JP2518719B2 - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

内燃機関の冷却装置

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JP2518719B2 JP2106422A JP10642290A JP2518719B2 JP 2518719 B2 JP2518719 B2 JP 2518719B2 JP 2106422 A JP2106422 A JP 2106422A JP 10642290 A JP10642290 A JP 10642290A JP 2518719 B2 JP2518719 B2 JP 2518719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、内燃機関の冷却装置に関し、特に過給機付
内燃機関において有益な技術に関する。
<従来の技術> 排気ターボ過給機付内燃機関では、高負荷運転時に排
気温度が過度に上昇して排気弁、排気マニホールド若し
くは過給機のタービン等に熱的損傷が生ずることがあ
る。このため、従来においては、高負荷運転域(例えば
600r.p.m.以上の高負荷運転域)の目標空燃比を過度に
リッチ化(最大出力空燃比よりもリッチ)して設定し、
燃料により燃焼室を冷却して排気温度を低下させるよう
にしている。ここで、前記目標空燃比は、定常連続運転
時に排気温度が所定値以下になるように、設定されてい
る。
<発明が解決しようとする課題> しかし、排気系には大きなヒートマスがあるので、定
常連続運転時には問題となる排気温度の上昇も、機関運
転状態が過渡的(加速運転時)に高負荷運転に入るとき
には問題とならず、逆に空燃比のオーバリッチ化により
燃費の悪化を招くと共に排気性状の悪化(特にCO排出量
の増加)を招くという不具合がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、
高負荷運転域の排気系温度の上昇を抑制しつつ燃費及び
排気性状を向上できる内燃機関の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> このため、本発明は請求項1においては第1図実線示
の如く、機関運転状態に基づいて点火時期を設定する点
火時期設定手段Aと、設定された点火時期に基づいて点
火栓Bを駆動制御する点火栓駆動制御手段Cと、を備え
る内燃機関において、機関負荷を検出する機関負荷検出
手段Dと、機関の冷却水温度を検出する温度検出手段E
と、前記検出された機関負荷を少なくともパラメータと
して燃焼室における熱発生量を設定する熱発生量設定手
段Fと、前記検出された冷却水温度に基づいて基本排気
系温度を設定する基本排気系温度設定手段Gと、前記設
定された熱発生量と基本排気系温度とに基づいて排気系
温度を推定する排気系温度推定手段Hと、推定された排
気系温度に応じて当該排気系温度を低下させるべく点火
時期進角量を設定する進角量設定手段Iと、前記設定さ
れた点火時期進角量に基づいて前記設定された点火時期
を補正する点火時期補正手段Jと、を備えるようにし
た。
また、請求項2においては、請求項1記載の内燃機関
の冷却装置に加えて、第1図中破線示の如く、推定され
た排気系温度に応じて当該排気系温度を低下させるべく
燃料増量補正量を設定する増量補正量設定手段Kと、設
定された燃料増量補正量に基づいて燃料供給量を増量補
正する増量補正手段Lと、増量補正された燃料供給量に
基づいて燃料供給手段Mを駆動制御する燃料供給駆動制
御手段Nと、を備えるようにした。
<作用> このようにして、請求項1においては、機関負荷を少
なくともパラメータとして設定された熱発生量と、冷却
水温度に基づいて設定された基本排気系温度と、に基づ
いて排気系温度を推定し、この排気系温度を低下させる
ように点火時期を進角補正する。
また、請求項2においては、請求項1の点火時期制御
に加えて推定された排気系温度に基づいて燃料増量を図
り、これによっても排気系温度を低下させる。
<実施例> 以下に、本発明の一実施例を第2図〜第6図に基づい
て説明する。
第2図において、機関1の吸気ポート近傍の吸気通路
2壁には燃料供給手段としての電磁式燃料噴射弁3が取
付けられ、燃料噴射弁3には燃料ポンプ(図示せず)か
ら燃料が圧送供給される。前記燃料噴射弁3は、制御装
置4からの駆動パルス信号により開弁されて、燃料を吸
気通路2に噴射供給する。
前記吸気通路2には排気ターボ過給機5のコンプレッ
サ6が介装され、コンプレッサ6に軸結されたタービン
7は排気通路8に介装されている。そして、タービン7
を排気エネルギにて回転駆動させることにより、コンプ
レッサ6にて吸気を加圧して燃焼室に供給する。
前記機関1の燃焼室には点火栓9が設けられている。
前記点火栓9には制御装置4からの点火信号に基づいて
点火コイル10にて発生する高電圧がディストリビュータ
11を介して印加され、これにより火花点火させて燃料を
燃焼させる。
前記制御装置4は、CPU,ROM,RAM,A/D変換器及び入出
力インターフェースを含んで構成されるマイクロコンピ
ュータを備え、各種センサの信号に基づいて燃料噴射弁
3及び点火栓9を制御する。
前記ディストリビュータ11にはクランク角センサ12が
設けられ、クランク角センサ12はレファレンス信号(4
気筒機関ではクランク角度で180゜毎)とポジション信
号(例えばクランク角度で2゜毎)とを前記制御装置4
に出力する。ここで、単位時間当りのポジション信号の
入力数或いはレファレンス信号の入力周期を測定するこ
とにより、機関回転速度を検出できる。
排気通路8には酸素センサ13が設けられ、酸素センサ
13は排気中の酸素濃度を検出することにより空燃比を検
出する。ここで、酸素センサ13は理論空燃比付近を境と
して出力電圧が急変するものである。また、吸入空気流
量を検出する機関負荷検出手段としての熱線式エアフロ
ーメータ14と、機関1の冷却水温度を検出する水温セン
サ15と、が設けられ、これらの検出信号は制御装置4に
入力される。
前記制御装置4には、動作電源としてまた電源電圧の
検出のために、バッテリ16がエンジンキースイッチ17を
介して接続されている。
前記制御装置4のCPUは、第3図〜第7図に示すフロ
ーチャートに従って、作動し、燃料噴射弁3と点火栓9
とを駆動制御する。
ここでは、制御装置4(特にCPU)が点火時期設定手
段と点火栓駆動制御手段と燃料供給駆動制御手段と熱発
生量設定手段と基本排気系温度設定手段と排気系温度推
定手段と点火時期補正手段と増量補正量設定手段と増量
補正手段とを構成する。
次に作用を第3図〜第7図のフローチャートに従って
説明する。第3図のフローチャートに示すルーチンは10
msec毎に時間周期で実行される。
まず、燃料噴射制御を説明する。
S1では、クランク角センサ12,酸素センサ13,エアフロ
ーメータ14等の各種信号を読込む。
S2では、検出された吸入空気流量Qと機関回転速度N
とに基づいて、基本噴射量TP(=KQ/N;Kは定数)を演算
する。
S3では、各種補正係数COEFを次式により設定する。
COEF=1+水温増量補正係数+空燃比補正係数 +始動及び始動後増量補正係数+アイドル後増量係数 +加速減量補正係数 ここで、前記空燃比補正係数は、機関回転速度と機関
負荷とによりマップに割付けられており、通常運転領域
では空燃比が理論空燃比になるように設定され、高負荷
運転域で理論空燃比よりリッチな最大出力空燃比になる
ように設定されている。
S4では、バッテリ16の電圧値に基づいて電圧補正分TS
を設定する。これはバッテリ電圧の変動により燃料噴射
弁3の噴射量変動を防止するためである。
S5では、後述の第5図のフローチャートに示すルーチ
ンによって設定された空燃比フィードバック補正係数α
を読込む。
S6では、後述の第7図のフローチャートに示すルーチ
ンによって設定された冷却のための燃料増量補正係数KH
OTを読込む。
S7では、燃料噴射量Tiを次式により演算する。
Ti=Tp×COEF×α×KHOT+TS S8では、演算された燃料噴射量Tiを出力レジスタにセ
ットする。これにより、燃料噴射弁3に燃料噴射量Ti
対応するパルス幅の信号が出力され、燃料噴射が行われ
る。
次に、フィードバック制御判定ルーチンを第4図のフ
ローチャートに従って説明する。ここで、空燃比のフィ
ードバック制御は、低・中速回転かつ低・中負荷運転域
で行い、高回転又は高負荷運転域で停止される。
S11では、機関回転速度に基づいてマップから比較負
荷(Tp)をマップから演算する。この比較負荷は機関回
転速度が高くなるに従って小さくなるように設定されて
いる。
S12では、実際の負荷(Tp)が比較負荷以下か否かを
判定し、YESのときすなわち低・中速回転かつ低・中負
荷運転域のときにはS13に進み、NOのときすなわち高回
転又は高負荷運転域のときにはS14に進む。
S13では、ディレィタイマを初期値にリセットした
後、S17に進む。
S14では、ディレィタイマのカウントを開始させる。
S15では、ディレイタイマのカウント値が所定値以上
になったか否かを判定し、YESのときすなわち高回転又
は高負荷運転域に移行してから前記所定値を経過したと
きにはフィードバック制御を停止させるべくS18に進みN
OのときにはS16に進む。
S16では、機関回転速度が所定値(例えば3800r.p.
m.)以上か否かを判定し、YESのときにはフィードバッ
ク制御を停止させるべくS18に進みNOのときにはS17に進
む。
S17では、フィードバック制御を行わせるべく空燃比
フラッグを1に設定する。
S18では、フィードバック制御を停止させるべく空燃
比フラッグを0に設定する。
このようにして設定された空燃比フラッグはRAMに記
憶される。
次に、空燃比フィードバック補正係数αの設定ルーチ
ンを第5図のフローチャートに従って説明する。
S21では、空燃比フラッグが1か否かを判定し、YESの
ときにはフィードバック制御を行うべくS22に進みNOの
ときにはフィードバック制御を停止させるべくS30に進
む。
S22では、酸素センサ13の出力電圧を読込む。
S23では、読込まれた出力電圧と理論空燃比相当の基
準電圧とを比較することにより、実際の空燃比が理論空
燃比よりリッチか否かを判定し、YESのときすなわちリ
ッチのときにはS24に進みNOのときすなわちリーンのと
きにはS27に進む。
S24では、実際の空燃比がリーンからリッチに反転し
た初回か否かを判定し、YESのときにはS25に進みNOのと
きにはS26に進む。
S25では、前回ルーチンで設定された空燃比フィード
バック補正係数αから比例分Pを減じて新たな空燃比フ
ィードバック補正係数αを設定する。
S26では、前回ルーチンで設定された空燃比フィード
バック補正係数αから積分分Iを減じて新たな空燃比フ
ィードバック補正係数αを設定する。
このようにして、反転初回は空燃比を比例分Pだけ急
激にリーン化させその後は空燃比を積分分Iずつ徐々に
リーン化させるべく空燃比フィードバック補正係数αを
設定する。
S27では、実際の空燃比がリッチからリーンに反転し
た初回か否かを判定し、YESのときにはS28に進みNOのと
きにはS29に進む。
S28では、前回ルーチンで設定された空燃比フィード
バック補正係数αに比例分Pを加算して新たな空燃比フ
ィードバック補正係数αを設定する。
S29では、前回ルーチンで設定された空燃比フィード
バック補正係数αに積分分Iを加算して新たな空燃比フ
ィードバック補正係数αを設定する。
このようにして、反転初回は空燃比を急激にリッチ化
させその後は空燃比を徐々にリッチ化させるべく空燃比
フィードバック補正係数αを設定する。
S30では、空燃比フィードバック補正係数αを所定値
(例えば1)にクランプして、フィードバック制御を停
止させる。
次に、点火時期制御を第6図のフローチャートに示す
ルーチンに従って説明する。
S31では、クランク角センサ12の検出信号を読込む。
S32では、検出された機関回転速度と機関負荷(例え
ば基本噴射量)とに基づいて基本点火時期ADVをマップ
から検索する。
S33では、後述の第7図の噴射に示すルーチンにて設
定された冷却用の点火時期進角量KADVを読込む。
S34では、前記基本点火時期ADVと点火時期進角量KADV
とを加算して点火時期を求める。このようにして求めら
れた点火時期に点火信号を点火コイル10に出力しディス
トリビュータ11を介して点火栓9を点火作動させる。
次に、燃料増量補正係数KHOT及び点火時期進角量KADV
ルーチンを第7図のフローチャートに従って説明する。
S41では、エアフローメータ14、水温センサ15等の各
種信号を読込む。
S42では、検出された吸入空気流量と機関回転速度と
に基づいて燃焼室における熱発生量Hをマップから検索
する。熱発生量Hは、吸入空気流量が増大するに従って
大きくなるように設定され、かつ機関回転速度が増大す
るに従って大きくなるように設定されている。
S43では、検出された冷却水温度に基づいて、基本排
気系温度T0をマップから検索する。基本排気系温度T
0は、冷却水温度が高くなるに従って高くなるように設
定されている。
S44では、排気系温度Tを次式により演算して推定す
る。
T=T0+(H×K)/n Kは熱量を温度に変換する係数,nは燃焼室から排気系
までの熱容量であって実験的に求められる。
S45では、推定された排気系温度Tに基づいて排気温
度を低下させるための燃料増量補正係数KHOTをマップか
ら検索する。このKHOTは1よりも大きくかつ排気系温度
が高くなるほど大きくなるように設定されている。
S46では、推定された排気系温度Tに基づいて、排気
温度を低下させるための点火時期進角量KADVをマップか
ら検索する。この点火時期進角量KADVは排気系温度が高
くなるほど進角するように設定されている。
このようにして設定された燃料増量補正係数KHOTは第
3図のフローチャートに示すルーチンにて使用されて、
燃料増量(空燃比を最大出力空燃比よりもリッチ化)が
行われる。また、点火時期進角KADVは第6図のフローチ
ャートに示すルーチンにて使用されて、点火時期が進角
されることで排気温度が低下し、もって、排気系温度が
低下する。
以上説明したように、吸入空気流量と機関回転速度と
から求められた熱発生量と、冷却水温度から求められた
基本排気系温度と、に基づいて燃料噴射量増量補正と点
火時期の進角補正とを行うようにしたので、高負荷域で
定常連続運転がなされても空燃比がオーバリッチ化され
て燃焼室が冷却され排気系温度の上昇を抑制できると共
に点火時期進角によっても排気系温度を抑制できる。こ
のため、エンジン及び排気ターボ過給機の熱的損傷を防
止して耐久性を向上できる。
さらに、熱発生量と基本排気系温度とに基づいて排気
系温度を推定しているので、推定精度が良いという特徴
がある。即ち、排気系温度は、主に、機関熱発生量及び
排気系放熱量のバランスによって決まるので、基本排気
系温度に熱発生量から推定した温度上昇を加味すること
で、高精度の推定が行えるからである。このことは、エ
ミッションの悪化を極力防止する効果がある。つまり、
燃料増量は排気温度の低下には効果があるが、反面、燃
料増量によってエミッションの悪化の可能性もある。そ
のため、高精度に推定した排気系温度に応じて燃料増量
を設定すると、マージンの設定がないため必要以上の燃
料増量が防止でき、エミッションの悪化を極力防止する
ことができる。また、過渡的に高負荷運転域に入るとき
には熱発生量も比較的少なく排気系温度の上昇も抑制で
きるので、前記点火時期進角量KADV及び燃料増量補正係
数KHOTが小さくなり、冷却のための燃料増量を抑制でき
る。このため、加速運転時の出力を向上できると共に、
排気性状の悪化及び燃費の悪化を抑制できる。特に、燃
料増量と点火時期と点火時期進角とによって排気系温度
を低下させるようにしたので、燃料増量を抑制でき排気
性状の悪化及び熱費の悪化を抑制でき、また進角量を抑
制できノッキングの発生を防止できる。
尚、機関負荷としては、スロットル弁開度,吸気負圧
等が挙げられる。
<発明の効果> 本発明は、以上説明したように、請求項1において
は、機関負荷を少なくともパラメータとして熱発生量を
求めると共に冷却水温度から基本排気系温度を求めた
後、排気系温度を推定し、この排気系温度に基づいて冷
却用の点火時期進角を行うようにしたので、高負荷連続
運転時の耐久性を従来例と同様に向上しつつ、過渡運転
時の出力向上と排気性状の向上と燃費の向上とを図れ
る。また、請求項2においては、点火時期進角制御と燃
料増量制御とを作用して排気系温度を低下させるように
したので、ノッキングの発生を抑制できると共に排気性
状及び燃費の悪化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例を示す構成図、第3図〜第7図は同上のフローチ
ャートである。 1……機関、3……燃料噴射弁、4……制御装置、5…
…排気ターボ過給機、9……点火栓、12……クランク角
センサ、13……酸素センサ、14……エアフローメータ、
15……水温センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関運転状態に基づいて点火時期を設定す
    る点火時期設定手段と、設定された点火時期に基づいて
    点火栓を駆動制御する点火栓駆動制御手段と、を備える
    内燃機関において、 機関負荷を検出する機関負荷検出手段と、機関の冷却水
    温度を検出する温度検出手段と、前記検出された機関負
    荷を少なくともパラメータとして燃焼室における熱発生
    量を設定する熱発生量設定手段と、前記検出された冷却
    水温度に基づいて基本排気系温度を設定する基本排気系
    温度設定手段と、前記設定された熱発生量と基本排気系
    温度とに基づいて排気系温度を推定する排気系温度推定
    手段と、推定された排気系温度に応じて当該排気系温度
    を低下させるべく点火時期進角量を設定する進角量設定
    手段と、前記設定された点火時期進角量に基づいて前記
    設定された点火時期を補正する点火時期補正手段と、を
    備えたことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の内燃機関の冷却装置に加え
    て、推定された排気系温度に応じて当該排気系温度を低
    下させるべく燃料増量補正量を設定する増量補正量設定
    手段と、設定された燃料増量補正量に基づいて燃料供給
    量を増量補正する増量補正手段と、増量補正された燃料
    供給量に基づいて燃料供給手段を駆動制御する燃料供給
    駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の
    冷却装置。
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