JP2521675Y2 - 消火ポンプユニット - Google Patents

消火ポンプユニット

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JP2521675Y2
JP2521675Y2 JP7868090U JP7868090U JP2521675Y2 JP 2521675 Y2 JP2521675 Y2 JP 2521675Y2 JP 7868090 U JP7868090 U JP 7868090U JP 7868090 U JP7868090 U JP 7868090U JP 2521675 Y2 JP2521675 Y2 JP 2521675Y2
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JP
Japan
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pump
pipe
water supply
priming tank
priming
Prior art date
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JP7868090U
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JPH0437463U (ja
Inventor
泰孝 藤田
博美 村川
孝幸 大島
Original Assignee
株式会社川本製作所
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は消火ポンプユニットに関し、特に、ベースの
前部に位置するポンプに立設された立管から分岐して後
方に延在する性能試験配管を有する消火ポンプユニット
に関する。
〔従来の技術〕
屋内または屋外消火栓等に用いられる従来の消火ポン
プユニットにおいては、第5、6図に例示するようにベ
ース20の前部にポンプ21を、後部に駆動用電動機22をそ
れぞれ取付けてあり、かつ電動機22の上方には上記ポン
プ21へ呼水を供給するための呼水槽23が配置されてお
り、この呼水槽23の一側には制御盤24がそれぞれ設けら
れている。上記ポンプ21には立管25が立設されており、
上記ポンプ21と呼水槽23を結ぶ送水管26の一端は立管25
に接続され、他端は呼水槽23の前面板に形成した送水口
に接続されている。なお、送水管26には逆止弁9および
仕切弁10が設けられている。
また、上記立管25から分岐する性能試験配管27は、前
から順に配設された点検用弁28、流量計29および流量調
整弁30を有して呼水槽23の側面に沿って後方に延びてお
り、操作性がよいという点で通常は上記制御盤24と同側
に設けられている。そして、点検用弁28と流量計29との
間隔L1および流量計29と流量調整弁30との間隔L2は、性
能試験配管27の呼び径をDとして、L1≧6D、L2≧4Dと規
定されている。ただし、上記点検用弁28が流量調整弁30
を兼ねる場合、すなわち流量調整弁30を省略した場合に
は、L1≧10D、L2≧4Dと規定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のように構成された従来例においては、上記性能
試験配管27が立管25の横方向から後方に90度湾曲31され
ており、かつ上記点検用弁28がこの湾曲部31よりも後方
に設けられるとともに、流量計29は制御盤24を避けてこ
れよりも後方に設けられているため流量調整弁30が後方
に突出し、必然的に装置の全長が長くなり、ひいては所
要床面積が大きくなってしまうという不具合があった。
また、第7,8図に例示する他の従来例におけるよう
に、上記送水管26の他端を呼水槽23の底板に形成した送
水口11に接続することにより送水管26を呼水槽23の下方
に配管し、呼水槽23をポンプ21に近付け、これによりベ
ース20を短くする対策が採用されている。
しかし、この場合も性能試験配管27がベース20よりは
み出してしまい、結局は装置全長が長くなることに変わ
りはない。
本考案は上述のような問題点を解決するためになされ
たもので、ベース全長が短くてすむとともに性能試験配
管のベースからのはみ出し量が僅少で、据付所要面積が
小さい消火ポンプユニットを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、呼水槽の底板に送水口を形成し、この送水
口と上記ポンプを上記呼水槽の下方に配管された送水管
で接続するばかりでなく、上記性能試験配管には上記立
管よりも前側に位置して湾曲部を形成したことを特徴と
する。
〔作用〕
本考案は上述のように構成されているので、上記性能
試験配管は上記湾曲部に至るまでは前方に導かれ、湾曲
部を経た後は後方に導かれることになる。これにより性
能試験配管は、上記立管から湾曲部に至る長さに相当す
る距離だけ主要部が前方に移動されたことになり、後端
部も同様に移動されるから後方へのはみ出し量が少なく
てすむ。したがって、上記立管から湾曲部に至る長さを
適宜に設定することにより、送水管が呼水槽の下方を導
かれることと相俟ってベースないしは装置の全長を短く
することができる。
〔実施例〕 以下、本考案について図示の実施例を参照しながら説
明する。
第1,2図に示す第1の実施例において、ベース1の前
部に設けられたポンプ2(図は多段式の場合)と、後部
に設けられた駆動用電動機3とは同軸に連結されてい
る。上記電動機3の上方には、架台4を介してベース1
に支持された呼水槽5が設けられている。この呼水槽5
の一側には制御盤6が配設されている。上記ポンプ2の
後部に位置する吐出側には立管7が立設されている。一
端がこの立管7に接続された送水管8は逆止弁9および
仕切弁10を備え、他端が上記呼水槽5の底板に開口した
送水口11に接続している。また、上記立管7から分岐す
る性能試験配管12は、立管7よりも前側に位置するU字
状の湾曲部13を経て後方に延在している。図示例におい
ては湾曲部13がポンプ2の前端部(吸込管接続部)近傍
の上方に位置しており、これには点検用弁14が設けられ
ている。また、性能試験配管12には、点検用弁14から後
方に順に流量計15および流量調整弁16が設けられてい
る。
上述のように構成された装置においては、上記送水管
8の他端部が呼水槽5の底板に開口した送水口11に接続
しているので、送水管8を呼水槽5の下方に配管するこ
とができ、これにより架台4および呼水槽5をポンプ2
に近接して設けることができるからベース1の長さを短
くすることができる。
しかも、性能試験配管12は立管7よりも前側に位置す
るU字状湾曲部13を経て後方に延在しており、かつ点検
用弁14は湾曲部13に設けられているので、後端部を上記
従来例におけるよりも充分前方に位置させても上記間隔
L1、L2に関する規定を満たすことができる。このことか
ら流量計15を制御盤6より前方に配置し、流量調整弁16
はベース1より後方に突出することがなくなる。
さらに、湾曲部13を立管7よりも充分前方に位置させ
ても、その下方は元来ポンプ2の吸込部あるいは軸受部
が存在している場所であるから、スペース的には何等不
都合はない。
また、呼水槽5の位置が高くなったことにより装置全
高も若干高くなるがその差は僅少であり、このため装備
位置が実質的に制約されるようなことはない。
また、第3,4図に示す第2の実施例はポンプ2が単段
式の場合であって、ポンプの軸方向全長が短いため湾曲
部13の位置がポンプ2の前単部よりもさらに前方に突出
しているが、据付状態においては吸込管17が接続される
から実質的な省スペースになることに変わりはない。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものでは
なく、その要旨とするところの範囲内で種々の変更ない
し応用が可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上述のようにベース全長が短くてす
むとともに性能試験配管のベースからのはみ出し量が僅
少で、据付所要面積が小さい消火ポンプユニットを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す上面図お
よび側面図、第3図および第4図は本考案の他の一実施
例を示す上面図および側面図、第5図および第6図は従
来例を示す上面図および側面図、第7図および第8図は
他の従来例を示す上面図および側面図である。 1…ベース、2…ポンプ、7…立管、8…送水管、9…
逆止弁、10…仕切弁、11…送水口、12…性能試験配管、
13…湾曲部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースの前部にポンプを設けるとともに後
    部に電動機を設け、この電動機の上方に呼水槽を配置
    し、この呼水槽と上記ポンプを送水管で接続することに
    より上記呼水槽からポンプへ呼水を供給するようにし、
    上記ポンプに立設された立管から性能試験配管を分岐
    し、この性能試験配管を上記呼水槽の側面に沿って後方
    に延在した消火ポンプユニットにおいて、 上記呼水槽の底板に送水口を形成し、この送水口と上記
    ポンプを上記呼水槽の下方に配管された送水管で接続す
    るとともに、上記性能試験配管には上記立管よりも前側
    に位置して湾曲部を形成したことを特徴とする消火ポン
    プユニット。
JP7868090U 1990-07-26 1990-07-26 消火ポンプユニット Expired - Lifetime JP2521675Y2 (ja)

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JPH0437463U JPH0437463U (ja) 1992-03-30
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