JP2521715B2 - 太陽反射角自動修正装置 - Google Patents

太陽反射角自動修正装置

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JP2521715B2 JP61119281A JP11928186A JP2521715B2 JP 2521715 B2 JP2521715 B2 JP 2521715B2 JP 61119281 A JP61119281 A JP 61119281A JP 11928186 A JP11928186 A JP 11928186A JP 2521715 B2 JP2521715 B2 JP 2521715B2
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    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、太陽反射角自動修正装置に関し、特に、受
光板を作動させることなく、太陽光エネルギーを年間を
通して特別な修正操作を行うことなく、地球表面上の任
意に設定した場所に、自動的に一定点に集光するように
するための新規な改良に関するものである。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の太陽反射角自動修正装
置としては、種々の構成が提案され、採用されている
が、いずれの構成の場合も、文献には特に開示されてい
ないけれども、受光板にサーボ機構並びに傾斜角センサ
ーを取付け、この傾斜角センサーによる角度信号と太陽
の位置及び入射角に合わせ、サーボ機構を駆動制御し
て、1日及び年間を通じての受光板による受光制御を行
っていた。
c.発明が解決しようとする問題点 従来の太陽反射角自動修正装置は、以上のように構成
されていたため、精度の高い傾斜角センサー並びに複雑
なサーボ機構を用いなければならず、受光板側の機構が
極めて複雑化し、全体構成を簡易化することができなか
った。
又、サーボ機構等に対するメンテナンスにコストがか
かり、この種の装置を広く普及させる場合の大きい障害
となっていた。
本発明は、以上のような問題点を速やかに解決し、太
陽光の反射鏡や受光板の相対位置関係を一定とし、地球
の運動(自動及び公転)に合わせ。年間を通じて特別な
補正や修正をすることなく、かつ、連続して太陽光を一
定点に集光することができる太陽反射角自動修正装置を
提供することを目的とする。
d.問題点を解決するための手段 本発明による太陽反射角自動修正装置は、反射光軸を
地球自動軸と平行にした太陽反射集光装置と、前記太陽
反射集光装置の反射鏡からの反射光を受光するため固定
配置された受光板と、前記反射鏡を保持するための反射
鏡保持具と、前記反射鏡保持具に軸支部を介して接続さ
れた回転軸と、前記反射鏡保持具の下部に設けられたロ
ーラと、前記回転軸を回転自在に保持するための本体部
と、前記反射鏡保持具に所定の傾斜角度を与えると共に
前記ローラと接し前記回転軸に軸受部を介して回転自在
に設けられた円筒カムと、前記回転軸及び円筒カムを回
転させるための回転駆動手段とを備え、前記反射鏡は前
記回転軸により1日1回転し、前記円筒カムは1日あた
り1回転するようにした構成である。
e.作用 本発明による太陽反射角自動修正装置においては、反
射鏡を有する太陽反射集光装置と受光板は、地球自転軸
と平行に配置され、かつ、太陽反射集光装置の反射鏡の
回転軸は、設置場所の緯度に合わせた傾斜角としてい
る。又、受光板の受光面はこの傾斜角と直交する角度で
配置されている。
従って、反射鏡の傾斜角度を、地球公転軸の傾き分だ
け。春・秋分を基準として、11.75°だけ年間を通して
変化させれば、反射光は受光板の一点に集光する。
又、反射鏡を駆動する回転軸は、地球自転軸と平行
で、かつ、1日1回転させるので、時刻及び季節による
太陽入射角は、太陽反射集光装置の側においてあらかじ
め設定された制御によって完全に操作することができ、
年間を通じて、特別な修正等を要することなく、自動的
に受光板の一点に集光することができる。
f.実施例 以下、図面と共に本発明による太陽反射角自動修正装
置の好適な実施例について詳細に説明する。
第1図から第5図迄は、本発明による太陽反射角自動
修正装置を示すためのもので、第1図は全体構成を概略
的に示す構成図であり、図において、符号1で示すもの
は太陽光Tが入光する反射鏡2を有する太陽反射集光装
置であり、この反射鏡2から反射した反射光の反射光軸
3は受光板4に入光している。
前記太陽反射集光装置1と受光板4は、反射光軸3が
地球自転軸と平行となるように互いに離間して配置さ
れ、この太陽反射集光装置1に設けられた後述の回転軸
5の軸方向は設置場所の緯度に合わせた傾斜角、すなわ
ち、緯度角θ1であり、前記受光板4の受光面4aは、前
述の緯度角θ1に対して直角となるように配置されてい
る。従って、第1図及び第2図に示すように、反射鏡2
と受光板4は北方位とし、反射鏡2を駆動する回転軸5
は地球自転軸に平行でかつ水平面13より緯度角θの傾斜
に設定されている。
第2図は、第1図の構成を平面的にみた状態を示すも
のである。
第3図及び第4図は、反射鏡2の傾動制御をなす状態
を示しており、この反射鏡は、地球公転軸の傾き分だ
け、春・秋分を基準として、±11.75°の角度を年間を
通して変化させれば、反射光3は受光板4の一点に集中
して集光することができる。
さらに、第5図に示す構成は、前述の太陽反射鏡集光
装置1の反射鏡2の回転角度を制御するための具体的な
構成について開示しているものであり、第5図におい
て、符号6で示されるものは、全体がほぼ円筒状をな
し、一対の軸受部7を有する本体部であり、この本体部
6の各軸受部7内には、前述した回転軸5が回転自在に
設けられている。
この回転軸5の下端には、駆動ギヤ8が一体的に設け
られており、この駆動ギヤ8を回転駆動することによっ
て、回転軸5が回転する構成である。
前記本体部6の上部位置には、カム面9aを有すると共
に、全体形状がほぼ半球状をなす円筒カム9が、図示し
ないケース体によって回転自在に設けられており、この
円筒カム9の下端には、駆動ギヤ10が一体に形成されて
いる。
この円筒カム9の軸部11に設けられた一対の軸受部12
には、前記回転軸5の上端5aが貫通して配設されてお
り、この上端5aは前記円筒カム9のほぼ上端位置迄突出
していると共に、前記カム面9aは、水平線13に対して1
1.75°傾斜した状態で形成されている。
前記円筒カム9のカム面9a上には、反射鏡保持具14の
ローラ15が回転自在に接合しており、この反射鏡保持具
14の下面は、前述の傾斜したカム面9aに合わせて傾斜し
た状態に形成されている。
前記反射鏡保持具14の天板16は水平状態に形成される
と共に、この天板16上には、反射鏡2が載置した状態で
一体状に設けられている。
この天板16に形成された一対の耳部17(図面には、一
方のみ示されている)は、前記回転軸5の上端5aに、軸
支部17aを介して回転自在に軸支されており、回転軸5
の回転に伴って、前記反射鏡保持具14は軸支部17aを中
心として回転しつつカム面9a上を回転する構成である。
さらに、符号18で示される構成は、駆動ギヤ8及び10
を回転駆動するための回転駆動手段18であり、この回転
駆動手段18は、第1駆動歯車機構19、第2駆動歯車機構
20及び駆動モータ21とからなり、この駆動モータ21は、
水晶発振回路22、分周器23によって得られたクロック信
号によって駆動する駆動回路24からの駆動信号により、
ステップ回転する構成である。
尚、前述の駆動モータ21は、ステップモータの場合に
ついて説明したが、ステップモータに限らず、同期モー
タを採用した場合には、前述の水晶発振回路22、分周器
23及び駆動回路24は不要となる。
本発明による太陽反射角自動修正装置は、前述したよ
うに構成されており、以下に、その動作について説明す
る。
反射鏡2を有する太陽反射集光装置1と受光板4は、
地球自転軸と平行に配置され、かつ、太陽反射集光装置
1の回転軸5は、設置場所の緯度に合わせた緯度角θ1
であり、さらに、反射鏡2は、地球公転軸の傾き分だ
け、春・秋分を基準として、±11.75°年間を通して変
化しているため、反射光の反射光軸3は年間を通して一
点に集光する。
すなわち、反射鏡2は、回転駆動手段18の第2駆動歯
車機構20を介して回転軸5を1日1回転することによ
り、地球に合わせて太陽光を一点に集光させる。
又、第1駆動歯車機構19を介して円筒カム9は、1日
当り(1+1/365)回転するもので、回転軸5よりも1
年間で1回転多く回転する。
従って、この円筒カム9は、第4図に示すように、地
球の公転運動に合わせ、±11.75°の傾斜を反射鏡3に
与えることができ、これにより、季節によって変化する
太陽光の入射鏡に対応して反射光3を、年間を通して受
光板4の一定点に集光することができる。
また、回転軸5は365回転/年、円筒カム9と反射鏡
保持具14は366回転/年であり、その差である1回転/
年で自転軸と公転軸の角度差を修正し、一定点に集光す
ることができる。
g.発明の効果 本発明による太陽反射角自動修正装置は、以上のよう
な構成と作用を備えているため、受光板側には、何らの
角度傾斜手段、追従手段等を有することなく、全て、反
射鏡側に、太陽の1日の変化並びに1年の変化に対応し
た傾斜変化を固定的に設定しておくことにより、年間を
通して、何らの補正及び修正を行うことなく、連続して
太陽光を一定点に集光することができ、地球上のどの地
域においても、全く同様の集光能力を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による太陽反射角自動修正装置を示すため
のもので、第1図は全体構成を示す概略的構成図、第2
図は第1図の平面図、第3図及び第4図は年間を通して
変化する太陽光と反射鏡との関係を示す説明図、第5図
は第1図の要部を詳細に示す断面を備えた構成図であ
る。 1……太陽反射集光装置、2……反射鏡、4……受光
板、5……回転軸、9……円筒カム、9a……カム面、14
……反射鏡保持具、15……ローラ、18……回転駆動手段
である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射光軸(3)を地球自転軸と平行にした
    太陽反射集光装置(1)と、前記太陽反射集光装置
    (1)の反射鏡(2)からの反射光を受光するため固定
    配置された受光板(4)と、前記反射鏡(2)を保持す
    るための反射鏡保持具(14)と、前記反射鏡保持具(1
    4)に軸支部(17a)を介して接続された回転軸(5)
    と、前記反射鏡保持具(14)の下部に設けられたローラ
    (15)と、前記回転軸(5)を回転自在に保持するため
    の本体部(6)と、前記反射鏡保持具(14)に所定の傾
    斜角度を与えると共に前記ローラ(15)と接し前記回転
    軸(5)に軸受部(12)を介して回転自在に設けられた
    円筒カム(9)と、前記回転軸(5)及び円筒カム
    (9)を回転させるための回転駆動手段(18)とを備
    え、前記反射鏡(2)は前記回転軸(5)により1日1
    回転し、前記円筒カム(9)は1日あたり1+1/365回
    転するように構成したことを特徴とする太陽反射角自動
    修正装置。
  2. 【請求項2】前記回転軸(5)は、設置場所の緯度に合
    わせた傾斜角で配設されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の太陽反射角自動修正装置。
  3. 【請求項3】前記円筒カム(9)のカム面(9a)の傾斜
    角度は、11.75度であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の太陽反射角自動修正装置。
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