JPH0515347Y2 - - Google Patents

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JPH0515347Y2
JPH0515347Y2 JP1983128926U JP12892683U JPH0515347Y2 JP H0515347 Y2 JPH0515347 Y2 JP H0515347Y2 JP 1983128926 U JP1983128926 U JP 1983128926U JP 12892683 U JP12892683 U JP 12892683U JP H0515347 Y2 JPH0515347 Y2 JP H0515347Y2
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ball
band
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fuar
discharge hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パチンコ機のフアール球排出装置に
関する。
(従来技術) 発射部から発射されたパチンコ球が再び発射部
に戻ろうとするフアール球の排出装置には、実公
昭51−4793号公報に示すように、パチンコ機本体
の前面の打球発射部より延長された誘導レールの
転走面の一部に段部を形成してこの段部に近接し
た上方よりの盤面に弧状の誘導衝止板を一部が誘
導レールの上面に位置し、他部が誘導レールより
外方へ飛出すように固設して、前記誘導衝止板の
飛出部下方へ球受皿と連通する導出孔を設けた樋
を配置したものがある。この種のフアール球排出
装置においては、フアール球は、前記段部に衝止
してその衝激で飛び、そのフアール球は再び前記
誘導衝止板に衝止し、その誘導衝止板に衝止した
フアール球は該誘導衝止板の弧面に沿つて誘導レ
ールの転走面より外方へ飛出している面へ転送し
て樋内へ落下する。
しかしながら、この種、フアール球排出装置に
おいては、打球発射部における槌腕の叩打が弱か
つたりすると、前記段部より若干上方の誘導レー
ルまでしか案内されない場合がある。この場合に
も、パチンコ球はフアール球となつて打球発射部
方向へ誘導レール上を戻行するが、その場合には
前記段部までのフアール球の戻行速度は極めて遅
く、フアール球が前記段部に衝止してもその衝撃
でそのフアール球は誘導衝止板に向けて充分に飛
ぶことはなかつた。このため、そのフアール球
は、誘導衝止板に衝止することなく、再度誘導レ
ール上を打球発射部へ戻され、パチンコ球の無駄
打ちの原因となつていた。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解消するもので、その目
的は、フアール球がどのような戻行速度であつて
もフアール球を発射部へ戻すことなく確実に排出
することにある。
(考案の構成) かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、パチンコ球の発射部によつて発射されたパチ
ンコ球を一端側から他端側に誘導する発射バンド
と、前記発射部より遊技盤面上方に弧状を描いて
延び一端を前記発射バンドの他端の概略延長線上
に離間して配置し他端を遊技盤面に配置した外バ
ンドと、前記発射バンドおよび外バンド間に開口
部が配置されたフアール球排出孔と、前記外バン
ドの前記延長線に交差する位置よりも一端寄りの
転走面に形成され前記フアール球排出孔の上方に
フアール球を飛球させるための連続した曲面を有
する段部と前記フアール球の飛球領域に設けられ
前記段部によつて飛球経路が変更されたフアール
球を前記フアール球排出孔の開口部に案内するた
めの案内部材と、を設けた構成としてある。
上述の構成により、戻行速度の大きいフアール
球の場合には、段部によりフアール球は案内部材
に向つて飛ばされ、そのフアール球は、案内部材
に衝突すると共に該案内部材に案内されてフアー
ル球排出孔へと導れる。戻行速度の比較的遅い場
合には、フアール球は、段部によりあまり飛ばさ
れることなく、直接、或いは再度、誘導レールに
案内されて該誘導レールの途中に形成されている
フアール球排出孔へと導れる。このため、フアー
ル球がどのような戻行速度であつても、フアール
球を発射部に戻すことなく確実にフアール球排出
孔へ導くことができ、パチンコ球の無駄打ちを防
止することができる。またフアール球は連続した
曲面を有する段部によつて速度の減衰および飛球
経路の変更が円滑になされ、飛球経路が変更され
たフアール球を案内部材によつてフアール球排出
孔に確実に誘導できる。また段部は外バンドの延
長線に交差する位置よりも一端寄りの転走面に形
成されているので、発射バンドから外バンドに飛
球した発射球が段部に衝突することはない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図において、1は遊技盤で、その
遊技盤1の遊技盤面2には誘導レール3が取付け
られている。その誘導レール3途中には、その誘
導レール3転走面にフアール球排出孔4が開口し
ており、該誘導レール3は、該フアール球排出孔
4を境にして、発射部5からフアール球排出孔4
まで延びる発射バンド6と該フアール球排出孔4
から遊技盤面2上方に弧状を描いて延びる外バン
ド7とから構成されている。発射バンド6は発射
部5によつて発射されたパチンコ球を一端側から
他端側に誘導する。外バンド7は、そのフアール
球排出孔4の近傍部分が、発射バンド6の転走面
の延長線xよりも若干下方に位置すなわち一端を
発射バンド6の他端の概略延長線上に離間して配
置しており、その近傍部分における外バンド7の
延長線xに交差する位置よりも一端寄りの転走面
には、連続したアール状の凹曲面を有する段部8
が一体に形成されている。段部8はフアール球排
出孔9の上方にフアール球を飛球させるためのも
のである。いる。この段部8は、外バンド7転走
面に案内されて発射部5方向に戻行しようとする
フアール球を、そのフアール球の戻行速度に応じ
て該外バンド7転走面からフアール球排出孔4の
上方に飛ばそうとする機能を有しており、この機
能は、作用において詳細に説明する。
フアール球排出孔4は、開口部が発射バンド6
および外バンド7間に配置され、この開口部は発
射バンド6の他端の概略延長線上に位置してい
る。排出孔4は、フアール球樋9を介して該フア
ール球排出孔4の下方における球受皿10と連通
しており、フアール球排出孔4に案内されたフア
ール球は球受皿10に導れる。
前記段部8により飛ばされるフアール球の飛球
領域における遊技盤面2には、案内部材11が取
付けられている。案内部材11は、その下面が弧
状をなしてフアール球排出孔4に向つて延び、案
内部材11の発射バンド側端面11aは発射バン
ド6の転走面に平行に対向している。その案内部
材11の発射バンド6側端面11aと該発射バン
ド6転走面の延長線xとは、パチンコ球の直径よ
り若干大きい間隔lをもたせてあり、案内部材1
1の外バンド7側端部11bと該外バンド7と
は、該外バンド7転走面をパチンコ球が転動可能
に充分な間隔があけてある。一方、案内部材11
の外面は、その一部において、内バンド12と当
接しており、フアール球が案内部材11の上方を
通つて発射部5に向うことが防止されている。こ
こで、この案内部材11の位置、形状と前記段部
8の傾斜によりフアール球排出孔4の大きさが任
意に決定される。
尚、13はアウト球排出孔、14は飾り、15
はハンドル、16はガラス保持枠、17は上皿プ
レートである。
次に上記構成の作用について説明する。
(イ) 発射されたパチンコ球について。
発射部5から発射されたパチンコ球P1は、
案内部材11の発射バンド側端面11aと発射
バンド6転走面の延長線xとの間隔lが、パチ
ンコ球の直径より若干長くしてあるため、案内
部材11とぶつかることなく、発射バンド6の
転走面の延長線x上を外バンド7へと導れる。
発射バンド6から外バンド7へのパチンコ球
P1の移行に際しては、フアール球排出孔4近
傍の外バンド7が発射バンド6転走面の延長線
xよりも若干下方に位置しており、発射部4か
ら発射されたパチンコ球はスムーズに移行す
る。
(ニ) フアール球について。
パチンコ球に対して発射部5での打撃力が弱
かつたり、タイミングがあわなかつたりする
と、発射されたパチンコ球P1はフアール球P2
として外バンド7の転走面を発射部5方向へ戻
ろうとする。その場合、フアール球P2の戻行
速度が大きいときには、フアール球P2は段部
8により案内部材11の下面に向つて飛ばさ
れ、その飛ばされたフアール球P2は案内部材
11の下面に衝突すると共に該案内部材11に
案内されてフアール球排出孔4に導れる(第2
図参照)。フアール球P2の戻行速度が比較的遅
いときには、フアール球P2は、その飛球度合
いが、前記フアール球P2の戻行速度が大きい
場合に比べて小さく、このため、そのフアール
球P2は、直接、或いは再度外バンド7転走面
に案内されてフアール球排出孔4へ導れる(第
2図参照)。このように、フアール球P2は、そ
のフアール球P2の戻行速度の如何にかかわら
ず、確実にフアール球排出孔4へ導れる。この
フアール球排出孔4へ導れたフアール球P2は、
フアール球樋9を経て球受皿10に貯る。また
誘導レール3は別個に設けられた発射バンド6
および外バンド7から構成されているので、発
射バンド6のみを取り外すことができる。
さらにフアール球は段部8によつて速度の減
衰および飛球経路の変更が円滑になされ、飛球
経路が変更されたフアール球を案内部材11に
よつてフアール球排出孔9に確実に誘導でき
る。
また段部8は外バンド7の延長線xに交差す
る位置よりも一端寄り、すなわち延長線xより
も下方の転走面に形成されているので、発射バ
ンド6から外バンド7に飛び移つた発射球が段
部8に衝突することはない。これにより段部8
が発射球の飛球経路および飛球力に影響を及ぼ
すことはない。
さらにまた段部8は連続した曲面で構成され
ていることから、その形状によりフアール球を
案内部材11またはフアール球排出孔9に円滑
に誘導でき、しかも本実施例では別体を外バン
ド7に接合するのではなく、外バンド7に連続
した曲面を一体に形成しているので、戻り力に
抗する強度を外バンド7に付与し、かつ、上記
戻り力による段部8のバリ・めくれ等の変形が
防止される。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、フアール球の戻行
速度の如何にかかわらず、フアール球を確実に排
出することができ、フアール球の発射部への戻り
を防止することができる。このため、発射部にお
いて無駄打ちが防止できる。また発射バンドのみ
を取り外すことができるので、発射バンドのみの
交換または修理作業が容易になり、誘導レールの
保守に係る作業負担を軽減できる。
さらに段部は、その形状によつて速度の減衰お
よび飛球経路の変更が円滑になされ、飛球経路が
変更されたフアール球を案内部材によつて確実に
回収するので、回収不良に起因して発射バンド上
に複数のパチンコ球が存在することを防止でき
る。また段部は、その配置から発射球の飛球経路
および飛球力に影響を及ぼすことがないので、発
射精度を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すパチンコ機の
正面図、第2図は、第1図の要部拡大図、第3図
は第2図の拡大平面図である。 2……遊技盤面、3……誘導レール、4……フ
アール球排出孔、5……発射部、8……段部、1
1……案内部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パチンコ球の発射部によつて発射されたパチン
    コ球を一端側から他端側に誘導する発射バンド
    と、 前記発射部より遊技盤面上方に弧状を描いて延
    び一端を前記発射バンドの他端の概略延長線上に
    離間して配置し他端を遊技盤面に配置した外バン
    ドと、 前記発射バンドおよび外バンド間に開口部が配
    置されたフアール球排出孔と、 前記外バンドの前記延長線に交差する位置より
    も一端寄りの転走面に形成され前記フアール球排
    出孔の上方にフアール球を飛球させるための連続
    した曲面を有する段部と 前記フアール球の飛球領域に設けられ前記段部
    によつて飛球経路が変更されたフアール球を前記
    フアール球排出孔の開口部に案内するための案内
    部材と、 を設けたことを特徴とするパチンコ機のフアール
    球排出装置。
JP12892683U 1983-08-20 1983-08-20 パチンコ機のフア−ル球排出装置 Granted JPS6037369U (ja)

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JP12892683U JPS6037369U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 パチンコ機のフア−ル球排出装置

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JP12892683U JPS6037369U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 パチンコ機のフア−ル球排出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6037369U JPS6037369U (ja) 1985-03-14
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JP12892683U Granted JPS6037369U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 パチンコ機のフア−ル球排出装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2708781B2 (ja) * 1988-05-30 1998-02-04 新明和工業株式会社 バケット搬送システムにおけるバケット供給装置
JP2510904Y2 (ja) * 1989-03-27 1996-09-18 株式会社 大一商会 遊技機における発射球誘導装置
JP5339279B2 (ja) * 2008-12-03 2013-11-13 サミー株式会社 弾球遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514793Y2 (ja) * 1971-03-12 1976-02-10

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JPS6037369U (ja) 1985-03-14

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