JP2523422Y2 - 無端ゴムベルトの加硫装置 - Google Patents

無端ゴムベルトの加硫装置

Info

Publication number
JP2523422Y2
JP2523422Y2 JP7988291U JP7988291U JP2523422Y2 JP 2523422 Y2 JP2523422 Y2 JP 2523422Y2 JP 7988291 U JP7988291 U JP 7988291U JP 7988291 U JP7988291 U JP 7988291U JP 2523422 Y2 JP2523422 Y2 JP 2523422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
roll
rubber belt
vulcanizing
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7988291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0526320U (ja
Inventor
昌彦 宝蔵寺
裕嗣 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP7988291U priority Critical patent/JP2523422Y2/ja
Publication of JPH0526320U publication Critical patent/JPH0526320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523422Y2 publication Critical patent/JP2523422Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、平べルトやVベルト
などの無端のゴムベルトを連続的に加硫するためのロー
トプレスタイプの加硫装置に関するもので、詳しくはそ
の加硫装置に用いられる無端(一定長さ)の加圧バンド
の弛み取り機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の加硫装置として、例えば、特開
昭59−68222号公報に記載の構造の装置がある。
すなわち、図11に示すように、一定の間隔をあけて配
設された金型32と伸長プーリ30との間に無端のゴム
ベルト成形品Aを掛け渡し、金型32を挟むように配設
された一対のガイドロール33とこれらのロール33の
中間軸線上に配設されたテンションロール兼用の駆動ロ
ール36とに無端の加圧バンド40を巻き掛け、駆動ロ
ール36にシリンダ39を介して引張力を与え、金型3
2の周面のゴムベルト成形体A上を加圧バンド40で加
圧し、金型32の内部熱源で周面を加熱しながら駆動ロ
ール36により加圧バンド40を回転して金型32を回
転させる構造である。
【0003】しかし上記のロートプレスタイプの加硫装
置では、次のような問題点がある。 それぞれ軸支されている金型32と伸長プーリ30と
に対し、無端のゴムベルト成形体Aを掛け渡したり取り
外したりするので、作業が煩雑で、手間がかかる。
【0004】金型32には、加圧バンド40による一
方向からの押圧力しか作用しないので、金型32を軸支
するための支持装置を大きな軸荷重に耐えられるように
大型化する必要がある。
【0005】図11からも明らかなように、未加硫の
ゴムベルト成形体Aにおいてその一部分ずつしか加熱・
加圧(加硫)されないので、加硫時間が長くかかるうえ
に、ゴムベルト成形体Aに対する加圧が不十分で空気が
完全には抜け切れず、ゴムベルト成形体Aの内部構成部
材間で剥離したりピンホールが発生したりして製品不良
が生じ易い。
【0006】金型32と伸長プーリ30との2軸に無
端のゴムベルト成形体Aを掛け渡して加硫作業を行うの
で、小サイズのゴムベルト成形体は加硫できない。
【0007】無端のゴムベルト成形体Aの着脱作業を
容易にするため、金型32は片持ち支持(軸支)される
ことが多いが、金型32が片持ち支持の場合、金型32
が加圧バンド40で一方向へ押圧されて軸方向に撓むの
で、ゴムベルト成形体Aに対する加圧が不均一になる。
【0008】そこで、本出願人は上記した加硫装置の問
題点を解消する加硫装置として、図6に示す装置を開発
した。この加硫装置1'は、搬送機構上に着脱自在且つ
回転自在に支持され、未加硫のゴムベルト成形体が周面
に成形された円筒状の金型2と、前記金型2を中心に対
向して配設され、その周面の相対向する部位を円弧状に
取り巻いて押圧可能な一対の無端の加圧バンド10とを
備え、前記金型2の周面を内部から加熱するとともに、
金型2に対し各加圧バンド10を相対向して押圧した状
態で、各加圧バンド10をそれぞれ同期させて所定方向
に回転させることにより、前記金型2が回転して未加硫
のゴムベルト成形体Aを連続的に加硫する構造のもので
ある。なお、図中の符号4はガイドロール、5は加圧ロ
ール、6は駆動ロールである。
【0009】ところで、上記した種類の加硫装置(従来
の加硫装置および本出願人の開発した加硫装置)では、
加硫時には図7(a)に示すように、一対のガイドロール
4・4を金型2を取り巻くように金型2側に前進させ、
非加硫時には図7(b)のように、一対のガイドロール4
・4を金型2から後退させる必要があるが、ガイドロー
ル4・4を後退させた際に、加圧バンド10に弛みが生
じる。
【0010】従来、そのような加圧バンド10(40)
の弛みを取るため、図8〜図10に示すような手段が用
いられていた。すなわち、 (a)駆動ロール6をシリンダ装置51で引っ張るもの、 (b)駆動ロール6とガイドロール4の間の加圧バンド1
0をそれぞれスプリング52で外側に付勢するもの、 (c)駆動ロール6とガイドロール4の間の加圧バンド1
0をそれぞれモーター54で回転する送りネジ53によ
り内側に付勢するもの、が用いられていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の弛み取り手段では、次のような不都合な点があ
る。
【0012】a)図8の手段では、金型2に対し一対の
ガイドロール4・4を前進させるときに、金型2の外径
によって移動速度が異なるため、加硫バンド10が弛ま
ないようにシリンダ装置51を制御する必要があり、そ
の制御が非常に難しい。
【0013】b)図9の手段では、左右のスプリング5
2・52の強さを均等にし且つ各ロール4〜6に無理な
力が作用しないように加圧バンド10の張力を一定にす
るための調整が難しいうえに、左右のスプリング52・
52を個々に調整しなければならないので手間がかか
る。またスプリング52を2箇所に設置するので、大き
なスペースを要する。
【0014】c)図10の手段では、送りネジ53とそ
の回転用モーター54が必要で構造が複雑になるほか、
上記b)と同様な不都合な点がある。
【0015】この考案は上述の点に鑑みなされたもので
あって、構造が簡単で、調整が容易であり、設置スペー
スが少なくて済む加圧バンドの弛み取り機構を備えた加
硫装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの考案の加硫装置は、a)未加硫のゴムベルト成
形体を周面に成形した円筒状の金型に対し、この金型を
挟むように前部に配置され、進退可能な一対のガイドロ
ールとこれらのロールの中間軸線上で前記金型に対向し
て後端に配置される駆動ロールとに掛け渡した無端の加
圧バンドを円弧状に取り巻いて押圧し、前記金型の周面
を内部から加熱しながら、加圧バンドを回転させること
により前記加硫ドラムを回転してゴムベルト成形品を加
硫する加硫装置において、b)前記駆動ロールの後方
に、相互に噛合する一対の歯車を回転自在に軸支すると
ともに、各歯車の回転軸に一体回転可能に等長のアーム
を対称的に取着し、c)各アームの先端に取着したテン
ションロールを、前記各ガイドロールと駆動ロールとの
間の加圧バンドにそれぞれ当接し、d)一つの付勢手段
によって一方のアームのテンションロールを加圧バンド
側に付勢することにより、他方のアームのテンションロ
ールも加圧バンド側に付勢されるようにしている。
【0017】
【作用】上記構成を有する本考案の加硫装置によれば、
加硫時には、一対のガイドロールが金型に対し前進して
ガイドロール間の加圧バンドが金型を円弧状に取り巻い
て押圧する。この状態では、駆動ロールと各ガイドロー
ルの間隔(距離)が拡がり、駆動ロールと各ガイドロー
ル間で加圧バンドがテンションロールの付勢力に抗して
一直線状に張られる。
【0018】一方、非加硫時には、一対のガイドロール
が金型から後退してガイドロール間の加圧バンドが金型
の周面から離れる。この状態では、駆動ロールと各ガイ
ドロールとの間隔が縮まり、駆動ロールと各ガイドロー
ル間で加圧バンドに弛みが生じようとするが、付勢手段
によりアームを介して付勢されているテンションロール
が加圧バンド(駆動ロールと一方のガイドロール間)を
緊張状態に保持する。同時に付勢手段の付勢力は、相互
に噛合する歯車を介して他方のアームにも作用し、その
先端のテンションロールが加圧バンド(駆動ロールと他
方のガイドロール間)を緊張状態に保持する。このよう
にして、共通の付勢手段による付勢力が(等長の)アー
ムを介して駆動ロールの両側の加圧バンドに均等に作用
する。
【0019】
【実施例】以下、本考案にかかる加硫装置の実施例を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1(a)(b)および図2(a)(b)はそれぞ
れ本実施例の加硫装置を示す平面図で、加硫前の状態か
ら加硫状態までを順次表している。図3は弛み取り機構
を示す図1(a)のII−II線矢視図、図4は図3の平面
図、図5は図1(a)のIV−IV線矢視図である。
【0021】まず、加硫装置1の全体構成について説明
すると、図1に示すように、装置1の中央部に一対のレ
ール1aに沿って搬送される台車1bに加硫成形用の金
型2が載置されて搬入される。この金型2の左右両側
に、相対向する一対の装置本体3が金型2に対し進退
(接近・離間)可能に配設されている。
【0022】各装置本体3には、前記金型2を挟むよう
に一対のガイドロール4・4が配置され、またこれらの
ガイドロール4・4の中心軸線上で金型2側から加圧ロ
ール5および駆動ロール6が順に、それぞれ相対向して
配置されている。なお、各ロール4〜6は軸受(図示せ
ず)を介して回転自在に支持されている。
【0023】図1のように、“く”の字状のリンク部材
7がガイドロール4・4間の中心軸線を挟んで対称的に
配置され、その略中央屈曲部7aでそれぞれ装置本体3
上に回動自在に支承されている。そして各リンク部材7
の先端に、ガイドロール4が回動自在に軸支されてい
る。また、装置本体3の後部上に、スライドベース8が
前記金型2に対し図示を省略したシリンダ装置を介して
進退自在に配設され、この後部スライドベース8に開設
された“ハ”の字状のガイド溝8aに、両側のリンク部
材7の基端をガイドピン8bを介して係合させている。
なお、前記駆動ロール6は、後部スライドベース8の中
央に配置され、装置本体3に対し図2(a)のように後退
する。また駆動ロール6は、後部スライドベース8上に
設置された駆動モーター(図示せず)で回転する。
【0024】また、装置本体3の前部上にも、スライド
ベース9が金型2に対し図示を省略したシリンダ装置を
介して進退自在に配設され、この前部スライドベース9
の中央に前記加圧ロール5が配置され、図2(b)のよう
に金型2側に前進する。なお前部スライドベース9に
は、前記各リンク部材7の略中央屈曲部(枢支部)7a
に対応する位置に、後端を開放した長穴9aがそれぞれ
開設されている。
【0025】両側の一対のガイドロール4・4および駆
動ロール6には、一連に無端の加圧バンド10が掛け渡
されている。加圧バンド10には、平ゴムバンドやスチ
ールバンドなどが用いられる。
【0026】弛み取り機構11は、図1に示すように後
部スライドベース8の駆動ロール6のすぐ後方に配置さ
れている。この弛み取り機構11は、図3〜図5のよう
に、後部スライドベース8(図1)上に立設された支持
台12の上端に、一対の歯車13・13を相互に噛合さ
せて回動自在に軸支し、各歯車13の回転軸13aに等
長のアーム14a・14bの基端をそれぞれ歯車13と
一体回転可能に取着している。そして、図3のように一
方のアーム14aの基端から“く”の字状に補助アーム
15を延設している。
【0027】また、支持台12の上端部から側方に延設
した支持板16の先端部に、支持金具17を固設し、こ
の支持金具17の挿通孔17aにネジ杆18を挿通して
ネジ杆18に螺合する2つのナット19で締め付けるこ
とにより、ネジ杆18を位置決めするようにしている。
そして、ネジ杆18の一端と前記補助アーム15の先端
との間に引きバネとしてのコイルスプリング20を張設
し、アーム14aを開放方向に付勢してる。なお、コイ
ルスプリング20の付勢力は、歯車13・13を介して
他方のアーム14bにも作用し、このアーム14bも開
放方向に付勢される。コイルスプリング20の強さは、
ナット19を緩めて支持金具17に対するネジ杆18の
位置を変更することにより調整される。
【0028】さらに、各アーム14a・14bの先端
に、図5のように、テンションロール21の上端部を軸
受22を介してそれぞれ回動自在に吊設し、図1のよう
に加圧バンド10の内側にテンションロール21を当接
させている。
【0029】ところで、図示は省略するが、前記金型2
は上下両端の中央部に開口を設けた円筒体からなり、金
型2の下端開口に蒸気排出管が、また金型2の上端開口
に蒸気導入管をそれぞれ接続し、金型2の内部からその
周面のゴムベルト成形体Aを加熱するようにしている。
【0030】次に、上記の構成からなる実施例の加硫装
置についてその動作を説明する。 金型2の搬入(搬出)時には、図1(a)に示すよう
に、左右両側の装置本体3が後退しており、また後部ス
ライドベース8は最前位置にある。このため、各リンク
部材7の基端のガイドピン8bがガイド溝8aの後端に
位置し、それらの先端のガイドロール4・4は開放され
ている。また、両側のアーム14の先端のテンションロ
ール21は、コイルスプリング20の付勢力によりそれ
ぞれ外側に開放され、加圧バンド10を全長にわたり緊
張状態に保持している。
【0031】金型2が装置1の中央部まで搬入される
と、図1(b)に示すように、両側の装置本体3が金型2
に対しそれぞれ前進し、ガイドロール4・4間の加圧バ
ンド10が金型2の周面のゴムベルト成形体Aに接触し
て金型2を両側から相対向して押圧する。この結果、ガ
イドロール4・4間の加圧バンド10が円弧状になるの
で、両側のアーム14の先端のテンションロール21
は、ガイドロール4と駆動ロール6間の加圧バンド10
の緊張に伴ってコイルスプリング20に抗して内側にや
や閉じる。
【0032】後部スライドベース8が装置本体3に対
して後退することにより、図2(a)に示すように、両側
のリンク部材7の基端がガイド溝8aに沿って拡げら
れ、先端のガイドロール4・4が閉じ、金型2を加圧バ
ンド10が円弧状に取り巻く。これにより、ガイドロー
ル4と駆動ロール6間の加圧バンド10が一直線状にな
り、両側のリンク部材7の先端のテンションロール21
はコイルスプリング20に抗してさらに内側に閉じる。
【0033】前部スライドベース9が前進し、図2
(b)に示すように、前部スライドベース9上の加圧ロー
ル5が金型2上の加圧バンド10を線状に押圧する。
【0034】この状態で、金型2内に蒸気を導入し、ゴ
ムベルト成形体Aを加熱する。同時に、両側の加圧バン
ド10を駆動ロール6によりそれぞれ時計方向に同期さ
せてゆっくりと回転させる。この結果、金型2の周囲の
ゴムベルト成形体Aは、金型2と共に回転して金型2が
少なくとも1回転する間に完全に加硫される。
【0035】ところで、上記実施例では、アーム14の
先端のテンションロール21を加圧バンド10の内側か
ら外方へ付勢したが、逆にテンションロール21を加圧
バンド10の外側から内方へ付勢してもよい。付勢手段
として、コイルスプリング20を用いたが、これに代え
て例えばシリンダ装置を用いてもよい。また上記実施例
の加硫装置1では、歯付きベルトを加硫成形するため、
加圧力を高めて歯を確実に形成できるようにするために
加圧ロール5を相対向して配備しているが、歯を具備し
ない平ベルトやVベルトを加硫成形する場合には、加圧
ロール5を省くこともできる。さらに上記実施例の加硫
装置1は、金型2をその両側から加圧バンド10で円弧
状に取り巻いて押圧する構造にしたので、各加圧バンド
10に弛み取り機構11をそれぞれ配備したが、上記し
た金型32の片側からだけ加圧バンド40で押圧する公
知のロートプレスタイプの加硫装置(図11)でも、片
方の加圧バンド40に弛み取り機構11を備えることに
より、同様に実施できることはいうまでもない。
【0036】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように、
本考案の加硫装置には、次のような効果がある。
【0037】(1) 2箇所にスプリング等を設置する従来
の加圧バンドの弛み取り機構に比べて構造が簡単で、設
置スペースが少なくて済む。また、共通の付勢手段によ
り両側の等長アームを相対向方向に付勢するようにした
ので、加圧バンドに均等に付勢力を作用させることがで
きるとともに、付勢力の調整も容易である。
【0038】(2) 上記実施例に示した加硫装置には、上
記(1)の効果のほかに次のような効果もある。
【0039】a)無端のゴムベルト成形体を交換する際
に金型ごと交換できるので、ゴムベルト成形体を2軸間
に張り渡して取り付ける従来の装置に比べてゴムベルト
成形体の着脱作業が容易である。b)金型上の未加硫の
ゴムベルト成形体を加圧するための加圧バンドを相対向
させて設けたので、金型に対する偏荷重がなく、その支
持用軸径を小さくできて、容易に小型化が図れる。c)
ゴムベルト成形体を金型の外周面に装着するようにした
ので、小サイズのゴムベルト成形体の加硫が可能にな
る。d)金型上のゴムベルト成形体は、その内部から全
体に均一に加熱するとともに、ゴムベルト成形体の大部
分が加圧バンドで取り巻いて加圧するようにしたので、
ゴムベルト成形体の加硫が均等に且つ効率よく行われ、
品質の高いゴムベルトが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる加硫装置を示す平面図
で、図1(a)および(b)はそれぞれ加硫前の状態および
加硫状態へ至る次の工程を表している。
【図2】本考案の実施例にかかる加硫装置を示す平面図
で、図2(a)および(b)はそれぞれ図1の工程に続く加
硫状態までを順次表している。
【図3】弛み取り機構を示す図1(a)のII−II線矢視図
である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図1(a)のIV−IV線矢視図である。
【図6】図1の加硫装置から弛み取り機構を省いた装置
の概要を示す斜視図である。
【図7】図6の加硫装置の平面図で、図7(a)は加硫作
業状態を示し、図7(b)非加硫作業状態を示す。
【図8】従来の弛み取り機構を備えた加硫装置を示す平
面図である。
【図9】従来の別の弛み取り機構を備えた加硫装置を示
す平面図である。
【図10】従来の更に別の弛み取り機構を備えた加硫装
置を示す平面図である。
【図11】従来のロートプレスタイプの加硫装置の概要
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 加硫装置 2 金型 3 装置本体 4 ガイドロール 5 加圧ロール 6 駆動ロール 10 加圧バンド 11 弛み取り機構 13 歯車 13a 回転軸 14 アーム 20 コイルスプリング(付勢手段) 21 テンションロール A ゴムベルト成形体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加硫のゴムベルト成形体を周面に成形
    した円筒状の金型に対し、この金型を挟むように前部に
    配置され、進退可能な一対のガイドロールとこれらのロ
    ールの中間軸線上で前記金型に対向して後端に配置され
    る駆動ロールとに掛け渡した無端の加圧バンドを円弧状
    に取り巻いて押圧し、前記金型の周面を内部から加熱し
    ながら、加圧バンドを回転させることにより前記加硫ド
    ラムを回転してゴムベルト成形品を加硫する加硫装置に
    おいて、 前記駆動ロールの後方に、相互に噛合する一対の歯車を
    回転自在に軸支するとともに、各歯車の回転軸に一体回
    転可能に等長のアームを対称的に取着し、各アームの先
    端に取着したテンションロールを、前記各ガイドロール
    と駆動ロールとの間の加圧バンドにそれぞれ当接し、一
    つの付勢手段によって一方のアームのテンションロール
    を加圧バンド側に付勢することにより、他方のアームの
    テンションロールも加圧バンド側に付勢されるようにし
    たことを特徴とする無端ゴムベルトの加硫装置。
JP7988291U 1991-09-05 1991-09-05 無端ゴムベルトの加硫装置 Expired - Lifetime JP2523422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7988291U JP2523422Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 無端ゴムベルトの加硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7988291U JP2523422Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 無端ゴムベルトの加硫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526320U JPH0526320U (ja) 1993-04-06
JP2523422Y2 true JP2523422Y2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=13702623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7988291U Expired - Lifetime JP2523422Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 無端ゴムベルトの加硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2523422Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0526320U (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5292398A (en) Apparatus for joining a tread in a machine for making a tire
JP2523422Y2 (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置
US4063442A (en) Method and apparatus for forming tubes
US5164036A (en) Filler-provided bead forming apparatus
KR20010105328A (ko) 포장장치
US4759813A (en) Process for forming and crimping a bead
US5312502A (en) Method and apparatus for stitching a tire
US5551619A (en) Tread strip centering guide for tire building machines
JPH04115915A (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置
KR920009951B1 (ko) 타이어성형기에 있어서의 트레드첩부(貼付)방법
JPH037531A (ja) パン成形機
JPH0535229U (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置
JPH0596552A (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置
AU624743B2 (en) Method for joining a tread in an apparatus for making a tire
US1924067A (en) Method of and machine for building belts
JP2848848B2 (ja) スクリーンメッシュの締張方法及び装置
FR2487250A1 (fr) Presse et procede pour la vulcanisation d'elements annulaires tels que des courroies de transmission, notamment des courroies trapezoidales
JPS61219434A (ja) プレス成形機におけるコイル材の終端送り装置
JPH0542615A (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置と加硫方法
JPH0694178B2 (ja) ベルトの製造方法及び製造装置
EP0087399A1 (en) Apparatus for transversely stretching a foil of plastic material
JPH01141034A (ja) 歯付ベルトの製造方法
JPS6111192B2 (ja)
JP2516267B2 (ja) 包装機における包装用フィルム折込装置
JPS5944983B2 (ja) 加硫済タイヤの取出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term