JP2514548Y2 - インクジェット・プリンタ - Google Patents
インクジェット・プリンタInfo
- Publication number
- JP2514548Y2 JP2514548Y2 JP1988087237U JP8723788U JP2514548Y2 JP 2514548 Y2 JP2514548 Y2 JP 2514548Y2 JP 1988087237 U JP1988087237 U JP 1988087237U JP 8723788 U JP8723788 U JP 8723788U JP 2514548 Y2 JP2514548 Y2 JP 2514548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- cap
- carriage
- capping
- feeding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、ノンインパクト式の印刷装置として利用さ
れるインクジェット・プリンタに関するものである。
れるインクジェット・プリンタに関するものである。
（従来の技術） ノンインパクト式の印刷装置として汎用されるインク
ジェット・プリンタでは、保管時におけるヘッド先端部
分のインク溜めの乾燥を防止するために、ヘッド先端部
分をキャップで覆うキャッピング機構が必要になる。
ジェット・プリンタでは、保管時におけるヘッド先端部
分のインク溜めの乾燥を防止するために、ヘッド先端部
分をキャップで覆うキャッピング機構が必要になる。
また、郵便システムなどで利用されるインクジェット
・プリンタには、固定位置で動作するヘッドによってそ
の前方を移送されてゆく郵便物などの用紙に印字を行う
固定ヘッド式のものがある。
・プリンタには、固定位置で動作するヘッドによってそ
の前方を移送されてゆく郵便物などの用紙に印字を行う
固定ヘッド式のものがある。
従来、上記固定ヘッド式のインクジェット・プリンタ
では、保管時のキャッピングを固定ヘッドの前方から行
っている。
では、保管時のキャッピングを固定ヘッドの前方から行
っている。
（考案が解決しようとする課題） 上記固定ヘッド式のインクジェット・プリンタでは、
保管時のキャッピングを固定ヘッドの前方から行ってい
る。このため、郵便物などの印刷用紙の送り機構とキャ
ップの送り機構とが錯綜してしまい、全体の構造が複雑
・高価になるという問題がある。
保管時のキャッピングを固定ヘッドの前方から行ってい
る。このため、郵便物などの印刷用紙の送り機構とキャ
ップの送り機構とが錯綜してしまい、全体の構造が複雑
・高価になるという問題がある。
（課題を解決するための手段） 本考案のインクジェット・プリンタは、先端部分にイ
ンク吹出用のノズルおよび圧力センサを備え、固定位置
で動作するヘッドと、このヘッドの送り機構と、ヘッド
の先端部分を覆うキャップとこのキャップの送り機構と
を有するキャッピイング機構とを具備し、ヘッドの送り
機構によりヘッドを動作時の固定位置から一旦待避位置
まで後退させた後、キャップの送り機構によりヘッド送
り方向と直角の方向からキャップをヘッドと対向する位
置まで送り、その後ヘッドの送り機構によりヘッドを圧
力センサが所定の圧力を検知するまで前進させるように
構成されている。
ンク吹出用のノズルおよび圧力センサを備え、固定位置
で動作するヘッドと、このヘッドの送り機構と、ヘッド
の先端部分を覆うキャップとこのキャップの送り機構と
を有するキャッピイング機構とを具備し、ヘッドの送り
機構によりヘッドを動作時の固定位置から一旦待避位置
まで後退させた後、キャップの送り機構によりヘッド送
り方向と直角の方向からキャップをヘッドと対向する位
置まで送り、その後ヘッドの送り機構によりヘッドを圧
力センサが所定の圧力を検知するまで前進させるように
構成されている。
以下、本考案の作用を実施例と共に詳細に説明する。
（実施例） 第１図は、本考案の一実施例のインクジェット・プリ
ンタの主要部分の構成を、ヘッドが動作時の固定位置に
ある場合について示す側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）であ
り、10はヘッド、20はヘッド送り機構、30はキャッピン
グ機構、40は用紙送り機構である。
ンタの主要部分の構成を、ヘッドが動作時の固定位置に
ある場合について示す側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）であ
り、10はヘッド、20はヘッド送り機構、30はキャッピン
グ機構、40は用紙送り機構である。
ヘッド10の先端部分には、ノズル11と圧力センサ12と
が形成されている。ヘッド送り機構20は、基盤21、レー
ル22、ヘッド10を搭載するキャリッジ23、検出体24,25
及び近接スイッチ26、27とを備えている。キャッピング
機構30は、キャップ31、このキャップを保持するアーム
32及びこのアーム32を送り出すアクチュエータ33を備え
ている。用紙送り機構40は、ヘッド10の先端部分に近接
してその前方を郵便物などの印刷用紙を送るための機能
を備えており、第１図の状態でヘッドの動作による印字
が行われる。
が形成されている。ヘッド送り機構20は、基盤21、レー
ル22、ヘッド10を搭載するキャリッジ23、検出体24,25
及び近接スイッチ26、27とを備えている。キャッピング
機構30は、キャップ31、このキャップを保持するアーム
32及びこのアーム32を送り出すアクチュエータ33を備え
ている。用紙送り機構40は、ヘッド10の先端部分に近接
してその前方を郵便物などの印刷用紙を送るための機能
を備えており、第１図の状態でヘッドの動作による印字
が行われる。
この印字が終了すると、印字制御プログラムから発行
される終了コマンドや印字作業者によるキー入力などに
基づき図示しない制御部にキャッピングの開始が指令さ
れる。キャッピングを開始した制御部は、ヘッド送り機
構20のキャリッジ駆動部を起動することにより、ヘッド
10を搭載しているキャリッジ23を後退させる。
される終了コマンドや印字作業者によるキー入力などに
基づき図示しない制御部にキャッピングの開始が指令さ
れる。キャッピングを開始した制御部は、ヘッド送り機
構20のキャリッジ駆動部を起動することにより、ヘッド
10を搭載しているキャリッジ23を後退させる。
制御部は、第２図の側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）に示
すように、キャリッジ23の後部の検出体24が近接スイッ
チ26内に所定長挿入されたことからキャリッジ23が所定
の待避位置まで後退したことを検出すると、キャリッジ
23の後退を停止させる。
すように、キャリッジ23の後部の検出体24が近接スイッ
チ26内に所定長挿入されたことからキャリッジ23が所定
の待避位置まで後退したことを検出すると、キャリッジ
23の後退を停止させる。
このキャリッジ23の停止状態で、制御部は、キャッピ
ング機構30のアクチュエータ33を起動してアーム32を送
り出せることにより、その先端に固定されたキャップ31
を左右のレールの中間のキャッピング位置まで送り、そ
こに停止させる。引き続き、制御部はキャリッジ23を前
進させ、第３図の側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）に示すよ
うに、ヘッド10の先端部分とキャップ31とが所定の押圧
力で接触したことを検出すると、キャリッジ23の前進を
停止させる。このキャリッジの停止に伴い、キャッピン
グ動作が終了し、ヘッド10は保管状態に移行する。
ング機構30のアクチュエータ33を起動してアーム32を送
り出せることにより、その先端に固定されたキャップ31
を左右のレールの中間のキャッピング位置まで送り、そ
こに停止させる。引き続き、制御部はキャリッジ23を前
進させ、第３図の側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）に示すよ
うに、ヘッド10の先端部分とキャップ31とが所定の押圧
力で接触したことを検出すると、キャリッジ23の前進を
停止させる。このキャリッジの停止に伴い、キャッピン
グ動作が終了し、ヘッド10は保管状態に移行する。
キャップ31は、第４図の断面図（Ａ）、正面図（Ｂ）
及び斜視図（Ｃ）にヘッド10の先端部分と共に示すよう
に、ゴムなどの円板状弾性部材31aと凹状の部材31bとが
空洞31cを介在させつつ張り合わせられた構造となって
いる。円板状盤弾性部材31aは、その中心部分と中央上
部に形成された凹部においてヘッド10の先端部分に形成
されているノズル11と圧力センサ12と接触する。制御部
は、上記圧力センサ12によって検出される押圧力が所定
に達すると、キャリッジ23の前進を停止させ、キャッピ
ング時の制御動作を終了する。
及び斜視図（Ｃ）にヘッド10の先端部分と共に示すよう
に、ゴムなどの円板状弾性部材31aと凹状の部材31bとが
空洞31cを介在させつつ張り合わせられた構造となって
いる。円板状盤弾性部材31aは、その中心部分と中央上
部に形成された凹部においてヘッド10の先端部分に形成
されているノズル11と圧力センサ12と接触する。制御部
は、上記圧力センサ12によって検出される押圧力が所定
に達すると、キャリッジ23の前進を停止させ、キャッピ
ング時の制御動作を終了する。
制御部は、上記保管状態のヘッドを動作させる場合に
は、キャリッジ23を待避位置まで後退させたのちキャッ
プ31の送りを元に戻すことによりキャッピイングを行
う。次に、制御部はキャリッジ23を前進させ、その前方
に形成されている検出体25が近接センサ27内に所定長挿
入されたことを検出するとキャリッジ23を停止させる。
このキャリッジ23の停止位置がヘッド10の動作時の固定
位置となり、ここにおいて印字動作が開始される。
は、キャリッジ23を待避位置まで後退させたのちキャッ
プ31の送りを元に戻すことによりキャッピイングを行
う。次に、制御部はキャリッジ23を前進させ、その前方
に形成されている検出体25が近接センサ27内に所定長挿
入されたことを検出するとキャリッジ23を停止させる。
このキャリッジ23の停止位置がヘッド10の動作時の固定
位置となり、ここにおいて印字動作が開始される。
（考案の効果） 以上詳細に説明をしたように、本考案のインクジェッ
ト・プリンタは、先端部分にインク吹出用のノズルおよ
び圧力センサを備え、固定位置で動作するヘッドと、こ
のヘッドの送り機構と、ヘッドの先端部分を覆うキャッ
プとこのキャップの送り機構とを有するキャッピイング
機構とを具備し、ヘッドの送り機構によりヘッドを動作
時の固定位置から一旦待避位置まで後退させた後、キャ
ップの送り機構によりヘッド送り方向と直角の方向から
キャップをヘッドと対向する位置まで送り、その後ヘッ
ドの送り機構によりヘッドを圧力センサが所定の圧力を
検知するまで前進させる構成であるから、キャップ送り
機構と印刷用紙の送り機構との錯綜が有効に回避でき、
簡易かつ安価な構造のインクジェット・プリンタを提供
できるという利点がある。
ト・プリンタは、先端部分にインク吹出用のノズルおよ
び圧力センサを備え、固定位置で動作するヘッドと、こ
のヘッドの送り機構と、ヘッドの先端部分を覆うキャッ
プとこのキャップの送り機構とを有するキャッピイング
機構とを具備し、ヘッドの送り機構によりヘッドを動作
時の固定位置から一旦待避位置まで後退させた後、キャ
ップの送り機構によりヘッド送り方向と直角の方向から
キャップをヘッドと対向する位置まで送り、その後ヘッ
ドの送り機構によりヘッドを圧力センサが所定の圧力を
検知するまで前進させる構成であるから、キャップ送り
機構と印刷用紙の送り機構との錯綜が有効に回避でき、
簡易かつ安価な構造のインクジェット・プリンタを提供
できるという利点がある。
第１図は本考案の一実施例のインクジェット・プリンタ
の主要部分の構成をヘッドが動作時の固定位置にある場
合について示す側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）、第２図は
同じくヘッドが待避位置にある場合について示す側面図
（Ａ）と正面図（Ｂ）、第３図は同じくヘッドが保管位
置にある場合について示す側面図（Ａ）と正面図
（Ｂ）、第４図はキャッピング機構のキャップの構造を
ヘッドの先端部分と共に示す断面図（Ａ）、正面図
（Ｂ）及び斜視図（Ｃ）である。 10……ヘッド、11……ノズル、12……圧力センサ、20…
…ヘッド送り機構、21……基盤、22……レール、23……
キャリッジ、26,27……近接センサ、30……キャッピン
グ機構、31……キャップ、31……円板弾性部材、31b…
…凹状部材、32……アーム、33……アクチュエータ、40
……用紙送り機構。
の主要部分の構成をヘッドが動作時の固定位置にある場
合について示す側面図（Ａ）と平面図（Ｂ）、第２図は
同じくヘッドが待避位置にある場合について示す側面図
（Ａ）と正面図（Ｂ）、第３図は同じくヘッドが保管位
置にある場合について示す側面図（Ａ）と正面図
（Ｂ）、第４図はキャッピング機構のキャップの構造を
ヘッドの先端部分と共に示す断面図（Ａ）、正面図
（Ｂ）及び斜視図（Ｃ）である。 10……ヘッド、11……ノズル、12……圧力センサ、20…
…ヘッド送り機構、21……基盤、22……レール、23……
キャリッジ、26,27……近接センサ、30……キャッピン
グ機構、31……キャップ、31……円板弾性部材、31b…
…凹状部材、32……アーム、33……アクチュエータ、40
……用紙送り機構。
Claims (1)
- 【請求項１】先端部分にインク吹出用のノズルおよび圧
力センサを備え、固定位置で動作するヘッドと、このヘ
ッドの送り機構と、前記ヘッドの先端部分を覆うキャッ
プとこのキャップの送り機構とを有するキャッピング機
構とを具備し、前記ヘッドの送り機構によりヘッドを動
作時の固定位置から一旦待避位置まで後退させた後、前
記キャップの送り機構によりヘッド送り方向と直角の方
向からキャップを前記ヘッドと対向する位置まで送り、
その後前記ヘッドの送り機構によりヘッドを前記圧力セ
ンサが所定の圧力を検知するまで前進させることを特徴
とするインクジェット・プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988087237U JP2514548Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | インクジェット・プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988087237U JP2514548Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | インクジェット・プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH028940U JPH028940U (ja) | 1990-01-19 |
| JP2514548Y2 true JP2514548Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31311855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988087237U Expired - Lifetime JP2514548Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | インクジェット・プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514548Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5252293B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2013-07-31 | 株式会社リコー | 記録装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61255862A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-13 | Fujitsu Ltd | インクジエツトヘツド |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP1988087237U patent/JP2514548Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028940U (ja) | 1990-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2514548Y2 (ja) | インクジェット・プリンタ | |
| EP0775582A3 (en) | Determining initial position of an ink-jet printer head and protecting against capping release errors | |
| JP2523627B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH0732067Y2 (ja) | インクジェットヘッドの停止装置 | |
| JPS59103762A (ja) | インクジエツト記録装置における噴射孔のキヤツピング装置 | |
| JPH0213910B2 (ja) | ||
| JPH0235668B2 (ja) | ||
| JPH08323993A (ja) | 不吐出検出装置 | |
| JPH0250341U (ja) | ||
| JPH0236460U (ja) | ||
| JPS59190858A (ja) | インクジエツトプリンタ | |
| JPS62116834U (ja) | ||
| JPS6452756U (ja) | ||
| KR100209500B1 (ko) | 잉크젯프린터의 캐리지잠금장치 | |
| JPH02305648A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH0336841U (ja) | ||
| JPH0726136U (ja) | インクジェットプリンタのインク有無検知装置 | |
| JPS6185444U (ja) | ||
| JPS63149747U (ja) | ||
| JPH06312512A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JPS63274570A (ja) | プリンタ | |
| JPH01174158U (ja) | ||
| JPS6377759U (ja) | ||
| JPS61192833U (ja) | ||
| JPS63845U (ja) |