JP2513908Y2 - 乾燥機を利用した豆粒の研磨清掃装置 - Google Patents

乾燥機を利用した豆粒の研磨清掃装置

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JP2513908Y2
JP2513908Y2 JP733590U JP733590U JP2513908Y2 JP 2513908 Y2 JP2513908 Y2 JP 2513908Y2 JP 733590 U JP733590 U JP 733590U JP 733590 U JP733590 U JP 733590U JP 2513908 Y2 JP2513908 Y2 JP 2513908Y2
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conveyor
dryer
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polishing
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JP733590U
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愛次郎 金子
百樹 嘉納
敏次 内田
健史 川越
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KANEKONOKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、乾燥機による循環機構を有効的に利用して
豆粒の乾燥は勿論のこと豆粒の研磨および清掃作業を効
率的に達成させることができる乾燥機を利用した豆粒の
研磨清掃装置に関する。
[従来の技術] 従来、収穫した泥付の豆粒の商品価値を高めるため
に、泥付の豆粒を互いに異なる速度で回転走行する二本
の洗浄ベルト間に供給して挟圧作用により洗浄せしめる
ようにした豆粒の洗浄装置および収穫した豆粒の商品価
値を高めるために、豆粒を表面に適度の弾性を有し、互
いに異なる速度で平行状態のもとに回転走行する表面平
坦な研磨ベルトと表面全周に豆粒を一方に向け運ぶため
の横溝を形成した研磨ベルトとの間に供給して摩擦作用
により表面を研磨するようにした豆粒の研磨装置は、本
出願前例えば実開昭63-164942号公報および実開平1-199
648号公報に夫々記載されて公知である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種、豆粒の洗浄装置および研磨
装置においては、豆粒の洗浄或は研磨作業は乾燥機と無
関係の専用の洗浄装置或は研磨装置によって行われてい
たので、その実施に際しては施設費が嵩み高価となる許
りか作業に多くの手間がかかり、省力化が簡単に達成で
きない等の問題点を有していた。
本考案は、従前の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、豆
粒を乾燥機により循環流動させながら乾燥せしめる過程
において、回転する一個或は一対の研磨清掃用ブラシに
よって、豆粒の表面に付着した泥等を速やかに除去して
清掃すると同時に表面を光沢のある面に研磨して商品価
値の高い乾燥豆粒を省力化のもとに簡単、迅速に得るこ
とができる乾燥機を利用した豆粒の研磨清掃装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における乾燥機を
利用した豆粒の研磨清掃装置は、乾燥機本体の下部に横
設した下部コンベア樋と乾燥機本体の一側に付設した昇
降機の下部とを供給樋を介して接続し、上記下部コンベ
ア樋にはコンベア翼片を備えたコンベア軸を回転自在に
収蔵軸架したものにおいて、前記供給樋に相当する位置
のコンベア軸には研磨清掃用ブラシを放射状に植着して
なるものである。
そして、供給樋に相当する位置のコンベア軸と該コン
ベア軸と平行するよう回転自在に対架した回転軸とに
は、周端側が互いに交わる一対の研磨清掃用ブラシを夫
々放射状に植着すれば、より清掃および研磨作業を効果
的に行うことができる。
[作用] 今、昇降機を介し所定量の豆粒を乾燥機本体内に張込
ませる。所定量の豆粒が乾燥機本体内に張込まれたなら
ばその供給を停止する。次いで、昇降機、コンベア軸お
よびその他の循環用作動部材、例えば上部のコンベア
軸、繰出しロールを始動せしめて豆粒を昇降機により複
数回に亘り乾燥機本体内を循環流動せしめると同時に、
豆粒は乾燥機本体内を竪流下する過程で起風された乾燥
熱風を浴びて乾燥される。したがって、豆粒が何回とな
く乾燥熱風を浴びることで、所定の水分値に乾燥せられ
る。
ところで、上述の如き循環乾燥作業時においては、コ
ンベア軸の回転に伴い供給樋に相当する位置のコンベア
軸に放射状に植着された研磨清掃用ブラシも回転される
ので、下部コンベア樋内をコンベア翼片により供給樋に
向け搬送される豆粒は、供給樋に跳ね出される時に研磨
清掃用ブラシで表面が研磨清掃されながら供給樋に跳ね
出された後、昇降機下部に供給される。
したがって、研磨清掃用ブラシと、豆粒との摺接作用
により、豆粒の表面に付着した泥等は速やかに除去され
ると同時に表面は研磨され光沢が出る。
そして、上記清掃研磨作業は豆粒が所定の水分値に乾
燥される間中、何回となく自動的に行われるため、豆粒
は省力化のもとに完全に清掃、研磨された後、収集され
るものである。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、1は、張込まれた豆粒
は勿論のこと、その他の穀物が竪流下する間に、起風さ
れた乾燥熱風を浴びて乾燥できるように形成された公知
の乾燥機本体であって、該乾燥機本体1内の下部には、
乾燥熱風を浴びて幾分乾燥された豆粒を、乾燥機本体1
の一側に付設した昇降機3の下部へ供給樋4を経て供給
することができる下部コンベア樋2が横設されており、
前記下部コンベア2の搬送末端側は供給樋4の側部に開
口状に接続されている。そして、前記下部コンベア樋2
および供給樋4内には、供給樋4の設定位置手前まで豆
粒を搬送できるコンベア翼片6を備えたコンベア軸5を
回転自在に横架収納せしめてある。
前記、供給樋4に相当する位置のコンベア軸5には、
研磨清掃用ブラシ7を放射状に植着して、豆粒との摺接
作用により付着した泥等を取除くと同時に表面を研磨し
ながら昇降機3へ向け跳ね飛ばし豆粒を供給樋4を経て
昇降機3の下部へ供給せしめるものである。
第3図および第4図に示された豆粒の研磨清掃装置
は、一対の研磨清掃用ブラシを上下二段に亘り対設し
て、研磨清掃効率を高めさせたものであって、該実施例
の装置においては、供給樋4に相当する位置のコンベア
軸5と、該コンベア軸5と平行するよう回転自在に対架
した回転軸8とに、周端側が互いに交わる一対の研磨清
掃用ブラシ7,9を夫々放射状に植着して構成せしめると
ともに、前記一方の研磨清掃用ブラシ9は、供給樋4の
上面開口部11を覆うように配設された収納箱10内に収納
されている。12は、コンベア軸5の端部に装着した伝動
プーリー、13は、回転軸8の端部に装着した受動プーリ
ー、14は、両プーリー12,13に亘り懸回した伝動ベルト
である。
[考案の効果〕 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
乾燥機本体において、幾分乾燥された豆粒が下部コン
ベア樋より研磨清掃用ブラシの回転作動で供給樋に向け
跳ね飛ばされる過程において、一個若しくは一対の研磨
清掃用ブラシとの摺接作用により豆粒表面の清掃および
研磨を自動的に行うことができるので、従来の如く、別
途に高価な洗浄装置や研磨装置を必要とせず、一機の乾
燥機により、乾燥、清掃、研磨の三作業を豆粒の循環乾
燥作業中に行うことができるので、装置を安価に、しか
も省力化が容易に達成できるとともに、豆粒の損傷割合
も少なくできる許りか、豆粒は清掃作業により土等の付
着がないことで研磨作業が促進され、商品価値の高い乾
燥豆粒を能率よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一個の研磨清掃用ブラシを備えた場合の一部
を切欠し、要部を破断した乾燥機を利用した豆粒の研磨
清掃装置の正面図、第2図は、一部を切欠し、要部を破
断した同平面図、第3図は、一対の研磨清掃用ブラシを
備えた場合の一部を切欠し、要部を破断した乾燥機を使
用した豆粒の研磨清掃装置の正面図、第4図は、一部を
切欠した第3図の縦断側面図である。 1……乾燥機本体、2……下部コンベア樋、3……昇降
機、4……供給樋、5……コンベア軸、6……コンベア
翼片、7,9……研磨清掃用ブラシ、8……回転軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥機本体の下部に横設した下部コンベア
    樋と乾燥機本体の一側に付設した昇降機の下部とを供給
    樋を介して接続し、上記下部コンベア樋にはコンベア翼
    片を備えたコンベア軸を回転自在に収蔵軸架したものに
    おいて、前記供給樋に相当する位置のコンベア軸には研
    磨清掃用ブラシを放射状に植着した乾燥機を利用した豆
    粒の研磨清掃装置。
  2. 【請求項2】供給樋に相当する位置のコンベア軸と該コ
    ンベア軸と平行するよう回転自在に対架した回転軸とに
    は、周端側が互いに交わる一対の研磨清掃用ブラシを夫
    々放射状に植着した請求項(1)記載の乾燥機を利用し
    た豆粒の研磨清掃装置。
JP733590U 1990-01-29 1990-01-29 乾燥機を利用した豆粒の研磨清掃装置 Expired - Lifetime JP2513908Y2 (ja)

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JPH0398945U JPH0398945U (ja) 1991-10-15
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