JP2519719Y2 - 天井構造体 - Google Patents

天井構造体

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JP2519719Y2
JP2519719Y2 JP1989085790U JP8579089U JP2519719Y2 JP 2519719 Y2 JP2519719 Y2 JP 2519719Y2 JP 1989085790 U JP1989085790 U JP 1989085790U JP 8579089 U JP8579089 U JP 8579089U JP 2519719 Y2 JP2519719 Y2 JP 2519719Y2
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Japan
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ceiling
lamp
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louvers
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嘉明 南部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井構造体に関するものであり、更に詳し
くは、折込み天井の垂下面を利用して間接照明ができる
天井構造体に関するものであり、更には、該垂下面に空
調機器用の換気口を組み込むことができる天井構造体に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般住宅、その他の建築物の天井に取り付けられる照
明用のランプは、天井面に単品のランプを取り付けられ
ることが多い。
また、部屋換気のための構造として、天井の段差を利
用して小屋裏にダクトを配置し、室内側に換気口が設け
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
近年、一般住宅やその他の建築物において、インテリ
アのコーディネート指向が高まり、室内空間の装飾性が
重要視され、格調の高い仕上げが求められてきている。
しかしながら、天井面に、単に個々の単品の照明用の
ランプを組み合わせて取り付けた場合、ともすれば、天
井との一体感に欠けるものであり、調和を欠くと違和感
のあるものと成りがちであった。
また、天井に取り付けられた空調のための換気口は往
々にして美観を損ねるものであった。
本考案は、かかる従来技術の問題点を解消するために
なされたもので、天井近傍で間接照明を行うにあたり、
天井の全体構成において違和感がなく、天井と一体感を
保ち間接照明ができることを課題1とし、更に上記に加
えて、空調のための換気口を室内に露呈させないことを
課題2とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
課題1を解決するための請求項1にかかるこの考案の
天井構造体は、折込み天井の垂下面にランプを点滅自在
に配置し、該垂下面と該ランプを覆い、且つ、該ランプ
からの光が主として横方向へ放射されるように複数のル
ーバーが各々で間隙を形成して階段状に上の段になるほ
どせり出すように配置されて成ることを特徴とするもの
である。
課題2を解決するための請求項2にかかるこの考案
は、上記天井構造体にあって、上記垂下面に換気口を配
置し、該換気口が小屋裏に配置されたダクトと連通され
てなることを特徴とするものである。
ここで、折込み天井とは、天井の周辺部に折り上げ、
または、掘り下げられた構造のボーダー天井を有する天
井や、格天井など天井面に段差を有するものをいう。
また、ルーバーは横長の薄板状物にてなるもので、必
要に応じて折り曲げた形状を有し、金属加工品、着色不
透明や着色半透明のプラスチック成型品、その他からな
るもので、薄板状物の構成枚数は複数であれば問わない
ものとする。
〔作用〕
請求項1にかかるこの考案の作用は、折込み天井の垂
下面の外面部を化粧するように横長薄板状のルーバーが
覆う。
また、垂下面に配置された照明のためのランプはルー
バーにより視界から遮られると共に、ランプからの光は
主としてルーバーの間隙を通じて横方向に直接放射され
る。しかも、横方向に直接放射されずにルーバーの間隙
から出てきた残りの光線は、各々で間隙を形成するルー
バーのうち、それぞれせり出ている上側のルーバーに反
射するため、室内の下方を照らすものとなる。したがっ
て、ルーバーのせり出た部分で各々反射させる間接照明
を行うことができるものである。このルーバーを通して
の間接照明による光は、柔らかなものであり、ボーダー
天井や天井板で反射するルーバーの最も上側から出たラ
ンプからの光と室内の下方に到達するまでに融合しあっ
て、さらに、柔らかな光で照らすことができるものとな
る。
また、複数のルーバーが階段状に上の段になるほどせ
り出すように配置されていることは、天井の全体構成に
おいて外観上で違和感を与えず重厚感を醸しだすことが
できるものであって、天井と一体感を保ちつつ間接照明
ができるものである。
請求項2にかかるこの考案の作用は、天井の垂下面に
配置された換気口をルーバーが覆うので換気口が室内に
露呈せず、ルーバーの間隙を通じて換気される。
〔実施例〕
この考案の実施例について、図に基づいて詳細に述べ
る。
第1図は、この考案の天井構造体の第一実施例の縦断
面図を示すものである。
図に示すように、この考案の天井構造体は、垂下面4
を有する天井において、垂下面4に横長薄板状のルーバ
ー1が配置され、該ルーバー1内にランプ2が点滅自在
に配置されてある。
この例では、ルーバー1は、複数枚の着色半透明のア
クリル樹脂成形品にてなる横長の折り曲げ薄板状物にて
構成され、ランプ2からの光が主として横方向へ放射さ
れるように各々で間隙を形成して階段状に上の段になる
ほどせり出すように配置されている。
すなわち、ルーバー1は、垂下面4に枠12を介して取
り付けられたブラケット3に懸架され、上の段になるほ
どせり出すように、また、垂下面4に対して間隙が横方
向となるように配置されている。
第2図は、第一実施例の天井構造体を、折り下げ天井
へ施工した例を示している。
ボーダー天井7から折り下げられて生じた垂下面4
に、ランプ2が取り付けられ、ランプ2と垂下面4の外
面を覆い、ランプ2からの光が主として横方向に放射さ
れるようにルーバー1が複数あって、各々で間隙を形成
して階段状に上の段になるほどせり出すように取り付け
られている。
第3図は、第一実施例の天井構造体を折り上げ天井へ
施工した例を示すものである。
ボーダー天井7から折り上げられて生じた垂下面4
に、ランプ2が取り付けられ、ランプ2と垂下面4の外
面を覆い、ランプ2からの光が主として横方向に放射さ
れるようにルーバー1が複数あって、各々で間隙を形成
して階段状に上の段になるほどせり出すように取り付け
られている。
第4図は、この考案の天井構造体の第二実施例の縦断
面図を示すもので、この例においては第4図に示す野縁
9と吊り金具13とにより形成された天井面の垂下面にお
いて、野縁9鞍馬するような形で、左右対称のブラケッ
ト3が取り付けられてある。
このブラケット3に複数のルーバー1が各々で間隙を
形成して階段状に上の段になるほどせり出すように取り
付けられてあり、同じく野縁9に取り付けられたランプ
2を覆い隠すと共に、ランプ2からの光が主として横方
向に放射される構造とされている。
第5図は、上記第二実施例の天井構造体の施工例を示
すもので、この例においては、天井面に、第二実施例の
天井構造体を格子状に配置されてあり、このことによ
り、格縁に間接照明機能を有する格天井が形成されてい
る。
第6図は、本考案の天井構造体の第三実施例の縦断面
図を示すものである。
図に示すように、この例では、垂下面4を利用した小
屋裏に、空調用のダクト10を設けたもので、垂下面4の
必要箇所に吸排気のための換気口11が設けられてある。
ランプ2は天井面に取り付けられ、ブラケット3は、
垂下面4に枠12を介して取り付けられてある。
複数のルーバー1が各々で間隙を形成して階段状に下
から上へせり上がるように配置されていて、最下段のも
のを除き、斜めに突き出すように、またランプ2からの
光が主として横方向に放射されるようにブラケット3に
取り付けられてある。
第7図は、上記第三実施例の天井構造体の施工例を示
すもので、ボーダー天井7より、折り上げた垂下面4と
天井面に取り付けられたランプ2を覆うようにルーバー
1が複数あって、各々で間隙を形成して階段状に上の段
になるほどせり出すように取り付けられている。
また、ボーダー天井7の小屋裏にダクト10が取り付け
られてあり、垂下面4に換気口11が取り付けられてあ
る。
この例では、ルーバー1は金属の薄板状物が用いら
れ、その表面には点模様と線模様のスリットが彫り込ま
れ、ランプからの光は、ルーバー1の間隙を通じて横方
向へ放射されると共に、該スリットからも露光されるよ
うになっている。
〔考案の効果〕
請求項1にかかるこの考案の効果は、折込み天井の垂
下面の外面部を化粧するように横長薄板状のルーバーが
覆い、また、垂下面に取り付けた照明のためのランプを
ルーバーが視界から遮ると共にランプからの光は主とし
てルーバーの間隙を通じて横方向に直接放射される。し
かも、横方向に直接放射されずにルーバーの間隙から出
てきた残りの光線は、各々で間隙を形成するルーバーの
うち、それぞれせり出ている上側のルーバーに反射する
ため、室内の下方を照らすものとなる。したがって、ル
ーバーのせり出た部分で各々反射させる間接照明を行う
ことができるものである。このルーバーを通しての間接
照明による光は、柔らかなものであり、ボーダー天井や
天井板で反射するルーバーの最も上側から出たランプか
らの光と室内の下方に到達するまでに融合しあって、さ
らに、柔らかな光で照らすことができるものとなる。
また、複数のルーバーが階段状に上の段になるほどせ
り出すように配置されていることは、天井の全体構成に
おいて外観上で違和感を与えず重厚感を醸しだすことが
できるものであって、天井と一体感を保ちつつ間接照明
ができるものである。
請求項2にかかるこの考案の効果は、天井の垂下面に
配置された換気口をルーバーが覆うので換気口が室内に
露呈せず、ルーバーの間隙を通じて通気できるので、室
内美観を損なうことなく換気できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の天井構造体の第一実施例の縦断面
図、第2図、第3図は、同上の施工状態を示す斜視図、
第4図は、本考案の天井構造体の第二実施例の縦断面
図、第5図は、同上の施工状態を示す斜視図、第6図
は、本考案の天井構造体の第三実施例の縦断面図、第7
図は、同上の施工状態を示す斜視図である。 1…ルーバー、2…ランプ、3…ブラケット、4…垂下
面、7…ボーダー天井、8…天井板、9…野縁、10…ダ
クト、11…換気口、12…枠、13…吊り金具。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折込み天井の垂下面にランプを点滅自在に
    配置し、該垂下面と該ランプを覆い、且つ、該ランプか
    らの光が主として横方向へ放射されるように複数のルー
    バーが各々で間隙を形成して階段状に上の段になるほど
    せり出すように配置されて成ることを特徴とする天井構
    造体。
  2. 【請求項2】上記垂下面に換気口を配置し、該換気口が
    小屋裏に配置されたダクトと連通されてなることを特徴
    とする請求項1に記載の天井構造体。
JP1989085790U 1989-07-21 1989-07-21 天井構造体 Expired - Lifetime JP2519719Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5442555Y2 (ja) * 1976-12-15 1979-12-10
JPS5890905U (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 松下電工株式会社 照明器具付飾り天井

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