JP2523262Y2 - 段積み形変圧器装置 - Google Patents

段積み形変圧器装置

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JP2523262Y2
JP2523262Y2 JP1987109655U JP10965587U JP2523262Y2 JP 2523262 Y2 JP2523262 Y2 JP 2523262Y2 JP 1987109655 U JP1987109655 U JP 1987109655U JP 10965587 U JP10965587 U JP 10965587U JP 2523262 Y2 JP2523262 Y2 JP 2523262Y2
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洋昭 田川
恭雄 鈴木
公志郎 江藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電磁開閉器を備えた段積み形変圧器装置に関
する。
(従来の技術) 例えば低圧級(400V以下)のビル用配電装置として、
乾式変圧器を単独ケースに収納し、そのケース前面に変
圧器の一次端子および二次端子を配設してユニットを構
成し、複数組のユニツトを段積みにして各ユニットの変
圧器を相互に接続線により並列に接続し、変圧器の合計
容量の負荷を得ることにより、設置床面積の縮小を図っ
た方式が採用されている。そして、この方式の変圧器装
置には、電磁開閉器を入力側あるいは出力側、さらには
その両方に設けて変圧器に接続したものがある。
ところで、この電磁開閉器付きの段積み形変圧器装置
においては、変圧器を収納するケースの内部に電磁開閉
器を収納し、電磁開閉器と変圧器の一次端子および/ま
たは二次端子とを接続する構成が一般に採用されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の構成の変圧器装置では、変
圧器を収納するケースは電磁開閉器をも収納しているの
で、変圧器収納スペースに電磁開閉器収納スペースも加
えた大きさを必要とし、特に電磁開閉器の定格が大きく
なった場合、あるいは複数個の電磁開閉器を取付ける場
合には、ケース自体をさらに大形にしなければならな
い。このことは変圧器装置全体の小形化を阻害し、ひい
ては装置設備床面積の拡大をよぎなくされ、また電磁開
閉器の大きさや数に応じて収納ケースの寸法が変動して
固定化が困難であり標準化を図ることができない。
本考案は前記事情に基づいてなされたもので、小形で
設置床面積を縮小でき、ケース寸法の標準化も促進で
き、さらに変圧器の熱が電磁開閉器に悪影響を及ぼすこ
とを回避し、変圧器からの接続ケーブルの電磁開閉器へ
の接続が容易な段積み形変圧器装置を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案の段積み形変圧器装
置は、夫々変圧器を収納し電磁開閉器を収納しない独立
した複数個の変圧器収納ケースと、電磁開閉器を収納し
変圧器を収納しない1個の電磁開閉器収納ケースとを有
し、この電磁開閉器収納ケースの上段側に前記複数個の
変圧器収納ケースを上下に段積みし、前記各収納ケース
に夫々収納された複数の変圧器と前記電磁開閉器とを電
気的に接続したことを特徴とするものである。
(作用) この構成によれば、上下に段積みした複数個の変圧器
収納ケースの最下段側に、電磁開閉器を収納する電磁開
閉器収納ケースを設けている。このため、変圧器を運転
している時に各変圧器収納ケースに収納した変圧器から
発生する熱は、上方へ多く伝わるので最下段に位置する
電磁開閉器収納ケースに収納した電磁開閉器に伝わる割
合が少ない。従って、変圧器の熱が電磁開閉器の動作特
性に悪影響を与えることが少なく、電磁開閉器を安定し
て動作させることができる。
また、上下に段積みした複数個の変圧器収納ケースに
夫々収納した変圧器を電磁開閉器収納ケースに収納した
電磁開閉器にケーブルを介して接続するに際して、各変
圧器の端子に接続した各ケーブルを変圧器装置の最下段
側において電磁開閉器に接続するので、変圧器に接続し
たケーブルを電磁開閉器に接続する作業が容易である。
そして、複数個の変圧器収納ケースと1個の電磁開閉
器収納ケースを最小限の寸法に抑え、各収納ケースを段
積みして設置床面積を縮小することができ、さらに電磁
開閉器の条件に影響されずに複数個の変圧器収納ケース
の寸法を固定化することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明する。
第1図ないし第3図は本考案の変圧器装置の一実施例
を示しており、この実施例は2台の乾式変圧器を並列に
接続し、変圧器の二次側(出力側)に2個の電磁開閉器
を設置したものである。
第1図および第2図において図中1,2は変圧器収納ケ
ース、3は電磁開閉器収納ケースで、これら収納ケース
はケース1、ケース2、ケース3の順で上下に段積み配
置して連結固定されている。なお、各収納ケース1〜3
は幅および奥行寸法が同一であり、また各収納ケース1
〜3の前面部は開口となっていて扉(図示せず)が設け
られている。上段および中段の収納ケース1,2の内部に
は変圧器4,5と、この変圧器4,5に接続する一次端子6,7
および二次端子8,9が収納してあり、電磁開閉器は収納
していない。下段の収納ケース3の内部には電磁開閉器
10,11と出力側端子12が収納してあり、変圧器は収納し
ていない。
電磁開閉器10,11は第3図で示す取付金具13を取付部
材として使用しており、電磁開閉器10は取付金具13の取
付部13aに、電磁開閉器11は取付部13bに夫々ねじ止めに
より取付けられている。出力側端子12は板状をなすもの
で、支持絶縁物14に支持される。
入力ケーブル15は収納ケースの天井板に形成した引込
孔を通してケース内部に引込まれ、変圧器4の一次端子
6に接続されている。変圧器4の一次端子6と変圧器5
の一次端子7とは、収納ケース1,2の内部に夫々の底板
および天井板に形成した引込孔を通して配線した接続線
16を介して夫々接続されている。変圧器4の二次端子8
と電磁開閉器10の入力側端子10aおよび電磁開閉器11の
入力側端子11aとは、各収納ケース1〜3の内部に夫々
の底板および天井板11に形成した引込孔を通して配線し
た接続線17,18を介して夫々接続されており、また変圧
器5の二次端子9と電磁開閉器10の入力側端子10a、お
よび電磁開閉器11の入力側端子11aとは、各収納ケース
2,3の内部に夫々の底板および天井板に形成した引込孔
を通して配線した接続線19.20を介して夫々接続されて
いる。各電磁開閉器10,11の負荷側端子10b,11bは接続線
21,22により出力側端子12に夫々接続されている。
なお、下段の収納ケース3には側板に形成した引込口
を塞ぐ2つ割りの絶縁材料製遮蔽板23が着脱自在に取付
けており、この遮蔽板23を貫通するように引込まれた図
示しない出力側ケーブルが出力側端子12に接続されてい
る。
このように構成された本実施例の変圧器装置において
は、電磁開閉器10,11を変圧器収納ケース1,2とは別な専
用の収納ケース3に収納しているので、複数個の変圧器
収納ケース1,2は変圧器4,5のみを収納する寸法とすれば
良い。そして、複数個の変圧器収納ケース1,2と1個の
電磁開閉器収納ケース3とを段積みして設けることによ
り、設置床面積を変圧器収納ケース1,2の寸法に抑えて
従来に比して小形にすることができる。特に電磁開閉器
10,11の定格が大きくなったり、電磁開閉器10,11の数が
増大しても変圧器収納ケース1,2を大形にする必要がな
く、装置の設置床面積の拡大を防止できる。
また、電磁開閉器10,11の数や大きさなどの条件が変
圧器収納ケース1,2の寸法に影響を与えないために、複
数個の変圧器収納ケース1,2の寸法を固定して標準化で
きる。さらに、この実施例では出力側端子12を電磁開閉
器10,11の負荷側端子と別個に設けているために、出力
側端子12を多分岐負荷に容易に接続することができる。
そして、夫々変圧器を収納し電磁開閉器10,11を収納
しない独立した複数個の変圧器収納ケース1,2を段積み
し、これら段積みした変圧器収納ケース1,2の最下段側
に電磁開閉器10,11を収納し変圧器を収納しない1個の
電磁開閉器収納ケース3を設けている。
このため、各変圧器収納ケース1,2に収納した変圧器
4,5から発生する熱は、上方へ多く伝わるところから最
下段に位置する電磁開閉器収納ケース3に収納した電磁
開閉器10,11に伝わる度合は少ない、従って、変圧器
4、5の熱が電磁開閉器10,11の動作特性に悪影響を与
えることが少なく、電磁開閉器10,11を安定して動作さ
せることができる。
また、上下に段積みした複数個の変圧器収納ケース1,
2に夫々収納した変圧器4,5を電磁開閉器収納ケース3に
収納した電磁開閉器10,11にケーブルを介して接続する
に際して、各変圧器4,5の端子に接続した各ケーブルを
変圧器装置の最下段側において電磁開閉器10,11に接続
するので、変圧器4,5に接続したケーブルを電磁開閉器1
0,11に接続する作業が容易である。
なお、本考案は変圧器および電磁開閉器の個数や変圧
器収納ケースおよび電磁開閉器収納ケースの段積み位置
が上記実施例に限定されるものではない。
また、前述した実施例は変圧器の二次端子と出力側端
子との間に電磁開閉器を設けたものであるが、これに限
定されず、入力側ケーブルと変圧器ケーブルの一次端子
との間に電磁開閉器を設けたり、あるいは、変圧器の二
次端子と出力側端子との間および変圧器の一次端子と入
力側ケーブルとの間に夫々電磁開閉器を設けた装置も対
象にできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の段積み形変圧器装置によ
れば、夫々変圧器を収納し電磁開閉器を収納しない独立
した複数個の変圧器収納ケースを段積みし、これら段積
みした変圧器収納ケースの最下段側に電磁開閉器を収納
し変圧器を収納しない1個の電磁開閉器収納ケースを設
けている。
このため、変圧器を運転している時に各変圧器収納ケ
ースに収納した変圧器から発生する熱は、上方へ多く伝
わるところから最下段に位置する電磁開閉器収納ケース
に収納した電磁開閉器に伝わる度合は少ない。従って、
変圧器の熱が電磁開閉器の動作特性に悪影響を与えるこ
とが少なく、電磁開閉器を安定して動作させることがで
きる。
また、上下に段積みした複数個の変圧器収納ケースに
夫々収納した変圧器を電磁開閉器収納ケースに収納した
電磁開閉器にケーブルを介して接続するに際して、各変
圧器の端子に接続した各ケーブルを変圧器装置の最下段
側において電磁開閉器に接続するので、変圧器に接続し
たケーブルを電磁開閉器に接続する作業が容易である。
そして、電磁開閉器を変圧器収納ケースとは別な独立
したケースに収納し、複数個の変圧器収納ケースと1個
の電磁開閉器収納ケースとを段積みして設けることによ
り、装置全体をコンパクト化して設置面積を縮小するこ
とができ、しかも変圧器収納ケースの寸法の標準化を促
進することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の変圧器装置の一実施例を示し、第1図は
装置全体を収納ケースの扉を外した状態で示す正面図、
第2図は電磁開閉器収納ケースを示す側面断面図、第3
図は電磁開閉器取付金具を示す斜視図である。 1,2……変圧器収納ケース、3……電磁開閉器収納ケー
ス、4,5……変圧器、6,7……一次端子、8,9……二次端
子、10,11……電磁開閉器、12……出力側端子、15……
入力側ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田川 洋昭 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 鈴木 恭雄 東京都港区芝5丁目37番8号 日比谷総 合設備株式会社内 (72)考案者 江藤 公志郎 三重県三重郡朝日町大字縄生2121番地 株式会社東芝三重工場内 (56)参考文献 実願 昭56−42194号(実開 昭57− 155908号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭56−8613号(実開 昭57− 122105号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭48−32706号(実開 昭49− 133737号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々変圧器を収納し電磁開閉器を収納しな
    い独立した複数個の変圧器収納ケースと、電磁開閉器を
    収納し変圧器を収納しない1個の電磁開閉器収納ケース
    とを有し、この電磁開閉器収納ケースの上段側に前記複
    数個の変圧器収納ケースを上下に段積みし、前記各収納
    ケースに夫々収納された複数の前記変圧器と前記電磁開
    閉器とを電気的に接続したことを特徴とする段積み形変
    圧器装置。
  2. 【請求項2】前記電磁開閉器は前記変圧器の二次端子に
    接続されている実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    段積み形変圧器装置。
  3. 【請求項3】前記電磁開閉器は前記変圧器の一次端子に
    接続されている実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    段積み形変圧器装置。
  4. 【請求項4】前記電磁開閉器は前記変圧器の二次端子に
    接続したものと、変圧器の一次端子に接続したものとが
    設けてある実用新案登録請求の範囲第1項に記載の段積
    み形変圧器装置
JP1987109655U 1987-07-17 1987-07-17 段積み形変圧器装置 Expired - Lifetime JP2523262Y2 (ja)

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JPS6413710U JPS6413710U (ja) 1989-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147845A (en) * 1974-10-18 1976-04-23 Gunze Kk Gaadoru narabini sono ruijihinno seizohoho
JPS5837118U (ja) * 1981-09-02 1983-03-10 株式会社東芝 分割形変圧器の接続構造
JPS58153311A (ja) * 1982-03-09 1983-09-12 Toshiba Corp 分割形変圧器の接続装置

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