JP2514487Y2 - オ―ブンレンジ - Google Patents

オ―ブンレンジ

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JP2514487Y2
JP2514487Y2 JP1989057586U JP5758689U JP2514487Y2 JP 2514487 Y2 JP2514487 Y2 JP 2514487Y2 JP 1989057586 U JP1989057586 U JP 1989057586U JP 5758689 U JP5758689 U JP 5758689U JP 2514487 Y2 JP2514487 Y2 JP 2514487Y2
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heating
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hot air
heating chamber
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一郎 稲見
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はオーブンレンジに関し、さらに詳しくは、
オーブンレンジにおける、マイクロ波加熱とオーブン加
熱をするための加熱室の改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来、マイクロ波加熱機能とオーブン加熱機能とを兼
ね備えた調理器として、オーブンレンジが知られてい
る。このオーブンレンジは一般に、本体ケース内に設け
られた加熱室と、本体ケースに設けられ、加熱室へマイ
クロ波加熱用のマイクロ波を供給可能なマイクロ波供給
手段と、本体ケースに設けられ、加熱室へオーブン加熱
用の熱風を供給可能な熱風供給手段とを備えている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記のオーブンレンジにおいては、加熱調理によって
強いにおいの発生する性質をもった被調理物に加熱調理
を施すと、調理後の加熱室に、その被調理物特有の強い
においが残るため、続けて行われる次の加熱調理に悪い
影響をもたらすという問題点があった。たとえば、オー
ブン加熱によってコーヒ豆のローストを行うと、コーヒ
の強いにおい(香り)が加熱室に残り、続けてオーブン
加熱によってグラタン調理を行うと、グラタンにコーヒ
のにおい(香り)が移ってしまうという問題点があっ
た。
この考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、
加熱調理後の加熱室に、被調理物から発生した特有のに
おいが残るおそれのないオーブンレンジを提供すること
を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段およびその作用 この考案は、本体ケース内に設けられた加熱室と、本
体ケースに設けられ、加熱室へマイクロ波加熱用のマイ
クロ波を供給可能なマイクロ波供給手段と、本体ケース
に設けられ、加熱室へオーブン加熱用の熱風を供給可能
な熱風供給手段とを備え、 更に、加熱室とは区画されて設けられ、特別被調理物
を収納して加熱するための加熱調理用小室を具備し、か
つこの小室が、上記熱風供給手段により供給された熱風
を加熱室を介して導入するための導入部と、この導入部
から導入されて特別被調理物を加熱調理した後の熱風を
その小室から直接、本体ケースの外部へ排出するための
排出部とを有してなるオーブンレンジである。
すなわち、この考案に係るオーブンレンジは、特別被
調理物−すなわち加熱調理によって強いにおいの発生す
る性質をもった被調理物。たとえばロースト処理に供さ
れるコーヒ豆など−を収納して加熱するための加熱調理
用小室を、加熱室とは別に区画して設けるとともに、こ
の小室に、上記熱風供給手段により供給された熱風を加
熱室を介して導入するための導入部と、この導入部から
導入されて特別被調理物を加熱調理した後の熱風をその
小室から直接、本体ケースの外部へ排出するための排出
部とを設けておき、この小室に強いにおい残りのおそれ
がある特別被調理物を収納してオーブン加熱調理を施す
ことにより、特別被調理物から発生した強いにおいが加
熱室に残らないようにしようとするものである。
加熱室には、以下の実施例のように、オーブン加熱用
の室内ヒータが配設され、上記の熱風供給手段により室
内へ供給される熱風とあいまって、より効果的なオーブ
ン加熱が行われるようにされているのが好ましい。
また小室には、以下の実施例のように、上記導入部を
閉塞可能な蓋が取り付けられ、小室を利用しないときに
はその蓋を施すことにより小室を閉塞できるようにされ
ているのが好ましい。
かくして、この考案のオーブンレンジによれば、上記
のように構成された小室に、強いにおい残りのおそれが
ある特別被調理物を収納して加熱調理を施すことによ
り、加熱室に特別被調理物から発生した強いにおいが残
るのを防止することが可能になる。
(ホ)実施例 以下、図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述す
る。なお、この考案はこれによって限定されるものでは
ない。
第1図〜第3図においてオーブンレンジRは、本体ケ
ース1と、本体ケース1内に設けられた加熱室2と、本
体ケース1内に設けられ、加熱室2へマイクロ波加熱用
のマイクロ波を供給可能なマイクロ波供給手段(主とし
てマグネトロンおよび導波管)と、加熱室2の後方外部
に隣接して本体ケース1内に設けられ、加熱室2へオー
ブン加熱用の熱風を供給可能な熱風供給手段としての、
リング状室外ヒータ3、送風ファン4、ファンモータ9
とを備えている。
加熱室2には、その天井壁に沿って水平に上部室内ヒ
ータ5が、また底壁に沿って水平に下部室内ヒータ6
が、それぞれ配設されている。送風ファン4の前方に
は、正面形状が横長長方形であって、中央部に多数の通
風孔7を有するファンカバー8が垂直に配設されてい
る。このファンカバー8は加熱室2の後壁を兼ねてい
る。
なお、10は加熱室2の天井壁に取り付けられたマイク
ロ波撹はん用のスターラ、11はスターラ10を覆うスター
ラカバー、12は加熱室2の下段トレー受け13・13に支持
された被調理物載置用トレー、14・14および15・15はそ
れぞれ、加熱室2の中段トレー受けおよび上段トレー受
けである。
加熱室2の後方上部には、加熱室2とは区画された特
別被調理物加熱調理用の小室16が設けられている。この
小室16は、強い香りの発生する被調理物をローストした
り、強いにおいの発生する被調理物を加熱調理したりす
るためのものであり、平面形状が横長長方形、右側面形
状が逆L字形をした、段付きの部屋である。そして段部
16cの下の垂直壁部は、多数の小孔が設けられて、上記
熱風供給手段(室外ヒータ3、送風ファン4、ファンモ
ータ9)により加熱室2へ供給された熱風を小室16へ導
入するための導入部16aとされている。また小室16の天
井は、全面が開口されて、熱風排出用の排出部16bとさ
れている。
小室16には、着脱可能な蓋17が取り付けられるように
されている。この蓋17には小室16の導入部16aを閉塞す
る閉塞板部17aが設けられ、オーブン加熱を加熱室2で
行い小室16では行わないときに、蓋17の閉塞板部17aに
より導入部16aを閉塞することにより、小室16へ無用の
熱風が導入されないようになっている。蓋17は、オーブ
ンレンジRを使用しないときにも小室16に取り付けられ
る。
小室16には、段部16cに載せられる金網製の容器18が
収納可能とされている。この容器18は、小室16において
オーブン加熱調理される特別被調理物を入れるものであ
る。
以下、小室16の使用方法について、コーヒのロースト
を例にとって説明する。小室16に蓋17が施されていると
きには、蓋17を外した後、コーヒ豆を容器18に入れて小
室16へ収納する。そして、加熱室2においてすでにオー
ブン加熱調理が行われているときには、そのままにして
おき、加熱室2においてまだオーブン加熱調理が行われ
ていないときには、上記熱風供給手段を作動させて加熱
室2へ熱風を供給する。すると、いずれの場合も熱風
は、小室16の導入部16aから小室16内に導入され、金網
製容器18の中のコーヒ豆を動かして充分にローストを行
った後、排出部16bからオーブンレンジRの本体ケース
1の外部へ直接排出される(第2図の矢印参照)。
このオーブンレンジRにおいては、上記のように、加
熱室2とは区画された特別被調理物加熱調理用の小室16
が設けられ、更にその小室16に、熱風供給手段としての
室外ヒータ3、送風ファン4、ファンモータ9により加
熱室2へ供給される熱風を導入しうる導入部16aと、小
室16へ導入された熱風を小室16から直接オーブンレンジ
Rの本体ケース1の外部へ排出しうる排出部16bとが設
けられているので、その小室16に、特別被調理物すなわ
ち強い香りの発生するコーヒ豆など、におい残りのはな
はだしい被調理物を収納して加熱調理を施せば、加熱室
2には被調理物のにおいが残るおそれがない。
次に、このオーブンレンジRの前面部における特徴部
分について説明する。
第1図〜第4図において、加熱室2の前面には横方向
へ開閉可能なドア19が取り付けられている。このドア19
の後面右端には上下に所定間隔をおいて、後方へ突出し
た2つのドアラッチ19a・19aが設けられている。これら
のドアラッチ19a・19aは、本体ケース1の前面を構成す
るキャビティ前面板1aのラッチ孔1c・1cを介して、キャ
ビティ前面板1aの後面に配設された後述のブラケット21
におけるラッチ係合部21b・21bに係合される。
第4図〜第7図において、キャビティ前面板1aの右側
には、電源の断続、加熱源の切り換え、出力の調整など
を行うコントロール体20をキャビティ前面板1aに取り付
けるための開口部1dが設けられている。コントロール体
20には、その後面左縁に、後方へ突出したブラケット21
が一体に取り付けられている。このブラケット21には、
ドア19が開いたときに電源を切ることにより加熱室2内
のマイクロ波が外部に漏れるのを防ぐ、安全装置として
のラッチスイッチ21aが組み込まれている。
ブラケット21には更に、キャビティ前面板1aのラッチ
孔1c・1cに対応する位置に、ラッチ孔21c・21cが設けら
れるとともに、ドア19のドアラッチ19a・19aに対応して
ラッチ係合部21b・21b(第2図に記載)が設けられてい
る。ブラケット21は、キャビティ前面板1aの開口部1dを
通過できる大きさとされており、その開口部1dを利用し
てキャビティ前面板1aの前面側からはめ込まれて、第5
図に示すように、キャビティ前面板1aの後面側に配され
ている。
このオーブンレンジRは、その前面部において上記の
ような特徴部分を有しているため、従来のものに比べて
次のような長所をもっている。
すなわち、ラッチスイッチ21aはブラケット21に組み
込まれた後に所定箇所に配設されるため、ラッチスイッ
チが直接、キャビティ前面板に取り付けられていた従来
のオーブンレンジに比べて、ラッチスイッチ21の配設が
容易であるとともに、事前にスイッチ配線作業をしてお
くことが可能になる。
なお、ブラケット21は、上記のようにコントロール体
20に一体に取り付けられているが、これに代えて、コン
トロール体20に半固定すなわち仮に固定された状態に取
り付けられてもよい。その場合、上記の長所に加えて、
ドアラッチ19a・19aなどの位置のばらつきによるラッチ
スイッチ21aのオン・オフ点のずれを、コントロール体2
0を取り付けた後でも単独で調整できるという長所をも
つようになる。
(ヘ)考案の効果 この考案のオーブンレンジによれば、強いにおい残り
のおそれがある特別被調理物を収納して加熱するための
加熱調理用小室が加熱室とは区画されて設けられ、かつ
この小室に、熱風供給手段により供給された熱風を加熱
室を介して導入するための導入部と、この導入部から導
入されて特別被調理物を加熱調理した後の熱風をその小
室から直接、本体ケースの外部へ排出するための排出部
とが設けられているので、この小室に特別被調理物を収
納してオーブン加熱調理を施すことにより、特別被調理
物から発生した強いにおいが加熱室に残るおそれを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図まではこの考案の一実施例を示すもの
である。 すなわち、第1図は要部を切り欠いて表した全体斜視
図、第2図は右側面部を取り除いた右側面図、第3図は
ドアを開いた正面図、第4図はキャビティ前面板の正面
図、第5図はコントロール体およびブラケットの平面
図、第6図はそれらの正面図、第7図はそれらの右側面
図である。 1……本体ケース、2……加熱室、3……室外ヒータ、
4……送風ファン、9……ファンモータ、16……加熱調
理用小室、16a……導入部、16b……排出部、17……蓋、
17a……閉塞板部、18……容器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース内に設けられた加熱室と、本体
    ケース内に設けられ、加熱室へマイクロ波加熱用のマイ
    クロ波を供給可能なマイクロ波供給手段と、本体ケース
    に設けられ、加熱室へオーブン加熱用の熱風を供給可能
    な熱風供給手段とを備え、 更に、加熱室とは区画されて設けられ、特別被調理物を
    収納して加熱するための加熱調理用小室を具備し、かつ
    この小室が、上記熱風供給手段により供給された熱風を
    加熱室を介して導入するための導入部と、この導入部か
    ら導入されて特別被調理物を加熱調理した後の熱風をそ
    の小室から直接、本体ケースの外部へ排出するための排
    出部とを有してなるオーブンレンジ。
JP1989057586U 1989-05-18 1989-05-18 オ―ブンレンジ Expired - Lifetime JP2514487Y2 (ja)

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