industry Co Ltd
Priority to JP5180431A priority Critical patent/JP2524082B2/ja
Publication of JPH0732346A publication Critical patent/JPH0732346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524082B2 publication Critical patent/JP2524082B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート供試体型
枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円柱状のコンクリート供試体を成
形するための供試体型枠は、半割れ状のものをボルト等
で一体化するものが一般的であったが、供試体の寸法精
度の向上を図るべく、最近では円筒状の供試体型枠を用
いる場合がある(特公昭60−56082号公報参
照)。
【0003】かかる円筒状の型枠から供試体を脱型する
には、型枠内の供試体をその軸心方向に押し出す必要が
あり、この作業は半割れ状の型枠の場合のような手作業
では行えない。そこで、上記円筒状の供試体型枠を横向
きに支持する保持台と、この保持台に支持された供試体
型枠内のコンクリートをその軸心方向に押し出すプッシ
ャーとを基台上に設けたコンクリート供試体型枠の処理
装置が開発されている(実開昭63−178106号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の処
理装置では、供試体を型枠から押出脱型する手段しか備
えていないので、キャッピングの際に供試体型枠の上縁
に付着したバリの除去や型枠内面への離型剤の塗布等、
脱型後の型枠の洗浄作業はすべて手作業で行っており、
その作業が非常に面倒であった。
【0005】一方、上記課題を解決するには、バリの除
去を行うブラシや型枠内面を擦るブラシをそれぞれ基台
上に設けることが考えられる。しかし、これらのブラシ
を単に別個独立に設けるとすると、バリの除去工程と型
枠内面の処理工程とが別個になって処理時間が長くなる
とともに、基台の平面スペースを非常に大きくとる必要
が生じる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、バリの
除去と型枠内面の処理とを同時に行えるようにして、供
試体脱型後の型枠の洗浄作業を迅速化しうるコンクリー
ト供試体型枠の洗浄装置を提供することを第一の目的と
する。また、本発明は、上記洗浄装置を基台上に設けて
コンクリート供試体型枠の処理装置を構成するに際し、
当該処理装置のコンパクト化を図ることを第二の目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、請求項1記載
の発明は、コンクリート供試体型枠の洗浄装置に関する
もので、この洗浄装置は、円筒状の供試体型枠を横向き
に支持する支持台と、この支持台に支持された供試体型
枠の開口縁を擦る第一ブラシを回転させる第一清掃手段
と、供試体型枠の内周面を擦る第二ブラシを回転させな
がら供試体型枠の軸心方向に移動させる第二清掃手段と
を備え、第一及び第二ブラシは、その回転軸心が支持台
に支持された供試体型枠の軸心に一致するように配置さ
れていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、円筒状の供
試体型枠を横向きに支持する保持台を基台上に設け、こ
の保持台に支持された供試体型枠内のコンクリートをそ
の軸心方向に押し出すプッシャーを基台上でかつ保持台
の一側に設けたコンクリート供試体型枠の処理装置にお
いて、基台上でかつ保持台に支持された供試体型枠の径
外方向側方に支持台を設け、第二清掃手段が支持台の一
側に位置するように上記洗浄装置を基台上に配置したこ
とを特徴とする。
【0009】更に、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、保持台に支持されているコンクリー
ト押出後の供試体型枠を、洗浄装置の支持台に移送する
移送手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、第一清掃手段の第一
ブラシと第二清掃手段の第二ブラシとが、互いの回転軸
心が支持台に支持された供試体型枠の軸心に一致するよ
うに配置されているので、第一ブラシによるバリの除去
と第二ブラシによる型枠内面の処理とが同時に行える。
【0011】請求項2記載の発明では、第二ブラシを出
退させるため専ら長尺となる第二清掃手段が支持台の一
側、すなわちプッシャーと同じ側に位置するので、プッ
シャー押出方向の基台長(図1における基台の幅寸法)
を短くできる。また、請求項3記載の発明では、移送手
段が保持台に支持されているコンクリート押出後の供試
体型枠を洗浄装置の支持台に移送するので、脱型工程後
の型枠を手作業で運ぶ必要がなくなる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例につ
いて詳述する。図1〜図5において、本実施例で採用し
たコンクリート供試体型枠の処理装置1は、複数本の支
柱2で支えられた基台3上に、円筒状の供試体型枠4か
らコンクリート供試体を脱型する脱型装置5と、脱型後
の供試体型枠4を洗浄する洗浄装置6と、洗浄後の供試
体型枠5を並べて収納する収納台7とを設けることによ
って構成されている。
【0013】供試体型枠4は、図7に示すように、上下
端が開口した円筒状とされた鋼製の型枠本体8と、この
型枠本体8の下端開口を着脱自在に施蓋する底蓋9とか
らなる。型枠本体8の上端部外周面には上フランジ10
が周設され、型枠本体8の下端部には、底蓋9の嵌合部
11を内部に有する下フランジ12が形成されている。
【0014】下フランジ12の外周部には下端が開口し
たL字状の係合溝13が形成され、底蓋9の外周縁には
その係合溝13に掛止される係合ピン14が突設されて
いる。従って、係合ピン14を係合溝13に入れた状態
で底蓋9を回すことにより、底蓋9を型枠本体8に対し
て着脱できるようになっている。脱型装置5は、基台3
上でかつ基台3の前後方向(図3の上下方向)手前側に
配置されており、供試体型枠4を横向きに支持する保持
台15と、この保持台15に支持された供試体型枠4内
のコンクリート(供試体)をその軸心方向に押し出すプ
ッシャー16とを基台3上に設けてなる。
【0015】保持台15は、上縁が供試体型枠4の外周
に沿う形状とされた一対の保持片17を基台3上の左右
方向(図1及び図3の左右方向)に相対向状に立設して
なり、この一対の保持片17に上載された供試体型枠4
は、そのフランジ10,12を当該保持片17に掛止さ
せることで軸方向移動が阻止される。プッシャー16
は、先端に押出盤18が固着されたロッド19を出退自
在に有する油圧シリンダ20よりなる。このプッシャー
16は、押出盤18及びロッド19の軸心が保持台15
上にセットされた供試体型枠4の軸心と一致するよう、
上記保持台15の右側に配置されている。
【0016】なお、基台3上でかつ保持台15の左側に
は、プッシャー16で押し出されたコンクリートを受け
止める受け皿21が設けられている。また、プッシャー
16の更に手前側には、コンクリートの詰まった供試体
型枠4から底蓋9を取り除くための取出台22が設けら
れている。この取出台22上には、供試体型枠4を横向
きに支持する支持部材23と、支持部材23にセットし
た供試体型枠4を上から押さえる押え部材24が設けら
れていて、支持部材23の右側には、取り出した底蓋9
を磨く回転ブラシ25が設けられている。
【0017】洗浄装置6は、基台3上でかつ脱型装置5
の後方に配置されていて、上記保持台15のちょうど後
方に位置する洗浄ボックス26と、この洗浄ボックス2
6の左側に位置する第一洗浄手段27と、洗浄ボックス
26の右側に位置する第二洗浄手段28とを備えてい
る。洗浄ボックス26内には、前記供試体型枠4を横向
きに支持する支持台29が設けられている。この支持台
29は、基台3上でかつ保持台15に支持された供試体
型枠4の径外方向側方に設けられ、供試体型枠4のフラ
ンジ10,11に係合する左右一対の支持片30を基台
3上に突設してなる。また、当該支持台29による供試
体型枠4の支持方向は、脱型手段5の保持台15による
供試体型枠4の保持方向と一致するようになっている。
【0018】洗浄ボックス26は、左右方向が閉塞され
かつ前後方向が開放された門型枠よりなり、その天板部
31に、保持台15及び支持台29にそれぞれセットさ
れた型枠4を上から押さえ付ける押圧手段32を有す
る。この押圧手段32は、天板部31の下方において昇
降自在な前後方向の押え梁33と、この押え梁33を昇
降させる昇降シリンダ34とを備え、この昇降シリンダ
34はガイドシリンダ35とともに天板部31に立設さ
れている。
【0019】押え梁33の下面には、型枠4の外周面に
当接する押え片36が固着されているとともに、前後一
対のカバー部材37が設けられている。このカバー部材
37は、洗浄ボックス26内の支持台29に支持された
供試体型枠4をその洗浄中において前後から覆うもの
で、ビニール等の樹脂シートに多数の縦方向の切れ目を
入れることで簾状に形成されている。
【0020】図5に示すように、第一洗浄手段27は、
支持台29にセットされた供試体型枠4の上端開口縁を
擦る第一ブラシ39と、この第一ブラシ39を回転させ
る第一駆動機構40とを有する。第一駆動機構40は、
洗浄ボックス26の左側に設けたボックス41内に構成
され、第一ブラシ39が先端に取り付けられた筒軸42
と、基台3上に設けた左右方向のレール43上を走行す
る走行台44とを備え、この走行台44は、基台3の左
端に設けた走行シリンダ45によって基台3の左右方向
に往復動可能となっている。
【0021】第一ブラシ39はドーナツ状の回転円板の
一面側にワイヤブラシ47を植設してなり、他面側にお
いて筒軸42の先端に固着されている。筒軸42は、そ
の中間部が洗浄ボックス26の左側壁48に貫通され、
かつ、その基端部が走行台44の縦壁に回転自在に挿通
されている。筒軸42の基端部にはギア49が固着さ
れ、このギア49は、走行台44の縦壁上部に設けたモ
ーター50に直結の駆動ギア51に噛合している。
【0022】筒軸42の内部には、先端から型枠の離型
剤を噴射する注入シャフト52が挿通されている。この
注入シャフト52は、その先端部が第一ブラシ39の中
心部に位置し、かつ基端部に注入ホース53が接続され
ていて、注入ホース53は基台3下のクーラントポンプ
54に通じている。従って、注入シャフト52の先端か
ら噴射した離型剤は、支持台29にセットされた供試体
型枠4の内部に注ぎ込まれることになる。
【0023】なお、基台3の下方中央部には、上記のよ
うにして噴射された離型剤を受け止めるホッパー55
と、このホッパー55の下方に設けたフィルター56付
きのタンク57とが設けられており、このタンク57の
上部に前記クーラントポンプ54を設けることにより、
離型剤を循環させるようにしている。第二洗浄手段28
は、支持台29にセットされた供試体型枠4の内周面を
回転かつスライド移動しながら擦る第二ブラシ58と、
この第二ブラシ58を回転かつスライドさせる第二駆動
機構59とを有する。
【0024】第二駆動機構59は、洗浄ボックス26の
右側、すなわち前記脱型装置5のプッシャー16と同じ
側に設けたボックス60内に構成され、第二ブラシ58
が先端に取り付けられた回転軸61と、基台3上に設け
た左右方向のレール62上を走行する走行ブラケット6
3とを備えている。この走行ブラケット63は、基台3
の支柱2に設けたシリンダ64で揺動される揺動リンク
65を介して基台3の左右方向に往復動可能となってい
る。
【0025】なお、レール62は前記プッシャー16の
押出方向と平行となっており、従って、回転軸61及び
第二ブラシ58はプッシャー16の押出方向に平行に往
復動する。第二ブラシ58は有底筒状のカプラ66の周
側面に樹脂製のブラシ毛67を植設してなり、カプラ6
6は回転軸61の先端部に嵌合されている。回転軸61
の中間部は洗浄ボックス26の右側壁68に設けたブッ
シュに挿通され、また、回転軸61の基端部は走行ブラ
ケット63に搭載した駆動モーター70の駆動軸に直結
されている。
【0026】従って、第二ブラシ58は、回転軸61の
回転及び軸方向移動に伴って、支持台29にセットされ
た供試体型枠4の軸心回りに回転かつその軸心方向にス
ライド移動して供試体型枠4の内周面を擦り、このさ
い、前記注入シャフト52から噴出された離型剤が第二
ブラシ58によって供試体型枠4の内周面に塗り付けら
れることになる。
【0027】また、本実施例では、前記第一ブラシ39
(筒軸42)と第二ブラシ58(回転軸61)とは、互
いの回転軸心が支持台29に支持された供試体型枠4の
軸心に一致するように配置されていて、これにより、第
一ブラシ39によるバリの除去と、第二ブラシ58によ
る供試体型枠4内部の洗浄が同時に行えるようになって
いる。
【0028】前記収納台7は、左右一対の長尺な板材7
1を基台3上でかつ洗浄ボックス26の後方に後傾斜状
に設けてなり、この板材71の後端には接当板72が設
けられている。従って、後述する移送手段74によって
収納台7の前端部に載せられた供試体型枠4は、この収
納台7上を転がって後方へ移動する。なお、収納台7の
前端部は基台3に枢支され、その収納台7の下面は高さ
調節ボルト73で支えられている。
【0029】本実施例では、基台3の下面側に、保持台
15に支持されているコンクリート押出後の供試体型枠
4を、洗浄装置6の支持台29へ移送する移送手段74
を設けている。この移送手段74は、基台3の前後方向
に走行するスライダ75と、このスライダ75を同方向
にスライドさせる横シリンダ76と、スライダ75を上
下動させる縦シリンダ77とを備えている。
【0030】スライダ75は基台3の中央に形成した開
口部79内に配置されており、この開口部79は、基台
3の前後方向に渡って一定幅に形成され、前記した一対
の保持片17間及び一対の支持片30間を通過し、基台
3後部の収納台7にまで至っている。スライダ75は、
横向きのスライド板76の上面に前後一対の受け台80
を設けてなり、この受け台80は上端縁がV字カットさ
れた左右一対の受け片81よりなる。また、前後一対の
受け台80間の間隔は、前記した保持台15と支持台2
9間の間隔と同じに設定されている。
【0031】基台3の下面中央には前後方向のレール8
2が設けられ、このレール82に嵌合して走行するスラ
イドブラケット83に、基台3の下方に設けた横シリン
ダ77の出退ロッドが連結されている。一方、スライド
ブラケット83の上板には縦シリンダ78が固定され、
この縦シリンダ78の昇降ロッド上端に当該スライダ7
5が固定されている。
【0032】従って、スライダ75が縦シリンダ78に
よって上昇されると、保持台15若しくは支持台29上
にある供試体型枠4はスライダ75の受け台80側に手
渡され、スライダ75の走行によって基台3の後方へ運
ばれることになる。次に、図6を参照しつつ、当該実施
例に係る処理装置1の作用(供試体型枠4の処理方法)
を説明する。
【0033】先ず、一定時間養生されたコンクリートを
内部に有する供試体型枠4は、取出台22において底蓋
9が外され、型枠本体8Aのみが、その底部をプッシャ
ー16側に向けるようにして脱型装置5の保持台15上
にセットされる。その後、図外のメインスイッチを入れ
ると、図6(a)に示すように押え梁33が下降して型
枠本体8Aを上から押さえ、このあと、プッシャー16
が作動して押出盤18が基台3の左側に進出し、型枠本
体8内の供試体(コンクリート)が受け皿21へ押し出
される。
【0034】このとき、先に脱型工程を経て洗浄ボック
ス26内にある型枠本体8Bは、プッシャー16の作動
と同期して洗浄されている。すなわち、脱型工程を経て
支持台29上にある型枠本体8Bは、前記型枠本体8A
の脱型工程の間に、第一ブラシ39によって上端開口に
付着したバリが除去され、第二ブラシ58によって内周
面に離型剤が塗られる。
【0035】なお、この場合、前記したカバー部材37
が押え梁33とともに下降しているので、離型剤が洗浄
ボックス26外に飛散するとはない。次に、型枠本体8
A,8Bの脱型・洗浄が終わると、図6(b)に示すよ
うに、押え梁33とカバー部材37の上昇と同時に移送
手段74のスライダ75が上昇してスライダ75の各受
け台80に型枠本体8A,8Bがそれぞれ手渡され、ス
ライダ75が後方へスライドする。
【0036】次に、図6(c)に示すように、後側の受
け台80上にある型枠本体8Aが、洗浄ボックス26内
の支持台29の直上に来たときにスライダ75の水平移
動がストップし、スライダ75がダウンする。すると、
後側の型枠本体8Aが今度は支持台29上に移されると
ともに、前側の型枠本体8Bは、収納台7上に移されて
同収納台7の後部へ収納される。
【0037】そして、図6(d)に示すように、スライ
ダ75が前方へ移動して元の位置に戻る。このとき、保
持台15に更に別の型枠本体8Cを載せてメインスイッ
チを押すと、上記したのと同様にして型枠本体8C,8
Bの脱型・洗浄が行われ、このようにして複数の型枠本
体の連続処理が可能となる。
【0038】なお、図2に示すように、洗浄ボックス2
6の後面には検出棒84付きのリミットスイッチ85が
取り付けられ、収納台7にいっぱいになった型枠本体8
で検出棒84が上方へ揺動されると、メインスイッチが
切れてプッシャー16や洗浄装置6が作動しないように
なっている。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第一ブラ
シによるバリの除去と第二ブラシによる型枠内面の処理
とが同時に行えるので、供試体脱型後の型枠の洗浄作業
を迅速に行うことができる。請求項2記載の発明によれ
ば、洗浄装置を基台上に設けるに際してプッシャー押出
方向の基台長を短くできるので、処理装置全体のコンパ
クト化を図ることができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、脱型工程後
の型枠を手作業で運ぶ必要がなく、型枠処理作業をより
迅速かつ簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート供試体型枠の処理装置の正面図で
ある。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】供試体型枠の処理手順の説明図である。
【図7】(a) は供試体型枠の正面図、(b) は底蓋の斜視
図である。
【符号の説明】
1 処理装置 3 基台 4 供試体型枠 5 脱型装置 6 洗浄装置 7 収納台 15 保持台 16 プッシャー 27 第一洗浄手段 28 第二洗浄手段 29 支持台 39 第一ブラシ 58 第二ブラシ 74 移送手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の供試体型枠(4)を横向きに支
    持する支持台(29)と、この支持台(29)に支持さ
    れた供試体型枠(4)の開口縁を擦る第一ブラシ(3
    9)を回転させる第一清掃手段(27)と、供試体型枠
    の内周面を擦る第二ブラシ(58)を回転させながら供
    試体型枠(4)の軸心方向に移動させる第二清掃手段
    (28)とを備え、第一及び第二ブラシ(39)(5
    8)は、その回転軸心が支持台(29)に支持された供
    試体型枠(4)の軸心に一致するように配置されている
    ことを特徴とするコンクリート供試体型枠の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 円筒状の供試体型枠(4)を横向きに支
    持する保持台(15)を基台(3)上に設け、この保持
    台(15)に支持された供試体型枠(4)内のコンクリ
    ートをその軸心方向に押し出すプッシャー(16)を基
    台(3)上でかつ保持台(15)の一側に設けたコンク
    リート供試体型枠の処理装置において、 基台(3)上でかつ保持台(15)に支持された供試体
    型枠(4)の径外方向側方に支持台(29)を設け、第
    二清掃手段(28)が支持台(29)の一側に位置する
    ように洗浄装置(6)を基台(3)上に配置したことを
    特徴とする請求項1記載の洗浄装置を備えたコンクリー
    ト供試体型枠の処理装置。
  3. 【請求項3】 保持台(15)に支持されているコンク
    リート押出後の供試体型枠(4)を、洗浄装置(6)の
    支持台(29)に移送する移送手段(74)を備えてい
    ることを特徴とする請求項2記載のコンクリート供試体
    型枠の処理装置。
JP5180431A 1993-07-21 1993-07-21 コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置 Expired - Lifetime JP2524082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180431A JP2524082B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180431A JP2524082B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0732346A JPH0732346A (ja) 1995-02-03
JP2524082B2 true JP2524082B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=16083138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5180431A Expired - Lifetime JP2524082B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524082B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101669616B1 (ko) * 2016-09-21 2016-10-27 주식회사 홍익기술단 코어공시체를 이용한 철근 콘크리트 구조물 안전진단용 탄산화 깊이 측정장치

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100521539B1 (ko) * 2002-11-15 2005-10-17 기아자동차주식회사 자동차의 프론트 사이드부 보강구조
KR101033501B1 (ko) * 2008-12-02 2011-05-09 유진기업 주식회사 공시체 몰드 자동세척장치
CN110434095A (zh) * 2019-07-03 2019-11-12 盐城市新顺城市开发建设有限公司 一种施工检测用试件清理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101669616B1 (ko) * 2016-09-21 2016-10-27 주식회사 홍익기술단 코어공시체를 이용한 철근 콘크리트 구조물 안전진단용 탄산화 깊이 측정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0732346A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2524082B2 (ja) コンクリ―ト供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置
CN115556316A (zh) 一种橡胶件注塑生产用自动脱模卸料系统
CN116099830A (zh) 一种金属模具用高效清理装置
US5919494A (en) Ergonomic mold manipulator
JP2939630B2 (ja) 金型交換装置
JP2592045B2 (ja) コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置
CN221562143U (zh) 一种具有组合功能的塑料模具
KR20090007983A (ko) 주조품 자동취출장치
CN219786462U (zh) 一种便于清理的大型锻造机
CN216658627U (zh) 自动拆模机
CN219542673U (zh) 自带清洁机构的水晶加工用打磨装置
CN216461701U (zh) 一种汽车门锁锁扣底板浇口切除装置
JP2802030B2 (ja) 供試体成形用型枠の洗浄装置
CN118437994B (zh) 一种带有对激光防护的激光锡球焊接机
CN220295718U (zh) 一种便于清理的汽车发动机盖冲压模具
CN218728590U (zh) 一种可自动脱模的纳米压印设备
CN116277796B (zh) 一种注塑件的加工成型设备及其加工方法
CN209920346U (zh) 一种模具自动清扫装置
CN220128152U (zh) 压铸件自动去毛边夹持结构
CN213858119U (zh) 一种靠模加工装置
CN217094554U (zh) 一种井盖生产用造型机的清理装置
CN219206160U (zh) 一种口红组装系统
JPS58163548A (ja) 鋳型造型機
JP2001025898A (ja) 回転式粉末圧縮成形機
JPH08323788A (ja) 連続式圧縮成形設備