JP2515068Y2 - かつらの止め具 - Google Patents

かつらの止め具

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JP2515068Y2
JP2515068Y2 JP1992074253U JP7425392U JP2515068Y2 JP 2515068 Y2 JP2515068 Y2 JP 2515068Y2 JP 1992074253 U JP1992074253 U JP 1992074253U JP 7425392 U JP7425392 U JP 7425392U JP 2515068 Y2 JP2515068 Y2 JP 2515068Y2
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唯作 岩淵
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唯作 岩淵
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、頭髪の脱毛部分に取付
けるかつらを残髪を利用してかつらを頭部に止着するか
つらの止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のヘアーピンと呼ばれるか
つらの止め具は、各種構成のものが散見されているが、
図5に示す如く、略U字状片の相対する脚片の一方に櫛
状となる弾性金属線材の基部をハンダ付けによる溶着に
よつて一本づつ取着して櫛状に装設するものが知られて
いる。(例えば、実公昭56−23294号公報及び実
開昭56−143217号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあつては、金属止め具の縁枠部分に櫛状となる弾性
金属材の基部をハンダ付けした場合は、使用期間が二ヶ
月位の所で弾性金属材のハンダ付け部より分離するた
め、使用が不可能となる問題点と、該縁枠部分に一方づ
つの弾性金属材をハンダ付けする手間が非常に係ると云
う問題点があつた。本考案は、この様な従来の問題点に
鑑みてなされたものであつて、その主たる目的とする所
は、止め具を反転基体と櫛型止め具との二部品によつ
て、外観が優れ、止め具全体を強固に容易に製造できる
かつら止め具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の問題点を
全て解決するために、止め具本体は、反転基体と反転櫛
型止め具とを以て構成する。前記反転基体には、前後に
縁枠を有し、一方の縁枠には数個の鳩目孔を設けると共
に、他方の縁枠に弾性管体を被嵌してある。また、前記
反転櫛型止め具は、基枠に多数の櫛部材を突設し、この
基枠に数個の鳩目孔を穿設する。そして、該反転基体の
鳩目孔と該反転櫛型止め具に設けた鳩目孔とを鳩目によ
つて両者を一体に固定したものである。
【0005】
【実施例】次に、この考案の実施例を図面について具体
的に説明すると、かつらに装着する止め具本体(1)
は、ステンレス等の金属又は合成樹脂製の構成材料を以
て湾曲反転するように構成され、押圧した時に逆方向に
反転湾曲するようになつている。前記止め具本体(1)
は、反転基体(2)と反転櫛型止め具(3)との二部材
によつて組立構成されている。前記反転基体(2)に
は、前後に相対向する縁枠(5)及び縁枠(6)を各形
成してある。前記縁枠(5)の一方には、数個の鳩目孔
(7)(7)……を並べて穿設すると共に、他方の該縁
枠(6)の外周に弾性管体(8)を被嵌してある。
【0006】次に、該反転櫛型止め具(3)は櫛型状を
有し、その基枠(9)には、多数の弾発性を有する櫛部
材(11)(11)……を一体に打ち抜き形成してあ
る。また、該基枠(9)には、横方向に数個の鳩目孔
(10)(10)……穿設してある。且つ該櫛部材(1
1)(11)の先端には、合成樹脂等の膨出状の被嵌体
(12)(12)……溶着してある。前記反転基体
(2)の該鳩目孔(7)(7)……と該反転櫛型止め具
(3)の該鳩目孔(10)(10)とを鳩目(13)
(13)……を以て一体に止着してある。なお、符号
(14)は該反転基体(2)の数ヶ所に穿設した糸留め
孔を示したもので、(18)は該反転基体(2)の該縁
枠(5)及び(6)との端部を連結する連結鳩目部を示
したものである。
【0007】図5は従来例を示すもので、止め具(1
5)の縁枠に数条の櫛部材(16)(16)……を取着
するのに、該櫛部材(16)(16)……の基部をハン
ダ付け(17)(17)によつて接着したものである。
【0008】
【作用】本考案のかつらの止め具は、上述の如き構成か
らなり、今これを使用する場合には、かつらの裏面に数
個取着した止め具本体(1)の反転基体(2)と反転櫛
型止め具(3)とを一緒に湾曲反転させて、各櫛部材
(11)(11)……を反対側の縁枠(6)の弾性管体
(8)より起立離反させたうえで頭部の所定位置に載置
し、そして、縁枠(6)の櫛部材(11)(11)と弾
性管体(8)との間に残髪が挿通それ、かつらを介して
該止め具本体(1)を押圧反転すれば、各櫛部材(1
1)(11)……と弾性管体(8)との間に自毛を挾圧
支持することになり、かつらが頭部の所望位置に定着す
る。次に、かつらを分離する場合は、該止め具本体
(1)を指先を以て湾曲反転すれば、櫛部材(11)
(11)……と弾性管体(8)との間より自毛の残髪が
離れ、容易にかつらのみを離すことができる。
【0009】
【考案の効果】本考案は、上述の如き構成からなるの
で、従来の如く、止め具本体に櫛部材をハンダ付けして
取着したものの如く数ヶ月の使用期間の内に該櫛部材の
基部が分離したり破損したりすることがない優れた効果
と、反転基体と櫛型止め具とを鳩目を以て重合固定した
ので、両者は強固に固着され、長期間に亘つて破損する
憂いがない効果がある。そして、該反転基体の縁枠に数
個の鳩目孔と、反転櫛型止め具の基枠に数個の鳩目孔と
を各々穿設したことによつて、両者の結合が容易である
と共に、鳩目を以て確実強固に取着できる効果がある。
また、反転櫛型止め具は、基枠に多数の櫛部材を一体に
突設形成したことによつて、従来の欠点である各櫛部分
の脱離が絶対になく、全体が強靭化される優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の止め具本体の表面図である。
【図2】同じく止め具本体の裏面図である。
【図3】同じく反転基体の表面図である。
【図4】同じく反転櫛型止め具である。
【図5】従来例を示した表面図である。
【符号の説明】
1 止め具本体 2 反転基体 3 反転櫛型止め具 5 縁枠 6 得(9)枠 7 鳩目孔 9 基枠 10 鳩目孔 11 櫛部材 13 鳩目 14 糸留め孔 15 止め具 16 櫛部材 17 ハンダ付け

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス等の金属又は合成樹脂よりな
    る止め具本体(1)を、反転基体(2)と反転櫛型止め
    具(3)との二部材を以て構成するかつらの止め具にお
    いて、前記反転基体(2)には、前後に相対向する縁枠
    (5)及び縁枠(6)を各形成し、該縁枠(5)の一方
    には、少なくとも複数個以上の鳩目孔(7)(7)
    (7)……を並べて穿設形成し、他方の該縁枠(6)外
    周には弾性管体(8)を被嵌し、 該反転櫛型止め具(3)は櫛型状を有し、その櫛型状の
    基枠(9)には、多数の弾発性を有する櫛部材(11)
    (11)…を一体に打ち抜き形成し、該基体(9)には
    横方向に数個の鳩目孔(10)(10)……を穿設し、
    該櫛部材(11)(11)の先端には、合成樹脂の膨出
    状の被嵌体(12)(12)…を溶着し、前記反転基体
    (2)の鳩目孔(7)(7)…と該反転櫛止め具(3)
    の該鳩目孔(10)(10)とを鳩目(13)(13)
    ……を以て一体に止着し、且つ該反転基体(2)の両端
    部に数ヶ所の糸留め孔(14)(14)を穿設すると共
    に、該縁枠(5)及び縁枠(6)との端部を連結鳩目部
    (18)を以て連結したことを特徴とするかつらの止め
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58140128U (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 株式会社ワンタッチャ− かつら用櫛ピン
JPS6319537U (ja) * 1986-07-21 1988-02-09
JPH0532495Y2 (ja) * 1988-12-29 1993-08-19
JPH0435383U (ja) * 1990-07-19 1992-03-24

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