JP2523552Y2 - 扉等のロック装置 - Google Patents

扉等のロック装置

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JP2523552Y2
JP2523552Y2 JP1991104064U JP10406491U JP2523552Y2 JP 2523552 Y2 JP2523552 Y2 JP 2523552Y2 JP 1991104064 U JP1991104064 U JP 1991104064U JP 10406491 U JP10406491 U JP 10406491U JP 2523552 Y2 JP2523552 Y2 JP 2523552Y2
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JP
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screw
lock
screw shaft
door
shaft portion
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JP1991104064U
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JPH0538240U (ja
Inventor
司 瀬川
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有限会社ベスト青梅
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物内の通信設備、
電源設備、配水配管設備等の点検ボックスの扉等をロッ
クする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の点検ボックスは金属板の
扉で覆われ、プラスねじ、六角穴付きボルトによってボ
ックス本体に締付け固定され、普段は閉扉伏態にあり、
例えば月1回定期点検のため、該扉を係員によって開け
られて内部を点検し、或いは補修して、常に安全を保持
するようにしたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固定方法では、ドライバー1本で誰でも簡単にプラ
スねじ、六角穴付きボルト等を緩めて開扉でき、いたず
らされたり、分解され、これがために故障や事故を引起
す原因ともなりかねないものであった。これを防止する
手段として、該扉を溶接したり、複雑なロック錠を取付
けると、上記定期点検等が簡単にできなくなる欠点を生
ずるものである。そこで、この考案は、上記種々の問題
点に鑑み、これを解決すべくなされたものであって、従
来のねじ孔をそのまま利用して、係員等の特別な人のみ
扉を開閉でき、それ以外の者には簡単に扉を開閉でき
ず、いたずらや、分解されるのを未然に防止することの
できる簡単にして安価なロック装置を得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】これを解決する手段とし
て、この考案は、ロックねじ体の外筒部にねじ軸部を回
転自在に組込み、該外筒部にはねじ軸部の回転摺接面の
切線方向に孔を設け、これに回転止めピンをスライド自
在に嵌合してねじ軸部の摺接面に設けた切込みに係合
、ねじ軸部をねじ込み方向のみ回転できるがねじの
戻り方向にはロックされ、ロックねじ体に装着する錠開
閉金具等の磁石体で回転止めピンを吸着してねじ軸部の
切込みより引上げて離脱じ軸部のロックを解除
て回転自在とした扉等のロック装置と、さらには、ロッ
クねじ体のねじ軸部と係合連結して回転可能とする回転
シャフトを錠開閉金具内に取付けると共に、該錠開閉金
に装着した磁石体ックねじ体の外筒部に設けた
回転止めピンを吸着して切込みより引上げて離脱し、ね
じ軸部のロックを解除しうるように構成したロックねじ
体用の錠開閉金具である。
【0005】
【実施例】この考案の具体的な構成を図面に示す実施例
により以下詳細に説明する。ロックねじ体1は、非磁性
体よりなるねじ軸部2と外筒部3および磁性体よりなる
回転止めピン4で構成されている。ねじ軸部2の頭部2
1は外端側にフランジ23を有し、外端面22には回転
操作用の三角形状の凹部23が凹設されており、周面部
分には該ねじ軸部2を緩める方向(ねじ戻し方向)に傾
斜して段部25をもった切込み24が形成され、内端側
にリング溝26が穿設されている。また、ねじ部27の
基端側にはリング溝28が穿設され、それより先端側に
はねじ29が刻設されている。外筒部3は円筒状に形成
されており、その内孔31に上記ねじ軸部2を嵌挿し
て、外端側の大径部32に該ねじ軸部2のフランジ23
を係合すると共に、内端面の環状溝33に露出する上記
ねじ軸部2のリング溝26にスナップリング51を弾着
して、上記ねじ軸部2を外筒部3内に回転自在に装着す
る。さらに、外筒3の内孔31とねじ軸部2との回転摺
接面を貫通し且つ切線方向に向って盲孔34を穿設し、
該盲孔34内に回転止めピン4をスライド自在に嵌合し
て、盲孔34に露出する上記ねじ軸部2の切込み24と
回転止めピン4とを係脱させると共に、外筒部3の外周
面には上記盲孔34の位置決め用の係合ピン35を突設
する。そして、外筒部3にねじ軸部2を組込んだロック
ねじ体1を扉Aの取付孔Bに嵌挿し、外筒部3の裏面側
に突設した扉固定用のピン36を扉Aの取付孔Bに近接
して穿設されているピン孔(図示省略)に嵌合すると共
に、扉Aの取付孔Bより突出するねじ軸部2のリング溝
28にスナップリング52を弾着してロックねじ体1を
扉Aに取付ける。錠開閉金具6は、キャップ7と回転シ
ャフトと磁石体で構成されている。キャップ7は有底円
筒形状であって、スカート部71に上記ロックねじ体1
の係合ピン35が係合しうる切込溝72が形成され、底
部73の中央には回転シャフト8を回転自在に装着する
と共に、該底部73の内面に凹所74を設けてこれに磁
石体9を嵌着固定し、その表面をシート75でカバーす
る。回転シャフト8は上記キャップ7の底部73の内面
に面する先端面に、上記ロックねじ体1のねじ軸部2の
頭部21に形成された回転操作用の凹部23と係合する
同形状の凸部81が形成され、また後端には摘み82が
設けられている。なお、10はホルダー連結用のリン
グ、Cは点検ボックスで、ロックねじ体1取付用のねじ
孔Dが螺設されている。
【0006】このように構成されているので、ロックね
じ体1の外筒部3に突出する扉固定用のピン36を扉A
のピン孔に嵌合すると共に、扉Aの取付孔Bにねじ軸部
2を挿通し、リング溝28にスナップリング52を弾着
して回転自在に装着することによって扉Aにロックねじ
体1を取付け、ついで、点検ボックスCのねじ孔Dにロ
ックねじ体1のねじ軸部2を当接し、ロックねじ体1の
外筒部3に錠開閉金具6のキャップ7を嵌合する。その
際、キャップ7の切込溝72を外筒部3の係合ピン35
が係合すると、キャップ7と外筒部3は回転方向に一体
的に固定される。それと共に、回転シャフト8を左右に
僅かに回転させると、凸部81はロックねじ体1のねじ
軸部2の凹部23に嵌合して回転シャフト8とねじ軸部
2とを一体的に連結する。この状態の時、キャップ7内
の磁石体9は外筒体3内の回転止めピン4を図5の鎖線
で示すように上方に吸着してねじ軸部2の切込み24と
の係合を解除する。そこで、錠開閉金具6の摘み82を
ねじ込み方向(図5実線矢印)に回転すると、ねじ軸部
2の切込み24は回転止めピン4にピン4に阻止される
ことなく自由に回転することができ、ねじ軸部2の先端
ねじ29をねじ孔Dにねじ込まれる。したがって、扉A
をロックねじ体1によって点検ボックスCの開口部を確
実に閉鎖することができる。また、点検ボックスCより
扉Aを取外す際は、上記と逆に錠開閉金具6の摘み82
をねじ戻し方向(図5鎖線矢印)に回転すると、磁石体
9によって回転止めピン4は切込み24の回転軌跡外に
スライドしているので、軽快にねじ軸部2をねじ戻すこ
とができ、扉Aを点検ボックスCより取外すことができ
る。しかしながら、錠開閉金具6によってロックねじ体
1をねじ込み、点検ボックスCに扉Aを固着した後、錠
開閉金具6をロックねじ体1より離脱すると、ロックね
じ体1内の回転止めピン4は磁石体9の吸着力がなくな
るので下方に移動し、図5の実線に示すように切込み2
4の回転軌跡内に落下する。この状態でドライバー等を
ねじ軸部2の凹部23に係合して、ねじ戻し方向(図5
鎖線矢印)に回転すると、図5(a)に示すように切込
み24は段部25に回転止めピン4を載せた状態で図5
(b)の如く僅かに回転するが、さらに回転しようとし
ても図5(c)に示すように切込み24が回転止めピン
4に当接して、それ以上の回転を阻止するため、ねじ軸
部2はロックされ、ロックねじ体1を点検ボックスCよ
り離脱することができず、扉Aを閉鎖状態に保持し、み
だりに他人によって点検ボックスCを開扉されいたずら
されることを確実に防止することができる。しかし、ド
ライバー等によってねじ軸部2をねじ込み方向に回転さ
せると、回転止めピン4は切込み24の段部25によっ
て図5(c)から(b)、(b)から(a)に示すよう
に上方に押上げられるので、ねじ軸部2はねじ込み方向
にのみ回転して締付け扉Aの閉鎖状態はさらに強固とな
り、点検ボックスCの開扉を確実に防止する
【0007】なお、ねじ軸部2の頭部21に凹設された
凹部23は、この実施例の三角形状に限らず、十字溝、
複数の小孔等であっても良い。
【0008】
【考案の効果】以上、各種実施例について詳述したよう
に、この考案は、ロックねじ体のねじ軸部に切込みを形
成し、これに回転止めピンが係合状態に組込んだ極めて
簡単な構成でありながら、錠開閉金具を持った係員等の
特定の人以外の者がドライバー等でロックねじ体を外そ
うとしても、ねじ軸部の切込みに回転止めピンが係合し
てロックされて絶対に開扉されず、点検ボックス等のい
たずらを確実に防止することができる。その反面、錠開
閉金具をロックねじ体に連結すれば、磁石体によって回
転止めピンは切込みより離脱し、確実にロックは解除さ
れて自由に開扉でき、点検ボックス等の点検、補修等を
することができる等、安価にして、使い勝手に優れた種
々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一部切断せる斜視図。
【図2】この考案のねじ軸部2の上半分を側面図で示し
た縦断面図。
【図3】この考案のロックねじ体1と錠開閉金具6とを
互いに嵌合面方向から見た正面図。
【図4】この考案のロックねじ体1を背面より見た分解
斜視図。
【図5】この考案のロックねじ体1の作動状態を示す縦
断正面図。
【符号の説明】
1 ロックねじ体 2 ねじ軸部 3 外筒部 4 回転止めピン 6 錠開閉金具 7 キャップ 8 回転シャフト 9 磁石体 23 凹部 24 切込み 29 ねじ 34 盲孔 35 係合ピン 72 切込溝 81 凸部 82 摘み

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックねじ体の外筒部にねじ軸部を回転
    自在に組込み、該外筒部にはねじ軸部の回転摺接面の切
    線方向に孔を設け、これに回転止めピンをスライド自在
    嵌合してねじ軸部の摺接面に設けた切込みに係合
    ねじ軸部をねじ込み方向のみ回転できるがねじの戻り
    方向にはロックされ、ロックねじ体に装着する錠開閉金
    具等の磁石体で回転止めピンを吸着してねじ軸部の切込
    みより引上げて離脱じ軸部のロックを解除して回
    転自在としたことを特徴とする扉等のロック装置。
  2. 【請求項2】 ロックねじ体のねじ軸部と係合連結して
    回転可能とする回転シャフトを錠開閉金具内に取付ける
    と共に、該錠開閉金具に装着した磁石体ックねじ
    体の外筒部に設けた回転止めピンを吸着して切込みより
    引上げて離脱し、ねじ軸部のロックを解除しうるように
    したことを特徴とする請求項1記載の扉等のロック装置
    のロックねじ体用の錠開閉金具。
JP1991104064U 1991-10-18 1991-10-18 扉等のロック装置 Expired - Lifetime JP2523552Y2 (ja)

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JP1991104064U JP2523552Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 扉等のロック装置

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JPH0538240U JPH0538240U (ja) 1993-05-25
JP2523552Y2 true JP2523552Y2 (ja) 1997-01-29

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4022038A (en) * 1976-02-20 1977-05-10 Engineering Systems Corporation Magnetically operated locking device and key
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JP3087766U (ja) * 2002-02-05 2002-08-16 喜晴 矢本 伸縮冷蔵庫
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JPH0538240U (ja) 1993-05-25

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