JP2510474Y2 - 土砂類などの清掃装置 - Google Patents

土砂類などの清掃装置

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JP2510474Y2 JP1990113404U JP11340490U JP2510474Y2 JP 2510474 Y2 JP2510474 Y2 JP 2510474Y2 JP 1990113404 U JP1990113404 U JP 1990113404U JP 11340490 U JP11340490 U JP 11340490U JP 2510474 Y2 JP2510474 Y2 JP 2510474Y2
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正明 猪狩
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、土砂類などの清掃装置に関し、さらに詳
しくは、清掃対象の土砂類などを掘り起こして篩別け
し、当該土砂類などの中に存在する清掃排除物のみを取
纏めて除去し得るようにした土砂類などの清掃装置に係
るものである。
〔従来の技術〕
従来から、この種の土砂類などの中に存在する清掃排
除物を除去する場合、すなわち、例えば、砂浜などの土
砂上、もしくは土砂中に遺棄された空き缶、その他のゴ
ミ類などの種々の清掃排除物を除去する場合には、一般
に人手を用いて行なうことが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような人手に頼る清掃排除物の除
去作業は、当然のことながら極めて非能率的であるばか
りか、通常では、清掃対象の範囲が砂浜などのように広
い場合が殆んどであって手間がかゝり、しかもこれらの
清掃排除物が土砂中に埋め込まれていたりすると、これ
を発見できずに取り残すこともあるなどのために、極め
て面倒でかつ厄介なものであった。
従って、この考案の目的とするところは、土砂類の中
に含まれる清掃排除物を、広範囲に亘って能率的に排除
し得るようにした、この種の土砂類などの清掃装置を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案に係る土砂類な
どの清掃装置は、主動力装置を設けたトラクター、その
他の自走可能な動力車両と、前記動力車両に牽引、もし
くは連繋されて伴走し、必要に応じて補助動力装置を搭
載する清掃車両と、前記動力車両に回動自在に連繋され
ると共に、前記主動力装置により駆動軸を介して回転駆
動される複数の掘り起しバケットを有する掘り起こしバ
ケット装置、および前記掘り起こしバケット装置により
掻き揚げられた土砂類を後段側に導くために設けられた
ガイドシュート装置と、前記清掃車両に対して回動自在
に設置され、周囲円筒面に篩い網、当該内藤内周面にコ
ンベヤとなるリードスパイラルを有し、前記主軸力装
置、もしくは必要に応じ補助動力装置により回転駆動さ
れて、前記ガイドシュート装置によって導かれる土砂類
を篩別ける篩別け回転筒装置と、前記篩別け回転筒装置
によって篩別けされた清掃排除物を処理するために設け
られた排除物処理装置とを備えることを特徴とし、 さらに、前記土砂類などの清掃装置において、前記動
力車両に対して、前記バケット装置を昇降作動可能に枢
支させ、搬送時における清掃対象の土砂類上への引き上
げ位置の確保、ならびに清掃時における土砂類への掘り
起こし深さの調整をなし得るようにしたことを特徴とし
ている。またこの考案は、さらに、前記排除物処理装置
が、前記篩別け回転筒装置によって篩別けされた清掃排
除物を移送する移送コンベヤ装置と、当該移送コンベヤ
装置によって移送される清掃排除物を受け入れる処理
袋、および当該処理袋の開口保持装置とで構成したこと
を特徴としている。またこの考案は、さらに前記ガイド
シュート装置、および篩別け回転筒装置、もしくは排除
物処理装置の少なくとも何れかの装置に、石塊などの重
量物を外部に排斥除去する排斥機構を設けたことを特徴
としている。さらに、この考案は、前記移送コンベヤ装
置が、移送受け入れ端側から移送受け渡し端側にかけて
次第に移送ピッチを狭めたスクリュウコンベヤからな
り、移送途上で清掃排除物を圧搾させて小容積化し得る
ようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
すなわち、この考案においては、自走可能な動力車両
によって清掃車両を伴走させた状態で、掘り起こしバケ
ット装置により対象の土砂類を掘り起こして掻き揚げる
ことができ、かつ掻き揚げられた土砂類をガイドシュー
ト装置から篩別け回転筒装置に供給させて篩別けし、篩
別けされた清掃排除物のみを排除物処理装置により処理
し得るのである。
また、動力車両に対してバケット装置を昇降作動可能
に枢支させるときは、搬送移動時での清掃対象の土砂類
上へのバケット装置の引き上げ、ならびに清掃作動時で
のバケット装置による土砂類の掘り起こし深さの設定が
可能になり、また、排除物処理装置を移送コンベヤ装置
と清掃排除物を受け入れる処理袋、および当該処理袋の
開口保持装置とで構成するときは、篩別け回転筒装置に
よって篩別けされた清掃排除物を処理袋に袋詰めして処
理し得る。
そして、ガイドシュート装置、および篩別け回転筒装
置、もしくは排除物処理装置の少なくとも何れかの装置
に、石塊などの重量物を外部に排斥除去する排斥機構を
設けるときは、当該重量物による装置各部の損傷を防止
できるほか、清掃排除物の処理が容易になり、さらに、
移送コンベヤ装置に移送受け入れ端側から移送受け渡し
端側にかけて次第に移送ピッチを狭めたスクリュウコン
ベヤを用いるときは、移送途上の清掃排除物を圧搾する
ことで小容積化し得て、清掃排除物の袋詰め処理を一
層、容易になる。
〔実施例〕
以下、この考案に係る土砂類などの清掃装置の実施例
につき、第1図ないし第3図を参照して詳細に説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例を適用した土砂類などの
清掃装置の概要を模式的に示す要部を縦断した構成説明
図である。
第1図の装置構成において、この実施例による土砂類
などの清掃装置は、車体12上に内燃機関、電動機などの
主動力装置13を設けた自走可能な動力車両11と、土砂類
を掘り起こして掻き揚げる掘り起こしバケット装置21
と、掻き揚げられた土砂類を導くガイドシュート装置31
と、必要に応じて車体42上に内燃機関、電動機などの補
助動力装置44を搭載する清掃車両41と、導かれた土砂類
を篩別ける篩別け回転筒装置51と、篩別けされた清掃排
除物を処理する排除物処理装置61とのそれぞれによって
構成される。
前記自走可能な動力車両11としては、一般的なトラク
ター、もしくはハンドトラクター、ないしはその他の任
意の牽引車などであればよく、この場合は、走行舵取り
を兼ねる前部の走行車輪14、および車載の主動力装置13
により適当な走行駆動系を介して駆動される後部の走行
車輪15を備えたトクラクターの構成を示しており、当該
動力車両11の後部には、同様に、主動力装置13により適
当な回転駆動系を介して駆動される回転主軸16、および
次に述べるバケット装置21の昇降調節のための扛上調整
機構17をそれぞれに有している。
前記掘り起こしバケット装置21は、図示態様から明ら
かなように、駆動軸22を中心とする同一の円周上に対し
て、所要の幅をもつ複数個の掘り起こしバケット23を取
付け固定して構成させたもので、当該バケット装着21の
それ自体は、前記動力車両11の後部側に、前記回転主軸
16の軸芯を中心として揺動自在に枢支させた可動支持ア
ーム24によって、矢印Aに示す上下方向へ昇降可能なよ
うに配置されると共に、当該回転主軸16によって、例え
ば、駆動チエン25などを用いることにより所要の速度で
矢印B方向に回転駆動し得るようになされており、かつ
一方では、別に前記扛上調整機構17によって、上下の調
整位置を確保して任意に保持できるようにされている。
前記ガイドシュート装置37は、前記掘り起こしバケッ
ト装置21における各バケット23の幅範囲を含み、かつそ
の回転軌跡に沿わせて開口した前面開口部33、および前
記扛上調整機構17によるバケット装置21の昇降作動時
に、後述する篩別け回転筒装置51との間で干渉を生じな
い形状で狭められた後面開口部34を有して、全体的には
ホッパー状に形成されたガイドシュート32からなってお
り、当該ガイドシュート装置31のそれ自体は、バケット
装置21の後方にあって、固定支持アーム35により一体的
に作動できるように固定されている。
従って、これらの動力車両11と、掘り起こしバケット
装置21、およびガイドシュート装置31とによれば、次の
ような動作、作用が得られる。
すなわち、前者の動力車両11においては、車載の主動
力装置13によって搬送移動のための自走走行、ならびに
清掃作動のための自走走行を行なうことができる。
また、後者の掘り起こしバケット装置21においては、
当該動力車両11による搬送移送時の場合にあって、回転
主軸16による各バケット23の回転駆動が停止され、かつ
扛上調整機構17によりガイドシュート装置31のガイドシ
ュート32と共々に地上面から引き上げた状態で任意に搬
送移動可能にされるのであり、かつ当該清掃作動時の場
合にあって、回転主軸16による各バケット23の回転駆動
がなされると共に、扛上調整機構17による上下昇降位置
の調整により土砂類に対する掘り込み深さが任意に加減
されて清掃稼働可能にされ、この際、ガイドシュート32
は、当該バケット装置21の上下昇降位置に協働して追従
し、同時に、各バケット23により掘り起こされて掻き揚
げられた土砂類を上下に述べる後段側へ導き出すことが
できるのである。
しかして、前記清掃車両41は、走行車輪43,43で走行
可能にされた車体42によって構成され、当該車体42上に
は、前記動力車両11と同様に、必要に応じて内燃機関、
電動機などの補助動力装置44を有しており、図に示され
ているように、動力車両11での掘り起こしバケット装置
21、およびガイドシュート装置31の後方に牽引(もしく
は連繋)されて伴走し、当該車体42上には、篩別け回転
筒装置51と、排除物処理装置61とのそれぞれが搭載され
ている。
前記篩別け回転筒装置51は、所要直径、ならびに長さ
の円筒状骨体上にあって、周囲円当面に篩い網52を張設
し、かつ円筒内周面にコンベアとなるリードスパイラル
53を捲設して構成され、前記車体42の前方に適当な受支
機構54で回転可能に受支されると共に、前方開口から
は、前記ガイドシュート装置31でのガイドシュート32の
狭められた後面開口部34の少なくとも下方部分を、当該
ガイドシュート32の上下昇降調節によっても干渉を生ず
ることのないようにして受け入れ、かつ後方開口には、
後段の排除物処理装置61への円滑な移送を可能にするた
めに下部のみを開口した仕切り板55を配設してあり、当
該篩別け回転筒装置51は、前記動力車両11に車載の主動
力装置13によって適宜に回転駆動されるか、あるいはま
た、図に示されているように、前記清掃車両41に車載の
補助動力装置44により、例えば、クラウンラックギヤ・
ピニオンギヤの組み合せなどで回転駆動されるようにな
っている。
前記排除物処理装置61としては、後述するように、前
記篩別け回転筒装置51によって篩別けされた清掃排除物
を除去処理し得る手段であれば、任意の手段、構成を採
用してよいが、この実施例の場合は、図に示されている
ように、清掃排除物の移送用バケットコンベヤ(エレベ
ータコンベヤ)装置62と、当該清掃排除物を袋詰め処理
する処理袋66、および清掃排除物を受け入れ易いよう
に、当該処理袋66を開口して保持する開口保持装置67と
で構成しており、前記移送用バケットコンベヤ装置62の
エンドレスにされたバケット列63は、コンベヤ筐体64内
にあって、前記と同様に、主動力装置13、もしくは補助
動力装置44により、前記篩別け回転筒装置51と同期して
回転駆動され、かつコンベヤ筐体64の上昇端側方には、
前記処理袋66の開口に臨ませたホッパー65を設けてあ
る。
従って、これらの清掃車両41に搭載される篩別け回転
筒装置51と、排除物処理装置61とによれば、次のような
動力、作用が得られる。
すなわち、前者の篩別け回転筒装置51においては、前
記ガイドシュート装置31でのガイドシュート32を経た土
砂類が、回転駆動されている篩別け回転筒内に前方側か
ら供給され、円筒内周面のリードスパイラル53によって
次第に後方側へ給送され、当該給送の過程で、篩い網52
により篩い別けされて、当該網のメッシュ対応に排除対
象とはならない土砂類のみが再度、地上面に落下して戻
されると共に、後部に至って、篩い別けられた排除対象
の清掃排除物、例えば、空き缶とかその他のゴミなど
が、仕切り板55の下部開口から後段の排除物処理装置6
1、こゝでは移送用バケットコンベヤ装置62に移送され
る。
そして、前記移送用バケットコンベヤ装置62において
は、回転駆動されているエンドレス状のバケット列63に
受け入れられ、かつ上方に搬送された上でホッパー65内
に放出され、当該ホッパー65を通して開口保持装置67に
より開口保持されている処理袋66内に収容されるのであ
り、所要量の清掃排除物を収容した時点で、この処理袋
66を取り除き当該清掃処理物を袋詰め処理するように
し、新たな処理袋66を開口保持装置67にセットして、以
上の操作を継続するのである。
このようにして、掘り起こされた土砂類などを篩い別
けすることにより、当該土砂類中に存在している清掃排
除物を初期通り選択的に排除し得るのである。
またこゝで、前記清掃排除物の除去過程においては、
掘り起こしバケット装置21により掘り起こされ、かつ掻
き揚げられる土砂類中に、比較的硬質で重量のある石塊
などが含まれていると、後段での移送篩い別け時点で該
当の装置構成を損壊する惧れがあり、かつ袋詰め処理に
困難を生ずる場合がある。そこで、この実施例構成で
は、前記ガイドシュート装置31を含んだ後段側の各装
置、つまり、篩別け回転筒装置51、および排除物処理装
置61としての移送用バケットコンベヤ装置62に対して当
該石塊などの重量物の排斥機構を設置するのが望まし
い。
前記排斥機構の一例として、この実施例においては、
第2図に示されているように、前記ガイドシュート装置
31のガイドシュート32に対して該当する排斥機構71を設
ける。当該排斥機構71は、ガイドシュート32での下部側
の一部を開閉自在な排斥72とし、かつこの排斥扉72自体
を制御重量に対応した牽引力のバネ73によって、常時、
閉扉位置を保持し得るように構成すればよく、この構成
の排斥機構71では、石塊などの重量物が通過する時点
で、当該対象重量物を排斥扉72の自動的な開扉により外
部に排斥して除去することができるのである。
また一方では、この清掃装置を一般的に嵩高であり得
る清掃排除物の処理に適用する場合、つまり例えば、最
近、問題視されている土砂中に放棄された空き缶などの
回収処理に役立たせる場合には、嵩高で比較的大きな容
積を占める清掃排除物を、一旦、圧搾して比較的小容積
にした上で袋詰め処理することが望ましい。
このような小容積化処理のために、この実施例構成で
は、前記排除物処理装置61としての移送用バケットコン
ベヤ装置62に代えて、第3図に示されている移送用スク
リュウコンベヤ装置81を用いる。当該移送用スクリュウ
コンベヤ装置81においては、その移送用スクリュウ82と
して、移送受け入れ端である仕切り板55の下方開口側か
ら、移送受け渡し端であるホッパー65側にかけて次第に
移送ピッチを狭めたスクリュウリードにすることによ
り、その移送途上でこのときの移送物である清掃排除物
を圧縮させて小容積化させることができるのである。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案の清掃装置によれば、
内燃機関、電動機などの主動力装置を設けたトラクタ
ー、その他の牽引車などの自走可能な動力車両と、動力
車両に牽引、もしくは連繋されて伴走し、必要に応じて
内燃機関、電動機などの補助動力装置を搭載する清掃車
両と、動力車両に回動自在に連繋されると共に、主動力
装置により駆動軸を介して回転駆動される複数の掘り起
しバケットを有する掘り起こしバケット装置、および前
記掘り起こしバケット装置により掻き揚げられた土砂類
を後段側に導くために設けられたガイドシュート装置
と、清掃車両に対して回動自在に設置され、周囲円筒面
に篩い網、当該円筒内周面にコンベヤとなるリードスパ
イラルを有して、主動力装置、もしくは必要に応じ補助
動力装置により回転駆動されて、ガイドシュート装置に
よって導かれる土砂類を篩別ける篩別け回転筒装置と、
篩別け回転筒装置によって篩別けされた清掃排除物を処
理するために設けられた排除物処理装置とを備えて構成
したから、自走可能な動力車両によって清掃車両を伴走
させた状態で、掘り起こしバケット装置により対象の土
砂類を掘り起こして掻き揚げることができると共に、掻
き揚げられた土砂類をガイドシュート装置から篩別け回
転筒装置に供給させて篩別けし、かつ篩別けされた清掃
排除物を排除物処理装置により処理することができ、こ
のようにして対象の土砂類中から清掃排除物のみを、選
択的に極めて容易に除去し得るのである。
また、この清掃装置装置において、動力車両に対し、
バケット装置を昇降作動可能に枢支させ、搬送時におけ
る清掃対象の土砂類上への引き上げ位置の確保、ならび
に清掃時における土砂類への掘り起こし深さの調整をな
し得るようにすることで、搬送移動時には、バケット装
置を引き上げて良好な搬送を容易にし、かつ清掃作動時
には、バケット装置による土砂類の掘り起こし深さを任
意に設定できる。
また、排除物処理装置として、篩別け回転筒装置によ
って篩別けされた清掃排除物を移送する移送コンベヤ装
置と、当該移送コンベヤ装置によって移送される清掃排
除物を受け入れる処理袋、および当該処理袋の開口保持
装置とで構成することで、篩別け回転筒装置によって篩
別けされた清掃排除物のみを極めて容易に処理袋に袋詰
めして処理し得る。
また、ガイドシュート装置、および篩別け回転筒装
置、もしくは排除物処理装置の少なくとも何れかの装置
に、石塊などの重量物を外部に排斥除去する排斥機構を
設けることで、当該重量物による装置各部の損傷を防止
でき、併せて、清掃排除物の処理についても容易にな
る。
さらに、移送コンベア装置として、移送受け入れ端側
から移送受け渡し端側にかけて次第に移送ピッチを狭め
たスクリュウコンベヤを用いることで、移送途上の清掃
排除物を容易に、しかも自動的に圧搾して小容積化させ
得るために、清掃排除物の袋詰め処理が一層、容易にな
るなどの優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を適用した土砂類などの清
掃装置の概要を模式的に示す要部を縦断した構成説明図
であり、また、第2図は同上排斥機構の一例を模式的に
示す部分説明図、第3図は移送用コンベヤ装置の別例を
模式的に示す構成説明図である。 11……動力車両、12……車体、13……主動力装置、14…
…操行車輪、15……駆動車輪、16……回転主軸、17……
扛上調整機構。21……掘り起こしバケット装置、22……
駆動軸、23……掘り起こしバケット、24……可動支持ア
ーム、25……駆動チエン。31……ガイドシュート装置、
32……ガイドシュート、33……前面開口部、34……後面
開口部、35……固定支持アーム。41……清掃車両、42…
…車体、43……走行車輪、44……補助動力装置。51……
篩別け回転筒装置、52……篩い網、53……リードスパイ
ラル、54……受支機構、55……仕切り板。61……排除物
処理装置、62……移送用バケットコンベヤ装置、63……
バケット列、64……コンベヤ筐体、65……ホッパー、66
……処理袋、67……開口保持装置。71……排斥機構、72
……排斥扉、73……バネ。81……移送用スクリュウコン
ベヤ装置、82……移送用スクリュウ。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主動力装置を設けたトラクター、その他の
    自走可能な動力車両と、 前記動力車両に牽引、もしくは連繋されて伴走し、必要
    に応じて補助動力装置を搭載する清掃車両と、 前記動力車両に回動自在に連繋されると共に、前記主動
    力装置により駆動軸を介して回転駆動される複数の掘り
    起こしバケットを有する掘り起こしバケット装置、およ
    び前記掘り起こしバケット装置により掻き揚げられた土
    砂類を後段側に導くために設けられたガイドシュート装
    置と、 前記清掃車両に対して回動自在に設置され、周囲円筒面
    に篩い網、当該円筒内周面にコンベヤとなるリードスパ
    イラルを有し、前記主動力装置、もしくは必要に応じ補
    助動力装置により回転駆動されて、前記ガイドシュート
    装置によって導かれる土砂類を篩別ける篩別け回転筒装
    置と、 前記篩別け回転筒装置によって篩別けされた清掃排除物
    を処理するために設けられた排除物処理装置とを備え、 かつ、前記動力車両に対して、前記バケット装置を昇降
    作動可能に枢支させ、 搬送時における清掃対象の土砂類上への引き上げ位置の
    確保、ならびに清掃時における土砂類への掘り起こし深
    さの調整をそれぞれになし得るようにした ことを特徴とする土砂類などの清掃装置。
  2. 【請求項2】主動力装置を設けたトラクター、その他の
    自走可能な動力車両と、 前記動力車両に牽引、もしくは連繋されて伴走し、必要
    に応じて補助動力装置を搭載する清掃車両と、 前記動力車両に回動自在に連繋されると共に、前記主動
    力装置により駆動軸を介して回転駆動される複数の掘り
    起こしバケットを有する掘り起こしバケット装置、およ
    び前記掘り起こしバケット装置により掻き揚げられた土
    砂類を後段側に導くために設けられたガイドシュート装
    置と、 前記清掃車両に対して回動自在に設置され、周囲円筒面
    に篩い網、当該円筒内周面にコンベヤとなるリードスパ
    イラルを有し、前記主動力装置、もしくは必要に応じ補
    助動力装置により回転駆動されて、前記ガイドシュート
    装置によって導かれる土砂類を篩別ける篩別け回転筒装
    置と、 前記篩別け回転筒装置によって篩別けされた清掃排除物
    を処理するために設けられた排除物処理装置とを備え、 かつ、前記排除物処理装置が、前記篩別け回転筒装置に
    よって篩別けされた清掃排除物を移送する移送コンベヤ
    装置と、 当該移送コンベア装置によって移送される清掃排除物を
    受け入れる処理袋、および当該処理袋の開口保持装置と
    で構成した ことを特徴とする土砂類などの清掃装置。
  3. 【請求項3】主動力装置を設けたトラクター、その他の
    自走可能な動力車両と、 前記動力車両に牽引、もしくは連繋されて伴走し、必要
    に応じて補助動力装置を搭載する清掃車両と、 前記動力車両に回動自在に連繋されると共に、前記主動
    力装置により駆動軸を介して回転駆動される複数の掘り
    起こしバケットを有する掘り起こしバケット装置、およ
    び前記掘り起こしバケット装置により掻き揚げられた土
    砂類を後段側に導くために設けられたガイドシュート装
    置と、 前記清掃車両に対して回動自在に設置され、周囲円筒面
    に篩い網、当該円筒内周面にコンベヤとなるリードスパ
    イラルを有し、前記主動力装置、もしくは必要に応じ補
    助動力装置により回転駆動されて、前記ガイドシュート
    装置によって導かれる土砂類を篩別ける篩別け回転筒装
    置と、 前記篩別け回転筒装置によって篩別けされた清掃排除物
    を処理するために設けられた排除物処理装置とを備え、 かつ、前記ガイドシュート装置、および篩別け回転筒装
    置、もしくは排除物処理装置の少なくとも何れかの装置
    に、石塊などの重量物を外部に排斥除去する排斥機構を
    設けた ことを特徴とする土砂類などの清掃装置。
  4. 【請求項4】前記移送コンベヤ装置が、移送受け入れ端
    側から移送受け渡し端側にかけて次第に移送ピッチを狭
    めたスクリュウコンベヤからなり、 移送途上で清掃排除物を圧搾させて小容積化し得るよう
    にした ことを特徴とする請求項2記載の土砂類などの清掃装
    置。
JP1990113404U 1990-10-31 1990-10-31 土砂類などの清掃装置 Expired - Lifetime JP2510474Y2 (ja)

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