JP2516633B2 - 画像読取り機構 - Google Patents

画像読取り機構

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JP2516633B2
JP2516633B2 JP62174132A JP17413287A JP2516633B2 JP 2516633 B2 JP2516633 B2 JP 2516633B2 JP 62174132 A JP62174132 A JP 62174132A JP 17413287 A JP17413287 A JP 17413287A JP 2516633 B2 JP2516633 B2 JP 2516633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリや電子複写機等に組込まれる画
像読取り機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、特開昭61−148953号公報に示すように原稿を略
180°反転させてUターン状に搬送させながら、その搬
送中の読取りセンサーによって原稿の画情報を読取るよ
うにしたものが知られている。
つまり、第3図に示すようにファクシミリ等の画像読
取り装置の本体ケース1の前端部に設けた原稿挿入口2
の後側に、ピックアップローラ3が配置されているとと
もに、このローラ3の下方に原稿下ガイド4が設けられ
ている。さらに、ガイド4の後端に近接して原稿送りロ
ーラ5が設置されている。この原稿送りローラ5の周囲
には、供給ガイド6および排出ガイド7が夫々配置され
ているとともに、排出ガイド7の排出端近傍から本体ケ
ース1上面に設けた原稿排出口8にわたる渡しガイド9
が配置されている。さらに、供給と排出の両ガイド6,7
の間には紙ガイド10を有する密着形の読取りセンサ11が
配置されている。なお、第3図中12〜14は夫々ばね材、
15はロール状の記録紙、16は記録用プラテンローラ、17
は記録ヘッドである。
この従来装置において、表面を下向きにして原稿挿入
口2に挿入された原稿18は、ピックアップローラ3の下
降と回転によって原稿下ガイド4に案内されて、原稿送
りローラ5と供給ガイド6との間に送り込まれる。さら
に、原稿18は、原稿送りローラ5の回転に伴って、各ガ
イド6,10,7に順次案内されながら原稿送りローラ5の周
面に沿ってUターンされて、渡しガイド9を介して原稿
排出口8から排出される。そして、このような原稿18の
Uターン搬送の途中において、その表面の画情報はUタ
ーン搬送路の外側から読取りセンサー11によって読取ら
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術では、以上のように原稿をUターン搬送す
るための原稿送りローラ5の周面上において画情報を読
取るように構成されているため、読取りセンサー11を配
置する際に、原稿送りローラ5との距離だけでなく角度
も正確に設定しなければならず、読取りセンサー11の取
付けが面倒であった。それだけでなく、原稿送りローラ
5の周面上において画情報を読取る構成により、読取り
センサー11をUターン搬送路の外側に配置する必要があ
るとともに、原稿18のUターン搬送路の内側空間は無駄
な空間として放置されているから、この画像読取り機構
の設置にはスペースを大きく必要とする。したがって、
この読取り機構を組込んだファクシミリなどをコンパク
ト化する場合の障害になるという問題があった。
したがって、本発明の目的は、読取りセンサーの取付
けが容易で、かつコンパクトであって、画情報を高精度
に読取ることができる画像読取り機構を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、原稿の送り方向を反転させる反転送りロー
ラを有したUターン搬送路と、この搬送路でUターン状
に搬送される搬送中の上記原稿の画情報を読取る読取り
センサーとを具備した画像読取り機構に適用される。そ
して本発明は、上記目的を達成するために、上記Uター
ン搬送路を、原稿挿入部に近接して配置されたピックア
ップローラと、原稿搬出部に近接して配置された排出ロ
ーラと、上記反転送りローラと、この反転送りローラの
周囲に設けられた反転用ガイドと、このガイドに取付け
られて上記反転送りローラの周面に接して従動回転され
るベイルローラと、上記反転送りローラとピックアップ
ローラとの間にわたって設けられた搬入側ガイドと、上
記反転送りローラと排出ローラとの間にわたって設けら
れるとともに搬出される上記原稿を上記排出ローラとの
間に挟む搬出終端部を上記原稿搬出部側に有した搬出側
ガイドとを備えて形成し、表面を上記Uターン搬送路の
内側に向けて搬出される上記原稿の画情報を読み取る上
記読取りセンサーを、上記Uターン搬送路の内側空間に
配置するとともに、この読取りセンサーが備えるケース
を上記搬出側ガイドの一部をなして上記反転送りローラ
と排出ローラとの間に設け、かつ、上記ケースに案内さ
れる上記原稿の裏面に接して回転される補助送りローラ
を上記ケースに対向させて設け、上記Uターン搬送路の
上記反転送りローラを避けた上記搬出側において上記ケ
ースおよび上記補助送りローラに表裏面を接して送られ
る上記原稿の画情報を読取るようにしたことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
本発明の画像読取り機構が備えるUターン搬送路は、
その反転送りローラを境にしてUターン搬送路に供給さ
れた原稿を反転させて略U字状の移動軌跡を描かせて搬
送するが、この搬送において原稿は、その表面をUター
ン搬送路の内側に向けた状態にして搬送される。そし
て、Uターン搬送路の内側に配置した読取りセンサー
は、既述のようにしてUターン搬送される原稿の画情報
を、上記反転送りローラを避けた位置で、しかも、この
ローラから排出ローラとの間の排出側部分において読取
る。ところで、反転送りローラを避けた原稿の排出側で
は、原稿が反転送りローラの周面に沿って曲がることが
なく直線状の姿勢を維持して搬送されるから、この排出
側の位置で画情報を読取る読取りセンサーの配置にあた
っては、反転送りローラの周面に対する角度の微調整を
不要とでき原稿までの距離を調整するだけでよいから、
読取りセンサーの取付けを容易化できる。これととも
に、取付け誤差を原因とする読取りの精度の低下を防止
できる。さらに、Uターン搬送路の反転送りローラの下
流側部分、言い換えれば、反転送りローラから排出ロー
ラとの間の搬出側部分には、原稿が反転送りローラとベ
イルローラとで挟まれた状態で送られ、かつ、読取りセ
ンサーのケースに接して案内されるとともに、上記反転
送りローラから上記搬出側部分に原稿が外れて反転送り
ローラの搬送力を受けなくなった状態においては、排出
ローラと搬出側ガイドの搬出終端部との間に原稿が挟ま
れて搬送力を受ける。以上のように原稿の搬出側におい
ては、その少なくとも一端部が挟持されて搬送力を受け
ているので、原稿のふらつきが少ない。しかも、搬出側
において原稿はその表裏面を読取りセンサーのケースと
補助送りローラとに接して送られるので、厚み方向にふ
らつくことがない。したがって、このように原稿が安定
した状態下で、原稿の画情報を読取ることができる。そ
して、既述のように原稿表面をUターン搬送路の内側に
向けた状態にして搬送される原稿の画情報を読取るため
に、読取りセンサーをUターン搬送路の内側に配置した
から、Uターン搬送路の内側空間を有効利用できること
は勿論のこと、Uターン搬送路の外側に読取りセンサー
を配置するスペース必要とすることがなくなり、その
分、機構全体を小形化できる。したがって、本発明の画
像読取り機構を内蔵するファクシミリや電子複写機等の
コンパクト化に適する。
〔実施例〕
第1図および第2図を参照して本発明の一実施例を以
下説明する。
第2図中21は本体ケースで、互いに連結された下部ケ
ース体22および上部ケース体23と、上部ケース体23の前
部上面を開閉する上面パネル24と、上部ケース体23の後
部上面を開閉する上面ケース体25とから形成されてい
る。上面パネル24と上面ケース体25とは夫々上部ケース
体23に対して夫々回動自在に取付けられている。
この本体ケース21の前後方向略中央部にはロール状に
巻いた記録紙26が着脱自在にセットされる。さらに本体
ケース21内には、記録紙26の前側において画像記録機構
27が内蔵されているとともに、記録紙26の後側において
画像読取り機構28が内蔵されている。記録紙26は断面円
弧状の記録紙受け板29に支持されるようになっている。
また、画像記録機構27は、記録紙受け板29からその前
側に向けて一体に延出された記録紙ガイド部30と、この
ガイド部30の前端部上面に近接して回転される記録用プ
ラテンローラ31と、このローラ31の周面に接して設けら
れた記録ヘッド32と、記録済みの部分を切断するカッタ
ー装置33とを備えて形成されている。
この画像記録機構27において、記録紙26の繰出端部は
記録紙ガイド部30に案内されて、プラテンローラ31と記
録ヘッド32との間に挟み込まれてセットされるととも
に、プラテンローラ31は本体ケース21に内蔵された記録
機構用モータ34の動作に連動して回転される。このプラ
テンローラ31の回転により記録紙26は第2図中矢印A方
向に沿って搬出され、その搬出中において記録ヘッド32
によって画像を記録される。そして、この搬送の終了後
にはカッター装置33の動作により、記録紙26の記録済み
の部分が切断されるものである。
上記画像読取り機構28は第1図に詳しく示されてい
る。この機構28は本体ケース1に内蔵固定されるように
してもよいが、本実施例の場合には上面ケース体25の下
面に突設した左右一対のブラケット部(図示しない)間
に取付けられている。以下、この機構28について詳述す
る。
つまり、35は原稿を略Uターン状に搬送するUターン
搬送路である。この搬送路35は、反転送りローラ36と、
ピックアップローラ37と、排出ローラ38と、搬入側ガイ
ド39,40と、搬出側ガイド41〜43と、反転用ガイド44
と、ベイルローラ45、補助送りローラ55とを備えて形成
されている。
反転送りローラ36は、本体ケース21に内蔵された読取
り機構用モータ46の動作に連動して回転され、原稿の送
り方向を反転させるものである。ピックアップローラ37
は反転送りローラ36の上方において上面ケース体25に設
けた原稿挿入部47に近接して配置されているとともに、
排出ローラ38は反転送りローラ36の上方において上面ケ
ース体25に設けた原稿排出部48に近接して配置されてい
る。
そして、これら各ローラ36〜38は、これらと一緒に回
転される歯車とこれらにわたって巻き掛けられたタイミ
ングベルトからなる伝動手段49を介して、互いに同期し
て回転されるように連結されている。なお、図中50はテ
ンションローラを示す。
搬入側ガイド39,40は反転送りローラ36とピックアッ
プローラ37との間にわたって配置されている。そして、
搬入側ガイド40の上部はピックアップローラ37の周囲を
回り込んで、原稿挿入部47を挿通して上面ケース体25の
上方に延出されている。また、搬出側ガイド41〜43は、
反転送りローラ36と排出ローラ38との間に設けられてい
て、そのうちの搬出終端側(原稿排出部48側)に配置さ
れた搬出側ガイド43には排出ローラ38が転接され、これ
らの間に搬出される原稿が挟まれるようになっている。
反転用ガイド44は、反転送りローラ36の周囲を回り込
むようにして搬入側ガイド39,40の終端部と搬出側ガイ
ド41との間にわたって配置されている。この搬出側ガイ
ド41は記録紙受け板29の後端から一体に延出された部位
で形成されている。また、ベイルローラ45は、搬入側ガ
イド39,40の終端部と搬出側ガイド41との間において、
反転用ガイド44に取付けられている。このローラ45は反
転用ガイド44を貫通し反転送りローラ36の周面に接して
従動回転されるようになっている。
そして、以上の構成のUターン搬送路35の内側空間E
には、いわゆる密着形の読取りセンサー51が収納配置さ
れている。これらUターン搬送路35と読取りセンサー51
とを具備して画像読取り機構28が構成されている。
読取りセンサー51は、Uターン搬送路35の横幅方向略
全長にわたる長さを夫々有したLEDアレイなどの照明部
列52と、セルフェックレンズアレイなどの結像部列53
と、ホトダイオードアレイなどの光電変換素子列54とを
具備してユニット化されている。なお、読取りセンサー
51のユニットケースの一部は上記搬出側ガイド43をなし
ていて、これに原稿が密着して送られるようになってい
る。
この読取りセンサー51は、Uターン搬送路35の反転送
りローラ36を避けた位置、すなわち、搬出側ガイド41,4
2間において、照明部列52の照明下で搬送されている原
稿の画情報を、結像部列53で結像して、光電変換素子列
54によって電気信号に変換することにより、画情報を読
取るものである。
なお、図中55は外周面の一部を上記センサー51の結像
点Pに配して、したがって、読取りセンサー51のケース
における排出側ガイド43をなすケース部分に対向して、
反転送りローラ36と排出ローラ38との間に回転自在に設
けられた補助送りローラで、このローラ55によって上記
センサー51のピント合せわがなされるとともに、この補
助送りローラ55は反転送りローラ36に連動して回転され
るようになっている。
また、以上のような構成の画像読取り機構28を取付け
た上面ケース体25の上面には、原稿挿入部47に連ねて原
稿挿入トレイ56が斜め後方に向けて取付けられていると
ともに、原稿排出部48に連ねて原稿排出トレイ57が斜め
後方に向けて取付けられている。さらに、上面ケース体
25には、カッター装置33の出口部に下端部が連なるよう
にして記録紙26の排出ガイド部58が形成され、このガイ
ド部58の上部は上記各トレイ56,57と略平行にして上面
ケース体25の上方に突出されている。
そして、排出ガイド部58の上方突出部の裏面には分離
手段59が取付けられている。この手段59は回動自在であ
るとともに、その裏面に取付けたゴムパッドの先端部が
ピックアップローラ37の周面に接するようにばねにより
付勢されている。分離手段59とピックアップローラ37と
は、いわゆる2枚取り防止用の分離機構を形成してお
り、原稿挿入トレイ56に供給された複数枚の原稿のうち
最も下側の原稿を、その上側の原稿から分離してUター
ン搬送路35に送給するようになっている。
なお、第2図中60は電源装置、61は回路基板、62は上
面パネル24に取付けたキーホード装置である。また、図
示しないが記録紙26の先端および終端の検出用、上面パ
ネル24の開閉検出用、上面ケース体25の開閉検出用、原
稿の挿入および排出の検出用等の各種のセンサーが、夫
々必要な箇所に配置されていることは勿論である。
上記構成において、画像読取り機構28に読取られる原
稿は、原稿挿入トレイ56上に裏返しにして挿入される。
このような原稿の挿入後に画像読取り機構28のモータ46
が動作されると、その反転送りローラ36が回転されると
同時に、伝動手段49を介してピックアップローラ37およ
び排出ローラ38が回転され、これとともに、補助送りロ
ーラ55も反転送りローラ36に連動して回転される。
このため、原稿は、ピックアップローラ37の搬送力に
よって原稿挿入部47を通って搬入側ガイド39,40間に送
り込まれた後、反転用ガイド44に案内されながら反転送
りローラ36とベイルローラ45の間に挟まれて搬送力を受
ける。この搬送力により原稿は更に反転用ガイド44を案
内として略180°向きを変えられながら搬送されて、さ
らに、搬出側ガイド41〜43を案内として搬送された後
に、排出ローラ38の搬送力を受けて原稿排出部48を通っ
て原稿排出トレイ57上に排出される。
以上のようにして原稿は、その表面をUターン搬送路
35の内側に向けた状態にして、Uターン搬送路35に沿っ
て略U字状の移動軌跡を描いて搬送される。なお、原稿
の移動軌跡は第1図中2点鎖線で示されている。そし
て、このようにしてUターン搬送される原稿の画情報
は、搬出側ガイド41,42間において読取りセンサー51に
よって読取られる。
ところで、以上の読取りが行われるUターン搬送路35
の反転送りローラ36の下流側部分、言い換えれば、反転
送りローラ36から排出ローラ38との間の搬出側部分で
は、原稿は、反転送りローラ36とベイルローラ45とで挟
まれた状態で送られるとともに、読取りセンサー51のユ
ニットケースの一部からなる搬出側ガイド43に接して案
内されながら送られる。そして、上記反転送りローラ36
から上記搬出側部分に原稿が外れて反転送りローラ36の
搬送力を受けなくなった状態においては、原稿は排出ロ
ーラ38と搬出終端部の搬出側ガイド42との間に挟まれて
搬送力を受ける。以上のように原稿の搬出側において
は、その少なくとも一端部が挟持されて搬送力を受けて
いるので、原稿のふらつきが少ない。そして、このよう
に原稿が安定した状態下において読取りセンサー51によ
る原稿の画情報の読取りがなされる。それにより、高精
度に画情報を読取ることができる。
さらに、このような画情報の読取りは、既述のように
Uターン搬送路35の反転送りローラ36を避けた位置で行
うから、原稿が反転送りローラ36の周面に沿って曲がる
ことがなく直線状の姿勢を保っている。その状態で、読
取りがなされる。この、読取りの際には原稿はその裏面
を補助送りローラ55で支えられているから、厚み方向に
ふらつくことがない。それにより、高精度に画情報を読
み取ることができる。
したがって、読取りセンサー51を配置するにあたっ
て、反転送りローラ36の周面に対する角度の微調整を不
要とでき原稿までの距離を調整するだけでよいから、読
取りセンサー51の取付けを容易化できる。これととも
に、取付け誤差を原因とする読取りの精度の低下を防止
できる。
そして、既述のように原稿表面をUターン搬送路35の
内側に向けた状態にして搬送される原稿の画情報を読取
るための読取りセンサー51を、Uターン搬送路35の内側
に配置したから、Uターン搬送路35の内側空間Eを有効
利用できることは勿論のこと、Uターン搬送路35の外側
に読取りセンサー51を配置するスペース必要としない。
したがって、その分、画像読取り機構28全体を小形化で
きるものであり、この画像読取り機構28を内蔵するファ
クシミリ等をコンパクト化できる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、Uターン搬送路の内側
空間に読取りセンサーを配置して、上記内側空間の有効
利用を図った構成としたから、Uターン搬送路の外側に
読取りセンサーを配設するためのスペースを必要とせ
ず、機構全体を小形化でき、したがって本発明機構を組
込むファクシミリなどのコンパクト化が可能である。そ
して、表面をUターン搬送路の内側に向けて搬送される
原稿の画情報を読取る読取りセンサーのケースを、搬出
側ガイドの一部をなして反転送りローラと排出ローラと
の間に設け、かつ、上記ケースに案内される原稿の裏面
に接して回転される補助送りローラを上記ケースに対向
させて設けて、Uターン搬送路の反転送りローラを避け
た搬出側において上記ケースおよび上記補助送りローラ
に表裏面を接して送られる上記原稿の画情報を読取る機
構としたから、読取りセンサーの取付けにあたって反転
送りローラを考慮して取付けを行う必要がなくなり、読
取りセンサーの取付けが容易になるとともに、原稿のふ
らつきが少ない安定した状態で読取るから、画情報を高
精度に読取ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は画像読取り機構の縦断側面図、第2図は第1図に示し
た画像読取り機構を内蔵したファクシミリの縦断側面図
である。第3図は従来の画像読取り機構を内蔵したファ
クシミリの縦断側面図である。 36……反転送りローラ、35……Uターン搬送路、51……
読取りセンサー、28……画像読取り機構、37……ピック
アップローラ、38……排出ローラ、39,40……搬入側ガ
イド、41,42……搬出側ガイド、43……読取りセンサー
のケースの一部で形成される搬出側ガイド、44……反転
用ガイド、45……ベイルローラ、55……補助ローラ、E
……内側空間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の送り方向を反転させる反転送りロー
    ラを有したUターン搬送路と、この搬送路でUターン状
    に搬送される搬送中の上記原稿の画情報を読取る読取り
    センサーとを具備した画像読取り機構において、 上記Uターン搬送路を、原稿挿入部に近接して配置され
    たピックアップローラと、原稿搬出部に近接して配置さ
    れた排出ローラと、上記反転送りローラと、この反転送
    りローラの周囲に設けられた反転用ガイドと、このガイ
    ドに取付けられて上記反転送りローラの周面に接して従
    動回転されるベイルローラと、上記反転送りローラとピ
    ックアップローラとの間にわたって設けられた搬入側ガ
    イドと、上記反転送りローラと排出ローラとの間にわた
    って設けられるとともに搬出される上記原稿を上記排出
    ローラとの間に挟む搬出終端部を上記原稿搬出部側に有
    した搬出側ガイドとを備えて形成し、 表面を上記Uターン搬送路の内側に向けて搬出される上
    記原稿の画情報を読み取る上記読取りセンサーを、上記
    Uターン搬送路の内側空間に配置するとともに、この読
    取りセンサーが備えるケースを上記搬出側ガイドの一部
    をなして上記反転送りローラと排出ローラとの間に設
    け、かつ、上記ケースに案内される上記原稿の裏面に接
    して回転される補助送りローラを上記ケースに対向させ
    て設け、上記Uターン搬送路の上記反転送りローラを避
    けた上記搬出側において上記ケースおよび上記補助送り
    ローラに表裏面を接して送られる上記原稿の画情報を読
    取るようにしたことを特徴とする画像読取り機構。
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