JP2519625Y2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JP2519625Y2 JP2519625Y2 JP1989016928U JP1692889U JP2519625Y2 JP 2519625 Y2 JP2519625 Y2 JP 2519625Y2 JP 1989016928 U JP1989016928 U JP 1989016928U JP 1692889 U JP1692889 U JP 1692889U JP 2519625 Y2 JP2519625 Y2 JP 2519625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- punch
- prepaid card
- printer
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は印字装置に関し、特にプリペードカードで
精算等を行なう電子機器に用いられる印字装置に関す
る。
精算等を行なう電子機器に用いられる印字装置に関す
る。
[考案の概要] この考案の印字装置は、プリンタ部に導入するロール
紙を保持する保持部に収納部を一体的に設け、この保持
部と収納部とを装置内部により着脱自在とすることによ
り、例えば、プリペードカードのパンチ屑等のゴミを収
納部に収容し、ロール紙を交換する際に、収納部内のゴ
ミを確認でき、収納部からゴミがあふれる前に必ず捨て
ることができるようにすることである。
紙を保持する保持部に収納部を一体的に設け、この保持
部と収納部とを装置内部により着脱自在とすることによ
り、例えば、プリペードカードのパンチ屑等のゴミを収
納部に収容し、ロール紙を交換する際に、収納部内のゴ
ミを確認でき、収納部からゴミがあふれる前に必ず捨て
ることができるようにすることである。
[従来の技術] 近年、現金を持ち歩かないために、プリペードカード
が広く普及している。このようなプリペードカードを使
用する機器として、例えば、カード処理装置等のデータ
処理装置がある。
が広く普及している。このようなプリペードカードを使
用する機器として、例えば、カード処理装置等のデータ
処理装置がある。
この種のデータ処理装置は、本体ケース内に印字装置
やカードリーダ等が組み込まれており、カード挿入口か
らプリペードカードを差し込むと、このプリペードカー
ドに記憶されているデータ(残高等の使用度数)をカー
ドリーダで読み取り、新たなデータを書き込むととも
に、カードリーダの穿孔手段でプリペードカードに使用
度数の目安となるパンチ孔を明けて、再びカード挿入口
に送り出す。これと同時に、本体ケース内の印字装置で
はロール紙に必要なデータを順次印字してレシート等と
して発行する。そして、このレシート等と共にプリペー
ドカードを再び顧客に手渡す。
やカードリーダ等が組み込まれており、カード挿入口か
らプリペードカードを差し込むと、このプリペードカー
ドに記憶されているデータ(残高等の使用度数)をカー
ドリーダで読み取り、新たなデータを書き込むととも
に、カードリーダの穿孔手段でプリペードカードに使用
度数の目安となるパンチ孔を明けて、再びカード挿入口
に送り出す。これと同時に、本体ケース内の印字装置で
はロール紙に必要なデータを順次印字してレシート等と
して発行する。そして、このレシート等と共にプリペー
ドカードを再び顧客に手渡す。
このようなデータ処理装置においては、カードリーダ
の穿孔手段によりプリペードカードにパンチ孔を明ける
ため、パンチ屑が発生する。そのため、本体ケース内に
は打ち抜かれたパンチ屑を収納するための収納部が設け
られている。
の穿孔手段によりプリペードカードにパンチ孔を明ける
ため、パンチ屑が発生する。そのため、本体ケース内に
は打ち抜かれたパンチ屑を収納するための収納部が設け
られている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上述したようなデータ処理装置においては、
カードリーダの穿孔手段により打ち抜かれたパンチ屑を
本体ケース内の収納部に溜めて、パンチ屑が本体ケース
内に散らばらないように構成されているが、長い間使用
していると、収納部にパンチ屑が溜まってあふれてしま
う。このように収納部からパンチ屑があふれると、パン
チ屑が印字装置やカードリーダ等に詰まって装置の故障
や損傷を招く。
カードリーダの穿孔手段により打ち抜かれたパンチ屑を
本体ケース内の収納部に溜めて、パンチ屑が本体ケース
内に散らばらないように構成されているが、長い間使用
していると、収納部にパンチ屑が溜まってあふれてしま
う。このように収納部からパンチ屑があふれると、パン
チ屑が印字装置やカードリーダ等に詰まって装置の故障
や損傷を招く。
これは、ロール紙の交換等に比べてパンチ屑を捨てる
回数が極めて少ないため、忘れたり、気が付かなったり
するからである。
回数が極めて少ないため、忘れたり、気が付かなったり
するからである。
してみれば、ロール紙の交換の際に必ずパンチ屑を確
認できるように工夫すれば、仮りにパンチ屑を捨てるの
を忘れていても、ロール紙の交換時に気が付き、収納部
からあふれる前にパンチ屑を捨てることができる。
認できるように工夫すれば、仮りにパンチ屑を捨てるの
を忘れていても、ロール紙の交換時に気が付き、収納部
からあふれる前にパンチ屑を捨てることができる。
この考案の課題は、ロール紙の交換の際にパンチ屑等
のゴミを収容する収納部を確認できる構造にすることで
ある。
のゴミを収容する収納部を確認できる構造にすることで
ある。
[課題を解決するための手段] この考案の手段は次の通りである。
この考案は印字装置は、プリペイドカードにパンチ孔
を開け、パンチ屑を排出する穿孔手段を持つプリペイド
カード処理装置と共に用いられるものであり、以下の手
段を持つ。
を開け、パンチ屑を排出する穿孔手段を持つプリペイド
カード処理装置と共に用いられるものであり、以下の手
段を持つ。
(1)プリンタ部。
例えば、電子機器に組み込まれて用いられるものであ
り、与えられたデータを印字する印字ヘッドやインクカ
セット等よりなる。電子機器としては、カード処理装置
などのデータ処理装置であり、特に、プリペイドカード
やテープ等に孔を開ける穿孔手段を有する。印字ヘッド
としては、サーマルヘッド、ワイヤードットヘッド、印
字輪等であるが、インパクト式のものが望ましい。ま
た、印字ヘッドはロール紙の幅方向に移動しながら1字
づつ印字するものでもよく、あるいはロール紙の幅方向
にライン上に配列されて1行づつ印字するものでもよ
い。インクカセットとしては、カセットケース内にイン
クリボン等を巻き取り可能に収納したもの等であり、印
字速度に応じてインリボンが巻き取られるものが望まし
い。
り、与えられたデータを印字する印字ヘッドやインクカ
セット等よりなる。電子機器としては、カード処理装置
などのデータ処理装置であり、特に、プリペイドカード
やテープ等に孔を開ける穿孔手段を有する。印字ヘッド
としては、サーマルヘッド、ワイヤードットヘッド、印
字輪等であるが、インパクト式のものが望ましい。ま
た、印字ヘッドはロール紙の幅方向に移動しながら1字
づつ印字するものでもよく、あるいはロール紙の幅方向
にライン上に配列されて1行づつ印字するものでもよ
い。インクカセットとしては、カセットケース内にイン
クリボン等を巻き取り可能に収納したもの等であり、印
字速度に応じてインリボンが巻き取られるものが望まし
い。
(2)プリンタ部に導入するロール紙を保持するロール
紙保持部。
紙保持部。
例えば、ロール紙の芯に差し込まれる支持部材や、ロ
ール紙を回転可能に収納する収納ケース等であり、本体
ケースに対して着脱可能に設けられるものが望ましい。
ロール紙は1枚重ねのものでも、複数枚重ねたものでも
よく、紙質としては普通紙でも感熱紙でもよいが、2枚
重ねの場合には1枚目の裏面にカーボン等を設けたもの
を用いる。
ール紙を回転可能に収納する収納ケース等であり、本体
ケースに対して着脱可能に設けられるものが望ましい。
ロール紙は1枚重ねのものでも、複数枚重ねたものでも
よく、紙質としては普通紙でも感熱紙でもよいが、2枚
重ねの場合には1枚目の裏面にカーボン等を設けたもの
を用いる。
(3)穿孔手段によって打ち抜かれたパンチ屑を収納す
るように、当該印字装置内部に装着された状態でプリペ
イドカード処理装置の穿孔手段のパンチ屑の排出部に対
応する位置に配置される。ロール紙保持部と一体的に設
けられたパンチ屑収納部。
るように、当該印字装置内部に装着された状態でプリペ
イドカード処理装置の穿孔手段のパンチ屑の排出部に対
応する位置に配置される。ロール紙保持部と一体的に設
けられたパンチ屑収納部。
例えば、箱状に形成され、カードやテープ等のパンチ
屑等のゴミを溜めるものであり、その容積はロール紙を
1回交換する間にパンチ屑等のゴミがあふれない程度の
大きさに形成されている。
屑等のゴミを溜めるものであり、その容積はロール紙を
1回交換する間にパンチ屑等のゴミがあふれない程度の
大きさに形成されている。
(4)ロール紙保持部とパンチ屑収納部とを当該印字装
置内部より一体的に着脱自在とし、収納部はロール紙を
保持する保持部とともに装置内部より取り出せる。
置内部より一体的に着脱自在とし、収納部はロール紙を
保持する保持部とともに装置内部より取り出せる。
[作用] この考案の手段の作用は次の通りである。
プリンタ部に導入されるロール紙を保持するロール紙
保持部にパンチ屑収納部が一体的に設けられ、ロール紙
保持部とパンチ屑収納部とを装置内部より着脱自在とし
ているので、ロール紙を交換する際、ロール紙保持部と
共にパンチ屑収納部も取り出せ、パンチ屑収納部に溜ま
っているパンチ屑等のゴミを確認することができる。そ
のため、パンチ屑収納部のゴミを捨てるのを忘れていて
も、ロール紙の交換の際には必ず気が付き、ゴミがパン
チ屑収納部からあふれる前に捨てることができる。この
結果、パンチ屑収納部からパンチ屑等のゴミがあふれ
て、プリンタ部等に詰まることがなく、装置の故障や損
傷を確実に防ぐことができる。
保持部にパンチ屑収納部が一体的に設けられ、ロール紙
保持部とパンチ屑収納部とを装置内部より着脱自在とし
ているので、ロール紙を交換する際、ロール紙保持部と
共にパンチ屑収納部も取り出せ、パンチ屑収納部に溜ま
っているパンチ屑等のゴミを確認することができる。そ
のため、パンチ屑収納部のゴミを捨てるのを忘れていて
も、ロール紙の交換の際には必ず気が付き、ゴミがパン
チ屑収納部からあふれる前に捨てることができる。この
結果、パンチ屑収納部からパンチ屑等のゴミがあふれ
て、プリンタ部等に詰まることがなく、装置の故障や損
傷を確実に防ぐことができる。
[実施例] 以下、一実施例を第1図〜第3図を参照しながら説明
する。
する。
第1図および第2図はタクシー等に使用されるプリペ
ードカード処理装置を示す。このプリペードカード処理
装置は、運転席の隣に配設されてタクシー料金を精算し
て登録処理するものであり、第1図に示すように、本体
ケース1内にカードリーダ2と引き出し部材3とが並列
に配置されており、本体ケース1の前面には表示部4が
カードリーダ2と対応して設けられ、引き出し部材3の
前面にはプリンタ部5が、その奥にロール紙収納部6が
設けられ、引き出し部材3の下方には回路基板7が配置
されている。
ードカード処理装置を示す。このプリペードカード処理
装置は、運転席の隣に配設されてタクシー料金を精算し
て登録処理するものであり、第1図に示すように、本体
ケース1内にカードリーダ2と引き出し部材3とが並列
に配置されており、本体ケース1の前面には表示部4が
カードリーダ2と対応して設けられ、引き出し部材3の
前面にはプリンタ部5が、その奥にロール紙収納部6が
設けられ、引き出し部材3の下方には回路基板7が配置
されている。
本体ケース1は部品を収容して保護するものであり、
シャーシ8、前面パネル9、および保護カバー10等から
構成されている。シャーシ8は鉄等の金属板よりなり、
両端に折曲部8a、8a(一方は図示せず)が形成されてお
り、その上面における右側にはカードリーダ2が設けら
れ、左側には回路基板7が設けられ、この回路基板7の
手前両側にガイドレール11、11が対向して設けられてい
る。このガイドレール11、11は引き出し部材3をスライ
ド可能に保持するものであり、一対の金属板よりなり、
シャーシ8上に立設され、その対向面の上部に断面
「コ」字状のレール溝11a、11aがそれぞれ形成されてい
る。前面パネル9は合成樹脂よりなる平板状のものであ
り、シャーシ8の前端に立ち上がって取り付けられてお
り、その右側には表示部4およびカード挿入口12がカー
ドリーダ2と対応して設けられ、左側には引き出し部材
3が挿通する開口部9aが形成されている。なお、保護カ
バー10はシャーシ8上に設けられたカードリーダ2、引
き出し部材3、および回路基板7を覆って保護するもの
であり、金属板等よりなり、全体が「コ」字状をなし、
その両側下部がシャーシ8の折曲部8aにビス止めされる
とともに、手前側上部が前面パネル9の上端にビス止め
される。
シャーシ8、前面パネル9、および保護カバー10等から
構成されている。シャーシ8は鉄等の金属板よりなり、
両端に折曲部8a、8a(一方は図示せず)が形成されてお
り、その上面における右側にはカードリーダ2が設けら
れ、左側には回路基板7が設けられ、この回路基板7の
手前両側にガイドレール11、11が対向して設けられてい
る。このガイドレール11、11は引き出し部材3をスライ
ド可能に保持するものであり、一対の金属板よりなり、
シャーシ8上に立設され、その対向面の上部に断面
「コ」字状のレール溝11a、11aがそれぞれ形成されてい
る。前面パネル9は合成樹脂よりなる平板状のものであ
り、シャーシ8の前端に立ち上がって取り付けられてお
り、その右側には表示部4およびカード挿入口12がカー
ドリーダ2と対応して設けられ、左側には引き出し部材
3が挿通する開口部9aが形成されている。なお、保護カ
バー10はシャーシ8上に設けられたカードリーダ2、引
き出し部材3、および回路基板7を覆って保護するもの
であり、金属板等よりなり、全体が「コ」字状をなし、
その両側下部がシャーシ8の折曲部8aにビス止めされる
とともに、手前側上部が前面パネル9の上端にビス止め
される。
カードリーダ2は前面パネル9のカード挿入口12から
挿入されたプリペードカード13のデータを読み取るもの
であり、シャーシ8上の右側に設けられている。すなわ
ち、カードリーダ2はシャーシ8に立設された支持柱14
…上に鉄等の金属板よりなる取付板15が設けられ、この
取付板15の下面に設けられている。また、このカードリ
ーダ2は差し込まれたプリペードカード13のデータを読
み取る以外に、カード挿入口12から内部にプリペードカ
ード13を引き込むとともに、引き込んだプリペードカー
ド13を再び送り出す搬送手段(図示せず)、および引き
込んだプリペードカード13にパンチ孔13aを明けてその
使用状態(例えば、残高等の使用度数)を表わす穿孔手
段16等を備えている。この穿孔手段16は第3図に示すよ
うに、プリペードカード13にパンチ孔13aを明ける穿孔
用の電磁ソレノイド17と、打ち抜かれたパンチ屑13bを
所定方向にガイドして排出する排出部材18とからなり、
この排出部材18の下面に電磁ソレノイド17が配置され、
その間にプリペードカード13が挿入する。すなわち、電
磁ソレノイド17は上部にプランジャ17aを有し、カード
リーダ2から電気信号が与えられると、プランシャ17a
が上方へ突出し、プリペードカード13にパンチ孔13aを
明け、そのパンチ屑13bを上方へ飛ばす。また、排出部
材18は右端側が閉塞された筒状をなし、電磁ソレノイド
17と対応する下面にはパンチ屑13bが飛び込む飛込孔18a
が設けられ、左端側には内部に飛び込んだパンチ屑13b
を排出する排出口18bが設けられ、内部上面には飛込孔1
8aから飛び込んだパンチ屑13bを排出口18bに弾き飛ばす
傾斜部18cが形成されており、左端の排出口18bが後述す
る引き出し部材3のロール紙収納部6の上方に位置した
状態で、ビス18dによりカードリーダ2上に取り付けら
れている。なお、プリペードカード13はパンチ孔13a以
外に、磁気により詳細なデータが記憶されている。
挿入されたプリペードカード13のデータを読み取るもの
であり、シャーシ8上の右側に設けられている。すなわ
ち、カードリーダ2はシャーシ8に立設された支持柱14
…上に鉄等の金属板よりなる取付板15が設けられ、この
取付板15の下面に設けられている。また、このカードリ
ーダ2は差し込まれたプリペードカード13のデータを読
み取る以外に、カード挿入口12から内部にプリペードカ
ード13を引き込むとともに、引き込んだプリペードカー
ド13を再び送り出す搬送手段(図示せず)、および引き
込んだプリペードカード13にパンチ孔13aを明けてその
使用状態(例えば、残高等の使用度数)を表わす穿孔手
段16等を備えている。この穿孔手段16は第3図に示すよ
うに、プリペードカード13にパンチ孔13aを明ける穿孔
用の電磁ソレノイド17と、打ち抜かれたパンチ屑13bを
所定方向にガイドして排出する排出部材18とからなり、
この排出部材18の下面に電磁ソレノイド17が配置され、
その間にプリペードカード13が挿入する。すなわち、電
磁ソレノイド17は上部にプランジャ17aを有し、カード
リーダ2から電気信号が与えられると、プランシャ17a
が上方へ突出し、プリペードカード13にパンチ孔13aを
明け、そのパンチ屑13bを上方へ飛ばす。また、排出部
材18は右端側が閉塞された筒状をなし、電磁ソレノイド
17と対応する下面にはパンチ屑13bが飛び込む飛込孔18a
が設けられ、左端側には内部に飛び込んだパンチ屑13b
を排出する排出口18bが設けられ、内部上面には飛込孔1
8aから飛び込んだパンチ屑13bを排出口18bに弾き飛ばす
傾斜部18cが形成されており、左端の排出口18bが後述す
る引き出し部材3のロール紙収納部6の上方に位置した
状態で、ビス18dによりカードリーダ2上に取り付けら
れている。なお、プリペードカード13はパンチ孔13a以
外に、磁気により詳細なデータが記憶されている。
表示部4はタクシー料金等を表示するものであり、例
えば液晶表示パネル等よりなり、前面パネル9の右側に
設けられている。この場合、表示部4はタクシーの料金
メータと連動して料金等を表示するが、必ずしも料金メ
ータと連動する必要はなく、例えばデータ入力用の入力
装置を設け、この入力装置で料金等のデータを手で入力
して表示するようにしてもよい。
えば液晶表示パネル等よりなり、前面パネル9の右側に
設けられている。この場合、表示部4はタクシーの料金
メータと連動して料金等を表示するが、必ずしも料金メ
ータと連動する必要はなく、例えばデータ入力用の入力
装置を設け、この入力装置で料金等のデータを手で入力
して表示するようにしてもよい。
回路基板7は装置全体を制御する回路の主要部分であ
り、電源部19およびコネクタ7a等を有し、シャーシ8上
の左側にビス7b…により取り付けられ、カードリーダ
2、表示部4、プリンタ部5等が電気的に接続されてい
る。
り、電源部19およびコネクタ7a等を有し、シャーシ8上
の左側にビス7b…により取り付けられ、カードリーダ
2、表示部4、プリンタ部5等が電気的に接続されてい
る。
引き出し部材3は本体ケース1内に収納されて外部に
引き出されるものであり、前面にプリンタ収納部20が、
その背面側にロール紙収納部6および電源カバー部21が
それぞれ一体に形成されているとともに、両側にはレー
ル部22、22がプリンタ収納部20から電源カバー部21の背
面側へ延設されている。すなわち、引き出し部材3は合
成樹脂よりなり、総て一体に成型されており、レール部
22、22がシャーシ8上に立設されたガイドレール11、11
のレール溝11a、11aにスライド可能に保持され、前面パ
ネル9の開口部9aを通して本体ケース1の内外に出没す
るとともに、本体ケース1内において回路基板7の上方
に収納配置される。この場合、レール部22、22の各奥端
部にはストッパ22a、22aが設けられ、このストッパ22
a、22aがガイドレール11、11の奥端部に当接し、引き出
し部材3が本体ケース1内から完全に抜け出すのを阻止
している。また、プリンタ収納部20はプリンタ部5を収
納するものであり、前面パネル9の開口部9aの縁部に当
接して外部に配置され、前面パネル9の下部に設けられ
た係止部9bに軽く係止される。なお、電源カバー部21は
引き出し部材3が本体ケース1内に収納された際に回路
基板7の電源部19を覆って保護する。
引き出されるものであり、前面にプリンタ収納部20が、
その背面側にロール紙収納部6および電源カバー部21が
それぞれ一体に形成されているとともに、両側にはレー
ル部22、22がプリンタ収納部20から電源カバー部21の背
面側へ延設されている。すなわち、引き出し部材3は合
成樹脂よりなり、総て一体に成型されており、レール部
22、22がシャーシ8上に立設されたガイドレール11、11
のレール溝11a、11aにスライド可能に保持され、前面パ
ネル9の開口部9aを通して本体ケース1の内外に出没す
るとともに、本体ケース1内において回路基板7の上方
に収納配置される。この場合、レール部22、22の各奥端
部にはストッパ22a、22aが設けられ、このストッパ22
a、22aがガイドレール11、11の奥端部に当接し、引き出
し部材3が本体ケース1内から完全に抜け出すのを阻止
している。また、プリンタ収納部20はプリンタ部5を収
納するものであり、前面パネル9の開口部9aの縁部に当
接して外部に配置され、前面パネル9の下部に設けられ
た係止部9bに軽く係止される。なお、電源カバー部21は
引き出し部材3が本体ケース1内に収納された際に回路
基板7の電源部19を覆って保護する。
プリンタ部5は表示部4に表示されたタクシー料金等
のデータのうち、必要なデータをロール紙23に印字して
レシート等として顧客に発行するものであり、印字ヘッ
ド部24、インクカセット25、およびプリンタカバー26等
から構成されている。印字ヘッド部24はインパクト形式
のサーマルヘッド、ワイヤードットヘッド、印字輪等
で、ロール紙23の幅に沿って1字づつ印字する構成とな
っており、フレキシブルコード27が接続され、このフレ
キシブルコード27の他端のコネクタ27aが回路基板7の
コネクタ7aに着脱可能に接続され、これによりに回路基
板7に電気的に接続されている。インクカセット25は内
部にインクリボンを有し、印字ヘッド部24により1行印
字されるごとに、インクリボンがロール紙23の幅方向に
沿って供給側から巻取側に巻き取られ、常に新たな部分
をロール紙23に対応させる。この場合、インクカセット
25と印字ヘッド部24との間にはロール紙23を送り出す送
出口28が設けられているが、インクカセット25のインク
リボンは送出口28の下側に位置し、印字ヘッド部24が接
離可能となっている。なお、インクカセット25は印字ヘ
ッド部24のプラテンの役目も兼ねている。プリンタカバ
ー26はプリンタ収納部20の前面に着脱可能に取り付けら
れるものであり、その前面にはカッタ29を有する発行口
30が送出口28と対応して設けられ、下部にはプリンタ収
納部20の係止孔20a、20aに係脱可能に係止される係止フ
ック31、31が設けられている。
のデータのうち、必要なデータをロール紙23に印字して
レシート等として顧客に発行するものであり、印字ヘッ
ド部24、インクカセット25、およびプリンタカバー26等
から構成されている。印字ヘッド部24はインパクト形式
のサーマルヘッド、ワイヤードットヘッド、印字輪等
で、ロール紙23の幅に沿って1字づつ印字する構成とな
っており、フレキシブルコード27が接続され、このフレ
キシブルコード27の他端のコネクタ27aが回路基板7の
コネクタ7aに着脱可能に接続され、これによりに回路基
板7に電気的に接続されている。インクカセット25は内
部にインクリボンを有し、印字ヘッド部24により1行印
字されるごとに、インクリボンがロール紙23の幅方向に
沿って供給側から巻取側に巻き取られ、常に新たな部分
をロール紙23に対応させる。この場合、インクカセット
25と印字ヘッド部24との間にはロール紙23を送り出す送
出口28が設けられているが、インクカセット25のインク
リボンは送出口28の下側に位置し、印字ヘッド部24が接
離可能となっている。なお、インクカセット25は印字ヘ
ッド部24のプラテンの役目も兼ねている。プリンタカバ
ー26はプリンタ収納部20の前面に着脱可能に取り付けら
れるものであり、その前面にはカッタ29を有する発行口
30が送出口28と対応して設けられ、下部にはプリンタ収
納部20の係止孔20a、20aに係脱可能に係止される係止フ
ック31、31が設けられている。
ロール紙収納部6はロール紙23を収納するものであ
り、引き出し部材3のプリンタ収納部20の背面に設けら
れ、その内部に支持部材32、収納箱33、およびセパレー
タ34が着脱可能に配置されている。すなわち、支持部材
32、収納箱33、およびセパレータ34は合成樹脂により一
体に形成され、引き出し部材3の上方より着脱可能にロ
ール紙収納部6内に収納される。この場合、ロール紙23
は記録紙を2枚に重ねてロール状に巻いたものであり、
印字ヘッド部24で印字される記録紙の裏面にはカーボン
が設けられ、このカーボンで2枚目の記録紙に重ね打ち
される。支持部材32はロール紙23を回転自在に支持する
ものであり、ロール紙23の芯に挿入する丸棒状をなし、
その一端が収納箱33の側壁に設けられ、他端がロール紙
収納部6の内壁に形成された取付溝6a内に配置される。
収納箱33はカードリーダ2の穿孔手段16で打ち抜かれた
プリペードカード13のパンチ屑13bを収容するものであ
り、ロール紙収納部6の右辺側に着脱可能に装着され、
引き出し部材3が本体ケース1内に収納された際に、カ
ードリーダ2の排出部材18の下側に位置し、排出部材18
の排出口18bから落下したパンチ屑13bを収容する。この
場合、収納箱33の収容容積はロール紙23を1回交換する
間にパンチ屑13b…があふれない程度の充分な大きさに
形成されている。セパレータ34は2枚重ねのロール紙23
を分離してプリンタ部5に送り込むものであり、2本の
棒を収納箱33に設けられた取付部材35と収納箱33との間
に架け渡してなり、プリンタ収納部20の背面近傍に配置
される。この場合、ロール紙23は記録紙が2枚に重なっ
ているので、表面側の記録紙と裏面側の記録紙とでは長
さが異なり、その差を調節して位置合わせをも行なう。
り、引き出し部材3のプリンタ収納部20の背面に設けら
れ、その内部に支持部材32、収納箱33、およびセパレー
タ34が着脱可能に配置されている。すなわち、支持部材
32、収納箱33、およびセパレータ34は合成樹脂により一
体に形成され、引き出し部材3の上方より着脱可能にロ
ール紙収納部6内に収納される。この場合、ロール紙23
は記録紙を2枚に重ねてロール状に巻いたものであり、
印字ヘッド部24で印字される記録紙の裏面にはカーボン
が設けられ、このカーボンで2枚目の記録紙に重ね打ち
される。支持部材32はロール紙23を回転自在に支持する
ものであり、ロール紙23の芯に挿入する丸棒状をなし、
その一端が収納箱33の側壁に設けられ、他端がロール紙
収納部6の内壁に形成された取付溝6a内に配置される。
収納箱33はカードリーダ2の穿孔手段16で打ち抜かれた
プリペードカード13のパンチ屑13bを収容するものであ
り、ロール紙収納部6の右辺側に着脱可能に装着され、
引き出し部材3が本体ケース1内に収納された際に、カ
ードリーダ2の排出部材18の下側に位置し、排出部材18
の排出口18bから落下したパンチ屑13bを収容する。この
場合、収納箱33の収容容積はロール紙23を1回交換する
間にパンチ屑13b…があふれない程度の充分な大きさに
形成されている。セパレータ34は2枚重ねのロール紙23
を分離してプリンタ部5に送り込むものであり、2本の
棒を収納箱33に設けられた取付部材35と収納箱33との間
に架け渡してなり、プリンタ収納部20の背面近傍に配置
される。この場合、ロール紙23は記録紙が2枚に重なっ
ているので、表面側の記録紙と裏面側の記録紙とでは長
さが異なり、その差を調節して位置合わせをも行なう。
次に、上述したように構成されたプリペードカード処
理装置を使用する場合について説明する。
理装置を使用する場合について説明する。
予め、第1図に示すように、引き出し部材3のロール
紙収納部6内にロール紙23および収納箱33を装着して、
本体ケース1内にセットする。すなわち、ロール紙23を
支持部材32で回転可能に支持し、この状態で支持部材32
と共に収納箱33およびセパレータ34を引き出し部材3の
ロール紙収納部6内に装着する。そして、引き出し部材
3を本体ケース1内にスライドさせて収納すると、前面
にプリンタ収納部20と表示部4とが並び、ロール紙収納
部6内の収納箱33はカードリーダ2の穿孔手段16と対応
し、かつその排出部材18の排出口18bの下側に配置され
る。
紙収納部6内にロール紙23および収納箱33を装着して、
本体ケース1内にセットする。すなわち、ロール紙23を
支持部材32で回転可能に支持し、この状態で支持部材32
と共に収納箱33およびセパレータ34を引き出し部材3の
ロール紙収納部6内に装着する。そして、引き出し部材
3を本体ケース1内にスライドさせて収納すると、前面
にプリンタ収納部20と表示部4とが並び、ロール紙収納
部6内の収納箱33はカードリーダ2の穿孔手段16と対応
し、かつその排出部材18の排出口18bの下側に配置され
る。
この状態で、タクシーに顧客を乗せて運転すると、料
金メータと連動して表示部4には、走行距離に応じた料
金が逐次表示される。なお、表示部4が料金メータと連
動していない場合には、目的地に到着した際に料金等の
データを入力装置から入力して表示部4に表示する。そ
して、顧客が料金を精算する場合には、顧客のプリペー
ドカード13を表示部4の上部に設けられたカード挿入口
12に差し込む。
金メータと連動して表示部4には、走行距離に応じた料
金が逐次表示される。なお、表示部4が料金メータと連
動していない場合には、目的地に到着した際に料金等の
データを入力装置から入力して表示部4に表示する。そ
して、顧客が料金を精算する場合には、顧客のプリペー
ドカード13を表示部4の上部に設けられたカード挿入口
12に差し込む。
このようにプリペードカード13がカード挿入口12に差
し込まれると、プリペードカード13はカードリーダ2内
に送り込まれ、このカードリーダ2でデータ(使用度数
等)が読み取られるとともに、表示部4に表示された料
金に応じて、カードリーダ2の穿孔手段16でプリペード
カード13の所定箇所にパンチ孔13aが明けられる。すな
わち、プリペードカード13は第3図に示すように、電磁
ソレノイド17と排出部材18との間に配置され、この状態
でカードリーダ2から電気信号が電磁ソレノイド17に与
えられると、プランジャ17aが上方へ突出し、プリペー
ドカード13の所定箇所を打ち抜いてパンチ孔13aを形成
する。このパンチ孔13aは使用度数の目安であり、この
ようにパンチ孔13aが明けられると、そのパンチ屑13bは
排出部材18の飛込孔18aから内部に飛び込み、内部の傾
斜部18cで弾かれて排出口18bに送られ、この排出口18b
からロール紙収納部6の収納箱33内に落下する。そのた
め、パンチ屑13bは本体ケース1内に散らばることがな
く、排出部材18で案内されて収納箱33内に良好に溜めら
れる。このようにパンチ孔13aが明けられたプリペード
カード13はカードリーダ2により再びカード挿入口12に
戻される。
し込まれると、プリペードカード13はカードリーダ2内
に送り込まれ、このカードリーダ2でデータ(使用度数
等)が読み取られるとともに、表示部4に表示された料
金に応じて、カードリーダ2の穿孔手段16でプリペード
カード13の所定箇所にパンチ孔13aが明けられる。すな
わち、プリペードカード13は第3図に示すように、電磁
ソレノイド17と排出部材18との間に配置され、この状態
でカードリーダ2から電気信号が電磁ソレノイド17に与
えられると、プランジャ17aが上方へ突出し、プリペー
ドカード13の所定箇所を打ち抜いてパンチ孔13aを形成
する。このパンチ孔13aは使用度数の目安であり、この
ようにパンチ孔13aが明けられると、そのパンチ屑13bは
排出部材18の飛込孔18aから内部に飛び込み、内部の傾
斜部18cで弾かれて排出口18bに送られ、この排出口18b
からロール紙収納部6の収納箱33内に落下する。そのた
め、パンチ屑13bは本体ケース1内に散らばることがな
く、排出部材18で案内されて収納箱33内に良好に溜めら
れる。このようにパンチ孔13aが明けられたプリペード
カード13はカードリーダ2により再びカード挿入口12に
戻される。
一方、これと同時に、カードリーダ2からプリンタ部
5にも必要なデータが与えられ、このデータを印字ヘッ
ド部24がロール紙23に順次印字する。この場合には、ロ
ール紙23は支持部材32を中心に回転し、セパレータ34で
2枚重ねの記録紙が分離され、かつその長さが調節され
て位置合わせされる。この状態で、ロール紙23は順次プ
リンタ部5に送り込まれ、このプリンタ部5で印字され
てプリンタカバー26の発行口30から送り出される。この
ように送り出された記録紙はカッタ29で切断され、1枚
が顧客にレシートして発行され、他の1枚が控えとして
保管される。なお、顧客にレシートを手渡す際には、プ
リペードカード13をも同時に手渡す。
5にも必要なデータが与えられ、このデータを印字ヘッ
ド部24がロール紙23に順次印字する。この場合には、ロ
ール紙23は支持部材32を中心に回転し、セパレータ34で
2枚重ねの記録紙が分離され、かつその長さが調節され
て位置合わせされる。この状態で、ロール紙23は順次プ
リンタ部5に送り込まれ、このプリンタ部5で印字され
てプリンタカバー26の発行口30から送り出される。この
ように送り出された記録紙はカッタ29で切断され、1枚
が顧客にレシートして発行され、他の1枚が控えとして
保管される。なお、顧客にレシートを手渡す際には、プ
リペードカード13をも同時に手渡す。
このようにしてプリペードカード処理装置を使用し
て、例えばロール紙23が無くなった場合には、引き出し
部材3を本体ケース1内から引き出して、ロール紙23を
交換する。すなわち、引き出し部材3はその両側のレー
ル部22、22がシャーシ8に立設されたガイドレール11、
11のレール溝11a、11aにスライド可能に保持されている
ので、このレール溝11a、11aに沿って本体ケース1の外
部にスムーズに引き出される。この場合、レール部22、
22の奥端に設けられたストッパ22a、22aがガイドレール
11、11の奥端部に当接するので、引き出し部材3が本体
ケース1内から完全に抜け出すことはない。このように
引き出し部材3が本体ケース1から引き出されると、プ
リンタ部5およびロール紙23は引き出し部材3と共に引
き出されて外部に露出する。このようにプリンタ部5お
よびロール紙23等が外部に露出すると、ロール紙収納部
6に装着された収納箱33も露出するので、収納箱33内の
パンチ屑13b…を確認することができる。そして、ロー
ル紙23を支持する支持部材32を取り出してロール紙23を
交換する際には、収納箱33も同時に取り出されるので、
パンチ屑13b…が収納箱33からあふれる前に、パンチ屑1
3b…を忘れずに捨てることができる。そのため、パンチ
屑13b…が収納箱33からあふれて、プリンタ部5やカー
ドリーダ2等に詰まることがなく、装置の故障や損傷を
確実に防ぐことができる。なお、このようにロール紙23
を交換する際には、引き出し部材3を本体ケース1内か
ら引き出して、プリンタ部5およびロール紙23を外部に
露出させて行なうので、本体ケース1内の他部品等が邪
魔にならず、簡単かつ速やかにロール紙23を交換するこ
とができる。このことは、紙詰まり等の場合にも同様で
あり、簡単かつ速やかに対処することができる。そのた
め、このようなプリペードカード処理装置は、タクシー
等のように路上において精算を行なうものに用いれば、
上述したようにロール紙23および紙詰まりの解消等を速
やかに行なうことができるので、交通障害等にならず、
交通安全にも役立つ。
て、例えばロール紙23が無くなった場合には、引き出し
部材3を本体ケース1内から引き出して、ロール紙23を
交換する。すなわち、引き出し部材3はその両側のレー
ル部22、22がシャーシ8に立設されたガイドレール11、
11のレール溝11a、11aにスライド可能に保持されている
ので、このレール溝11a、11aに沿って本体ケース1の外
部にスムーズに引き出される。この場合、レール部22、
22の奥端に設けられたストッパ22a、22aがガイドレール
11、11の奥端部に当接するので、引き出し部材3が本体
ケース1内から完全に抜け出すことはない。このように
引き出し部材3が本体ケース1から引き出されると、プ
リンタ部5およびロール紙23は引き出し部材3と共に引
き出されて外部に露出する。このようにプリンタ部5お
よびロール紙23等が外部に露出すると、ロール紙収納部
6に装着された収納箱33も露出するので、収納箱33内の
パンチ屑13b…を確認することができる。そして、ロー
ル紙23を支持する支持部材32を取り出してロール紙23を
交換する際には、収納箱33も同時に取り出されるので、
パンチ屑13b…が収納箱33からあふれる前に、パンチ屑1
3b…を忘れずに捨てることができる。そのため、パンチ
屑13b…が収納箱33からあふれて、プリンタ部5やカー
ドリーダ2等に詰まることがなく、装置の故障や損傷を
確実に防ぐことができる。なお、このようにロール紙23
を交換する際には、引き出し部材3を本体ケース1内か
ら引き出して、プリンタ部5およびロール紙23を外部に
露出させて行なうので、本体ケース1内の他部品等が邪
魔にならず、簡単かつ速やかにロール紙23を交換するこ
とができる。このことは、紙詰まり等の場合にも同様で
あり、簡単かつ速やかに対処することができる。そのた
め、このようなプリペードカード処理装置は、タクシー
等のように路上において精算を行なうものに用いれば、
上述したようにロール紙23および紙詰まりの解消等を速
やかに行なうことができるので、交通障害等にならず、
交通安全にも役立つ。
[考案の効果] この考案によれば、プリンタ部に導入されるロール紙
を保持する保持部に収納部を一体的に設け、この保持部
と収納部とを装置内部より着脱自在としたので、ロール
紙を交換する際に、収納部に溜まっているパンチ屑等の
ゴミを確認することができる。そのため、収納部のゴミ
を忘れていても、ロール紙の交換の際には必ず気が付
き、ゴミが収納部からあふれる前に捨てることができ
る。この結果、収納部からパンチ屑等のゴミがあふれ
て、プリンタ部等に詰まることがなく、装置の故障や損
傷を確実に防ぐことができる。
を保持する保持部に収納部を一体的に設け、この保持部
と収納部とを装置内部より着脱自在としたので、ロール
紙を交換する際に、収納部に溜まっているパンチ屑等の
ゴミを確認することができる。そのため、収納部のゴミ
を忘れていても、ロール紙の交換の際には必ず気が付
き、ゴミが収納部からあふれる前に捨てることができ
る。この結果、収納部からパンチ屑等のゴミがあふれ
て、プリンタ部等に詰まることがなく、装置の故障や損
傷を確実に防ぐことができる。
第1図はプリペードカード処理装置の内部構成を示す斜
視図、第2図はその分解斜視図、第3図はカードリーダ
の穿孔手段を示す要部断面図である。 1……本体ケース、5……プリンタ部、6……ロール紙
収納部、13b……パンチ屑、23……ロール紙、32……支
持部材、33……収納箱。
視図、第2図はその分解斜視図、第3図はカードリーダ
の穿孔手段を示す要部断面図である。 1……本体ケース、5……プリンタ部、6……ロール紙
収納部、13b……パンチ屑、23……ロール紙、32……支
持部材、33……収納箱。
Claims (1)
- 【請求項1】プリペイドカードにパンチ孔を開け、パン
チ屑を排出する穿孔手段を持つプリペイドカード処理装
置と共に用いられる印字装置において、 プリンタ部と、 このプリンタ部に導入するロール紙を保持するロール紙
保持部と、 前記穿孔手段によって打ち抜かれたパンチ屑を収納する
ように、当該印字装置内部に装着された状態で前記プリ
ペイドカード処理装置の穿孔手段のパンチ屑の排出部に
対応する位置に配置される、前記ロール紙保持部と一体
的に設けられたパンチ屑収納部と、 を備え、 前記ロール紙保持部と前記パンチ屑収納部とを当該印字
装置内部より一体的に着脱自在としたことを特徴とする
印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989016928U JP2519625Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989016928U JP2519625Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02108048U JPH02108048U (ja) | 1990-08-28 |
JP2519625Y2 true JP2519625Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31230284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989016928U Expired - Lifetime JP2519625Y2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519625Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190114784A (ko) | 2018-03-30 | 2019-10-10 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 에칭 방법 및 에칭 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58117948U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-11 | シャープ株式会社 | 記録紙の供給装置 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1989016928U patent/JP2519625Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190114784A (ko) | 2018-03-30 | 2019-10-10 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 에칭 방법 및 에칭 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02108048U (ja) | 1990-08-28 |
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