JP2517150Y2 - 保護シート巻取り装置 - Google Patents
保護シート巻取り装置Info
- Publication number
- JP2517150Y2 JP2517150Y2 JP12353490U JP12353490U JP2517150Y2 JP 2517150 Y2 JP2517150 Y2 JP 2517150Y2 JP 12353490 U JP12353490 U JP 12353490U JP 12353490 U JP12353490 U JP 12353490U JP 2517150 Y2 JP2517150 Y2 JP 2517150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- protective sheet
- die
- bending
- protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、折曲げ機械に取付けられ、RG金型ダイ上に
保護シートを敷き、被加工板金の曲げキズを防止する保
護シート巻取り装置に関する。
保護シートを敷き、被加工板金の曲げキズを防止する保
護シート巻取り装置に関する。
(従来の技術) 従来、折曲げ機械で板金の折曲げ加工を行う際に、曲
げキズが発生する。この曲げキズを押える方法として、
ウレタン製の保護シートを定寸に切って金型ダイの上に
置き、この保護シートの上に板金を載せて折曲げること
が行われていた。
げキズが発生する。この曲げキズを押える方法として、
ウレタン製の保護シートを定寸に切って金型ダイの上に
置き、この保護シートの上に板金を載せて折曲げること
が行われていた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、ダイ上に置かれた保護シートがズレ落ちな
いように、ダイの側面にテープで貼り付けて使用されて
いた。このために、手数を要し煩雑であるという問題が
あった。
いように、ダイの側面にテープで貼り付けて使用されて
いた。このために、手数を要し煩雑であるという問題が
あった。
また、被加工板金によってはウレタンシートの切断サ
イズが多くなり、工数が増大するという問題もあった。
イズが多くなり、工数が増大するという問題もあった。
本考案の目的は、上記問題を解決するために、保護シ
ートを取替える回数が軽減され、工数が低減され、作業
能率が向上する保護シート巻取り装置を提供することで
ある。
ートを取替える回数が軽減され、工数が低減され、作業
能率が向上する保護シート巻取り装置を提供することで
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、下部テーブル
上に設置されたダイと、このダイと対向して上部テーブ
ルに設置されたパンチとを有し、被加工板金を折曲げ加
工する折曲げ機械において、前記下部テーブルの一端に
設けられ保護シートを送り出すシート送り出し部と、前
記下部テーブルの他端に設けられ前記送り出し部より送
り出された前記保護シートを巻取るシート巻取り部と、
前記保護シートを所定寸法だけ前記ダイ上を長手方向に
移動させ前記被加工板金を前記保護シートの上から折曲
げ加工させる定寸移動装置と、前記ダイの側面に設けら
れ折曲げ加工中に前記保護シートの側端を前記ダイの側
面に押付けて前記保護シートのズレを防ぐシート押え装
置とを備えることを特徴とする保護シート巻取り装置で
ある。
上に設置されたダイと、このダイと対向して上部テーブ
ルに設置されたパンチとを有し、被加工板金を折曲げ加
工する折曲げ機械において、前記下部テーブルの一端に
設けられ保護シートを送り出すシート送り出し部と、前
記下部テーブルの他端に設けられ前記送り出し部より送
り出された前記保護シートを巻取るシート巻取り部と、
前記保護シートを所定寸法だけ前記ダイ上を長手方向に
移動させ前記被加工板金を前記保護シートの上から折曲
げ加工させる定寸移動装置と、前記ダイの側面に設けら
れ折曲げ加工中に前記保護シートの側端を前記ダイの側
面に押付けて前記保護シートのズレを防ぐシート押え装
置とを備えることを特徴とする保護シート巻取り装置で
ある。
(作用) 本考案の保護シート巻取り装置を採用することによ
り、コイル状に巻取られた保護シーを送り出すシート送
り出し部を下部テーブルの一端に設け、送り出し部より
送り出された保護シートを巻取るシート巻取り部を下部
テーブルの他端に設け、保護シートを所定寸法だけ前記
ダイ上を長手方向に移動させて被加工板金を保護シート
の上から折曲げ加工させる定寸移動装置を下部テーブル
の他端に設け、折曲げ加工中に保護シートの側端をダイ
の側面に押付けて保護シートのズレを防ぐシート押え装
置をダイの側面に設けることによって、保護シートを取
替える回数が軽減され、その工数が低減され、作業能率
が向上する。
り、コイル状に巻取られた保護シーを送り出すシート送
り出し部を下部テーブルの一端に設け、送り出し部より
送り出された保護シートを巻取るシート巻取り部を下部
テーブルの他端に設け、保護シートを所定寸法だけ前記
ダイ上を長手方向に移動させて被加工板金を保護シート
の上から折曲げ加工させる定寸移動装置を下部テーブル
の他端に設け、折曲げ加工中に保護シートの側端をダイ
の側面に押付けて保護シートのズレを防ぐシート押え装
置をダイの側面に設けることによって、保護シートを取
替える回数が軽減され、その工数が低減され、作業能率
が向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案である保護シート巻取り装置の一実施
例の正面図、第2図は第1図の要部詳細説明図を示す。
保護シート巻取り装置1は、主としてシート送り出し部
3と、シート巻取り部5と、定寸移動装置7およびシー
ト押え装置9とから構成されている。本板金折曲げ機械
の下部テーブル11上のダイホルダー13にダイ15が設置さ
れ、上部ホルダー17にはダイ15に対向してパンチ19が設
置される。このパンチ19が図示されていないシリンダの
所定ストロークを上下動することにより、ダイ15のV溝
と係合させて、被加工板金21の折曲げ加工を行うもので
ある。
例の正面図、第2図は第1図の要部詳細説明図を示す。
保護シート巻取り装置1は、主としてシート送り出し部
3と、シート巻取り部5と、定寸移動装置7およびシー
ト押え装置9とから構成されている。本板金折曲げ機械
の下部テーブル11上のダイホルダー13にダイ15が設置さ
れ、上部ホルダー17にはダイ15に対向してパンチ19が設
置される。このパンチ19が図示されていないシリンダの
所定ストロークを上下動することにより、ダイ15のV溝
と係合させて、被加工板金21の折曲げ加工を行うもので
ある。
シート送り出し部3は、下部テーブル11の本実施例で
は左側に設置され、送り出しローラ3A、テンションロー
ラ23、送り出し用シートガイド25からなる。送り出しロ
ーラ3Aは、コイル状の例えばウレタンシール等の保護シ
ート1Aが収容される。また、テンションローラ23は、保
護シート1Aに所定のテンションを付与する。送り出し用
シートガイド25は、保護シート1Aに折曲げ角を付与して
ダイ15の上面に送り出すものである。
は左側に設置され、送り出しローラ3A、テンションロー
ラ23、送り出し用シートガイド25からなる。送り出しロ
ーラ3Aは、コイル状の例えばウレタンシール等の保護シ
ート1Aが収容される。また、テンションローラ23は、保
護シート1Aに所定のテンションを付与する。送り出し用
シートガイド25は、保護シート1Aに折曲げ角を付与して
ダイ15の上面に送り出すものである。
シート押え装置7は、ダイ15上に送り出された保護シ
ート1Aの端部を、ダイ15の長手方向の側面に押付けて、
折曲げ加工の際に保護シート1Aがズレるのを防止する。
ート1Aの端部を、ダイ15の長手方向の側面に押付けて、
折曲げ加工の際に保護シート1Aがズレるのを防止する。
シート巻取り部5は、下部テーブル11の本実施例では
右側に設置され、巻取り用シートガイド27、エンコーダ
ローラ29および巻取りローラ31からなる。巻取り用シー
トガイド27は、折曲げ加工中に付与された保護シート1A
の折曲げ角を除く。また、エンコーダローラ29は、保護
シート1Aの移動距離を測定する。巻取りローラ31は、使
用済の保護シート1Aを巻取り収容するものである。
右側に設置され、巻取り用シートガイド27、エンコーダ
ローラ29および巻取りローラ31からなる。巻取り用シー
トガイド27は、折曲げ加工中に付与された保護シート1A
の折曲げ角を除く。また、エンコーダローラ29は、保護
シート1Aの移動距離を測定する。巻取りローラ31は、使
用済の保護シート1Aを巻取り収容するものである。
定寸移動装置5は、駆動モータ33、カウンタ35および
足踏みスイッチ37からなる。なお、エンコーダローラ29
および巻取りローラ31とカウンタ35との間、カウンタ35
と足踏みスイッチ37との間は、ケーブル39,41によって
それぞれ接続されている。さらに、巻き取りローラ31と
モータ33との間は駆動ベルト43等の駆動伝達手段によっ
て連結されている。
足踏みスイッチ37からなる。なお、エンコーダローラ29
および巻取りローラ31とカウンタ35との間、カウンタ35
と足踏みスイッチ37との間は、ケーブル39,41によって
それぞれ接続されている。さらに、巻き取りローラ31と
モータ33との間は駆動ベルト43等の駆動伝達手段によっ
て連結されている。
以上のように構成されたことにより、モータ33が回転
駆動し、カウンタ35により所定寸法だけ送り出しローラ
3の保護シート1Aが送られ、巻取りローラ31に巻取られ
る。この際、第2図に示すようにシート押え装置7が作
動し、保護シート1AがV型溝を有するダイ15の側面に押
付けられ、保護シート9がダイ15上面からズレ落ちるの
を防止し、保護シート1A上に載置された被加工板金21の
曲げ加工を実施する。
駆動し、カウンタ35により所定寸法だけ送り出しローラ
3の保護シート1Aが送られ、巻取りローラ31に巻取られ
る。この際、第2図に示すようにシート押え装置7が作
動し、保護シート1AがV型溝を有するダイ15の側面に押
付けられ、保護シート9がダイ15上面からズレ落ちるの
を防止し、保護シート1A上に載置された被加工板金21の
曲げ加工を実施する。
曲げ加工が完了した後、再び足踏みスイッチ37を踏む
と、シート押え装置7の押えが外れ、巻き取りローラ31
が回転駆動され、保護シート1Aが巻き取られる。以上の
動作が繰り返し行われ、被加工板金21の曲げ加工が継続
して実施される。
と、シート押え装置7の押えが外れ、巻き取りローラ31
が回転駆動され、保護シート1Aが巻き取られる。以上の
動作が繰り返し行われ、被加工板金21の曲げ加工が継続
して実施される。
従って、本考案の保護シート巻き取り装置1は、従来
の所定寸法に切断されたウレタンシート等の保護シート
の側面をテープでダイ15上に貼り付けて使用するという
人手を必要とする作業が簡易化され、シートの取替えが
容易で、曲げキズが確実に防止される。
の所定寸法に切断されたウレタンシート等の保護シート
の側面をテープでダイ15上に貼り付けて使用するという
人手を必要とする作業が簡易化され、シートの取替えが
容易で、曲げキズが確実に防止される。
なお、本考案は、上記実施例に限定されることなく、
適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様において
も実施し得るものである。
適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様において
も実施し得るものである。
[考案の効果] 上記説明により既に明らかなように、本考案の保護シ
ート巻取り装置は、コイル状に巻取られた保護シートを
送出すシート送り出し部を下部テーブルの一端に設け、
送り出し部より送り出された保護シートを巻取るシート
巻取り部を下部テーブルの他端に設け、保護シートを所
定寸法だけ前記ダイ上を長手方向に移動させ被加工板金
を保護シートの上から折曲げ加工させる定寸移動装置を
下部テーブルの他端に設け、折曲げ加工中に保護シート
の側端をダイの側面に押付けて保護シートのズレを防ぐ
シート押え装置をダイの側面に設けることによって、従
来技術の問題点が有効に解決され、保護シートを取替え
る回数が軽減され、その工数が低減され、作業能率が向
上する。
ート巻取り装置は、コイル状に巻取られた保護シートを
送出すシート送り出し部を下部テーブルの一端に設け、
送り出し部より送り出された保護シートを巻取るシート
巻取り部を下部テーブルの他端に設け、保護シートを所
定寸法だけ前記ダイ上を長手方向に移動させ被加工板金
を保護シートの上から折曲げ加工させる定寸移動装置を
下部テーブルの他端に設け、折曲げ加工中に保護シート
の側端をダイの側面に押付けて保護シートのズレを防ぐ
シート押え装置をダイの側面に設けることによって、従
来技術の問題点が有効に解決され、保護シートを取替え
る回数が軽減され、その工数が低減され、作業能率が向
上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案である保護シート巻取り装置の一実施例
の正面図、第2図は第1図の要部詳細説明図である。 1……保護シート巻取り装置 1A……保護シート、3……シート送り出し部 3A……送り出しローラ、5……シート巻取り部 7……定寸移動装置、9……シート押え装置 21……被加工板金、23……テンションローラ 29……エンコーダローラ 31……巻取りローラ、35……カウンタ 37……足踏みスイッチ
の正面図、第2図は第1図の要部詳細説明図である。 1……保護シート巻取り装置 1A……保護シート、3……シート送り出し部 3A……送り出しローラ、5……シート巻取り部 7……定寸移動装置、9……シート押え装置 21……被加工板金、23……テンションローラ 29……エンコーダローラ 31……巻取りローラ、35……カウンタ 37……足踏みスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】下部テーブル上に設置されたダイと、この
ダイと対向して上部テーブルに設置されたパンチとを有
し、被加工板金を折曲げ加工する折曲げ機械において、
前記下部テーブルの一端に設けられ保護シートを送り出
すシート送り出し部と、前記下部テーブルの他端に設け
られ前記送り出し部より送り出された前記保護シートを
巻取るシート巻取り部と、前記保護シートを所定寸法だ
け前記ダイ上を長手方向に移動させ前記被加工板金を前
記保護シートの上から折曲げ加工させる定寸移動装置
と、前記ダイの側面に設けられ折曲げ加工中に前記保護
シートの側端を前記ダイの側面に押付けて前記保護シー
トのズレを防ぐシート押え装置とを備えることを特徴と
する保護シート巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12353490U JP2517150Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 保護シート巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12353490U JP2517150Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 保護シート巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480609U JPH0480609U (ja) | 1992-07-14 |
JP2517150Y2 true JP2517150Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31871231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12353490U Expired - Lifetime JP2517150Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 保護シート巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517150Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4668709B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2011-04-13 | 株式会社アマダ | 加工材及び表面保護シート並びに加工方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12353490U patent/JP2517150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480609U (ja) | 1992-07-14 |
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