JP2517976B2 - 自動機の停止装置 - Google Patents
自動機の停止装置Info
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- JP2517976B2 JP2517976B2 JP62169470A JP16947087A JP2517976B2 JP 2517976 B2 JP2517976 B2 JP 2517976B2 JP 62169470 A JP62169470 A JP 62169470A JP 16947087 A JP16947087 A JP 16947087A JP 2517976 B2 JP2517976 B2 JP 2517976B2
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- Japan
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- machine
- shino
- automatic machine
- stop
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/005—Service carriages travelling along the machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維機械に付設された案内部材に沿って走行
し、該案内部材に突設された停止位置検知ピンにより位
置決め停止される自動機の停止装置に関する。より詳し
くは、本発明は精紡機の篠替装置の自動機を隔玉位置に
停止させるための装置に関する。
し、該案内部材に突設された停止位置検知ピンにより位
置決め停止される自動機の停止装置に関する。より詳し
くは、本発明は精紡機の篠替装置の自動機を隔玉位置に
停止させるための装置に関する。
以下、精紡機の篠替装置を例に取り本発明を説明す
る。
る。
精紡機においては、篠巻は精紡機のスピンドルゲージ
に比べてかなり大きな径となっているため、一般にドラ
フトパートへ篠を供給する本篠巻を精紡機の高位置に設
けたクリールに内外2列に吊架するとともに、更にそれ
らの外側に篠巻と交換するための予備篠巻を吊架するよ
うにしている。そして、篠のドラフトパートへの供給が
進み、篠巻が空に近付くと、新しい篠巻と交換する。
に比べてかなり大きな径となっているため、一般にドラ
フトパートへ篠を供給する本篠巻を精紡機の高位置に設
けたクリールに内外2列に吊架するとともに、更にそれ
らの外側に篠巻と交換するための予備篠巻を吊架するよ
うにしている。そして、篠のドラフトパートへの供給が
進み、篠巻が空に近付くと、新しい篠巻と交換する。
この篠替の方法として、古くから台車により運ばれた
篠巻を作業者が手作業により交換するか、または予めク
リール棚に載置されている予備篠巻を作業者が交換する
ことが行なわれている。また、予備篠巻をレール搬送式
とし、例えば粗紡工程から自動的に内外2列のクリール
レールの外側に供給することも行なわれている。
篠巻を作業者が手作業により交換するか、または予めク
リール棚に載置されている予備篠巻を作業者が交換する
ことが行なわれている。また、予備篠巻をレール搬送式
とし、例えば粗紡工程から自動的に内外2列のクリール
レールの外側に供給することも行なわれている。
ところで、篠巻は大径であり重量も3kg前後もあり扱
い難く、またクリールが高位置にあるために篠替作業は
作業者にとり重労働である。
い難く、またクリールが高位置にあるために篠替作業は
作業者にとり重労働である。
このようなことから、特開昭58-81631号公報には、ク
リールに吊下げられ、ドラフトパートに篠を供給してい
る本篠巻と、予備篠巻とを自動的に交換する装置が提案
されている。この装置においては、本篠巻の巻玉径に差
を持たせておき、空に近付いた本篠巻を必ず外側レール
に吊架させておき、篠替機の取出腕の昇降、前後動によ
り外側レールの空篠巻を取出し且つ予備篠巻レールに吊
架し、代って予備篠巻レールの予備篠巻を外側クリール
に吊架する。この篠替を行うため、上記予備篠巻との交
換に先立ち、篠入替機によって内側の空の本篠巻を外側
に、中玉の本篠巻を内側に入替えている。このように篠
入替機を必要とするため、精紡機の高さが高くなり、保
全管理が難しくなり、既設工場への採用が難しいという
問題がある。また、精紡機の高さが高くなることに伴い
予備篠巻レールの位置も高くなり、自動篠替機の取出腕
の昇降ストロークが大きくなるという問題がある。
リールに吊下げられ、ドラフトパートに篠を供給してい
る本篠巻と、予備篠巻とを自動的に交換する装置が提案
されている。この装置においては、本篠巻の巻玉径に差
を持たせておき、空に近付いた本篠巻を必ず外側レール
に吊架させておき、篠替機の取出腕の昇降、前後動によ
り外側レールの空篠巻を取出し且つ予備篠巻レールに吊
架し、代って予備篠巻レールの予備篠巻を外側クリール
に吊架する。この篠替を行うため、上記予備篠巻との交
換に先立ち、篠入替機によって内側の空の本篠巻を外側
に、中玉の本篠巻を内側に入替えている。このように篠
入替機を必要とするため、精紡機の高さが高くなり、保
全管理が難しくなり、既設工場への採用が難しいという
問題がある。また、精紡機の高さが高くなることに伴い
予備篠巻レールの位置も高くなり、自動篠替機の取出腕
の昇降ストロークが大きくなるという問題がある。
上述したような、問題点を解決するために、本出願人
は先に、ドラフトパートへ篠を供給する本篠巻を内外2
列に吊架するとともに、更にそれらの外側に予備篠巻を
1列配列するとともに、精紡機機台の長手方向に沿って
1玉おきに中玉のボビンを本篠巻として吊架し、他の列
には満ボビンを本篠巻として吊架した状態で紡出を開始
し、中玉の本篠巻が空に近付いた時期に自動篠替機によ
り機台の一端側から他端側へ順次1列おきに内外2個の
本篠巻を同時に取出し、本篠巻が取出された位置に予備
篠巻を吊架し、予備篠巻が取外された位置に2個の空に
近付いた本篠巻を吊架するという方法を提案した(特開
昭61-119728号公報)。
は先に、ドラフトパートへ篠を供給する本篠巻を内外2
列に吊架するとともに、更にそれらの外側に予備篠巻を
1列配列するとともに、精紡機機台の長手方向に沿って
1玉おきに中玉のボビンを本篠巻として吊架し、他の列
には満ボビンを本篠巻として吊架した状態で紡出を開始
し、中玉の本篠巻が空に近付いた時期に自動篠替機によ
り機台の一端側から他端側へ順次1列おきに内外2個の
本篠巻を同時に取出し、本篠巻が取出された位置に予備
篠巻を吊架し、予備篠巻が取外された位置に2個の空に
近付いた本篠巻を吊架するという方法を提案した(特開
昭61-119728号公報)。
上記の方法を実施する場合には、自動篠替機を機台の
一端側から他端側へ順次1玉おきに、すなわち隔玉間隔
毎に停止させる必要があり、しかも次回には前回より1
玉間隔分ずらして隔玉間隔毎に停止させる必要がある。
これに対して、従来、自動機を所定の作業位置に停止さ
せるためには繊維機械側に自動機の作業位置の間隔(一
玉間隔)毎に停止位置検知ピンを設け、自動機側にはピ
ン検知装置を設けて該ピン検知装置で前記停止位置検知
ピンを検知して位置決め停止する方法が採用されている
ので、自動機の作業位置の2倍の間隔(隔玉間隔)毎に
停止するためには前記停止位置検知ピンの内、1つおき
に目的の検知ピンだけを選択して検知し位置決め停止す
る必要がある。ところが、このように検知することは通
常の方法では困難であるので、従来の方法では自動機を
作業位置の2倍の間隔毎に停止させることが困難であっ
た。
一端側から他端側へ順次1玉おきに、すなわち隔玉間隔
毎に停止させる必要があり、しかも次回には前回より1
玉間隔分ずらして隔玉間隔毎に停止させる必要がある。
これに対して、従来、自動機を所定の作業位置に停止さ
せるためには繊維機械側に自動機の作業位置の間隔(一
玉間隔)毎に停止位置検知ピンを設け、自動機側にはピ
ン検知装置を設けて該ピン検知装置で前記停止位置検知
ピンを検知して位置決め停止する方法が採用されている
ので、自動機の作業位置の2倍の間隔(隔玉間隔)毎に
停止するためには前記停止位置検知ピンの内、1つおき
に目的の検知ピンだけを選択して検知し位置決め停止す
る必要がある。ところが、このように検知することは通
常の方法では困難であるので、従来の方法では自動機を
作業位置の2倍の間隔毎に停止させることが困難であっ
た。
本発明は、このような必要に応えるものであり、より
詳しくは、精紡機に付設された案内部材に沿って走行
し、該案内部材に突設された停止ピンにより位置決め停
止される精紡機の篠替装置の自動機を、隔玉位置に停止
させるための装置を提供するものである。
詳しくは、精紡機に付設された案内部材に沿って走行
し、該案内部材に突設された停止ピンにより位置決め停
止される精紡機の篠替装置の自動機を、隔玉位置に停止
させるための装置を提供するものである。
本発明においては、精紡機のクリールに内外2列に本
篠巻を吊下するとともに内外2列の本篠巻を精紡機の長
手方向に1玉おきに篠の巻径に差をつけることにより1
玉おきの径の小さい本篠巻が先に空に近づくように構成
し、この空に近づいた内外の本篠巻を精紡機の長手方向
に沿って移動する自動機によって予備篠巻と交換するよ
うにした自動機の停止装置において、前記自動機の走行
方向に沿って同自動機の停止位置検知部を一定間隔毎に
設け、前記停止位置検知部を検出する2組の位置決め停
止用の検知装置を自動機の走行方向に対し所定の距離だ
け離して自動機に設け、今回の篠替時には前記2組の検
知装置のうち、一方を選択して検知可能状態にし、次回
の篠替時には他方を選択して検知可能状態にする切替装
置を設けたことにより上記の目的を達成する。
篠巻を吊下するとともに内外2列の本篠巻を精紡機の長
手方向に1玉おきに篠の巻径に差をつけることにより1
玉おきの径の小さい本篠巻が先に空に近づくように構成
し、この空に近づいた内外の本篠巻を精紡機の長手方向
に沿って移動する自動機によって予備篠巻と交換するよ
うにした自動機の停止装置において、前記自動機の走行
方向に沿って同自動機の停止位置検知部を一定間隔毎に
設け、前記停止位置検知部を検出する2組の位置決め停
止用の検知装置を自動機の走行方向に対し所定の距離だ
け離して自動機に設け、今回の篠替時には前記2組の検
知装置のうち、一方を選択して検知可能状態にし、次回
の篠替時には他方を選択して検知可能状態にする切替装
置を設けたことにより上記の目的を達成する。
本発明では切替え装置を切替えることにより、第1の
作業時点には一組の位置決め停止用検知装置を検知可能
状態として自動機を一定間隔(停止位置検知部としての
検知ピンの設置間隔)毎に所定位置に停止させることが
できる。また、第2の作業時点には、他方の組の検知装
置を検知可能状態に切り替えることにより、一定間隔
(停止位置検知ピンの設置間隔)毎に、第1の作業時点
とは2組の検知装置間の距離だけずれた位置に、自動機
を停止させることができる。
作業時点には一組の位置決め停止用検知装置を検知可能
状態として自動機を一定間隔(停止位置検知部としての
検知ピンの設置間隔)毎に所定位置に停止させることが
できる。また、第2の作業時点には、他方の組の検知装
置を検知可能状態に切り替えることにより、一定間隔
(停止位置検知ピンの設置間隔)毎に、第1の作業時点
とは2組の検知装置間の距離だけずれた位置に、自動機
を停止させることができる。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
第2図には本発明に係る自動機の1実施例である精紡
機6の篠替装置3が示されている。
機6の篠替装置3が示されている。
多数台並設された精紡機6は、篠替装置3により篠替
される。篠替装置3は、例えば、作業者の押しボタン操
作により、多数の精紡機6の一端部に敷設されたレール
8に沿って第2図で左右に移動するキャリア3aと、キャ
リア3aに搭載されて移動され、篠替対象の精紡機6に到
達すると、キャリア3aから送出され精紡機6の両側に敷
設されたガイドレール4に沿って第2図で上下方向に走
行し、所定の篠替作業等を行う篠替作業機3bからなって
いる。
される。篠替装置3は、例えば、作業者の押しボタン操
作により、多数の精紡機6の一端部に敷設されたレール
8に沿って第2図で左右に移動するキャリア3aと、キャ
リア3aに搭載されて移動され、篠替対象の精紡機6に到
達すると、キャリア3aから送出され精紡機6の両側に敷
設されたガイドレール4に沿って第2図で上下方向に走
行し、所定の篠替作業等を行う篠替作業機3bからなって
いる。
精紡機6のクリールにおいては、第3図に示すよう
に、ドラフトパートへ篠を供給する本篠巻1a、1bを内外
2列に吊架するとともに、更にそれらの外側に予備篠巻
2を1列配列している。なお、本篠巻1a、1bおよび予備
篠巻2は精紡機6の長手方向にはピッチPの間隔を開け
ている。
に、ドラフトパートへ篠を供給する本篠巻1a、1bを内外
2列に吊架するとともに、更にそれらの外側に予備篠巻
2を1列配列している。なお、本篠巻1a、1bおよび予備
篠巻2は精紡機6の長手方向にはピッチPの間隔を開け
ている。
精紡機6の機台の長手方向に沿って1列おきに中玉の
ボビンを本篠巻として吊架し、他の列には満ボビンを本
篠巻として吊架した状態で紡出を開始し、中玉の本篠巻
が空になりまたは空に近付いた時期に篠替作業機により
機台の一端側から他端側へ順次1列おきに内外2個の本
篠巻1a、1b(第3図で一点鎖線で囲まれたもの)を同時
に取出し、クリールの外側に吊下げていた予備篠巻2
(第3図で一点鎖線で囲まれたもの)を2本同時に取り
出し本篠巻1a、1bが取出された位置にこの予備篠巻2を
吊架し、予備篠巻2が取外された位置に2個の本篠巻1
a、1bを吊架する。
ボビンを本篠巻として吊架し、他の列には満ボビンを本
篠巻として吊架した状態で紡出を開始し、中玉の本篠巻
が空になりまたは空に近付いた時期に篠替作業機により
機台の一端側から他端側へ順次1列おきに内外2個の本
篠巻1a、1b(第3図で一点鎖線で囲まれたもの)を同時
に取出し、クリールの外側に吊下げていた予備篠巻2
(第3図で一点鎖線で囲まれたもの)を2本同時に取り
出し本篠巻1a、1bが取出された位置にこの予備篠巻2を
吊架し、予備篠巻2が取外された位置に2個の本篠巻1
a、1bを吊架する。
次回の作業時には、前回に交換されなかった内外2個
の本篠巻1c、1dの交換作業を行う。
の本篠巻1c、1dの交換作業を行う。
上記の方法を実施する場合には、篠替作業機3bを機台
の一端側から他端側へ順次1玉おきに、すなわち、隔玉
位置に(ピッチ2Pで)停止させる必要があり、しかも次
回の篠替時には前回の篠替時より1玉分(ピッチP)ず
らして隔玉位置に(ピッチ2Pで)停止させる必要があ
る。
の一端側から他端側へ順次1玉おきに、すなわち、隔玉
位置に(ピッチ2Pで)停止させる必要があり、しかも次
回の篠替時には前回の篠替時より1玉分(ピッチP)ず
らして隔玉位置に(ピッチ2Pで)停止させる必要があ
る。
本実施例においては、精紡機6の側方に案内部材とし
てのガイドレール4(第1図)が付設され、篠替装置3
の篠替作業機3bはガイドレール4に沿って走行する。
てのガイドレール4(第1図)が付設され、篠替装置3
の篠替作業機3bはガイドレール4に沿って走行する。
ガイドレール4には、第1図(b)に示すように、本
発明の検出部として長短2種類の停止ピン5a、5bが精紡
機6の長手方向に前述した本篠巻1a、1bおよび予備篠巻
2のピッチPと等しい間隔で交互に設けられている。
発明の検出部として長短2種類の停止ピン5a、5bが精紡
機6の長手方向に前述した本篠巻1a、1bおよび予備篠巻
2のピッチPと等しい間隔で交互に設けられている。
本発明の検出装置として光電装置、リミットスイッ
チ、近接スイッチ等からなり長い停止ピン5aの先端を検
知する部材9a、9b、10a、10bが篠替作業機3bに搭載され
ている。検知部材9a、9bと検知部材10a、10bはそれぞれ
組を成している。
チ、近接スイッチ等からなり長い停止ピン5aの先端を検
知する部材9a、9b、10a、10bが篠替作業機3bに搭載され
ている。検知部材9a、9bと検知部材10a、10bはそれぞれ
組を成している。
本発明では、長い停止ピン5aは、その先端部を篠替作
業機3bの停止位置検知用として用い、側面をストッパ11
による位置決め用として用いる。一方、短い停止ピン
は、その側面をストッパ11による位置決め用として用い
る。
業機3bの停止位置検知用として用い、側面をストッパ11
による位置決め用として用いる。一方、短い停止ピン
は、その側面をストッパ11による位置決め用として用い
る。
篠替作業機3bが精紡機6の端部からガイドレール4上
を進入してくる際に、受信器20が精紡機6からの信号を
受け、受信信号に応じて検知部材9a、9bと検知部材10
a、10bとの何れかの組が作動されるようにするスイッチ
回路が、本発明の切替装置21として作業機3bに搭載され
ている。
を進入してくる際に、受信器20が精紡機6からの信号を
受け、受信信号に応じて検知部材9a、9bと検知部材10
a、10bとの何れかの組が作動されるようにするスイッチ
回路が、本発明の切替装置21として作業機3bに搭載され
ている。
切替装置21は、制御部材22を介して、篠替作業機3bの
駆動モータ23およびブレーキ24に接続するとともに、ア
クチュエータ26に接続している。アクチュエータ26によ
って、後述するストッパ11作動用の流体圧シリンダ16の
ピストンロッド16aを前後動させる。
駆動モータ23およびブレーキ24に接続するとともに、ア
クチュエータ26に接続している。アクチュエータ26によ
って、後述するストッパ11作動用の流体圧シリンダ16の
ピストンロッド16aを前後動させる。
検知部材9a、10aはモータ減速時期検知用の検知部材
であり、前述したピッチPに等しい間隔を開けており、
長い停止ピン5aの先端を検知し、制御部材22を介して篠
替作業機3bの駆動モータ23を減速させる。
であり、前述したピッチPに等しい間隔を開けており、
長い停止ピン5aの先端を検知し、制御部材22を介して篠
替作業機3bの駆動モータ23を減速させる。
検知部材9b、10bは、それぞれ対応する検知部材9a、1
0aとピッチPの半分程度の間隔を開けている。また、両
検知部材9b、10bはピッチPに等しい間隔を開けてい
る。検知部材9b、10bは位置決め停止用の検知部材であ
り、長い停止ピン5aの先端を検知して篠替作業機3bの駆
動モータ23にブレーキ24を作用させるとともに、篠替作
業機3bに設けた機械的なストッパ11を停止ピン5a、5bに
係合させて位置決めする。
0aとピッチPの半分程度の間隔を開けている。また、両
検知部材9b、10bはピッチPに等しい間隔を開けてい
る。検知部材9b、10bは位置決め停止用の検知部材であ
り、長い停止ピン5aの先端を検知して篠替作業機3bの駆
動モータ23にブレーキ24を作用させるとともに、篠替作
業機3bに設けた機械的なストッパ11を停止ピン5a、5bに
係合させて位置決めする。
ストッパ11は第4図に示すようにくの字状断面をして
おり、篠替作業機3bに支持されたピン14の回りに回動可
能である。ストッパ11の一端部は、スプリング15を介し
て油圧シリンダのような流体圧シリンダ16のピストンロ
ッド16aに連結されている。流体圧シリンダ16は、ピン1
7により篠替作業機3aの機台に枢着されている。
おり、篠替作業機3bに支持されたピン14の回りに回動可
能である。ストッパ11の一端部は、スプリング15を介し
て油圧シリンダのような流体圧シリンダ16のピストンロ
ッド16aに連結されている。流体圧シリンダ16は、ピン1
7により篠替作業機3aの機台に枢着されている。
流体圧シリンダ16を作動させてピストンロッド16aを
後退させると、スプリング15によりストッパ11が停止ピ
ン5a、5bの下面に押圧される。そして、ストッパ11が停
止ピン5a、5bのない位置に達すると、ストッパ11が停止
ピン5a、5b間に係合して作業機3bの位置決めを行う。
後退させると、スプリング15によりストッパ11が停止ピ
ン5a、5bの下面に押圧される。そして、ストッパ11が停
止ピン5a、5bのない位置に達すると、ストッパ11が停止
ピン5a、5b間に係合して作業機3bの位置決めを行う。
切替装置21により検知部材9a、9bと検知部材10a、10b
とを切替えることにより、次のように作動する。
とを切替えることにより、次のように作動する。
先ず、切替装置21を検知部材9a、9b側に接続すると、
検知部材9aは長い停止ピン5aの先端を検知し、篠替作業
機3bの駆動モータ23を減速させる。
検知部材9aは長い停止ピン5aの先端を検知し、篠替作業
機3bの駆動モータ23を減速させる。
次いで、減速状態の篠替作業機3bの検知部材9bが長い
停止ピン5aの先端を検知して篠替作業機3bの駆動モータ
23にブレーキ24が作動される。なお、ブレーキの作動時
間はタイマ(図示せず)により設定される。
停止ピン5aの先端を検知して篠替作業機3bの駆動モータ
23にブレーキ24が作動される。なお、ブレーキの作動時
間はタイマ(図示せず)により設定される。
ブレーキの作動と同時にまたは所定のタイミングを取
って流体圧シリンダ16によりストッパ11が長い停止ピン
5aの側面に押圧される。篠替作業機3bが慣性により移動
して、ストッパ11が長い停止ピン5aのない位置に達する
と、ピストンロッド16aとストッパ11間に設けたスプリ
ングのばね力によりストッパ11が長短両停止ピン5a、5b
間に押込まれ、ストッパ11は短い停止ピン5bに係合して
篠替作業機3bの位置決めを行う。以下同様にして精紡機
6の長手方向に篠替作業機3bを順次短い停止ピン5bによ
り位置決めして、篠替作業機3bを隔玉位置に(ピッチ2P
で)停止させる。
って流体圧シリンダ16によりストッパ11が長い停止ピン
5aの側面に押圧される。篠替作業機3bが慣性により移動
して、ストッパ11が長い停止ピン5aのない位置に達する
と、ピストンロッド16aとストッパ11間に設けたスプリ
ングのばね力によりストッパ11が長短両停止ピン5a、5b
間に押込まれ、ストッパ11は短い停止ピン5bに係合して
篠替作業機3bの位置決めを行う。以下同様にして精紡機
6の長手方向に篠替作業機3bを順次短い停止ピン5bによ
り位置決めして、篠替作業機3bを隔玉位置に(ピッチ2P
で)停止させる。
次に、切替装置21を検知部材10a、10b側に接続する
と、検知部材10a、10bは同様にして長い停止ピン5aの先
端を検知して、篠替作業機3bを機台の一端側から他端側
へ順次隔玉位置に(ピッチ2Pで)停止、位置決めする。
この場合に、検知部材10a、10b側が検知部材9a、9bとは
精紡機6の長手方向にピッチPだけずれているので、ス
トッパ11は長い停止ピン5aに係合し、従って、篠替作業
機3bの停止位置は前回とはピッチP(長短停止ピン5a、
5bの間隔)だけずれる。
と、検知部材10a、10bは同様にして長い停止ピン5aの先
端を検知して、篠替作業機3bを機台の一端側から他端側
へ順次隔玉位置に(ピッチ2Pで)停止、位置決めする。
この場合に、検知部材10a、10b側が検知部材9a、9bとは
精紡機6の長手方向にピッチPだけずれているので、ス
トッパ11は長い停止ピン5aに係合し、従って、篠替作業
機3bの停止位置は前回とはピッチP(長短停止ピン5a、
5bの間隔)だけずれる。
なお、場合によっては、検知部材9a、10aは省略し、
検知部材9b、10bにより篠替作業機3bの制動とストッパ1
1の作動を行うようにしてもよい。
検知部材9b、10bにより篠替作業機3bの制動とストッパ1
1の作動を行うようにしてもよい。
別の実施例を第5図(a)〜(c)を参照して説明す
る。
る。
第5図(a)および(b)に示すように、ガイドレー
ル4の前面には、本発明の検出部として停止位置検知ピ
ン25aおよび停止ピン25bが精紡機6の長手方向に前述し
た本篠巻1a、1bおよび予備篠巻2のピッチPと等しい間
隔で交互に設けられている。
ル4の前面には、本発明の検出部として停止位置検知ピ
ン25aおよび停止ピン25bが精紡機6の長手方向に前述し
た本篠巻1a、1bおよび予備篠巻2のピッチPと等しい間
隔で交互に設けられている。
停止ピン25bの下方には、バー形状をした高速用ドッ
グ25cが設けられている。
グ25cが設けられている。
篠替作業機3bには、第5図(c)に示すように、本発
明の一方の検出装置として停止位置検知ピン25aに対応
する高さ位置に該検知ピン25aを検知するセンサSA1、SB
1が自動機の走行方向に前記ピッチPをあけて設けられ
ている。
明の一方の検出装置として停止位置検知ピン25aに対応
する高さ位置に該検知ピン25aを検知するセンサSA1、SB
1が自動機の走行方向に前記ピッチPをあけて設けられ
ている。
篠替作業機3bのセンサSA1、SB1の下方には、高速用ド
ッグ25cに対応する高さ位置に、本発明の他方の検出装
置としてドッグ25Cを検知するセンサSA2、SB2が設けら
れている。
ッグ25cに対応する高さ位置に、本発明の他方の検出装
置としてドッグ25Cを検知するセンサSA2、SB2が設けら
れている。
自動機3bが高速用ドッグ25cのある区間にあると、セ
ンサSA2またはSB2がオンし、自動機3bは高速走行する。
一方、高速用ドッグ25cのない区間では、センサSA2また
はSB2はオフし、自動機3bは低速走行する。
ンサSA2またはSB2がオンし、自動機3bは高速走行する。
一方、高速用ドッグ25cのない区間では、センサSA2また
はSB2はオフし、自動機3bは低速走行する。
切替装置21により、センサSA1、SA2のグループとセン
サSB1、SB2のグループとを選択する。
サSB1、SB2のグループとを選択する。
センサSA2またはSB2がオフしているときに、センサSA
1またはSB1が検知可能状態となり、停止位置検知ピン25
aを検知して、自動機3bを停止位置決めする。
1またはSB1が検知可能状態となり、停止位置検知ピン25
aを検知して、自動機3bを停止位置決めする。
なお、第5図(b)に示すように、本実施例の停止ピ
ン25bは停止位置検知ピン25aと同一長さとしてもよい。
ン25bは停止位置検知ピン25aと同一長さとしてもよい。
本発明により精紡機のクリールに1玉おきに配置され
ている空に近づいた本篠巻を篠替するための自動機を篠
替位置に正確に停止することができる。
ている空に近づいた本篠巻を篠替するための自動機を篠
替位置に正確に停止することができる。
第1図は本発明に係るガイドレールの図であり、(a)
は正面図、(b)は平面図、第2図は本発明を適用する
精紡工場の平面図、第3図は本発明装置を使用した篠替
方法を説明する概略平面図、第4図はストッパの側面
図、第5図は他の実施例を示し、(a)はガイドレール
の正面図、(b)は側面図、(c)は自動機上のセンサ
搭載状態を示す正面図である。 1a、1b……本篠巻、2……予備篠巻、3……篠替装置、
3a……キャリア、3b……篠替作業機、4……ガイドレー
ル、5a……停止位置検知ピンとしての長い停止ピン、5b
……短い停止ピン、6……精紡機、8……レール、9b、
10b……位置決め停止用の検知部材、11……ストッパ、2
1……切替装置。
は正面図、(b)は平面図、第2図は本発明を適用する
精紡工場の平面図、第3図は本発明装置を使用した篠替
方法を説明する概略平面図、第4図はストッパの側面
図、第5図は他の実施例を示し、(a)はガイドレール
の正面図、(b)は側面図、(c)は自動機上のセンサ
搭載状態を示す正面図である。 1a、1b……本篠巻、2……予備篠巻、3……篠替装置、
3a……キャリア、3b……篠替作業機、4……ガイドレー
ル、5a……停止位置検知ピンとしての長い停止ピン、5b
……短い停止ピン、6……精紡機、8……レール、9b、
10b……位置決め停止用の検知部材、11……ストッパ、2
1……切替装置。
Claims (1)
- 【請求項1】精紡機のクリールに内外2列に本篠巻を吊
下するとともに内外2列の本篠巻を精紡機の長手方向に
1玉おきに篠の巻径に差をつけることにより1玉おきの
径の小さい本篠巻が先に空に近づくように構成し、この
空に近づいた内外の本篠巻を精紡機の長手方向に沿って
移動する自動機によって予備篠巻と交換するようにした
自動機の停止装置において、前記自動機の走行方向に沿
って同自動機の停止位置検知部を一定間隔毎に設け、前
記停止位置検知部を検出する2組の位置決め停止用の検
知装置を自動機の走行方向に対し所定の距離だけ離して
自動機に設け、今回の篠替時には前記2組の検知装置の
うち、一方を選択して検知可能状態にし、次回の篠替時
には他方を選択して検知可能状態にする切替装置を設け
たことを特徴とする自動機の停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62169470A JP2517976B2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 自動機の停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62169470A JP2517976B2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 自動機の停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414328A JPS6414328A (en) | 1989-01-18 |
JP2517976B2 true JP2517976B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15887154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62169470A Expired - Lifetime JP2517976B2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 自動機の停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517976B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013635A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-13 | ||
JPS6257950A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | Howa Mach Ltd | 粗糸ボビンの搬送装置 |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP62169470A patent/JP2517976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414328A (en) | 1989-01-18 |
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