JP2511981Y2 - 赤外線発光装置 - Google Patents
赤外線発光装置Info
- Publication number
- JP2511981Y2 JP2511981Y2 JP1988047319U JP4731988U JP2511981Y2 JP 2511981 Y2 JP2511981 Y2 JP 2511981Y2 JP 1988047319 U JP1988047319 U JP 1988047319U JP 4731988 U JP4731988 U JP 4731988U JP 2511981 Y2 JP2511981 Y2 JP 2511981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flare
- aircraft
- light emitting
- emitting device
- infrared light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、赤外線追尾飛翔体の航空機の追尾を妨害す
る赤外線発光装置に関する。
る赤外線発光装置に関する。
［従来の技術］ 赤外線追尾方式の飛翔体に追尾される航空機が自機の
追尾を妨害するために用いる赤外線発光装置（以下「フ
レア」と略称する）として、従来は第４図に示すような
直方体形状をしている。このフレア１は、航空機が赤外
線追尾飛翔体に追尾された場合に航空機より射出され、
一時的に航空機に比して高い赤外線放射を行なうことに
よって上記赤外線追尾飛翔体が航空機を追尾するのを妨
害するものである。
追尾を妨害するために用いる赤外線発光装置（以下「フ
レア」と略称する）として、従来は第４図に示すような
直方体形状をしている。このフレア１は、航空機が赤外
線追尾飛翔体に追尾された場合に航空機より射出され、
一時的に航空機に比して高い赤外線放射を行なうことに
よって上記赤外線追尾飛翔体が航空機を追尾するのを妨
害するものである。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら上記航空機から射出されたフレア１の速
度は、第５図に示すように初期速度が航空機の飛行速度
と射出速度との合成速度であり、以後減速しながら落下
していくものとなる。また、一般的にフレア１はフレア
１の速度に対して第６図に示す特性を有し、高速である
ほど赤外線放射強度が小さいので、フレア１が燃焼して
いる射出直度からの数秒間は赤外線追尾飛翔体の妨害を
行なう効果が著しく低い。
度は、第５図に示すように初期速度が航空機の飛行速度
と射出速度との合成速度であり、以後減速しながら落下
していくものとなる。また、一般的にフレア１はフレア
１の速度に対して第６図に示す特性を有し、高速である
ほど赤外線放射強度が小さいので、フレア１が燃焼して
いる射出直度からの数秒間は赤外線追尾飛翔体の妨害を
行なう効果が著しく低い。
本考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
射出直後であっても充分赤外線放射特性が高く、確実に
赤外線追尾飛翔体による航空機の追尾を妨害することの
可能な赤外線発光装置を提供することを目的とする。
射出直後であっても充分赤外線放射特性が高く、確実に
赤外線追尾飛翔体による航空機の追尾を妨害することの
可能な赤外線発光装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段及び作用］ 本考案は、フレアカートリッジの表面形状を凹状とす
る、フレアを射出後に空気抵抗を増加させる抵抗増加体
をフレアカートリッジに取付ける等の手段によってフレ
アの空気抵抗を増大させ、射出後のフレアの落下速度を
低下させて赤外線放射強度が著しく低下しないようにす
るものである。
る、フレアを射出後に空気抵抗を増加させる抵抗増加体
をフレアカートリッジに取付ける等の手段によってフレ
アの空気抵抗を増大させ、射出後のフレアの落下速度を
低下させて赤外線放射強度が著しく低下しないようにす
るものである。
［実施例］ 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。第１
図（ａ）は第１実施例の外観構成を示すものである。同
図（ａ）で示すフレアカートリッジ２には、各表面にへ
こみ３が形成される。このフレアカートリッジ２の断面
は第１図（ｂ）に示すようになる。
図（ａ）は第１実施例の外観構成を示すものである。同
図（ａ）で示すフレアカートリッジ２には、各表面にへ
こみ３が形成される。このフレアカートリッジ２の断面
は第１図（ｂ）に示すようになる。
上記の如き形状とすれば、従来の単なる直方体形状の
フレアカートリッジに比して空気抵抗を約1.1〜1.2倍に
増加させることができ、フレア燃焼期間中の赤外線の放
射強度を約1.1〜1.2倍とすることができる。
フレアカートリッジに比して空気抵抗を約1.1〜1.2倍に
増加させることができ、フレア燃焼期間中の赤外線の放
射強度を約1.1〜1.2倍とすることができる。
次に第２図により第２実施例を説明する。第２図
（ａ）はその外観構成を示すもので、各外表面が凹状と
なるよう、フレアカートリッジ４の面端部に突出部５を
設けたものである。したがって、このフレアカートリッ
ジ４の断面は第２図（ｂ）に示すように井字状となる。
（ａ）はその外観構成を示すもので、各外表面が凹状と
なるよう、フレアカートリッジ４の面端部に突出部５を
設けたものである。したがって、このフレアカートリッ
ジ４の断面は第２図（ｂ）に示すように井字状となる。
上記の如き形状とすれば、従来の単なる直方体形状の
フレアカートリッジに比して空気抵抗で約1.1〜1.2倍、
フレア燃焼期間中の赤外線の放射強度を約1.1〜1.2倍と
することができる。
フレアカートリッジに比して空気抵抗で約1.1〜1.2倍、
フレア燃焼期間中の赤外線の放射強度を約1.1〜1.2倍と
することができる。
また、第３図は第３実施例を説明するものである。同
図でフレアカートリッジ６の一端部に一対の抵抗増加体
７が取付けられる。この抵抗増加体７は、ヒンジ８によ
り回動し、航空機搭載時にはフレアカートリッジ６表面
に重なるように収納され、フレアを射出した際にこのヒ
ンジ８を軸として図中に矢印Ａで示すように開いた状態
とされる。この抵抗増加体７の開傘は図示しないバネ等
によって行なわれ、射出後は落下時の空気力によってこ
の開傘状態が維持される。
図でフレアカートリッジ６の一端部に一対の抵抗増加体
７が取付けられる。この抵抗増加体７は、ヒンジ８によ
り回動し、航空機搭載時にはフレアカートリッジ６表面
に重なるように収納され、フレアを射出した際にこのヒ
ンジ８を軸として図中に矢印Ａで示すように開いた状態
とされる。この抵抗増加体７の開傘は図示しないバネ等
によって行なわれ、射出後は落下時の空気力によってこ
の開傘状態が維持される。
このような構成によれば、従来の直方体形状のフレア
カートリッジに比して空気抵抗で約５〜10倍、フレア燃
焼期間中の赤外線の放射強度を約３〜６倍とすることが
できる。
カートリッジに比して空気抵抗で約５〜10倍、フレア燃
焼期間中の赤外線の放射強度を約３〜６倍とすることが
できる。
［考案の効果］ 以上詳記した如く本考案によれば、射出後落下時の空
気抵抗を大きくし、燃焼期間中の減速性能を増して射出
直後であっても充分赤外線放射特性を高め、充分に赤外
線追尾飛翔体による航空機の追尾を妨害することの可能
な赤外線発光装置を提供することができる。
気抵抗を大きくし、燃焼期間中の減速性能を増して射出
直後であっても充分赤外線放射特性を高め、充分に赤外
線追尾飛翔体による航空機の追尾を妨害することの可能
な赤外線発光装置を提供することができる。
第１図乃至第３図は本考案の実施例を示すもので、第１
図（ａ）は第１実施例の外観構成を示す斜視図、第１図
（ｂ）は同図（ａ）の断面形状を示す図、第２図（ａ）
は第２実施例の外観構成を示す斜視図、第２図（ｂ）は
同図（ａ）の断面形状を示す図、第３図は第３実施例の
外観構成を示す斜視図、第４図は従来のフレアカートリ
ッジの外観形状を示す斜視図、第５図は第４図のフレア
カートリッジによる射出後の落下速度を示す図、第６図
は落下速度と赤外線放射強度との相関を示す図である。 1,2,4,6……フレアカートリッジ、３……へこみ、５…
…突出部、７……抵抗増加体、８……ヒンジ。
図（ａ）は第１実施例の外観構成を示す斜視図、第１図
（ｂ）は同図（ａ）の断面形状を示す図、第２図（ａ）
は第２実施例の外観構成を示す斜視図、第２図（ｂ）は
同図（ａ）の断面形状を示す図、第３図は第３実施例の
外観構成を示す斜視図、第４図は従来のフレアカートリ
ッジの外観形状を示す斜視図、第５図は第４図のフレア
カートリッジによる射出後の落下速度を示す図、第６図
は落下速度と赤外線放射強度との相関を示す図である。 1,2,4,6……フレアカートリッジ、３……へこみ、５…
…突出部、７……抵抗増加体、８……ヒンジ。
Claims (1)
- 【請求項１】カートリッジ本体の外表部に射出後落下時
の空気抵抗増大形状を有したことを特徴とする赤外線発
光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988047319U JP2511981Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 赤外線発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988047319U JP2511981Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 赤外線発光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151091U JPH01151091U (ja) | 1989-10-18 |
| JP2511981Y2 true JP2511981Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31273535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988047319U Expired - Lifetime JP2511981Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 赤外線発光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511981Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP1988047319U patent/JP2511981Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151091U (ja) | 1989-10-18 |
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