JP2519598Y2 - 透過型衝立パネル - Google Patents

透過型衝立パネル

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JP2519598Y2
JP2519598Y2 JP1991046069U JP4606991U JP2519598Y2 JP 2519598 Y2 JP2519598 Y2 JP 2519598Y2 JP 1991046069 U JP1991046069 U JP 1991046069U JP 4606991 U JP4606991 U JP 4606991U JP 2519598 Y2 JP2519598 Y2 JP 2519598Y2
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JP1991046069U
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Inventor
顯 松田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、透過型衝立パネルに係
わり、更に詳しくはパネル体の透過性に変化を持たせる
透過型衝立パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衝立パネルとしては、本
出願人の先願に係る実開平2−68917号公報が存在
する。この衝立パネルは、両側支扞と上下横扞で形成さ
れた枠体内に透過性を有するパネル体を装着したもので
ある。
【0003】しかし、前記パネル体の透過率は、全面に
わたって一定であり、変化がないものである。このよう
な衝立パネルは、空間を仕切った場合に圧迫感を少なく
するといった効果を有するが、場所によっては反対側を
見られたくない場合もある。このような場合に、従来は
不透過性のパネル板を用いていたが、透過性の衝立パネ
ルの間に、不透過性の衝立パネルが存在するといった違
和感を呈するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、透過性を維持しつ
つ、部分的にその透過率を低下させて反対側を見難くす
るとともに、全体のバランスを失わず、視覚的に変化を
持たせた透過型衝立パネルを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、両側支杆と上下横杆で形成された枠体内に
透過性を有するパネル体を装着してなる衝立パネルにお
いて、前記パネル体に同一形状の孔を密度を変更して形
成することによって、前記パネル体の透過率を部分的に
大小設定し、良透過部と難透過部とを形成してなる透過
型衝立パネルを構成した。
【0006】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の透過型衝立パ
ネルは、部分的にパネル体の透過率を大小設定して変化
させ、良透過部と難透過部とを形成することにより、所
望位置に形成した難透過部で反対側を透視し難くして、
衝立パネルの区画と遮蔽といった本来の目的を達成する
とともに、良透過部でその圧迫感を和らげるものであ
り、更に良透過部と難透過部の境界が連続するので全体
の視覚的バランスを損なうことがないものである。ま
た、前記パネル体の透過率を部分的に変化させること
を、パネル体に形成される同一形状の孔の密度を変更す
ることにより実現することができるから、大きさや形状
の異なる孔により透過率を部分的に変更する場合に比べ
て、上記のような全体の視覚的バランスを損なうことが
なく、しかも孔を形成することを孔同士の形成ピッチを
変更するだけで容易に行うことができるのである。
【0007】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。
【0008】図1は本考案の代表的実施例を示し、図中
1は衝立パネル、2は支扞、3は横扞、4はパネル体で
ある。本考案の衝立パネル1は、両側の支扞2,2と上
下の横扞3,3をそれぞれ図示しない連結具を介して枠
組み連結し、その枠体内にパネル体4を装着したもので
ある。
【0009】前記パネル体4としては、本実施例では金
属若しくは樹脂板に無数の小孔5・・をパンチング形成
して透過性を付与したものである。そして、同一形状の
小孔5を形成する場合にはその密度を変化させ、言い換
えれば、パンチングの開口率を部分的に変化させて、そ
の透過率を変化させるのである。
【0010】図1は、透過率の大きい良透過部6である
A領域を左右に帯状に形成し、透過率の小さい難透過部
7であるB領域をその中間に帯状に形成したものであ
る。
【0011】図2は、難透過部7であるB領域を左右に
帯状に形成し、良透過部6であるA領域をその中心に帯
状に形成したものである。
【0012】図3は、良透過部6であるA領域を下半部
に形成し、難透過部7であるB領域を上半に形成したも
のである。
【0013】こうして、圧迫感が少ない透過性を有する
パネル体4に部分的に難透過部7を形成して、パネル体
4の反対側を見難くしている。これは、衝立パネル1の
反対側に見られたくない物がある場合、若しくは乱雑と
なる場合等に有効である。このように、パネル体4に良
透過部6と難透過部7を部分的に形成しても、その境界
に支扞等を介在せず連続であるため、全体的に重い感じ
にはならず、視覚的バランスがよいのである。
【0014】本考案に係る衝立パネル1に用いた支扞2
は、図4に示すように、断面略馬蹄形の中空扞体形状に
合成樹脂で押出し成形され、内側の全長に開口縁8,8
の幅を内部より狭くなした凹溝9を形成するとともに、
内部に該凹溝9の底面となる区画壁10を全長にわたり
一体形成し、外側の全長には内部が膨らんだ連結溝11
を形成したものである。
【0015】また、本考案に係る衝立パネル1に用いた
横扞3は、図5に示すように、断面略四角形の外形を有
する中空扞体形状に押出し成形され、上下方向内側に位
置する一側の全長に開口縁12,12の幅を内部より狭
くなした凹溝13を形成するとともに、内部に該凹溝1
3の底面となる区画壁14を一体形成したものである。
【0016】そして、前記パネル体4の周囲を軟弾性を
有する長尺の保持部材15,…の受溝16内に圧入した
状態で、該保持部材15を前記支扞2の凹溝9内及び前
記横扞3の凹溝13内に圧入するのである。
【0017】また、前述のように構成した衝立パネル1
を複数連結するには、図4に示すように、長尺の連繋具
17の両側に形成した突縁18,18を、前記支扞2の
連結溝11に嵌入して行う。この連繋具17は、両突縁
18,18間を複数の条溝19を両面に有する幕板20
で連結した形状に押出し成形したもので、好ましくは可
撓性の合成樹脂で形成したものである。このような屈曲
可能な連繋具17を用いることにより、複数の衝立パネ
ル1,…を直線状、折曲状に連結することができる。
【0018】また、他の実施例として図6に示したもの
は、両側支扞2,2と上下横扞3,3で形成された枠体
内の両側にパネル板21,21を装着し、このパネル板
21,21の間に前記パネル体4を装着したものであ
る。前記パネル板21は、内側端縁にパネル体4を装着
する嵌合溝22を形成してあり、支扞2への装着は前記
同様の保持部材15を用いて行うのである。
【0019】以上のように、本考案はパネル体4に良透
過部6と難透過部7を形成したものであるが、全く透過
性を有しない部分を設けることも可能である。
【0020】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の透過型衝立パネ
ルは、両側支杆と上下横杆で形成された枠体内に透過性
を有するパネル体を装着してなる衝立パネルにおいて、
同一形状の孔の数を変更することによって、前記パネル
体の透過率を部分的に大小設定し、良透過部と難透過部
とを形成してなるので、所望位置に形成した難透過部で
反対側を透視し難くして、衝立パネルの区画と遮蔽とい
った本来の目的を達成することができるとともに、良透
過部でその圧迫感を和らげることができる。また、良透
過部と難透過部の位置設定は、自由に行うことができ、
衝立パネルのバリエーションを著しく拡大することがで
きる。更に、同一形状の孔の数を変更する構成にするこ
とによって、良透過部と難透過部の境界が連続するの
で、大きさや形状を変更する場合のように全体の視覚的
バランスを損なうようなことはないのである。また、パ
ネル体の透過率を部分的に変化させることを、孔同士の
形成ピッチを変更するだけで容易に実現することがで
き、大きさや形状の異なる孔により透過率を部分的に変
更する場合に比べて製造面において有利にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的実施例を示す連結状態の衝立パ
ネルの正面図
【図2】同じく他のパターンのパネル体を用いた衝立パ
ネルの正面図
【図3】同じく更に他のパターンのパネル体を用いた衝
立パネルの正面図
【図4】支扞とパネル体の装着部並びに隣接する衝立パ
ネルの連結部を示す要部横断面図
【図5】横扞とパネル体の装着部を示す要部縦断面図
【図6】衝立パネルの他の実施例を示す省略横断面図
【符号の説明】
1 衝立パネル 2 支扞 3 横扞 4 パネル体 5 小孔 6 良透過部 7 難透過部 8 開口縁 9 凹溝 10 区画壁 11 連結溝 12 開口縁 13 凹溝 14 区画壁 15 保持部材 16 受溝 17 連繋具 18 突縁 19 条溝 20 幕板 21 パネル板 22 嵌合溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側支杆と上下横杆で形成された枠体内
    に透過性を有するパネル体を装着してなる衝立パネルに
    おいて、前記パネル体に同一形状の孔を密度を変更して
    形成することによって、該パネル体の透過率を部分的に
    大小設定し、良透過部と難透過部とを形成してなること
    を特徴とする透過型衝立パネル。
JP1991046069U 1991-05-21 1991-05-21 透過型衝立パネル Expired - Lifetime JP2519598Y2 (ja)

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JP1991046069U JP2519598Y2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 透過型衝立パネル

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JP1991046069U JP2519598Y2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 透過型衝立パネル

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JPH04130617U JPH04130617U (ja) 1992-11-30
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JPH04130617U (ja) 1992-11-30

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