JP2513029Y2 - 切換放電管 - Google Patents

切換放電管

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JP2513029Y2
JP2513029Y2 JP9847190U JP9847190U JP2513029Y2 JP 2513029 Y2 JP2513029 Y2 JP 2513029Y2 JP 9847190 U JP9847190 U JP 9847190U JP 9847190 U JP9847190 U JP 9847190U JP 2513029 Y2 JP2513029 Y2 JP 2513029Y2
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、送受信を同一伝送回路で行う一般のレーダ
装置における受信機部を高出力送信パルス電力から保護
する切換放電管、特に、その放射性同位元素の線量の削
減と信頼性の向上につながる構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のこの種の切換放電管の一例の構造を示
す。
図において1は矩形導波管、2はアイリス板、3は放
電電極、4は結合窓、5は取付フランジ、11は排気管、
20は放射性物質を取付けた放射性同位元素付基板、21は
電離イオンの再結合を促進するガスを供給するレザーバ
材である。
従来のこの種の切換放電管は、導波管1とアイリス板
2、放電電極3、取付フランジ5、排気管11を銀銅ろう
のような信頼性の高い高温ろう材でろう接し、その後、
各アイリス板2に放射性同位元素付基板20とレザーバ材
21を基板部分もしくは押え板等を用いて抵抗溶接で固定
し、ついで、ガラスを溶融張りつけた結合窓4をはんだ
等の低温ろう材でろう接するという構造になっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のこの種の切換放電管では、放射性同位元素付基
板20をアイリス板2に固定する構造のために、アイリス
板2の中央に配置した放電電極3は、該アイリス板2に
固定した放射性同位元素付基板20からの放射線の放射方
向から90度ずれた方向に位置することになり、放電電極
3付近のガス分子の電離効率が低く、放射性同位元素付
基板20を各アイリス板2に取付け、放射線の量を増やさ
ねばならないという問題があった。
また、最後に、結合窓4を低温ろう材でろう接する構
造のために、結合窓4の取付けに、低温ろう接を2工程
行わなければならず、工数がかさむとともに、高温ろう
接に比べ気密保持の信頼性で劣る低温ろう接部分の周囲
長が長いという問題があった。
本考案は上記の問題を解消するためになされたもの
で、従来のものより少量の放射線量により同等の電離効
率が上がり、低温ろう接部の周囲長が短くて気密保持の
信頼性の高い構造のものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の切換放電管は、上記目的を達成するために、
導波管とアイリス板、放電電極、結合窓、取付フランジ
を高温ろう材でろう接し、導波管の一方の側壁の2つの
アイリス板の間の中央部の位置に設けた貫通穴に、排気
管を接続した板状またはキャップ状の封止部材を取付
け、その内面側に放射性同位元素付基板を固定して低温
ろう材でろう接する構造としたものである。
〔作用〕
上記の組立構造にすると、放射性同位元素付基板が溶
融脱落することを心配する必要がなく、結合窓を信頼性
の高い高温ろう接することが可能となり、低温ろう接部
が周囲長の短い封止部材部だけになり、信頼性が向上す
る。
この部分をアーク溶接にすると、低温ろう接箇所をな
くすることができる。
一方、放射線同位元素付基板の放射方向からの放電電
極の位置のずれは、ごくわずかな角度になるため、放電
電極付近でのガスの電離効率が上がり、所要放射線量を
減らすことができる 〔実施例〕 第1図は本考案の一実施例の構造を示し、第2図は第
1図の実施例の封止部材の部分を含む一部の構造を拡大
して示す。
図において第3図の符号と同一の符号は同一または相
当するものを示し、10は封止部材である。
この実施例は、導波管1とアイリス板2、放電電極
3、取付フランジ板5、結合窓4を高温ろう材でろう接
し、導波管1の側壁の2つのアイリス板2の間の中央部
の位置に設けた貫通穴に、排気管11を接続した板状また
はキャップ状の封止部材10を取付け、その内面側に放射
性同位元素付基板20とレザーバ材21を固定して低温ろう
材でろう接して組立てる。
放射性同位元素付基板20は双方の放電電極3と相対向
しており、かつ、双方の放電電極3の位置は基板20から
の放射線の放射方向からわずかしかずれていないため、
放電電極3付近でのガス分子の電離効率が高くなり、1
個の放射性同位元素付基板20で双方の放電電極3付近の
ガス分子の電離をまかなうことができ、個数及び放射線
量を削減することができる。
また、導波管1とアイリス板2、放電電極3、取付フ
ランジ5及び結合窓4を高温ろう材でろう接した後、内
面側に比較的融点の低い放射性物質を取付けた基板20と
高温でガス吸着性が劣化するレザーバ材21を固定した封
止部材10を低温ろう材でろう接する構造としたので、低
温ろう接部が周囲長の短い封止部材10部分のみとなり、
気密保持の信頼性が向上する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、気密保持の信
頼性が向上するとともに、所要放射線量を少なくするこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構造を示す説明図、第2図
は第1図の実施例の封止部材の部分を含む一部の構造を
拡大して示す説明図、第3図は従来のこの種の切換放電
管の一例の構造を示す説明図である。 1…矩形導波管、2…アイリス板、3…放電電極、4…
結合窓、5…取付フランジ、10…封止部材、11…排気
管、20…放射性同位元素付基板、21…レザーバ材、 なお図中同一符号は同一または相当するものを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形導波管の管内に互いにλg/4(λgは
    管内波長)の距離離れて2つのアイリス板が配置され、
    該導波管の上記各アイリス板からそれぞれλg/4の距離
    離れた両端にそれぞれ結合窓が取付けられ、上記各アイ
    リス板の中央にそれぞれ先端が円錐または円錐台形状の
    一対の放電用電極が配置され、管内にAr等の不活性ガス
    とNH3、H2O等の電離イオンの再結合を促進するガスが封
    入されてなる切換放電管において、 導波管の一方の側壁の2つのアイリス板の間の中央部の
    位置に設けられた貫通穴に、板状またはキャップ状の封
    止部材を取付け、その内面側に放射性物質が取付けられ
    た基板が固定されて低温ろう材により接着されたことを
    特徴とする切換放電管。
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