JP2519617Y2 - 排土処理用コンテナ容器 - Google Patents

排土処理用コンテナ容器

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JP2519617Y2 JP1992079645U JP7964592U JP2519617Y2 JP 2519617 Y2 JP2519617 Y2 JP 2519617Y2 JP 1992079645 U JP1992079645 U JP 1992079645U JP 7964592 U JP7964592 U JP 7964592U JP 2519617 Y2 JP2519617 Y2 JP 2519617Y2
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資朗 小泉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はビル建築などの際の土木
工事で掘削した排土を収納するコンテナ容器に係わり、
特に排土を掘削場所から廃棄場所まで運搬して廃棄する
排土処理用コンテナ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場の土木工事において掘削などに
よって生じた不要の土砂等の排土の処理では、一般にト
ラック輸送が用いられ、例えば現場でバックフォーなど
により掘削した排土を、7トンあるいは10トン程度の
トラックの荷台に積み込み、所定量の排土を積み込んだ
後に廃棄場所まで運搬して廃棄するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の7トンある
いは10トンの積載量を有するトラックを用いて運搬す
る場合では、実際の積載量に限度があるとともに、その
運搬費が排土処理において比較的大きな割合を占めるた
め、排土処理におけるコストダウンの障害になってい
た。また、このようにトラックの荷台に排土を積載して
輸送する場合では、その荷台に積み上げられた排土が運
搬中に埃となって道路あるいは道路付近の住宅を汚染す
る虞もあった。さらに、トラックの荷台に排土を積み込
む間、該トラックが時間待ちとなり、トラックの稼働効
率が低下するという問題があった。また、掘削した排土
の保管場所が確保できないような場合、トラックが到着
するまで掘削作業を行うことができず、一方、トラック
にあっても掘削した排土を積み込んだ後に移動しなけれ
ばならず、掘削作業の進展により時間が左右されるた
め、道路状況のよい時間帯を選んで搬送することができ
なかった。さらにまた、この種の土木工事では地中深く
まで掘削が行われる場合があり、このような地中深くの
掘削場所にはトラックが直接侵入することができないた
め、その地中深くにおいて掘削した排土を、クレーンな
どの大型重機を用いてトラックの荷台に積み込んだり、
あるいは別個のリフト装置等によりトラックの荷台に移
し替えたりしなければならず、2度手間になるため積み
込み作業性に劣るという問題があった。
【0004】そして、排土の廃棄の際、従来のようにト
ラックの荷台に積載した場合では、廃棄後に、荷台に排
土が付着し残り、この付着した排土を洗い落とすための
作業が必要になり、また、埋立地等の廃棄場所におい
て、トラックの荷台から直接排土を廃棄する場合、トラ
ックの侵入できない場所では、一旦荷台から排土を下ろ
してからその排土を廃棄場所の所定の廃棄位置まで運搬
して廃棄しなければならず廃棄作業性に劣るという問題
があった。
【0005】そこで本考案は、保管及び運搬に適し、ま
た排土の廃棄作業性に優れた排土処理用コンテナ容器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上下に積重ね可
能に形成されると共に、下部の蓋体のロック機構を備
え、建築現場で掘削した排土を収納し廃棄場所まで運搬
して廃棄するコンテナ容器であって、このコンテナ容器
は上部が開口した箱形の内筒体を有すると共に、 この内
筒体内の四隅の角部に彎曲部を形成し、前記コンテナ容
器の上部に受台部を設けると共に、この受台部に係合す
る脚部をコンテナ容器の下部に設け、前記コンテナ容器
の下部に前記蓋体を開閉自在設けると共に、この蓋体
を前記コンテナ容器に枢着し、前記ロック機構は、前記
コンテナ容器に回動可能に設けられ前記蓋体に係止する
止金具と、この止金具に設けられ索条が連結可能な回動
用操作片とを備えるものである。
【0007】
【作用】上記構成により、排土を収納したコンテナ容器
を廃棄現場まで輸送し、所定の廃棄位置にコンテナ容器
を吊り上げ、下部の蓋体を開閉して内部の排土を一度に
廃棄する。
【0008】また、下部のコンテナ容器の受台部に上部
のコンテナ容器の脚部を係合してコンテナ容器を複数段
に安定して重ねることができ、積み重ねることにより場
所を取らず最小のスペースで保管することができる。さ
らに、廃棄作業にあっては、コンテナ容器を廃棄位置の
上部に吊り上げた後、操作片に連結した索条を引くと、
止金具が回動して蓋体が開き、内部の排土を廃棄場所に
落下せしめることができ、この場合、コンテナ容器の内
筒体の角部には彎曲部が形成されているため、内部に収
納した排土がその角部に付着して残ることがなく、蓋体
の開成により一度に全ての排土を廃棄することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1ないし図12は本考案の実施例を示
し、図12に示すように、建築現場の土木工事等の掘削
場所Aにおいて、バックフォーなどの掘削機械1により
掘削された排土Bを、上部が開口した箱形のコンテナ容
器2内に収納し、その排土Bを収納したコンテナ容器2
ごと例えば積載量30トン程度のトレーラー3に搭載し
て廃棄場所Cまで運搬し、そのコンテナ容器2内の排土
Bを廃棄場所Cの所定位置に吊り上げて蓋体である下蓋
体8を開いて排土Bを一度に廃棄するものであり、この
排土処理用のコンテナ容器2は、図2ないし図11に示
すように、平面略正方形をなす内筒体6の外周に外装体
7を一体に設けるとともに、底部には開閉可能な下蓋体
8を枢着し、上部には取外可能な上蓋体9を備え、その
コンテナ容器2は一辺が略2.4メータの角型でトレー
ラーの荷台幅に対応し、高さが略1.5メータ程度をな
している。
【0010】前記内筒体6は、厚さ略2.3ミリ程度の
鋼鉄製薄板からなり、その四隅には図4および図6に示
すように彎曲部6Aが形成され、また、その内筒体6の
外周に一体に設けられた鋼鉄製の外装体7は、前記彎曲
部6Aの外周に角柱10を立設し、これら角柱10の上部を
等辺山形鋼により連結して平面角型の上枠部11を形成
し、さらに、それら角柱10の下部側を等辺山形鋼により
連結して平面角型の下枠部12を形成し、また、この下枠
部12より前記角柱10の下端側が下方に突出して脚部10A
を形成し、それら角柱10,上枠部11及び下枠部12を、前
記内筒体6を囲んで固着し、さらに枠状をなす角柱10,
上枠部11及び下枠部12の四側面に、デッキプレート13を
固着して補強し、このデッキプレート13は略台形をなす
横方向の凸状リブ部13Aを有している。なお、このデッ
キプレート13は前記内筒体6に対しても固着してよい。
前記上枠部11の角部と前記彎曲部6Aとの間の上部開口
には、平面略L字型をなす板状の蓋部材14が固着され、
この蓋部材14の上部には、前記角柱10に対応して前記脚
部10Aが係合する受台部15が設けられている。
【0011】前記鋼鉄製からなる下蓋体8は、前記内筒
体6の下部開口を閉塞可能に形成された厚さ4.5ミリ
程度の蓋板16の下面に、凸状リブ部17Aを有するデッキ
プレート17を一体に設けて補強し、かつ前記蓋板16の一
側には等辺山形鋼からなる一側縁枠18を一体に設けると
ともに、この一側縁枠18に、複数例えば五箇所の十字形
ヒンジ19を取り付け、これらヒンジ19を介して前記下蓋
体8を前記下枠部15の一側に枢着し、他側にはロック機
構20が設けられている。
【0012】このロック機構20は、前記蓋板16の他側縁
部にT形鋼からなる係止部材21を五箇所固着し、この係
止部材21と前記下枠部12との重なり部分に、それぞれ平
面略L字型の切欠溝22,23を形成し、さらに下枠部12の
外周に板片状の取付部材24を固着し、この取付部材24の
下面に取付筒部25を固着し、この取付筒部25の下端には
径小な抜止孔26を形成し、この抜止孔26に、止金具27の
円筒形をなす径大頭部27Aを係止し、その止金具27は、
下部に前記係止部材21と平行な係止部27Bを有して略L
字形に形成されている。また、前記止金具27には、ワイ
ヤーロープなどの索条が取付可能な回動用操作片29が固
着されている。
【0013】前記上蓋体9は、例えばFRP(強化プラ
スチック)よりなり、平板部の周囲に逆L字型の鍔部30
を形成し、かつその鍔部30の下部外周に、短片状のスト
ッパ31を複数設け、中央にて左右に二分割されている。
【0014】そして、下蓋体8を閉塞した状態で、操作
片29を用いて図11中時計方向に止金具27を回動し、こ
れにより止金具27の係止部27Bが係止部材21に係止して
下蓋体8がロックされる。この下蓋体8をロックしたコ
ンテナ容器2を、掘削場所Aまで搬入し、掘削機械1に
より掘削した排土Bを直接そのコンテナ容器2内に収納
し、該コンテナ容器2の上部に上蓋体9を被せて蓋をす
る。そして、クレーン32を用いて複数のコンテナ容器2
を地上のトレーラー3に積載する。この複数のコンテナ
容器2により多量の排土Bを搭載したトレーラー3によ
って、一度に多量の排土Bを廃棄場所Cまで運搬して廃
棄する。また、排土Bを廃棄したら、空のコンテナ容器
2を搭載してトレーラー3を掘削場所Aに返送し、この
空のコンテナ容器2と、その輸送の間に排土Bを収納し
た別のコンテナ容器2とを交換し、廃棄場所Cに輸送し
て同様に廃棄し、そのコンテナ容器2を繰り返して使用
する。そして、30トンのトレーラー3と10トンのト
ラックとの運賃を比較すると、一般にトレーラー3の運
賃がトラックの運賃の略2倍になるが、本考案のコンテ
ナ容器2を使用すると一度に略3倍の排土Bを運搬でき
るため、略3〜4割りの運搬費の削減が図れる。加えて
従来のトラックの荷台では、排土Bなどの形の定まらな
いものでは、実際の許容積載量より一般に少ない重量の
排土Bしか積載することができず、これに対して本考案
では、トレーラー3の荷台に対応し、かつ直方体をなす
コンテナ容器2を用いることにより、形の定まらない排
土Bを効率よく積載することができる。
【0015】次に前記コンテナ容器2の構成による作用
について説明すると、図1に示すように、クレーン32に
よりコンテナ容器2を廃棄位置の上部に吊り上げた後、
操作片29に連結した索条28を手前に引くと、止金具27が
回動して係止部27Bが係止部材21から外れ、下蓋体8が
全開して内部の排土Bが廃棄場所Cに落下する。この場
合、コンテナ容器2の内筒体6の角部には彎曲部6Aが
形成されているため、内部に収納した排土Bはその角部
に付着して残ることがなく、下蓋体8の開成により一度
に全ての排土Bが廃棄場所Cへと落下する。また、下蓋
体8の開閉方法としては、コンテナ容器2を廃棄場所C
に接地して作業者が操作片29を回動し、ロック機構20の
ロックを解除してクレーン32などにより吊り上げて内部
の排土Bを廃棄することもできる。さらに、コンテナ容
器2は、薄板からなる内筒体7にその補強となるデッキ
プレート13を一体に設けるとともに、コンテナ容器2の
下蓋体8、薄板から蓋板16の外面にその補強となるデッ
キプレート17を一体に設けた構成により、コンテナ容器
2自体の重量が比較的軽量となり、かつ強度の向上が図
られ、多量の排土Bを効率よく収納することができる。
【0016】このように本実施例においては、上下に積
重ね可能に形成されると共に、下部の下蓋体8のロック
機構20を備え、建築現場の掘削場所Aで掘削した排土B
を収納し廃棄場所Cまで運搬して廃棄するコンテナ容器
2であって、このコンテナ容器2は上部が開口した箱形
の内筒体6を有すると共に、この内筒体6内の四隅の角
部に彎曲部6Aを形成し、コンテナ容器2の上部に受台
部15を設けると共に、この受台部15に係合する脚部10A
をコンテナ容器2の下部に設け、コンテナ容器2の下部
に下蓋体8を開閉自在設けると共に、この下蓋体8を
コンテナ容器2に枢着し、ロック機構20は、コンテナ容
器2に回動可能に設けられ下蓋体8に係止する止金具27
と、この止金具27に設けられ索条28が連結可能な回動用
操作片29とを備えるものであるから、コンテナ容器2に
収納した排土Bを廃棄場所Cの所定位置に一回で効率よ
く廃棄することができ、従来のように廃棄場所C付近で
一旦荷台から排土Bを下ろして所定の廃棄位置に廃棄す
る場合に比べて、大幅に廃棄作業性の向上を図ることが
できる。また、本考案のコンテナ容器2を使用すること
により、現場での掘削作業はトラックの到着に左右され
ることなく、現場の都合で堀り進めることができ、さら
に、図14に示すように、コンテナ容器2を複数段に重
ねることにより場所を取らず最小のスペースでストック
することができ、しかも、運搬業者も道路状況の良い時
間帯を選んで搬送できる利点が得られる。また、コンテ
ナ容器2の内筒体6の角部に彎曲部6Aを形成したこと
により、下蓋体8を開成すると内部の排土Bが角部に付
着して残ることなくスムーズに排土Bを廃棄することが
でき、廃棄後にコンテナ容器2に排土Bが残らないた
め、廃棄後の排土Bの洗い落とし作業も不要となり、そ
のまま次回の廃棄作業に使用できる。さらに、図7に示
すように、下部の受台部15に上部の脚部10Aを配置する
ことにより、安定して積み重ねることができる。
【0017】また実施例上の効果として、コンテナ容器
2を鋼鉄製から形成すると共に、その外面を各デッキプ
レート13,17により補強した構造により、コンテナ容器
2自体の重量は比較的軽量にしながら、多量の排土Bを
収納可能な強度が得られる。しかも、本考案のコンテナ
容器2を使用することにより、トレーラー3等によって
一回に多量の排土Bを効率よく運搬することができ、排
土Bの処理における運搬費を削減し、排土処理の大幅な
コストダウンを図ることができる。また、地中深くの掘
削場所Aあるいは廃棄場所Cなどでトラックが直接侵入
することができない場合でも、コンテナ容器2をその切
削場所Aあるいは廃棄場所Cに下ろして直接排土Bを収
納あるいは廃棄することもできる。さらに、トレーラー
3あるいはトラックの移動中に、コンテナ容器2内に排
土Bを収納しておけば、トレーラー3が掘削現場Aに到
着後直ぐにその排土Bを収納したコンテナ容器2を積載
することができるため、トレーラー3あるいはトラック
の稼働効率を高めることができる。しかも、コンテナ容
器2に上蓋体9を設けたから、該コンテナ容器2内に雨
が侵入することがないとともに、運搬時に排土Bが埃と
なって散らばることがなく環境衛生上優れている。さら
に、コンテナ容器2を積み重ねる場合、四隅に設けた角
柱10により安定した強度が得られる
【0018】、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能であり、例えばコンテナ容器の下部に設ける蓋
体の形状は、実施例で示した片側開き式のものに限らず
観音開き式のものでもよく、さらに、一つのコンテナ容
器に下蓋体8と側部下蓋体の両方を設けてもよく、さら
にまたロック機構も止金具と回動用操作片を備えるもの
であれば各種タイプのものを使用することができる。ま
た、コンテナ容器2の上枠部11などに、クレーン32等に
より吊り上げる際にワイヤーを掛止め可能な吊金具を設
けてもよい。さらに、コンテナ容器の大きさ,形状,寸
法は適宜選定可能であり、実施例で示したコンテナ容器
を横に2倍以上の大きさに形成したりすることもでき
る。さらにまた、コンテナ容器の運搬はトレーラーに積
載する場合に限定されず、トラックの荷台に積載しても
よく、この場合も従来のトラックの荷台に直接排土を積
載する場合に比べて、効率よくすなわち多量の排土を積
載することができる。
【0019】
【考案の効果】本考案は、上下に積重ね可能に形成され
ると共に、下部の蓋体のロック機構を備え、建築現場で
掘削した排土を収納し廃棄場所まで運搬して廃棄するコ
ンテナ容器であって、このコンテナ容器は上部が開口し
た箱形の内筒体を有すると共に、この内筒体内の四隅の
角部に彎曲部を形成し、前記コンテナ容器の上部に受台
部を設けると共に、この受台部に係合する脚部をコンテ
ナ容器の下部に設け、前記コンテナ容器の下部に前記
を開閉自在設けると共に、この蓋体を前記コンテナ
容器に枢着し、前記ロック機構は、前記コンテナ容器に
回動可能に設けられ前記蓋体に係止する止金具と、この
止金具に設けられ索条が連結可能な回動用操作片とを備
えるものであるから、保管及び運搬に適し、また排土の
廃棄作業性に優れた排土処理用コンテナ容器を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す排土の廃棄状態を示す
側面図である。
【図2】本考案の実施例を示すコンテナ容器の側面図
である。
【図3】本考案の実施例を示すコンテナ容器の下部側
の縦断面図である。
【図4】本考案の実施例を示すコンテナ容器の底面図
である。
【図5】本考案の実施例を示すコンテナ容器の底面要
部の拡大図である。
【図6】本考案の実施例を示すコンテナ容器の要部の
平面拡大図である。
【図7】本考案の実施例を示すコンテナ容器の上部側
要部の拡大図である。
【図8】本考案の実施例を示す上蓋体の平面図であ
る。
【図9】本考案の実施例を示す上蓋体の側面図であ
る。
【図10】本考案の実施例を示すロック機構の縦断面
図である。
【図11】本考案の実施例を示す図10のX−X線断
面図である。
【図12】本考案の実施例を示す説明図である。
【図13】本考案の実施例を示すコンテナ容器の斜視
図である。
【図14】本考案の実施例を示すコンテナ容器を積み
重ねた状態の斜視図である。
【符号の説明】
2 コンテナ容器6 内筒体 6A 彎曲部 8 下蓋体(蓋体)10A 脚部 15 受台部 19 ヒンジ 20 ロック機構27 止金具 28 索条 29 回動用操作片 A 掘削場所 B 排土 C 廃棄場所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 洞 昌伸 東京都八王子市大塚1503番2号 (56)参考文献 実開 昭54−73124(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に積重ね可能に形成されると共に、
    下部の蓋体のロック機構を備え、建築現場で掘削した排
    土を収納し廃棄場所まで運搬して廃棄するコンテナ容器
    であって、このコンテナ容器は上部が開口した箱形の内
    筒体を有すると共に、この内筒体内の四隅の角部に彎曲
    部を形成し、前記コンテナ容器の上部に受台部を設ける
    と共に、この受台部に係合する脚部をコンテナ容器の下
    部に設け、前記コンテナ容器の下部に前記蓋体を開閉自
    設けると共に、この蓋体を前記コンテナ容器に枢着
    し、前記ロック機構は、前記コンテナ容器に回動可能に
    設けられ前記蓋体に係止する止金具と、この止金具に設
    けられ索条が連結可能な回動用操作片とを備えることを
    特徴とする排土処理用コンテナ容器。
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