JP2519943B2 - ロ−ルシ−トの包装体 - Google Patents
ロ−ルシ−トの包装体Info
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- JP2519943B2 JP2519943B2 JP62185216A JP18521687A JP2519943B2 JP 2519943 B2 JP2519943 B2 JP 2519943B2 JP 62185216 A JP62185216 A JP 62185216A JP 18521687 A JP18521687 A JP 18521687A JP 2519943 B2 JP2519943 B2 JP 2519943B2
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- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、電子写真製版に用いられる製版用マスタ
ーペーパー等のシートをロール状に巻装したロールシー
トの包装体に関する。
ーペーパー等のシートをロール状に巻装したロールシー
トの包装体に関する。
（技術的背景と解決すべき問題点） 第５図（Ａ）は、上述した電子写真製版用マスターペ
ーパーロールの従来の包装体（箱が除かれている）を例
示する断面側面図であり、例えばボール紙製の円筒状の
巻芯１の外周に巻装されたシート２で成るロールシート
は、表面保護等のため例えばポリビニール袋等の保護袋
６で被包されている。さらに、ロールシートを輸送中又
は保管中に外圧による折曲りやカブリ，減感等を防ぐた
め、保護袋６で被包されたロールシートの巻芯１の内側
中空部の両端部に、それぞれ突出した嵌着部10A,10Aを
有する保護コア10,10が嵌着されて箱（図示せず）等に
納められている。すなわち、これら保護コア10,10の中
央部には、巻芯１の内径とほぼ同寸法の円筒状の嵌着部
10A,10Aが設けられており、この嵌着部10A,10Aが巻芯１
の内側中央部に嵌着され、ロールシートの外径より大き
い寸法の円板状のフランジ部10B,10Bがロールシートを
浮かせた状態で支持してシート２を保護している。そし
て、これら保護コア10,10は例えばボール紙，プラスチ
ック，発泡スチロール等で作製されている。
ーパーロールの従来の包装体（箱が除かれている）を例
示する断面側面図であり、例えばボール紙製の円筒状の
巻芯１の外周に巻装されたシート２で成るロールシート
は、表面保護等のため例えばポリビニール袋等の保護袋
６で被包されている。さらに、ロールシートを輸送中又
は保管中に外圧による折曲りやカブリ，減感等を防ぐた
め、保護袋６で被包されたロールシートの巻芯１の内側
中空部の両端部に、それぞれ突出した嵌着部10A,10Aを
有する保護コア10,10が嵌着されて箱（図示せず）等に
納められている。すなわち、これら保護コア10,10の中
央部には、巻芯１の内径とほぼ同寸法の円筒状の嵌着部
10A,10Aが設けられており、この嵌着部10A,10Aが巻芯１
の内側中央部に嵌着され、ロールシートの外径より大き
い寸法の円板状のフランジ部10B,10Bがロールシートを
浮かせた状態で支持してシート２を保護している。そし
て、これら保護コア10,10は例えばボール紙，プラスチ
ック，発泡スチロール等で作製されている。
次に、上述したロールシートを電子写真製版機に装填
する方法について第５図（Ｂ）を参照して説明すると、
保護袋６で被包されたロールシートを箱から取出し、保
護コア10,10を巻芯１の嵌着部から抜き、更に保護袋６
からロールシートを取出し、このロールシートを手で抱
えて巻芯１の内側中空部にシャフト３を貫装する。一般
にシャフト３の外径は巻芯１の内径よりかなり小さいの
で、シャフト３にロールシートを固定するためのコア7,
7が用いられる。これらコア7,7の形状は上述した保護コ
ア10,10とほぼ同様であるが、コア7,7の中心にシャフト
３が貫装されるため、シャフト３の外径とほぼ同寸法の
孔が設けられていて、シャフト３を固定するためのリン
グ状のストッパー4,4がついている点が異なる。そし
て、これらコア7,7をシャフト３に貫装して巻芯１の内
側中空部の両端部に嵌着し、ロールシートの位置決めを
行なってからストッパー4,4の側面に設けられているね
じ5,5でシャフト３にコア7,7を固定する。そして、シャ
フト３ないしはコア7,7等を持ってシャフト３を電子写
真製版機の所定位置に装填して、シート２の給紙部をセ
ットする。
する方法について第５図（Ｂ）を参照して説明すると、
保護袋６で被包されたロールシートを箱から取出し、保
護コア10,10を巻芯１の嵌着部から抜き、更に保護袋６
からロールシートを取出し、このロールシートを手で抱
えて巻芯１の内側中空部にシャフト３を貫装する。一般
にシャフト３の外径は巻芯１の内径よりかなり小さいの
で、シャフト３にロールシートを固定するためのコア7,
7が用いられる。これらコア7,7の形状は上述した保護コ
ア10,10とほぼ同様であるが、コア7,7の中心にシャフト
３が貫装されるため、シャフト３の外径とほぼ同寸法の
孔が設けられていて、シャフト３を固定するためのリン
グ状のストッパー4,4がついている点が異なる。そし
て、これらコア7,7をシャフト３に貫装して巻芯１の内
側中空部の両端部に嵌着し、ロールシートの位置決めを
行なってからストッパー4,4の側面に設けられているね
じ5,5でシャフト３にコア7,7を固定する。そして、シャ
フト３ないしはコア7,7等を持ってシャフト３を電子写
真製版機の所定位置に装填して、シート２の給紙部をセ
ットする。
しかし、シート２の巻回長さが長くなったり、シート
２の幅が広くなるとロールシートが重量になるので、上
述したように手で抱えることが困難になり、またシャフ
ト３等を持って装填する際に給紙部に指等を挟む恐れが
有り、安全性に欠けるという問題があった。また、保護
コア10,10を抜いた後、ロールシートを床に直接載置す
ると外周のシート２に自重による圧力が掛かり、カブリ
や減感等が生じたり、破損したりしてしまうという問題
もあった。
２の幅が広くなるとロールシートが重量になるので、上
述したように手で抱えることが困難になり、またシャフ
ト３等を持って装填する際に給紙部に指等を挟む恐れが
有り、安全性に欠けるという問題があった。また、保護
コア10,10を抜いた後、ロールシートを床に直接載置す
ると外周のシート２に自重による圧力が掛かり、カブリ
や減感等が生じたり、破損したりしてしまうという問題
もあった。
（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、重量のあるロールシートを無傷
で安全に保管したり、運搬したり、又は装置に装填する
ことができるロールシートの包装体を提供することにあ
る。
り、この発明の目的は、重量のあるロールシートを無傷
で安全に保管したり、運搬したり、又は装置に装填する
ことができるロールシートの包装体を提供することにあ
る。
（問題点を解決するための手段） この発明は、電子写真製版に用いられる製版用複写紙
等のシートをロール状にしたロールシートの包装体に関
するもので、この発明の上記目的は、 シートが巻回された筒状の巻芯の中空部両端にそれぞ
れ嵌着され、中央部に装填用のシャフトを貫装する孔を
有すると共に、外面に指掛用の溝部が形成されたロール
シートの外径より大きいフランジ部を有する一対の保護
コアと、このロールシート及び一対の保護コアの外面全
体を覆う保護袋と、底板と同一平面上に解体展開しうる
各側板及び一側板に連設する蓋板を有し、上記保護袋で
覆われたシート巻回の保護コアを収納する箱又は上記シ
ャフト貫装用の孔が露出する深さの各側板を有する下箱
と、この下箱に嵌合する上箱とからなり、上記保護袋で
覆われたシート巻回の保護コアを収納する箱と、を備え
ることにより達成される。
等のシートをロール状にしたロールシートの包装体に関
するもので、この発明の上記目的は、 シートが巻回された筒状の巻芯の中空部両端にそれぞ
れ嵌着され、中央部に装填用のシャフトを貫装する孔を
有すると共に、外面に指掛用の溝部が形成されたロール
シートの外径より大きいフランジ部を有する一対の保護
コアと、このロールシート及び一対の保護コアの外面全
体を覆う保護袋と、底板と同一平面上に解体展開しうる
各側板及び一側板に連設する蓋板を有し、上記保護袋で
覆われたシート巻回の保護コアを収納する箱又は上記シ
ャフト貫装用の孔が露出する深さの各側板を有する下箱
と、この下箱に嵌合する上箱とからなり、上記保護袋で
覆われたシート巻回の保護コアを収納する箱と、を備え
ることにより達成される。
（発明の作用） この発明によるロールシートの包装体は、保護コアが
シートの保護とロールシートの装填とを兼用し、保護袋
がロールシートと一対の保護コアとの外面全体を保護
し、また箱がシート巻回の保護コアへのシャフトの取付
けを容易になしうるように構成されているので、ロール
シートを無傷で安全に保管，運搬したり、装置に装填で
きるものである。
シートの保護とロールシートの装填とを兼用し、保護袋
がロールシートと一対の保護コアとの外面全体を保護
し、また箱がシート巻回の保護コアへのシャフトの取付
けを容易になしうるように構成されているので、ロール
シートを無傷で安全に保管，運搬したり、装置に装填で
きるものである。
（発明の実施例） 第１図（Ａ）は、この発明の包装体の一部（保護袋と
シート巻回の保護コア）を第５図（Ａ）に対応させて示
す断面側面図であり、円筒状の巻芯１の内側中空部の両
端部に保護コア20,20の嵌着部20A,20Aがそれぞれ嵌着さ
れ、シート２及び保護コア20,20の外面全体が保護袋６
で被包されて包装体の一部である第３図（Ａ）に示す箱
40又は第４図（Ａ）に示す箱50に納められている。保護
コア20,20の各中心部にはシャフト３を第１図（Ｂ）の
如く貫装させるための、シャフト３の外径とほぼ同寸法
の孔21,21が設けられており、側端部にはシート２のロ
ール径よりも大きい径のフランジ部20B,20Bを有し、そ
の外端面には指を掛けて持上げるための溝部22,22が設
けられている。そして、これら保護コア20,20は例えば
ボール紙，プラスチック，発泡スチロール等で作製され
ていおり、巻芯１と同一体に構成されていても良く、本
実施例のように巻芯１の両端に保護コア20,20を嵌着し
た構造であっても良い。
シート巻回の保護コア）を第５図（Ａ）に対応させて示
す断面側面図であり、円筒状の巻芯１の内側中空部の両
端部に保護コア20,20の嵌着部20A,20Aがそれぞれ嵌着さ
れ、シート２及び保護コア20,20の外面全体が保護袋６
で被包されて包装体の一部である第３図（Ａ）に示す箱
40又は第４図（Ａ）に示す箱50に納められている。保護
コア20,20の各中心部にはシャフト３を第１図（Ｂ）の
如く貫装させるための、シャフト３の外径とほぼ同寸法
の孔21,21が設けられており、側端部にはシート２のロ
ール径よりも大きい径のフランジ部20B,20Bを有し、そ
の外端面には指を掛けて持上げるための溝部22,22が設
けられている。そして、これら保護コア20,20は例えば
ボール紙，プラスチック，発泡スチロール等で作製され
ていおり、巻芯１と同一体に構成されていても良く、本
実施例のように巻芯１の両端に保護コア20,20を嵌着し
た構造であっても良い。
次に、上述した箱40又は50に収納されているシート巻
回の保護コアを電子写真製版機に装填する方法について
説明すると、第３図（Ａ）又は第４図（Ａ）に示す箱40
又は50を開けて、全体を被包している保護袋６を取除き
（第３図（Ｂ），第４図（Ｂ）参照）、保護コア20,20
の孔21,21に装填用のシャフト３を貫装する。このよう
な動作は重いシート巻回の保護コアを移動させずに行な
うので、保護コア20,20の孔21,21にシャフト３を貫装す
る際に箱が邪魔にならないように構成されている。すな
わち、第３図（Ａ）（Ｂ）に示すように、底板と同一平
面上に解体展開しうる各側板及び一側板に連設する蓋板
を有する箱40（各側板の接合部及び蓋板と各側板の接合
部は例えばガムテープを貼着して組立てる）又は第４図
（Ａ）（Ｂ）に示すように、上記孔21、21が露出する深
さｈの各側板を有する下箱51と、この下箱51に嵌合する
上箱52とからなる箱50が使用される。そして、ロールシ
ートに貫装され位置決めされたシャフト３にリング状の
ストッパー4,4を貫入して保護コア20,20の外側面に密接
させ、ストッパー4,4の側面に設けられているネジ5,5で
ストッパー4,4を固定し（第１図（Ｂ）参照）、保護コ
ア20,20に設けられた溝部22,22に指を掛けて持上げ、電
子写真製版機の給紙部に軸架して装填する。
回の保護コアを電子写真製版機に装填する方法について
説明すると、第３図（Ａ）又は第４図（Ａ）に示す箱40
又は50を開けて、全体を被包している保護袋６を取除き
（第３図（Ｂ），第４図（Ｂ）参照）、保護コア20,20
の孔21,21に装填用のシャフト３を貫装する。このよう
な動作は重いシート巻回の保護コアを移動させずに行な
うので、保護コア20,20の孔21,21にシャフト３を貫装す
る際に箱が邪魔にならないように構成されている。すな
わち、第３図（Ａ）（Ｂ）に示すように、底板と同一平
面上に解体展開しうる各側板及び一側板に連設する蓋板
を有する箱40（各側板の接合部及び蓋板と各側板の接合
部は例えばガムテープを貼着して組立てる）又は第４図
（Ａ）（Ｂ）に示すように、上記孔21、21が露出する深
さｈの各側板を有する下箱51と、この下箱51に嵌合する
上箱52とからなる箱50が使用される。そして、ロールシ
ートに貫装され位置決めされたシャフト３にリング状の
ストッパー4,4を貫入して保護コア20,20の外側面に密接
させ、ストッパー4,4の側面に設けられているネジ5,5で
ストッパー4,4を固定し（第１図（Ｂ）参照）、保護コ
ア20,20に設けられた溝部22,22に指を掛けて持上げ、電
子写真製版機の給紙部に軸架して装填する。
第２図（Ａ）は、この発明の別の包装体の一部（保護
袋とシート巻回の保護コア）を第１図（Ａ）に対応させ
て示す断面側面図であり、保護コア30,30に設けられた
孔31,31の径はシャフト３の外径より大きくなってい
る。そして、この場合は装填コア33,33が保護コア30,30
の外端面に設けられており、装填コア33,33に設けられ
ている孔33A,33Aにシャフト３が貫装されるようになっ
ている（装填コア33は、保護コア30及びシャフトを支持
する補強機能を有する）。このロールシートが保護袋６
で被包されて第３図（Ａ）に示す箱40又は第４図（Ａ）
に示す箱50に納められるようになっている。
袋とシート巻回の保護コア）を第１図（Ａ）に対応させ
て示す断面側面図であり、保護コア30,30に設けられた
孔31,31の径はシャフト３の外径より大きくなってい
る。そして、この場合は装填コア33,33が保護コア30,30
の外端面に設けられており、装填コア33,33に設けられ
ている孔33A,33Aにシャフト３が貫装されるようになっ
ている（装填コア33は、保護コア30及びシャフトを支持
する補強機能を有する）。このロールシートが保護袋６
で被包されて第３図（Ａ）に示す箱40又は第４図（Ａ）
に示す箱50に納められるようになっている。
次に、この箱40又は50に収納されているシート巻回の
保護コアを電子写真製版機に装填する方法について説明
すると、箱40の各側板と蓋板を底板と同一平面上に解体
展開又は箱50の下箱51より上箱52を外して保護袋６を取
除き（第３図（Ｂ）、第４図参照）、装填コア33,33の
孔33A,33Aにシャフト３を貫装する。そして、ロールシ
ートの位置決めを行なってからシャフト３にリング状の
ストッパー4,4を貫入して装填コア33,33の外側面に密接
させる。その後、ストッパー4,4の側面に設けられてい
るネジ5,5でストッパー4,4を固定し（第２図（Ｂ）参
照）、保護コア30.30に設けられた溝部32,32に指を掛け
て持上げ、電子写真製版機の給紙部に軸架して装填す
る。
保護コアを電子写真製版機に装填する方法について説明
すると、箱40の各側板と蓋板を底板と同一平面上に解体
展開又は箱50の下箱51より上箱52を外して保護袋６を取
除き（第３図（Ｂ）、第４図参照）、装填コア33,33の
孔33A,33Aにシャフト３を貫装する。そして、ロールシ
ートの位置決めを行なってからシャフト３にリング状の
ストッパー4,4を貫入して装填コア33,33の外側面に密接
させる。その後、ストッパー4,4の側面に設けられてい
るネジ5,5でストッパー4,4を固定し（第２図（Ｂ）参
照）、保護コア30.30に設けられた溝部32,32に指を掛け
て持上げ、電子写真製版機の給紙部に軸架して装填す
る。
なお、上述した各実施例において説明した保護コアの
形状は、巻芯の内側中空部に嵌着する嵌着部と、ロール
シートの外径より大きいフランジ部とを有している構造
であれば特に限定されるものではなく、例えばフランジ
部を多角形、特に四角形にすれば載置したときに安定し
て効果的である。さらに、装填コアはシャフトと保護コ
アとを支える形状であれば特に限定されるものではな
く、例えば保護コアの孔で支えても良い。また、指を掛
けるための溝部の位置や形状は任意に設けることができ
る。そして、ロールシートを被包している保護用の袋
は、他の材料の袋であっても良い。
形状は、巻芯の内側中空部に嵌着する嵌着部と、ロール
シートの外径より大きいフランジ部とを有している構造
であれば特に限定されるものではなく、例えばフランジ
部を多角形、特に四角形にすれば載置したときに安定し
て効果的である。さらに、装填コアはシャフトと保護コ
アとを支える形状であれば特に限定されるものではな
く、例えば保護コアの孔で支えても良い。また、指を掛
けるための溝部の位置や形状は任意に設けることができ
る。そして、ロールシートを被包している保護用の袋
は、他の材料の袋であっても良い。
（発明の変形例） 上述の実施例においては、包装体を電子写真製版機に
用いられる製版用マスターペーパーのロールシートに利
用する場合を説明したが、製版用マスターペーパーに限
られるものでなく、例えば写真フィルムや印画紙等の感
光材料、その他一般のロールシートに用いることができ
る。
用いられる製版用マスターペーパーのロールシートに利
用する場合を説明したが、製版用マスターペーパーに限
られるものでなく、例えば写真フィルムや印画紙等の感
光材料、その他一般のロールシートに用いることができ
る。
（発明の効果） 以上のようにこの発明のロールシートの包装体によれ
ば、ロールシートから保護コアを抜く必要がなく、ま
た、箱に収納したシート巻回の保護コアに装填用のシャ
フトを貫装するまで、保護コアをその収納位置から動か
す必要がないので、外圧によるカブリや減感が発生しな
いと共に、作業効率が向上する。さらに、保護コアに設
けられた溝部に指を掛けてシート巻回の保護コアを持上
げて装填するので、作業の安全性を高めることができ
る。
ば、ロールシートから保護コアを抜く必要がなく、ま
た、箱に収納したシート巻回の保護コアに装填用のシャ
フトを貫装するまで、保護コアをその収納位置から動か
す必要がないので、外圧によるカブリや減感が発生しな
いと共に、作業効率が向上する。さらに、保護コアに設
けられた溝部に指を掛けてシート巻回の保護コアを持上
げて装填するので、作業の安全性を高めることができ
る。
第１図（Ａ）はこの発明の包装体の一部（保護袋とシー
ト巻回の保護コア）の一実施例を示す断面側面図、第１
図（Ｂ）は装填用シャフトの貫装を示す保護袋を取除い
た保護コアの断面側面図、第２図（Ａ）はこの発明の包
装体の一部（保護袋とシート巻回の保護コア）の他の実
施例を示す断面側面図、第２図（Ｂ）は装填用シャフト
の貫装を示す保護袋を取除いた保護コアの断面側面図、
第３図（Ａ）及び第４図（Ａ）は保護袋に覆われたシー
ト巻回の保護コアを収納した包装体の一部となる箱の互
いに異なる実施例を示す斜視図、第３図（Ｂ）及び第４
図（Ｂ）は箱の各側板と蓋板を底板と同一平面上に解体
展開及び下箱より上箱を外し、保護袋を取除いた状態の
シート巻回の保護コアの斜視図、第５図（Ａ）及び
（Ｂ）は従来の包装体の一部（保護袋とシート巻回の保
護コア）の断面側面図及び装填用シャフトの貫装を示す
保護袋を取除いた保護コアの断面側面図である。 １……巻芯、２……シート、３……シャフト、４……ス
トッパー、５……ネジ、６……保護袋、33……装填コ
ア、10,20,30……保護コア、21,31……孔、22,32……溝
部、40,50……箱、51……下箱、52……上箱。
ト巻回の保護コア）の一実施例を示す断面側面図、第１
図（Ｂ）は装填用シャフトの貫装を示す保護袋を取除い
た保護コアの断面側面図、第２図（Ａ）はこの発明の包
装体の一部（保護袋とシート巻回の保護コア）の他の実
施例を示す断面側面図、第２図（Ｂ）は装填用シャフト
の貫装を示す保護袋を取除いた保護コアの断面側面図、
第３図（Ａ）及び第４図（Ａ）は保護袋に覆われたシー
ト巻回の保護コアを収納した包装体の一部となる箱の互
いに異なる実施例を示す斜視図、第３図（Ｂ）及び第４
図（Ｂ）は箱の各側板と蓋板を底板と同一平面上に解体
展開及び下箱より上箱を外し、保護袋を取除いた状態の
シート巻回の保護コアの斜視図、第５図（Ａ）及び
（Ｂ）は従来の包装体の一部（保護袋とシート巻回の保
護コア）の断面側面図及び装填用シャフトの貫装を示す
保護袋を取除いた保護コアの断面側面図である。 １……巻芯、２……シート、３……シャフト、４……ス
トッパー、５……ネジ、６……保護袋、33……装填コ
ア、10,20,30……保護コア、21,31……孔、22,32……溝
部、40,50……箱、51……下箱、52……上箱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏原 明 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士 写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−42779（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】シートが巻回された筒状の巻芯の中空部両
端にそれぞれ嵌着され、中央部に装填用のシャフトを貫
装する孔を有すると共に、外面に指掛用の溝部が形成さ
れたロールシートの外径より大きいフランジ部を有する
一対の保護コアと、 このロールシート及び一対の保護コアの外面全体を覆う
保護袋と、 底板と同一平面上に解体展開しうる各側板及び一側板に
連設する蓋板を有し、上記保護袋で覆われたシート巻回
の保護コアを収納する箱又は上記シャフト貫装用の孔が
露出する深さの各側板を有する下箱と、この下箱に嵌合
する上箱とからなり、上記保護袋で覆われたシート巻回
の保護コアを収納する箱と、 を備えることを特徴とするロールシートの包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62185216A JP2519943B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | ロ−ルシ−トの包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62185216A JP2519943B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | ロ−ルシ−トの包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6428182A JPS6428182A (en) | 1989-01-30 |
| JP2519943B2 true JP2519943B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=16166907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62185216A Expired - Fee Related JP2519943B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | ロ−ルシ−トの包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519943B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6375116B1 (en) * | 2000-09-26 | 2002-04-23 | A.B. Dick Company | Core end plug for sheet roll material |
| JP5002477B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2012-08-15 | リンテック株式会社 | 捕虫器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5327573Y2 (ja) * | 1973-08-13 | 1978-07-12 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP62185216A patent/JP2519943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6428182A (en) | 1989-01-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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