JP2522925Y2 - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JP2522925Y2
JP2522925Y2 JP1990081210U JP8121090U JP2522925Y2 JP 2522925 Y2 JP2522925 Y2 JP 2522925Y2 JP 1990081210 U JP1990081210 U JP 1990081210U JP 8121090 U JP8121090 U JP 8121090U JP 2522925 Y2 JP2522925 Y2 JP 2522925Y2
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JP
Japan
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weighing chamber
gap
floor plate
chamber
weighing
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一夫 西林
晟 河本
邦夫 島内
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ひょう量室を備えた電子天びんに関する。
<従来の技術> ひょう量室を備えた電子天びんにおいては、扉を開い
た時、外気とひょう量室内の空気の入れ替わりによって
測定皿下部の天びん機構収納室から温かい空気が吹き上
がってくる。この吹き上がってきた風が測定皿に当たり
測定値に悪影響を与える。
このような悪影響を防止するために、従来では、例え
ば第2図に示すように、測定皿23の下方に、その皿径よ
りも少し大きい径の対流防止リング25を設け、かつ、こ
の対流防止リング25の中央部の貫通孔と、この貫通孔を
通る皿受軸21aとの隙間25aを可能な限り小さくすること
によって、測定皿23の下方の天びん機構収納室21から吹
き上がってくる風を、ひょう量室床面22aと対流防止リ
ング25の底面との間の隙間から測定皿23の外方部へと逃
がすよう構成している。
<考案が解決しようとする課題> ところで、第2図に示す従来の構造によると、測定し
ようとする試料が、測定皿の径や対流防止リングの径に
よりも大きい場合、対流防止リング25とひょう量室床面
22aとの間の隙間から吹き上がってくる風が試料自体に
当たってしまい、測定値に悪影響が及ぶ。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記の従来の問題点を解決すべくなされた
もので、その構成を実施例に対応する第1図を参照しつ
つ説明すると、本考案の電子天びんは、ひょう量室2の
床部が、所定の空間Aを挟んで互いに対向する上下二枚
の床板2aおよび2bによって構成され、この上下二枚の床
板2a,2bを皿受軸1aが貫通する部分の隙間が、その下部
床板の隙間12bに対して上部床板の隙間12aが小さくなる
ように構成されているとともに、上部床板2aは、その周
縁がひょう量室の壁体の近傍にまで達する形状で、この
上部床板2aの後端部とひょう量室の後部壁体2cとの間
に、上記空間Aに下部床板の隙間12bから流入した空気
をひょう量室2内部へと逃がすための通気孔5が設けら
れていることによって特徴づけられる。
<作用> ひょう量室2の扉を開いた時に、天びん機構収納室1
から吹き上がってくる空気は、空間部Aに沿って上部床
板2aの後部側に向かって流れ、その上部床板2aの後端部
とひょう量室の後部壁体2cとの間に設けた通気孔5を通
じてひょう量室2内に入り、ひょう量室の後部壁体2cの
内側壁面に沿って上方へと流れる。従って、測定しよう
とする試料Wが、測定皿3の径よりも大きい場合であっ
ても、風による影響を避けることができる。
<実施例> 第1図は本考案実施例の構造を示す縦断面図である。
天びん機構収納室1の上部に隣接してひょう量室2が
設けられている。このひょう量室2内に、荷重センサを
含む天びん機構(図示せず)の皿受軸1aが突出してお
り、その皿受軸1a上に測定皿3が載置されている。
ひょう量室2にはその側壁の適宜箇所に扉(図示せ
ず)が設けられており、この扉を介して被測定試料Wの
測定皿3への載せ降ろしを行うことができる。また、ひ
ょう量室2の後部には、荷重センサからの出力を処理す
る電子回路部(図示せず)のアンプを収容するアンプ収
容室4が設けられている。
さて、本考案実施例においては、ひょう量室2の床部
を、上下二枚の床板2aおよび2bにより空間部Aを挟んだ
二重構造としている。この上部床板2aの皿受軸1aの貫通
部における隙間12aは可能な限り狭くしており、下部床
板2bの貫通部における隙間12bは、上部床板2aの隙間12a
に対してかなり広くしてある。また、上部床板2aの前部
および左右両側部の三辺には、空間部Aのひょう量室2
への開口部はなく、ひょう量室の後部壁体2cとの間にの
みに通気孔5が設けられている。さらに、ひょう量室後
部壁体2cには、その上部および下部の適宜位置にそれぞ
れ通気孔6および7が設けられており、また、アンプ収
納室4の後部壁体4aにも、その上部および下部の適宜位
置にそれぞれ通気孔8および9が設けられている。な
お、10は測定皿保護用リングである。
以上の構造の本考案実施例において、ひょう量室2の
扉を開けると、外気とひょう量室2内の空気の入れ替わ
りにより、天びん機構収納室1から下部床板2bの隙間12
bを通じて暖かい空気が吹き上がるが、上部床板2aの隙
間12aはごく僅かであるので、その吹き上がった空気
は、上部の測定皿3側には流出せず、空間部Aに沿って
後部側へと流れ、通気孔5を通じてひょう量室2内へと
入りその後部壁体2cを伝わって通気孔6あるいは7を通
じてアンプ収納室4内に入る。そしてアンプ収納室4の
後部壁体4aの通気孔8を通じて外部へと流出する。従っ
て、扉を開けたときのひょう量室2内における空気の対
流は、その後部壁体2cに沿って生じるだけとなり、測定
すべき試料Wの形状寸法が測定皿3の径よりも大きい場
合であっても、風による悪影響を受けることがなく、正
確な測定を行うことができる。
なお、以上の実施例においては、ひょう量室2の後部
にアンプ収納室4を備えた電子天びんに本考案を適用し
た例について説明したが、これに限られることなく、天
びん機構収納室内にアンプが収納され、この天びん機構
収納室の上方にはひょう量室のみが設けられた天びんに
も適用可能であることはいうまでもない。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の電子天びんによれば、
ひょう量室の床部を、所定の空間を挟んで互いに対向す
る上下二枚の床板で構成し、その上部床板を周縁がひょ
う量室の壁体の近傍にまで達する形状とし、さらに上部
床板下方の空間部の空気をひょう量室内部へと逃がすた
めの通気孔を、上部床板の後端部とひょう量室の後部壁
体との間に設けたから、ひょう量室の扉を開けた時に、
その下方の天びん機構収納室から吹き上がる空気は、ひ
ょう量室の後部壁体に沿って上方へと流れる。これによ
り、測定皿の径よりも大きい試料や風袋を測定する場合
であっても、風の影響を受けることがなく正確な測定を
行うことができる。なお、ひょう量室の床部における上
下二枚の床板の間隔は、天びん機構収納室から吹き上が
ってくる風を逃げやすくするために大きくする必要があ
るものの、上部床と下部床との隙間を調整すればよいの
で、結果として上部床面と測定皿までの距離は低くでき
見栄えがよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構造を示す縦断面図である。 第2図はひょう量室の対流による測定皿への影響を防止
するための従来の構造例を示す部分断面図である。 1……天びん機構収納室 1a……皿受軸 2……ひょう量室 2a……ひょう量室の上部床板 2b……ひょう量室の下部床板 2c……ひょう量室の後部壁体 3……測定皿 5……通気孔 12a,12b……隙間 A……空間部 W……試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−179615(JP,A) 実公 昭61−39941(JP,Y2) 実公 平2−25144(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に測定皿を収容するひょう量室と、こ
    のひょう量室下方に設けられ、上記測定皿に皿受軸を介
    して係合する天びん機構を備えた天びんにおいて、上記
    ひょう量室の床部が、所定の空間を挟んで互いに対向す
    る上下二枚の床板によって構成され、その二枚の床板を
    上記皿受軸が貫通する部分の隙間が、その下部床板の隙
    間に対して上部床板の方が小さくなるように構成されて
    いるとともに、上記上部床板は、その周縁が上記ひょう
    量室の壁体の近傍にまで達する形状で、この上部床板の
    後端部とひょう量室の後部壁体との間に、上記空間に上
    記下部床板の隙間から流入した空気を上記ひょう量室内
    部へと逃がすための通気孔が設けられていることを特徴
    とする電子天びん。
JP1990081210U 1990-07-30 1990-07-30 電子天びん Expired - Fee Related JP2522925Y2 (ja)

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JPH0438530U JPH0438530U (ja) 1992-03-31
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