JP2516305Y2 - 熱電発電冷却装置 - Google Patents

熱電発電冷却装置

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JP2516305Y2
JP2516305Y2 JP1985186648U JP18664885U JP2516305Y2 JP 2516305 Y2 JP2516305 Y2 JP 2516305Y2 JP 1985186648 U JP1985186648 U JP 1985186648U JP 18664885 U JP18664885 U JP 18664885U JP 2516305 Y2 JP2516305 Y2 JP 2516305Y2
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thermoelectric element
element module
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gas
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皖一 門谷
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Komatsu Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高温空気または燃焼ガス等の保有熱を利用
して熱電素子で直接発電し、または熱電素子に通電する
ことにより直接気体を冷却する熱電発電・冷却装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の熱電発電・冷却装置は第6図に示すよ
うに、所定の大きさを有して一体状に構成されたフィン
型の一方の流体通路2と、この一方の通路と略同一の大
きさを有して同様に一体状に構成された他方のフィン型
の流体通路3の間に、この両流体通路のそれぞれの側面
に直接接触するようにして熱電素子モジュール1を介在
させた構成となっていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のものは、流体通路と流体通路との間に熱電
素子モジュール1を直接接触させて介在させて、これら
の間のスペーサを省略したことにより、その分だけコス
ト低減ができるが、この従来のものは、上記したよう
に、熱電素子モジュール1の両側面がそれぞれ略同一の
大きさを有して一体状にした流体通路の側板に接触され
ているため、この両流体通路の側板のそれぞれ対向面が
広面積となっており、その平面度が問題になる。
すなわち、両流体通路の側板のそれぞれの対向面の面
積が広いため、双方の、あるいはどちらか一方の対向面
の平面度が、少しでも悪く、例えば表面がうねっている
場合、両対向面を平行に対向することができない。この
ため、このように平面度に問題がある両流体通路の側板
の対向面間に熱電素子モジュールを介装したときに、熱
電素子モジュールと両対向面との間に隙間があいてしま
って接触熱抵抗が大きくなり、所期の性能を得ることが
できない。そしてこの問題を解決するためには両流体通
路の側板のそれぞれの対向面の平面度をよくしなければ
ならず、この点でコストアップしてしまうという問題が
あった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のことにかんがみなされたもので、側
板にフィンを添設して偏平に形成された気体流路と、側
板間にフィンを入れて偏平に形成された液体通路との間
に、この両流路の側板に直接接触させて熱電素子モジュ
ールを介在して、これらの間のスペーサを省略してコス
ト低減を図った熱電発電・冷却装置において、上記両流
路の側板の表面に、熱電素子モジュールを、これらとの
接触面間で隙間があくことなく接触できてコストアップ
することなしに、接触熱抵抗が少なく、性能向上を図る
ことができるようにした熱電発電・冷却装置を提供しよ
うとするものである。
〔問題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本考案に係る熱電発電・
冷却装置は、側板にフィンを添設して偏平に形成された
気体流路と、側板間にフィンを入れて偏平に形成された
液体流路との間に、この両流路の側板に直接接触させて
熱電素子モジュールを介在させてなる熱電発電・冷却装
置において、上記熱電素子モジュールを、上記液体流路
の少なくとも長手方向の幅より小さい幅にすると共に、
この熱電素子モジュールを液体流路の長手方向に相互に
離間して複数個固着し、また、上記気体流路を、上記液
体流路の少なくとも長手方向の幅より小さい幅にした複
数個のセグメント型にし、このセグメント型の各分割流
路を相互に離間して上記熱電素子モジュールの他側面に
固着した構成となっており、複数個の各熱電素子モジュ
ールのそれぞれは、流体流路の側板の平面度に影響され
ることなく、隙間が生じることなしに接合される。そし
てこの各熱電素子モジュールのそれぞれに気体流路が、
隣接するものに相互に影響されることなく固着される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。図面中10は気体流路、11は液体流路である。
液体流路11は上板12と下板13との間にフイン14を入れて
一体にろう付けすることにより作成された偏平チューブ
状になっており、これの幅方向両側に水入口19と水出口
20とを備えている。
また、気体流路10は側板(下板)16にフィン17を添設
して一体にろう付けして作成されているが、この気体流
路10は上記液体流路11の長手方向の幅より小さい幅にし
た複数個のセグメント型となっており、このセグメント
型の各分割流路10aを離間してならべてなるものであ
る。
18は上記気体流路10と液体流路11の間に介在させる熱
電素子モジュールであり、この熱電素子モジュール18は
上記液体流路11の長手方向の幅より小さい幅になってい
て、この熱電素子モジュール18が液体流路の側板に、相
互に離間して複数個接着剤にて固着されている。
そして上記気体流路10の各分割流路10aはこの熱電素
子モジュール18と略同一の大きさになっていて、この気
体流路10の各分割流路10aは相互に離間して各熱電素子
モジュール18の他側面に接着剤にて固着されている。
上記のように熱電素子モジュール18を介在させた気体
流路10と液体流路11とは多層に重ねてガス流路21内に収
納することにより、第1図に示す熱電発電・冷却装置が
構成されるようになっている。
この場合液体流路11の水入口19は互に重層されて最高
位の水入口19はガス流路21を構成する流路壁22外に突出
しており、また水出口20も同様に重層されて最高位の水
出口20は流路壁22外に突出している。
23はガス流路21のガス入口、24はガス出口である。
次に作動を説明する。
水入口19より低温側流体である水が液体流路11に供給
され水出口20より排出される。
またガス入口23より高温側流体である高温ガスがガス
流路21に流入し、各層の気体流路10を通ってガス出口24
より排出される。これらの低温側流体と高温側流体の温
度差によるゼーベック効果等により熱電素子モジュール
18から直接電気が取り出される。また熱電素子モジュー
ル18に通電することにより電気エネルギから直接冷却気
体あるいは液体が作り出される。
またこのとき、気体流路10と液体流路11との間に介在
させる熱電素子モジュール18は液体流路11の側板に対し
て相互に離間して固着されていることにより、液体流路
11の側板に若干のうねりがあっても、この各熱電素子モ
ジュール18はこの液体流路11の側板に隙間なく接触した
状態で接着される。
また気体流路10も、これを構成する各分割流路10aの
側板が相互に離間して熱電素子モジュール18に接着され
ることにより、この気体流路11の各分割流路10aが各熱
電素子モジュール18に隙間なく接着される。
〔考案の効果〕 以上詳述したように、本考案に係る熱電発電・冷却装
置は、側板にフィンを添設して偏平に形成された気体流
路と、側板間にフィンを入れて偏平に形成された液体流
路との間に、この両流路の側板に直接接触させて熱電素
子モジュールを介在させてなる熱電発電・冷却装置にお
いて、上記熱電素子モジュールを、上記液体流路の少な
くとも長手方向の幅より小さい幅にすると共に、この熱
電素子モジュールを液体流路の長手方向に相互に離間し
て複数個固着し、また、上記気体流路を、上記液体流路
の少なくとも長手方向の幅より小さい幅にした複数個の
セグメント型にし、このセグメント型の各分割流路を相
互に離間して上記熱電素子モジュールの他側面に固着し
た構成となっていることにより、上記両流路間に介在さ
せる個々の熱電素子モジュールは、液体流路の平面度が
悪く、例えば、これの側板に若干のうねりがあっても、
この液体流路の側板に対する接触面間で隙間があくこと
なく接触でき、また、気体流路も、個々の分割流路が、
相互に影響されることなく各熱電素子モジュールに接着
されて、この気体流路の各分割流路と熱電素子モジュー
ル相互の接触面間でも隙間があくことなく接触すること
ができる。そしてこのように各流路の対向面の平面度を
あまり良くなくても、また簡単な構成でもって熱電素子
モジュールが両流路間に隙間があくことなく接触するこ
とができることにより、コストアップすることなしに、
接触熱抵抗を少なくして性能向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の一部省略した斜視図、第2図
は同要部の縦断面図、第3図は第2図III-III線に沿う
断面図、第4図は第2図IV方向からの矢視図、第5図は
本考案一実施例の要部の分解斜視図、第6図は従来の熱
電発電・冷却装置の構成説明図である。 10は気体流路、10aは分割流路、11は液体流路、14,17は
フィン、19は水入口、20は水出口、21はガス流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−153092(JP,A) 実開 昭60−50375(JP,U) 実開 昭59−91765(JP,U) 特公 昭34−595(JP,B1) 特公 昭49−9596(JP,B1) 実公 昭37−9115(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板にフィンを添設して偏平に形成された
    気体流路と、側板間にフィンを入れて偏平に形成された
    液体流路との間に、この両流路の側板に直接接触させて
    熱電素子モジュールを介在させてなる熱電発電・冷却装
    置において、上記熱電素子モジュールを、上記液体流路
    の少なくとも長手方向の幅より小さい幅にすると共に、
    この熱電素子モジュールを液体流路の長手方向に相互に
    離間して複数個固着し、また、上記気体流路を、上記液
    体流路の少なくとも長手方向の幅より小さい幅にした複
    数個のセグメント型にし、このセグメント型の各分割流
    路を相互に離間して上記熱電素子モジュールの他側面に
    固着したことを特徴とする熱電発電・冷却装置。
JP1985186648U 1985-12-05 1985-12-05 熱電発電冷却装置 Expired - Lifetime JP2516305Y2 (ja)

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JPS6294661U JPS6294661U (ja) 1987-06-17
JP2516305Y2 true JP2516305Y2 (ja) 1996-11-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251329B1 (ko) * 2006-08-28 2013-04-05 한라공조주식회사 열전모듈을 이용한 열교환기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153092A (ja) * 1982-03-04 1983-09-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd 熱電発電機用熱交換器
JPS6050375U (ja) * 1983-09-13 1985-04-09 三菱電機株式会社 排熱回収装置

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JPS6294661U (ja) 1987-06-17

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