JP2514938Y2 - 投げ込みスペースを設けた柔道場 - Google Patents
投げ込みスペースを設けた柔道場Info
- Publication number
- JP2514938Y2 JP2514938Y2 JP1993074213U JP7421393U JP2514938Y2 JP 2514938 Y2 JP2514938 Y2 JP 2514938Y2 JP 1993074213 U JP1993074213 U JP 1993074213U JP 7421393 U JP7421393 U JP 7421393U JP 2514938 Y2 JP2514938 Y2 JP 2514938Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throwing
- judo
- tatami
- mat
- tatami mat
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、柔道の背負い投げ等の
投げ技を練習する場合に用いられる投げ込みスペースを
設けた柔道場に関する。
投げ技を練習する場合に用いられる投げ込みスペースを
設けた柔道場に関する。
【０００２】
【従来の技術】柔道は柔道畳を並べてその上で練習を行
っているが、背負い投げや一本背負い等の投げ技を練習
する場合は柔道畳に直接投げると投げられる者が痛いの
で、柔道畳の上にマット等の緩衝材を置いて、マットの
上に投げるようにしている。しかし、柔道畳の上にマッ
ト等の緩衝材を置くと投げられる者は柔道畳の上に置か
れているマットに落ちるので、柔道畳に投げる場合より
早く落ちるため投げ込む者の感覚が柔道畳に投げる場合
と相違して試合にそくした練習にならない。また、マッ
ト等の緩衝材を柔道畳の上に置くと緩衝材に躓いたりす
るという不具合がある。
っているが、背負い投げや一本背負い等の投げ技を練習
する場合は柔道畳に直接投げると投げられる者が痛いの
で、柔道畳の上にマット等の緩衝材を置いて、マットの
上に投げるようにしている。しかし、柔道畳の上にマッ
ト等の緩衝材を置くと投げられる者は柔道畳の上に置か
れているマットに落ちるので、柔道畳に投げる場合より
早く落ちるため投げ込む者の感覚が柔道畳に投げる場合
と相違して試合にそくした練習にならない。また、マッ
ト等の緩衝材を柔道畳の上に置くと緩衝材に躓いたりす
るという不具合がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記不具合
を解消すべく考案されたものであり、投げられる者が痛
くなく、しかも投げる者には柔道畳の上に投げると同じ
感覚を養うことができる投げ込みスペースを設けた柔道
場を提供するものである。
を解消すべく考案されたものであり、投げられる者が痛
くなく、しかも投げる者には柔道畳の上に投げると同じ
感覚を養うことができる投げ込みスペースを設けた柔道
場を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の考案は、
複数の柔道畳と、これら柔道畳と同じ厚さに形成されて
内部に緩衝材が内蔵された投げ込み用畳と、を複数並べ
ることにより立ち技寝技練習スペースと投げ技練習スペ
ースとが形成された柔道スペースにおいて、前記投げ込
み用畳のカバー体を着色して前記柔道畳と識別可能にす
ると共に投げ込み用畳の上面と前記柔道畳の上面とを面
一にした状態で前記投げ込み用畳を前記立ち技寝技練習
スペースの外に配置したことを特徴としている。
複数の柔道畳と、これら柔道畳と同じ厚さに形成されて
内部に緩衝材が内蔵された投げ込み用畳と、を複数並べ
ることにより立ち技寝技練習スペースと投げ技練習スペ
ースとが形成された柔道スペースにおいて、前記投げ込
み用畳のカバー体を着色して前記柔道畳と識別可能にす
ると共に投げ込み用畳の上面と前記柔道畳の上面とを面
一にした状態で前記投げ込み用畳を前記立ち技寝技練習
スペースの外に配置したことを特徴としている。
【０００５】
【作用】請求項１の考案は、立ち技や寝技等を練習する
場合は柔道畳の上で行う。そして、背負い投げや一本背
負い等の投げ技を練習する場合は投げる者は柔道畳の上
に立ち、投げられる者が投げ込み用畳の上に投げられる
ようにして技をかけて練習を行う。従って、投げられる
者は前記投げ込み用畳の上に投げられるので殆ど痛みを
感じることが無い。また、投げる者は柔道畳と同じ高さ
の投げ込み用畳に投げるので柔道畳に投げている感覚と
同じ感覚を養うことができると共に投げ込み用畳に躓い
たりすることがない。
場合は柔道畳の上で行う。そして、背負い投げや一本背
負い等の投げ技を練習する場合は投げる者は柔道畳の上
に立ち、投げられる者が投げ込み用畳の上に投げられる
ようにして技をかけて練習を行う。従って、投げられる
者は前記投げ込み用畳の上に投げられるので殆ど痛みを
感じることが無い。また、投げる者は柔道畳と同じ高さ
の投げ込み用畳に投げるので柔道畳に投げている感覚と
同じ感覚を養うことができると共に投げ込み用畳に躓い
たりすることがない。
【０００６】
【実施例】図１には、本考案に係る投げ込みスペースを
設けた柔道場の一実施例が示されている。図１に示すよ
うに、柔道畳（１０）は複数枚並べられ、立ち技寝技練
習スペースが形成されている。これら柔道畳（１０）の
芯材としては藁等が使用されている。前記立ち技寝技練
習スペースの外の練習場の一角には投げ込み用畳（１
２）が複数枚（実施例では２枚）並べられ、投げ込みス
ペースを形成している。これら投げ込み用畳（１２）は
前記柔道畳（１０）と同じ面積で同じ厚みに形成されて
いる。図２に示すように、前記投げ込み用畳（１２）は
布地で形成されたカバー体（１４）の内部に緩衝材であ
るウレタン（１６）が充填されている。また、前記投げ
込み用畳（１２）のカバー体（１４）は白色に着色され
ている。従って、練習する場合に投げ込み用畳（１２）
と柔道畳（１０）を一目で識別することができる。
設けた柔道場の一実施例が示されている。図１に示すよ
うに、柔道畳（１０）は複数枚並べられ、立ち技寝技練
習スペースが形成されている。これら柔道畳（１０）の
芯材としては藁等が使用されている。前記立ち技寝技練
習スペースの外の練習場の一角には投げ込み用畳（１
２）が複数枚（実施例では２枚）並べられ、投げ込みス
ペースを形成している。これら投げ込み用畳（１２）は
前記柔道畳（１０）と同じ面積で同じ厚みに形成されて
いる。図２に示すように、前記投げ込み用畳（１２）は
布地で形成されたカバー体（１４）の内部に緩衝材であ
るウレタン（１６）が充填されている。また、前記投げ
込み用畳（１２）のカバー体（１４）は白色に着色され
ている。従って、練習する場合に投げ込み用畳（１２）
と柔道畳（１０）を一目で識別することができる。
【０００７】次に、実施例の作用について説明する。本
考案に係る投げ込みスペースを設けた柔道場で柔道の練
習を行う場合は、立ち技や寝技等を練習する場合は従来
通り立ち技寝技練習スペースの柔道畳（１０）の上で行
う。そして、背負い投げや一本背負い等の投げ技を練習
する場合は投げる者は柔道畳（１０）の上に立ち、投げ
られる者が投げ込み用畳（１２）の上に投げられるよう
にして技をかける。従って、投げられる者は前記投げ込
み用畳（１２）の上に投げられるので殆ど痛みを感じる
ことが無い。しかも、柔道畳（１０）の厚みと投げ込み
用畳（１２）の厚みは同じであるので投げる者の感覚も
柔道畳（１０）の上に投げている感覚と同じ感覚を養う
ことができる。また、柔道畳（１０）と投げ込み用畳
（１２）の色は相違しているので一見しただけで柔道畳
（１０）と投げ込み用畳（１２）を識別することができ
るので、練習する技に応じて柔道畳（１０）と投げ込み
用畳（１２）を使い分けることがてきる。しかも、前記
柔道畳（１０）の上面と投げ込み用畳（１２）の上面は
面一なので躓いたりすることがない。なお、図３に示す
ように、投げ込み用畳（１２）の芯材を二重構造として
上にウレタン（１６）を充填するようにしてもよい。
考案に係る投げ込みスペースを設けた柔道場で柔道の練
習を行う場合は、立ち技や寝技等を練習する場合は従来
通り立ち技寝技練習スペースの柔道畳（１０）の上で行
う。そして、背負い投げや一本背負い等の投げ技を練習
する場合は投げる者は柔道畳（１０）の上に立ち、投げ
られる者が投げ込み用畳（１２）の上に投げられるよう
にして技をかける。従って、投げられる者は前記投げ込
み用畳（１２）の上に投げられるので殆ど痛みを感じる
ことが無い。しかも、柔道畳（１０）の厚みと投げ込み
用畳（１２）の厚みは同じであるので投げる者の感覚も
柔道畳（１０）の上に投げている感覚と同じ感覚を養う
ことができる。また、柔道畳（１０）と投げ込み用畳
（１２）の色は相違しているので一見しただけで柔道畳
（１０）と投げ込み用畳（１２）を識別することができ
るので、練習する技に応じて柔道畳（１０）と投げ込み
用畳（１２）を使い分けることがてきる。しかも、前記
柔道畳（１０）の上面と投げ込み用畳（１２）の上面は
面一なので躓いたりすることがない。なお、図３に示す
ように、投げ込み用畳（１２）の芯材を二重構造として
上にウレタン（１６）を充填するようにしてもよい。
【０００８】なお、実施例では投げ込み用畳（１２）を
角に配置したがこれに限定されるものではなく、また投
げ込み用畳（１２）を配置する場合の枚数は限定されな
いことは勿論である。また、実施例では投げ込み用畳
（１２）の芯材としてウレタンを用いたが、緩衝材であ
ればウレタンに限定されないことは勿論である。なお、
実施例では投げ込み用畳（１２）を柔道畳（１０）と区
別できるように白色を着色したが、白色に限定されない
ことは勿論である。
角に配置したがこれに限定されるものではなく、また投
げ込み用畳（１２）を配置する場合の枚数は限定されな
いことは勿論である。また、実施例では投げ込み用畳
（１２）の芯材としてウレタンを用いたが、緩衝材であ
ればウレタンに限定されないことは勿論である。なお、
実施例では投げ込み用畳（１２）を柔道畳（１０）と区
別できるように白色を着色したが、白色に限定されない
ことは勿論である。
【０００９】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る投げ込
みスペースを設けた柔道場は、寝技や立ち技は勿論のこ
と投げ技も積極的に練習することができるという優れた
効果を有する。しかも、投げ込み用畳はカバー体が着色
されているため、柔道畳と並べられていても着色により
容易に柔道畳と投げ込み用畳の区別をすることができる
ので、投げ技を練習する場合は間違いなく投げ込み用畳
に投げられる者を投げることがでるという優れた効果を
有する。また、投げ込み用畳の上面と柔道畳の上面とは
面一なので練習中に足が引っかかって躓くことを防止で
きるという優れた効果を有する。更に、投げ込み用畳は
柔道場の立ち技寝技練習スペースの外に配置されている
ので、投げ技以外の立ち技や寝技を練習する際に邪魔に
ならないという優れた効果を有する。
みスペースを設けた柔道場は、寝技や立ち技は勿論のこ
と投げ技も積極的に練習することができるという優れた
効果を有する。しかも、投げ込み用畳はカバー体が着色
されているため、柔道畳と並べられていても着色により
容易に柔道畳と投げ込み用畳の区別をすることができる
ので、投げ技を練習する場合は間違いなく投げ込み用畳
に投げられる者を投げることがでるという優れた効果を
有する。また、投げ込み用畳の上面と柔道畳の上面とは
面一なので練習中に足が引っかかって躓くことを防止で
きるという優れた効果を有する。更に、投げ込み用畳は
柔道場の立ち技寝技練習スペースの外に配置されている
ので、投げ技以外の立ち技や寝技を練習する際に邪魔に
ならないという優れた効果を有する。
【図１】本考案に係る投げ込みスペースを設けた柔道場
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図２】本考案に用いられる投げ込み用畳の断面図であ
る。
る。
【図３】本考案に用いられる他の実施例の投げ込み用畳
の断面図である。
の断面図である。
（１０） ・・・柔道畳 （１２） ・・・投げ込み用畳 （１４）・・・カバー体 （１６）・・・ウレタン
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の柔道畳と、これら柔道畳と同じ厚
さに形成されて内部に緩衝材が内蔵された投げ込み用畳
と、を複数並べることにより立ち技寝技練習スペースと
投げ技練習スペースとが形成された柔道スペースにおい
て、前記投げ込み用畳のカバー体を着色して前記柔道畳
と識別可能にすると共に投げ込み用畳の上面と前記柔道
畳の上面とを面一にした状態で前記投げ込み用畳を前記
立ち技寝技練習スペースの外に配置したことを特徴とす
る投げ込みスペースを設けた柔道場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993074213U JP2514938Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 投げ込みスペースを設けた柔道場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993074213U JP2514938Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 投げ込みスペースを設けた柔道場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739872U JPH0739872U (ja) | 1995-07-18 |
| JP2514938Y2 true JP2514938Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=13540695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993074213U Expired - Fee Related JP2514938Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 投げ込みスペースを設けた柔道場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514938Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617062Y2 (ja) * | 1974-10-29 | 1981-04-21 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993074213U patent/JP2514938Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739872U (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |