JP2517436Y2 - モータ駆動シャッタの露出調整装置 - Google Patents

モータ駆動シャッタの露出調整装置

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JP2517436Y2
JP2517436Y2 JP1989072138U JP7213889U JP2517436Y2 JP 2517436 Y2 JP2517436 Y2 JP 2517436Y2 JP 1989072138 U JP1989072138 U JP 1989072138U JP 7213889 U JP7213889 U JP 7213889U JP 2517436 Y2 JP2517436 Y2 JP 2517436Y2
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圓男 篠崎
寛治 伊藤
美代司 谷川
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモータ駆動シャッタの露出調整装置に係わ
り、特に適正露出量からの露光偏移を補正する高輝度露
光データテーブル並びに低輝度露光データテーブルを設
けたモータ駆動シャッタの露出調整装置に関する。
[従来技術と考案が解決しようとする課題] 従来、モータ駆動シャッタは測光、距離、フィルム感
度等の各種データから編成された露光データをCPUで処
理するプログラム系手段と、モータ、シャッタ羽根、バ
ネ等の機械系手段とにより適正露出を行なう。一般に機
械系手段に係わる製品のバラツキは露光データで補正す
る。また、露光データを記憶するには予め露光データを
記憶したROMによる方法、内蔵したEPROMへ露光データを
記憶させる方法等がある。CPU、露光演算部、測距演算
部、モータ駆動部を1チップ化するには記憶手段にC−
MOS、ROMを使用する。このため、EPROM等のデータ書換
可能な不揮発性メモリを使用すると、1チップLSI化で
きない難点がある。記憶手段にROMを使用するには、製
品のバラツキ傾向に対応した2〜3の露光データテーブ
ルを1チップSLI化したプロセッサのROMに記憶し、出荷
時の製品検査で最適の露光補正ができる露光データテー
ブルを選択する。
ROM内蔵プロセッサLSIは適用機種が多岐に亘り汎用性
があれば部品点数の削減、コントロールシステムのコス
トダウンが計れる。しかるに、多機種に適用できる露光
データテーブルをROMに記憶させると、極めて多量の露
光データテーブルを用意しなければならない難点があ
る。
[考案の目的] 本考案は上述した点に鑑みなされたもので、露光デー
タテーブルを高輝度用と低輝度用の2種類に分類し、高
輝度露光データテーブル並びに低輝度露光データテーブ
ルのそれぞれの露光データテーブルの組合せにより、最
適露光データテーブルを編成することにより、汎用性の
あるモータ駆動シャッタの露光調整装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案によるモータ駆動シャッタの露光調整装置は、
被写体からの入射光を受光し被写体輝度を輝度データと
して出力する測光回路と、前記輝度データに対応した露
光データで回転するモータで駆動されるモータ駆動シャ
ッタと、前記モータ駆動シャッタにより適正露光量から
の露光偏移を補正する露光データを記憶する露光データ
テーブル用ROMと、前記露光データテーブルの先頭番地
を指定する露光データテーブル先頭番地指定端子を備え
たカメラにおいて、前記露光テーブル用ROMは高輝度側
で適正露光量からの露光偏移を補正する複数の高輝度露
光データテーブルと低輝度側で適正露光量からの露光偏
移を補正する複数の低輝度露光データテーブルを備え、
前記露光データテーブル先頭番地指定端子は前記高輝度
露光データの先頭番地を指定する高輝度露光データテー
ブル先頭番地指定端子と前記低輝度露光データテーブル
の先頭番地を指定する低輝度露光データテーブル先頭番
地指定端子とからなるものである。
[実施例] 以下、本考案によるモータ駆動シャッタの露出調整装
置の一実施例を図面に従って詳述する。
第1図において、プロセッサ用LSI1は測光回路2、測
距、フィルム感度インターフェース3、ROM4、CPU5、モ
ータ駆動回路6およびストラップフィールド7で構成す
る。測光回路2は受光素子9が受光した被写体の受光デ
ータを入力され、デジタル測光データに変換してCPU5へ
送出する。測距、フィルム感度インタフェース3は測距
素子10、フイルム感度読取部11に対応して測距データ、
フィルム感度データをCPU5へ送出する。モータ駆動回路
6は、CPU5の制御を受け、シャッタ8のシャッタ羽根8a
を開閉する。ストラップフィールドはピンP1〜P7および
ピンPEを有し、下位4桁を示すピンP0〜P3が低輝度露光
データテーブル先頭番地指定端子P4〜P7が高輝度露光デ
ータテーブル先頭番地指定端子である。ピンP0〜P7をピ
ンPEと接続すると、第2図に示すストラップメモリSTM
の桁番号DS0〜DS7がアクティベイトされる。桁番号DS0
〜DS7がアクティベイトされると該当する桁番号アドレ
ステーブルDSADTが選択される。桁番号アドレステーブ
ルDSADTは低輝度露光データテーブル側が0〜15ワー
ド、高輝度露光データデブル側が16〜31ワードである。
露光データテーブルEVDTnはEVDT00〜EVDT31の32面用意
され、EVDT00〜EVDT15が低輝度露光用、EVDT16〜EVDT31
が高輝度露光用である。それぞれの露光データテーブル
EVDTnは0〜99の100ワード構成で、露光データEVDが必
要に応じて記入してある。
CPU5はストラップフィールド7のストラップに応じて
露光データテーブルEDVTnを低輝度側と高輝度側からそ
れぞれ1つずつ選択し、受光素子9から入力された受光
データに応じた低輝度側、光輝度側露光データをEVDに
よりシャッタ羽根8aを駆動する。
[考案の作用] 上記構成のモータ駆動シャッタの露出調整装置でピン
P0からピンP7までのいずれもストラップしないと、第
3図に示すF0とF16とがそれぞれ選択され、第3図に
示す露光特性F0とF16に示す露光データEVDが露光データ
テーブルEVDT00とEVDT16に記憶されているので、CPU5は
露光特性F0とF16によりシャッタ羽根を開閉する。
ピンP3とP7をピンPEとストラップすると、露光特性F8
とF24となり、F8とF24が標準の露光データである。ピン
P0〜P7を総じてピンPEとストラップすると、露光特性F
15とF31の組合せとなる。なお、標準の露光データから
の偏移は±%である。
上記実施例では高輝度用並びに低輝度用データテーブ
ルについて説明してあるが、別に中輝度用データテーブ
ルを設けてもよい。
[考案の効果] 本願考案によれば、高輝度側と低輝度側とのそれぞれ
の領域において、それぞれ適正露光量からの露光偏移を
補正するデータテーブルを選び、その組み合わせにより
最適露光データテーブルを編成するので、モータ駆動シ
ャッタのモータ、シャッタ羽根、バネ等の機械系手段に
係わる製品の非直線性からくる露光偏移のバラツキに対
しても最適な補正ができる。また、高輝度側と低輝度側
とでそれぞれ指定する露光データテーブルの組合わせに
より、多くの最適露光データテーブルを編成できるの
で、ROMの記憶エリアを増加させることなく、適正露光
データで製品のバラツキを補正でき、汎用性のある1チ
ッププロセッサ用LSIの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるモータ駆動シャッタの露出調整装
置の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図に係わ
るデータ構成図、第3図は第2図の露光特性を示すグラ
フである。 2……測光回路 4……ROM (高輝度側露光データテーブル用ROM) (低輝度側露光データテーブル用ROM) 7……ストラップフィールド (高輝度露光データテーブル先頭番地指定端子) (低輝度露光データテーブル先頭番地指定端子) 8……シャッタ(モータ駆動シャッタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷川 美代司 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭60−254027(JP,A) 特開 昭63−97926(JP,A) 特開 昭61−162032(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体からの入射光を受光し被写体輝度を
    輝度データとして出力する測光回路と、前記輝度データ
    に対応した露光データで回転するモータで駆動されるモ
    ータ駆動シャッタと、前記モータ駆動シャッタにより適
    正露光量からの露光偏移を補正する露光データを記憶す
    る露光データテーブル用ROMと、前記露光データテーブ
    ルの先頭番地を指定する露光データテーブル先頭番地指
    定端子を備えたカメラにおいて、 前記露光テーブル用ROMは高輝度側で適正露光量からの
    露光偏移を補正する複数の高輝度露光データテーブルと
    低輝度側で適正露光量からの露光偏移を補正する複数の
    低輝度露光データテーブルを備え、 前記露光データテーブル先頭番地指定端子は前記高輝度
    露光データの先頭番地を指定する高輝度露光データテー
    ブル先頭番地指定端子と前記低輝度露光データテーブル
    の先頭番地を指定する低輝度露光データテーブル先頭番
    地指定端子とからなることを特徴とするモータ駆動シャ
    ッタの露出調整装置。
JP1989072138U 1989-06-20 1989-06-20 モータ駆動シャッタの露出調整装置 Expired - Lifetime JP2517436Y2 (ja)

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JPH0312224U JPH0312224U (ja) 1991-02-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0740108B2 (ja) * 1984-05-30 1995-05-01 株式会社精工舎 プログラムシヤツタの制御回路
JPS61162032A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 可変焦点カメラの露出制御装置
JPS6397926A (ja) * 1986-10-14 1988-04-28 Minolta Camera Co Ltd カメラ

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