JP2514314Y2 - 山留材用吊具 - Google Patents
山留材用吊具Info
- Publication number
- JP2514314Y2 JP2514314Y2 JP7587993U JP7587993U JP2514314Y2 JP 2514314 Y2 JP2514314 Y2 JP 2514314Y2 JP 7587993 U JP7587993 U JP 7587993U JP 7587993 U JP7587993 U JP 7587993U JP 2514314 Y2 JP2514314 Y2 JP 2514314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mountain retaining
- shaped steel
- suspension equipment
- retaining materials
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は主として山留材であるＨ
形鋼を吊り上げる際に使用する山留材用吊具に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】クレーン，ホイストなどで荷重を吊り上
げるときはフック（吊りかぎ）を直接荷物にかけるので
はなく、例えばスリングワイヤロープ（玉掛ロープ），
スリングチェーン（玉掛鎖），或いは吊り桁などの吊具
が取り扱う品物に応じて種々使用されるものである。ま
た一方、最近では特にＨ形鋼が合理的な形状をしている
ので、一般構造用並に基礎杭はもちろんのこと主として
山留材として広く一般に使用されている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】ところがこのＨ形鋼で
ある山留材では、ワイヤロープまたはチェーンを吊具と
して品物に取り付けフック（吊りかぎ）で吊り上げる、
所謂玉かけ作業で行われていた。そしてこの玉かけ作業
は労働安全法で作業資格をもつことが規定されている。
しかしながら、この玉かけ作業はたいへん作業が面倒で
手間がかかり作業性が悪かった。そして特に上記吊具は
直接荷重のかかるものであるから安全管理上、過荷重の
防止，破損防止、不安定性防止などに特に注意しなけれ
ばならなかった。本考案は山留材であるＨ形鋼の吊り上
げ、荷役、運搬が簡単な作業できわめて合理的安全で作
業性良く効率的に行える山留材用吊具の提供を目的とす
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本考案は上記従来課題を
解決するためになされたものであって、その要旨とする
ところは、少なくとも左右両側の支持板に鞘管とフック
孔を有する吊板とが夫々架設されている本体を、山留材
であるＨ型鋼のウエッブ上に載置し、該本体をＨ形鋼の
両側フランジの対応するボルト通孔を通じて鞘管に挿通
した通しボルトとナットとによりＨ型鋼に着脱自在に取
付けし得るようにしてなる山留材用吊具である。次に本
考案を以下実施例について、図面を参照しながら詳しく
説明する。 【０００５】先ず１は、山留材であるＨ形鋼である。そ
して該Ｈ形鋼１の左右両側のフランジ３，３には、ウエ
ッブ２を挾んで上下に同間隔を隔てたレベルの上下位置
において夫々左右対応するボルト通孔４，４が夫々Ｈ形
鋼１の長さ方向に適宜等間を置いて多数組夫々配設され
ている。次にＡは、左右両側の支持板６，６に鞘管５と
フック孔８を有する吊板７とが夫々架設された本案吊具
の本体である。なお図１〜図３の実施例では、上記吊具
Ａにおける鞘管５が前後両側の２本，同吊板７が中央部
の１枚、夫々左右支持板６，６に架設されている場合が
例示してある。なお図中、９は連結板である。また図４
の別の実施例では鞘管５が中央部の１本である場合が例
示してある。そこで本考案では、上記構成の本体Ａを、
山留材であるＨ形鋼１のウエッブ２上に載置し、該本体
Ａを両側フランジ３，３の対応するボルト通孔４，４を
通じて鞘管５に挿通した通しボルト１０とナット１１に
よりＨ形鋼１に着脱自在に取付けし得るようにしてなる
ものである。かくして上記の吊具本体ＡがＨ形鋼１の山
留材に取付けられたら、吊板７のフック孔８にクレーン
などのフック（吊かぎ）１２をかけて図５のように山留
材をフック１２で吊り上げる作業を行うものである。 【０００６】 【考案の効果】本考案の山留材用吊具は叙上のようであ
るから、本体Ａが通しボルト１０とナット１１との螺締
によって簡単容易に、かつ強固に山留材のＨ形鋼１に取
付けできると共に本体Ａの組成アセンブリーが確実強固
で山留材への固定時の安全性，強度が優れて安全性が高
い。
形鋼を吊り上げる際に使用する山留材用吊具に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】クレーン，ホイストなどで荷重を吊り上
げるときはフック（吊りかぎ）を直接荷物にかけるので
はなく、例えばスリングワイヤロープ（玉掛ロープ），
スリングチェーン（玉掛鎖），或いは吊り桁などの吊具
が取り扱う品物に応じて種々使用されるものである。ま
た一方、最近では特にＨ形鋼が合理的な形状をしている
ので、一般構造用並に基礎杭はもちろんのこと主として
山留材として広く一般に使用されている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】ところがこのＨ形鋼で
ある山留材では、ワイヤロープまたはチェーンを吊具と
して品物に取り付けフック（吊りかぎ）で吊り上げる、
所謂玉かけ作業で行われていた。そしてこの玉かけ作業
は労働安全法で作業資格をもつことが規定されている。
しかしながら、この玉かけ作業はたいへん作業が面倒で
手間がかかり作業性が悪かった。そして特に上記吊具は
直接荷重のかかるものであるから安全管理上、過荷重の
防止，破損防止、不安定性防止などに特に注意しなけれ
ばならなかった。本考案は山留材であるＨ形鋼の吊り上
げ、荷役、運搬が簡単な作業できわめて合理的安全で作
業性良く効率的に行える山留材用吊具の提供を目的とす
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本考案は上記従来課題を
解決するためになされたものであって、その要旨とする
ところは、少なくとも左右両側の支持板に鞘管とフック
孔を有する吊板とが夫々架設されている本体を、山留材
であるＨ型鋼のウエッブ上に載置し、該本体をＨ形鋼の
両側フランジの対応するボルト通孔を通じて鞘管に挿通
した通しボルトとナットとによりＨ型鋼に着脱自在に取
付けし得るようにしてなる山留材用吊具である。次に本
考案を以下実施例について、図面を参照しながら詳しく
説明する。 【０００５】先ず１は、山留材であるＨ形鋼である。そ
して該Ｈ形鋼１の左右両側のフランジ３，３には、ウエ
ッブ２を挾んで上下に同間隔を隔てたレベルの上下位置
において夫々左右対応するボルト通孔４，４が夫々Ｈ形
鋼１の長さ方向に適宜等間を置いて多数組夫々配設され
ている。次にＡは、左右両側の支持板６，６に鞘管５と
フック孔８を有する吊板７とが夫々架設された本案吊具
の本体である。なお図１〜図３の実施例では、上記吊具
Ａにおける鞘管５が前後両側の２本，同吊板７が中央部
の１枚、夫々左右支持板６，６に架設されている場合が
例示してある。なお図中、９は連結板である。また図４
の別の実施例では鞘管５が中央部の１本である場合が例
示してある。そこで本考案では、上記構成の本体Ａを、
山留材であるＨ形鋼１のウエッブ２上に載置し、該本体
Ａを両側フランジ３，３の対応するボルト通孔４，４を
通じて鞘管５に挿通した通しボルト１０とナット１１に
よりＨ形鋼１に着脱自在に取付けし得るようにしてなる
ものである。かくして上記の吊具本体ＡがＨ形鋼１の山
留材に取付けられたら、吊板７のフック孔８にクレーン
などのフック（吊かぎ）１２をかけて図５のように山留
材をフック１２で吊り上げる作業を行うものである。 【０００６】 【考案の効果】本考案の山留材用吊具は叙上のようであ
るから、本体Ａが通しボルト１０とナット１１との螺締
によって簡単容易に、かつ強固に山留材のＨ形鋼１に取
付けできると共に本体Ａの組成アセンブリーが確実強固
で山留材への固定時の安全性，強度が優れて安全性が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の吊具実施例の分解斜視図である。
【図２】本考案の吊具実施例の本体縦断側面図である。
【図３】本考案の吊具実施例の本体取付けの縦断面図で
ある。 【図４】本考案の吊具の別の実施例の分解斜視図であ
る。 【図５】本考案吊具の使用状態を示す説明図である。 【符号の説明】 Ａ 本体 １ Ｈ形鋼 ２ ウエッブ ３ フランジ ４ ボルト通孔 ５ 鞘管 ６ 支持板 ７ 吊板 ８ フック ９ 連結板 10 通しボルト 11 ナット 12 フック
ある。 【図４】本考案の吊具の別の実施例の分解斜視図であ
る。 【図５】本考案吊具の使用状態を示す説明図である。 【符号の説明】 Ａ 本体 １ Ｈ形鋼 ２ ウエッブ ３ フランジ ４ ボルト通孔 ５ 鞘管 ６ 支持板 ７ 吊板 ８ フック ９ 連結板 10 通しボルト 11 ナット 12 フック
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも左右両側の支持板６，６に鞘管５とフック孔
８を有する吊板７とが夫々架設されている本体Ａを、山
留材であるＨ形鋼１のウエッブ２上に載置し、該本体Ａ
をＨ形鋼１の両側フランジ３，３の対応するボルト通孔
４，４を通じて鞘管５に挿通した通しボルト１０とナッ
ト１１とによりＨ形鋼１に着脱自在に取付けし得るよう
にしてなる山留材用吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587993U JP2514314Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 山留材用吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587993U JP2514314Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 山留材用吊具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740668U JPH0740668U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2514314Y2 true JP2514314Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=13589016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7587993U Expired - Lifetime JP2514314Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 山留材用吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514314Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5192924B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-05-08 | 中部電力株式会社 | フォークリフト用軸受金具 |
| CN102756973A (zh) * | 2012-07-20 | 2012-10-31 | 江齐锋 | 一种焊接式新型吊具结构 |
| KR101498121B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2015-03-04 | 노연식 | 흙막이 벽체 띠장 좌굴방지용 스티프너 |
| KR101498343B1 (ko) * | 2012-11-19 | 2015-03-03 | (주)대성스틸랜드 | 그라운드 앵커 두부 정착 시스템 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP7587993U patent/JP2514314Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0740668U (ja) | 1995-07-21 |
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