JP2522190B2 - 樹脂筐体およびその解体方法 - Google Patents

樹脂筐体およびその解体方法

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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器などの筐体に
おいて、解体性や分離性を考慮したことを特徴とする樹
脂筐体およびその解体方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、家電製品などに用いられてい
る従来の樹脂筐体は、モールド樹脂で構成された部品か
ら成り、これら筐体部品の接合には、ネジとインサート
部品を用いた機械的接合は数多く用いられている。さら
に最近では、大量生産による組立性の向上を図るため、
モールド樹脂の成形性を利用したスナップフィット構造
で結合されることが多くなっている。スナップフィット
構造は、筐体の成形時に一体成形したフック部と溝部を
用いたはめ合い構造で、筐体以外の部品や材料を使用す
ることなく接合することができる。さらに機械的接合と
比較してスナップフィット構造は、接合するための工具
を必要とせず、接合時間が短いなどの利点がある。ただ
し、接合力は機械的接合に劣る。
【0003】ところで最近の電子機器や家電製品につい
ては、地球環境保護の点から用済み後の廃棄が問題にな
っている。そこでこれらの製品については、資源の有効
利用を目的に材料別や部品別に製品を解体分離し、再利
用が行われるようになってきた。したがって上記の樹脂
筐体においても解体分離を行うことになる。特開平52
−23168号公報ではマイクロ波とフェライトを利用
したプラスチックの熱処理方法、特開平2−29092
8号公報では金属コイルとモールド樹脂からなる変圧器
に、熱サイクルを与え樹脂の劣化を利用したモールド機
器の解体方法が開示されているが、機械的接合やスナッ
プフィット構造で接合されている樹脂筐体の解体に対し
ては、このままの技術では容易に解体できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の樹脂筐体の解体
方法としては、ネジとインサート部品で接合されている
箇所についてはドライバーなどの工具を用いてネジをゆ
るめることが必要である。この際、ネジの大きさは接合
部によって異なるため適当な工具を選択する必要があ
る。スナップフィット構造で接合されている箇所につい
ては、外観からスナップフィットの箇所を識別できない
ことが多いため、筐体接合部の隙間に工具を差し込ん
で、接合箇所を確認してからこじ開けることが考えられ
る。しかし容易に手間がかからず少ない時間では解体分
離するには、上記の解体方法では不可能で、大量の筐体
を解体・分解する場合効果的ではないという問題点があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上記問題
点を解決し、使用済み後に廃棄される樹脂筐体を手間を
かけずに容易に分離分解できるようにした樹脂筐体およ
びその解体方法を提供することにある。
【0006】第1の発明の樹脂筐体は、熱変形温度を有
する樹脂で作られた複数の筐体部と、筐体部同士を結合
する接合部とから構成され、接合部は加熱により接合部
を開放する機能または接合性を低下させる機能を有し、
筐体部は接合部が開放するかまたは接合性が減少すると
筐体部の反りによる反力を利用して自動的に筐体が分離
解体する機能を有することを特徴とする。
【0007】第2の発明は、熱変形温度を有する樹脂で
作られた複数の筐体部と、筐体部同士を結合する接合部
と、筐体部間を筐体の分離方向につなぎ押し縮められた
状態のバネとから構成され、接合部は加熱により接合部
を開放する機能または接合性を低下させる機能を有し、
バネはその復元力を利用した筐体分離機能を有すること
を特徴とする樹脂筐体である。
【0008】第3の発明は、第1の発明または第2の発
明の接合部に、電磁波吸収発熱体が取り付けられている
か、あるいは誘電体力率の大きな樹脂が取り付けられて
いるかまたは接合部自体の材料として用いられている
か、あるいはあらかじめ加熱時に接合部が開放するよう
に加工された形状記憶樹脂または形状記憶合金またはバ
イメタルが接合部全体の材料として用いられることを特
徴とする樹脂筐体である。
【0009】第4の発明は、第1の発明の筐体部および
接合部に、あらかじめ加熱時に接合部が開放し筐体が分
離方向に反るように記憶された形状記憶樹脂を用いるこ
とを特徴とする樹脂筐体である。
【0010】第5の発明は第1、第2、第3、第4の発
明に記載の樹脂筐体の解体方法であって、筐体を加熱
し、接合部あるいは筐体全体の温度を上昇させることに
より、接合部を開放するかまたは接合性を減少し、その
後樹脂筐体は自動的に分離解体することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の樹脂筐体の筐体部は、熱可塑性樹脂の
ような熱変形温度を有する樹脂で作られ、それらのいく
つかまたは全ての筐体部品はあらかじめ分離方向に反っ
た形で形成されており、この反りを抑えて接合されてい
る。また接合部には加熱により接合性を減少させる電磁
波吸収発熱体や誘導体力率の大きな樹脂や、あるいは加
熱すると接合部が開放するようにあらかじめ記憶、加工
された形状記憶樹脂または形状記憶合金またはバイメタ
ルなどが使用されている。このため、本発明の筐体に電
磁波または温水、温風などをあて加熱すると、接合部は
開放するかまたは接合性が低下し、これによりあらかじ
め分離方向に反った筐体部品の拘束力は低下し、この反
りの反力を利用して筐体は自動的に分離、解体される。
【0012】また第2の発明の樹脂筐体には、筐体の分
離方向に力が作用する押し縮められた状態のバネが筐体
部品間につながれており、この筐体を加熱して接合部を
開放するかまたは接合性を低下させれば、これによい筐
体の分離方向に発生するバネの復元力を利用して筐体を
自動的に分離・解体することができる。
【0013】第4の発明の樹脂筐体では、筐体部および
接合部がともに形状記憶樹脂を材料として作られてお
り、加熱すると接合部は開放するように、また筐体部は
分離する方向に反る形状があらかじめ記憶されている。
この筐体全体を加熱することにより、接合部と筐体部は
記憶された形状に変形し、接合部の開放と同時に筐体部
の反りの反力で筐体を自動的に分離・解体することがで
きる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1は、請求項1と3および5記載の発明
の一実施例を示す筐体の断面図である。本発明の樹脂筐
体1は、熱可塑性モールド樹脂、例えばアクリロニトリ
ル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリカーボ
ネート樹脂(PC)、ポリブチレンテレフタレート樹脂
(PBT)などを材料として製作された上部樹脂筐体2
と下部樹脂筐体3とから構成され、上部樹脂筐体2また
は下部樹脂筐体3は、図1に示すように筐体1の分離方
向にあらかじめ反った形で形成されており、この反りを
抑えるようにしてスナップフィット構造で接合されてい
る。さらに上部樹脂筐体2の接合部(フックバネ)4、
または下部樹脂筐体3の接合部(フック接合溝)5に
は、図1のようにメッキ塗装、アルミ箔、フェライトな
ど電磁波吸収発熱部6が取り付けられているか、あるい
は誘電体力率の大きなフェノール樹脂が同様に取り付け
られているかまたは接合部自体の材料として用いられて
いる。
【0015】この筐体を解体する場合、電磁波照射装置
を用いて1k〜2.5MHz、1kWの発振機で電磁波
を照射したところ、約2〜20分後に接合部だけ200
℃以上に温度が上昇し、フック部4または溝部5の樹脂
の熱変形によりはめ合い部の接合性が低下した。さらに
これにより接合部で拘束されていた上部樹脂筐体2また
は下部樹脂筐体3の拘束が低下したため、成形時の反り
の反力により、上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とを自
動的に分離解体することができた。樹脂筐体全体を加熱
する必要はなく、接合部4、5と電磁波吸収発熱部6の
みの加熱でもよいため、短時間、低コストで筐体を分離
・解体でき、大量の筐体の解体作業に適する。
【0016】(実施例2)図2は、請求項1と3と4お
よび5記載の発明の実施例を説明するための筐体の断面
図である。接合部には上記実施例1の電磁波吸収発熱体
の他、形状記憶合金や形状記憶樹脂、バイメタルなどを
用いることができ、接合部4または5に形状記憶合金を
用いた請求項1記載の第2の実施例を示す。接合部以外
は上記の実施例1と構成は同じであり、筐体1は熱可塑
性樹脂の上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とから構成さ
れ、上部筐体2または下部筐体3は筐体1の分離方向に
あらかじめ反った形で形成されており、この反りを抑え
るようにしてスナップフィット構造で接合されている。
上部樹脂筐体2の接合部(フックバネ)4、または下部
樹脂筐体3の接合部(フック接合溝)5は、それぞれフ
ックバネ4では筐体の内側に、フック接合溝5では筐体
の外側に形状記憶合金の変態温度で変形するように、あ
らかじめ記憶された形状記憶合金で作成されている。使
用した形状記憶合金は、変態温度が40℃〜80℃程度
の例えばTi−Ni合金などのニッケル・チタン系また
はCu−Zn−Al,Cu−Al−Ni合金などの銅系
などである。
【0017】本実施例の筐体を解体する場合、温水、温
風、電磁波などを用いて接合部の温度を形状記憶合金の
変態温度(40℃〜80℃)まで上昇させることによ
り、はめ合い部を変形し接合を開放した。さらにこれに
より接合部で拘束されていた上部樹脂筐体2または下部
樹脂筐体3の拘束力が低下するため、成形時の反りの反
力により、上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とを自動的
に容易に分解解体することができた。樹脂筐体全体を加
熱する必要はなく、接合部4、5のみの加熱でよいた
め、短時間、低コストで筐体を分離・解体でき、大量の
筐体の解体作業に適する。
【0018】(実施例3)図3は、請求項2と3および
5に記載の発明の一実施例を示す筐体の断面図である。
本発明の樹脂筐体1は、熱可塑性モールド樹脂、例えば
ABS、PC、PBTなどを材料とした上部樹脂筐体2
と下部樹脂筐体3と、分離バネ機構7とから構成され、
上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とはスナップフィット
構造で接合されている。また上部樹脂筐体2の接合部
(フックバネ)4、または下部樹脂筐体3の接合部(フ
ック接合溝)5には、メッキ塗装、アルミ箔、フェライ
トなど電磁波吸収発熱部6が取り付けられているか、あ
るいは誘電体力率の大きいフェノール樹脂が同様に取り
付けられているかまたは接合部自体の材料として用いら
れている。さらに上部筐体2と下部筐体3の間には、図
3に示すように筐体1の分離方向に力が作用するバネ機
構7が押し縮められた状態で接続されている。
【0019】この筐体を解体する場合、電磁波照射装置
を用いて1k〜2.5MHz、1kWの発振機で電磁波
を照射したところ、約2〜20分後に接合部だけ200
℃以上に温度が上昇し、フック部4または溝部5の樹脂
の熱変形によりはめ合い部の接合性が低下した。さら
に、これにより発生する内部に設けられたバネ機構7の
復元力により、上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とを自
動的に容易に分離解体することができた。筐体全体を加
熱する必要はなく、接合部4、5のみの加熱でよいた
め、短時間、低コストで筐体を分離・解体でき、大量の
筐体の解体作業に適する。
【0020】(実施例4)図4は、請求項2と3および
5記載の発明の別の実施例を説明するための筐体の断面
図である。接合部には上記実施例3の電磁波吸収発熱体
の他、バイメタルや形状記憶合金,形状記憶樹脂などを
用いることができ、接合部4または5にバイメタルを用
いた請求項2記載の第2の実施例を示す。接合部以外は
上記の実施例3と構成は同じであり、筐体1は上部樹脂
筐体2と下部樹脂筐体3と分離バネ機構7とから構成さ
れる。上部樹脂筐体2の接合部(フックバネ)4、また
は下部樹脂筐体3の接合部(フック接合溝)5には、そ
れぞれフックバネ4では筐体の内側に、フック接合溝5
では筐体の外側に加熱すると変形するようなバイメタル
を用いた。バイメタルには、ニッケルと黄銅の張り合わ
せ合金を用いた。
【0021】本実施例の筐体を解体する場合、温水、温
風、電磁波などを用いて接合部の温度を上昇し、バイメ
タルを変形させることにより、はめ合い部の接合を開放
した。さらに、これにより発生する内部に設けられたバ
ネ機構7の復元力により、上部樹脂筐体2と下部樹脂筐
体3とを自動的に容易に分離解体することができた。筐
体全体を加熱する必要はなく、接合部4、5のみの加熱
でよいため、短時間、低コストで筐体を分離・解体で
き、大量の筐体の解体作業に適する。
【0022】(実施例5)図2を参照して、筐体部およ
び接合部がともに形状記憶樹脂で作成された請求項4の
発明の一実施例を説明する。本実施例の樹脂筐体1は、
上部樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とから構成され、上部
樹脂筐体2と下部樹脂筐体3とはスナップフィット構造
で接合されている。上部樹脂筐体2の接合部(フックバ
ネ)4、または下部樹脂筐体3の接合部(フック接合
溝)5は、それぞれフックバネ4では筐体1の内側に、
フック接合溝5では筐体1の外側に変形するように、さ
らに上部樹脂筐体2または下部樹脂筐体3は図2に示す
分離方向に反るようにあらかじめ記憶された形状記憶樹
脂が用いられ、形状記憶樹脂の回復温度に達すると先の
記憶された形状に変形する。形状記憶樹脂としては、例
えば回復温度が40℃〜80℃程度のポリノルポルネン
樹脂、トランスポリイソプレン樹脂などを用いた。
【0023】この筐体を解体する場合、筐体全体を温
水、温風、電磁波などを用いて形状記憶樹脂の回復温度
(40℃〜80℃)まで加熱するだけで、接合部と筐体
部は記憶された形状に変形し、接合部の開放と同時に筐
体部の反りの反力で筐体を自動的に容易に分離・解体す
ることができ、従来に比べ手間がかからず、大量の筐体
の分離・解体にも適する。
【0024】
【発明の効果】本発明の樹脂筐体は、樹脂筐体もしくは
接合部を加熱する工程だけで、全ての接合部が自動的に
開放するかまたは接合性が減少し、これにより発生する
筐体部の成形時の反力またはバネの復元力により、筐体
が自動的に分離,解体される。これにより、接合箇所を
確認する手間もいらず、また接合箇所にあわせて工具を
選択する必要もなく、接合部の開放から筐体全体の解体
まで一貫して自動的に行うことができる。本発明の樹脂
筐体を電子機器や家電製品に適用することにより、それ
らの廃棄やリサイクル時に筐体の分解や解体を迅速かつ
簡便容易に効率よく行うことができ、従来に比べ人手が
いらず、本発明は大量の筐体の解体・分解にも適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す樹脂筐体の断面
図。
【図2】本発明の第2および第5の実施例を示す樹脂筐
体の断面図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す樹脂筐体の断面
図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す樹脂筐体の断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 上部筐体 3 下部筐体 4 接合部(フックバネ) 5 接合部(フック接合溝) 6 電磁波吸収発熱部 7 分離バネ機構

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱変形温度を有する樹脂で作られた複数
    の筐体部と、前記筐体部同士を結合する接合部とから構
    成され、前記接合部は加熱により接合部を開放する機能
    または接合性を低下させる機能を有し、前記筐体部は反
    りによる反力を利用した筐体分離機能を有することを特
    徴とする樹脂筐体。
  2. 【請求項2】 熱変形温度を有する樹脂で作られた複数
    の筐体部と、前記筐体部同士を結合する接合部と、前記
    筐体部間を筐体の分離方向につなぐバネとから構成さ
    れ、前記接合部は加熱により接合部を開放する機能また
    は接合性を低下させる機能を有し、前記バネは復元力を
    利用した筐体分離機能を有することを特徴とする樹脂筐
    体。
  3. 【請求項3】 前記接合部に電磁波吸収発熱体が取り付
    けられているか、あるいは前記接合部に誘電体力率の大
    きな樹脂が取り付けられているかまたは接合部自体の材
    料として用いられているか、あるいは前記接合部にあら
    かじめ加熱時に接合部が開放するように加工された形状
    記憶樹脂または形状記憶合金またはバイメタルが用いら
    れることを特徴とする請求項1または請求項2記載の樹
    脂筐体。
  4. 【請求項4】 前記筐体部および前記接合部に、加熱時
    に接合部が開放し筐体が分離方向に反るようにあらかじ
    め記憶された形状記憶樹脂を用いることを特徴とする請
    求項1記載の樹脂筐体。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4記載の樹脂筐体の解体方法であって、前
    記筐体を加熱し、前記接合部あるいは前記筐体全体の温
    度を上昇させることにより、接合部を開放するかまたは
    接合性を減少し、樹脂筐体を分離解体することを特徴と
    する樹脂筐体の解体方法。
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