JP2519307Y2 - 表示装置のホルダ - Google Patents

表示装置のホルダ

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JP2519307Y2
JP2519307Y2 JP1990051253U JP5125390U JP2519307Y2 JP 2519307 Y2 JP2519307 Y2 JP 2519307Y2 JP 1990051253 U JP1990051253 U JP 1990051253U JP 5125390 U JP5125390 U JP 5125390U JP 2519307 Y2 JP2519307 Y2 JP 2519307Y2
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浩 大平
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は表示装置のホルダに関する。
(ロ) 従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、表示装置のホルダとしては、例えば、第2
図に示したようなものが提供されている。
図において、1は表示装置であるLCD、2はLCD1を保
持しているホルダ、3はLCD1用にホルダ2に設けた開口
窓である。そして、ホルダ2の表面2aには黒色の塗装、
または、鍍金が施されている。
しかし、上記した従来のものは、ホルダ2の表面2aに
塗装若しくは鍍金をしているため、ホルダが高価になる
という欠点を有していた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来の欠点を解消した表示装置
のホルダを提供することにある。
(ハ) 問題を解決するための手段 この考案の表示装置のホルダは、表示装置の周部を支
持し、開口窓を介して前記表示装置の表示をみることを
可能にした表示装置のホルダにおいて、前記ホルダの材
料として予め塗装を施したカラー鋼板を用い、クリアラ
ンスを20%前後とした金型によるプレス打ち抜き加工に
より前記開口窓を形成して、該開口窓の周縁にダレ面を
形成し、該ダレ面の裏側に生じるバリを除去するための
平打面を前面側から見えないように形成したものであ
る。
(ニ) 作用 この考案によれば、ホルダをカラー鋼板で形成したの
で、表面の塗装若しくは鍍金が不要となる。
また、開口窓の周縁にダレ面を形成し、ダレ面の裏面
にバリ取りのための平打面を形成したので、塗装をする
ことなく外観を良好にすることができる。
(ホ) 実施例 この考案に係る表示装置のホルダの実施例を第1図に
基づいて説明する。
なお、従来例と同一の部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
図中、4はLCD1を保持するこの考案のホルダであり、
ホルダ4は表面に塗装4aが施されているカラー鋼板で形
成されている。
そして、ホルダ4には開口窓5が設けられていて、開
口窓5の周縁でホルダ4の前面側にはダレ面5aが、ま
た、ダレ面5aの裏面にはバリ取りのための平打面5bが形
成されている。
なお、ダレ面5aは次のようにして形成する。
開口窓5のプレス打ち抜きに際し、プレスの雄型と雌
型のクリアランスは通常板厚の8%前後であるが、この
クリアランスを20%前後にするとダレ面5aが形成され
る。
この時、ダレ面5aの裏側にバリが生ずるから裏打ちに
よりバリを取る。
この時、生じる面が平打面5bである。
勿論、平打面5bには塗装や鍍金が施されないが、平打
面5bはダレ面5aの裏側に形成されているから前面側から
は見えない。
(ヘ) 考案の効果 この考案に係る表示装置のホルダによれば、上述のよ
うに構成したので、塗装することなく、外観を良好にす
ることができる。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易である等の優れた特長を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る表示装置のホルダの実施例を示
し、第1図(a)は断面図、第1図(b)は要部を拡大
した断面図である。 第2図は従来の実施例を示し、第2図(a)は正面図、
第2図(b)は断面図である。 主な符号の説明 1:LCD 4:ホルダ 5:開口窓 5a:ダレ面 5b:平打面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置の周部を支持し、開口窓を介して
    前記表示装置の表示をみることを可能にした表示装置の
    ホルダにおいて、前記ホルダの材料として予め塗装を施
    したカラー鋼板を用い、クリアランスを20%前後とした
    金型によるプレス打ち抜き加工により前記開口窓を形成
    して、該開口窓の周縁にダレ面を形成し、該ダレ面の裏
    側に生じるバリを除去するための平打面を前面側から見
    えないように形成したことを特徴とする表示装置のホル
    ダ。
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JPS63207423A (ja) * 1987-02-20 1988-08-26 Matsushita Electric Works Ltd 金属ベ−スプリント配線基板の打抜方法
JPH0164899U (ja) * 1987-10-20 1989-04-26
JPH0295512A (ja) * 1988-09-29 1990-04-06 Shinsaku Saijiyou バリ取り装置

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