JP2511002B2 - プリンタにおける活字輪の初期化方法 - Google Patents

プリンタにおける活字輪の初期化方法

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JP2511002B2 JP61230150A JP23015086A JP2511002B2 JP 2511002 B2 JP2511002 B2 JP 2511002B2 JP 61230150 A JP61230150 A JP 61230150A JP 23015086 A JP23015086 A JP 23015086A JP 2511002 B2 JP2511002 B2 JP 2511002B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタにおいて外周面に複数の活字体が
形成された活字輪を所定の位置に位置せしめてプリンタ
を起動するためのプリンタにおける活字輪の初期化方法
に関する。
〔従来の技術〕
前述した活字輪を用いたプリンタは、一般に活字輪を
一方向にのみ回転し得るように配設するとともに、検出
部がセンサに対向することによりセンサからパルスが出
力されるセンサ板を前記活字輪と同軸的に配設し、前記
検出部を、円周方向に等間隔に連設され前記各活字体に
対応する複数の主検出部より構成された活字位置検出用
の検出部と、プリンタの動作終了(モータへの通電をし
ゃ断する時期)を知らせるためのエンドパルスを発生す
るための検出部とを備え、前記活字輪を、前記センサ板
の各主検出部を前記センサに対向することによりセンサ
から出力されるパルスにより所定位置に停止せしめ印字
を行ない、前記エンドパルス検出部より出力されるパル
スにより、プリンタの動作を終了している(モータの通
電をしゃ断している)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前述したプリンタにおいては、初期化を行
なうためには活字位置検出用の主検出部とは独立したエ
ンドパルス検出部を必要とし、したがって機構が複雑で
あり、しかも高価な検出装置を2個も用いなければなら
ない。
本発明は、このような点に鑑み、活字輪を所定の回転
位置に位置せしめて正確な印字を行ない得るようにした
プリンタにおける活字輪の初期化方法を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一方向に回転可能に配設された活字軸と、
この活字軸に嵌装され外周面に複数の活字体が形成され
た活字輪と、前記活字軸と同期して同じく一方向に回転
可能に配設されたカム軸と、このカム軸に一体的に回転
するように嵌着され検出部がセンサに対向することによ
りセンサからパルスが出力されるセンサ板と、前記カム
軸の回転を前記活字軸に伝達するように構成した伝達機
構とを有し、前記センサ板の検出部を、円周方向に等間
隔に連設され前記各活字体に対応する複数の主検出部
と、末端の主検出部から主検出部間の間隔の2倍以上の
間隔を隔てて配設された初期位置検出用のエンド検出部
とにより構成し、前記活字輪を、前記センサ板の各主検
出部を前記センサに対向することによりセンサから出力
されるパルスにより所定位置に停止せしめ印字を行なう
ようにしたプリンタにおいて、前記伝達機構により前記
カム軸の1回転に対し前記活字軸を2回転するように設
定しておき、前記センサ板を回転して前記センサから出
力された複数のパルスをカウントして最小のパルス間隔
を計測し、この最小のパルス間隔の2倍の間隔以内の間
隔のパルスを少なくとも1回カウントし、さらに前記最
小のパルス間隔の2倍の間隔の間パルスをカウントしな
かった直後にカウントしたパルスを前記エンド検出部が
センサに対向して出力したパルスと認定し、前記活字輪
およびセンサ板を停止させることを特徴としている。
〔作 用〕
本発明によれば、まず複数のパルスをカウントして最
小のパルス間隔すなわち主検出部の間隔を計測し、つぎ
に、最小のパルス間隔の2倍の間隔以内の間隔のパルス
を少なくとも1回カウントして、誤差を考慮した上で再
度主検出部の存在を確認する。さらに、最小のパルス間
隔の2倍の間隔の間パルスをカウントしないことにより
主検出部がもはや存在しないことを確認し、その直後に
カウントしたパルスをエンド検出部がセンサに対向して
出力したパルスとを間違いなく認定し、その活字輪およ
びセンサ板を初期位置において停止することにより活字
輪を初期化するようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第2図は本発明に係る活字輪の初期化方法を実施する
ためのプリンタの概略を示すものであり、活字軸1に
は、例えば18桁の文字、数字記号等の活字を印字するた
めに18組の活字輪2,2…が軸方向に並列状態にして嵌装
されている。各活字輪2はほぼ円板状をなしており、そ
の外周面には、例えば12個の活字体3,3…が形成されて
いる。また、前記活字軸1の前方には、この活字軸1と
平行なハンマ軸4が配設され、このハンマ軸4には、間
隔を隔てて1対のブラケット5,5が円周方向の同方向に
突出するように突設されており、両ブラケット5,5に
は、長尺丸棒状のハンマ6が横架されている。このハン
マ6は、ハンマ軸4の矢印方向の回転により各活字輪2
に圧接し、各活字輪2のハンマ6に対向している活字体
3の活字を用いてこのハンマ6および活字輪2間に挟持
した図示しない用紙に印字を行なうようになっている。
前記活字軸1の後方には、所望の活字体3を前記ハン
マ6に対向させた状態において活字輪2をロックするた
めの図示しない選択爪を制御するためのカムを備えたカ
ム軸7が活字軸1と平行に配設されており、このカム軸
7と前記活字軸1の端部には相互に噛合し伝達機構を構
成する伝達歯車8,伝達歯車9が嵌着されている。さら
に、前記カム軸7は、図示しない駆動源により矢印方向
に回転されるようになっており、両伝達歯車8、伝達歯
車9によりこのカム軸7の回転が活字軸1に伝達され、
カム軸7の1回転に対し活字軸1は矢印方向に2回転さ
れるようになっている。なお、活字軸1が1回の印字に
おいて2回転するのは、最初の1回転で各活字輪2の所
望の活字体3を設定し、つぎの1回転で印字後の各活字
輪2の初期化を行なうためである。
前記カム軸7の端部には円板状のセンサ板10がこのカ
ム軸7と一体的に回転し得るように嵌着されており、こ
のセンサ板10の外周縁部には、前記両活字輪2,2の活字
体3,3の合計数たる24個の主検出部たるスリット11,11…
が円周方向に等間隔に形成されている。また、このセン
サ板10の回転方向における後端のスリット11に隣接して
同じく主検出部たるスリット12がスリット11,11の間隔
と等間隔をもって形成されている。そして、これらのス
リット11の先端のものと前記スリット12とのなす角度θ
は約130度とされている。さらに、前記センサ板10の回
転方向においてスリット12の後方には約200度の角度を
隔てて初期位置検出用のスリット13が形成されている。
一方、前記センサ板10の両側には、センサの一例として
の光センサ14の発光器14Aおよび受光器14Bが配設されて
おり、このうちの発光器14Aはセンサ板10方向に光を照
射するようになっている。そして、この発光器14Aから
の光は前記各スリット11,12,13がこの発光器14Aに対向
すると各スリット11,12,13を透過して前記受光器14Bに
達し、受光器14Bからパルスが出力されるようになって
いる。なお、この受光器14Bからのパルスは、プリンタ
の抑制を行なう制御部15に入力され、この制御部15にお
いて種々の制御が行なわれるようになっている。
つぎに前述した構成に基づいて本発明の方法の実施例
について説明する。
まず、プリンタを起動するためのにステップST1で示
すように電源を投入すると、この状態において活字輪2
およびセンサ板10がどのような状態において停止してい
るのか定かでないため、誤印字を阻止するため初期化が
行なわれ、ステップST2で示すようにカム軸7を回転駆
動するための図示しないモータのような駆動源が起動さ
れ、カム軸7と両伝達歯車8,9を介して連結されている
活字軸1も同期的に回転駆動される。そして、センサ板
10の回転に伴ない光センサ14の発光器14Aからセンサ板1
0方向に照射される光が各スリット11,12,13を透過して
受光器14Bに到達する際に発生する10個のパルスを順次
受光器14Bから制御部15に出力すると、制御部15がこの1
0個のパルスをカウントしてこの10個のパルスによる9
個のパルス間隔のうちから最小のパルス間隔(t0)を計
測する(ステップST3)。この最小のパルス間隔(t0
は前記スリット11およびスリット12におけるパルス間隔
にほかならない。つぎに、ステップST4に示すように、
前述した10個のパルスに続いて受光器14Bから出力され
たパルスによるパルス間隔のうちパルス間隔が最小のパ
ルス間隔(t0)の2倍すなわち2×t0以内のものを制御
部15において少なくとも1つ確認する。スリット12とス
リット13の間隔およびスリット13とスリット11の間隔は
ともに2×t0以上であるため、ステップST4により、9
個のパルス間隔を計測するための10個目のパルスがスリ
ット13より検出された場合でもつぎのスリット11をエン
ドパルス(スリット13)と誤認しないようにするため、
スリット11およびスリット12を介して形成されているパ
ルスによるパルス間隔の存在を確認するための作業を行
なう。その後、ステップST5に示すように、制御部15が
2×t0以上の間の受光器14Bからのパルスが入力されな
かったことを確認して、主検出部を構成する各スリット
11およびスリット12が既に発光器14Aに対向する位置を
通過してしまったことを認識する。そして、その後、最
初に受光器14Bから制御部15に出力されたパルスがスリ
ット13を介して形成されたパルスと認定し、初期化を完
了して駆動源を停止し(ステップST6)、実際の印字作
業に対し待機状態となる(ステップST7)。
そして、実際の印字作業においては、認定した数字等
に対応するスリット11が光センサ14の発光器14Aに対向
して受光器14Bからパルスが出力されると、図示しない
ソレノイドが付勢されて設定した数字等の活字体3がハ
ンマ6に対向する位置において図示しない選択爪の作用
により活字体3の回転を拘束する。そして、対応するス
リット11の次位のスリット11を介して形成されたパルス
が受光器14Bから出力されるとソレノイドは消勢され
る。なお、前記スリット12は、末端のスリット11により
付勢されたソレノイドを消勢するためのものである。
このようにして各活字輪2の所定の活字体3がハンマ
6に対向したら、ハンマ軸4を1回転してハンマ6を各
活字輪2の活字体3に圧接し、活字輪2およびハンマ6
間に図示しない用紙を挟持して用紙への印字を行なう。
前述した実施例によれば、初期位置検出用のスリット
13を正確に検出して活字輪2およびセンサ板10の初期化
を行なうことができるので、活字輪2およびセンサ板10
がいかなる状態で停止していようと次回の印字時には正
確な印字を行なうことができる。また、本実施例におい
ては、カム軸7にセンサ板10が取付けられており、この
カム軸7は1回の印字で1回転しかしないので、活字軸
1にセンサ板10が取付けられていた従来のものにおいて
は、2回目の不要なパルスを無視するかあるいは、遮断
しなければならなかったのに対し、無駄なパルスが発生
しない利点がある。
なお、前述した実施例においては、センサ板10の検出
部をスリット11,12,13として説明したが、検出部を突起
として、突起により発光器14Aからの光を遮ることによ
りパルスを発生するように構成してもよい。また、セン
サは光センサ14に限定されるものではないし、さらに、
本発明は前述した実施例に限定されるものでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、プリンタの起動
時に活字輪を所定の回転位置に位置せしめる初期化を安
定的に行なって、正確な印字を行なうことができるし、
また、センサ板をカム軸に装着したので、無駄なパルス
を発生させずに初期化を行うことができ、制御的および
機構的に簡単にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプリンタにおける活字輪の初期化
方法の実施例を示すフローチャート図、第2図は第1図
の方法を実施するためのプリンタの概略斜視図である。 1……活字軸、2……活字輪、3……活字体、4……ハ
ンマ軸、6……ハンマ、7……カム軸、10……センサ
板、11,12,13……スリット、14……光センサ、14A……
発光器、14B……受光器、15……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に回転可能に配設された活字軸と、
    この活字軸に嵌装され外周面に複数の活字体が形成され
    た活字輪と、前記活字軸と同期して同じく一方向に回転
    可能に配設されたカム軸と、このカム軸に一体的に回転
    するように嵌着され検出部がセンサに対向することによ
    りセンサからパルスが出力されるセンサ板と、前記カム
    軸の回転を前記活字軸に伝達するように構成した伝達機
    構とを有し、前記センサ板の検出部を、円周方向に等間
    隔に連設され前記各活字体に対応する複数の主検出部
    と、末端の主検出部から主検出部間の間隔の2倍以上の
    間隔を隔てて配設された初期位置検出用のエンド検出部
    とにより構成し、前記活字輪を、前記センサ板の各主検
    出部を前記センサに対向することによりセンサから出力
    されるパルスにより所定位置に停止せしめ印字を行なう
    ようにしたプリンタにおいて、前記伝達機構により前記
    カム軸の1回転に対し前記活字軸を2回転するように設
    定しておき、前記センサ板を回転して前記センサから出
    力された複数のパルスをカウントして最小のパルス間隔
    を計測し、この最小のパルス間隔の2倍の間隔以内の間
    隔のパルスを少なくとも1回カウントし、さらに前記最
    小のパルス間隔の2倍の間隔の間パルスをカウントしな
    かった直後にカウントしたパルスを前記エンド検出部が
    センサに対向して出力したパルスと認定し、前記活字輪
    およびセンサ板を停止させることを特徴とするプリンタ
    における活字輪の初期化方法。
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