JP2520231Y2 - 車輌清掃用掃除機 - Google Patents
車輌清掃用掃除機Info
- Publication number
- JP2520231Y2 JP2520231Y2 JP8439590U JP8439590U JP2520231Y2 JP 2520231 Y2 JP2520231 Y2 JP 2520231Y2 JP 8439590 U JP8439590 U JP 8439590U JP 8439590 U JP8439590 U JP 8439590U JP 2520231 Y2 JP2520231 Y2 JP 2520231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- vacuum cleaner
- dust collecting
- suction pipe
- fan device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、主に洗車場やサービスステーション等に設
置され、自動車室内等の掃除を行なう装置に関し、特に
複数の吸込ホースを有した吸込部が集塵部の吸込側と連
通し、集塵部からの排気管路を複数に分岐してそれぞれ
に吸引装置を設けたタイプの車輌清掃用掃除機に関す
る。
置され、自動車室内等の掃除を行なう装置に関し、特に
複数の吸込ホースを有した吸込部が集塵部の吸込側と連
通し、集塵部からの排気管路を複数に分岐してそれぞれ
に吸引装置を設けたタイプの車輌清掃用掃除機に関す
る。
［従来技術］ 従来この種の装置として、一台の集塵部の吸込側を分
岐して二本の吸引ホースを延出させ、掃除箇所に応じて
使いわけたり、二人で同時に作業したりすることのでき
る装置が知られており、特にこのような装置では本出願
人が先に出願した実開63−202246号で用いた装置などが
知られている。
岐して二本の吸引ホースを延出させ、掃除箇所に応じて
使いわけたり、二人で同時に作業したりすることのでき
る装置が知られており、特にこのような装置では本出願
人が先に出願した実開63−202246号で用いた装置などが
知られている。
［考案が解決しようとする問題点］ ところで、このような装置を使用して二台或いはそれ
以上の車輌に対してそれぞれ二本ずつの吸引ホースを延
出する場合、上記装置を複数設置する必要がある為、コ
ストが上がり経済的に不利である上、装置内の清掃を行
なう時など、常に二台分の管理をしなければならない為
に装置管理者の手を煩わすことが考えられる。
以上の車輌に対してそれぞれ二本ずつの吸引ホースを延
出する場合、上記装置を複数設置する必要がある為、コ
ストが上がり経済的に不利である上、装置内の清掃を行
なう時など、常に二台分の管理をしなければならない為
に装置管理者の手を煩わすことが考えられる。
［問題点を解決する為の手段］ よって本考案はこうした問題点に対処するため、複数
の吸込ホースを有する吸込管と、該吸込管より吸い込ん
だ塵埃を収集する一つの集塵部と、前記吸込管に吸引力
を与えるファン装置から成る掃除機であって、前記集塵
部と外部を連通する排気管路を複数に分岐してそれぞれ
に前記ファン装置を設けたことを特徴とする車輌清掃用
掃除機を提供しようとするものである。
の吸込ホースを有する吸込管と、該吸込管より吸い込ん
だ塵埃を収集する一つの集塵部と、前記吸込管に吸引力
を与えるファン装置から成る掃除機であって、前記集塵
部と外部を連通する排気管路を複数に分岐してそれぞれ
に前記ファン装置を設けたことを特徴とする車輌清掃用
掃除機を提供しようとするものである。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第１図は本考案の装置を示す外観図である。１は中空
の管材から成る吸込管で、下端を床面に固定し等間隔に
立設した支柱2,2,2の上端にパッキンを介して固着さ
れ、車輌が設置できるようなアーチ状のフレームA,Bを
形成している。31，32，33，34は吸込ホースで、一端は
吸込管１に着脱可能に接続され、他端には吸込ノズル
41，42，43，44を備えている。吸込ノズル41，42，43，
44はそれぞれ平面が水掻き状を形成しており吸込ホース
31，32，33，34に設けた二本の係止ピンからなる収納板
51，52，53，54に引掛けるようにして置かれている。吸
込ノズル41，42，43，44の少なくとも一つは使用されて
いる時、収納板5,5,5,5に保持されたノズルから吸引し
てしまうので、引掛けたノズルの吹き出し口に吸い付く
ゴム状の吸込防止体21,21,21,21を収納板51，52，53，5
4に設けている。６は掃除機本体で吸込管１の片方の端
にフランジを介して接続する吸塵ホース７により吸込管
１と連通している。
の管材から成る吸込管で、下端を床面に固定し等間隔に
立設した支柱2,2,2の上端にパッキンを介して固着さ
れ、車輌が設置できるようなアーチ状のフレームA,Bを
形成している。31，32，33，34は吸込ホースで、一端は
吸込管１に着脱可能に接続され、他端には吸込ノズル
41，42，43，44を備えている。吸込ノズル41，42，43，
44はそれぞれ平面が水掻き状を形成しており吸込ホース
31，32，33，34に設けた二本の係止ピンからなる収納板
51，52，53，54に引掛けるようにして置かれている。吸
込ノズル41，42，43，44の少なくとも一つは使用されて
いる時、収納板5,5,5,5に保持されたノズルから吸引し
てしまうので、引掛けたノズルの吹き出し口に吸い付く
ゴム状の吸込防止体21,21,21,21を収納板51，52，53，5
4に設けている。６は掃除機本体で吸込管１の片方の端
にフランジを介して接続する吸塵ホース７により吸込管
１と連通している。
第２図は掃除機本体６の内部構造を示す。８は集塵部
でフィルター９を備えた集塵室10と、その集塵室10の下
方に着脱可能に設けた集塵容器11から成り塵埃の収集を
行なっている。集塵室10より延出したホース12は、着脱
可能なカップリングを介して吸塵ホース７に連通してい
る。また集塵室10より延出した管路13は中空ボックス20
を介して管路13a,13bに分岐され、それぞれモータ14a,1
4bにより駆動されるファン装置15a,15bに連結されてい
る。16a,16bはファン装置15a,15bの排気側より延出した
排気ホースで、その終端は掃除機本体６の外部と通じる
排気口17a,17bに連通している。18a,18bは排気口17a,17
bに設けたゴム弁で、ファン装置15a,15bのどちらか一台
しか作動していないようなときに、作動していないファ
ン装置側より外気が吸込まれて、吸引力が低下してしま
うのを防止するために備えられており、排気されると開
弁し吸い込まれると閉弁するような動作をする。19a,19
bはスイッチでそれぞれモーター14a,14b駆動の入切を行
なうもので支柱2,2,2のいずれか二つに固定されてい
る。
でフィルター９を備えた集塵室10と、その集塵室10の下
方に着脱可能に設けた集塵容器11から成り塵埃の収集を
行なっている。集塵室10より延出したホース12は、着脱
可能なカップリングを介して吸塵ホース７に連通してい
る。また集塵室10より延出した管路13は中空ボックス20
を介して管路13a,13bに分岐され、それぞれモータ14a,1
4bにより駆動されるファン装置15a,15bに連結されてい
る。16a,16bはファン装置15a,15bの排気側より延出した
排気ホースで、その終端は掃除機本体６の外部と通じる
排気口17a,17bに連通している。18a,18bは排気口17a,17
bに設けたゴム弁で、ファン装置15a,15bのどちらか一台
しか作動していないようなときに、作動していないファ
ン装置側より外気が吸込まれて、吸引力が低下してしま
うのを防止するために備えられており、排気されると開
弁し吸い込まれると閉弁するような動作をする。19a,19
bはスイッチでそれぞれモーター14a,14b駆動の入切を行
なうもので支柱2,2,2のいずれか二つに固定されてい
る。
以上のように構成される実施例の動作を説明をする。
アーチ状に組まれたフレームＡに車輌を乗り入れ車内の
清掃を行なうとき、まずモーター14aの駆動を促すスイ
ッチ19aの入ボタンを押す。スイッチ19aに連動したモー
ター14aが駆動を開始するとファン装置15aが作動し吸込
ノズル41，42，43，44から集塵作業が可能になる。アー
チ状のフレームＡだけでの掃除作業では、吸込ノズル
41，42が主だって使用されるので、使用していないフレ
ームＢ側の吸込ノズル43，44は吸引防止体21,21,21,21
を有した収納板53，54に保持される。この時作動してい
るファン装置15aの排気口17aからは排気がなされている
ので、ゴム弁18aは開弁状態にあり、作動していないフ
ァン装置15bの排気口17bでは作動しているファン装置15
aによって外気を吸い込もうとしているのでゴム弁18bは
閉弁状態にある。
アーチ状に組まれたフレームＡに車輌を乗り入れ車内の
清掃を行なうとき、まずモーター14aの駆動を促すスイ
ッチ19aの入ボタンを押す。スイッチ19aに連動したモー
ター14aが駆動を開始するとファン装置15aが作動し吸込
ノズル41，42，43，44から集塵作業が可能になる。アー
チ状のフレームＡだけでの掃除作業では、吸込ノズル
41，42が主だって使用されるので、使用していないフレ
ームＢ側の吸込ノズル43，44は吸引防止体21,21,21,21
を有した収納板53，54に保持される。この時作動してい
るファン装置15aの排気口17aからは排気がなされている
ので、ゴム弁18aは開弁状態にあり、作動していないフ
ァン装置15bの排気口17bでは作動しているファン装置15
aによって外気を吸い込もうとしているのでゴム弁18bは
閉弁状態にある。
車輌がフレームＢにも乗り入れられて、収納板53，54
に保持された吸込ノズル43，44を取り出し具備している
吸込ノズルをすべて使用するときは、一つのファン装置
だけでは吸引力が小さいので、スイッチ19bの入ボタン
を押して作動していないもう一つのファン装置15bを作
動させる。この時はどちらのファン装置も作動している
のでどちらの排気口からも排気がなされ、ゴム弁はどち
らも開弁状態にある。掃除作業が終了した場合、それに
対応したスイッチの切ボタンを押してファン装置を停止
させて、使用した吸込ノズルを収納板に戻して終了す
る。
に保持された吸込ノズル43，44を取り出し具備している
吸込ノズルをすべて使用するときは、一つのファン装置
だけでは吸引力が小さいので、スイッチ19bの入ボタン
を押して作動していないもう一つのファン装置15bを作
動させる。この時はどちらのファン装置も作動している
のでどちらの排気口からも排気がなされ、ゴム弁はどち
らも開弁状態にある。掃除作業が終了した場合、それに
対応したスイッチの切ボタンを押してファン装置を停止
させて、使用した吸込ノズルを収納板に戻して終了す
る。
［考案の効果］ 本考案は以上のように構成され、複数の吸込ホースを
有する吸込管と、該吸込管より吸い込んだ塵埃を収集す
る一つの集塵部と、前記吸込管に吸引力を与えるファン
装置から成る掃除機であって、前記集塵部と外部を連通
する排気管路を複数に分岐してそれぞれに前記ファン装
置を設けたもので、複数のファン装置に対して集塵部が
一つであるから、装置を清掃したりする管理業務が一台
で済み、スペースやコスト面からも有利である。
有する吸込管と、該吸込管より吸い込んだ塵埃を収集す
る一つの集塵部と、前記吸込管に吸引力を与えるファン
装置から成る掃除機であって、前記集塵部と外部を連通
する排気管路を複数に分岐してそれぞれに前記ファン装
置を設けたもので、複数のファン装置に対して集塵部が
一つであるから、装置を清掃したりする管理業務が一台
で済み、スペースやコスト面からも有利である。
第１図は本考案実施例の外観図。 第２図は実施例における装置の内部構成部。 １……吸込管，31，32，33，34……吸込ホース,8……集
塵部,15a,15b……ファン装置,16a,16b……排気管路の排
気ホース。
塵部,15a,15b……ファン装置,16a,16b……排気管路の排
気ホース。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の吸込ホースを有する吸込管と、該吸
込管より吸い込んだ塵埃を収集する一つの集塵部と、前
記吸込管に吸引力を与えるファン装置から成る掃除機で
あって、前記集塵部と掃除機の外部とを連通する排気管
路を複数に分岐してそれぞれに前記ファン装置を設けた
ことを特徴とする車輌清掃用掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8439590U JP2520231Y2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 車輌清掃用掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8439590U JP2520231Y2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 車輌清掃用掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441450U JPH0441450U (ja) | 1992-04-08 |
| JP2520231Y2 true JP2520231Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31632848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8439590U Expired - Lifetime JP2520231Y2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 車輌清掃用掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520231Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101749303B1 (ko) * | 2016-09-25 | 2017-06-21 | (주) 미래이피 | 진공챔버의 틈새 세척용 장치 |
| KR101940312B1 (ko) * | 2017-11-07 | 2019-01-18 | 주식회사 정림이피 | 진공흡입을 이용한 전해액 강제 제거장치 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP8439590U patent/JP2520231Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101749303B1 (ko) * | 2016-09-25 | 2017-06-21 | (주) 미래이피 | 진공챔버의 틈새 세척용 장치 |
| KR101940312B1 (ko) * | 2017-11-07 | 2019-01-18 | 주식회사 정림이피 | 진공흡입을 이용한 전해액 강제 제거장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441450U (ja) | 1992-04-08 |
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