JP2511338B2 - 中央車線の走行方向表示方法 - Google Patents

中央車線の走行方向表示方法

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JP2511338B2
JP2511338B2 JP3181608A JP18160891A JP2511338B2 JP 2511338 B2 JP2511338 B2 JP 2511338B2 JP 3181608 A JP3181608 A JP 3181608A JP 18160891 A JP18160891 A JP 18160891A JP 2511338 B2 JP2511338 B2 JP 2511338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下車線の走行量に
よって走行量の多い方向の車線として中央車線を車線変
更する場合の、中央車線の走行方向表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上下の走行量に大きな相違がある場合、
走行量のアンバランスを是正し走行量の多い方向の流れ
を円滑にするために、中央車線の走行方向を変更するこ
とがある。この場合、禁止された方向に一台でも走行す
ると(逆走すると)、正面衝突の危険がある。そのた
め、逆走を禁じて正面衝突を避けるために、中央車線の
走行方向を確実に表示して認識させなければならない。
【0003】従来は、中央車線の入口サイド、出口サイ
ドのポ−ル、ブリッジ等に信号機を設けている。そし
て、中央車線の走行の許されるサイド(入口サイド)で
信号機の青信号を点灯させるとともに、走行の許されな
いサイド(出口サイド)で進入禁止の赤信号を点灯させ
ている。
【0004】進入禁止の赤信号は、たとえば進入禁止の
交通標識(赤地の円に白い線を一本横に引いたもの)に
似せた赤信号または白い横線のない通常の赤信号とされ
る。
【0005】また、中央車線が長ければ、入口、出口の
途中にも入口、出口と同様な信号機を設け、青信号、進
入禁止の赤信号を中央車線の走行方向に合わせて点滅さ
せている。
【0006】このような方法によれば、中央車線の入
口、出口、中間地点のいずれにおいても、信号機の信号
を見ることによって、中心車線の走行方向が確認でき
る。そのため、中央車線に誤って入って逆走することも
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中間地点に信
号機があってもかなり距離を置いて設けられており、中
間地点の信号機が常に認識できるとはかぎらない。その
ため、中央車線が空いていると、信号機に注意を払うこ
となく車線変更して、本来走行できない中央車線に誤っ
て入り込み、逆走する虞れがある。
【0008】上下4車線のように車線総数が偶数で上下
の車線数が同数(2車線づつ)であれば、走行が許され
ることを確認しなければ3本目の車線に入ることはな
く、逆走は生じ難い。
【0009】しかしながら、車線総数が偶数でなく、奇
数、たとえば3本であれば、中央車線が空いていると走
行の可否を確認することなく、中央車線に入りやすい。
特に、旅行先のように、走り慣れない地域をおいては、
3本の車線のうちの中央車線が空いていれば、さほど注
意することなく、中央車線に入ることが多い。
【0010】このような場合、走行量のアンバランスに
よって走行方向の切り換えられる中央車線であれば、逆
走となり、正面衝突の惨事を招きかねない。
【0011】この発明は、中央車線の中間地点での逆走
を防止した中央車線の走行方向表示方法の提供を目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、識別灯が、中央車線の全線にわ
たって両縁線に、車の走行を妨げない程度に先端を露出
して埋設されている。識別灯は、多角形、たとえば、菱
形とされ、露出部分の4つの面で、青信号、進入禁止の
赤信号を点滅させて、走行の可否を表示している。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、車線数を3、左車線12
-1、中央車線12-2を上り車線、右車線12-3を下り車線と
する場合を仮定する。この発明では、無数の識別灯14
が、3本の車線(12-1 〜12-3) の中央車線12-2の全線に
わたって縁線15上に適当な間隔で埋設されている。
【0015】識別灯14の間隔は、走行する車から容易に
確認できるものであればよく、通常、10〜20m もあれば
よい。しかし、渋滞したときの車線変更を考慮すれば、
5m程度とすることが好ましい。
【0016】識別灯14として、たとえば、優先道路と一
般道路との交差点中央に埋設された公知の優先道路識別
灯を転用できる。ここで、公知の優先道路識別灯は正方
形とされ、車の走行を妨げない程度に露出させて、四つ
角の中央に埋設され、優先道路サイドで黄色信号が点滅
し、一般道路サイドで赤信号が点滅するようになってい
る。車の走行を妨げない程度とは、ハンドルを取られそ
うになったり、乗り上げるときのショックがさほど大き
くない程度をいい、最大で4〜5cm とされる。
【0017】識別灯14は、たとえば、優先道路識別灯
と同様に、正方形とされ、車の走行を妨げない程度に露
出して中央車線の縁線15上に埋設される。識別灯14
は、その対向面を中央車線12−2に直交して埋設され
る。
【0018】表示灯14はその露出部分に青信号14-1、進
入禁止の赤信号14-2の組合せを四面にそれぞれ有して構
成されている。進入禁止の赤信号14-2は、進入禁止の交
通標識(赤地の円に白い線を一本横に引いたもの)に似
せた赤信号または白い横線のない通常の赤信号とされ
る。実施例では、図2に示すように、進入禁止の交通標
識に似せた赤信号14-2を採用している。
【0019】識別灯14の露出高さが、車の走行を妨げな
い4〜5cm 程度とされるため、識別灯を十分露出できな
い。そのため、青信号14-1、進入禁止の赤信号14-2を小
さくせざるを得ず、認識し難い。従って、認識を助ける
ように、青信号14-1、進入禁止の赤信号14-2は図示のよ
うに、交互に複数設けたり、たとえば、多数の青信号14
-1を右半部に、多数の進入禁止の赤信号14-2を左半部に
集中して配設するとよい。
【0020】青信号14-1、進入禁止の赤信号14-2は、点
灯よりも点滅させたほうが、容易に認識でき、特に、ビ
−ム状に点滅させるとよい。
【0021】このような識別灯14は、中央車線12-2の全
線にわたって埋設でき、費用もさほど高価にならない。
【0022】そして、上り車線サイドつまり図1の矢視
1、2 方向から、識別灯の青信号14-1の点滅が見え、下り
車線サイドつまり走行の禁止される中央車線の矢視3 方
向と下り車線の4 方向から、進入禁止の赤信号14-2の点
滅が見えるように、識別灯14の接する2面を青信号また
は赤信号で点滅させる。つまり、識別灯の面16-1、16-2
で青信号が点滅され、面16-3、16-4 で進入禁止の赤信号
14-2が点滅される。
【0023】また、中央車線12-2の入口サイド、出口サ
イドのポ−ル、ブリッジ等に信号機を設け、図1に想像
線で示すように、入口サイドで信号機の青信号18-1を点
灯させるとともに、出口サイドで進入禁止の赤信号18-2
を点灯させている。
【0024】上記のようにこの発明においては、上り車
線12−1からは、中央車線12−2の入口で信号機の
青信号18−1を見て、中央車線での走行が許されてい
ることを認識できる。そして、中央車線12−2の入口
で直ちに車線変更できる。
【0025】また、入口での青信号18-1に気付かず車線
12-1を走行していても、識別灯14の面16-1、16-2 の青信
号14-1の点滅が車線12-1から容易に認識できる。そのた
め、中央車線での走行が許されることを直ちに認識で
き、中間地点においても、安心して車線変更できる。
【0026】他方、下り車線12−3においては、中央
車線12−2の出口での進入禁止の赤信号18−2で中
央車線への進入が禁止されていることを認識し、中央車
線に進入することはない。
【0027】中間地点の走行中において、下り車線14
−3からは、識別灯の面16−1、16−2の青信号は
見えず、面16−3、16−4の進入禁止の赤信号14
−2のみが見える。そのため、中央車線12−2がすい
ていても、進入禁止の赤信号14−2で車線変更のでき
ないことを直ちに認識する。そのため、中間地点におい
ても、下り車線12−3から中央車線12−2への車線
変更が防止され、逆走が阻止される。
【0028】このように、この発明では、どちらの車線
12-1、12-3 からも識別灯14の信号が容易に見え、点滅す
る識別灯の信号から、中央車線12-2が上りか下りか容易
に確認でき、中間地点での逆走が確実に防止できる。
【0029】識別灯を正方形とした上記実施例では、車
線12が左右にカ−ブしていると、カ−ブの状態によって
は、識別灯の面16-2が見えてはならない車線12-3から見
え、面16-4が車線12-1から見えることもある。
【0030】この場合には、識別灯を菱形とし、この菱
形の識別灯114の対向面16-1、16-3を中央車線14-2に直交
して配置すればよい(図3、4参照)。こうすれば、面
16-2は車線12-1からよく見え、車線12-3から全く見え
ず、面16-4はその逆になり、青信号14-1、進入禁止の赤
信号14-2の誤認が十分に防止できる。
【0031】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
【0032】たとえば、実施例では、識別灯14、114は正
方形、菱形となっているが、誤認を生じない形状であれ
ば足り、長方形、六角形 八角形等適当な多角形、円
形、楕円形としてもよい。
【0033】また、識別灯14、114の面16-1、16-4 を斜面
としたり、上面にソ−ラ−プレ−トを埋設してもよい。
【0034】
【発明の効果】上記のように、この発明によれば、上下
どちらの車線からも識別灯の信号が容易に見えるため、
中央車線が上りか下りか容易に確認でき、中間地点での
逆走が確実に防止できる。
【0035】そして、中央車線の縁線に沿って適当な間
隔で識別灯を埋設すればよく、さほど費用を要しないで
実施できる。
【0036】識別灯を菱形とすれば、逆サイドの面が隠
され、識別灯の対応する面のみが見えるため、カ−ブの
連続する車線においても、青信号、進入禁止の赤信号の
誤認が十分に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の中央車線の走行方向表示方法を説明
するための3車線の道路の概略平面図である。
【図2】車線の縁線方向から見た識別灯の正面図であ
る。
【図3】菱形の識別灯の平面図である。
【図4】車線の縁線方向から見た菱形の識別灯の正面図
である。
【符号の説明】
12 車線 12-1 上り車線 12-2 上り車線に車線変更された中央車線 12-3 下り車線 14、114 識別灯 14-1 識別灯の青信号 14-2 識別灯の進入禁止の赤信号 15 車線の縁線 16-1〜16-4 識別灯の4面 18-1 出入口の信号機の青信号 18-2 出入口の信号機の進入禁止の赤信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車の走行量に応じて走行方向を変更する
    中央車線の入口サイド、出口サイドでポール、ブリッジ
    等に信号機を設け、青信号、侵入禁止の赤の信号を点灯
    して上下車線からの進入の可否を表示し、 入口、出口間の全線にわたって、中央車線の両縁線に沿
    って、車の走行を妨げない程度に先端の露出した多角形
    の識別灯を埋設し、その露出部分の面で走行可能のサイ
    ドから認識可能に青信号を、走行不可のサイドから認識
    可能に進入禁止の赤の信号をそれぞれ点滅して中間地点
    における走行の可否を表示した中央車線の走行方向表示
    方法。
  2. 【請求項2】 対向辺を中央車線に直交させて菱形の識
    別灯を埋設し、中央車線の走行可能なサイドおよび中央
    車線と同一の走行方向の車線サイドから見える識別灯の
    隣接する2面で青信号を点滅し、中央車線の走行不可の
    サイドおよび中央車線の走行方向と逆方向の車線サイド
    から見える識別灯の残る2面で進入禁止の赤信号を点滅
    させた請求項1記載の中央車線の走行方向表示方法。
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CN106638352A (zh) * 2016-05-16 2017-05-10 巴铁科技发展有限公司 一种引导车辆安全行驶的方法及其路面信号系统

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