JP2517664Y2 - オーバーヘッドプロジェクタ - Google Patents
オーバーヘッドプロジェクタInfo
- Publication number
- JP2517664Y2 JP2517664Y2 JP1991108188U JP10818891U JP2517664Y2 JP 2517664 Y2 JP2517664 Y2 JP 2517664Y2 JP 1991108188 U JP1991108188 U JP 1991108188U JP 10818891 U JP10818891 U JP 10818891U JP 2517664 Y2 JP2517664 Y2 JP 2517664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- main body
- light source
- air
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はオーバーヘッドプロジェ
クタに関する。
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーバーヘッドプロジェクタは
上面に設けた開口にフレネルレンズとステージガラスを
敷設して投影ステージを構成し、側面に空気吸引口と空
気排出口を設けた本体を備えている。この本体には投影
光源と同光源から出た光を投影ステージ上に載置した被
投影物に向けて反射させるミラー及び冷却用ファンが内
蔵され、同ファンを駆動して空気を空気吸引口から本体
内へ吸引するとともに排出口から外部へ排出し、これに
より、投影光源の発熱による本体内部の過熱を防止して
いる。
上面に設けた開口にフレネルレンズとステージガラスを
敷設して投影ステージを構成し、側面に空気吸引口と空
気排出口を設けた本体を備えている。この本体には投影
光源と同光源から出た光を投影ステージ上に載置した被
投影物に向けて反射させるミラー及び冷却用ファンが内
蔵され、同ファンを駆動して空気を空気吸引口から本体
内へ吸引するとともに排出口から外部へ排出し、これに
より、投影光源の発熱による本体内部の過熱を防止して
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のオー
バーヘッドプロジェクタの製造工程においては、投影光
源と冷却用ファンをそれぞれ個別に本体内部の所定部位
に組付け、両者及びこれに付設される電源スイッチ、整
流用ダイオード、ヒューズ等の電気部品を配線コードで
接続し、しかる後に通電して故障の有無を検査してい
る。そのため、故障を検出すると、本体から投影光源や
冷却用ファンを取り外して交換し、再度組付けて配線し
直す必要が生じるので、生産性が低下してコストが高く
なるという問題点がある。本考案はかかる問題点に鑑
み、生産性に優れたオーバーヘッドプロジェクタを提供
することを目的とする。
バーヘッドプロジェクタの製造工程においては、投影光
源と冷却用ファンをそれぞれ個別に本体内部の所定部位
に組付け、両者及びこれに付設される電源スイッチ、整
流用ダイオード、ヒューズ等の電気部品を配線コードで
接続し、しかる後に通電して故障の有無を検査してい
る。そのため、故障を検出すると、本体から投影光源や
冷却用ファンを取り外して交換し、再度組付けて配線し
直す必要が生じるので、生産性が低下してコストが高く
なるという問題点がある。本考案はかかる問題点に鑑
み、生産性に優れたオーバーヘッドプロジェクタを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上面に形成し
た開口にフレネルレンズとステージガラスを敷設して投
影ステージを構成し側面に空気吸入口と空気排出口を形
成した本体を備え、同本体に投影光源と同光源から出た
光を投影ステージ上に載置した被投影物に向けて反射さ
せるミラー及び冷却用ファンを内蔵したオーバーヘッド
プロジェクタにおいて、前記空気吸引口と前記空気排出
口を連通するエアダクトを形成する二重底構造のフレー
ムに前記投影光源と前記冷却用ファンを一体に組付け、
前記二重底の内部に前記投影光源及び冷却ファン駆動用
の電気部品を配設し、前記本体に係合部を設けると共に
前記フレームに被係合部を設け、係合部を被係合部に着
脱自在に係合して前記フレームを前記本体に取付けたこ
とを特徴とする。
た開口にフレネルレンズとステージガラスを敷設して投
影ステージを構成し側面に空気吸入口と空気排出口を形
成した本体を備え、同本体に投影光源と同光源から出た
光を投影ステージ上に載置した被投影物に向けて反射さ
せるミラー及び冷却用ファンを内蔵したオーバーヘッド
プロジェクタにおいて、前記空気吸引口と前記空気排出
口を連通するエアダクトを形成する二重底構造のフレー
ムに前記投影光源と前記冷却用ファンを一体に組付け、
前記二重底の内部に前記投影光源及び冷却ファン駆動用
の電気部品を配設し、前記本体に係合部を設けると共に
前記フレームに被係合部を設け、係合部を被係合部に着
脱自在に係合して前記フレームを前記本体に取付けたこ
とを特徴とする。
【0005】
【考案の作用・効果】本考案によれば、投影光源と冷却
用ファン及びこれらを駆動するに必要な電気部品を個別
に本体に組付けるのではなく、エアダクトを形成するフ
レームに一体に組付けてユニット化したので、このフレ
ームを本体に内設する前に予め投影光源や冷却用ファン
の故障の検査を実施できる。従って、故障している投影
光源や冷却用ファンが本体に組込まれるのを未然に回避
し、これらを本体から取り外す面倒な交換作業や再配線
作業を省くことができるので、生産性が向上する。ま
た、本体側に設けた係合部とフレームに設けた被係合部
でフレームを本体に着脱自在に取付けるので、ユニット
化と相まって組付の作業性、ひいては生産性が向上 す
る。さらに、本考案によれば、フレームを二重底構造に
して電気部品を二重底の内部に収納したので、熱に弱い
電気部品が投影光源の発する熱の影響を受け難くなり、
耐久寿命が向上する。
用ファン及びこれらを駆動するに必要な電気部品を個別
に本体に組付けるのではなく、エアダクトを形成するフ
レームに一体に組付けてユニット化したので、このフレ
ームを本体に内設する前に予め投影光源や冷却用ファン
の故障の検査を実施できる。従って、故障している投影
光源や冷却用ファンが本体に組込まれるのを未然に回避
し、これらを本体から取り外す面倒な交換作業や再配線
作業を省くことができるので、生産性が向上する。ま
た、本体側に設けた係合部とフレームに設けた被係合部
でフレームを本体に着脱自在に取付けるので、ユニット
化と相まって組付の作業性、ひいては生産性が向上 す
る。さらに、本考案によれば、フレームを二重底構造に
して電気部品を二重底の内部に収納したので、熱に弱い
電気部品が投影光源の発する熱の影響を受け難くなり、
耐久寿命が向上する。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に基づき説明するに、図
1には本考案の一実施例に係るオーバーヘッドプロジェ
クタが、また図2ないし図4には同オーバーヘッドプロ
ジェクタの主要部が示されている。当該オーバーヘッド
プロジェクタは本体10、本体10の後部角隅に立設し
た支柱11、及び支柱11の上端部に摺動可能に組付け
た投影光学ヘッド12を備え、本体10はプラスチック
製のハウジング13とハウジング13の上面開口を覆蓋
するプラスチック製カバー14から構成されている。ま
た、投影光学ヘッド12には反射鏡15と図示しない投
影レンズが設けられている。
1には本考案の一実施例に係るオーバーヘッドプロジェ
クタが、また図2ないし図4には同オーバーヘッドプロ
ジェクタの主要部が示されている。当該オーバーヘッド
プロジェクタは本体10、本体10の後部角隅に立設し
た支柱11、及び支柱11の上端部に摺動可能に組付け
た投影光学ヘッド12を備え、本体10はプラスチック
製のハウジング13とハウジング13の上面開口を覆蓋
するプラスチック製カバー14から構成されている。ま
た、投影光学ヘッド12には反射鏡15と図示しない投
影レンズが設けられている。
【0007】カバー14の後端面内側には係合部14a
が一体成形により垂設され、前端面の外側中央部にはノ
ブ16が回転可能に組付けられている。一方、ハウジン
グ13の背面の上端部内側には係合部14aが係合する
係合孔17aを形成した金属製プレート17が固着され
ている。また、詳しくは後述するが、ハウジング13に
内設したメインフレーム19にはノブ16の内側端部に
設けた係合部16aが係合する係合孔19aが形成され
ている。カバー14は両係合部14a,16aをそれぞ
れ係合孔17a,19aに係合させてハウジング13に
取付けられているので、ノブ16を回して係合部16a
を係合孔19aから外せば係合部14aを支点にしてカ
バー14の前端部側を上方へ持ち上げて開くことができ
る。また、カバー14の前端部を開いた後、カバー14
を前方へ動かせば係合部14aが係合孔17aから外す
ことができるので、カバー14全体をハウジング13か
ら取り外すこともできる。
が一体成形により垂設され、前端面の外側中央部にはノ
ブ16が回転可能に組付けられている。一方、ハウジン
グ13の背面の上端部内側には係合部14aが係合する
係合孔17aを形成した金属製プレート17が固着され
ている。また、詳しくは後述するが、ハウジング13に
内設したメインフレーム19にはノブ16の内側端部に
設けた係合部16aが係合する係合孔19aが形成され
ている。カバー14は両係合部14a,16aをそれぞ
れ係合孔17a,19aに係合させてハウジング13に
取付けられているので、ノブ16を回して係合部16a
を係合孔19aから外せば係合部14aを支点にしてカ
バー14の前端部側を上方へ持ち上げて開くことができ
る。また、カバー14の前端部を開いた後、カバー14
を前方へ動かせば係合部14aが係合孔17aから外す
ことができるので、カバー14全体をハウジング13か
ら取り外すこともできる。
【0008】カバー14の上面には矩形の開口14bが
形成され、同開口14bにステージガラス21を敷設
し、ステージガラス21の下方にフレネルレンズ22を
固定して投影ステージ23が構成されている。投影光学
ヘッド12はこの投影ステージ23の中央部上方に位置
するように支柱11にて支持されている。ハウジング1
3の内部には投影ステージ23に対し所定の角度を成す
ように反射鏡24が固定されている。また、ハウジング
13の左側面前部には格子状の空気吸入口13aが形成
されるとともに、右側面前部には格子状の空気排出口1
3bが形成され、空気吸入口13aと空気排出孔13b
の間に位置するように、金属製のメインフレーム19が
組付けられている。このメインフレーム19は前壁19
b、後壁19c及び底部19dからなる溝形の断面形状
を有するとともに、前壁19bの上端部には門形の断面
形状を有する折曲部19eが連設され、前壁19b、後
壁19c、底部19dにより空気吸入口13aと空気排
出孔13bを連通する主たるエアダクトD1が区画形成
され、かつ折曲部19eにより空気吸入口13aと空気
排出孔13bを連通する補助的なエアダクトD2がハウ
ジング13の前面内側に区画形成されている。
形成され、同開口14bにステージガラス21を敷設
し、ステージガラス21の下方にフレネルレンズ22を
固定して投影ステージ23が構成されている。投影光学
ヘッド12はこの投影ステージ23の中央部上方に位置
するように支柱11にて支持されている。ハウジング1
3の内部には投影ステージ23に対し所定の角度を成す
ように反射鏡24が固定されている。また、ハウジング
13の左側面前部には格子状の空気吸入口13aが形成
されるとともに、右側面前部には格子状の空気排出口1
3bが形成され、空気吸入口13aと空気排出孔13b
の間に位置するように、金属製のメインフレーム19が
組付けられている。このメインフレーム19は前壁19
b、後壁19c及び底部19dからなる溝形の断面形状
を有するとともに、前壁19bの上端部には門形の断面
形状を有する折曲部19eが連設され、前壁19b、後
壁19c、底部19dにより空気吸入口13aと空気排
出孔13bを連通する主たるエアダクトD1が区画形成
され、かつ折曲部19eにより空気吸入口13aと空気
排出孔13bを連通する補助的なエアダクトD2がハウ
ジング13の前面内側に区画形成されている。
【0009】また、メインフレーム19の底部裏側に金
属製のロアフレーム20をかしめて固着することで二重
底構造にし、底部19dとロアフレーム20で区画され
る二重底の内部空間を空気吸入口13aと空気排出孔1
3bに連通する補助的なエアダクトD3として区画形成
している。一方、カバー14の左側面前部には格子状の
空気吸入口14cが形成されるとともに、内側にはメイ
ンフレーム19を覆うようにしてアッパフレーム25が
取付けられ、同フレーム25により空気吸入口14cと
空気排出孔13aを連通する補助的なエアダクトD4が
カバー13の前部裏側に区画形成されている。
属製のロアフレーム20をかしめて固着することで二重
底構造にし、底部19dとロアフレーム20で区画され
る二重底の内部空間を空気吸入口13aと空気排出孔1
3bに連通する補助的なエアダクトD3として区画形成
している。一方、カバー14の左側面前部には格子状の
空気吸入口14cが形成されるとともに、内側にはメイ
ンフレーム19を覆うようにしてアッパフレーム25が
取付けられ、同フレーム25により空気吸入口14cと
空気排出孔13aを連通する補助的なエアダクトD4が
カバー13の前部裏側に区画形成されている。
【0010】ハウジング13の底面の空気吸入口13a
と空気排出口13bの間には中空の台座13cと、台座
13cの後面に沿って左右一対の仕切壁13dが一体成
形により立設され、仕切壁の上端部には係合部13eが
設けられている。また、台座13cの上面には係合孔1
3fが形成されている。さらに、ハウジング13の正面
の内側には係合片13gと係合片13h(図3参照)が
一体成形により突設されている。一方、メインフレーム
19の後壁19cの上端部には左右一対の切欠部19f
が形成され、折曲部19eには切欠部19gが形成され
ている。また、ロアフレーム20の裏面には下方に突出
する係合部20aが設けられ、前端部に連設した折曲部
20bには係合孔20cが形成されている。メインフレ
ーム19は係合部20aを係合孔13fに係合させ、係
合孔20c,切欠部19g及び切欠部19fにそれぞれ
係合片13h,係合片13g及び係合部13eを係合さ
せることにより、ビス等を使用することなくハウジング
13に取り外し可能に組付けられている。
と空気排出口13bの間には中空の台座13cと、台座
13cの後面に沿って左右一対の仕切壁13dが一体成
形により立設され、仕切壁の上端部には係合部13eが
設けられている。また、台座13cの上面には係合孔1
3fが形成されている。さらに、ハウジング13の正面
の内側には係合片13gと係合片13h(図3参照)が
一体成形により突設されている。一方、メインフレーム
19の後壁19cの上端部には左右一対の切欠部19f
が形成され、折曲部19eには切欠部19gが形成され
ている。また、ロアフレーム20の裏面には下方に突出
する係合部20aが設けられ、前端部に連設した折曲部
20bには係合孔20cが形成されている。メインフレ
ーム19は係合部20aを係合孔13fに係合させ、係
合孔20c,切欠部19g及び切欠部19fにそれぞれ
係合片13h,係合片13g及び係合部13eを係合さ
せることにより、ビス等を使用することなくハウジング
13に取り外し可能に組付けられている。
【0011】カバー14の前部にはスイッチレバー26
を取付る開口14dが形成され、裏面側には係合片14
eとスペーサ14f及びボックス形の嵌合部14gが一
体成形により垂設され、嵌合部14gには切欠部14h
と係合部14iが形成されている。そして、嵌合部14
gにボックス形のホルダー27が嵌着されている。この
ホルダー27は切欠部27aと係合孔27bを有し、係
合孔27bに係合部14iを係合させて嵌合部14gに
組付けられている。一方、アッパフレーム25には係合
孔25aと係合片25bが形成されている。アッパフレ
ーム25は係合片14eを係合孔25aに係合させ、か
つ係合片25bを切欠部14h,27aに挿入してホル
ダー27の底部内側で狭持することによりカバー14の
裏面に所要の隙間を保って取付られている。
を取付る開口14dが形成され、裏面側には係合片14
eとスペーサ14f及びボックス形の嵌合部14gが一
体成形により垂設され、嵌合部14gには切欠部14h
と係合部14iが形成されている。そして、嵌合部14
gにボックス形のホルダー27が嵌着されている。この
ホルダー27は切欠部27aと係合孔27bを有し、係
合孔27bに係合部14iを係合させて嵌合部14gに
組付けられている。一方、アッパフレーム25には係合
孔25aと係合片25bが形成されている。アッパフレ
ーム25は係合片14eを係合孔25aに係合させ、か
つ係合片25bを切欠部14h,27aに挿入してホル
ダー27の底部内側で狭持することによりカバー14の
裏面に所要の隙間を保って取付られている。
【0012】メインフレーム19の底部19d中央部に
はランプソケット28が固定され、同ソケット28に投
影ランプ29が着脱自在に取付けられている。一方、メ
インフレーム19の後壁19cには投影ランプ29に対
向する部位に開口19hが形成されている。投影ランプ
29から出た光はこの開口19hを通って所定角度で反
射鏡24に当り、ここで反射して投影ステージ23に向
けられ、同ステージ23上の被投影物を照射する。そし
て、フレネルレンズ22で投影光学ヘッド12に集光さ
れ、同ヘッド12によりオーバーヘッドプロジェクタの
前方に設置したスクリーンに拡大投影される。ロアフレ
ーム20の空気排出孔13b側端部にはエアダクトD1
を横断する格子部20dが折曲成形により一体に設けら
れ、格子部20dに冷却用ファン30が空気排出孔13
bに対向するようにビス31とロッド32を介して固着
されている。また、格子部20dの上部には電源スイッ
チを内蔵するスイッチボックス33が固定され、スイッ
チレバー26を押圧操作して電源スイッチを開閉でき
る。
はランプソケット28が固定され、同ソケット28に投
影ランプ29が着脱自在に取付けられている。一方、メ
インフレーム19の後壁19cには投影ランプ29に対
向する部位に開口19hが形成されている。投影ランプ
29から出た光はこの開口19hを通って所定角度で反
射鏡24に当り、ここで反射して投影ステージ23に向
けられ、同ステージ23上の被投影物を照射する。そし
て、フレネルレンズ22で投影光学ヘッド12に集光さ
れ、同ヘッド12によりオーバーヘッドプロジェクタの
前方に設置したスクリーンに拡大投影される。ロアフレ
ーム20の空気排出孔13b側端部にはエアダクトD1
を横断する格子部20dが折曲成形により一体に設けら
れ、格子部20dに冷却用ファン30が空気排出孔13
bに対向するようにビス31とロッド32を介して固着
されている。また、格子部20dの上部には電源スイッ
チを内蔵するスイッチボックス33が固定され、スイッ
チレバー26を押圧操作して電源スイッチを開閉でき
る。
【0013】また、ロアフレーム20とメインフレーム
19底部により区画したエアダクトD3間には整流用ダ
イオード34や温度スイッチ35及びこれらと投影ラン
プ29、冷却用ファン30、電源スイッチ並びに外部電
源コード36を接続する配線コード37が収納されてい
る。さらに、ロアフレーム20の下方には同フレーム2
0裏面と台座13cの前面及びハウジング13の底面に
より格納部13iが区画形成され、ここに電源コード3
6が収納され、電源コード36の一端は離脱しないよう
にロアフレーム20に連結されている。一方、ハウジン
グ13の前面には開口13jが形成されており、この開
口13iから電源コード36の他端を外部に取り出すこ
とができる。
19底部により区画したエアダクトD3間には整流用ダ
イオード34や温度スイッチ35及びこれらと投影ラン
プ29、冷却用ファン30、電源スイッチ並びに外部電
源コード36を接続する配線コード37が収納されてい
る。さらに、ロアフレーム20の下方には同フレーム2
0裏面と台座13cの前面及びハウジング13の底面に
より格納部13iが区画形成され、ここに電源コード3
6が収納され、電源コード36の一端は離脱しないよう
にロアフレーム20に連結されている。一方、ハウジン
グ13の前面には開口13jが形成されており、この開
口13iから電源コード36の他端を外部に取り出すこ
とができる。
【0014】本実施例に係るオーバーヘッドプロジェク
タは以上の構成からなり、スイッチレバー26を操作す
ると投影ランプ29が点灯して投影ステージ23上の被
投影物が照射され、同時に冷却用ファン30が回転し
て、空気吸入口13a,14cから本体10内へ空気が
吸引される。吸引された空気はエアーダクトD1,D
2,D3,D4を通り空気排出口13bから本体10外
部へ排出されるので、本体10内部が投影ランプ29か
ら出る熱で過熱するのを防止できる。
タは以上の構成からなり、スイッチレバー26を操作す
ると投影ランプ29が点灯して投影ステージ23上の被
投影物が照射され、同時に冷却用ファン30が回転し
て、空気吸入口13a,14cから本体10内へ空気が
吸引される。吸引された空気はエアーダクトD1,D
2,D3,D4を通り空気排出口13bから本体10外
部へ排出されるので、本体10内部が投影ランプ29か
ら出る熱で過熱するのを防止できる。
【0015】しかして本実施例によれば、投影ランプ2
9と冷却用ファン30を個別に本体10に組付けるので
はなく、エアダクトD1〜D3を形成するフレーム1
9,20に一体に組付けユニット化しているので、フレ
ーム19,20に投影ランプ29、冷却用ファン30、
電源コード36及びスイッチボックス33等の電気部品
を組付けて配線コード37で接続すれば、このフレーム
19,20を本体10に内設する前に予め投影ランプ2
9や冷却用ファン30の故障の検査を実施できる。従っ
て、故障している投影ランプ29や冷却用ファン30が
本体10に組込まれるのを未然に回避し、これらを本体
10から取り外す面倒な交換作業や再配線作業を省くこ
とができるので、生産性が向上し、かつユニット化によ
り部品点数が減少するので、生産性の向上と相まって一
層のコスト低減が可能となる。また、フレーム19,2
0,25をビス等を使用しないで本体10に組つけてい
るので、組付け作業が容易になり一層生産性が向上す
る。さらに、メインフレーム19の底部19dとロアフ
レーム20により二重底構造にしてエアダクトD3とな
る二重底の内部に配線コード37やダイオード34等の
電気部品を収納したので、これらを効果的に冷却でき、
耐久性が向上する。また、カバー14前部の裏面にアッ
パフレーム25によりエアダクトD4を形成するととも
に、ハウジング13前面の内側にエアダクトD2を形成
したので、操作者の手が最も触れ易い部分を効果的に冷
却できる。従って、操作時に不快な熱さを与えないので
快適に操作できる。
9と冷却用ファン30を個別に本体10に組付けるので
はなく、エアダクトD1〜D3を形成するフレーム1
9,20に一体に組付けユニット化しているので、フレ
ーム19,20に投影ランプ29、冷却用ファン30、
電源コード36及びスイッチボックス33等の電気部品
を組付けて配線コード37で接続すれば、このフレーム
19,20を本体10に内設する前に予め投影ランプ2
9や冷却用ファン30の故障の検査を実施できる。従っ
て、故障している投影ランプ29や冷却用ファン30が
本体10に組込まれるのを未然に回避し、これらを本体
10から取り外す面倒な交換作業や再配線作業を省くこ
とができるので、生産性が向上し、かつユニット化によ
り部品点数が減少するので、生産性の向上と相まって一
層のコスト低減が可能となる。また、フレーム19,2
0,25をビス等を使用しないで本体10に組つけてい
るので、組付け作業が容易になり一層生産性が向上す
る。さらに、メインフレーム19の底部19dとロアフ
レーム20により二重底構造にしてエアダクトD3とな
る二重底の内部に配線コード37やダイオード34等の
電気部品を収納したので、これらを効果的に冷却でき、
耐久性が向上する。また、カバー14前部の裏面にアッ
パフレーム25によりエアダクトD4を形成するととも
に、ハウジング13前面の内側にエアダクトD2を形成
したので、操作者の手が最も触れ易い部分を効果的に冷
却できる。従って、操作時に不快な熱さを与えないので
快適に操作できる。
【図1】 本考案の一実施例に係るオーバーヘッドプロ
ジェクタを示す斜視図である。
ジェクタを示す斜視図である。
【図2】 同オーバーヘッドプロジェクタの本体を分解
斜視図示すである。
斜視図示すである。
【図3】 図1の3−3線から切断した断面図である。
【図4】 図1の4−4線から切断した断面図である。
10…本体、11…支柱、12…投影光学ヘッド、13
…ハウジング、13a…空気吸入口、13b…空気排出
孔、14…カバー、14b…開口、14c…空気吸入
口、19…メインフレーム、20…ロアフレーム、21
…ステージガラス、22…フレネルレンズ、23…投影
ステージ、24…反射鏡、25…アッパフレーム、29
…投影ランプ、30…冷却用ファン、33…スイッチボ
ックス、34…整流用ダイオード、35…温度スイッ
チ、36…電源コード、37…配線コード、D1,D
2,D3,D4…エアダクト。
…ハウジング、13a…空気吸入口、13b…空気排出
孔、14…カバー、14b…開口、14c…空気吸入
口、19…メインフレーム、20…ロアフレーム、21
…ステージガラス、22…フレネルレンズ、23…投影
ステージ、24…反射鏡、25…アッパフレーム、29
…投影ランプ、30…冷却用ファン、33…スイッチボ
ックス、34…整流用ダイオード、35…温度スイッ
チ、36…電源コード、37…配線コード、D1,D
2,D3,D4…エアダクト。
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に形成した開口にフレネルレンズと
ステージガラスを敷設して投影ステージを構成し側面に
空気吸入口と空気排出口を形成した本体を備え、同本体
に投影光源と同光源から出た光を投影ステージ上に載置
した被投影物に向けて反射させるミラー及び冷却用ファ
ンを内蔵したオーバーヘッドプロジェクタにおいて、前
記空気吸引口と前記空気排出口を連通するエアダクトを
形成する二重底構造のフレームに前記投影光源と前記冷
却用ファンを一体に組付け、前記二重底の内部に前記投
影光源及び冷却ファン駆動用の電気部品を配設し、前記
本体に係合部を設けると共に前記フレームに被係合部を
設け、係合部を被係合部に着脱自在に係合して前記フレ
ームを前記本体に取付けたことを特徴とするオーバーヘ
ッドプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108188U JP2517664Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | オーバーヘッドプロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108188U JP2517664Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | オーバーヘッドプロジェクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547937U JPH0547937U (ja) | 1993-06-25 |
JP2517664Y2 true JP2517664Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14478239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991108188U Expired - Lifetime JP2517664Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | オーバーヘッドプロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517664Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176595U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-22 | 日本電気株式会社 | 電子装置の強制空冷装置 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP1991108188U patent/JP2517664Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547937U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |