JP2519136B2 - 分子量マ−カ− - Google Patents

分子量マ−カ−

Info

Publication number
JP2519136B2
JP2519136B2 JP3207150A JP20715091A JP2519136B2 JP 2519136 B2 JP2519136 B2 JP 2519136B2 JP 3207150 A JP3207150 A JP 3207150A JP 20715091 A JP20715091 A JP 20715091A JP 2519136 B2 JP2519136 B2 JP 2519136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
marker
molecular weight
igg
domains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3207150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0532699A (ja
Inventor
平 安 則 紀
場 幸 子 饗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Yeast Co Ltd
Original Assignee
Oriental Yeast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Yeast Co Ltd filed Critical Oriental Yeast Co Ltd
Priority to JP3207150A priority Critical patent/JP2519136B2/ja
Priority to EP92916247A priority patent/EP0550771B1/en
Priority to PCT/JP1992/000938 priority patent/WO1993002107A1/ja
Priority to EP97122254A priority patent/EP0863210A3/en
Priority to DE69230061T priority patent/DE69230061T2/de
Publication of JPH0532699A publication Critical patent/JPH0532699A/ja
Priority to US08/406,809 priority patent/US5580788A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2519136B2 publication Critical patent/JP2519136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエスタンブロッティ
ング用その他各種の用途に広範に使用することのできる
マーカー蛋白質に関するものである。
【0002】バイオテクノロジーの進展に伴ない、蛋白
質の分離、同定の必要性が更に高まってきており、各種
の技術が開発されてきた。それらの内、例えばSDS−
ポリアクリルアミドゲル電気泳動法は、蛋白質の純度を
検定したり、その分子量を推定するために一般によく用
いられている。その際、目的蛋白質の分子量は、同時に
泳動されたマーカー蛋白質の移動度を基に算出される。
目的蛋白質に対する特異抗体を用いたイミュノブロッテ
ィング法では、メンブレン上に転写された目的蛋白質
は、他の夾雑蛋白質が混在していても特異的に染色され
る。該マーカー蛋白質は、このようなメンブレン上に転
写された蛋白質についての分子量マーカーとして利用さ
れる。
【0003】本発明は、このような分子量マーカーとし
て利用されるマーカー蛋白質に関するものであり、した
がって本発明は、蛋白質工学、生化学、遺伝子工学その
他バイオテクノロジーの技術分野において重要な役割を
果すものである。
【0004】
【従来の技術】従来よりマーカー蛋白質はいくつか知ら
れており、例えばSDS−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動用の分子量マーカー蛋白質として既知のものは、ミ
オシン(H鎖)、β−ガラクトシダーゼ、ホスホリラー
ゼb、ウシ血清アルブミン、オバルブミン、カーボニッ
クアンヒドラーゼ、大豆トリプシンインヒビター、リゾ
チームなどの適当な分子量の蛋白質を混合したものであ
る。ウエスタンブロッティングにおいては、メンブレン
上に転写されたマーカー蛋白質は、目的蛋白質のレーン
と切り放して、アミドブラックなどの色素で染色する。
また、これらのマーカー蛋白質に適当な色素を結合さ
せ、電気泳動中にも見えるようにしたもの(有色マーカ
ー)があり、これらはそのままメンブレン上にも転写さ
れる。また、ウエスタンブロッティング用の分子量マー
カーとしては、上記蛋白質をビオチン化して、アビジン
−西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)と反応後、発
色させるものがある(ビオチン標識マーカー)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられてきたマ
ーカー蛋白質は、種々の蛋白質の混合物であるため、そ
れぞれのバンドの染色性や、安定性にばらつきがあり、
特に保存中に薄くなっていくバンドがあった。有色マー
カーは色素が結合することによって移動度が変化し、正
確な分子量の推定には適さず、そのバンドは一般にブロ
ードである。ビオチン標識マーカーは、アビジン−HR
Pを必要とし、一般的ではない。
【0006】また、従来用いられてきたマーカー蛋白質
は、分子量が一定しない場合が多くて正確性に欠けるこ
とがあるだけでなく、分子量を変えたりして目的とする
マーカー蛋白質を自由に効率よく設計することなどはで
きなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決する目的でなされたものであって、各方面か
ら検討の結果、遺伝子工学に着目した、そして、更に研
究を行った結果、プロテインAのIgG結合ドメインの
内ドメインAとBの部分を一単位とし、PCR法(プラ
イマー利用遺伝子増幅法)によりこれらの遺伝子を自由
に増幅することに成功し、その結果、これらを複数個つ
なげた蛋白質を自由に製造することにはじめて成功し
た。
【0008】本発明は、上記成功に基づき更に研究の結
果完成されたものであるが、プロテインA、G、Mなど
のIgG結合ドメインを遺伝子操作によって効率的に製
造することに工業的に成功した例は少なく、現在の技術
の状況ではドメイン数を目的どおり増加させて目的とす
る分子量のものを自由に製造する技術は工業的に確立さ
れたものとはなっていない。
【0009】以下、本発明を、プロテインA、特にその
ABドメイン及びDドメインについて説明するが、他の
ドメインE、Cについても同様であり、またプロテイン
G、そのドメインC1、C2、C3についても同様であ
り、更にまたプロテインMなどその他のIgG結合性蛋
白質についても同様である。
【0010】
【実施例1】
【0011】
【(1)プラスミドpTRP−PROT−ABI〜VI
の構築】最も分子量の小さい基本蛋白質として、プロテ
インAのABドメインを用いることを計画し、その遺伝
子を市販のプロテインA融合蛋白質発現ベクターpRI
T2Tを鋳型としてPCR法で合成した(図2)。その
際、遺伝子の両端に制限酵素AccIの認識配列を導入
し、この遺伝子が一定方向に連結されるようにした。A
ccIの認識配列はnon−palindromicで
あり、両末端にそのような配列を持つDNA断片は一定
方向にしか連結されない特徴がある。この様な制限酵素
としては他に、AfLIII、AvaI、BanI、B
anII、HgiAIなどがある。ABドメインの遺伝
子の合成法は図2に示したPCR法に限定されるもので
はなく、数十塩基からなるオリゴヌクレオチドに分割し
てDNA合成機により合成し、それらをT4DNAリガ
ーゼによって順に連結していくことによっても得られ
る。この場合は大腸菌で効率よく発現させる目的で、大
腸菌の至適コドンを用いた遺伝子の塩基配列を用いるこ
とは当業者によって一般的に行われている。
【0012】発現ベクターとしては、trpプロモータ
と、クローニング部位としてAccIサイトを持ち、大
腸菌で高発現させるために、N末端アミノ酸のMetの
次のアミノ酸をLysとし、そのコドンをAAAとし
て、いわゆるATGベクター(pTRPACC)を作製
した。この発現ベクターに上記プロテインAのABドメ
インの遺伝子を基本単位として、それらが1個から6個
連結されたものを挿入した。PCR反応は、pRIT2
TをHincIIで切断したものを鋳型とし、センスプ
ライマーとして、5’−GGTAGACGCTGATA
ACAATTTCAACAAA−3’(図3、PROT
S)を、アンチセンスプライマーとして、5’−GGT
CTACTTTTGGTGCTTGAGCATCATT
TA−3’(図3、PPOTAS)を用い、Taqポリ
メラーゼ(2.5単位)を用いて、94℃、1分、50
℃、1分、72℃、5分を30サイクル行って、目的の
ABドメインの遺伝子を増幅した。発現ベクターも同様
のPCR反応を利用して、クローニング部位を導入し
た。この場合に用いたセンスプライマー(ACCS)及
びアンチセンスプライマー(ACCAS)は、図3に示
すとおりである。
【0013】ライゲーション反応は、T4DNAリガー
ゼ(350単位)を用いて、14℃、16時間行った。
この反応生成物を用いて、大腸菌JM109(recA
l,endAl,gyrA96,thi,hsdR1
7,supE44,relAl,λ-,Δ(lac−p
roAB),[F’,traD36,proAB,la
cIq,lacZΔM15])の形質転換を行った後、
受容菌を寒天0.7%およびアンピシリンを1ml当た
り100μg含むL寒天培地(組成:1リットル当たり
トリプトン10g、イーストエキス5g、食塩10g、
pH7.4)と混合した後、寒天1.5%およびアンピ
シリンを1ml当たり100μg含むL寒天培地のプレ
ート上に重層して37℃にて一昼夜培養を行い、アルカ
リ−SDS法によりプラスミドDNAを分離し、アガロ
ースゲル電気泳動を行って、目的のDNA断片が挿入さ
れたクローンを選択した。また、得られたプラスミドD
NAをAccIで部分消化することにより、何単位のプ
ロテインAのABドメインの遺伝子が挿入されているか
を調べ、1個から6個連結されたものをそれぞれ、pT
RP−PROT−ABIからpTRP−PROT−AB
VIと名付けた。
【0014】
【(2)形質転換大腸菌JM109/pTRP−PRO
T−ABI〜VIの培養】 プラスミドpTRP−PR
OT−ABI〜VIで形質転換した大腸菌JM109を
アンピシリンを1ml当たり100μg含むLB培地
中、37℃で24時間培養した。このようにして得た菌
体は−20℃で凍結保存した。
【0015】
【(3)菌の粉砕と各マーカー蛋白質の精製】凍結して
あった菌体を室温で融解した後、菌体の3倍量の0.1
mM EDTA、0.15M NaClを含む50mM
燐酸緩衝液(pH7.5)に懸濁し、ダイノミルにより
菌を破砕した。これに1/50容量の10% Lubr
olPXを加え、0℃で15分間撹拌した後、15,0
00rpmで20分間4℃で遠心し、その遠心上清に硫
安を加えて30%飽和にし、さらにその遠心上清に硫安
を加えて60%飽和にして遠心し、30−60%飽和硫
安沈澱画分を得た。これを少量の緩衝液A(0.1mM
EDTAを含む50mM燐酸緩衝液、pH7.5)に
溶解し、セファデックスG−25カラムで脱塩後、緩衝
液Aで平衡化したDEAE−セファロースカラムにアプ
ライした。目的蛋白質はこの条件でDEAE−セファロ
ースに吸着する。緩衝液Aでカラムを十分洗浄後、0−
1M NaClの直線濃度勾配で溶出した。目的蛋白質
は、HRP結合ヤギ抗ウサギIgG抗体を用いたELI
SAにより検出した。目的蛋白質画分を0.15M N
aCl、0.05% Tween20を含む50mMト
リス塩酸緩衝液、pH7.4で平衡化したIgG−セフ
ァロースカラムにアプライし、同緩衝液で十分カラムを
洗浄後、0.5M酢酸アンモニウム緩衝液(pH3.
4)で溶出した。溶出画分を80%飽和硫安で沈澱さ
せ、少量の緩衝液Aで溶解後、0.2M NaClを含
む0.1M燐酸緩衝液、pH7.0で平衡化されたTS
Kgel G3000SWカラムによる高速分子篩クロ
マトグラフィにかけた。このようにして得られた画分は
SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で単一バンド
を示した。それぞれの分子量を示す蛋白質を同量ずつ混
合してウエスタンブロッティング用分子量マーカーとし
た。下記の表1に各マーカー蛋白質の分子量を示した。
ABドメイン1個は116アミノ酸からなり、その分子
量は13205.24である。各マーカー蛋白質のN末
端にはMetLysValAspの4アミノ酸がついて
おり、C末端にはThrGlyArgArgPheTh
rThrSerの8アミノ酸がついている。また各AB
ドメインはValAspの2アミノ酸で連結されてい
る。表1に各マーカー蛋白質におけるABドメインの連
結数とその分子量についてまとめた。
【0016】
【表1】
【0017】このようにして調製した6種類の分子量マ
ーカー蛋白質をSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳
動にかけ、そのゲルをCBBRで染色したところ、図4
の結果を得た。図中、レーンMはBRL社の分子量マー
カー、レーン1〜6は本発明に係るPROT−ABI〜
VI、レーン7はレーン1〜6の混合物であるが、レー
ン1〜7は目的とする所定の分子量を有していることが
明瞭に認められる。
【0018】同様にして上記のように各分子量マーカー
蛋白質をSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動にか
けた後、PVDF膜にエレクトロブロットし、一次抗体
としてウサギの血清を、二次抗体として西洋ワサビペル
オキシダーゼ(HRP)結合ヤギ抗ウサギ抗体を結合さ
せ、発色剤4−クロロ−1−ナフトールで発色させ、図
5の結果を得た。各レーンは図4と同じものを指すが、
図5からも明らかなように、本発明に係る分子量マーカ
ー蛋白質(レーン1〜6)は分子量マーカーとして充分
に機能することが実証された。なお、レーン7、8、
9、10はレーン1〜6の混合物であり、レーン9、1
0はアミドブラックで染色したものである。
【0019】
【実施例2】実施例1と同様にして、プロテインAのD
ドメインを用いて各種のマーカー蛋白質を調製した。そ
の結果を下記の表2に示す。表2は、Dドメインを単位
とした場合の連結数と各マーカー蛋白質の分子量につい
てまとめたものである。
【0020】
【表2】
【0021】上記結果から明らかなように、本発明によ
れば各種分子量を有するマーカー蛋白質を目的に応じて
自由に調製することができる。またプロテインAのIg
G結合ドメインには上記したA、B、Dのほか、E、C
があるので(これのアミノ酸配列は図1に示した)、上
記したと同様の手法によって、E、Cのドメインについ
ても、目的とするマーカー蛋白質を同種又は異種のドメ
インの間で自由に調製することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、遺伝子工学の手法を利用する
ことによってマーカー蛋白質を製造するものであって、
各ドメインを選択、結合することによって目的とする正
確な分子量を有するマーカー蛋白質を自由に製造するこ
とができる。
【0023】したがって、本発明によって得られたウエ
スタンブロッティング用分子量マーカーは、イミュノブ
ロッティング法のみならず、SDS−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動法における一般的な分子量マーカーとし
ても広く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロテインAの5つのIgG結合ドメイン
(E、D、A、B、C)のアミノ酸配列を比較した図で
あり、図中、5種の間で完全に一致しない部分につい
て、共通でないアミノ酸にアンダーラインを示した。
【図2】本発明に係る発現プラスミドの構築図である。
【図3】PCR法にプロティンAのABドメインの遺伝
子を増幅するための2種のプライマー(PROTS、P
ROTAS)および、発現ベクターに開始コドンとAc
cIサイトを導入するための2種のプライマー(ACC
S,ACCAS)の塩基配列である。
【図4】本発明にしたがって作製された分子量マーカー
蛋白質をSDS−PAGEにかけ、そのゲルをCBBR
で染色した図面である。
【図5】本発明にしたがって作製された分子量マーカー
蛋白質をSDS−PAGEにかけ、そのゲルをPVDF
膜にエレクトロブロットし、一次抗体としてウサギの血
清を、二次抗体としてHRP結合ヤギ抗ウサギ抗体を結
合させて、4−クロロ−1−ナフトールで発色させた図
面である。図4及び図5において各レーンはそれぞれ次
のものを示す:レーンM.BRL社分子量マーカー;
1,PROT−ABI;2,PROT−ABII;3,
PROT−ABIII;4,PROT−ABIV;5,
PROT−ABV;6,PROT−ABVI;7,8,
9,10,レーン2〜7の混合物。CBBR染色ではP
ROT−ABI,IIは1.0μg、PROT−ABI
II−VIは0.5μg、ブロッティングした方のレー
ン1−7ではPROT−ABI,IIは0.1μg、P
ROT−ABIII−VIは0.05μg、レーン8,
9ではPROT−ABI,IIは0.5μg、PROT
−ABIII−VIは0.25μg、レーン10ではP
ROT−ABI,IIは1.0μg、PROT−ABI
II−VIは0.5μgを用いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) 9162−4B C12N 15/00 A

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのIgG結合性人工蛋白
    質の連結物からなる分子量マーカーであり、各マーカー
    は、異なる分子量を有するものであり、そして少なくと
    も2つのくり返し単位を有し、且つそのくり返し単位の
    各々はプロテインAのドメインE、D、A、B及びCか
    らなるグループから選択される少なくともひとつのIg
    G結合性ドメインを含むものであること、を特徴とする
    分子量マーカー。
  2. 【請求項2】 マーカー蛋白質が、ウエスタンブロッテ
    ィングにおいて、目的蛋白質の検出をその目的蛋白質に
    対する特異抗体を用いた酵素抗体法により行う場合、マ
    ーカーのレーンを切り放すことなく同様の操作で発色し
    てくるものであることを特徴とする、下記(イ)〜
    (ニ)のいずれか1項に記載のマーカー蛋白質。 (イ) プロテインA、プロテインG又はプロテインM
    などのIgG結合ドメインのいずれか、もしくはその内
    のいくつかを単位として、それ(ら)を複数個連結させ
    てなることを特徴とするマーカー蛋白質。 (ロ) プロテインAのIgG結合ドメインがE、D、
    A、B及び/又はCであることを特徴とする(イ)に記
    載のマーカー蛋白質。 (ハ) プロテインGのIgG結合ドメインがC、C
    及び/又はCであることを特徴とする(イ)に記載
    のマーカー蛋白質。 (ニ) プロテインAのIgG結合ドメインのいずれ
    か、もしくはその内のいくつかを単位として、それを1
    種又は2種以上連結させてなることを特徴とするマーカ
    ー蛋白質。
  3. 【請求項3】 各マーカー蛋白質の分子量の差が適宜の
    間隔となるような組み合わせからなり、しかも同種の蛋
    白質からなることを特徴とする請求項1〜請求項2のい
    ずれか1項に記載のマーカー蛋白質。
  4. 【請求項4】 プロテインAのIgG結合ドメインAB
    を単位とし、このABドメインを1〜複数個連結してな
    ることを特徴とするマーカー蛋白質。
JP3207150A 1991-07-25 1991-07-25 分子量マ−カ− Expired - Lifetime JP2519136B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3207150A JP2519136B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 分子量マ−カ−
EP92916247A EP0550771B1 (en) 1991-07-25 1992-07-23 Immunoglobulin-binding artificial protein
PCT/JP1992/000938 WO1993002107A1 (en) 1991-07-25 1992-07-23 Immunoglobulin-combining artificial protein
EP97122254A EP0863210A3 (en) 1991-07-25 1992-07-23 Immunoglobulin-binding artificial protein
DE69230061T DE69230061T2 (de) 1991-07-25 1992-07-23 Künstliches immunoglobulin-bindendes protein
US08/406,809 US5580788A (en) 1991-07-25 1995-03-20 Use of immunoglogulin-binding artificial proteins as molecular weight markers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3207150A JP2519136B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 分子量マ−カ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532699A JPH0532699A (ja) 1993-02-09
JP2519136B2 true JP2519136B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=16535047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3207150A Expired - Lifetime JP2519136B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 分子量マ−カ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519136B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5278940B2 (ja) * 2007-11-12 2013-09-04 独立行政法人産業技術総合研究所 安定な抗体結合性タンパク質
JP5645155B2 (ja) * 2009-08-31 2014-12-24 国立大学法人 琉球大学 分子量マーカー及び分子量マーカーの作製方法
US10189891B2 (en) 2012-03-28 2019-01-29 Ge Healthcare Bioprocess R&D Ab Affinity chromatography matrix

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5151350A (en) * 1982-10-27 1992-09-29 Repligen Corporation Cloned genes encoding recombinant protein a
JPS6217705A (ja) * 1985-07-16 1987-01-26 Nippon Kogaku Kk <Nikon> テレセントリツク光学系用照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0532699A (ja) 1993-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chuang et al. Sequence analysis of four new heat-shock genes constituting the hslTS/ibpAB and hslVU operons in Escherichia coli
US5580788A (en) Use of immunoglogulin-binding artificial proteins as molecular weight markers
Murray et al. Nucleotide sequences of transcription and translation initiation regions in Bacillus phage phi 29 early genes.
Gileadi Recombinant protein expression in E. coli: a historical perspective
Olson et al. The HypB protein from Bradyrhizobium japonicum can store nickel and is required for the nickel‐dependent transcriptional regulation of hydrogenase
Melcher A modular set of prokaryotic and eukaryotic expression vectors
Park et al. Purification and characterization of an arginine regulatory protein, ArgR, from Pseudomonas aeruginosa and its interactions with the control regions for the car, argF, and aru operons
Yates et al. E. coli ribosomal protein L10 inhibits translation of L10 and L7/L12 mRNAs by acting at a single site
JPH07147978A (ja) 変性ペプチドの生物学的製法
Buermeyer et al. The HIP1 initiator element plays a role in determining the in vitro requirement of the dihydrofolate reductase gene promoter for the C-terminal domain of RNA polymerase II
Fling et al. Protein expression in Escherichia coli minicells containing recombinant plasmids specifying trimethoprim-resistant dihydrofolate reductases
Rojo et al. Transcription activation and repression by interaction of a regulator with the α subunit of RNA polymerase: the model of phage ϕ29 protein p4
Masuda et al. Biochemical properties of the human REV1 protein
JPH10503090A (ja) 低温での組換え蛋白質産生のためのベクターおよび形質転換宿主細胞
Casey et al. In vivo and in vitro characterization of the light-regulated cpcB2A2 promoter of Fremyella diplosiphon
Waeber et al. The glucose transporter of Escherichia coli: Purification and characterization by Ni+ chelate affinity chromatography of the IIBCGlc subunit
JP2519136B2 (ja) 分子量マ−カ−
Serganov et al. Ribosomal protein S15 from Thermus thermophilus: Cloning, sequencing, overexpression of the gene and RNA‐binding properties of the protein
Liou et al. The chaperonin containing TCP-1 (CCT). Displays a single-ring mediated disassembly and reassembly cycle
US5702921A (en) Expression of biologically active human C-reactive protein in escherichia coli
KR930701603A (ko) 재조합 47 및 31 킬로달톤 코코아 단백질 및 그의 전구체
Andreotti et al. Indole-3-glycerol-phosphate synthase from Sulfolobus solfataricus as a model for studying thermostable TIM-barrel enzymes
KR100431724B1 (ko) 인간 훼리틴 유전자의 발현벡터, 이를 포함하는 대장균 형질전환체 및 상기 형질전환체를 이용한 인간 훼리틴 단백질의 제조방법
Dondon et al. Overproduction and purification of initiation factor IF2 and pNUSA proteins from a recombinant plasmid bearing strain
JP2747141B2 (ja) 安定性が改良された変異型大腸菌リボヌクレアーゼh

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 16