JP2513080B2 - 加速度センサ― - Google Patents

加速度センサ―

Info

Publication number
JP2513080B2
JP2513080B2 JP32694390A JP32694390A JP2513080B2 JP 2513080 B2 JP2513080 B2 JP 2513080B2 JP 32694390 A JP32694390 A JP 32694390A JP 32694390 A JP32694390 A JP 32694390A JP 2513080 B2 JP2513080 B2 JP 2513080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
acceleration sensor
point
tip
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32694390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04194666A (ja
Inventor
良治 高橋
安弘 八木谷
文雄 土岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP32694390A priority Critical patent/JP2513080B2/ja
Publication of JPH04194666A publication Critical patent/JPH04194666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513080B2 publication Critical patent/JP2513080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は片持梁式加速度センサーチップ(以下セン
サーチップという)に衝撃力、落下等により過大な加速
度が付加された時にセンサーチップが破損しない様に過
大な変位を防止する加速度センサーに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第9図は従来の片持梁式加速度センサー(以下加速度
センサーという)の構成を示す斜視図、第10図は、従来
の加速度センサーのキャップと粘性オイルのアセンブリ
前の状態を示す斜視図、第11図は第9図に示すx・xに
おける断面図である。
図において、(1)は重り、(2)はセンサーチッ
プ、(3a),(3b),(3c),(3d)はセンサーチップ
(2)の表面にウエハプロセスで設けられた歪一抵抗変
換を行うためのピエゾ抵抗、(5)は外部端子、(4)
は金属細線、(6)はガラスシール、(7)はステム、
(9)は台座、(10)は重り接着材、(11)はキャッ
プ、(12)は粘性オイル、(20)は第1のボンド材、
(30)は第2のボンド材、(50)はセンサーチップ
(2)の表面に設けられたピエゾ抵抗、(3a),(3
b),(3c),(3d)とウエハプロセスで拡散配線や金
属配線で、接続されたワイヤボンドパッド、(100)は
重りストッパーである。
第12図は第11図において、重り(1)先端の寸法の関
係を示す断面図、第13図、第11図においては加速度セン
サーを図に示す様に設置した時、すなわち1Gが掛った時
の重り(1)の先端の変位を示す断面図、第14図は第13
図の重り(1)の先端部変位を説明するための重り
(1)先端拡大断面図、第15図は加速度センサーを第13
図に示す位置から180゜回転させて取付けた時に、すな
わち−1Gが掛った時に重り(1)の先端が変位する時の
重り(1)先端拡大断面図を示す。
第9図と第11図に示すごとく、加速度センサーは、セ
ンサーチップ(2)と台座(9)を第1のダイボンド材
(20)を用いて一体にし、一体になったセンサーチップ
(2)と台座(9)をステム(7)に第2のダイボンド
材(30)を用いて一体に構成する。その後一体となっ
た、センサーチップ(2)と台座(9)とステム(7)
と重り(1)を重り接着材(10)を用いてセンサーチッ
プ(2)の先端部に接着する。其の後、重りストッパー
(100)を第11図に示す様にクリアランスL.M.Nを確保す
る様にスペーサーを挿入した状態で接着材(40)を用い
てステム(7)に接着する。接着した後スペーサーを取
外し第10図に示す様にキャップ(11)に粘性オイル(1
2)を必要な量だけ入れたものに上記アセンブリ完了の
ステム(7)を上から挿入し、その状態でキャップ(1
1)とステム(7)とを電気溶接にて一体に構成する。
次に動作について説明する。第12図において、加速度
センサーは重り(1)の先端A1点とC1点はセンサーチッ
プ(2)の曲げ中心である中立軸R2−B1の長さとR2−A1
及びR2−C1の長さは異っており、同図に示す様にΘA1
ΘC1だけ角度が異っている。第13図は加速度センサを取
り付けた時、重り(1)により1Gの重力に比例した変位
を行い、B1点はB2点に移動をすることを示している。第
14図はB1点がB2点に変位した時、A1点がA2点に、C1点が
C2点の変位を示すのでこの量を規制する重りストッパー
(100)を第11図のNで示すクリアランスをもって構成
する。第15図は第13図に示す方向と180゜の方向に取り
付けられた時に重り(1)により−1Gの重力に比例した
変位を示し、重りストッパー(100)は、A1点、A2点の
変位を規制する第11図のLで示すクリアランスを持って
構成する。又、同図において、重りストッパー(100)
のクリアランスMは第14図及び第15図に示すB1点、S1
の変位とB1−S2の変位の中、大きい変位以上に構成する
必要があり第11図に示す。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の加速度センサーは以上のように構成されている
ので、重りストッパーの組立時にクリアランスL.M.Nを
精度よく組立てる必要があると共に重りストッパーの形
状がコの字形をしているため自動組立てが出来ないなど
の問題点があった。
この発明は上記の様な問題点を解消するためになされ
たもので、重りストッパーを1つのクリアランスのみで
構成し、クリアランスL.M.Nを不要としたため、自動化
が可能となる加速度センサーを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る加速度センサーは、一端が台座に固定
された加速度センサーチップと、前記加速度センサーチ
ップの他端に接続され貫通穴を有する重りと、前記貫通
穴に隙間を持って嵌合する棒状の重りストッパーと、前
記台座と前記棒状の重りストッパーとが主面上に固定さ
れるステムとを備え、前記重りの変位に際し前記貫通穴
の内面と前記棒状ストッパーとが当接することにより前
記重りの変位を制限するようにしたものである。
〔作用〕
この発明に係る加速度センサーは、重りのx軸方向の
変位を規制するようにしたもので、重りを上方向へ−Δ
Q移動した場合はC2点、下方向へΔQ移動した場合はA2
点の位置で止まる様にクリアランスを設定することによ
り過大な力が加わってもセンサチップの破損を防止する
ことが出来る。
〔実施例〕
以下はこの発明の一実施例を図について説明する。第
1図は加速度センサーの構成を示す斜視図、第2図は第
1図に示すy・yにおける断面図である。図において、
(2),(3),(3a)〜(3d),(4)〜(7),
(9),(10),(20),(30),(50)は第9図及び
第10図の従来例に示したものと同等であるので説明を省
略する。(1a)は重り、(200)は棒である。棒(200)
は、重り(1a)に設けた穴にクリアランスPを保って嵌
合している。
第3図は、第2図において重り(1a)先端と中立軸と
の寸法の関係を示す断面図、第4図は第2図において、
重り(1a)に加速度1Gが掛り、B1点がB2点に移動した場
合の断面図、第5図は第4図に示す重り(1a)の先端部
変位を説明するための重り(1a)先端拡大断面図、第6
図は加速度センサーを第4図の位置から180゜回転させ
て取り付けた時、すなわち加速度−1Gが掛った時に重り
(1a)の先端部変位を説明するための重り(1a)先端拡
大断面図である。
次に動作について説明する。第4図の様に重り(1a)
がΔQだけ変位した場合、B1点はB2点へ、A1点はA2点、
C1点はC2点へ移動する。この時、A2点の位置に重りスト
ッパー(1a)をおくことにより、×軸方向で、変位を防
止する。
第3図において、重り(1a)の穴の左側の先端A1,B1,
C1の各点は加速度が掛って、変位する時の中立軸R2−B1
の軸長L1と、R2−A1の長さLA1及びR2C1の長さLcとす
る。又、×軸と直角なA1,C1,D1の各点を結ぶ線をY軸と
すると、R2を原点にとるときA1点の座標は(LA1cosQA1,
LA1sinQA1)C1点の座標は、(LC1cosQC1,LC1sinQC1)で
表わされる。第4図に示す様にB1点がB2点に、ΔQだけ
変位した時、第5図においてB2点の座標は(L1cosΔQ,L
1sinΔQ)、A2点の座標は{LA1cos(QA1−ΔQ),LA1s
in(QA1−ΔQ)}、C2点の座標は{LC1cos(QC1+Δ
Q),LC1sin(QC1+ΔQ)}となる、第5図においてA1
点はA2点に変位する時β−βに示す円周上を変位し、そ
の変位は×軸上で示す様にB1点の×座標より外側に出て
くる。これを逆方向へ−ΔQだけ変位した時は第6図に
示す様に、C1点がC2点に変位しC2点の×軸上での変位は
B1−S1になり、B1−S2=LC1cos(QC1−ΔQ)−LC1cosQ
C1と表わされB1点の×座標は外側に出る様になる。
なお、上記実施例では重り(1a)の穴と棒(200)の
嵌合が1個所の場合について説明したが、上記嵌合は第
7図の様に複数個所であってもよい。
また、第8図の様に棒との嵌合部分は重りに半分の穴
を設けてもよい。
第7図及び第8図は上記を説明する重りと棒の斜視図
で、(1b),(1c)は重り、(200)は棒である。
〔発明の効果〕
以上の様にこの発明によれば、重りストッパーとステ
ムに設けた棒と重りに開けた穴によってストッパーを構
成することにより組立てが容易に出来、また精度の高い
加速度センサーが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る加速度センサーの一実施例に
よる加速度センサの構成を示す斜視図、第2図は第1図
に示すy・yにおける断面図、第3図は第2図におい
て、重りの先端と中立軸との寸法関係を示す断面図、第
4図は第2図において、重りに加速度1Gが掛った場合の
断面図、第5図は第4図に示す重りの先端部変位を示す
重り先端拡大断面図、第6図は第2図において、重りに
加速度−1Gが掛った場合に重りの先端変位を示す重り先
端拡大断面図、第7図、及び第8図はこの発明の他の実
施例による重りと棒の嵌合を示す斜視図で、第7図は嵌
合個所が2個所の場合、第8図は嵌合個所における重り
に半分の穴を設けた場合をそれぞれ示す。第9図は従来
の加速度センサーの構成を示す斜視図、第10図は従来の
加速度センサーのキャップと粘性オイルのアセンブリ前
の状態を示す斜視図、第11図は第9図に示すx・xにお
ける断面図、第12図は第11図において重り先端の寸法の
関係を示す断面図、第13図は第11図において、加速度セ
ンサーに加速度1Gが掛った時の重りの先端の変位を示す
断面図、第14図は第13図の重りの先端部変位を説明する
重り先端拡大断面図、第15図は第11図において加速度セ
ンサーに加速度−1Gが掛った時の重り先端部変位を示す
拡大断面図である。 図において、(1a),(1b),(1c)は重り、(2)は
センサーチップ、(3),(3a)〜(3d)はピエゾ抵
抗、(4)は金属細線、(5)は外部端子、(6)はガ
ラスシール、(7)はステム、(9)は台座、(10)は
重り接着材、(20)は第1のボンド材、(30)は第2の
ボンド材、(50)はワイヤボンドパッド、(200)は棒
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が台座に固定された加速度センサーチ
    ップと、前記加速度センサーチップの他端に接続され貫
    通穴を有する重りと、前記貫通穴に隙間を持って嵌合す
    る棒状の重りストッパーと、前記台座と前記棒状の重り
    ストッパーとが主面上に固定されるステムとを備え、前
    記重りの変位に際し前記貫通穴の内面と前記棒状ストッ
    パーとが当接することにより前記重りの変位を制限する
    ことを特徴とする加速度センサー。
  2. 【請求項2】半円形の貫通穴が加速度センサーチップに
    接続された重りの端部に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の加速度センサー。
JP32694390A 1990-11-27 1990-11-27 加速度センサ― Expired - Lifetime JP2513080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32694390A JP2513080B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 加速度センサ―

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32694390A JP2513080B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 加速度センサ―

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04194666A JPH04194666A (ja) 1992-07-14
JP2513080B2 true JP2513080B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=18193509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32694390A Expired - Lifetime JP2513080B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 加速度センサ―

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513080B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04194666A (ja) 1992-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100737708B1 (ko) 마이크로메카니컬 각 가속도 센서
US7146856B2 (en) Dynamically balanced capacitive pick-off accelerometer
EP3121605B1 (en) Multi-axis inertial sensor with dual mass and integrated damping structure
KR0139506B1 (ko) 자체진단 기능을 구비한 대칭질량형 가속도계 및 그 제조방법
TWI337780B (en) A method of adding mass to mems structures
EP2479580A1 (en) Mems sensor with folded torsion springs
EP3151018B1 (en) Mems sensor with reduced cross-axis sensitivity
EP3564682B1 (en) Inertial sensor with single proof mass and multiple sense axis capability
EP1672374A1 (en) Acceleration sensor
JPH10177033A (ja) 加速度測定装置
JP2001066321A (ja) マイクロマシニング型の構成エレメント
JP2008543594A (ja) パッケージレベルでキャップ付きのmems用の基板接点を構築する方法
US20010040772A1 (en) Structure for electrically connecting microelectromechanical devices, in particular microactuators for hard disk drivers
JP2513080B2 (ja) 加速度センサ―
US20070193380A1 (en) Z offset MEMS device
JP3330074B2 (ja) 3軸加速度センサ
JP2607096B2 (ja) 力・モーメント検出装置
JP5083635B2 (ja) 加速度センサ
JP3169508U (ja) 外力の作用を検出するセンサ
US20210396781A1 (en) Z-axis inertial sensor with extended motion stops
US11401158B2 (en) Sensor packages
JP2508411B2 (ja) 加速度センサ―
KR20200022034A (ko) 토크 검출기 및 토크 검출기의 제조 방법
US20220050124A1 (en) Inertial sensor with split anchors and flexure compliance between the anchors
JPS62248264A (ja) 半導体式加速度センサの製造方法