JP2514311B2 - パラチノ―スおよび/またはパラチノ―スオリゴ糖を含有するチュ―イングガム - Google Patents

パラチノ―スおよび/またはパラチノ―スオリゴ糖を含有するチュ―イングガム

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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願との相互引照 本出願は1991年6月19日付けのPCT出願第PCT/US91/04
349号の部分継続出願に係わる。この出願はWO91/15941
として公開されたものであり、この出願を本明細書の参
考文献とする。
発明の背景 本発明はチューイングガムの改良された組成に関連す
る。より詳しく言えば、本発明はチューイングガムの改
良に係わり、含糖および無糖チューイングガム製品中に
特定の増量剤を用いることによって、改良されたきめ、
吸湿特性、および改良された保存寿命をチューイングガ
ムに与える。この改良されたチューイングガム組成物は
種々のチューイングガム製品、例えば糖菓被覆チューイ
ングガム製品において使用することもできる。
近年において、通常チューイングガムに見られた糖お
よび糖シロップを、他の炭水化物および非−炭水化物で
代用しようとの努力がなされている。最近評判を得つつ
ある無糖またはシュガーレスチューイングガムは糖およ
び糖シロップに代えて糖アルコールまたはポリオールを
使用している。最も一般的なポリオールはソルビトー
ル、マンニトール、およびキシリトールである。これら
のポリオールを代用するために、新規なポリオールが新
規技術を利用して開発されつつある。新規なポリオール
は固有の様々な特性をもち、該諸特性は消費者のために
チューイングガムの風味、きめおよび保存寿命を改善す
ることを可能とする。
この糖ではないポリオールは消費者の虫歯形成に寄与
せず、また糖尿病患者が消費することも可能である。し
かし、過度に大量に消費した場合には、全てのポリオー
ルが胃腸管に障害を生ずるという欠点をもつ。従って、
増量剤として機能するが、虫歯形成に寄与せず、かつ胃
腸管の障害を誘発しない炭水化物または炭水化物様食品
成分をチューイングガムに使用できることは大きな利点
となるであろう。
このような増量剤の一つはパラチノースまたはイソマ
ルツロース(isomaltulose)と呼ばれている。米国にお
いては食品生成物やチューイングガムとして使用するこ
とが承認されていないこの増量剤または増量甘味料(bu
lk sweetener)は、GRASアファーメーション(Affirmat
ion)に関するUS−FDAにより審議中である。この増量甘
味料は日本では使用が承認され、チューイングガム中に
使用されている。砂糖、パラチノースは虫歯形成に寄与
せず、しかも胃腸管の障害を生ずることもない。従っ
て、チューイングガムでのこの成分の使用は確固たる改
良となり得るであろう。
パラチノースの製造は英国特許第2,063,268号、日本
国特許第87−148496号および米国特許第4,359,531号に
記載されている。
英国特許第2,066,639号は、種々の食品生成物におけ
るスクロースをパラチノースに代えることを開示してい
る。
パラチノースと高−力価甘味料との組み合わせがEPO
No.0390438(スクラロース(sucralose)を使用)およ
び日本国特許第83−138355号(アスパルテームを使用)
に記載されている。
パラチノースの齲食原性に係わる研究結果は米国特許
第4,556,429号、同第4,587,119号および同第4,695,326
号に記載されている。パラチノースはスクロースからの
不溶性グルコンの形成を阻害し、かくして歯垢を減ず
る。
チューイングガムでのパラチノースの使用は日本国特
許第85−248137号および同第89−019860号に記載されて
いる。
他の特許も、如何なる増量剤がきめ、香味、および保
存寿命特性を改良するためにチューイングガムで使用で
きるかを開示している。
例えば、米国特許第4,983,405号は、ヌカ繊維をチュ
ーイングガムに添加してそのカロリーを減ずる方法を開
示している。
米国特許第4,980,127号は、ナトリウムカルボキシメ
チルセルロース担体を使用して、低カロリーの唾液分泌
刺激性のチューイングガムを与える高ガムベースかつ低
増量剤含有組成物を開示している。
米国特許第4,961,935号は、水素添加されたパラチノ
ースであるパラチニット(palatinit)と呼ばれる非−
吸湿性の増量剤を含有する無水チューイングガム組成物
を開示している。
米国特許第4,786,722号は、チューイングガムで使用
するための天然産の増量剤としてのD−タガトース(D
−Tagatose)を開示している。
米国特許第4,765,991号は、低カロリーチューイング
ガムにおける、PVAベースを含むポリデキストロースの
使用を開示している。米国特許第4,382,963号はスナッ
ク−型の香味料を含むチューイングガム中に使用したポ
リデキストロースを開示している。
PCT公開No.90−006317は、チューイングガムを包含す
るダイエット食品用の糖代替品としての、結晶性ラクチ
トール(lactitol)−水和物甘味料の使用を開示してい
る。
EPO公開No.0351972および同No.0351973は、風味のよ
い肉−様の香味をもつチューイングガムにおける、甘味
をもつおよび甘味をもたない増量剤の使用を開示してい
る。
EPO公開No.0325090は、マルチトール(maltitol)を
含むシュガーレス無水チューイングガムを開示してい
る。
発明の概要 パラチノースおよび/またはパラチノースオリゴ糖を
含有するチューイングガムおよびこのようなチューイン
グガムの製造方法を発明した。本発明の一態様において
は、該パラチノースおよび/またはパラチノースオリゴ
糖を該チューイングガム生成物に適用される圧延コンパ
ウンド内で使用する。第二の態様においては、該パラチ
ノースおよび/またはパラチノースオリゴ糖をペレット
ガム用の硬宜シェル被覆等の被覆で使用する。第三の態
様においては、アスパルテームを該ガム組成物の高甘味
化のために使用し、かつ29℃(85゜F)にて4週間保存
した後にパラチノースオリゴ等を添加しなかった場合に
残されるであろう量よりも、少なくとも10%を越えるア
スパルテームが分解されずに残されるように、該アスパ
ルテームを安定化するのに有効な量でパラチノースオリ
ゴ糖を添加する。パラチノースオリゴ糖は、またガム組
成物中に使用される高−強度甘味料または香味料の封入
剤としても使用される。パラチノースおよびパラチノー
スオリゴ糖はスクロースと非常に類似するが、齲食原性
ではなく、しかも胃腸管障害を発生せず、高い消費者−
許容性をもつチューイングガム製品を与える。
図面の簡単な説明 第1図はパラチノースを用いて作成したガムの、アスパ
ルテーム安定性をテストした結果を示す。
第2図は液状ソルビトールとPOSとを使用して作成した
ガムの、アスパルテーム安定性をテストした結果を示
す。
第3図はHSHシロップとPOSとを使用して作成したガム
の、アスパルテーム安定性をテストした結果を示す。
好ましい態様の詳細な説明 本明細書で使用する用語「チューイングガム(chewin
g gum)」は風船ガム等をも包含する。特に述べない限
り、本明細書で使用する全ての「%」は重量%は表すも
のとする。
パラチノースはスクロースと類似するが、甘味強度が
低い炭水化物増量剤である。パラチノースはスクロース
の1異性体であるが、その甘味強度はスクロースの甘味
の僅かに42%に過ぎない。イソマルツロースとしても知
られるパラチノースはグルコースとフルクトースとの間
に1個のα−1,6結合をもつ結晶性で還元性の二糖であ
る。パラチノースの化学名は6−0−α−D−グルコピ
ラノシル−D−フルクトースである。
パラチノースに関するこれ以上の情報はプログレスイ
ンスイートナーズ(Progress in Sweeteners)、T.H.グ
レンビー(Grenby),エルセビアーサイエンスパブリッ
シャーズ社(Elsevier Science Publishers,Ltd.),英
国,1989,第6章に見出すことができる。
パラチノースはその1分子当たり1個の水分子と共に
結晶化するが、その脱水状態では結晶化しない。結晶水
を含めて、その分子量は360である。その融点は122−12
3℃であり、これはスクロースの融点182℃よりも大幅に
低い。
米国食品医薬品局(FDA(Food and Drug Administrat
ion))は、現在GRASアファーメーションの申請の下に
パラチノースを審議している。日本ではパラチノースは
食品品目であると考えられている。パラチノースは日本
国、東京のミツイ製糖社(Mitsui Sugar Co.,Inc.)に
より米国国内で市販されている。これは、またパラチニ
ットサスングスミッテル(Palatinit Sussungsmittel)
GmbHのイソジアナ州エルクハートにおけるその米国代理
商から入手することもできる。
パラチノースは結晶水を含む純度99%の結晶性物質と
して入手できる。種々の齲食原性テストにおいて、純粋
なパラチノースは非−齲食原性であることが分かってい
る。パラチノースは、またパラチノース、トレハロース
および他の炭水化物を含有するパラチノースシロップと
しても入手できる。しかし、このシロップは低齲食原性
であると考えられている。また、パラチノースを重合し
て、パラチノースオリゴ糖(POS)と呼ばれるもう一つ
の類似する増量剤成分を生成した。POSは非−齲食原性
である点でパラチノースと類似すると考えられる。パラ
チノースのこれら3種の形態の何れもチューイングガム
で使用できるが、アスパルテームと共に使用する場合に
好ましい形態はPOSである。
市販品として入手できるPOSは乾燥固形分基準でパラ
チノース48%と、パラチノースをクエン酸と再重合して
作成したオリゴ糖50%とを含む。これは5%未満の湿分
を含み、またこれが極めて吸湿性であり、低い甘味をも
ち、高い水溶性をもちかつ極めて高い熱安定性をもつと
いう固有の物性を有している。
パラチノースは、その結晶/固体形状でチューイング
ガムに添加でき、あるいは水に溶解することができる。
その水に対する溶解度は室温で約30%であるが、温度の
増大に伴って80℃における約65%まで増大する。パラチ
ノースはきめおよび風味改良剤、増量剤としてチューイ
ングガムで使用でき、また該ガムのきめ、風味、および
保存寿命特性の改善を可能とする。パラチノースは、そ
の粉末状態で使用する場合、固体状のスクロース、デキ
ストロース、またはラクトースの代用品となり、あるい
はこれを液体状態またはシロップ状態で使用する場合に
は、シロップの代用品となり得る。約0.5%〜約25%の
濃度において、パラチノースまたはPOSは含糖ガム中の
固形分の一部と代えることができ、あるいは液体状態で
含糖ガムのシロップの全部または一部と代えることがで
きる。該ガム処方物の約25%〜約90%の高濃度で、パラ
チノースおよび/またはPOSはチューイングガム処方物
中の固形分の全部と置換することができる。
POSは、その粉末状態または水に溶解した状態で、チ
ューイングガム中に添加できる。POSはきめおよび風味
改良剤、増量剤としてチューイングガムで使用でき、ま
た該ガムのきめ、風味、および保存寿命特性の改善を可
能とする。また、その粉末状態または水に溶解した状態
で、十分な量のPOSはアスパルテームを安定化すること
も可能である。POSはその粉末状態で固体状のスクロー
スまたはデキストロースと代えることができ、あるいは
その液体状態またはシロップ状態でシロップと代えるこ
とができる。10%以上の濃度において、POSは十分な量
のスクロースおよびシロップと置き換えることができ
る。これが低甘味度であることから、アスパルテームを
添加することができる。アスパルテームは、特に該POS
を該ガムの10%以上の濃度で使用した場合に、POSによ
って安定化される。好ましい態様においては、甘味付与
量のアスパルテームと共に有効量のPOSをガム中で使用
して、4週間に渡る29℃(85゜F)での保存中の分解に
対して該アスパルテームを安定化し、結果として該ガム
組成物中にPOSが含まれない場合に分解されずに残され
る量よりも少なくとも10%を越えるアスパルテームを分
解されない状態に維持する。
パラチノースとPOSとはスクロースおよびグルコース
ポリマーと類似するが、その固有の虫歯予防特性は、こ
れらが無糖成分を含有するチューイングガム処方物で使
用可能であることを示唆する。無糖成分はアルジトー
ル、例えばソルビトール、マンニトール、キシリトー
ル、ラクチトール、パラチニット(イソマルト(isomal
t)、マルチトール、および水素添加した澱粉水解物等
である。これらのアルジトール類を種々の組み合わせで
使用して、独特のシュガーレスチューイングガム処方物
が開発されている。パラチノースおよびPOSは該個々の
アルジトールまたはアルジトールの組み合わせの代替品
として使用できる。一種以上のアルジトールの部分的置
換のために、パラチノースまたはPOSは約0.5−25%の濃
度で使用できる。パラチノースおよびPOSを多量のある
いは大部分のアルジトールの代わりに使用した場合、そ
の濃度は該ガム処方物の約25%〜約90%の範囲内であり
得る。
幾つかの無糖チューイングガム処方物は高濃度のグリ
セリンを含み、かつその湿度は極めて低い、即ち約2%
未満である。粉末または液体としてのPOSはこれらの型
の処方物中で使用されている該グリセリンの一部または
全部と交換できる。無糖ガムの含水率がより高い(2%
を越える)場合には、液状ソルビトール(70%ソルビト
ール、30%水)を使用する。POSを使用した場合、好ま
しくは液状ソルビトールをも使用して、軟質のきめをも
つガム処方物を形成すべきである。以前の液状ソルビト
ールを含有する高含水率処方物は、アスパルテームを用
いて製造されることはなかった。というのは、該水分が
アスパルテームの劣化を生じたからである。しかし、十
分な量(一般には、約10%を越える量)のPOSを高含水
率ガムに添加した場合、アスパルテームは安定化され、
かつその劣化は低下もしくは排除される。
最近の進歩では、予備配合し、かつ同時蒸発させた水
添澱粉水解物(HSH)およびグリセリンを使用して、幾
つかの無糖ガム処方物中の含水率を減じている。パラチ
ノースまたはPOSを使用して、このようなチューイング
ガム処方物中の該HSH/グリセリン配合体の一部または全
部を置き換えることができる。水性パラチノースまたは
POS固体および/またはPOSシロップもグリセリンとの該
予備配合体中のHSHの代りに使用し、グリセリンと同時
蒸発させて、低含水率で非−結晶性の配合物を得ること
ができる。パラチノースまたはPOS固体/シロップとア
ルジトール、例えばソルビトール、マルチトール、キシ
リトール、ラクチトールおよびマンニトールとの組み合
わせの水性溶液もグリセリンと配合し、同時蒸発させ
て、低含水率の無糖ガム中で使用できる。
パラチノースまたはPOSは、グリセリンと予備配合し
かつ同時蒸発することなしに、水添澱粉水解物(HSH)
と共にガム処方物中に使用できる。POSを使用した場合
には、アスパルテームの劣化を防止するのに低含水率は
必要とされず、従って約20−30%の含水率のHSHシロッ
プを変性して、含水率を改善し、アスパルテームの安定
性を改良する必要はない。
パラチノースまたはPOS増量甘味料は、また種々の
糖、例えばスクロース、デキストロース、ラクトース、
フルクトースおよびコーンシロップ固形分と共に同時乾
燥し、含糖ガム処方物中に使用できる。パラチノースま
たはPOSは種々のアルジトール、例えばソルビトール、
マンニトール、キシリトール、マルチトール、パラチニ
ットおよび水添澱粉水解物と共に同時乾燥し、無糖ガム
処方物中に使用できる。同時乾燥とは、パラチノースま
たはPOSと他の糖およびアルジトールとの共結晶化法お
よび共沈法、並びに他の糖およびアルジトールと共に封
入し、凝集し、および吸収させることによる同時乾燥を
意味する。
封入、凝集、および吸収による同時乾燥では、封入剤
および凝集剤を使用することもできる。パラチノースま
たはPOSは封入または凝集による同時乾燥前に他の糖ま
たはアルジトールと混合でき、あるいは封入剤および凝
集剤と共に単独で使用してもよい。これらの試薬は該増
量甘味料の物性を改善し、かつそのチューイングガムか
らの放出特性を制御する。
増量甘味料の制御された放出性を達成する3種の方法
は(1)噴霧乾燥、流動床被覆、噴霧冷却およびコアセ
ルベージョンによる封入によって、完全にまたは部分的
に封入する方法、(2)凝集により部分的に封入する方
法および(3)同様に部分的封入を与える固定化または
取り込み/吸収による封入法である。本発明は、該増量
甘味料を物理的に分離し、その溶解性を減じ、あるいは
増量甘味料の放出速度を低下するような任意の利用可能
な様式で組み合わせたこれら3種の方法を包含する。
POSは封入剤または凝集剤としても機能できる。POS
は、また他の成分を吸収するために利用できる。POSは
香味料および高強度甘味料、例えばアスパルテーム、ア
リテーム(alitame)、シクラミン酸およびその塩、サ
ッカリン酸およびその塩、アセスルフォーム(acesulfa
me)およびその塩、スクラロース、ジヒドロカルコン、
タウマチン、モネリンまたはその組み合わせ等を封入
し、凝集し、もしくは取り込み/吸収することもでき
る。POSによる高強度甘味料の封入は該甘味料の保存寿
命の改良を可能とする。
POSは他の増量甘味料と共に使用でき、かつその組み
合わせは固有の特性をもたらす。POSは上記の種々の徐
放方法により他の増量甘味料、例えばスクロース、デキ
ストロース、ラクトース、マルトース、フルクトース、
コーンシロップ固形分、ソルビトール、マンニトール、
キシリトール、マルチトール、パラチニットおよび水添
澱粉水解物と共に同時乾燥して、含糖および無糖チュー
イングガム中に使用できる。POSと共に同時乾燥され、
これに封入され、これと凝集されもしくはその上に吸収
された香味料を包含する成分は高速度で放出される可能
性がある。しかし、POSによる香味料の封入は該香味料
成分の保存寿命を改良することを可能とする。
パラチノースまたはPOS増量甘味料を処理して、該甘
味料を他のチューイングガム成分から物理的に分離する
他の方法も、該ガムの放出速度に及ぼす幾つかの影響お
よびチューイングガム香味およびきめに及ぼす効果をも
つ。該増量甘味料は、液状中心をもつガム製品の該液状
内部部分に添加できる。ガム製品の該中心の充填物は1
種以上の炭水化物シロップ、グリセリン、増粘剤、香味
料、酸味付与剤、着色剤、糖および糖アルコールを公知
の量で含むことができる。これらの成分は公知の方法で
組み合わされる。該増量甘味料は中心充填液体中に溶解
され、該中心充填液体に添加された増量甘味料の量は全
チューイングガム処方物の約0.1%〜約20%の範囲内で
あり得る。チューイングガムにおける該増量甘味料のこ
の使用法は、該増量甘味料の低濃度での使用を可能と
し、滑らかな該増量甘味料の放出速度を与え、かつ該増
量甘味料とガムベース、香味料成分または他の成分との
あらゆる可能な反応を減少または排除して、改善された
保存寿命をチューイングガムに与えることを可能とす
る。
他のチューイングガム成分からパラチノースまたはPO
S増量甘味料を分離するもう一つの方法は、パラチノー
スまたはPOSをチューイングガムの散布コンパウンド(d
usting compound)に添加することである。圧延または
散布コンパウンドはチューイングガムを形成する際にそ
の表面に適用される。この圧延または散布コンパウンド
は、チューイングガムを形成する際のその機器に対する
粘着性を低下し、該製品を包装する際のその機器に対す
る粘着性を低下し、かつ該製品を包装した後およびその
保存の際のその包装紙への粘着を低下させる機能を果た
す。この圧延コンパウンドはパラチノースまたはPOS増
量甘味料のみを含むか、あるいはこれをマンニトール、
ソルビトール、スクロース、澱粉、炭酸カルシウム、タ
ルク、他の経口経路での投与が許される物質またはその
混合物との組み合わせを含む。この圧延コンパウンド
は、該チューイングガム組成物の重量の約0.25%〜約1
0.0%、好ましくは約1%〜約3%を構成する。該圧延
コンパウンドに添加されるパラチノースまたはPOS甘味
料の量は、該圧延コンパウンドの約0.5%〜100%あるい
は該チューイングガム組成物の約0.005%〜約5%の範
囲内である。パラチノースまたはPOS増量甘味料を該チ
ューイングガム中で使用するこの方法は、該増量甘味料
を低濃度で使用することを可能とし、より制御された放
出速度の該増量甘味料に付与することを可能とし、かつ
該増量甘味料とガムベース、香味料成分、または他の成
分とのあらゆる反応を減じもしくは排除して、該ガム製
品に改良された保存寿命を与えることを可能とする。
パラチノースまたはPOSを分離するもう一つの方法
は、これらをペレット状チューイングガムの被覆/パン
立て作業(panning)中に使用することである。ペレッ
トまたはボール状ガムは公知のチューイングガムと同様
に調製されるが、枕形状またはボール状のペレットに成
形される。該ペレット/ボールを、次いで公知のパン立
て技術により被覆またはパン立てして、固有の被覆ペレ
ットガムを作成する。
公知のパン立て手順は、一般的にペレットに液状被膜
を適用し、次いで通常は該被膜を乾燥することにより、
この被膜を固化する。該被膜層は連続的な被覆および乾
燥工程により形成される。
パラチノースおよびPOSは極めて安定であり、かつ著
しく水溶性であり、また糖のパン立てのために調製され
た糖溶液に容易に添加できる。パラチノースはスクロー
スとの組み合わせで、あるいは単独で溶液状態でペレッ
トガムの被覆のために使用できる。POSも液体状態で該
パラチノース被膜または任意の他の糖またはアルジトー
ル被膜に添加できる。パラチノースまたはPOSも、幾つ
かの型の公知のパン立て手順においてしばしば使用され
る他の粉末と配合した粉末状態で添加することができ
る。パラチノースまたはPOS甘味料を使用して、これら
を他のガム成分から分離し、かつそのチューイングガム
における放出速度を改良する。パラチノースまたはPOS
の使用濃度は該被膜中で約1%〜約100%、および該チ
ューイングガム製品の重量の約0.5%〜約50%であり得
る。該被膜の重量は該最終ガム製品の重量の約20%〜約
50%であり得る。
公知のパン立て手順は、一般にスクロースによる被膜
であるが、パン立てにおける最近の進歩によれば、スク
ロースの代わりに他の炭水化物材料を使用することを可
能とする。これら成分の幾つかはデキストロース、マル
トース、キシリトール、ラクチトール、パラチニットお
よび他の新規なアルジトールまたはその組み合わせを包
含するが、これらに限定されない。これらの材料をパン
立て改良剤、例えばアラビアガム、マルトデキストリン
類、コーンシロップ、ゼラチン、カルボキシメチルセル
ロースまたはヒドロキシメチルセルロース等のセルロー
ス誘導体、澱粉および変性澱粉、アルギネート類、ロー
カストビーン(イナゴマメ)ガム、グアーガムおよびオ
ラガカンスガム等の植物ガム、炭酸カルシウムまたは炭
酸マグネシウム等の不溶性炭酸塩類、およびタルク等
(但し、これらに限定されない)を使用して配合でき
る。粘着防止剤もパン立て作業改良剤として使用でき、
これらは新規なパン立てされたまたは被覆されたガム製
品を開発するに際して、種々の炭水化物および糖アルコ
ールを使用することを可能とする。香味料も該糖被膜と
共におよび該パラチノースまたはPOS増量甘味料と共に
添加して、特有の製品特性を実現することができる。
結晶または粉砕パラチノースは純度99%をもち、チュ
ーイングガムペレットを被覆するのに単独で使用でき
る。これをパン立て作業改良剤と組み合わせて、生成す
る硬質シェルを強化し、もしくは粘着防止剤と共に使用
して、粘着性を減ずることができる。パン立てテスト
は、日本のミツイ製糖社(Mitsui Sugar Co.)から入手
した結晶性パラチノースが被覆に際して僅かに粘着性で
あることを示した。この点に関する可能な2つの理由が
ある。その第一の理由は、他の糖不純物がパラチノース
を粘着性にしている可能性があり、また被覆中のその結
晶化を遅らせている可能性がある。これが理由であると
すれば、より純度の高いパラチノースが被覆ペレットガ
ムを調製するために容易に使用されるであろう。第二
に、前に述べた如く水性溶液から乾燥する際に、パラチ
ノースは一水和物を形成する。従って、該被覆装置中
に、該パラチノースは先ず一水和物に乾燥され、次いで
後にその水分を放出する可能性がある。この問題は液体
パラチノースの適用工程間に前に適用された被膜を完全
に乾燥しないことにより容易に克服される。最終被覆の
適用後に、ペレットを開放容器内に維持して更に乾燥し
て、硬質シェルの結晶化並びに形成を完成させる。これ
はデキストロースのパン立てのために使用する手順と極
めて類似する。
パラチノースを使用したもう一つの被覆工程の改良法
は液体被膜の適用後に粉末被膜を適用することである。
この粉末被膜はパラチノース、POS、マルトデキストリ
ン、ゼラチン、セルロース誘導体類、澱粉類、変性澱粉
類、植物ガム類、およびフィラー、例えばタルクおよび
炭酸カルシウムを含むことができる。この方法は粘着性
を低下し、かつ被膜の迅速な形成を可能とする。
POSを液状シロップ中の粉砕されたパラチノースとの
組み合わせで使用して、ペレットガムを被覆することが
できる。POSは、また他の糖および糖アルコールシロッ
プ、例えばデキストロース、スクロース、キシリトー
ル、およびパラチニットと共にパン立て作業改良剤とし
て使用することもできる。POSは該糖または糖アルコー
ル被膜のバインダとしておよびフィルム形成剤として機
能できる。
以前に記載されたパラチノースまたはPOS増量甘味料
はチューイングガム組成物中に容易に配合できる。残り
のチューイングガム成分は本発明にとって重要ではな
い。即ち、該増量甘味料は公知の方法で公知のチューイ
ングガム処方物に配合できる。該パラチノースまたはPO
S増量甘味料を無糖または含糖チューイングガムに使用
して、その甘味を改善することを可能とする。該増量甘
味料は通常のチューインガムまたは風船ガムの何れにお
いても使用できる。
一般に、チューイングガム組成物は、典型的には水溶
性の本体部分、水−不溶性咀嚼性ガムベース部分および
典型的には水−不溶性香味料を含む。該水溶性部分は咀
嚼期間全体に渡り該香味料の一部と共に散逸する。該ガ
ムベース部分は該咀嚼中ずっと口内に保持される。
該不溶性ガムベースは、一般にエラストマー、樹脂、
油脂、ワックス、柔軟剤および無機フィラーを含む。エ
ラストマーはポリイソブチレン、イソブチレン−イソプ
レンコポリマーおよびスチレンブタジエンゴム、並びに
天然ラテックス、例えばチクルを含むことができる。樹
脂はポリビニルアセテートおよびテルペン樹脂類を包含
する。油脂も該ガムベースに添加でき、その例は牛脂、
水添および部分水添植物油、およびココアバターを包含
する。一般に使用されるワックスはパラフィン、マイク
ロクリスタリンおよび天然ワックス、例えば密蝋および
カルナウバ蝋を包含する。本発明の好ましい態様によれ
ば、該不溶性ガムベースは該ガムの約5〜約95重量%を
構成する。より好ましくは、該不溶性ガムベースは該ガ
ムの10〜50重量%および最も好ましくは該ガムの約20〜
約35%を構成する。
該ガムベースは、典型的にはフィラー成分をも含有す
る。該フィラー成分は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、タルク、燐酸二カルシウム等であり得る。該フィラ
ーは該ガムベースの約5〜約60重量%を構成することが
できる。好ましくは、該フィラーは該ガムベースの約5
〜約50重量%を構成する。
ガムベースは、典型的には柔軟剤をも含み、その例は
グリセロールモノステアレートおよびグリセロートリア
セテートを包含する。更に、ガムベースは随意成分、例
えば酸化防止剤、着色剤、および乳化剤をも含むことが
できる。本発明はあらゆる市場で入手可能なガムベース
の使用を意図する。
該チューイングガムの水溶性部分は、更に柔軟剤、甘
味料、香味料およびその組み合わせを含むことができ
る。該甘味料は、しばしば該ガム中の増量剤の役割を果
たす。該増量剤は、一般に該ガムの約5%〜約90%、好
ましくは約20%〜約80%および最も好ましくは約30%〜
約60%を構成する。
柔軟剤は、該ガムの咀嚼性および口内感触を最適化す
るために該チューイングガムに添加される。当分野で可
塑剤または可塑化剤としても公知の柔軟剤は、一般に該
チューイングガムの約0.5〜約15.0重量%を構成する。
本発明で使用する柔軟剤はグリセリン、レシチン、およ
びその組み合わせを包含する。更に、水性甘味料溶液、
例えばソルビトール、水添澱粉水解物、コーンシロップ
およびその組み合わせを含有する水性溶液を、ガム中の
柔軟剤およびバインダとして使用できる。
上記の如く、本発明のパラチノースまたはPOS増量甘
味料は含糖ガム処方物中で最も好ましく使用されよう。
しかしながら、無糖ガム処方物も本発明の範囲内にあ
る。糖甘味料は、一般に当チューイングガムの分野で一
般に知られているサッカライド−含有成分を包含し、こ
れらはスクロース、デキストロース、マルトース、デキ
ストリン、乾燥転化糖、フルクトース、レブロース、ガ
ラストース、コーンシロップ固形分等を含むがこれらに
限定されず、これらは単独でまたは任意の組み合わせと
して使用できる。
本発明のパラチノースまたはPOS増量甘味料は、また
シュガーレス甘味料との組み合わせで使用することがで
きる。一般に、シュガーレス甘味料は甘味特性をもつ成
分を含むが、一般に知られている糖を含まず、ソルビト
ール、マンニトール、キシリトール、水添澱粉水解物、
マルチトール等の糖アルコールを包含するがこれらに限
定されない。これらは単独でまたは任意の組み合わせと
して使用できる。
特定の甘味放出プロフィールおよび必要とされる保存
安定性に依存して、本発明のパラチノースまたはPOS固
体/シロップ増量甘味料は被覆または未被覆高力価甘味
料または他の物質で被覆されたおよび他の技術により被
覆された高力価甘味料との組み合わせで使用できる。
香味料は該チューイングガム中にその約0.1〜約10.0
重量%、好ましくは約0.5〜約3.0重量%の範囲内の量で
存在し得る。該香味料は精油、合成香料、またはその混
合物、例えば柑橘類油、果実エッセンス、ペパーミント
油、スペアミント油、クローブ油、冬緑油、アニス油等
の植物および果実由来の油(これらに限定されない)を
含むことができる。本発明のガムにおいては、人工香味
料をも使用できる。当業者は、天然および人工香味料が
味覚的に許容される任意のブレンドとして組み合わせ得
ることを認識するであろう。本発明はこのような全ての
香味料および香味料ブレンドの使用を包含するものであ
る。
随意成分、例えば着色料、乳化剤および薬物を該チュ
ーイングガムに添加することができる。
一般に、チューイングガムは、種々のチューイングガ
ム成分を順次当分野で公知の市販品として入手可能なミ
キサに投入することにより作られる。該成分を十分に混
合した後、生成したガム塊を該ミキサから取り出し、例
えばシートに圧延し、かつスティック状に切断し、チャ
ンク状に押出し、もしくはペレットに注型することによ
り、該塊を所定の形状に成形する。
一般に、これらの成分は、先ず該ガムベースを溶融
し、稼働中の該ミキサにこれを添加することにより混合
される。また、該ベースを該ミキサ自体内部で溶融する
ことも可能である。着色料または乳化剤もこの時点で添
加できる。柔軟剤、例えばグリセリンも、あらゆるシロ
ップおよび該増量剤/甘味料の一部と共にこの時点で添
加できる。次に、該増量剤/甘味料の残りの幾分かを該
ミキサに添加できる。香味料は、典型的には該増量剤の
最終部分と共に添加される。使用する全ての高強度甘味
料は、好ましくは該増量剤の最終部分と香味料とを添加
した後に添加される。
この混合手順全体は、典型的には5〜15分を要する
が、しばしばより長い混合時間が必要とされることがあ
る。当業者は、上記手順の多くの変更に従うことができ
ることを認識するであろう。
実施例 以下の本発明の実施例および比較例は説明並びに例示
の目的で与えられる。
第1表に掲載した処方は種々の含糖型の処方を含み、
そこではPOSは水に溶解し、かつ種々の水性溶媒と混合
した後ガムに添加することができる。POSにより安定化
し得るアスパルテーム(APM)も該処方物に添加でき
る。一般に、APMは該ガム組成物の約0.005%〜約1%の
濃度で該ガムに添加される。
実施例1 POS粉末を該ガムに直接添加できる。
実施例2 POS80gを40℃にて水120gに溶解して、40%の溶液と
し、これをガムに添加できる。
実施例3 70%の固形分を含有するPOSシロップを該ガムに直接
添加できる。
実施例4 80gのPOSと120gの水とのブレンドを40℃にて混合す
る。これに、100gのグリセリンを添加して、27%のPOS
と、40%の水と、33%のグリセリンとの混合物を得、こ
れをガムに添加する。
実施例5 70%の固形分を含有するPOSシロップ140gに60gのグリ
セリンを添加して、30%のグリセリンを含む70%POSシ
ロップを得、これをガムに添加する。
実施例6 70%の固形分を含むPOSシロップ140gに60gのプロピレ
ングリコールを添加して、30%のグリセリンを含む70%
POSシロップを得、これをガムに添加する。
実施例7 70%の固形分を含有するPOSシロップ140gに89gのコー
ンシロップを添加し、かつブレンドして、61%のPOSシ
ロップと39%のコーンシロップとを含む混合物を得る。
実施例8 コーンシロップ200gに100gのグリセリンを添加する。
この混合物に、75gのPOSを添加し、50℃にてブレンドす
る。この混合物をガムに添加する。
含糖ガム処方物の以下の例において、POSは水に溶解
することができ、また乳化剤は該水性溶液に添加するこ
とができる。溶液例は15gのPOSを70gの水に溶解し、該
溶液に種々の親水性−疎水性バランス(HLB)値をもつ
乳化剤15gを添加する。次いで、この混合物を以下の処
方において使用する。
実施例15−20 それぞれ実施例9〜14で作成した処方物と同様である
が、該香味料を該水性増量甘味料溶液と共に混合し、こ
の混合物をガムバッチに添加する前に乳化することがで
きる。
以下の第3表〜第10表は、パラチノースオリゴ糖(PO
S)を使用することのできる処方の変更を明らかにする
ガム処方物の例を示すものである。高濃度のPOSを含む
処方物は、またPOSにより安定化されるアスパルテーム
(APM)を含むこともできる。
第3表の実施例21〜25は、2%未満の理論的含水率を
示す低含水率の含糖処方物でPOSが使用し得ることを立
証する。
第4表の実施例26〜30は、約2%〜約5%の含水率を
もつ中位の含水率の含糖処方物中でPOSが使用できるこ
とを立証している。
第5表の実施例31〜35は約5%を越える含水率をもつ
高−含水率の含糖処方物中でPOSが使用できることを立
証している。
第6表の実施例36〜40および第7表および第8表の実
施例41〜50は無糖の低含水率および高含水率ガム中でPO
Sを使用できることを立証している。低含水率ガムは約
2%未満の含水率を有し、また高含水率のガムは2%を
越える含水率を有する。
第9表は、種々の他の型の糖を使用して製造できる含
糖チューイングガム処方物を示す。
該糖の何れもPOSと組み合わせ、かつ同時乾燥して、
例えば以下の如き特有の組み合わせを形成できる。
実施例63 デキストロースとPOSとを、デキストロース:POS比2:1
で水に溶解し、同時乾燥または共沈殿させ、これを第9
表の処方で使用できる。
実施例64 POSとスクロースとを1:1の比で水に溶解し、同時乾燥
または共沈殿させ、これを第9表の処方で使用できる。
実施例65 POSとスクロースとデキストロースとを、1:1:1の比で
水に溶解し、同時乾燥または共沈殿させ、これを第9表
の処方で使用できる。
実施例66 POSとスクロースとデキストロースとフルクトースと
を、各成分25%にて水に溶解し、同時乾燥し、これを第
9表の処方で使用できる。
実施例67 POSとデキストロースとフルクトースとラクトースと
を、各成分25%にて水に溶解し、同時乾燥し、これを第
9表の処方で使用できる。
実施例68 POSとデキストロースとマルトースとコーンシロップ
固形分とを、各成分25%にて水を溶解し、同時乾燥し、
これを第9表の処方で使用できる。
実施例69 POSとスクロースとデキストロースとマルトースとフ
ルクトースとを、各成分20%にて水に溶解し、同時乾燥
し、これを第9表の処方で使用できる。
POSと他の糖との多数の組み合わせを溶液として調製
して、同時乾燥を必要としない、例えば以下に挙げるよ
うな液体濃縮物を形成できる。
実施例70 POSとコーンシロップとグリセリンとを、1:1:1の比で
水に溶解し、蒸発させて濃厚なシロップとし、これを第
9表の処方で使用できる。
実施例71 POSとデキストロースとフルクトースと転化糖とを、
各成分25%にて水に溶解し、蒸発させて濃厚なシロップ
とし、これを第9表の処方で使用できる。
実施例72 POSとデキストロースとマルトースとコーンシロップ
固形分とを、各成分25%にて水を溶解し、蒸発させて濃
厚なシロップとし、これを第9表の処方で使用できる。
実施例73 グリセリンを実施例71のシロップに、該シロップ対グ
リセリンの比4:1にて添加し、蒸発させて濃厚なシロッ
プとし、これを第9表の処方で使用できる。
実施例74 グリセリンを実施例72のシロップに、該シロップ対グ
リセリンの比2:1にて添加し、蒸発させて濃厚なシロッ
プとし、これを第9表の処方で使用できる。
第10表は糖を含まないチューイングガム処方物を示
す。これらの処方物では、リカシンブランド(Lycasin
brand)HSHシロップを包含する、糖ではない広範囲のア
ルジトール類の使用を可能とする。
該アルジトール類の何れもPOSと組み合わせて、同時
乾燥して、以下のような特有の組み合わせを得ることが
できる。
実施例87 POSとソルビトールとを2:1なるソルビトール:POS比で
水に溶解し、同時乾燥して、第10表の処方において使用
できる。
実施例88 POSとソルビトールとマンニトールとを1:1:1なる比で
水に溶解し、同時乾燥して、第10表の適当な処方におい
て使用できる。
実施例89 POSとマンニトールとキシリトールとを1:1:1なる比で
水に溶解し、同時乾燥して、第10表の適当な処方におい
て使用できる。
実施例90 POSとソルビトールとラクチトールとを1:1:1なる比で
水に溶解し、同時乾燥して、第10表の適当な処方におい
て使用できる。
実施例91 POSとパラチニットとソルビトールとを1:1:1なる比で
水に溶解し、同時乾燥して、第10表の適当な処方におい
て使用できる。
実施例92 POSとパラチニットとを1:1なる比で水に溶解し、同時
乾燥して、第10表の適当な処方において使用できる。
実施例93 POSとソルビトールとマルチトールとキシリトールと
を、各成分の濃度25%にてブレンドし、水に溶解し、同
時乾燥して、第10表の適当な処方において使用できる。
パラチノースと種々のアルジトール類との多数の組み
合わせを溶液として調製し、同時乾燥を必要としない以
下のような液体濃縮物を形成できる。
実施例94 POSとソルビトールとマルチトールとリカシンとを、
各成分の濃度25%にて水に溶解し、蒸発させて濃厚なシ
ロップとし、第10表の適当な処方において使用できる。
実施例95 POSとキシリトールとソルビトールとリカシンとを、
各成分の濃度25%にて水に溶解し、蒸発させて濃厚なシ
ロップとし、これを第10表の処方において使用できる。
実施例96 POSとソルビトールとラクチトールとリカシンとを、
各成分の濃度25%にて水に溶解し、蒸発させて濃厚なシ
ロップとし、これを第10表の処方において使用できる。
実施例97 POSとリカシンとグリセリンとを、1:1:1の比にて水に
溶解し、蒸発させて濃厚なシロップとし、これを第10表
の処方において使用できる。
実施例98 実施例94のシロップにシロップ対グリセリン比4:1に
てグリセリンを添加し、蒸発させて濃厚なシロップと
し、これを第10表の処方において使用できる。
実施例99 実施例95のシロップにシロップ対グリセリン比4:1に
てグリセリンを添加し、蒸発させて濃厚なシロップと
し、これを第10表の処方において使用できる。
実施例100 実施例96のシロップにシロップ対グリセリン比4:1に
てグリセリンを添加し、蒸発させて濃厚なシロップと
し、これを第10表の処方において使用できる。
他の高−強度甘味料、例えばアセスルファームKまた
はアセスルファームの塩類、シクラメートおよびその塩
類、サッカリンおよびその塩類、アリテーム(alitam
e)、スクラロース、タウマチン、モネリン、ジヒドロ
カルコン、ステビオサイド、グリチルリチンおよびその
組み合わせが、第3、4、5、6、7、8、9および10
表に挙げた実施例の何れにおいても使用できる。POSは
含糖ガムで使用されている他の糖の幾つか、並びに無糖
ガム中のアルジトール類の幾つかよりも低い甘味を有す
るので、適当なレベルの甘味を与えるために高−強度甘
味料が必要となる可能性がある。
高−強度甘味料は、またPOS含有チューイングガム処
方物内での該甘味料の放出を制御するように改良でき
る。この放出を種々の封入法、凝集法、吸収法またはそ
の組み合わせにより制御して、迅速または緩慢な該甘味
料の放出を達成できる。甘味料の組み合わせ(その幾つ
かは相乗的であり得る)もPOS含有ガム組成物中に添加
できる。
以下の実施例は、チューイングガム組成物中でPOSと
共に高−強度甘味料を使用した例である。
実施例101 0.03%濃度のアリテームを、第3表〜第10表の何れか
の処方に、0.03%のPOSの代わりに添加できる。
実施例102 0.07%濃度のスクラロースを、第3表〜第10表の何れ
かの処方に、0.07%のPOSの代わりに添加できる。
実施例103 0.02%濃度のタウマチンを、第3表〜第10表の何れか
の処方に、0.02%のPOSの代わりに添加できる。
実施例104 0.4%濃度のグリチルリチンを、第3表〜第10表の何
れかの処方に、0.4%のPOSの代わりに添加できる。
また、高−強度甘味料は封入、凝集または吸収によ
り、またはこれら方法によらずに他の高−強度甘味料と
組み合わせて、チューイングガム中で使用できる。その
例を以下に与える。
実施例105 1:1の比のアスパルテームとアセスルファームKと
を、第3表〜第10表の何れかの処方に、濃度0.15%に
て、該処方のPOS0.15%の代わりに添加することができ
る。
実施例106 アスパルテームとアリテームとを、9:1のアスパルテ
ーム対アリテーム比で、第3表〜第10表の何れかの処方
に、濃度0.1%にて、該処方のPOS0.1%の代わりに添加
することができる。
実施例107 アルパルテームとタウマチンとを、9:1のアスパルテ
ーム対タウマチン比で、第3表〜第10表の何れかの処方
に、濃度0.1%にて、該処方のPOS0.1%の代わりに添加
することができる。
実施例108 スクラロースとアリテームとを、3:1のスクラロー
ス:アリテーム比で、第3表〜第10表の何れかの処方
に、濃度0.5%にて、該処方のPOS0.5%の代わりに添加
することができる。
実施例109 アリテームとグリチルリチンとを、1:12のアリテー
ム:グリチルリチン比で、第3表〜第10表の何れかの処
方に、濃度0.1%にて、該処方のPOS0.1%の代わりに添
加することができる。
実施例110 アスパルテームとグリチルリチンとを、1:14のアスパ
ルテーム:グリチルリチン比で、第3表〜第10表の何れ
かの処方に、濃度0.3%にて、該処方のPOS0.3%の代わ
りに添加することができる。
上記の如く、入手可能な3種の型のパラチノース成分
はパラチノース結晶、パラチノースシロップ、およびパ
ラチノースオリゴ糖(POS)である。これらの材料は、
第11表および第12表に示した如く、専ら種々のチューイ
ングガム処方物中で使用できる。POSおよびAPMを含有す
る処方物は改良されたAPM安定性を示すであろう。
第11表および第12表の処方は他の糖類またはアルジト
ール類を含まない。これらの処方物は特有のきめおよび
香味特性を与えるであろう。また、これらの処方物は他
の人工の高−強度甘味料を含むことも可能であり、アリ
テーム、タウマチンおよびジヒドロカルコン等の甘味料
については約0.02%〜約0.1%、またスクラロース、ア
セスルファームおよびサッカリン等の甘味料については
約0.1%〜約0.3%の範囲内で含むことができる。他の型
の糖類またはアルジトール類を含まない第11表および第
12表の処方物は、良好な非−齲食特性をも有する。
実施例122−125 以下のガム処方物を調製した。
これらの処方物は実験室規模で公知の方法に従って公
知の実験室用のミキサを使用して製造し、方形のペレッ
トに成形した。各処方物の試料を6個の密閉したパウチ
に入れ、29℃にて0、1、2、4、6および8週間保存
した。次いで、これら試料を取り出して、APMの劣化に
ついて分析した。このテスト結果を第1図に示す。この
テスト結果は、25%程度の高いレベルにおいてさえ、パ
ラチノースレベルに伴うAPMの安定性における増加を事
実上示さない。
実施例126−133 以下のガム処方物を調製した。
これらの処方物は公知の方法に従って公知の実験室用
のミキサを使用して製造し、方形のペレットに成形し
た。各処方物の試料を4個の密閉したパウチに入れて、
29℃にて0、1、2および4週間保存した。次いで、こ
れら試料を取り出して、APMの劣化について分析した。
このテスト結果を、それぞれソルビトール液体およびリ
カシンブランドHSHシロップを含むように製造したガム
について第2図および第3図に示す。このテスト結果
は、第1図に示した同一の型の処方物でパラチノースを
使用した場合と比較して、これら2種の型の処方物にお
いてはAPMの安定性が大幅に改善されることを示してい
る。第2図および第3図両者に見られるように、29℃で
の4週間の保存後においても、POSを含有する該ガム処
方物内には、処方された元のアスパルテームの量の80%
を越える量が未分解状態で保持されている。
実施例134 以下の含糖ガム中心部処方物を調製した。
ベース 24.8 糖 52.0 コーンシロップ 22.4 ペパーミント香味料糖 0.8 この処方物は25ガロンの標準ガムミキサ中で調製し、
被覆テストのために矩形ペレット状に展開した。
10%澱粉水性溶液を使用して、2種の澱粉溶液を調製
した。第一の溶液にはアミロテックスブランド(Amylot
ex brand)を使用した。第二の溶液中には、テックス−
0−フィルムブランド(Tex−O−Film brand)の澱粉
を使用した。これら澱粉両者はナショナルスターチ社
(National Starch Co.)から入手でき、またこれら両
者は変性澱粉であり、テックス−O−フィルムは希簿な
沸騰澱粉である。1,000gの75%パラチノース溶液(パラ
チノースが溶解するまで加熱した)、120gの10%アミロ
テックス溶液および120gの10%テックス−O−フィルム
溶液を混合することにより被覆用シロップを調製した。
このシロップを、1000gの上記含糖ペレットを被覆す
るのに使用した。初めの2種の被膜各々では約15gの被
覆シロップを使用した。これら2種の被膜は該ガムを極
めて粘着性にした。次の3〜7番目の各被膜の形成後、
約4gの粉砕パラチノースを適用して、各被膜を乾燥し、
粘着性を減じた。この操作の後、パラチノース溶液の被
膜は75%の糖溶液による被膜と同様であった。付随的な
シロップ被膜を、該被膜が全製品の重量の約35%に達す
るまで付与した。
この最終的な被覆製品は、スクロース型の硬質シェル
と極めて類似する固い、パリパリしたシェルを有してい
た。その外観は僅かに濃いグレーで僅かに粗いものであ
った。その香味はクリーム状の特徴をもっていたが、匹
敵する糖被膜よりも一層低い甘味をもつものであった。
本発明の組成物並びに方法は種々の態様に組み込むこ
とができ、その幾つかのみが上に例示され、かつ説明さ
れたに過ぎない。本発明は、その精神並びに本質的特徴
から逸脱することなしに、他の態様で実施できるもので
ある。上記の態様は全て本発明を例示するものであっ
て、何等限定するものではない。従って、本発明の範囲
は上記の記載ではなく、添付の請求の範囲に示されたも
のである。該請求の範囲と等価な意味並びに範囲に入る
あらゆる変更が、本発明の範囲内に含まれるはずであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−102147(JP,A) 特開 昭59−140837(JP,A) 特開 昭58−138355(JP,A) 特公 平1−19860(JP,B2) 月刊フードケミカル10月号,1989年, 61−72頁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】甘味付与量の封入されていないアスパルテ
    ームと、29℃での4週間の保存中における分解に対して
    該アスパルテームを安定化するのに有効な量のパラチノ
    ースオリゴ糖とを含み、ガム組成物中に該パラチノース
    オリゴ糖を含まない場合に分解される可能性のあるアス
    パルテームの量よりも少なくとも10%少ない量のアスパ
    ルテームが非−甘味付与誘導体に分割されることを特徴
    とするチューイングガム組成物。
  2. 【請求項2】該ガム組成物が少なくとも10%のパラチノ
    ースオリゴ糖を含む請求の範囲第1項記載のチューイン
    グガム組成物。
  3. 【請求項3】該ガム組成物が約0.005%〜約1%の封入
    されていないアスパルテームを含む請求の範囲第1項記
    載のチューイングガム組成物。
  4. 【請求項4】該パラチノースオリゴ糖が、29℃での4週
    間の保存後に、該ガム組成物中に初めに処方した該封入
    されていないアスパルテームの80%以上を未分解状態に
    維持するのに有効である請求の範囲第1項記載のチュー
    イングガム組成物。
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