JP2519182B2 - 養毛化粧料 - Google Patents
養毛化粧料Info
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- A61Q5/006—Antidandruff preparations
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- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
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Description
茶葉抽出物を配合してなる養毛化粧料に関する。更に詳
しくは、頭髪に直接塗布して毛母細胞を賦活し、育毛、
養毛、脱毛予防、ふけ防止等の効果に優れた養毛化粧料
に関する。
酸メチル、センブリエキス、朝鮮ニンジンエキス等の頭
皮の血行促進作用を有する成分を配合してなる養毛化粧
料が知られている。
の配合量に制約が生じるものであったり、血行促進作用
が短時間に減少するもの、又は血行促進作用が弱いもの
であったりして、これらを配合してなる養毛化粧料いず
れもが、本発明が目的とせる程度には育毛及び養毛効果
が付与発現しない。
根の発育を促進するものとして、γ−アミノ酪酸を配合
した化粧料(特公昭58-26726号公報)を提案したが、育
毛、養毛等の効果は遅効性で充分満足し得るものではな
かった。
59-51209号公報、特開昭61-280414号公報)が提案され
ているが、これらは従来の茶葉製造法に基づいて作られ
たものであって、その中に含まれているフラバノール誘
導体が毛幹を改質する効果を有するものの、本発明が目
的としている育毛、養毛効果を全く意図したものではな
く、またその効果は全く認められない。
究を重ねた結果、嫌気的条件下で保存し、加熱処理した
茶葉を、後記の溶剤にて抽出した抽出物、又はそれを更
に濃縮処理した固形物(有効成分)を配合した養毛化粧
料は、本発明が目的としている頭皮の血行を持続的に促
進し、毛母細胞を賦活し、育毛(マウス毛成長促進効
果、ヒト頭髪毛成長促進効果)、養毛、脱毛予防、ふけ
防止等の効果に更に一層優れていることを見出し、本発
明を完成するに至った。
防止等の効果に優れた養毛化粧料を提供することにあ
る。
気加熱処理及び/又は乾熱処理して得られる茶の抽出物
を、その固形分として0.1重量%配合以上したことを特
徴とする養毛化粧料である。
れてきたが、一般的には玉露、抹茶、煎茶、番茶等の不
醗酵法、ウーロン茶等の半醗酵法、紅茶等の醗酵法に分
類することができる。これらいづれの茶葉もその製造工
程中の作業は全て酵素の存在下で行われている。
造法が注目されている。この方法は、一般に緑茶、抹茶
等の不醗酵法では茶葉を製造する工程中に於いて、茶葉
を蒸熱する前処理として、空気を完全に窒素ガス或いは
二酸化炭素ガスで置換した密閉容器中で5〜10時間封印
保存し、また、紅茶等の醗酵法では茶葉を萎凋揉捻する
前処理として、同じく窒素ガス或いは二酸化炭素ガスで
置換した密閉容器に封印保存する。上述の処理を施した
茶葉抽出物ではγ−アミノ酪酸の含有量は最大300mg/10
0gであるのに対して、上述のような処理をしない茶葉抽
出物では30mg/100gと、約10分の1しか含まれていな
い。従って従来の製法で処理した茶葉抽出物では血圧降
下作用が殆ど発現しないが、嫌気的条件下で処理した茶
葉抽出物は優れた血圧降下作用を示すという利点を有し
ている。
密封式容器に収納し、その容器中の空気を二酸化炭素ガ
ス、窒素ガス等の不活性ガスで完全に置換した後、室温
では3時間以上(好ましくは5時間以上、より好ましく
は8時間以上)放置(保存)する。次いでこの茶葉を容
器より取り出して、通常の茶の製造工程で実施されるの
と同様に、10〜30分間蒸気加熱処理、又は80℃〜100℃
で加熱処理、或いはその両方の処理を行う。
にふじ種などいずれの品種でも適用が可能であり、また
摘採時期は特に限定しない。
−アミノ酪酸の生成は充分でなく、本発明が期待する養
毛効果等が充分に発現し難い。
装置を備えた抽出器中で、茶葉を水、水混和性有機液
体、水混和性有機液体と水との混和物等の溶媒中に浸
し、溶媒の沸点下で30〜60分間抽出する。この抽出液
は、必要に応じて、減圧下で濃縮処理するか、又は活性
白土、クロマトグラフィー法等で精製処理してもよい。
有機液体)としては、例えば、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、等のグリ
コール類、グリセリン、マルチトール等の多価アルコー
ル類、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチル
アルコール等の低級一価アルコール、アセトン、メチル
エチルケトン等の水混和性ケトン類、テトロヒドロフラ
ン等が挙げられる。
−アミノ酪酸の含有量が多く、γ−アミノ酪酸の血行促
進及び毛母細胞賦活作用と併せて、当該抽出物中に含ま
れている末梢血管拡張作用を有するテオフィリン、末梢
神経刺激作用を有するカフェイン、末梢血管強化及び抗
炎症作用を有するフラボノイドが、相乗的に作用し合っ
て毛母細胞を賦活し、育毛、養毛効果を顕著に発現せし
め、更にアスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、セ
リン、グルタミン、アルギニン等のアミノ酸類の保湿作
用が、頭皮に適度の水分を保持せしめ、ふけ防止効果を
も付与せしめるのであって、その作用効果は著しい。
て、0.1重量%(以下、wt%と略記する)以上であ
り、、好ましくは1〜20wt%である。0.1wt%未満では
本発明が期待する育毛及び養毛効果が充分発現せず、ま
た、20wt%を超えてもその増加分に見合った効果は望め
ないので、経済的には望ましくない。
質、アルコール類、水溶性高分子、紫外線吸収剤、色
素、香料、防腐剤、保湿剤、界面活性剤、顔料、抗酸化
剤、増粘剤、樹脂膜形成剤等を本発明の目的を達成する
範囲内で適宜配合することができる。
類、ヘアークリーム類、ヘアームース類など任意に調製
することができる。
する。
及び実用試験を下記に示す。
よりの背部皮膚を電気バリカンで刈った後、脱毛クリー
ムにより完全に除毛し、翌日より実施例及び比較例の各
試料を被験部皮膚に毎日朝夕2回、1匹当り0.1ml塗布
した。1試料に対して動物は1群10匹を使用した。
定の評価点と、毛長、毛重量を対照群と比較することに
より行った。
判定し、その評価点を合計し、1匹当りの平均評価点を
求めた。更に、被験部位の皮膚を打ち抜き乾燥した後、
毛重量を測定し、その中の20本の毛の長さについても測
定し、各々の平均値で示した。
5cmの位置の頭部を左右2ケ所に於いて直径1cmの円形状
に剃毛した被験部位に、実施例または比較例の試料を毎
日朝夕2回、約3ml塗布し、無処理の右側と比較した。
効果の判定は、試験開始後28日目に、左右の被験部位の
毛髪各々20本ずつ剃毛し、左側(実施例または比較例を
塗布)の毛20本の長さの平均値(B)を右側(無処理)
の毛20本の長さの平均値(A)で除した値を求めて評価
した。
平均値で示した。
夕2回、連続6ケ月間試料を塗布した後の効果で評価し
た。試験結果は、養毛効果、脱毛予防効果、ふけ防止効
果の各項目に対して、「生毛が剛毛化した或いは生毛が
増加した」、「脱毛が少なくなった」、「ふけが少なく
なった」と回答した人数で示した。
れ、その上に磁器製の多孔質板を乗せ、緑にグリースを
塗布した蓋で密封してから、真空ポンプに接続して容器
内を真空にし、更に窒素ボンベに接続して窒素ガスを容
器内に流入せしめ、容器内の圧力が0.8気圧になったと
ころで窒素の流入を中止し、室温25℃の部屋に約10時間
放置する。その後この嫌気的条件下で処理した茶葉を容
器より取り出し、蒸篭に入れて30分間蒸気で蒸してか
ら、乾燥したタオルの上に広げ、2昼夜25℃の部屋に放
置して自然乾燥する。このようにして得た茶葉100gを50
0mlのビーカーに入れ、水(又は10%エチルアルコール
水溶液)を300ml注入し、30分間加熱した後、濾別し、
滴下せる抽出液300mlを得た。次いで減圧下で抽出液を
濃縮して固形物4.6gを得た。この固形物を化粧料に配合
して、各試料を調製した。尚、得られた抽出物を分析し
た結果を、茶葉中の成分含有量(抽出物の含有量より換
算)と共に下表に示す。
し、上記加熱処理し、蒸気加熱処理した茶葉の水抽出物
(以下、A−1と略記する)、同じく前記茶葉の10%エ
チルアルコール抽出物(以下、A−2と略記する)と無
処理茶葉の水抽出物(以下、B−1と略記する)をそれ
ぞれ第1表に記載の茶葉抽出物として配合した各試料を
調製し、各試験に使用した。
液に、(A)成分を(C)成分中に撹拌しつつ均一に混
合分散し、次いて容器に充填する。
は、内容物を均等に振盪分散してから使用する。
1表に記載した。
3の毛髪化粧料は諸試験において明らかに良好なる効果
が認められた。
を調製して諸試験を実施し、その結果を第1表に記載し
た。
(B)成分は(C)成分中に混合せしめた後、(A)成
分及び(C)成分をそれぞれ80℃に加熱溶融し、撹拌し
ながら水相成分を油相成分に加え、乳化混合した後、更
に撹拌しながら30℃まで冷却して各々スカルプトリート
メントを調製した。
4〜6のスカルプトリートメントは、比較例5〜7と比
較して諸特性の全てに亘って優れていることが明らかで
あり、配合特性に於いても異常は認められなかった。
ふけ防止等の効果に優れた養毛化粧料を提供することは
明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】茶の生葉を嫌気的条件下で保存した後、蒸
気加熱処理及び/又は乾熱処理して得られる茶葉の抽出
物を、その固形分として0.1重量%以上配合したことを
特徴とする養毛化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114951A JP2519182B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 養毛化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114951A JP2519182B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 養毛化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63280009A JPS63280009A (ja) | 1988-11-17 |
JP2519182B2 true JP2519182B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=14650691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62114951A Expired - Fee Related JP2519182B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 養毛化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519182B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2619841B2 (ja) * | 1991-02-28 | 1997-06-11 | 鐘紡株式会社 | 口腔用組成物 |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP62114951A patent/JP2519182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63280009A (ja) | 1988-11-17 |
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