JP2523612Y2 - 乗用玩具 - Google Patents

乗用玩具

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JP2523612Y2
JP2523612Y2 JP1989067909U JP6790989U JP2523612Y2 JP 2523612 Y2 JP2523612 Y2 JP 2523612Y2 JP 1989067909 U JP1989067909 U JP 1989067909U JP 6790989 U JP6790989 U JP 6790989U JP 2523612 Y2 JP2523612 Y2 JP 2523612Y2
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bonnet
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健造 葛西
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Aprica Kassai KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、乗用玩具に関するもので、特に、製造技
術上の利点をもたらす乗用玩具の構造に関するものであ
る。
[従来の技術] この考案にとって、興味ある従来技術として、本件出
願人による実願昭54-27395号「子供用乗物」(実開昭55
-125386号公報)に開示された技術がある。この従来技
術では、少量多品種の製造に適した乗物玩具の構造が提
案されている。より詳細には、デザイン上の影響力の大
きい乗物本体のボンネット状部分を、乗物本体の残部と
は別部材で構成し、このボンネット状部分を複数種類用
意することにより、複数種類のボンネット状部分を選択
的に本体残部に取付けて、乗物本体を構成するようにし
ている。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来技術では、専らデザイン上の観点から、
乗用玩具の多品種化を容易に実現しようとすることに配
慮が払われている。
上述したようなデザインの点において多種類の乗用玩
具を用意することは、多様な需要者の要望に応えるため
には重要なことであるが、このような乗用玩具を用いて
遊ぶ子供にとっては、乗用玩具が、単なる乗用玩具とし
てだけでなく、別の遊具ともなり得ることがより好まし
いと言える。このことは、また、乗用玩具の商品価値を
高める上でも重要なことである。
しかしながら、このように、乗用玩具に、別の遊具が
付加される場合、このような遊具についても、多くの種
類のものが揃えられていることが好ましいと言えるが、
そのように多種類の遊具を備える乗用玩具を、別々に製
造していたのでは、特に少量多品種の製造を行なう場
合、多大なコストアップを招くことになる。
それゆえに、この考案の目的は、遊具が付加された乗
用玩具において、少量多品種の製造に適した構造を提供
しようとすることである。
[課題を解決するための手段] この考案に係る乗用玩具は、まず、子供が座るための
座席を形成した乗物本体と、前記乗物本体を地面に対し
て移動可能に支持する複数個の車輪とを備える。また、
前記乗物本体は、少なくとも、ボンネット状部分と本体
残部とから構成される。このような乗用玩具において、
上述した技術的課題を解決するため、この考案では、次
のような構成が採用されることを特徴としている。
すなわち、本体残部は、ボンネット状部分を受入れ収
容するための受入れ凹部と、この受入れ凹部の縁部近傍
に、ボンネット状部分を着脱可能に固定するための係合
穴部とを有し、ボンネット状部分は、ボンネット状部分
を本体残部に収容した状態で、係合穴部にボンネット状
部分が本体残部に着脱可能に係合する係合爪部と、ボン
ネット状部分を本体残部から分離した状態で、子供が遊
ぶことのできる遊具とを有している。
[考案の作用および効果] この考案によれば、乗物本体は、少なくとも製造段階
においては、ボンネット状部分と本体残部とに分離され
た状態で用意される。したがって、ボンネット状部分と
して、いくつかの種類のものを用意しておけば、本体残
部を共通的に用いながら、多品種の乗用玩具を簡単に得
ることができる。このとき、ボンネット状部分と本体残
部との大きさを考えた場合、本体残部はボンネット状部
分よりはるかに大きいものである。それゆえに、乗物本
体が硬質プラスチックから構成されるとき、成形用の金
型および成形設備については、本体残部のためのもの
が、ボンネット状部分のためのものに比べて、より大き
くかつ高価である。この考案によれば、本体残部のため
の金型および成形設備を共通的に使用しながら、多品種
の乗用玩具を得ることができるので、コストアップをそ
れほど招くことなく、このような多品種の乗用玩具を市
場に提供することができる。
また、ボンネット状部分は、本体残部に設けられた受
入れ凹部に係合穴部と係合爪部とにより着脱可能に収容
され、また、ボンネット状部分には、このボンネット状
部分が本体残部から分離した状態で、子供が遊ぶことの
できる遊具が備わっている。すなわち、この考案に係る
乗用玩具は、単なる乗用玩具としてだけでなく、ボンネ
ット状部分に備える遊具をもって別の遊びも可能にな
る。
また、前述したように、ボンネット状部分は、少なく
とも製造段階においては、本体残部とは別々に用意され
ることができる。したがって、このようなボンネット状
部分に対して、特定の遊具として必要なものをすべて装
備させるための作業は、ボンネット状部分単独の状態で
完了させることができる。そのため、ボンネット状部分
に装備される遊具の組立作業が複雑で時間を要する場
合、たとえば複数種類の遊具を1個のボンネット状部分
に装備させるため、そのような遊具を積み重ねたり組合
わせたりする作業が必要な場合であっても、そのような
ボンネット状部分を別の工程で用意しておくことによ
り、乗用玩具の製造を能率的に進めることができる。
[実施例] 第1図ないし第3図には、この考案の一実施例が示さ
れている。
第1図に示すように、この実施例に係る乗用玩具1
は、子供が座るための座席2を形成した乗物本体3を備
える。乗物本体3は、複数個の車輪、すなわち2個の前
輪4および2個の後輪5によって、地面に対して移動可
能に支持される。前輪4は、ハンドルポスト6の下端に
取付けられ、ハンドルポスト6の上端に形成された操縦
ハンドル7を操作することにより、その方向が変更され
るように構成されてもよい。乗物本体3の後端部には、
上方へ突出して、押しハンドル8が設けられる。この押
しハンドル8は、乗物本体3に対して着脱可能に取付け
られてもよい。
乗物本体3は、その前方上部に位置するボンネット状
部分9と、それ以外の本体残部10とに大別される。そし
て、ボンネット状部分9は、本体残部10とは独立した部
材として構成される。
ボンネット状部分9は、第3図に単独で示すようなボ
ンネット本体11を備える。ボンネット本体11は、ボンネ
ット状部分9に備えるすべての要素を、そこに取付け、
または保持するためのベース部材となるべきものであ
る。この実施例では、ボンネット状部分9に、電池電源
によりオルゴール音を発しながら回転する遊具12が装備
されている。したがって、このような遊具12に必要なも
のは、すべてボンネット本体11上に保持される。
遊具12の詳細について説明すると、遊具12は、モータ
13によって回転されるターンテーブル14を備え、ターン
テーブル14上には、たとえば有名なキャラクタを形取っ
た造形物15が固定される。したがって、モータ13が回転
されたとき、ターンテーブル14の回転に応じて、造形物
15も回転する。また、遊具12は、オルゴール16を備え、
このオルゴール16は、ターンテーブル14の回転と同期し
て、適当な音を発するように構成されている。これらモ
ータ13、ターンテーブル14およびオルゴール16は、ベー
ス板17上に取付けられ、ベース板17は、たとえばリベッ
ト18により、ボンネット本体11に取付けられる。第3図
に示した穴19は、このようなリベット18のための取付穴
である。
モータ13の電源となるべき電池(図示せず)のための
電池収納部20が、ボンネット本体11の後方部分に設けら
れる。また、電池収納部20の隣りには、押しボタンスイ
ッチ21が設けられる。したがって、押しボタンスイッチ
21を押したとき、モータ13に電源が与えられ、ターンテ
ーブル14が回転されるとともに、オルゴール16から音が
発せられる。なお、モータ13、電池収納部20および押し
ボタンスイッチ21に関連して設けられる電気的配線も、
ボンネット状部分9の範囲内で行なわれるが、その図示
は省略されている。
ターンテーブル14上の造形物15を覆うように、透明の
カバー22が、ボンネット本体11に取付けられる。その取
付方法としては、たとえば、ボンネット本体11に設けら
れた係合穴に対して、カバー22に設けられたフックを係
合させる方法が採用される。第2図において、このよう
な1組の係合穴23およびフック24が図示されている。ま
た、第3図には、係合穴23の他に、係合穴25および26が
示されている。
また、ボンネット本体11には、前述したハンドルポス
ト6の貫通を許容する貫通穴27が設けられている。
以上のようにして、ボンネット状部分9は、遊具12と
して必要なものがすべて装備された状態となる。このよ
うなボンネット状部分9は、乗用玩具1の製造段階にお
いて、別に用意されていて、乗用玩具1の製造途中にお
ける適宜の段階で、本体残部10に取付けられる。その取
付方法としては、前述したカバー22をボンネット本体11
に取付けた方法と実質的に同様の方法が一例として採用
される。すなわち、本体残部10に係合穴を設けておき、
これに対して、ボンネット状部分9に設けられたフック
を係合させる方法である。このような1組の係合穴28お
よびフック29が、第2図に示されている。第3図には、
フック29に加えて、同様の機能を果たすフック30および
31が図示されている。フック30および31に対応する係合
穴の図示は省略されているが、このような係合穴も、本
体残部10の適宜の位置に設けられている。
以上、この考案を、図示の実施例に関連して説明した
が、ボンネット状部分9に与えられる形状は、図示のも
のには限らず、本体残部10に組込むことが可能な限り、
他の形状に変更することができる。
また、ボンネット状部分9に装備される遊具12は、図
示のものに限らず、他の種々の遊具に置き換えることが
できるとともに、さらに多種類の遊具を1個のボンネッ
ト状部分に組込むこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の乗用玩具1の外観を示
す斜視図である。第2図は、第1図に示した乗用玩具1
の前方部分を示す一部破断側面図である。第3図は、ボ
ンネット状部分9に含まれるボンネット本体11を示す平
面図である。 図において、1は乗用玩具、2は座席、3は乗物本体、
4は前輪(車輪)、5は後輪(車輪)、9はボンネット
状部分、10は本体残部、11はボンネット本体、12は遊
具、17はベース板、22はカバー、23,25,26,28は係合
穴、24,29,30,31はフックである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】子供が座るための座席を形成した乗物本体
    と、前記乗物本体を地面に対して移動可能に支持する複
    数個の車輪とを備え、かつ前記乗物本体が、少なくと
    も、ボンネット状部分と本体残部とからなる、乗用玩具
    において、 前記本体残部は、前記ボンネット状部分を受入れ収容す
    るための受入れ凹部と、前記受入れ凹部の縁部近傍に、
    前記ボンネット状部分を着脱可能に固定するための係合
    穴部とを有し、 前記ボンネット状部分は、前記ボンネット状部分を前記
    本体残部に収容した状態で、前記係合穴部に前記ボンネ
    ット状部分が前記本体残部に着脱可能に係合する係合爪
    部と、前記ボンネット状部分を前記本体残部から分離し
    た状態で、前記子供が遊ぶことのできる遊具とを有する
    ことを特徴とする、乗用玩具。
JP1989067909U 1989-06-10 1989-06-10 乗用玩具 Expired - Lifetime JP2523612Y2 (ja)

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JPH037879U JPH037879U (ja) 1991-01-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604868U (ja) * 1983-06-22 1985-01-14 株式会社東芝 ヒ−トポンプ式空気調和装置
JPH01133996U (ja) * 1988-03-04 1989-09-12

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JPH037879U (ja) 1991-01-25

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