JP2521935Y2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2521935Y2
JP2521935Y2 JP10419790U JP10419790U JP2521935Y2 JP 2521935 Y2 JP2521935 Y2 JP 2521935Y2 JP 10419790 U JP10419790 U JP 10419790U JP 10419790 U JP10419790 U JP 10419790U JP 2521935 Y2 JP2521935 Y2 JP 2521935Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hitting
guide rail
ball
game board
hitting ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10419790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0460273U (ja
Inventor
龍二 今井
禎美 坂本
Original Assignee
奥村遊機株式會社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 奥村遊機株式會社 filed Critical 奥村遊機株式會社
Priority to JP10419790U priority Critical patent/JP2521935Y2/ja
Publication of JPH0460273U publication Critical patent/JPH0460273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2521935Y2 publication Critical patent/JP2521935Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、遊技盤上に発射装置から発射された打球を
案内する打球案内レールを設けて成るパチンコ機に関す
る。
(従来の技術) この種のパチンコ機の一例として、実開昭57−173780
号公報に記載されたものがある。この構成においては、
帯状の打球案内レールを、その打球案内面が遊技板の板
面に対して直角をなすように取付けていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、打球案内レールの
打球案内面が平板状であるため、発射装置から発射され
た打球が発射レールを滑走し、戻り球排出口を跳越して
該打球案内レール上へ着達し、さらに該レールに沿って
強制的に上方へ上方へと進行方向を変えられながら上昇
する。このため該レールは、打球着達点からほぼ垂直に
立上がる部分内で打球の重量と遠心力を合成した大きな
荷重を受けることになるが、遊技盤側は釘で固定されて
いるので、弾性体である該レールはガラス板側が外方へ
拡がる方向に変形して衝撃を逃がしている。それで該打
球の滑走軌跡は少しずつガラス板寄りとなり、遊技領域
へ飛び出した後、該遊技盤面に多数打設してある障害釘
の先端寄りに当るため、被反発量及び方向が大きく、か
つ不定で、それがあたかも飛びムラ様であり、またまれ
にガラス板へ寄り過ぎてこれを破損することもあるとい
う問題があった。
これを解消する試みとして、実開昭61−148377号公報
に記載されたものがある。この構成では、打球案内レー
ルを横断面ほぼV字状に形成してその打球案内面側を溝
状とし、打球を該溝部内を通過させるようにしている。
これによって、打球の逸脱を溝部により規制し、もって
打球が遊技板の板面やガラス扉の内面に当たることを防
止するようにしている。
ところが、上記構成では、溝部の形状が断面ほぼV字
状であるから、打球が溝部に2点で接触するようにな
り、これら2つの接点における接触抵抗が前記弾性歪み
等のため微妙に相違する。この抵抗の差によって、打球
は、進行方向に対して略100%蛇行動を生ずる。このた
め、打球の速度や進行方向が不規則になることから、打
球の遊技盤上に落下する位置がやはり安定しないという
問題点があった。
そこで、本考案の目的は、打球が打球案内レールに沿
って移動するとき逸脱したり蛇行することを防止でき
て、打球の飛びむらが生ずることを防止できるパチンコ
機を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のパチンコ機は、遊技盤と、この遊技盤上に設
けられ発射装置から発射された打球を案内する打球案内
レールとを備えたパチンコ機において、前記打球案内レ
ールを、その少なくとも打球の着達点からほぼ垂直に立
ち上がる部分までの打球案内面が前記打球が通過する側
に若干傾斜するように取付けたところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、打球案内レールの少なくとも打球
着達からほぼ垂直に立ち上がる部分までの打球案内面
が、打球案内面側に若干傾斜しているので、この傾斜に
より打球の遊技板から離れる方向への移動が規制されて
偏倚や逸脱が防止され蛇行することもなくなる。このた
め、打球が障害釘に当ったとき過大に弾んだりガラス板
や遊技板に当たることを防止できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図ないし第5図を
参照しながら説明する。
まず第4図において、パチンコ機の機枠1には、木製
の遊技盤2と鉄板製の部品取付基板3が上下に取付けら
れ、その前面はガラス扉4によって開閉されるようにな
っている。機枠1の下部前面には、パチンコ球(図示し
ない)の発射装置の操作ハンドル5及び球受皿6が設け
られている。
また、上記遊技盤2には、複数の入賞口7とアウト球
入口8が設けられていると共に、全体としてほぼ円弧状
をなす打球案内レール9が設けられている。の打球案内
レール9は、第1図に示すように、帯状のある程度弾性
を有する金属板からなり、その一端部には折曲片部9aが
形成されている。この折曲片部9aの折曲ラインAは戻り
球排出口11を跳越してくる打球の平均着達点よりやや戻
り球排出口11寄りに設定され、第2図に示すように、打
球案内レール9の長手方向に直角なラインに対してθ1
=30°程度の角度をなすように折曲されている。上記打
球案内レール9の遊技盤2側の辺部(第1図及び第2図
中上辺側)には、複数の取付孔9bが形成されている。こ
れら取付孔9bに二つ折り状の釘10を挿通させて係合する
と共に、該釘10を遊技盤2に打ち込むことにより、打球
案内レール9が遊技盤2上に取付けられている。打球案
内レール9の折曲片部9aは、遊技盤2の下辺部のほぼ中
央で戻り球排出口11近傍に配置されており、打球案内レ
ール9の下端部が戻り球排出口11に臨むようになってい
る。
ここで、打球案内レール9の折曲ラインAからほぼ垂
直に立上がる部分までは、その打球案内面9cが第5図に
示すように遊技盤2の盤面に対して打球12が通過する側
(同図中右側)へ若干傾斜するように取付けられてい
る。この場合、打球案内面9cとの傾斜角度即ち遊技盤2
の盤面に直角な面と打球案内面9cとがなす角θ2は、例
えば4.34°に設定されている。この傾斜角度θ2の値
は、次の通りの条件で打球案内レール9を遊技盤2に取
り付けた場合に実測した測定値である。まず、打球案内
レール9の板幅は16.5mmに設定されている。また、打球
案内レール9の打球案内面9cにおける遊技盤2側の曲率
半径R1(第3図参照)は214.72mmに設定されている。更
に、打球案内レール9の折曲片部9aの折曲ラインAの前
述した角度θ1は30°に設定されている。そして、この
ような条件で前記傾斜角度θ2を測定すると、4.34°と
いう測定値が得られたのである。更に、この4.34°とい
う傾斜角度θ2は、打球案内レール9が発射装置から打
球12を受けたときに変形して該傾斜角度θ2が0°にな
る程度の角度であることを、本発明者は実験により確認
した。また、打球案内レール9は、上述したように変形
可能な弾性を有する。尚、打球案内レール9を遊技盤2
に取付けた状態では、打球案内レール9の上半部分の打
球案内面9cが上述した傾斜状態とは反対側へ若干傾斜し
ている。
また、戻り球排出口11の右方部には、打球を発射する
ための発射レール13が取付板14にねじ止めされており、
更に、この取付板14が部品取付基板3にねじ止めされて
いる。発射レール13は斜め上向きに配設されており、そ
の上端部が戻り球排出口11に臨んでいる。尚、発射レー
ル13の下端側には、打球を打ち出すための打球槌15が配
設されている。また、打球案内レール9の内側には、補
助案内レール16が配設されている。更に、遊技盤2のう
ち打球案内レール9及び補助案内レール16の外側には、
化粧パネル17が設けられている。
このような構成の本実施例によれば、打球案内レール
9の少なくとも打球着達点からほぼ垂直に立上がる部分
までの打球案内面9cが、常態で打球12が通過する側に若
干傾斜していて打球からの負荷がかかるときに略垂直に
なるので(第5図参照)、打球12の遊技盤2から離れる
方向への移動を規制することができ、打球がガラス板寄
り偏倚したり逸脱したりすることを防止できる。このた
め、打球12が障害釘の先端寄りに当ったりガラス板に当
たることを防止できる。さらに打球12と打球案内レール
9との接触点が1か所であるため、接触抵抗の差も生じ
ないから、蛇行することもない。
尚、上記実施例では、打球案内レール9の折曲片部9a
を折曲するに際して、折曲ラインAが稜角状になるよう
に折曲したが、折曲ラインをなだらかな曲線状に折曲し
ても良い。また、打球案内レール9の傾斜角度θ2は、
上記実施例の角度に限られるものではなく、打球案内レ
ールの弾性等との関連で適宜設定すれば良い。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、打球案内レ
ールを、その少なくとも打球着達点からほぼ垂直に立上
がる部分の打球案内面が打球が通過する側に若干傾斜す
るように取付ける構成としたので、打球が打球案内レー
ルに沿って移動するときガラス板寄りに偏倚することを
防止できて、打球の逸脱や飛びむらが生ずることを防止
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は打球案内レールの部分斜視図、第2図は同上面
図、第3図は同側面図、第4図はパチンコ機の斜視図、
第5図は打球案内レールの取付状態を示す断面図であ
る。 図面中、2は遊技盤、9は打球案内レール、9cは打球案
内面、12は打球を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤と、この遊技盤上に設けられ発射装
    置から発射された打球を案内する打球案内レールとを備
    えたパチンコ機において、前記打球案内レールを、その
    少なくとも打球着達点からほぼ垂直に立ち上がる部分ま
    での打球案内面が前記打球が通過する側に若干傾斜する
    ように取付けたことを特徴とするパチンコ機。
JP10419790U 1990-10-02 1990-10-02 パチンコ機 Expired - Lifetime JP2521935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10419790U JP2521935Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10419790U JP2521935Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0460273U JPH0460273U (ja) 1992-05-22
JP2521935Y2 true JP2521935Y2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=31849388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10419790U Expired - Lifetime JP2521935Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2521935Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0460273U (ja) 1992-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511783A (en) Ball momentum transfer play feature for a pinball game
US4322083A (en) Golf club head
EP0734746A1 (en) Golf club with skewed sole
JP2002058813A (ja) 外レールとこれを用いた弾球遊技機
JP2521935Y2 (ja) パチンコ機
US5029859A (en) Protective bumper strip, especially for wide body tennis racquets
JP2016032710A5 (ja)
JP2016032709A5 (ja)
JP3142620B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置
JP2510904Y2 (ja) 遊技機における発射球誘導装置
JP2005066329A (ja) 遊技機
JP2016105973A5 (ja)
JPH06335555A (ja) 弾球遊技装置
JPH1157129A (ja) 弾球遊技機
JP2531929Y2 (ja) パチンコ機
JPH119775A (ja) 球発射装置
JPH0515347Y2 (ja)
JPH0966137A (ja) 遊技機
US4828263A (en) Flipper with aiming markings
JPH0768017A (ja) 弾球遊技機の玉戻り防止装置
JP2016105976A5 (ja)
JP2771765B2 (ja) パチンコ機
JP4360695B2 (ja) 弾球遊技機
JP4630566B2 (ja) サンドウエッジ用のアイアン型ゴルフクラブヘッド及びこれを備えたサンドウエッジ
JPH0636674U (ja) パチンコ機の球レール

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term